JP5910351B2 - 表面実装型圧電発振器 - Google Patents

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本発明は、絶縁性のベース上に圧電振動素子と集積回路素子が実装された表面実装型圧電発振器に関するものであって、特に表面実装型圧電発振器のパッケージ構造を改善するものである。
水晶振動板等の圧電振動素子を用いた圧電発振器は、安定して精度の高い発振周波数を得ることができるため、電子機器等の基準周波数源として多種の分野で使用されている。表面実装型圧電発振器では、絶縁性のベースとしてセラミック多層基板を用い、当該ベースの収納部に発振回路用の集積回路素子を配置するとともに、当該集積回路素子の上方に水晶振動板を支持固定し、蓋により気密封止を行ったものである。このような構成は集積回路素子のカスタム化により比較的部品点数が少なく、シンプルな構成であり、低コスト化に寄与している。
このような圧電発振器においてはパッケージを気密封止した後、圧電振動素子単独の特性については外部から測定するために、特許文献1に示すように、セラミックベースに圧電振動素子の入出電極を直接パッケージ外部に導出する構成が考えられている。つまり圧電振動素子単体の入出電極と接続されるようにセラミックベースにメタライズ配線パターンを形成し、当該メタライズ配線パターンをセラミックベースの側端部の一部に形成されたキャスタレーション部分に引き出すことで測定端子を構成している。このように構成された圧電発振器の測定端子と圧電振動素子特性測定装置のコンタクトプローブとを接触した状態で計測することで、他の回路部品が介在しない発振回路全体としての特性ではなく、圧電振動素子の特性を測定することができる。
ところで特許文献1にも示すように、近年の表面実装型圧電発振器では、セラミックのベースの収納部にC−MOSなどのインバータ増幅器(発振用増幅器)を内蔵したワンチップの集積回路素子と発振基準源としての圧電振動素子とを搭載して発振回路を構成するのが一般的なものとなっている。例えばC−MOSインバータの発振回路構成としては、図1に示すように、C−MOSインバータの入力側(ゲート側G)と出力側(ドレイン側D)にそれぞれ容量素子(分割コンデンサC1,C2)が直列で接続されており、このC−MOSインバータと前記容量素子との間に、圧電振動素子と帰還抵抗Rとが並列で接続されている。なお、この発振回路では圧電振動素子の単体での電気的特性を計測するための測定用外部端子X1,X2と、出力用の搭載外部端子Oについて開示しているが、他の搭載外部端子(電源等)については図示していない。
特開2004−214799号公報
このような発振用増幅器を内蔵した発振回路構成では、それぞれ容量素子(分割コンデンサC1,C2)に浮遊容量が存在するが、C−MOSなどのインバータ増幅器(発振用増幅器)の入力側(ゲート側G)に形成される場合とその出力側(ドレイン側D)に形成される場合とで発振回路特性に与える影響度は大きく異なっている。C−MOSなどのインバータ増幅器(発振用増幅器)の入力側(ゲート側G)に浮遊容量が大きく形成されると、周波数決定に伴う発振回路設計にばらつきが生じやすくなる。この様な問題点は、特に出力周波数を外部制御電圧によって可変する調整機能が付加された電圧制御型圧電発振器では、浮遊容量により周波数可変量や周波数可変感度、周波数可変バランスなどに対して悪影響を受けやすい。
このような問題点に対して、上述のような表面実装型圧電発振器の配線パターン構造では、発振用増幅器を内蔵した発振回路構成に対する浮遊容量の悪影響をできるだけ軽減させるような考慮がなされていないのが一般的である。つまり、表面実装型圧電発振器の各端子間の接続配置等によっては、各端子間の接続に寄与しない配線パターン領域(以下、枝配線パターンと称する。)が形成されてしまうことがあった。特に絶縁性のベースとしてセラミック多層基板を用いたものでは、また各端子を含む配線パターンがメタライズ(タングステン、モリブデン等)により形成され、当該メタライズの上面に導通性能や各種電子部品との接合性能を高めるために金属メッキ(ニッケル膜の上面に金膜など)が施されることになるが、当該金属メッキを形成する際に、配線パターンの一部には、各端子間の接続に寄与しないメッキ形成用に延出された枝配線パターンがどうしても形成されてしまうことがあった。このような枝配線パターンが新たな浮遊容量として発振用増幅器を内蔵した発振回路に影響を与えることになるが、従来の表面実装型圧電発振器では枝配線パターンによる上述のような浮遊容量の悪影響について何ら考慮されていないのが現状であった。特に小型の表面実装型圧電発振器のパッケージ構造ではその影響が大きくなるため、配線パターンによる浮遊容量の悪影響を改善することが求められている。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、発振用増幅器を内蔵した発振回路構成の表面実装型圧電発振器に対して、その配線パターンによって生じる浮遊容量の悪影響を軽減し、その発振回路設計のばらつきをなくし、その電気的特性を高めることができるより信頼性の高い表面実装型圧電発振器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の特許請求項1に示すように、表面実装型圧電発振器であって、発振用増幅器を内蔵し、少なくとも当該発振用増幅器の入力側に接続される入力側パッドと、前記発振用増幅器の出力側と接続されると出力側パッドとが形成された集積回路素子と、前記集積回路素子の入力側パッドと出力側パッドとの各々に接続される一対の励振電極が形成された圧電振動素子と、セラミック基板により収納部が構成され、当該収納部に形成された内部端子パッドと外部表面に形成された外部端子パッドとこれらを接続する配線パターンとを有する絶縁性のベースとがあり、前記ベースの配線パターンの一部には、前記内部端子パッド間あるいは前記内部端子パッドと前記外部端子パッド間の接続ライン以外に延出された枝配線パターンが形成されており、前記ベースの内部端子パッドには、前記集積回路素子の入力側パッドと接続される入力内部端子パッドと、前記集積回路素子の出力側パッドと接続される出力内部端子パッドと、前記圧電振動素子の一方の励振電極と接続される第1内部端子パッドと、前記圧電振動素子の他方の励振電極と接続される第2内部端子パッドとを少なくとも有し、前記ベースの外部端子パッドには、前記第1内部端子パッドと接続されるとともにセラミック基板の外周のキャスタレーションの上面に形成された第1測定用外部端子パッドと、前記第2内部端子パッドと接続される第2測定用外部端子パッドとを少なくとも有し、前記ベースの配線パターンには、前記入力内部端子パッドと第1内部端子パッドとを接続する入力配線パターンと、前記出力内部端子パッドと第2内部端子パッドとを接続する出力配線パターンと、前記第1内部端子パッドと第1測定用外部端子パッドとを接続する第1測定用配線パターンと、前記第2内部端子パッドと第2測定用外部端子パッドとを接続する第2測定用配線パターンとを少なくとも有しており、前記入力配線パターン前記第1内部端子パッド、および前記第1測定用配線パターンには、枝配線パターンを形成しないことを特徴とする。
上記構成により、各端子パッド間の接続配置の設計自由度を低下させることがなく、かつ各配線パターンの製造を容易にするための枝配線パターンを前記ベースの配線パターンの一部に形成することができるとともに、発振回路のうち浮遊容量の悪影響を最も受けやすい集積回路素子の発振用増幅器の入力側に接続される前記ベースの入力配線パターンには、枝配線パターンによって新たな浮遊容量が増大して形成されることが一切なくなる。結果として、発振用増幅器を内蔵した集積回路素子と圧電振動素子とを有する表面実装型圧電発振器によって構成される発振回路全体としての浮遊容量による悪影響を軽減することができる。つまり、表面実装型圧電発振器の発振回路の周波数決定に伴う設計ばらつきが抑えられる。特に電圧制御型圧電発振器では周波数可変量や周波数可変感度が低下することがなくなり、周波数可変バランスも良好なものとすることができる。
また、各端子パッド間の接続配置の設計自由度を低下させることがなく、かつ各配線パターンの製造を容易にするための枝配線パターンを前記ベースの配線パターンの一部に形成することができるとともに、発振回路のうち浮遊容量の悪影響を最も受けやすい集積回路素子の発振用増幅器の入力側に接続される前記ベースの第1内部端子パッドおよび第1測定用配線パターンには、枝配線パターンによって新たな浮遊容量が増大して形成されることが一切なくなる。結果として、発振用増幅器を内蔵した集積回路素子と圧電振動素子とを有する表面実装型圧電発振器によって構成される発振回路全体としての浮遊容量による悪影響を軽減することができる。つまり、表面実装型圧電発振器の発振回路の周波数決定に伴う設計ばらつきが抑えられる。特に電圧制御型圧電発振器では周波数可変量や周波数可変感度が低下することがなくなり、周波数可変バランスも良好なものとすることができる。
また、本発明の特許請求項に示すように、上述の構成に加え、前記ベースは平面視形状が矩形状のセラミック多層基板により側壁部と収納部が構成され、前記内部端子パッドと外部端子パッドとこれらを接続する配線パターンがメタライズにより形成され、当該メタライズの外部表面に金属メッキが施されるとともに、前記枝配線パターンは前記ベースの外表面に露出しない状態で側壁部内のみに形成され、当該枝配線パターンの端部が前記セラミック多層基板の端部に外部端子を構成しない状態で延出されてなることを特徴とする。
上記構成により、上述の作用効果に加えて、前記枝配線パターンは前記ベースの外表面に露出しない状態で側壁部内のみに形成され、当該枝配線パターンの端部が前記セラミック多層基板の端部に外部端子を構成しない状態で延出されているので、集積回路素子や圧電振動素子などの部品搭載や接合に伴う短絡の問題が生じることもない。
また、本発明の特許請求項に示すように、上述の構成に加え、前記ベースは3層以上の平面視形状が矩形状のセラミック基板が積層されることにより側壁部と収納部が構成され、前記収納部の内底面に前記集積回路素子を搭載し、前記収納部の同一空間で前記集積回路素子の上部に前記側壁部の一部が突出した保持台を介在して前記圧電振動素子を搭載することで、前記集積回路素子の入力側パッドと接続される入力内部端子パッドと、前記圧電振動素子の励振電極と接続される第1内部端子パッドとがセラミック基板の収納部の異層面に形成されており、前記入力配線パターンのうち異層面間を接続する配線部を集積回路素子用の収納部に面する前記保持台の側壁に沿って表面に露出した状態で形成したことを特徴とする。
上記構成により、上述の作用効果に加えて、前記入力配線パターンのうち異層面間を接続する配線部を集積回路素子用の収納部に面する前記保持台の側壁に沿って表面に露出した状態で形成しているので、積層部分の配線面積が小さくなり、その他の配線パターンの引き回しが容易になるだけでなく、小型化にも有効である。さらに入力配線パターンの長さを短くすることができ、発振用増幅器を内蔵した集積回路素子と圧電振動素子とを有する表面実装型圧電発振器によって構成される発振回路全体としての浮遊容量による悪影響をさらに軽減することができる。
以上のように、本発明は、発振用増幅器を内蔵した発振回路構成の表面実装型圧電発振器に対して、その配線パターンによって生じる浮遊容量の悪影響を軽減し、その発振回路設計のばらつきをなくし、その電気的特性を高めることができるより信頼性の高い表面実装型圧電発振器を提供することができる。
本発明に適用される発振回路を示した図。 本発明の実施形態を示す圧電振動素子を搭載し蓋を封止する前のベースの平面図。 図2の集積回路素子と圧電振動素子を搭載する前のベースの平面図。 図2のベースの圧電振動素子搭載面の上層を示す平面図。 図2のベースの集積回路素子搭載面の上層を示す平面図。 図2の底面図 図2の蓋を封止した状態のA−A線に沿った断面図。 本発明に適用される集積回路素子の底面図。 本発明の他の実施形態を示す集積回路素子と圧電振動素子を搭載する前のベースの平面図 図9の集積回路素子と圧電振動素子を搭載し蓋を封止した状態のB−B線に沿った断面図
以下、本発明による好ましい実施形態につきセラミック多層基板のベースを用いた表面実装型水晶発振器(表面実装型圧電発振器)を例にとり図面とともに説明する。図1は本発明の表面実装型水晶発振器に適用される発振回路を示した図であり、図2は本発明の実施形態を示す圧電振動素子を搭載し蓋を封止する前のベースの平面図、図3は図2の集積回路素子と圧電振動素子を搭載する前のベースの平面図、図4は図2のベースの圧電振動素子搭載面の上層を示す平面図、図5は図2のベースの集積回路素子搭載面の上層を示す平面図、図6は図2の底面図、図7は図2の蓋を封止した状態のA−A線に沿った断面図であり、図8は本発明の表面実装型水晶発振器に適用される集積回路素子を示した底面図である。図9は本発明の他の実施形態を示す集積回路素子と圧電振動素子を搭載する前のベースの平面図であり、図10は図9の集積回路素子と圧電振動素子を搭載し蓋を封止した状態のB−B線に沿った断面図である。
表面実装型水晶発振器6は、上部が開口した凹部を有する絶縁性のセラミック多層基板からなるベース1(以下、ベースと称する)と、当該ベースの中に収納される集積回路素子2と、同じく当該ベース中の上部に収納される圧電振動素子3と、ベースの開口部に接合される蓋4とからなる。この表面実装型水晶発振器では、ベース1と蓋4とが後述する封止材5を用いて加熱溶融接合されて気密封止され、表面実装型水晶発振器6が構成されている。以下、この表面実装型水晶発振器6の各構成について説明する。
セラミック多層基板のベース1は全体として直方体で、最下層であるアルミナ等のセラミック材料からなる平面視矩形状の一枚板の底部11と、この底部11上に積層した中間層のセラミック材料の平面視枠形状の堤部12と、最上層のセラミック材料の平面視枠形状の堤部13とから構成され、断面でみて凹形の収納部10を有する箱状体に形成されている。前記収納部10の周囲には堤部(側壁部)12,13が形成されており、当該堤部13の上面(端面)は平坦に形成されている。収納部10は第1の収納部10a(下部収納部)と第2の収納部10b(上部収納部)からなり、それぞれ集積回路素子2と圧電振動素子3が収納される。なお、セラミック多層基板として本形態のように3層構造のベースに限定されるものではなく、ベースの収納部の構造に応じて単層や2層の構成でもよく、4層以上で構成してもよい。
前記セラミック多層基板のベース1の最上層である堤部13の上面(端面)は平坦であり、後述する蓋4との接合領域(金属膜)13aである。この接合領域13aは、タングステンあるいはモリブデン等のメタライズ材料からなるメタライズ層と、このメタライズ層に積層されたニッケル層と、このニッケル層に積層された金層とから構成される。タングステンあるいはモリブデンは厚膜印刷技術を活用してメタライズ技術によりセラミック焼成時に一体的に形成され、メタライズ層上にニッケル層、金層の順でメッキ形成される。
ベース1の外周壁の四角には上下方向に伸長する複数のキャスタレーションC1,C2,C3,C4が形成され、ベース1の外周壁の辺の一部には上下方向に伸長する2つのキャスタレーションC5,C6が形成されている。当該キャスタレーションはベースの外周壁に対して円弧状あるいは半長円状の切り欠きが上下方向に形成された構成である。なお、前記接合領域13aはベースの堤部12,13を上下に貫通接続する導電ビアV2やキャスタレーションC2上部に形成された配線パターンH4のいずれか少なくとも一方により、ベース底面側に形成された外部端子パッドGT2の一部に電気的に導出されている。当該外部端子パッドGT2をアース接続することにより、後述する金属製の蓋が接合領域13a、導電ビアやキャスタレーション上部の配線パターンH4などを介して接地され、表面実装型水晶発振器の電磁気的なシールド効果を得ることができる。
ベース1内部において、下方面には前記堤部(側壁部)12により構成され、集積回路素子2を収納する第1の収納部10aが形成され、当該第1の収納部の底面から上部に突出し、後述する圧電振動素子の端部を保持する保持台10cと、前記第1の収納部を介して前記保持台と対向位置する枕部10dが形成されている。また前記第1の収納部10aの上方には前記堤部(側壁部)13により構成された第2の収納部10bが形成されている。
前記セラミック多層基板のベース1の最下層である底部11の上面(前記第1の収納部10aの内底面)には、後述する集積回路素子2と接続される複数の内部端子パッドNTと配線パターンHが並んで形成されている。具体的には図5に示すように、前記ベースの内部端子パッドNTには、後述する集積回路素子2の入力側パッド21と接続される入力内部端子パッドNT1と、後述する集積回路素子2の出力側パッド22と接続される出力内部端子パッドNT2と、後述する集積回路素子2の他のパッド23〜26と接続される複数の他の内部端子パッドNT3〜NT6とが形成されている。
また前記ベースの配線パターンHには、前記入力内部端子パッドNT1と後述する第1内部端子パッドNT7とを接続する入力配線パターンH1と、前記出力内部端子パッドNT2と第2内部端子パッドNT8とを接続する出力配線パターンH2と、前記他の内部端子パッドNT3〜NT6と後述する搭載用外部端子パッドGT1〜GT4とを接続する複数の外部用配線パターンH3〜H6とが形成されている。
このうち入力配線パターンH1を除く他の配線パターンHの一部には、前記内部端子パッドNT間あるいは前記内部端子パッドNTと前記外部端子パッドGT間の接続ライン以外に延出された枝配線パターンEHが形成されている。本形態では、例えば図5に示すように、前記出力配線パターンH2の一部に、前記出力内部端子パッドNT2と第2内部端子パッドNT8とを接続する接続ライン以外に延出された枝配線パターンEH1,EH2が形成され、前記外部用配線パターンH5の一部に、前記他の内部端子パッドNT5と後述する搭載用外部端子パッドGT3とを接続する接続ライン以外に延出された枝配線パターンEH3が形成され、前記外部用配線パターンH6の一部に、前記他の内部端子パッドNT6と後述する搭載用外部端子パッドGT4とを接続する接続ライン以外に延出された枝配線パターンEH4が形成されている。これらの枝配線パターンEH1〜EH4は前記第1の収納部10aの領域外(前記ベースの外表面に露出しない状態)で、前記堤部12と重畳する領域(側壁部内)のみに形成され、当該枝配線パターンの端部が前記底部11(セラミック多層基板の最下層)の端部に外部端子パッドと接続されない(外部端子を構成しない)状態で延出されている。
前記セラミック多層基板のベース1の最下層である底部11の下面には、外部部品や外部機器と接続される複数の搭載用外部端子パッドGTが形成されている。具体的には図6に示すように、搭載用外部端子パッドGT1,GT2,GT3,GT4が形成され、前記搭載用外部端子パッドGT1〜GT4から上部に貫通接続する導電ビアV1〜V4や、前記ベースのキャスタレーションC1,C2,C3,C4に形成された外部用配線パターンH3〜H6のいずれか少なくとも一方を介して、上記内部端子パッドNT3〜NT6に電気的に導出されている。
前記セラミック多層基板のベース1の中間層である堤部12の上面(前記第2の収納部10bの底面)には、後述する圧電振動素子3を搭載する保持台10cが形成されており、その上面には後述する圧電振動素子3と接続される一対の内部端子パッドNTと配線パターンHが形成されている。前記保持台10cは堤部12の一部が収納部10の方に突出することで構成されている。
前記セラミック多層基板のベース1の中間層である堤部12の外周の辺の一部に形成されたキャスタレーションC5の上面には、前記第1内部端子パッドと接続される第1測定用外部端子パッドGT5が形成され、堤部12の外周の辺の一部に形成されたキャスタレーションC6の上面には、前記第2内部端子パッドと接続される第2測定用外部端子パッドGT6が形成されている。なお、本形態では、キャスタレーションC5と第1測定用外部端子パッドGT5、およびキャスタレーションC6と第2測定用外部端子パッドGT6について、ベース1の長辺堤部(長辺側壁部)の中央部分でお互いに対向して形成したものを例にしているが、この場所に限定されるものでもない。
具体的には図4に示すように、後述する圧電振動素子3の一方の励振電極31と接続される第1内部端子パッドNT7は、前記入力配線パターンH1と堤部12を貫通接続する導電ビアV5により電気的に導出されるとともに、前記第1測定用外部端子パッドGT5と第1測定用配線パターンH7により導出されている。また後述する圧電振動素子3の他方の励振電極32と接続される第2内部端子パッドNT8は、前記出力配線パターンH2と堤部12を貫通接続する導電ビアV6により電気的に導出されるとともに、前記第2測定用外部端子パッドGT6と第2測定用配線パターンH8により導出されている。なお、前記一対の第1測定用外部端子パッドGT5と第2測定用外部端子パッドGT6に対して、圧電振動素子特性装置のコンタクトプローブを接触することで後述する圧電振動素子3単独の特性を測定することができる。
このうち前記第1内部端子パッドNT7と第1測定用配線パターンH7を除く他の内部端子パッドNTあるいは配線パターンHの少なくとも一部には、前記内部端子パッドNTと前記外部端子パッドGT間の接続ライン以外に延出された枝配線パターンEHが形成されてもよい。本形態では、例えば図4に示すように、前記第2内部端子パッドNT8の一部に、前記第2内部端子パッドNT8と第2測定用外部端子パッドGT6とを接続する接続ライン以外に延出された枝配線パターンEH5と、前記第2測定配線パターンH8の一部に、前記第2内部端子パッドNT8と第2測定用外部端子パッドGT6とを接続する接続ライン以外に延出された枝配線パターンEH6と、が形成されている。この枝配線パターンEH5,EH6は前記第2の収納部10bの領域外(前記ベースの外表面に露出しない状態)で、前記堤部13と重畳する領域(側壁部内)のみに形成され、当該枝配線パターンの端部が前記堤部12(セラミック多層基板の中間層)の端部に外部端子パッドと接続されない(外部端子を構成しない)状態で延出されている。
以上のような構成のベースは周知のセラミック積層技術やメタライズ技術を用いて形成され、前記各内部端子パッド、各外部端子パッド、および配線パターンは前述の接合領域13a形成と同様にタングステンあるいはモリブデン等によるメタライズ層の上面にニッケルメッキ層、金メッキ層の各層が形成された構成である。
前記第1の収納部10aの内底面に搭載される集積回路素子2は、C−MOSなどのインバータ増幅器(発振用増幅器)を内蔵したワンチップの集積回路素子であり、圧電振動素子3とともに発振回路を構成する。図8に示すように、その底面側にはインバータ増幅器の入力側に接続される入力側パッド21と、インバータ増幅器の出力側と接続されると出力側パッド22と、他のパッド23〜26とが形成されている。当該集積回路素子2は、例えば金などの金属バンプCを介して、集積回路素子2の複数のパッド21〜26とベース1に形成された内部端子パッドNT1〜NT6とを例えばFCBにより接続される。なお、本形態では、金属バンプにより接合した構成を例にしているが、金属ワイヤバンプを用いてもよい。
前記集積回路素子2の上方で、前記収納部10の同一空間である第2の収納部10bには所定の間隔を持って圧電振動素子3が搭載される。圧電振動素子3は例えば矩形状のATカット水晶振動板であり、その表裏面に対向して一対の矩形状励振電極31,32とこれらの引出電極が形成されている。これらの電極は、例えば、クロムまたはニッケルの下地電極層と、銀または金の中間電極層と、クロムまたはニッケルの上部電極層とから構成された積層薄膜、クロムやニッケルの下地電極層と、銀または金の上部電極層とから構成された積層薄膜である。これら各電極は真空蒸着法やスパッタリング法等の薄膜形成手段により形成することができる。
圧電振動素子3とベース1との接合は、例えばペースト状であり銀フィラー等の金属微小片を含有するシリコーン系の導電樹脂接着剤(導電性接合材)Sを用いている。図2に示すように、前記導電性樹脂接着剤Sは、前記第1内部端子パッドNT7、および第2内部端子パッドNT8の上面に塗布されるとともに、前記導電性樹脂接着剤Sを前記圧電振動素子3と前記保持台10cの間に介在させ硬化させることで、お互いを電気的機械的に接合している。以上により、前記圧電振動素子3の一端部をベース1の第1の収納部10aの底面から隙間を設けながら、前記圧電振動素子3の対向する他端部を前記ベースの保持台10cに接合して、片持ち保持される。なお、本形態では、シリコーン系の導電樹脂接着剤により接合した構成を例にしているが、この導電性接合材として他の導電性樹脂接着剤や金属バンプ、金属メッキバンプを用いてもよい。
ベース1を気密封止する蓋4は、例えば、コバール等からなるコア材に金属ろう材(封止材)が形成された構成であり、この金属ろう材からなる封止材5がベース1の接合領域(金属膜)13aと接合される構成となる。金属製の蓋の平面視外形はセラミックベースの当該外形とほぼ同じであるか、若干小さい構成となっている。
収納部10に集積回路素子2と圧電振動素子3が格納されたベース1の接合領域13aに対して前記金属製の蓋4にて被覆し、金属製の蓋4の封止材5とベースの接合領域13aを溶融硬化させ、気密封止を行うことで表面実装型水晶発振器6の完成となる。
以上のように構成された表面実装型水晶発振器6におけるC−MOSインバータの発振回路構成を図1に示している。すなわちC−MOSインバータの入力側(ゲート側G)と出力側(ドレイン側D)にそれぞれ容量素子(分割コンデンサC1,C2)が直列で接続されており、このC−MOSインバータと前記容量素子との間に、圧電振動素子3と帰還抵抗Rとが並列で接続されている。なお、この発振回路では圧電振動素子3の単体での電気的特性を計測するための測定用外部端子X1,X2と、出力用の搭載外部端子Oについて開示しているが、他の搭載外部端子(電源等)については図示していない。
上記実施形態により、各端子パッド間の接続配置の設計自由度を低下させることがなく、かつ各配線パターンの製造を容易にするための枝配線パターンEH1〜EH6をベースの配線パターンの一部に形成することができるとともに、発振回路のうち浮遊容量の悪影響を最も受けやすい集積回路素子の発振用増幅器の入力側に接続されるベースの入力配線パターンH1、第1内部端子パッドNT7、および第1測定用配線パターンH7には、枝配線パターンEHによって新たな浮遊容量が増大して形成されることが一切なくなる。結果として、発振用増幅器を内蔵した集積回路素子2と圧電振動素子3とを有する表面実装型圧電発振器によって構成される発振回路全体としての浮遊容量による悪影響を軽減することができる。つまり、表面実装型圧電発振器の発振回路の周波数決定に伴う設計ばらつきが抑えられる。特に電圧制御型圧電発振器では周波数可変量や周波数可変感度が低下することがなくなり、周波数可変バランスも良好なものとすることができる。
特に本実施形態では、枝配線パターンEH1〜EH6はベース1の外表面に露出しない状態で側壁部内のみに形成され、枝配線パターンEH1〜EH6の端部が堤部12(セラミック多層基板の中間層)の端部に外部端子パッドGT1〜GT6と接続されない(外部端子を構成しない)状態で延出されているので、集積回路素子2や圧電振動素子3などの部品搭載や接合に伴う短絡の問題が生じることもない。
なお、図9、図10は本発明の他の実施形態を示しており、上記実施形態とは集積回路素子2の入力側パッド21と接続される入力内部端子パッドNT1と、圧電振動素子3の一方の励振電極31と接続される第1内部端子パッドNT7とを接続する入力配線パターンH1の引き回し構成が異なっている。すなわち、上記実施形態では、中間層のセラミック材料の堤部12の一部が突出した保持台10cに内存するように貫通接続する導電ビアV5を形成することで、異層面に形成された前記入力配線パターンH1(入力内部端子パッドNT1)と第1内部端子パッドNT7とを引き回している。これに対して他の実施形態では、中間層のセラミック材料の堤部12の一部が突出した保持台10cのうち集積回路素子用の収納部である第1の収納部10aに面する側壁に沿って貫通接続する導電ハーフビアV7を表面に露出した状態で形成することで、異層面に形成された前記入力配線パターンH1(入力内部端子パッドNT1)と第1内部端子パッドNT7とを接続している。なお、この導電ハーフビアに限らず、側壁上面に露出した状態で形成された配線パターンのみで構成してもよい。
上記他の実施形態では、最下層である底部11の上面に形成された入力配線パターンH1と、中間層である堤部12(保持台10c)の上面に形成された第1内部端子パッドNT7とがあり、第1の収納部10aに面する側壁に沿って表面に露出した状態で貫通接続する導電ハーフビアV7により異層面間を接続しているので、積層部分の配線面積が小さくなり、その他の配線パターンの引き回しが容易になるだけでなく、小型化にも有効である。さらに入力配線パターンH1の長さを短くすることができる。このため、発振回路のうち浮遊容量の悪影響を最も受けやすい集積回路素子の発振用増幅器の入力側に接続されるベースの入力内部端子パッドNT1、入力配線パターンH1、および第1内部端子パッドNT7の接続ラインでは、不要に浮遊容量が増大して形成されることがなくなる。結果として、発振用増幅器を内蔵した集積回路素子2と圧電振動素子3とを有する表面実装型圧電発振器によって構成される発振回路全体としての浮遊容量による悪影響を軽減することができる。
なお、上記した本実施例では、圧電振動素子としてATカット水晶振動板を用いているが、これに限定されるものでなく、音叉型水晶振動板であってもよい。また、圧電振動素子として水晶を材料としているが、これに限定されるものではなく、圧電セラミックスやLiNbO3等の圧電単結晶材料を用いてもよい。すなわち、任意の圧電振動素子が適用可能である。また、圧電振動素子を片持ち保持するものを例にしているが、圧電振動素子の両端を保持する構成であってもよい。また導電性接合材として、シリコーン系の導電樹脂接着剤を例にしているが、他の導電性樹脂接着剤でもよく、金属バンプや金属メッキバンプのバンプ材、ろう材等を用いてもよい。
また、本実施例では、圧電振動素子3と集積回路素子2とを用いているが、これに限定されるものではなく、圧電振動素子3の個数は任意に設定可能であり、さらに集積回路素子2に加えて他の回路部品を搭載してもよい。すなわち、用途にあわせてベースに搭載する部材を設定変更することができる。また、集積回路素子とベースとの電気的接続は、フリップチップボンディング工法に限らず、ワイヤボンディング工法などを採用してもよい。発振用増幅器としてC−MOSのインバータ増幅器を内蔵したワンチップの集積回路素子を用いた発振回路構成を例にしているが、他の発振用増幅器を含む発振回路構成でもよい。
また、本実施例では、金属ろう材による封止を例にしたが、これに限定されるものではなく、シーム封止、ビーム封止(例えば、レーザビーム、電子ビーム)やガラス封止等でも適用することができる。
なお、本発明は、その思想または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施例はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、表面実装型圧電振動発振器に適用できる。
1 ベース
2 集積回路素子
3 圧電振動素子
4 蓋
5 封止材
6 表面実装型水晶発振器
S 導電樹脂接着剤(導電性接合材)
C 金属バンプ
V 導電ビア

Claims (3)

  1. 表面実装型圧電発振器であって、
    発振用増幅器を内蔵し、少なくとも当該発振用増幅器の入力側に接続される入力側パッドと、前記発振用増幅器の出力側と接続されると出力側パッドとが形成された集積回路素子と、
    前記集積回路素子の入力側パッドと出力側パッドとの各々に接続される一対の励振電極が形成された圧電振動素子と、
    セラミック基板により収納部が構成され、当該収納部に形成された内部端子パッドと外部表面に形成された外部端子パッドとこれらを接続する配線パターンとを有する絶縁性のベースとがあり、
    前記ベースの配線パターンの一部には、前記内部端子パッド間あるいは前記内部端子パッドと前記外部端子パッド間の接続ライン以外に延出された枝配線パターンが形成されており、
    前記ベースの内部端子パッドには、
    前記集積回路素子の入力側パッドと接続される入力内部端子パッドと、
    前記集積回路素子の出力側パッドと接続される出力内部端子パッドと、
    前記圧電振動素子の一方の励振電極と接続される第1内部端子パッドと、
    前記圧電振動素子の他方の励振電極と接続される第2内部端子パッドとを少なくとも有し、
    前記ベースの外部端子パッドには、
    前記第1内部端子パッドと接続されるとともにセラミック基板の外周のキャスタレーションの上面に形成された第1測定用外部端子パッドと、
    前記第2内部端子パッドと接続される第2測定用外部端子パッドとを少なくとも有し、
    前記ベースの配線パターンには、
    前記入力内部端子パッドと第1内部端子パッドとを接続する入力配線パターンと、
    前記出力内部端子パッドと第2内部端子パッドとを接続する出力配線パターンと、
    前記第1内部端子パッドと第1測定用外部端子パッドとを接続する第1測定用配線パターンと、
    前記第2内部端子パッドと第2測定用外部端子パッドとを接続する第2測定用配線パターンとを少なくとも有しており、
    前記入力配線パターン前記第1内部端子パッド、および前記第1測定用配線パターンには、枝配線パターンを形成しないことを特徴とする表面実装型圧電発振器。
  2. 前記ベースは平面視形状が矩形状のセラミック多層基板により側壁部と収納部が構成され、前記内部端子パッドと外部端子パッドとこれらを接続する配線パターンがメタライズにより形成され、当該メタライズの外部表面に金属メッキが施されるとともに、前記枝配線パターンは前記ベースの外表面に露出しない状態で側壁部内のみに形成され、当該枝配線パターンの端部が前記セラミック多層基板の端部に外部端子を構成しない状態で延出されてなることを特徴とする特許請求項1記載の表面実装型圧電発振器。
  3. 特許請求項1、または特許請求項2記載の表面実装型圧電発振器であって、
    前記ベースは3層以上の平面視形状が矩形状のセラミック基板が積層されることにより側壁部と収納部が構成され、
    前記収納部の内底面に前記集積回路素子を搭載し、前記収納部の同一空間で前記集積回路素子の上部に前記側壁部の一部が突出した保持台を介在して前記圧電振動素子を搭載することで、
    前記集積回路素子の入力側パッドと接続される入力内部端子パッドと、前記圧電振動素子の励振電極と接続される第1内部端子パッドとがセラミック基板の収納部の異層面に形成されており、
    前記入力配線パターンのうち異層面間を接続する配線部を集積回路素子用の収納部に面する前記保持台の側壁に沿って表面に露出した状態で形成したことを特徴とする表面実装型圧電発振器。
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