JP5911572B2 - 熱可塑性成形材料 - Google Patents

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Description

本発明は、
(A)式(I)
Figure 0005911572
の単位5〜60質量%と
(B)式(II)
Figure 0005911572
の単位40〜95質量%
とから成るコポリマーから本質的に成るフィード容器(Fuetterbehaeltnissen)を製造するための成形材料の使用に関し、ここで、質量割合の合計は、このコポリマーを基準として100質量%であり、かつ、この成形材料は1800〜2800Nの離型力(Entformungskraft)を有する。
高い機械的要件を満たし、かつ同時に、フィード容器中に存在する内容物にいかなる物質も放出しない成形材料を提供することが益々重要になってきている。
例えば、既にWO03/089520には、ポリアリールエーテルスルホン、殊にポリエーテルスルホン及びポリフェニルスルホン並びにそれらより成る混合可能な成形材料を、医療用成形部材、なかでも、また哺乳瓶の製造のために使用することが記載されていた。
JP200373303からは、この開示内容によれば、なかでもフィードボトル(Fuetterflaschen)を製造するために適している分岐状ポリビフェニルエーテルスルホンが公知である。
GB2088396からは、PESU単位とPPSU単位とを有するコポリマーが公知である。WO2005/095491からは、PESU単位とPPSU単位とを有するコポリマーが公知である。
本発明の目的は、フィードボトルの製造に際して高い加工要件を満たすべきである、ポリエーテルスルホンを含有する成形材料を提供することであった。殊に、この成形材料は、様々の射出延伸ブロー成形法及び/又は射出ブロー成形法においてフィードボトルを製造するのに適しているべきでる。殊に、この成形材料は、射出ブロー成形法においてフィード容器を製造するのに適しているべきである。
射出ブロー成形法の要件を満たすために、この成形材料は、均一に形成されたボトル壁をフィードボトルが有するように、可能な限り高い粘度を有しているべきである。フィードボトルに欠陥が生じることを回避するために、この成形材料は、製造装置から容易に取り出されるものであるべきである。
同時に、高い機械的要件を満たす成形材料が開発されるべきである。そのため、フィード容器がこの成形材料から製造される場合、これは可能な限り衝撃及び落下に対して安定であるものとされるべきである。
したがって、課題は、低い離型力を有する成形材料を開発することであった。同時に、この成形材料は、溶融状態において好ましい粘度を示すべきである。ただし、この成形材料は、同時に高い機械的要件、例えばノッチ付き衝撃強さも満たすべきである。殊にフィードボトルの領域での使用のために、そのうえ、この成形材料は透明性を有しているべきである。
それに応じて、意想外にも、コポリマーから本質的に成り、このコポリマーが、
(A)式(I)
Figure 0005911572
の単位5〜60質量%と
(B)式(II)
Figure 0005911572
の単位40〜95質量%
とから成る成形材料を見出すことができ、ここで、単位AとBとの質量割合の合計は、このコポリマーを基準として100質量%であり、かつ、この成形材料は1800〜2800Nの離型力を有する。
コポリマーとは、当然の事ながら、異なる末端基を有するA単位とB単位とから構成されるコポリマーの混合物も意味している。
式(I)に従った単位は、本発明の範囲内ではPESU単位とも呼ぶ。式(II)に従った単位は、本発明の範囲内ではPPSU単位とも呼ぶ。PPSU及びPESUといった略記は、本発明の範囲内ではISO 1043−1:2001に即している。
有利な実施形態においては、この成形材料は、式Iに従った単位(A)5〜50質量%、式Iに従った単位(A)特に有利には5〜40質量%、例えば8〜40質量%、殊に8〜35質量%、例えば9〜31質量%から成るコポリマーを包含し、ここで、A単位とB単位の質量割合の合計は、このコポリマーを基準として100質量%である。
有利な実施形態においては、この成形材料は、式IIに従った単位(B)95〜50質量%、式IIに従った単位(B)特に有利には95%〜60質量%、例えば92〜60質量%、殊に92〜65質量%、例えば81〜69質量%から成るコポリマーを包含し、ここで、A単位とB単位の質量割合の合計は、このコポリマーを基準として100質量%である。
前述のコポリマーを生じさせる製造法は、当業者に自体公知である。製造法は、例えばGB1078234に記載されている。有利な製造法が、Herman F.Mark著"Encyclopedia of Polymer Science and Technology",third edition,Volume 4,2003、第2頁〜第8頁並びにHans R.Kricheldorf著、Handbook of Polymer Synthesis,second edition,2005の中の"Aromatic Polyethers"、第427頁〜第443頁に記載される。
極めて有利には、用いられるコポリマーの製造のために、2個のハロゲン置換基を有する少なくとも1種の芳香族化合物、例えばジクロロジフェニルスルホンと、前述のハロゲン置換基に対して反応性である2個の官能基を有する少なくとも2種の異なる芳香族化合物、例えばジヒドロキシビフェノール及びジヒドロキシジフェニルスルホンとを、非プロトン性極性溶媒中で、無水アルカリ金属炭酸塩、殊に無水炭酸ナトリウム、無水炭酸カリウム、無水炭酸カルシウム又はそれらの混合物の存在において反応させ、ここで、炭酸カリウムが極めて有利である。特に適した組合せは、溶媒としてのN−メチルピロリドンと、塩基としての炭酸カリウムである。
本発明のコポリマーは、好ましくは40,000〜90,000g/モルの重量平均分子量Mwを有する。
本発明による成形材料は、1800〜2800N、好ましくは1900〜2700Nの離型力を有する。この離型力は、特別な組成から主として生じるが、しかしながら、適用されるこの特別な方法によって影響を及ぼすことができる。
さらに、この成形材料は、EN ISO 1133:2005に従って360℃/5kgにて測定して40〜70cm3/10分、有利には45〜60cm3/10分のメルトボリュームフローレートを有することができる。
ISO 1628−2:1998に従って測定したこの成形材料の粘度値は、45〜65ml/g、殊に48〜62ml/gであることができる。
この成形材料から製造される試験体は、DIN 53236に従って測定して2.0〜4.5、殊に2.0〜4.0の曇り度値を有することができる。
さらに、本発明による成形材料より成る試験体は、好ましくは透明性を有している。この試験体は、有利には、DIN 53236に従って測定して70%〜99%の透明度、殊に75%〜90%の透明度を有することができる。
本発明による成形材料は、そのうえまた、その良好な見掛け粘度によって特徴付けられる。表3の中では、実験により、これを本発明による3つの成形材料を手がかりにして示す。
フィード容器は、様々な射出延伸ブロー成形法及び/又は射出ブロー成形法によって製造することができる。
フィード容器を本発明による成形材料から射出ブロー成形法によって製造する場合、通例、まず射出成形によって、その後のオリフィス領域(Muendungsbereich)とシール領域(Dichtbereich)とを有する円筒形のプリフォームを本発明による成形材料から製造し、これを軟化温度/ガラス転移温度より高い温度で離型する。このプリフォームはマンドレル(金型コア)に付着しており、ブロー成形ツールに移し、かつ圧縮空気によってマンドレル(金型コア)から、形状付与を行うこのブロー成形用ツールに圧入する。成形には、射出成形プロセスからの熱を利用することができ、すなわち、プリフォームは加熱される必要がない。
本発明による成形材料は、非常に好ましいMVR及びVZ並びに剪断粘度を有していることから、そのようにして製造されるフィード容器は、特に少ないスクラップ量で製造される。殊に低い離型力も、製造装置から特に破損を伴わずにフィード容器を取り出すことに寄与する。殊に、本発明による成形材料から製造されたフィード容器は、マンドレル(金型コア)から容易に取り出すことができ、そのためフィード容器は圧縮空気によってマンドレル(金型コア)から押し出すことができる。
本発明による成形材料は、射出延伸ブロー成形法においても、フィード容器へと加工することができる。この方法は、例えば、薄肉の高透明性なボトルの製造のために適している。
射出延伸ブロー成形法の場合、この成形材料からプリフォームを製造し、これを加熱する。それに続くブローユニットにおいて、プリフォームを延伸マンドレル(Reckdorn)によって長手方向に延伸する。同時に、このプリフォームを、低い予備ブロー圧力により円周方向に延伸する。最終的に、金型に吹き付けて成形品を取り出すことによって仕上げる。
本発明による成形材料から製造されるフィード容器は、有利には開放型又は密閉型の容器、例えばコンテナ(Gefaesse)である。容器は、殊に内容物を周囲から隔てるために役立つ空洞を内部に有する物体である。コンテナは、コンシステンシーが異なる内容物を収容することができる堅くて剛性のケースを備えた装置である(DIN 28005)。
フィード容器は、ボトル形状を有してよく、これは本明細書の範囲内ではフィードボトルと呼ぶ。フィードボトルとは、その高さに対して比較的小さい直径を有し、かつ/又は平らな底面を有する容器及び/又はコンテナを意味する。円錐形に先細っているボトルの端部は、円形の開口部で終わっている。この円形の開口部は、カバーによって閉じることができる。
フィードボトルは、広口ボトル又は細口ボトルであってよい。細口ボトルとは、開口部の直径が貯蔵空間の平均内径よりずっと小さいフィードボトルを意味する。
フィードボトルがクロージャーを有する場合、それは、例えばキャップ式クロージャー、スクリュースレッド式クロージャー、クリック式クロージャー(Klick-Verschlusssystem)、差し込み式クロージャー(Steckverschluss)、有利にはスクリュースレッド式クロージャー又はクリック式クロージャーを有する。
特別な実施形態においては、フィードボトルは、動物又はヒト、殊に乳幼児のための液体栄養分の供給に役立つ乳首様の取り付けられた吸入装置を有する。
ヒトの領域において通常用いられるフィードボトルのサイズは、125ml、240ml及び330mlである。しかしながら、フィードボトルは、他のサイズを有していてもよい。

規準
− SN EN ISO 1043−1:2001:プラスチック−記号及び略語−第1部:基本ポリマー及びその特別な特性(ISO 1043−1:2001)
− ISO 1628−2:1998:プラスチック−毛細管形粘度計を用いたポリマー希釈溶液の粘度の試験方法;ドイツ版EN ISO 1628−2:1998
− ISO 1133:2005:プラスチック−熱可塑性プラスチックのメルトマスフローレート(MFR)及びメルトボリュームフローレート(MVR);ドイツ版EN ISO 1133:2005
− Corr.1:1994を含むISO 527−2:1993;プラスチック−引張特性の試験方法−第2部:成形材料及び押出成形材料の試験条件;ドイツ版EN ISO 527−2:1996
− ISO 179−2:1997:プラスチック−シャルピー衝撃特性の試験方法−第2部:計装化衝撃試験;ドイツ版EN ISO 179:1999
− DIN 53236:着色剤の試験:塗料コーティング、類似のコーティング及びプラスチックにおける色の差違を求めるための測定条件及び評価条件
− DIN 28005:容器の一般公差
分析方法
− 1%のNMP溶液の、ISO 1628に従って測定した粘度(VZ)
− 365℃/5kgにて、ISO 1133に従って測定したメルトボリュームフローレート(MVR)
− ISO 527−2に従って測定した弾性係数及び破断伸び率
− ISO 179/1eAに従って測定したノッチ付き衝撃強さ
− DIN 53236に従って測定した透明度、色要素(Color Factor)、曇り度、YI
− 見掛け粘度:Goettfert社製の毛細管形粘度計(Rheograph 2003)を用いて、見掛け剪断速度を測定した。測定形状は以下の通りであった:円形毛細管長さ=30mm、半径=0.5mm、L/R=60。測定温度は370℃であり、剪断速度範囲は57〜11000/sであった。5分の予熱時間を選択した。サンプルを、5日を超えて125℃で調製した。Rheograph 2003を用いた試験の場合、溶融プラスチックをピストンによって、所定の寸法の完全円形断面を有する毛細管に圧入し、ここで、体積流量を予め定め、かつ押出圧力を測定した。この体積流量から見掛け剪断速度を測定し、かつ圧力からは壁面剪断応力を測定した。これらの両方の値から、見掛け粘度を計算した(計算は、M.Pahl,W.Gleissle,H.M.Laun:Praktische Rheologie der Kunststoffe und Elastomere,VDI Verlag,Duesseldorf,1991,第161頁以降に記載の方法に従って行うことができる)。
− 離型力を以下の通りに測定した:離型力の測定は、円筒状の成形部材(離型スリーブ(Entformungshuelse)は、以下の寸法を有する:外径:86mm、高さ:60mm、壁厚:1.5〜2.5mm)で行う。
ツールは、離型のために傾斜(Entformungsschraege)させることなく成形部材をコアから押し出すのに必要な力を測定する3つの圧電ロードセルを有していた。射出成形機は、1000kNの型締力及び30mmのスクリュー径を有していた。3つのロードセルの力を、エジェクタが進む離型行程(Entformungsweg)にわたって測定した。ここで、成形部材をコアから押し動かすのに必要な最大力及び離型エネルギーを特性値として記録した。エジェクタ速度は、ここで15mm/sであり、測定温度は360℃であり、かつツール温度は100℃であった。測定は、そのつど10回繰り返した。表に示した値は、10回の測定からの最大力の平均値である。
原料:
ジクロロジフェニルスルホン(DCDPS)
ジヒドロキシビフェノール(DHBP)
ジヒドロキシジフェニルスルホン(DHDPS)
炭酸カリウム(K2CO3、粉砕)
N−メチル−2−ピロリドン(NMP)
比較試験用のPPSU:Mw=69,000g/モル;Mn=25,000g/モル、溶出剤としてジメチルアセトアミドと、PMMA標準とを用いたゲル浸透クロマトグラフィーによって測定。
比較試験用のPESU:Mw=55,000g/モル;Mn=21,000g/モル、溶出剤としてジメチルアセトアミドと、PMMA標準を用いたゲル浸透クロマトグラフィーによって測定。
コポリマーの製造:
ジクロロジフェニルスルホン(DCDPS)、ジヒドロキシビフェノール(DHBP)及びジヒドロキシジフェニルスルホン(DHDPS)を、K2CO3及びNMP(最初)(量値は、下記表を参照されたい)に溶解した。190℃に達した後、この溶液を窒素雰囲気下で4時間撹拌した。残りのNMP(最後)を添加し、かつ120℃〜150℃の温度で15l/hの塩化メチルガスを15時間供給した。懸濁液を冷却し、80℃未満の温度で排出、濾過、滴加、沸騰水で洗浄、そして乾燥した。
Figure 0005911572
Figure 0005911572
Figure 0005911572

Claims (8)

  1. (A)式(I)
    Figure 0005911572
    の単位5〜60質量%と
    (B)式(II)
    Figure 0005911572
    の単位40〜95質量%
    とから成るコポリマーから成るフィード容器を製造するための成形材料の使用であって、ここで、該単位AとBとの質量割合の合計が、該コポリマーを基準として100質量%であり、該コポリマーが1800〜2800Nの離型力を有し、かつ、該フィード容器がフィードボトルである、該フィード容器を製造するための成形材料の使用。
  2. 前記コポリマーが、
    (A)前記式(I)の単位5〜50質量%と
    (B)前記式(II)の単位50〜95質量%
    とから成り、ここで、前記単位AとBとの質量割合の合計が、前記コポリマーを基準として100質量%である、請求項1記載のフィード容器を製造するための成形材料の使用。
  3. 前記コポリマーが、
    (A)前記式(I)の単位8〜35質量%と
    (B)前記式(II)の単位65〜92質量%
    とから成り、ここで、前記単位AとBとの質量割合の合計が、前記コポリマーを基準として100質量%である、請求項1又は2記載のフィード容器を製造するための成形材料の使用。
  4. EN ISO 1133:2005に従って測定した前記成形材料の粘度(MVR)が、365℃/5kgにて測定して40〜70cm3/10分である、請求項1から3までのいずれか1項記載のフィード容器を製造するための成形材料の使用。
  5. 前記成形材料より成る試験体の曇り度が、DIN 53236に従って測定して2.0〜4.5である、請求項1から4までのいずれか1項記載のフィード容器を製造するための成形材料の使用。
  6. 前記成形材料より成る試験体の透明度が、DIN 53236に従って測定して70%〜99%である、請求項1から5までのいずれか1項記載のフィード容器を製造するための成形材料の使用。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項記載の使用において規定される成形材料より成るフィードボトル。
  8. (A)ジクロロジフェニルスルホン(DCDPS)のクロロ基と、ジヒドロキシジフェニルスルホン(DHDPS)のヒドロキシ基との反応によって形成される式(I)
    Figure 0005911572
    の単位5〜60質量%と
    (B)ジクロロジフェニルスルホン(DCDPS)のクロロ基と、ジヒドロキシビフェノール(DHBP)のヒドロキシ基との反応によって形成される式(II)
    Figure 0005911572
    の単位40〜95質量%
    とから成るコポリマーから成るフィード容器を製造するための成形材料の使用であって、ここで、該単位AとBとの質量割合の合計が、該コポリマーを基準として100質量%であり、該コポリマーが1800〜2800Nの離型力を有し、かつ、該フィード容器がフィードボトルである、該フィード容器を製造するための成形材料の使用。
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