JP5914091B2 - 熱収縮性多層フィルムおよびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、ボトル等の容器のラベルとして使用される熱収縮性多層フィルムおよびその製造方法に関する。
ボトル等の容器のラベルとして、容器への取り付けが容易であることから、熱収縮性フィルムが広く使用されている。近年、ラベル用の熱収縮性フィルムにおいては、リサイクル時の容器との分別性を向上させるために、水に浮く低比重のものが求められている。ポリオレフィン系樹脂からなるフィルムは低比重であるが、熱収縮性が不充分である上、溶剤シールが困難である。そこで、特許文献1には、ポリオレフィン系樹脂を主成分とする芯材層と、該芯材層の両面側に設けられ、ポリスチレン系樹脂を主成分とする表面層とを備えて低比重とした熱収縮性多層フィルムが開示されている。
ポリオレフィン系樹脂とポリスチレン系樹脂との相溶性は高くないため、ポリオレフィン系樹脂を主成分とする芯材層と、ポリスチレン系樹脂を主成分とする表面層とは接着しにくい。そのため、特許文献1に記載の熱収縮性多層フィルムにおいては、ポリオレフィン系樹脂を主成分とする芯材層とポリスチレン系樹脂を主成分とする表面層との接着に、無水マレイン酸変性ポリエチレンを含む接着剤を用いていた。
特許第3286594号公報
ところで、熱収縮性多層フィルムの工業的な製造においては、通常、熱収縮性多層フィルムを所定の幅にするために裁断されて取り除かれたトリミング部分を、芯材層に少量混合してリサイクルしている。
しかし、特許文献1に記載の熱収縮性多層フィルムでは、トリミング部分を芯材層に混合すると、ヘーズが低下した。しかも、特許文献1に記載の熱収縮性多層フィルムは、芯材層と表面層との間に接着剤の層が介在するため、3種5層の積層になり、製造が煩雑になる傾向にあった。
本発明は、ポリオレフィン系樹脂を主成分とする芯材層とポリスチレン系樹脂を主成分とする表面層との接着に接着剤が用いられていないにもかかわらず、芯材層と表面層とが充分な接着強度で接着されている上に、端切れ部分や規格外品を芯材層に少量混合してもヘーズが低下しにくい熱収縮性多層フィルムおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の熱収縮性多層フィルムは、芯材層と、該芯材層の両面に直接設けられた表面層とを備え、前記芯材層がポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂およびスチレン系エラストマーを含有し、前記表面層がポリスチレン系樹脂とスチレン単位含有量が30〜75質量%のスチレン系エラストマーとを含有することを特徴とする。
本発明の熱収縮性多層フィルムの製造方法は、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂およびスチレン系エラストマーを含有する芯材層の両面に、ポリスチレン系樹脂とスチレン単位含有量が30〜75質量%のスチレン系エラストマーとを含有する表面層を共押出によって直接積層して積層フィルムを作製する工程と、該積層フィルムを延伸する工程とを有することを特徴とする。
本発明の熱収縮性多層フィルムは、ポリオレフィン系樹脂を主成分とする芯材層とポリスチレン系樹脂を主成分とする表面層との接着に接着剤が用いられていないにもかかわらず、芯材層と表面層とが充分な接着強度で接着されている上に、端切れ部分や規格外品を芯材層に少量混合してもヘーズが低下しにくい。
本発明の熱収縮性多層フィルムの製造方法によれば、上記熱収縮性多層フィルムを容易に製造できる。
本発明の熱収縮性多層フィルムの一実施形態を示す断面図である。
本発明の熱収縮性多層フィルムの一実施形態について説明する。
図1に、本実施形態の熱収縮性多層フィルムの断面図を示す。本実施形態の熱収縮性多層フィルム10は、芯材層11と、芯材層11の両面に直接設けられた表面層12とを備える。
芯材層11は、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂およびスチレン系エラストマーを含有する。
ポリプロピレン系樹脂は、ポリプロピレンを主成分として含む樹脂のことであり、具体的には、ホモポリマー、ランダムコポリマー、ブロックコポリマーが挙げられる。ポリプロピレン系樹脂のなかでも、熱収縮性がより高くなることから、ランダムコポリマーが好ましい。ポリプロピレン系樹脂は1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
ポリスチレン系樹脂は、一般ポリスチレン(GPPS)などのスチレン系単量体の単独重合体または共重合体;合成ゴムにスチレンをグラフト重合させた高耐衝撃性ポリスチレン(HIPS);スチレン−ブタジエンブロック共重合体(SBS)等の、スチレン系単量体とジエン系単量体(共役ジエン)からなる共重合体(特に、ブロック共重合体)であるスチレン−共役ジエン共重合体;スチレン系単量体と(メタ)アクリル酸エステル単量体などの共重合体であるスチレン−重合性不飽和カルボン酸エステル共重合体;スチレン−共役ジエン−重合性不飽和カルボン酸エステル共重合体;スチレン系単量体と(メタ)アクリル酸エステル系単量体との共重合体をグラフト重合させた透明・高耐衝撃性ポリスチレン等が挙げられる。これらのなかでも、熱収縮性の点から、スチレン−共役ジエン共重合体が好ましい。
スチレン−共役ジエン共重合体における共役ジエンとしては、例えば、1,3−ブタジエン、イソプレン(2−メチル−1,3−ブタジエン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、クロロプレンなどが挙げられる。中でも、フィルムとなった際の物性上の観点から、1,3−ブタジエン、イソプレンが好ましい。なお、これら共役ジエンは、単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記スチレン−共役ジエン共重合体において、スチレン単量体単位の含有量は60〜95質量%であることが好ましく、70〜85質量%であることがより好ましい。一方、共役ジエン単量体単位の含有量は5〜40質量%であることが好ましく、15〜30質量%であることがより好ましい。
上記スチレン−共役ジエン共重合体としては、例えば、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SBIS)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン(SEPS)などが挙げられる。これらの中でも、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(SEBS)が好ましい。
芯材層11におけるポリスチレン系樹脂の含有量は、5〜40質量%であることが好ましく、10〜30質量%であることがより好ましい。ポリスチレン系樹脂の含有量が前記下限値以上であれば、表面層12との接着性をより向上させることができ、前記上限値以下であれば、熱収縮性多層フィルム10の比重を充分に小さくできる。
スチレン系エラストマーは、スチレン系ブロック共重合体、スチレン−共役ジエン共重合体、これらの完全または不完全水素化物など、ポリスチレンからなるハードセグメントと、共役ジエンポリマーの水添物からなるソフトセグメントを有するものである。具体的には、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体などが挙げられる。スチレン系エラストマーは1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
スチレン系エラストマーにおいて、ポリスチレンからなるハードセグメントの割合(スチレン単位含有量)は30〜75質量%であり、40〜70質量%であることが好ましい。ハードセグメントの割合が前記下限値以上であることにより、表面層12との接着性をより向上させることができ、また、ヘーズをより良好にでき、前記上限値以下であることにより、充分な熱収縮性を確保できる。
芯材層11におけるスチレン系エラストマーの含有量は、1〜20質量%であることが好ましく、2〜15質量%であることがより好ましい。スチレン系エラストマーの含有量が前記下限値以上であれば、表面層と芯材層の密着性を保つことができ、また、透明性低下を防止できる。一方、スチレン系エラストマーの含有量が前記上限値以下であれば、自然収縮率を小さくできる。
芯材層11には、熱収縮性多層フィルム10を所定の幅にするために裁断されて取り除かれた端切れ部分や、品質検査において規格から外れた規格外品を、少量混合しても構わない。端切れ部分および規格外品は、ポリプロピレン系樹脂とスチレン系樹脂とスチレン系エラストマーを含んでいる。端切れ部分および規格外品の混合量が多すぎると、ヘーズが低下するおそれがあるため、その混合量は50質量%以下であることが好ましく、40質量%以下であることがより好ましい。
芯材層11の厚さは全体の70〜90%であることが好ましく、75〜95%であることがより好ましい。芯材層11の厚さが前記下限値以上であれば、熱収縮性多層フィルム10の比重を充分に小さくでき、前記上限値以下であれば、充分な熱収縮性を確保できる。
表面層12は、ポリスチレン系樹脂を含有する。ポリスチレン系樹脂としては、芯材層11に含まれるものと同様のものを使用することができ、芯材層11に含まれるポリスチレン系樹脂と同一のものであってもよいし、異なるものであってもよい。芯材層11と表面層12との接着性をより向上させるためには、芯材層11と表面層12とに含まれるポリスチレン系樹脂が同一のものであることが好ましい。
また、表面層12は、芯材層11との接着性がより高くなることから、スチレン系エラストマーを含有する。スチレン系エラストマーとしては、芯材層11に含まれるものと同様のものを使用することができ、芯材層11に含まれるスチレン系エラストマーと同一のものであってもよいし、異なるものであってもよい。芯材層11と表面層12との接着性をより向上させるためには、芯材層11と表面層12とに含まれるスチレン系エラストマーが同一のものであることが好ましい。
表面層12におけるスチレン系エラストマーの含有量は、3〜50質量%であることが好ましく、10〜35質量%であることがより好ましい。スチレン系エラストマーの含有量が前記下限値以上であれば、芯材層11との接着性をより向上させることができ、前記上限値以下であれば、ポリプロピレン系樹脂やポリスチレン系樹脂に比べて高価なスチレン系エラストマーの使用量を少なくでき、低コストにできる。
表面層12の厚さは全体の3〜30%であることが好ましく、5〜25%であることがより好ましい。表面層12の厚さが前記下限値以上であれば、充分な熱収縮性を確保でき、前記上限値以下であれば、熱収縮性多層フィルム10の比重を充分に小さくできる。
熱収縮性多層フィルム10の比重は0.99以下であることが好ましく、0.95以下であることがより好ましい。比重が前記上限値を超えると、熱収縮性多層フィルム10が水に浮きにくくなるため、熱収縮性多層フィルム10をラベルとして用いた場合には、容器の材料との分別が困難になり、回収性が低下する。
上記熱収縮性多層フィルム10の製造方法の一例について説明する。
本製造例の熱収縮性多層フィルム10の製造方法は、芯材層11の両面に表面層12を共押出によって直接積層して積層フィルムを作製する工程と、その積層フィルムを延伸する工程とを有する。
積層フィルムを作製する工程は、具体的には、2種3層の共押出であり、Tダイの内部で、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂およびスチレン系エラストマーを含有する芯材層形成用組成物を層状に成形して芯材層11を形成すると共に、ポリスチレン系樹脂およびスチレン系エラストマーを含有する表面層形成用組成物を層状に成形して表面層12を形成し、芯材層11の両面に表面層12を積層する。
上記製造方法において、押出成形温度は使用する樹脂やエラストマーに応じて適宜設定されるが、芯材層形成の際の押出成形温度は200〜260℃であることが好ましく、表面層形成の際の押出成形温度は180〜230℃であることが好ましい。
延伸は一軸延伸であってもよいし、二軸延伸であってもよい。延伸倍率は3.0〜6.0倍であることが好ましい。延伸倍率が前記下限値以上であれば、充分な熱収縮性を確保でき、前記上限値以下であれば、容易に延伸できる。
上記実施形態における熱収縮性多層フィルム10は、芯材層11および表面層12の両方に、上記スチレン単位含有量のスチレン系エラストマーが含まれているため、芯材層11と表面層12とが直接積層しているにもかかわらず、充分な接着強度で接着されている。また、芯材層11と表面層12との間に接着剤の層を介在させないため、2種3層の積層になり、製造が簡便になる。
また、スチレン系エラストマーが相溶化剤として機能するため、端切れ部分や規格外品を芯材層11に少量混合してもヘーズが低下しにくい。
(実施例1)
本例では、2種3層共押出成形機を用い、共押出によって、エチレン−プロピレン共重合体とスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)とスチレン系エラストマー(JSR社製、ダイナロン9901P、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体、スチレン53%)を含有する芯材層の両面に、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)とスチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体(JSR社製、ダイナロン9901P、スチレン53%)を含有する表面層を直接積層して積層フィルムを作製した。次いで、その積層フィルムを延伸倍率5倍で二軸延伸して、厚さ40μmの熱収縮性多層フィルムを得た。
(実施例2〜4)
表1に示すように各層の樹脂組成、比率を変更したこと以外は実施例1と同様にして、熱収縮性多層フィルムを得た。
(比較例1)
芯材層および表面層にスチレン系エラストマーを含有させなかったこと以外は実施例1と同様にして熱収縮性多層フィルムを得た。
(比較例2,3)
表1に示すように各層の樹脂組成、比率を変更したこと以外は実施例1と同様にして、熱収縮性多層フィルムを得た。
なお、使用した材料は下記の通りである。
・SBS:電気化学工業社製、クリアレン750L
・スチレン系エラストマー(スチレン53%):JSR社製、ダイナロン9901P
・スチレン系エラストマー(スチレン65%):クラレ社製、セプトン2104
・スチレン系エラストマー(スチレン15%):JSR社製、ダイナロン8600P
・エチレン−プロピレン共重合体:日本ポリプロ社製、WFX6
・エチレン−プロピレン−ブテン共重合体:プライムポリマー社製、F794NV
得られた熱収縮性多層フィルムについて、比重、熱収縮性、層間密着性、ヘーズを下記の方法により評価した。評価結果を表1に示す。
比重:フィルムを5mm角に裁断し、密度勾配管法によって求めた。
熱収縮性:フィルムから10mm(MD)×100mm(TD)の試験片を作成し、この試験片を100℃の温水中に10秒浸漬し、その際の収縮率を測定した。
層間密着性:フィルムから15mm(MD)×200mm(TD)の試験片を作成し、JIS K6854に準拠して、室温、引張速度500/分の条件で、端部からTD方向にT型剥離をした。その際の剥離強度を層間密着性の指標とした。
ヘーズ:日本電色工業社製NDH2000を用い、JIS K7105に準じて測定した。
Figure 0005914091
実施例1〜4の熱収縮性多層フィルムは、芯材層と表面層とは接着性が高くかつ、ヘーズ値が小さかった。
比較例1〜3の熱収縮性多層フィルムは、芯材層と表面層とは接着性が低く、また、ヘーズ値が大きかった。
また、実施例1や実施例3の配合において、芯材層の40%をトリミングなどからのリサイクル品に替えて添加し、混練した以外はすべて実施例1と同様にフィルムを作製した。これら2種類のリサイクル混合品についてヘーズを調べたところ、リサイクル未混合品に比べて、2〜3%の良化(値の低下)することがわかった。
本発明の熱収縮性多層フィルムは、例えば、プラスチックボトル、缶、瓶等の容器のラベル、前記容器の集積などの用途に好適に使用される。
10 熱収縮性多層フィルム、11 芯材層、12 表面層

Claims (2)

  1. 芯材層と、該芯材層の両面に直接設けられた表面層とを備え、前記芯材層がポリプロピレン系樹脂70〜80質量%、ポリスチレン系樹脂10〜24質量%およびスチレン系エラストマー2〜15質量%を含有し、前記表面層がポリスチレン系樹脂70〜80質量%とスチレン単位含有量が30〜75質量%のスチレン系エラストマー20〜30質量%とを含有し、前記ポリスチレン系樹脂がスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体であり、前記スチレン系エラストマーがスチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体またはスチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体であることを特徴とする熱収縮性多層フィルム。
  2. ポリプロピレン系樹脂70〜80質量%、ポリスチレン系樹脂10〜24質量%およびスチレン系エラストマー2〜15質量%を含有する芯材層の両面に、ポリスチレン系樹脂70〜80質量%とスチレン単位含有量が30〜75質量%のスチレン系エラストマー20〜30質量%とを含有する表面層を共押出によって直接積層して積層フィルムを作製する工程と、該積層フィルムを延伸する工程とを有し、前記ポリスチレン系樹脂がスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体であり、前記スチレン系エラストマーがスチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体またはスチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体であることを特徴とする熱収縮性多層フィルムの製造方法。
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