JPS6320360A - 芳香族ポリスルホン樹脂組成物 - Google Patents
芳香族ポリスルホン樹脂組成物Info
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- JPS6320360A JPS6320360A JP16200686A JP16200686A JPS6320360A JP S6320360 A JPS6320360 A JP S6320360A JP 16200686 A JP16200686 A JP 16200686A JP 16200686 A JP16200686 A JP 16200686A JP S6320360 A JPS6320360 A JP S6320360A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は金型からの離型性が改良された成形性良好な芳
香族ポリスルホン樹脂組成物に関する。
香族ポリスルホン樹脂組成物に関する。
（従来の技術）
芳香族ポリスルボン樹脂は、引張強度、曲げ強度などの
機械的性質、熱変形温度、熱分解温度などの熱的性質、
固有抵抗値、絶縁破壊、耐アーク性、誘電率、誘電損失
などの電気的性貿などにおいて、優れた性能を有してい
るので押出成形法、射出成形法、圧縮成形法、回転成形
法等により成形して、機械部品、航空部品、電気、電子
部品分野等へ幅広く適用されている。これ等の分野の成
形品は一般に小形で要求される寸法精度が激しく、形状
も複雑である。このような成形品は、寸法精度の制約に
より抜き勾配を十分に取ることが出来なかったり、成形
品の形状によっては突出しピンの位置、大きさの制限を
受ける等金型からの取出しは難しい、また最近の成形加
工業においては、金型から成形品を自動的に取出す装置
が開発され使用されている。この自動取出装置を有効に
作動させるには、成形品を金型から取出す際の離型抵抗
を小さくする必要がある。このように離型性は成形材料
としての樹脂にとり重要な特性である。
機械的性質、熱変形温度、熱分解温度などの熱的性質、
固有抵抗値、絶縁破壊、耐アーク性、誘電率、誘電損失
などの電気的性貿などにおいて、優れた性能を有してい
るので押出成形法、射出成形法、圧縮成形法、回転成形
法等により成形して、機械部品、航空部品、電気、電子
部品分野等へ幅広く適用されている。これ等の分野の成
形品は一般に小形で要求される寸法精度が激しく、形状
も複雑である。このような成形品は、寸法精度の制約に
より抜き勾配を十分に取ることが出来なかったり、成形
品の形状によっては突出しピンの位置、大きさの制限を
受ける等金型からの取出しは難しい、また最近の成形加
工業においては、金型から成形品を自動的に取出す装置
が開発され使用されている。この自動取出装置を有効に
作動させるには、成形品を金型から取出す際の離型抵抗
を小さくする必要がある。このように離型性は成形材料
としての樹脂にとり重要な特性である。
一般に芳香族ポリスルホン樹脂は、非品性であり、高弾
性率を有するために、離型性はきわめて悪く、通常は成
形に際して、離型剤は金型へ塗布したり、離型剤を樹脂
に練り込む等により離型性を向上させることが行われて
いる。
性率を有するために、離型性はきわめて悪く、通常は成
形に際して、離型剤は金型へ塗布したり、離型剤を樹脂
に練り込む等により離型性を向上させることが行われて
いる。
（発明が解決しようとする問題点）
しかし、離型剤の金型への塗布は成形品外観をｔ貝ない
、成形サイクルを長くするばかりでなく、成形品機械強
度を低下させてしまう場合がある。
、成形サイクルを長くするばかりでなく、成形品機械強
度を低下させてしまう場合がある。
また脂肪酸エステル化合物、ポリエチレンワックス、マ
イクロクリスタリンワックス等の離型剤の練り込みは、
樹脂の分子量低下、機械強度、熱的性能の低下、金型表
面の汚染ばかりでなく、透明な成形品においては失透、
濁りを生じる場合がある。
イクロクリスタリンワックス等の離型剤の練り込みは、
樹脂の分子量低下、機械強度、熱的性能の低下、金型表
面の汚染ばかりでなく、透明な成形品においては失透、
濁りを生じる場合がある。
（問題を解決するための手段）
本発明者等は、芳香族ポリスルホン樹脂の機械強度、熱
的性能、外観等を損なうことなく離型性の向上した組成
物をえる為、鋭意検討し本発明を完成させた。すなわち
、本発明は、芳香族ポリスルホン樹脂とボロンナイトラ
イドからなる成形性良好なる芳香族ポリスルホン樹脂組
成物である。
的性能、外観等を損なうことなく離型性の向上した組成
物をえる為、鋭意検討し本発明を完成させた。すなわち
、本発明は、芳香族ポリスルホン樹脂とボロンナイトラ
イドからなる成形性良好なる芳香族ポリスルホン樹脂組
成物である。
本発明で用いられる芳香族ポリスルホン樹脂とは、アル
カリフェルレート基と、電子吸引性スルホン基で活性化
された芳香族ハロゲン基とを非プロトン仕種性溶媒中で
縮合反応させることにより得られる形式の重合体であり
、アリーレン結合（芳香族結合）、エーテル結合および
スルホン結合の三者を必須の結合単位とする線状重合体
である。
カリフェルレート基と、電子吸引性スルホン基で活性化
された芳香族ハロゲン基とを非プロトン仕種性溶媒中で
縮合反応させることにより得られる形式の重合体であり
、アリーレン結合（芳香族結合）、エーテル結合および
スルホン結合の三者を必須の結合単位とする線状重合体
である。
例えば、極めて代表的な例として次のような構造のもの
が挙げられる。
が挙げられる。
（ｌ）−０＜ Ｓ（ｈ ＋
１３＋ −０り−ｓｏｗ 暑−ｏ （阪ｏ ％＋５＋
−ｏ ＋ｓｏ、 ＋ ０３ ＋６１−０＠−ｓｏｗ−＠−ｏ−ｓｏｘＫトｏ÷ｍ −
ｏ −＠−，，ｓ ｏ ｔ −＠）−−ｏ÷ＣＨ２÷（
上式中（）−はＰ−フェニレン基を示す、）これらの芳
香族ポリスルホン樹脂は、例えば特公昭４０−１００６
７号、特公昭４２−７７９９号および特公昭４７−６１
７号などに記載の方法によって容易に製造することがで
きる。
−ｏ ＋ｓｏ、 ＋ ０３ ＋６１−０＠−ｓｏｗ−＠−ｏ−ｓｏｘＫトｏ÷ｍ −
ｏ −＠−，，ｓ ｏ ｔ −＠）−−ｏ÷ＣＨ２÷（
上式中（）−はＰ−フェニレン基を示す、）これらの芳
香族ポリスルホン樹脂は、例えば特公昭４０−１００６
７号、特公昭４２−７７９９号および特公昭４７−６１
７号などに記載の方法によって容易に製造することがで
きる。
本発明で用いられるボロンナイトライドとは、化学式Ｂ
Ｎで表される無ｍ＠！Ｊである。
Ｎで表される無ｍ＠！Ｊである。
本発明におけるボロンナイトライドと芳香族ポリスルホ
ン樹脂との組成物は、芳香族ポリスルホン樹脂に対しボ
ロンナイトライド２００〜１１０００ｐｐ、好ましくは
３００〜７００ｐｐｍを使用する。この量より少ない場
合には、離型性の良い成形材料が得られず、ｌｏｏｏｐ
ｐｍを超えて使用する場合には離型性は十分であるが、
成形品とした場合機械強度、熱的性能等が低下し、さら
には金型表面を汚し、透明品を成形する場合には白濶を
生じる等の問題が生じ好ましくない。
ン樹脂との組成物は、芳香族ポリスルホン樹脂に対しボ
ロンナイトライド２００〜１１０００ｐｐ、好ましくは
３００〜７００ｐｐｍを使用する。この量より少ない場
合には、離型性の良い成形材料が得られず、ｌｏｏｏｐ
ｐｍを超えて使用する場合には離型性は十分であるが、
成形品とした場合機械強度、熱的性能等が低下し、さら
には金型表面を汚し、透明品を成形する場合には白濶を
生じる等の問題が生じ好ましくない。
本発明による芳香族ポリスルホン樹脂組成物は通常次の
ようにして製造する。芳香族ポリスルポン樹脂のベレッ
トとボロンナイトライドとをリボンプレンダー等の混合
機中で混合し、樹脂ペレット表面にボロンナイトライド
を付着せしめた後、射出成形機等により成形する。
ようにして製造する。芳香族ポリスルポン樹脂のベレッ
トとボロンナイトライドとをリボンプレンダー等の混合
機中で混合し、樹脂ペレット表面にボロンナイトライド
を付着せしめた後、射出成形機等により成形する。
本発明では上記芳香族ポリスルホン樹脂組成物に必要に
応じ、タルク、炭酸カルシウム、マイカ、ガラスピーズ
等の充填材、ガラス繊維、炭素繊維、チタン酸カリ繊維
、アラミド繊維等の繊維状強化材、安定剤、紫外線吸収
剤、着色剤等を樹脂組成物の品質を損なわない範囲で混
和しても良い。
応じ、タルク、炭酸カルシウム、マイカ、ガラスピーズ
等の充填材、ガラス繊維、炭素繊維、チタン酸カリ繊維
、アラミド繊維等の繊維状強化材、安定剤、紫外線吸収
剤、着色剤等を樹脂組成物の品質を損なわない範囲で混
和しても良い。
（実施例）
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例１〜４、比較例１〜３
芳香族ポリスルホン樹脂としてポリエーテルスルホン樹
脂ＶＩＣＴＲＥＸ ＰＥ５４１００Ｇ（商標、英国イン
ヘリアルケミカルインダストリー社製）、ペレットの表
面に電気化学工業株式会社製ボロンナイトライドを表−
１に示した量を付着せしめた。
脂ＶＩＣＴＲＥＸ ＰＥ５４１００Ｇ（商標、英国イン
ヘリアルケミカルインダストリー社製）、ペレットの表
面に電気化学工業株式会社製ボロンナイトライドを表−
１に示した量を付着せしめた。
このペレットを射出成形機を用いて外径２０ａ＋ｍの小
形円筒状容器をシリンダー温度３７０℃、金型温度１７
０℃の条件で成形した。
形円筒状容器をシリンダー温度３７０℃、金型温度１７
０℃の条件で成形した。
その際に突出プレートにストレインゲージを設Ｗし、成
形した容器の金型からの離型砥抗をもとめ、さらに容器
の外観を観察した。結果を表−１に示す。
形した容器の金型からの離型砥抗をもとめ、さらに容器
の外観を観察した。結果を表−１に示す。
比較例４〜５
実施例１で用いられたポリエーテルスルホン樹脂ペレッ
トと低分子量ポリエチレン「サンワックスｌ５ＩＰＪ
（商標、三洋化成工業■製）またはマイクロクリスタリ
ンワックス「バリコマイクロクリスタリンワックスＪ（
商標、東洋インキ製造■製）を１１０００ｐｐをヘンシ
ェルミキサーで混合した。
トと低分子量ポリエチレン「サンワックスｌ５ＩＰＪ
（商標、三洋化成工業■製）またはマイクロクリスタリ
ンワックス「バリコマイクロクリスタリンワックスＪ（
商標、東洋インキ製造■製）を１１０００ｐｐをヘンシ
ェルミキサーで混合した。
次いでこのペレットを用いて実施例１と同様にして離型
抵抗および成形品の外観を観察した。結果を同じく表＝
１に示す。
抵抗および成形品の外観を観察した。結果を同じく表＝
１に示す。
（発明の効果）
本発明による芳香族ポリスルホン樹脂組成物は金型から
の離型性が非常に優れており、各種の成形方法により容
易に成形でき、その工業的価値は大きい。
の離型性が非常に優れており、各種の成形方法により容
易に成形でき、その工業的価値は大きい。
表−１
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）芳香族ポリスルホン樹脂とボロンナイトライドから
なる成形性良好な芳香族ポリスルホン樹脂組成物。 ２）ボロンナイトライドの使用量が芳香族ポリスルホン
樹脂に対して２００〜１０００ｐｐｍであることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16200686A JPS6320360A (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 芳香族ポリスルホン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16200686A JPS6320360A (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 芳香族ポリスルホン樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6320360A true JPS6320360A (ja) | 1988-01-28 |
Family
ID=15746250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16200686A Pending JPS6320360A (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 芳香族ポリスルホン樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6320360A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021002232A1 (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-07 | 住友化学株式会社 | 樹脂組成物、成形体、飛行機用内装材および飛行機 |
| CN114989608A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-09-02 | 宁夏清研高分子新材料有限公司 | 一种导热聚砜复合材料及其制备方法 |
-
1986
- 1986-07-11 JP JP16200686A patent/JPS6320360A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021002232A1 (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-07 | 住友化学株式会社 | 樹脂組成物、成形体、飛行機用内装材および飛行機 |
| JP2021008577A (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-28 | 住友化学株式会社 | 樹脂組成物、成形体、飛行機用内装材および飛行機 |
| CN114989608A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-09-02 | 宁夏清研高分子新材料有限公司 | 一种导热聚砜复合材料及其制备方法 |
| CN114989608B (zh) * | 2022-07-01 | 2024-01-30 | 宁夏清研高分子新材料有限公司 | 一种导热聚砜复合材料及其制备方法 |
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