JP5915511B2 - 可変容量型斜板式圧縮機 - Google Patents
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Description
この発明によれば、閉弁ばねによって、第1弁体の閉弁状態を維持し易くすることができる。
図1に示すように、圧縮機10のハウジングHは、シリンダブロック11と、このシリンダブロック11の前端面に接合されたフロントハウジング12と、シリンダブロック11の後端面に弁・ポート形成体13を介して接合されたリヤハウジング14とから構成されている。ハウジングH内において、シリンダブロック11とフロントハウジング12とで囲まれた空間にはクランク室15が区画されている。また、シリンダブロック11及びフロントハウジング12には、回転軸16が回転可能に支持されるとともに、クランク室15内において、回転軸16にはラグプレート21が一体回転可能に固定されている。
図2は、電磁ソレノイド52に対する電流供給が行われている状態(デューティ比が0より大きく、以下においてはON運転という)を示している。圧縮機10がON運転になると、可動鉄心52bが、電磁ソレノイド52で生じる電磁力によって、ばね54の付勢力に抗して、固定鉄心52aに向けて引き付けられ、駆動力伝達体68が第1弁体60側へ移動する。そして、駆動力伝達体68における第2ハウジング51b内に突出された先端部が第1弁体60と接触して、駆動力伝達体68が第1弁体60を弁座64から離間する方向へ押圧する。すると、第1弁体60が開弁されて、クランク室15から第1連通路81を介して吸入室31へ冷媒が流れる。これにより、クランク室15の圧力が低くなり、斜板22の傾角が大きくなって吐出容量が増える。このとき、逆止弁45は、吐出通路30aを開放しており、吐出室30に吐出された冷媒が外部冷媒回路40を循環する。
(1)容量制御弁50は、感圧体57に設けられるとともに、電磁ソレノイド52が励磁されることで駆動力伝達体68が移動して開弁され、電磁ソレノイド52が消磁されることで駆動力伝達体68が移動して閉弁されてクランク室15から吸入室31に至る第1連通路81の開度を調整する第1弁体60を有する。さらに、容量制御弁50は、吐出室30と感圧室56とを連通する第2連通路82の開度を調整するとともに、開弁ばね71により開弁方向に付勢され、吐出室30の圧力が所定の圧力よりも低くなることで開弁される第2弁体70を有する。これによれば、圧縮機10が最小容量運転となり、吐出室30の圧力が所定の圧力よりも低くなると、開弁ばね71の付勢力が吐出室30からの冷媒の圧力に打ち勝って、第2弁体70が開弁ばね71の付勢力により開弁する。すると、吐出室30の冷媒が第2連通路82を介して感圧室56に導入される。この感圧室56に導入された冷媒による圧力によって、受圧体59は、第1弁体60が閉弁する方向へ押圧される。そして、受圧体59が、第1弁体60が閉弁する方向へ押圧されることで、受圧体59、ばね61、及びベローズ58により第1弁体60を閉弁する方向へ付勢することができる。その結果、第1弁体60が、受圧体59、ばね61、及びベローズ58により閉弁する方向へ付勢されていない場合に比べると、第1弁体60の閉弁状態を安定させることができ、圧縮機10の最小容量運転を確実に維持することができる。
○ 実施形態において、受圧体59が大径部62bに嵌入されていなくてもよい。
○ 実施形態において、閉弁ばね63を削除してもよい。
○ 実施形態において、動力伝達機構PTは、外部からの電気制御によって動力の伝達及び遮断を選択可能なクラッチ機構(例えば電磁クラッチ)であってもよい。
Claims (4)
- 回転軸の軸方向へ傾動可能であって、且つ該回転軸から駆動力を得て回転する斜板と、
前記斜板を収容するクランク室と、
圧縮室から吐出された冷媒が通過する吐出室と、
前記圧縮室に吸入される冷媒が通過する吸入室と、
前記クランク室内の圧力を制御する容量制御弁とを備えた可変容量型斜板式圧縮機であって、
前記容量制御弁は、
電磁ソレノイドと、
前記電磁ソレノイドによって駆動される駆動力伝達体と、
前記クランク室、前記吐出室、及び前記吸入室に連通する感圧室と、
前記感圧室の圧力に応じて前記駆動力伝達体の移動方向に伸縮するとともに、該感圧室において前記駆動力伝達体の移動方向に移動可能な感圧体と、
前記感圧体に設けられるとともに、前記電磁ソレノイドが励磁されることで前記駆動力伝達体が移動して開弁され、前記電磁ソレノイドが消磁されることで前記駆動力伝達体が移動して閉弁されて前記クランク室から前記吸入室に至る第1連通路の開度を調整する第1弁体と、
前記吐出室と前記感圧室とを連通する第2連通路の開度を調整するとともに、開弁ばねにより開弁方向に付勢され、前記吐出室の圧力が所定の圧力よりも低くなることで開弁される第2弁体とを有することを特徴とする可変容量型斜板式圧縮機。 - 前記第2連通路は、前記感圧室において、前記駆動力伝達体の移動方向における前記第1弁体が閉弁する方向とは反対側に連通していることを特徴とする請求項1に記載の可変容量型斜板式圧縮機。
- 前記感圧体は、前記第1弁体が閉弁する方向に閉弁ばねによって付勢されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の可変容量型斜板式圧縮機。
- 前記感圧室には、前記感圧体を嵌入して、前記駆動力伝達体の移動方向に前記感圧体の移動を案内する案内部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の可変容量型斜板式圧縮機。
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