JP5914322B2 - スプレーガン - Google Patents
スプレーガン Download PDFInfo
- Publication number
- JP5914322B2 JP5914322B2 JP2012287712A JP2012287712A JP5914322B2 JP 5914322 B2 JP5914322 B2 JP 5914322B2 JP 2012287712 A JP2012287712 A JP 2012287712A JP 2012287712 A JP2012287712 A JP 2012287712A JP 5914322 B2 JP5914322 B2 JP 5914322B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- mounting portion
- hole
- air supply
- nozzle mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
(1)本発明のスプレーガンは、液体流と空気流を混合させた混合流を、着脱可能な複数の互換用ノズルのうちいずれかを選択して装着し噴出させるスプレーガンであって、ガン本体と、前記ガン本体に取り付けられ、先端部を有し前記先端から前記液体流を噴出させる液体噴出ノズルと、前記ガン本体に取り付けられた支持部に軸方向に移動可能に支持されるとともに、前記互換用ノズルが装着されるノズル装着部と、前記ノズル装着部を前記支持部に対して移動させる際に前記互換用ノズルに対応させた位置に設定できる位置決め機構と、を備え、前記ノズル装着部は、前記液体噴出ノズルの前記先端部を囲み前記液体噴出ノズルとの間に前記空気流を噴出させる空気供給口を形成し得、前記空気供給口を通して前記液体噴出ノズルからの液体流および前記空気供給口からの空気流との混合流を前記互換用ノズルへ導くように構成されるとともに、前記空気供給口の開口面積が前記ノズル装着部の移動により調整可能としたことを特徴とする。
(2)本発明のスプレーガンは、(1)の構成において、着脱可能な複数の互換用ノズルは、第1互換用ノズルと第2互換用ノズルからなり、前記位置決め機構は、前記第1互換用ノズルおよび前記第2互換用ノズルのそれぞれに対応させて第1位置および第2位置に設定できるように構成でき、前記ノズル装着部は、前記液体噴出ノズルの前記先端部を囲み前記液体噴出ノズルとの間に前記空気流を噴出させる空気供給口を形成し得、前記空気供給口を通して前記液体噴出ノズルからの液体流および前記空気供給口からの空気流との混合流を前記互換用ノズルへ導くように構成されるとともに、前記第1位置に設定された際に、前記空気供給口は第1の開口面積を有し、前記第2位置に設定された際に前記空気供給口は第2の開口面積を有するように構成されていることを特徴とする。
(3)本発明のスプレーガンは、(2)の構成において、前記ノズル装着部の前記空気供給口は、前記液体噴出ノズルの先端部を囲んで形成される第1の孔と、前記第1の孔とは別個の第2の孔とから構成され、前記ノズル装着部の前記第1位置の設定において、前記第1の孔は、その内周が前記液体噴出ノズルの先端部の外周に当接されて塞がれ、前記空気供給口は、前記第2の孔によって構成されることを特徴とする。
(4)本発明のスプレーガンは、(3)の構成において、前記第1の孔の内周面に軸方向に沿った複数の溝部が形成され、前記各溝は、前記第1の孔の中心軸の周りに時計方向あるいは反時計方向のうちの一方の方向へ傾いて形成されているのに対し、前記第2の孔は、前記第1の孔の中心軸の回りに時計方向あるいは反時計方向のうちの他方の方向へ傾いて形成されていることを特徴とする。
(5)本発明のスプレーガンは、(2)の構成において、前記ノズル装着部は前記支持部内に螺合されるとともに、前記ノズル装着部の外周に前記支持部側へ付勢されたバネを備え、前記ノズル装着部が前記第1位置に設定された際に、前記バネは、前記支持部との間に位置づけられ、前記ノズル装着部が前記第2位置に設定された際に、前記支持部から露出されるようにしたことを特徴とする。
(6)本発明のスプレーガンは、(5)の構成において、前記ノズル装着部の前記第2位置から前記第1位置への移動は、前記バネを押圧しながら前記支持部との間に位置づけることにより、行われることを特徴とする。
(7)本発明のスプレーガンは、(2)の構成において、前記第1互換用ノズルはその軸方向に放射状に前記混合流が噴出され、前記第2互換用ノズルはその軸方向とほぼ直交する方向に放射状に混合流が噴出されるように構成されていることを特徴とする。
(実施形態1)
図1は、本発明のスプレーガンの全体の構成を示す概略図である。
また、ノズル装着部60が、ガン本体20の先端側に取り付けられた円筒状の支持部27に挿通されて支持されている。これにより、ノズル装着部60は、前記液体噴出ノズル22の前方側(塗布液32の噴射側)に配置されるようになっている。ノズル装着部60は、該支持部27に対して螺合されることで、その軸方向に移動(図中矢印A)できるとともに、該ノズル装着部60の支持部27に対して任意の位置に設定できるが、第1位置および第2位置のいずれかに特定して設定できるようにもなっている。ノズル装着部60には、第1互換用ノズル40あるいは第2互換用ノズル50が着脱自在に取付けられるようになっており、液体噴出ノズル22からの塗布液32は、第1互換用ノズル40あるいは第2互換用ノズル50を介して噴出されるようになっている。
これら第1の孔60H、第2の孔60Gについては後にさらに詳述する。
用途別に選定される互換用ノズルを装着でき、極めて簡単な操作で、選定された互換用ノズルに適切に対応する空気と液体の混合流を該互換用ノズルを介して噴出させることができるようになる。
(実施形態2)
図5では、第1の孔60Hの側面に形成された溝部65は、該第1の孔60Hの中心軸の周りの図中α方向へ傾け、第2の孔60Gは、該第1の孔60Hの中心軸の周りの図中β方向へ傾けて構成したものである。しかし、これに限定されることはなく、第1の孔60Hの側面に形成された溝部65は、該第1の孔60Hの中心軸の周りの図中β方向へ傾け、第2の孔60Gは、該第1の孔60Hの中心軸の周りの図中α方向へ傾けて構成するようにしてもよい。同様の効果が得られるからである。
(実施形態3)
実施形態1では、選択して装着される互換用ノズルは2種類とし、空気供給口の開口面積も2段階に切り替わるようにしたものである。しかし、これに限定されることはなく、互換用ノズルは複数の種類とし、空気供給口の開口面積も互換用ノズルの種類に応じて調整可能とするように構成してもよいことはいうまでもない。
Claims (7)
- 液体流と空気流を混合させた混合流を、着脱可能な複数の互換用ノズルのうちいずれかを選択して装着し噴出させるスプレーガンであって、
ガン本体と、
前記ガン本体に取り付けられ、先端部を有し前記先端から前記液体流を噴出させる液体噴出ノズルと、
前記ガン本体に取り付けられた支持部に軸方向に移動可能に支持されるとともに、前記互換用ノズルが装着されるノズル装着部と、
前記ノズル装着部を前記支持部に対して移動させる際に前記互換用ノズルに対応させた位置に設定できる位置決め機構と、を備え、
前記ノズル装着部は、前記液体噴出ノズルの前記先端部を囲み前記液体噴出ノズルとの間に前記空気流を噴出させる空気供給口を形成し得、前記空気供給口を通して前記液体噴出ノズルからの液体流および前記空気供給口からの空気流との混合流を前記互換用ノズルへ導くように構成されるとともに、
前記空気供給口の開口面積が前記ノズル装着部の移動により調整可能としたことを特徴とするスプレーガン。 - 着脱可能な複数の互換用ノズルは、第1互換用ノズルと第2互換用ノズルからなり、
前記位置決め機構は、前記第1互換用ノズルおよび前記第2互換用ノズルのそれぞれに対応させて第1位置および第2位置に設定できるように構成でき、
前記ノズル装着部は、前記液体噴出ノズルの前記先端部を囲み前記液体噴出ノズルとの間に前記空気流を噴出させる空気供給口を形成し得、前記空気供給口を通して前記液体噴出ノズルからの液体流および前記空気供給口からの空気流との混合流を前記互換用ノズルへ導くように構成されるとともに、
前記第1位置に設定された際に、前記空気供給口は第1の開口面積を有し、前記第2位置に設定された際に前記空気供給口は第2の開口面積を有するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスプレーガン。 - 前記ノズル装着部の前記空気供給口は、前記液体噴出ノズルの先端部を囲んで形成される第1の孔と、前記第1の孔とは別個の第2の孔とから構成され、
前記ノズル装着部の前記第1位置の設定において、前記第1の孔は、その内周が前記液体噴出ノズルの先端部の外周に当接されて塞がれ、
前記空気供給口は、前記第2の孔によって構成されることを特徴とする請求項2に記載のスプレーガン。 - 前記第1の孔の内周面に軸方向に沿った複数の溝部が形成され、前記各溝は、前記第1の孔の中心軸の周りに時計方向あるいは反時計方向のうちの一方の方向へ傾いて形成されているのに対し、前記第2の孔は、前記第1の孔の中心軸の回りに時計方向あるいは反時計方向のうちの他方の方向へ傾いて形成されていることを特徴とする請求項3に記載のスプレーガン。
- 前記ノズル装着部は前記支持部内に螺合されるとともに、前記ノズル装着部の外周に前記支持部側へ付勢されたバネを備え、
前記ノズル装着部が前記第1位置に設定された際に、前記バネは、前記支持部との間に位置づけられ、前記ノズル装着部が前記第2位置に設定された際に、前記支持部から露出されるようにしたことを特徴とする請求項2に記載のスプレーガン。 - 前記ノズル装着部の前記第2位置から前記第1位置への移動は、前記バネを押圧しながら前記支持部との間に位置づけることにより、行われることを特徴とする請求項5に記載のスプレーガン。
- 前記第1互換用ノズルはその軸方向に放射状に前記混合流が噴出され、前記第2互換用ノズルはその軸方向とほぼ直交する方向に放射状に混合流が噴出されるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のスプレーガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012287712A JP5914322B2 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | スプレーガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012287712A JP5914322B2 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | スプレーガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014128761A JP2014128761A (ja) | 2014-07-10 |
JP5914322B2 true JP5914322B2 (ja) | 2016-05-11 |
Family
ID=51407672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012287712A Expired - Fee Related JP5914322B2 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | スプレーガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5914322B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55132655A (en) * | 1979-04-04 | 1980-10-15 | Borukano Kk | Atomizing nozzle for waste water, etc. |
JP3404241B2 (ja) * | 1997-02-05 | 2003-05-06 | 明治製菓株式会社 | 油性菓子原料自動スプレー装置 |
JP3156221B2 (ja) * | 1997-02-26 | 2001-04-16 | 株式会社ホクカン | 被洗浄面の洗浄ノズル |
JPH10286497A (ja) * | 1997-04-16 | 1998-10-27 | Anest Iwata Corp | 加圧容器による簡易吹付装置 |
-
2012
- 2012-12-28 JP JP2012287712A patent/JP5914322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014128761A (ja) | 2014-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4865765B2 (ja) | スプレイガン | |
US8985483B2 (en) | Adjustable trajectory spray nozzles | |
JP4200181B2 (ja) | スプレーガン | |
JP5011295B2 (ja) | 着色液を噴霧するための装置 | |
AU2013257190B2 (en) | Vent system for a gravity feed spray device | |
EP2525919B1 (en) | Venting system for the paint cup of a gravity feed spray device | |
US9358559B2 (en) | Spray gun | |
CN101932877A (zh) | 具有锥形喷雾特征的超声雾化喷嘴 | |
KR20180030392A (ko) | 스프레이 노즐 내부의 유체를 회전시키는 장치, 그 장치를 포함하는 조립체, 및 코팅 장치 | |
JP5646243B2 (ja) | 流体噴出ガン | |
JP5914322B2 (ja) | スプレーガン | |
JP2016007568A (ja) | 噴霧装置 | |
JP2012040498A (ja) | 回転霧化塗装装置 | |
EP2695678A1 (en) | Spray gun | |
JP4911505B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
JP2010149048A (ja) | 塗装用スプレイノズル | |
JP2011125769A (ja) | エアースプレーガン | |
JP2017192899A (ja) | 噴霧ノズル装置 | |
JP2010069421A (ja) | 噴射釦 | |
JP2009011885A (ja) | トリガー式液体噴出器 | |
JP6589059B2 (ja) | エアブラシ用操作レバーとそれを備えたエアブラシ | |
JP5281244B2 (ja) | 塗装スプレーガン用塗料カップ | |
TW202345975A (zh) | 霧化噴嘴、霧化裝置、噴霧裝置及噴霧方法 | |
JP2009095750A (ja) | スプレーガン | |
JP6312322B2 (ja) | トリガー式噴出器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160404 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5914322 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |