JP5910345B2 - 文字入力プログラム、情報処理装置および文字入力方法 - Google Patents

文字入力プログラム、情報処理装置および文字入力方法 Download PDF

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Description

本明細書に開示する技術は、文字入力を制御する技術に関する。
近年、スマートフォンやスレートPC(Personal Computer)/iPad(登録商標)をはじめとしたタブレット型デバイスなど、物理的なキーボードを有さないキーボードレスデバイスの市場が急拡大している。キーボードレスデバイスにおける文字入力は、文字入力インターフェースとして、ソフトウェアキーボードが利用されることが多い。ソフトウェアキーボードには、タッチパネルを利用するタイプや、カメラやレーザー等を利用するタイプ等がある。
タッチパネルを利用するソフトウェアキーボードは、タッチパネル式のディスプレイにキーボードイメージを表示する。そして、当該ソフトウェアキーボードは、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出することで、文字入力を実現する。
また、カメラを利用するタイプのソフトウェアキーボードとして、操作者の指元を上方から撮影するカメラと、奥側から撮影するカメラとを用いる仮想キーボードが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような仮想キーボードは、2台のカメラを用いて、平面等に配置された操作者の指先の画像を撮影する。そして、仮想キーボードは、XYZの各軸であらわされる3次元座標軸のZ方向における操作者の指先の位置と基準位置とを比較し、さらにXY平面における仮想キーに関する位置情報を参照する事で、操作者が意図した仮想キーを検出する。
また、ソフトウェアキーボードは、ハードウェアキーボードとは異なり、各キーの認識範囲を変更する事で、各キーの配置や大きさ等を変更することが可能である。例えば、タッチパネルを利用するキーボード装置が、ユーザがタッチパネルのキーの誤入力を行った事を検出し、その結果に応じて任意のキーの入力受け付け範囲を調整する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
当該キーボード装置は、削除やバックスペース等の修正キーの入力を検出すると、キーコードや入力座標、目的のキーからの変位などのデータを利用して学習を行い。そして、キーボード装置は、タッチパネルにおけるキーのタッチ入力受け付け範囲を調整する。
特開2003−288156号公報 特開2000−66817号公報
ユーザが誤入力を修正する場合には、次の2通りの場合が考えられる。一つ目は、ユーザにとって、ソフトウェアキーボードのレイアウトが使いにくいこと等に起因して、ユーザによる押下位置が、ユーザの意図したキーの認識範囲とは異なる場合である。この場合、ソフトウェアキーボードは、ユーザによる押下位置に基づいて入力キーを特定し、入力キーに基づいた文字を確定する。しかし、ユーザは、意図したキーと異なるキーを押下してしまったことを認識し、確定された文字を削除し、再度自身の所望するキーの押下を再度試みる。
例えば、ユーザが押下した位置には、文字「F」が割り当てられたキーの認識範囲であったとする。ソフトウェアキーボードは「F」を入力文字として確定するが、ユーザは文字「G」を入力するつもりであれば、文字「F」の削除を行い、文字「G」が割り当てられたキーの押下を試みる。
二つ目は、ソフトウェアキーボードのレイアウトの使いやすさ等とは関係なく、ユーザがはじめから誤ったキーを押下した場合である。例えば、ソフトウェアキーボードは、ユーザによる押下位置に基づいて、文字「M」が割り当てられたキーの押下を認識したとする。その後、ユーザは、文字「M」ではなく、本来、文字「G」を入力すべきであったと気がついた場合、「M」の削除を行い、再度正しい「G」の入力を行う。
従来技術に開示されたキーボード装置は、修正キーの入力を検出した場合に、上記2通りの場合を区別することはない。したがって、学習後のレイアウトは、必ずしも適切なレイアウトにはならない。
そこで、本実施例に開示の技術は、ユーザの特性に応じたソフトウェアキーボードのレイアウトを、従来技術よりも適切に生成することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本実施例に開示の文字入力プログラムは、領域へのユーザによる押下操作に基づいて文字入力を行うコンピュータに、前記押下操作が行われた第一の押下位置と、該第一の押下位置に対応する第一のキーとを取得し、前記第一のキーにより入力された文字の削除を検出し、前記削除を検出した場合、次の押下操作が行われた第二の押下位置と、該第二の押下位置に対応する第二のキーとを取得し、前記第一の押下位置と前記第二のキーとの距離が閾値以下であるか判定し、前記距離が閾値以下である場合に、前記第一の押下位置に基づいて、前記領域内で前記第二のキーとして認識される範囲を補正する処理を実行させる。
本発明の一観点によれば、ユーザの特性に応じたソフトウェアキーボードのレイアウトを、従来よりも適切に生成することが可能になる。
図1は、情報処理装置10の利用形態の一例を示す図である。 図2は、本実施例における修正操作を説明する為の図である。 図3は、情報処理装置10の機能ブロック図である。 図4は、対応テーブルのデータ構成例を示す図である。 図5AおよびBは、操作履歴情報のデータ構成例を示す図である。 図6は、実施例1に係る文字入力処理のフローチャートである。 図7は、補正処理のフローチャートである。 図8Aおよび図8Bは、キーの認識範囲およびレイアウトの変化を説明する為の図である。 図9は、本実施例の効果を説明する為の図である。 図10は、実施例2に係る情報処理装置により実行される文字入力処理のフローチャートである。 図11は、実施例3に係る情報処理装置20の機能ブロック図である。 図12は、熟練度に応じた閾値の設定を説明する為の図である。 図13は、情報処理装置30の利用形態の一例を示す図である。 図14は情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、詳細な本発明の実施例に関して説明する。なお、以下の各実施例は、処理の内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。以下、図面に基づいて各実施例について説明する。
(実施例1)
図1は、情報処理装置10の利用形態の一例を示す図である。例えば、情報処理装置10はタッチパネル11を有する。情報処理装置10は、コンピュータであり、例えば、スマートフォンや、スレートPC、タブレット型デバイスなどである。
ここで、図1の例では、情報処理装置10の一例であるタッチパネルを搭載したタブレット型デバイスの実施例を示している。これに限らず、本実施例に開示の技術は、カメラやレーザー等のセンサを搭載したソフトウェアキーボードデバイス等にも適用される。
タッチパネル11は、表示装置と位置入力装置とを有する。位置入力装置は、タッチパネルに対する押下操作の位置を検出してセンサ等である。タッチパネルにおける押下操作の検出方法としては、例えば、抵抗膜方式、静電容量方式、投影型静電容量方式、電磁誘導方式等、種々の方式が採用される。
図1の例では、タッチパネル11は、キーボードイメージ表示領域12と入力文字表示領域13とを有する。キーボードイメージ表示領域12は、種々の文字入力方式に合致したキーボードイメージを表示する領域である。図1は、英数入力方式において、QWERTY配列方式のキーボードイメージの例である。
また、入力文字表示領域13は、ユーザによる入力された文字を表示する領域である。例えば、入力文字表示領域13は、図1の例では、メーラにおいて、ユーザが作成したメッセージ「Hello_」を表示する。なお、「_」は文字入力のカーソル位置を示す。
本実施例における情報処理装置10は、タッチパネルに対する押下位置に基づいてキーを特定し、特定したキーに基づいて入力文字として確定する。さらに、情報処理装置10は、キーの認識範囲をユーザの操作履歴に基づいて、補正する。
キーの認識範囲は、各キーに割り当てられた範囲を示す情報である。例えば、タッチパネルを利用した情報処理装置10は、タッチパネル上の座標に基づいて、キーの認識範囲を設定する。また、カメラが取得した画像を解析することで、ユーザの押下位置を特定する形態の情報処理装置である場合には、キーの認識範囲は、画像における座標に基づいて、キーの認識範囲を設定する。
具体的には、各キーに対して設定された基準座標に基づいて、認識範囲は設定される。キーボードイメージ表示領域12を構成する画素各々について、複数の基準座標の内にもっとも近い基準座標を持つキーが特定される。そして、キーボードイメージ表示領域12を構成する画素のうち、もっとも近いキーが同一となる画素群が、ひとつのキーの認識範囲を構成する。
情報処理装置10は、キーボードイメージをタッチパネル11に表示する際に、もっとも近い基準座標が同一となる画素群を線で囲う等、各キーの認識範囲をユーザが視認可能となる態様で表示する。また、他の変形例としては、キーの認識範囲を、関数や、下限および上限の座標で規定しても良い。
キーの認識範囲が補正される事で、キーボードのレイアウトが、ユーザの操作履歴を反映したレイアウトへ変更される。つまり、ユーザの特性に応じたキーボードレイアウトが生成される。本実施例においては、レイアウトが変更されるとは、キーボードを構成するキーの位置が変更されることや、キーの大きさが変更されることを言う。
さらに、本実施例においては、ユーザの操作履歴のうち、特に、修正操作の履歴を利用する。修正操作とは、入力された文字の削除操作と、その後のキー押下操作を含む。つまり、あるキーの押下操作に応じて、ある文字が入力された後に、当該文字に対する削除が指示される。そして、新たなキーの押下操作が実行され、新たなキーの押下操作に応じて、新たな文字が入力される。
また、本実施例においては、削除操作前の押下位置と、削除操作後に入力されたキーとの距離を利用する。そして、情報処理装置10は、当該距離に基づいて、修正前の押下位置を用いて、修正後の入力キーの基準座標を補正するか否かを判定する。あるキーの基準座標が補正されることは、あるキーの認識範囲が補正されることになり、引いては、キーボード全体のレイアウトが変更されることになる。
つまり、各キーの基準座標に基づいて認識範囲を設定する処理において、キーボードイメージ表示領域12を構成する画素の中には、複数の基準座標の内にもっとも近い基準座標を持つキーが、あるキーの基準座標に対する補正前後で変化する画素が出てくる。補正後の基準座標に基づいて、キーボードイメージ表示領域12を構成する画素各々について、複数の基準座標の内にもっとも近い基準座標を持つキーが特定することで、キーボードにおける複数のキーの認識範囲が変化する。引いては、キーボードのレイアウトが変更される。
本実施例においては、キーの基準座標を補正することで、キーの認識範囲は必然的に補正される。また、あるキーの基準座標が補正されることで、キーボードのレイアウトも補正される。なお、各キーの認識範囲を、予めX座標およびY座標の範囲として定義づける場合には、当該範囲を補正することで、キーの認識範囲は補正される。
図2は、本実施例における修正操作を説明する為の図である。位置101、102、103は、各々ユーザが押下操作を行ったタッチパネル上の位置である。
本実施例における情報処理装置10は、削除操作前の押下位置と、削除操作後に入力されたキーとの距離が閾値以下である場合に、削除操作前の押下位置を用いて、削除操作後に入力されたキーの認識範囲を補正する。
例えば、削除操作前の押下位置と、削除操作後に入力されたキーの基準座標との距離が閾値以下である場合に、削除操作後の入力キーの基準座標を補正する。これは、キーの認識範囲がユーザにとって操作性が良くない為に、ユーザが押下操作を誤ったと考えられる為である。よって、情報処理装置10は、削除操作後の入力キーの基準座標を補正することで、認識範囲を、ユーザの特性に合わせて改良する。
一つ目のケースにおいて、例えば、ユーザによる押下操作の結果、情報処理装置10のタッチパネル11は、位置102への押下を検出する。情報処理装置10は、位置102に応じた入力文字「G」に対する削除操作を検出した場合に、入力文字「G」を削除する。さらに、情報処理装置10は、削除後に、新たに位置101への押下を検出する。
一つ目のケースでは、位置102と、位置101に基づくキーの基準座標との距離が、閾値以下であるとする。情報処理装置10は、削除操作前の押下位置である位置102を用いて、削除操作後のキー(文字「F」が割り当てられたキー)の基準座標を補正する。なお、以下、文字「F」が割り当てられたキーを、キー「F」とする。キー「F」の基準座標が補正されることで、キー「F」の認識範囲は補正される。
ここで、情報処理装置10は、キー「F」の基準座標を押下位置102に近づける補正や、キー「F」の認識範囲に位置102を含める補正を行う。補正前には、位置102はキー「G」の認識範囲に含まれているが、ユーザにより修正操作が行われたということは、位置102がキー「F」の認識範囲に含まれた方が、ユーザにとって操作性が高いと推測できる為である。
なお、ユーザによる修正操作が一回行われた場合に、情報処理装置10は、位置102に削除操作後に入力されたキー「F」が割当てる補正を行う必要はなく、複数回の修正操作に基づいて補正を行ってもよい。
一方、二つ目のケースにおいて、例えば、ユーザによる押下操作の結果、情報処理装置10のタッチパネル11は、位置103への押下を検出する。情報処理装置10は、位置103に応じた入力文字「M」に対する削除操作を検出した場合に、入力文字「M」を削除する。さらに、情報処理装置10は、削除後に、新たに位置101への押下を検出する。
図2における二つ目のケースは、位置103と、位置101に基づくキーの基準座標との距離が、閾値よりも大きい場合である。2つ目のケースにおいて、情報処理装置10は、削除操作前の押下位置である位置103を用いて、削除操作後に入力されたキー「F」の基準座標を補正する処理は行わない。これは、キー「F」の基準座標および認識範囲を、不要に補正することにつながる為である。
ユーザにとって、キーボードレイアウトの操作性が低いことに起因する入力ミスは、修正操作を利用して、キーボードのレイアウトを改善する必要がある。しかし、レイアウトの操作性とは関連が低いことが推定される入力ミスについては、修正操作を利用したレイアウト変更は不要である。よって、レイアウトの操作性とは関連が低いことが推定される入力ミスを除外して、修正操作を利用したレイアウトの変更を行うことで、ソフトウェアキーボードのレイアウトの操作性を改善することができる。
図3は、情報処理装置10の機能ブロック図である。情報処理装置10は、表示制御部21、取得部22、検出部23、判定部24、補正部25、記憶部26を有する。
表示制御部21は、タッチパネル11にキーボードイメージを表示する。表示制御部21は、各キーの認識範囲がユーザに識別可能な態様で、キーボードイメージ表示領域12にキーボードイメージを表示する。また、表示制御部21は、キー操作により入力された入力文字を、入力文字表示領域13に表示する。
例えば、表示制御部21は、各キーの基準座標と、キーボードイメージ表示領域の各画素の座標とに基づいて、各キーの認識範囲を設定する。そして、表示制御部21は、各キーの認識範囲と、キーボードイメージ表示領域における各キーの表示範囲とが合致するように、キーボードイメージを表示する。
取得部22は、押下位置に対応するキーを取得する。例えば、取得部22は、タッチパネル上の押下位置(X座標およびY座標)を取得し、対応情報を参照し、押下位置に対応するキーを取得する。対応情報は、キー毎に、各キーの認識範囲に関する情報を規定した情報である。対応情報の一例は、対応テーブルである。
例えば、対応テーブルは、各キーの認識範囲に関する情報として、キー毎にキーの基準座標を記憶する。取得部22は、対応テーブルに記憶された基準座標に基づいて、押下位置との距離が最も近い基準座標を特定する。そして、取得部22は、特定した基準座標に対応するキーを取得する。
そして、取得部22は、取得したキーに基づいて、入力文字を決定する。各キーには入力方式に応じて複数の文字が割り当てられている場合には、入力方式に応じて、複数の文字のうちいずれかの文字を、入力文字として決定する。
検出部23は、入力された文字の削除操作を検出する。例えば、検出部23は、ユーザによる削除キーの押下を検出する。削除キーは、入力された文字の削除を行う為のキーであって、例えば、Back SpaceキーやDeleteキーである。
判定部24は、検出された削除操作に係る修正操作をキーの認識範囲の補正に利用するか否かを判定する。ひいては、判定部24は、修正操作をキーボードレイアウトの変更に利用するか否かを判定することとなる。
例えば、検出部23による検出された文字の削除後に、取得部22が、新たな押下位置に対応するキーを取得した場合に、判定部24は、削除対象となった文字に対する押下操作時の押下位置と、新たに取得したキーの基準座標との距離を算出する。
距離が閾値以下であれば、判定部24は、修正操作をキーの認識範囲の補正に利用すると判定し、補正部25へ補正を指示する。一方、距離が閾値より大きい場合は、判定部24は、修正操作をキーの認識範囲の補正に利用しないと判定する。
補正部25は、判定部24の判定結果に基づいて、各キーの認識範囲を補正する。例えば、削除操作前の押下位置が、削除操作後の入力キーの認識範囲に含まれるように補正を行う。補正部25は、削除操作前の押下位置を用いて、削除操作後の入力キーの基準座標を補正する。なお、基準座標が補正されることによって、キーの認識範囲も補正される。補正部25は、例えば、数1および数2を用いて補正を行う。
(数1)
x_ref2_after= x_ref1_after × A+ x_before×(1 - A)
(数2)
y_ref2_after = y_ref1_after × A + y_before×(1 - A)
なお、x_ref1_afterおよびy_ref1_afterは、削除操作後の入力キーの基準座標であって、補正前の基準座標である。x_ref2_afterおよびy_ref2_afterは、削除操作後の入力キーの基準座標であって、補正後の基準座標である。x_beforeおよびy_beforeは、削除操作前の押下位置である。Aは、忘却係数であって、0より大きく1より小さい範囲で、適宜設定される。例えば、Aは0.7等に設定される。忘却係数が小さいほど、1度の修正操作により大きく補正されることとなる。
削除操作後の入力キーに係る基準座標は、削除操作前の押下位置に近づけように補正される。補正された基準座標に基づいて設定される認識範囲は、当該押下位置を含む範囲となる可能性が高く、複数回の補正によればさらに当該可能性は高くなる。
また、表示制御部21は、補正部による補正によって、あるキーの基準座標が補正された場合に、新たな基準座標に基づいて、各キーの認識範囲を設定する。つまり、表示制御部21は、補正された認識範囲に基づき、各キーの認識範囲が識別可能な態様で、新たなキーボードイメージをキーボードイメージ表示領域12に表示する。
次に、記憶部26は、対応情報を記憶する。例えば、記憶部26は、対応情報として対応テーブル261を記憶する。また、記憶部26は、操作履歴情報を記憶する。
図4は、対応テーブルのデータ構成例を示す図である。なお、対応テーブル261は、記憶部26に記憶される。対応テーブル261は、キーごとに、キーIDと基準座標とを対応付けて記憶する。
キーIDはキーを各々識別するための情報である。また、対応テーブル261は、さらに、入力方式に応じて、各キーIDのキーに割り当てられる文字を記憶してもよい。例えば、対応テーブル261は、キーID「キー1」に対して、日本語入力方式では「あ」が、英数入力方式においては「Q」を対応付けて記憶しても良い。
基準座標は、各キーの認識範囲を決定する際の基準となる座標である。例えば、キーID「キー1」であるキーは、基準座標(x1,y1)を基準に認識範囲が設定される。
図5AおよびBは、操作履歴情報のデータ構成例を示す図である。なお、操作履歴情報は、記憶部26に記憶される。操作履歴情報は、取得部22が取得した押下位置と、押下位置に対応するキーのキーIDとを含む情報である。
操作履歴情報として、本実施例においては、最新の操作に係る操作履歴情報を記憶する。ただし、削除操作が検出された場合には、削除操作の直前の押下操作に係る操作履歴情報と、削除操作後の押下操作に係る操作履歴情報とを記憶する。なお、全てのキー押下操作に係る操作履歴情報を時刻情報とともに記憶してもよい。
例えば、図5Aに示す操作履歴情報262は、あるキー押下操作において、取得部22は、押下位置(xa、ya)、および押下位置に応じたキーのキーID「キー1」を取得したことを示す。また、図5Bに示す操作履歴情報263は、削除操作の次に行われたキー押下操作において、取得部22は、押下位置(xb、yb)、および押下位置に応じたキーのキーID「キー2」を取得したことを示す。
削除操作を検出した場合に、判定部24は、削除操作前後の操作履歴情報に基づいて、修正操作をキーの認識範囲の補正に利用するか否かを判定することができる。また、削除操作にあたる押下操作は、操作履歴情報として記憶しないこととするが、記憶してもよい。
図6は、実施例1に係る文字入力処理のフローチャートである。なお、本実施例においては、文字入力処理の過程で補正処理を行う事とするが、文字入力処理と補正処理とを時間的に独立に行ってもよい。また、図6に示すフローチャートに先駆け、表示制御部21は、対応情報に基づいて、キーボードイメージをタッチパネル11のキーボードイメージ表示領域12に表示する。
まず、取得部22は、押下位置に対応するキーを取得する(Op.1)。例えば、取得部22は、対応テーブル261を参照し、押下位置にもっとも近い基準座標に対応するキーIDを取得する。取得部22は、取得したキーに基づいて、入力方式に応じて入力文字を決定する(Op.2)。
取得部22は、押下位置および取得したキーのキーIDを含む操作履歴情報を、記憶部26に記憶する(Op.3)。なお、Op.2とOp.3は順不同である。さらに、表示制御部21は、決定された入力文字をタッチパネル11の入力文字表示領域13に表示する(Op.4)。なお、Op.3とOp.4とは順不同である。
次に、検出部23が削除操作を検出した場合は(Op.5Yes)、取得部22は、新たな押下操作を検出するまで待機した後、新たな押下操作に係る押下位置に対応する新たなキーを取得する(Op.6)。取得部22は、取得したキーに基づいて、入力文字を決定する(Op.7)。取得部22は、押下位置および取得したキーのキーIDを含む操作履歴情報を、新たに記憶部26に記憶する(Op.8)。さらに、表示制御部21は、決定された入力文字をタッチパネル11の入力文字表示領域13に表示する(Op.9)。なお、Op.7とOp.8、およびOp.8とOp.9は順不同である。
次に、判定部24は、操作履歴情報に基づいて、修正操作をキーの認識範囲の補正に利用するか否かを判定する(Op.10)。例えば、判定部24は、削除対象となった文字に対する押下操作時の押下位置と、削除後に入力されたキーの基準座標との距離を算出する。距離が閾値以下であれば(Op.10Yes)、判定部24は、補正部25に補正処理の開始を指示する。
補正部25は、補正処理(Op.11)を実行する。補正処理については、詳細は後述する。そして、情報処理装置10は、文字入力処理を終了する。一方、検出部23が削除を検出しない場合(Op.5No)、および、距離が閾値より大きい場合(Op.10No)、情報処理装置10は、文字入力処理を終了する。
図7は、補正処理のフローチャートである。補正部25は、削除操作前の押下位置に基づいて、削除操作後の入力キーの認識範囲を補正する。例えば、補正部25は、操作履歴情報、数1、および数2に基づいて、補正部25は、削除操作後の入力キーの基準座標を新たに算出する(Op.21)。
補正部25は、対応テーブル261を参照し、新たに算出した基準座標と、削除操作後の入力キー以外のキーの基準座標との距離が、いずれも閾値以下であるか判定する(Op.22)。いずれも閾値以下である場合には(Op.22Yes)、補正部25は、対応テーブルにおける削除操作後の入力キーの基準座標を、新たに算出された基準座標に更新する(Op.23)。そして、補正処理を終了する。
一方、閾値より大きい他のキーが存在する場合には(Op.22No)、補正部25は、対応テーブルにおける削除操作後の入力キーの基準座標を、新たに算出された基準座標に更新する事になしに、終了する。なお、補正処理において、Op.22およびOp.23を省略することもできる。
以上の処理により、キーボードレイアウトの操作性とは関連が低いことが想定される入力ミスは除外して、キーの認識範囲を補正することができる。よって、ユーザにとって操作性がより向上するキーボードレイアウトを生成することができる。
図8Aおよび図8Bは、各キーの認識範囲およびレイアウトの変化を説明する為の図である。図8Aは、補正前の各キーの基準座標およびキーボードレイアウトを表している。図8Bは、補正後の各キーの基準座標およびキーボードレイアウトを表している。
図8Aにおけるキー201が、削除操作後の入力キーであるとする。なお、キー201の外形は、キー201に認識範囲を示している。そして、基準座標200が基準座標300に補正された場合、キー201の認識範囲は、キー300の外形で示される範囲に変更される。
さらに、キー202乃至206についても、各々の認識範囲は、キー302乃至306の外形で示される範囲に変更される。キーボードイメージ表示領域12を構成する各画素の座標と、補正後の全キーの基準座標との距離に基づいて、各キーの認識範囲は設定される為、あるキーの基準座標が補正されたことに応じて、複数のキーの認識範囲が変化する。
例えば、図2において、修正操作前に押下された位置102は、補正処理前は、キー「G」の認識範囲に含まれていた。しかし、本実施例における補正処理を行う事で、位置102は、キー「F」の認識範囲に含まれるようになる。したがって、本実施例の情報処理装置10は、ユーザにとって、より操作性の高いソフトウェアキーボードを提供することができる。
図9は、本実施例の効果を説明する為の図である。図9において、横軸は、修正操作回数である。なお、修正操作の回数は、削除操作の回数と同じである。また、縦軸は、基準座標と押下位置との距離を示す。つまり、基準座標と押下位置との距離が小さいということは、基準位置に基づくキーボードのレイアウトは、ユーザにとって操作性が高いレイアウトであるということになる。
四角で示すデータは、本実施例に開示の手法で、あるキーの基準座標を補正した場合の実験結果である。ひし形で示すデータは、比較例であって、全ての修正操作を用いてあるキーの基準座標を補正した場合の実験結果である。なお、実験においては、20%の割合で、図2における二つ目のケースのように、削除対象となった文字に対する押下操作時の押下位置と、削除後に入力されたキーの基準座標との距離が閾値以上となるような入力ミスが発生したと仮定する。
本実施例の場合には、複数回の補正によって、押下位置と、あるキーの基準座標との距離が小さくなることが確認できる。一方、比較例においては、複数回の補正を行っても、押下位置と、あるキーの基準座標との距離が、本実施例よりも大きいことが確認できる。
つまり、比較例のように、キーボードレイアウトの操作性とは関連が低いことが想定される入力ミスを利用して削除後に入力されたキーの基準座標を補正した場合に、ユーザにとって操作性の高いレイアウトとはならないことが分かる。
したがって、本実施例のように、キーボードレイアウトの操作性とは関連が低いことが想定される入力ミスは除外することで、ユーザにとって操作性がより向上するキーボードレイアウトを生成することができる。
(実施例2)
実施例2は、削除を検出しない場合(図7におけるOp.5)、削除対象となった文字に対する押下操作時の押下位置と、削除後に入力されたキーの基準座標との距離が閾値以下でない場合(Op.10No)において、他の補正処理を実行するものである。
図10は、実施例2に係る情報処理装置により実行される文字入力処理のフローチャートである。実施例1における処理フローと同様の処理については、同様の番号を付し、説明を省略する。なお、実施例2における情報処理装置10は、実施例1と同様の機能ブロック図であらわされる。
削除を検出しない場合(Op.5No)、または距離が閾値よりも大きい場合(Op.10No)、補正部25は、他の補正処理を実行する(Op.12)。
他の補正処理においては、補正部25は、直近の押下操作に係る押下位置に基づいて、直近の押下操作における入力キーの認識範囲を補正する。例えば、数3および数4を用いて補正がなされる。
(数3)
x_ref2_previous= x_ref1_previous × B+ x_previous×(1 - B)
(数4)
y_ref2_previous = y_ref1_previous × B + y_previous×(1 - B)
なお、x_ref1_previousおよびy_ref1_previousは、直近の押下操作による入力キーの基準座標であって、補正前の基準座標である。x_ref2_previousおよびy_ref2_previousは、直近の押下操作による入力キーの基準座標であって、補正後の基準座標である。x_previousおよびy_previousは、直近の押下操作における押下位置である。Bは、忘却係数であって、0より大きく1より小さい範囲で、適宜設定される。例えば、Bは0.7等に設定される。忘却係数が小さいほど、1度の修正操作による影響を大きくうける補正が行われる。
削除を検出しない場合(Op.5No)は、Op.3において記憶された操作履歴情報に基づいて、入力キーの基準座標を補正する。正しい押下操作が行われた場合に、押下位置を用いて、入力キーの基準座標を補正することで、よりユーザの押下操作の特性に合致するレイアウトを生成することができる。
また、削除対象となった文字に対する押下操作時の押下位置と、削除後に入力されたキーの基準座標との距離が閾値より大きい場合は(Op.10No)、Op.8において記憶された操作履歴情報に基づいて、入力キーの基準座標を補正する。なお、Op.5において記憶された操作履歴情報に基づいて、削除前に入力されたキーの基準座標を補正してもよい。
削除対象となった文字に対する押下操作時の押下位置と、削除後に入力されたキーの基準座標との距離が閾値より大きい場合は、キーボードレイアウトの操作性とは関連が低い入力ミスであると推測できる。つまり、ユーザが意思をもって入力した結果であると考えられる。したがって、ユーザが意思をもって入力した押下位置を用いて、入力キーの基準座標を補正することで、よりユーザの押下操作の特性に合致するレイアウトを生成することができる。
以上の処理により、削除操作前の押下位置を利用して、削除操作後の入力キーの認識範囲を補正する処理については、レイアウトの操作性とは関連が低いことが想定される入力ミスは除外することができる。一方、レイアウトの操作性とは関連が低いことが想定される入力ミスや、正しい入力については、直近の押下操作を利用して、直近の押下操作における入力キーの認識範囲を補正することができる。よって、多くの操作を利用して、よりユーザの特性に合致したキーボードレイアウトを生成することができる。
(実施例3)
実施例3は、Op10の判定処理において用いられる閾値を、ユーザの情報に基づいて設定するものである。ユーザの情報は、プロフィール情報やユーザの熟練度に関する情報である。
以下、ユーザの熟練度γに応じて閾値が設定される例を説明する。熟練度γは、レイアウトの操作性に関連することが想定される入力ミスの発生割合に基づいて、ユーザがソフトウェアキーボードにどの程度慣れているかを推定する値である。
レイアウトの操作性に関連することが想定される入力ミスが多く発生するほど、ユーザはソフトウェアキーボードに対して慣れていないことが推定できる。一方、当該ミスの発生割合が小さいほど、熟練度γが大きくなる。また、熟練度γが大きいほど、閾値は小さな値となる。
つまり、熟練度γが大きなユーザについては、より小さな閾値を判定部24が利用することで、レイアウトの操作性とは関連することが想定される入力ミスの判定を厳しくする。
図11は、実施例3に係る情報処理装置20の機能ブロック図である。情報処理装置20は、実施例1に係る情報処理装置10の各機能部に加え、算出部27を有する。
算出部27は、熟練度γに応じた閾値Thを算出する。なお、実施例3により生成された閾値Thを用いて、判定部24は判定処理(OP.10)を行う。例えば、算出部27は、次の式により熟練度γおよび閾値Th_afterを算出する。
(数5)
γ= 1 - (δ×M/N)
(数6)
Th_after = Th_before × (γ_before / γ_after )
Nは、過去の押下操作の回数である。Mは、レイアウトの操作性に関連することが想定される入力ミスの回数である。つまり、Mは、削除操作のうち、距離が閾値以下と判定された過去の削除操作の回数である。M/Nは、レイアウトの操作性に関連することが想定される入力ミスの発生割合である。
βは任意の調整係数であって、0より大きく、N/Mよりも小さい値に設定される。つまり、本実施例においては、算出部27は、文字入力処理において、押下操作がなされた回数および入力ミスの回数を計数する。
Th_afterは、新たに算出された閾値である。Th_beforeは、過去の熟練度に応じて算出された閾値である。なお、初期状態においては、Th_beforeは設定値となる。例えば、ディスプレイの大きさや画素数に応じて、適当な値が設定される。
γ_beforeは、過去の熟練度である。γ_afterは、新たな熟練度である。なお、レイアウトの操作性に関連することが想定される入力ミスが検出されるたびに、閾値Thを更新する場合においては、数5において、MおよびNに各々1が加算された熟練度γがγ_afterとなり、加算される前の熟練度γがγ_beforeである。
なお、ユーザ毎に過去の入力回数等を記憶し、ユーザ毎の熟練度γを記憶してもよい。例えば、ひとつの情報処理装置20を、複数のユーザで利用する場合に、ログインユーザごとに熟練度γを記憶してもよい。さらに、ログインユーザ毎に、対応テーブルを記憶してもよい。各ユーザの特性に応じたレイアウトを生成することができる。
本実施例によれは、熟練度に応じて、判定部24による判定に用いられる閾値を変更することができる。よって、ユーザの熟練度が大きくなるほど、修正操作が行われた場合に、レイアウトの操作性とは関連が低いことが想定される入力ミスと判定される可能性が大きくなる。つまり、削除操作前の押下位置に基づいて、削除操作後の入力キーの認識範囲を補正する対象として有効である可能性が小さい入力ミスを、より除外することができる。
図12は、熟練度に応じた閾値の設定を説明する為の図である。熟練度が低い時点では、閾値Th1に基づいて、判定処理が行われることとなる。削除操作後の入力キー400における基準座標を中心とした半径Th1の範囲401内に、削除操作前の押下位置が含まれる場合、削除操作前の押下位置に基づいて、キー400の基準座標は補正される。例えば、押下位置402であれば、当該押下位置を利用した補正が行われる。
一方、熟練度が高くなると、閾値Th1よりも小さな閾値Th2に基づいて、判定処理が行われることとなる。削除操作後の入力キー403における基準座標を中心とした半径Th2の範囲404内に、削除操作前の押下位置が含まれる場合、削除操作前の押下位置に基づいて、キー403の基準座標は補正される。例えば、押下位置405であれば、範囲404に含まれない為、押下位置405を利用した補正は行われない。
以上のとおり、熟練度γの変化に応じた閾値Thが設定されることで、より適切な判定処理を行うことができる。 なお、プロフィール情報に基づいて閾値が設定される場合には、ユーザの年齢や性別等に基づいて、閾値を設定する。例えば、年齢が高いほど、大きな閾値が設定されるとしてもよい。
(変形例)
タッチパネルを有する情報処理装置以外にも、装置とは独立した場所に仮想のキーボードを設定して文字入力を行う情報処理装置においても上記実施例は適用可能である。
図13は、情報処理装置30の利用形態の一例を示す図である。情報処理装置30は、情報処理装置30とは独立した場所に仮想のキーボード40を設定する。そして、情報処理装置30は、仮想のキーボード40に対する手41の操作に基づいて、文字入力を行う。
情報処理装置30は、例えば、プロジェクター31、センサ32およびセンサ33を有する。プロジェクター31は、キーボードレイアウトに基づいて、キーボードイメージを投影する。センサ32およびセンサ33は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)センサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサであって、手41を撮影する。
情報処理装置30は、2つのセンサからの出力に基づいて、3次元の手の位置を特定することができる。情報処理装置30は、押下操作を検出するとともに、押下位置を取得し、押下されたキーを特定する。
さらに、情報処理装置30は、削除操作を検出した場合に、削除操作前の押下位置を利用して、削除操作後の入力キーの認識範囲を補正する。補正処理によって、ユーザの文字入力の特性を考慮したキーボードレイアウトが生成される。さらに、操作性の向上が見込まれるキーボードイメージがプロジェクター31により投影される。
他の変形例として、例えば、あるキーの基準座標を補正した場合に、補正前後の基準座標の変位に基づいて、他のキーボードの基準座標も補正するとしてもよい。具体的には、情報処理装置10は、補正の対象となったキーについて、補正前後の基準座標の変位を、X座標およびY座標の各々について算出する。そして、情報処理装置10は、他のキーの基準座標も、同様にX軸およびY軸について変更することで、キーボードレイアウトを変更する。
図14は情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、情報処理装置20も同様の構成である。コンピュータ1000は、上述した文字入力処理を実行し、情報処理装置10として機能する。コンピュータ1000はCPU(Central Processing Unit)1001、ROM(Read Only Memory)1002,RAM(Random Access Memory)1003,HDD(Hard Disk Drive)1005、表示装置1007、媒体読取装置1009を有しており、各部はバス1008を介して相互に接続されている。そしてCPU1001による管理下で相互にデータの送受を行うことができる。
各実施例のフローチャートに示した文字入力処理および補正処理が記述された文字入力プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録される。コンピュータが読み取り可能な記録媒体には、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)などがある。
光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc − Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto − OPtical disk)などがある。このプログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売されることが考えられる。
そして文字入力プログラムを実行するコンピュータ1000は、例えば媒体読取装置1009が、文字入力プログラムを記録した記録媒体から、該プログラムを読み出す。なお、読みだすプログラムによって、コンピュータ1000は、情報処理装置10、情報処理装置20として機能する。CPU1001は、読み出されたプログラムをHDD1005若しくはROM1002、RAM1003に格納する。
CPU1001は、情報処理装置10全体の動作制御を司る中央処理装置である。HDD1005には、上記の各実施例に示した情報処理装置10と同様の機能をコンピュータに発揮させるプログラムとして、各処理をコンピュータに実行させるプログラムが記憶されている。
そして、CPU1001が、文字入力プログラムをHDD1005から読み出して実行することで、図3に示す表示制御部21、取得部22、検出部23、判定部24、補正部25として機能するようになる。さらに、CPU1001は、図11に示す算出部27として機能する場合もある。また、文字入力プログラムはCPU1001とアクセス可能なROM1002またはRAM1003に格納されていても良い。
さらにHDD1005にはCPU1001の管理下で図3に示す記憶部26として機能する。つまり、図4や図5に示す情報を記憶する。プログラム同様、記憶部のデータテーブルに相当する情報はCPU1001とアクセス可能なROM1002またはRAM1003に格納されても良い。つまり、記憶部26のデータは、HDD1005や、ROM1002またはRAM1003などの記憶装置に格納される。また、ROM1002またはRAM1003は、処理の過程で一時的に生成された情報も記憶する。表示装置1007は、各画面を表示する。
また、情報処理装置10として機能するコンピュータ1000は、通信装置1004、入力装置1006、をさらに有してもよい。通信装置1004はネットワークを介して他の装置からの信号を受信し、その信号の内容をCPU1001に渡す。さらに通信装置1004はCPU1001からの指示に応じてネットワークを介して他の装置に信号を送信する。
入力装置1006は、ユーザからの情報の入力を受け付ける。入力装置1006は、物理キーボードであってもよいが、コンピュータ1000においては、本実施例に開示された文字入力処理によって文字入力が実現される。また、入力装置1006および表示装置1007が一体となって、タッチパネルが採用される場合もある。
また、情報処理装置30のように、センサやプロジェクターを有してもよい。さらに、CCD(Charge Coupled Device)センサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサを有するカメラを備えてもよい。カメラは、所定のフレーム間隔でユーザの手を撮影し、撮影した画像をCPU1001に対して出力する。
以下に付記する。
(付記1)領域へのユーザによる押下操作に基づいて文字入力を行うコンピュータに、前記押下操作が行われた第一の押下位置と、該第一の押下位置に対応する第一のキーとを取得し、前記第一のキーにより入力された文字の削除を検出し、前記削除を検出した場合、次の押下操作が行われた第二の押下位置と、該第二の押下位置に対応する第二のキーとを取得し、前記第一の押下位置と前記第二のキーとの距離が閾値以下であるか判定し、前記距離が閾値以下である場合に、前記第一の押下位置に基づいて、前記領域内で前記第二のキーとして認識される範囲を補正する処理を実行させることを特徴とする文字入力プログラム。
(付記2)前記コンピュータに、さらに、前記ユーザの情報に応じて、前記閾値を算出する処理を実行させ、算出された前記閾値に基づいて、前記補正する処理が実行されることを特徴とする付記1記載の文字入力プログラム。
(付記3)前記コンピュータに、前記閾値を算出する処理において、前記ユーザによる過去の押下操作の回数に対する、前記距離が過去の閾値以下であると判定された過去の回数の割合に基づいて、前記閾値を算出することを特徴とする付記2記載の文字入力プログラム。
(付記4)前記コンピュータに、前記補正において、前記第一の押下位置が前記第二のキーとして認識される範囲に含まれる補正を行うことを特徴とする付記1乃至付記3のいずれかひとつに記載の文字入力プログラム。
(付記5)前記コンピュータに、前記距離が閾値よりも大きい場合には、前記第一の押下位置に基づいて、前記第一のキーとして認識される範囲を補正する処理を実行させることを特徴とする付記1乃至付記4のいずれかひとつに記載の文字入力プログラム。
(付記6)前記コンピュータに、前記距離が閾値よりも大きい場合には、前記第二の押下位置に基づいて、前記第二のキーとして認識される範囲を補正する処理を実行させることを特徴とする付記1乃至付記5のいずれかひとつに記載の文字入力プログラム。
(付記7)前記コンピュータに、さらに、前記第一のキーおよび前記第二のキーを含む複数のキー各々と、該複数のキーそれぞれの該領域における配置の基準となる基準座標とが対応付けられた対応情報を参照し、前記領域を構成する画素各々と、該複数のキー各々の該基準座標との距離に基づいて、該複数のキー各々への入力として認識される範囲を設定する処理を実行させることを特徴とする付記1乃至付記6のいずれかひとつに記載の文字入力プログラム。
(付記8)前記補正する処理において、前記対応情報における前記第二のキーに対応する基準座標を、前記第一の押下位置に基づいて算出した他の基準座標に更新することを特徴とする付記7記載の文字入力プログラム。
(付記9)領域へのユーザによる押下操作に基づいて文字入力を行う情報処理装置であって、前記押下操作が行われた第一の押下位置と、該第一の押下位置に対応する第一のキーとを取得するとともに、他の押下操作が行われた第二の押下位置と、該第二の押下位置に対応する第二のキーとを取得する取得部と、前記第一のキーにより入力された文字の削除を検出する検出部と、前記削除が検出された場合に、前記第一の押下位置と前記第二のキーとの距離が、閾値以下であるか判定する判定部と、前記判定部による判定の結果に応じて、前記第一の押下位置に基づき、前記領域内で前記第二のキーとして認識される範囲を補正する補正部とを有することを特徴とする情報処理装置。
(付記10)領域へのユーザによる押下操作に基づいて文字入力を行うコンピュータが、前記押下操作が行われた第一の押下位置と、該第一の押下位置に対応する第一のキーとを取得し、前記第一のキーにより入力された文字の削除を検出し、前記削除を検出した場合、次の押下操作が行われた第二の押下位置と、該第二の押下位置に対応する第二のキーとを取得し、前記第一の押下位置と前記第二のキーとの距離が閾値以下であるか判定し、前記距離が閾値以下である場合に、前記第一の押下位置に基づいて、前記領域内で前記第二のキーとして認識される範囲を補正する処理を実行することを特徴とする文字入力方法。
(付記11)メモリとプロセッサとを有する情報処理装置であって、前記プロセッサは、領域への押下操作が行われた第一の押下位置と、該第一の押下位置に対応する第一のキーとを取得し、前記第一のキーにより入力された文字の削除を検出し、前記削除を検出した場合、次の押下操作が行われた第二の押下位置と、該第二の押下位置に対応する第二のキーとを取得し、前記第一の押下位置と前記第二のキーとの距離が閾値以下であるか判定し、前記距離が閾値以下である場合に、前記第一の押下位置に基づいて、前記領域内で前記第二のキーとして認識される範囲を補正する処理を実行する。

10、20、30 情報処理装置
11 タッチパネル
21 表示制御部
22 取得部
23 検出部
24 判定部
25 補正部
26 記憶部
27 算出部
1000 コンピュータ
1001 CPU
1002 ROM
1003 RAM
1004 通信装置
1005 HDD
1006 入力装置
1007 表示装置
1008 バス
1009 媒体読取装置

Claims (10)

  1. 領域へのユーザによる押下操作に基づいて文字入力を行うコンピュータに、
    前記押下操作が行われた第一の押下位置と、該第一の押下位置に対応する第一のキーとを取得し、
    前記第一のキーにより入力された文字の削除を検出し、
    前記削除を検出した場合、次の押下操作が行われた第二の押下位置と、該第二の押下位置に対応する第二のキーとを取得し、
    前記第一の押下位置と前記第二のキーとの距離が閾値以下であるか判定し、
    前記距離が閾値以下である場合に、前記第一の押下位置に基づいて、前記領域内で前記第二のキーとして認識される範囲を補正する処理を実行させることを特徴とする文字入力プログラム。
  2. 前記コンピュータに、さらに、
    前記ユーザの情報に応じて、前記閾値を算出する処理を実行させ、
    算出された前記閾値に基づいて、前記補正する処理が実行されることを特徴とする請求項1記載の文字入力プログラム。
  3. 前記コンピュータに、前記閾値を算出する処理において、
    前記ユーザによる過去の押下操作の回数に対する、前記距離が過去の閾値以下であると判定された過去の回数の割合に基づいて、前記閾値を算出することを特徴とする請求項2記載の文字入力プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    前記補正において、前記第一の押下位置が前記第二のキーとして認識される範囲に含まれる補正を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかひとつに記載の文字入力プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    前記距離が閾値よりも大きい場合には、前記第一の押下位置に基づいて、前記第一のキーとして認識される範囲を補正する処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかひとつに記載の文字入力プログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    前記距離が閾値よりも大きい場合には、前記第二の押下位置に基づいて、前記第二のキーとして認識される範囲を補正する処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかひとつに記載の文字入力プログラム。
  7. 前記コンピュータに、さらに、
    前記第一のキーおよび前記第二のキーを含む複数のキー各々と、該複数のキーそれぞれの該領域における配置の基準となる基準座標とが対応付けられた対応情報を参照し、
    前記領域を構成する画素各々と、該複数のキー各々の該基準座標との距離に基づいて、該複数のキー各々への入力として認識される範囲を設定する処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかひとつに記載の文字入力プログラム。
  8. 前記補正する処理において、前記対応情報における前記第二のキーに対応する基準座標を、前記第一の押下位置に基づいて算出した他の基準座標に更新することを特徴とする請求項7記載の文字入力プログラム。
  9. 領域へのユーザによる押下操作に基づいて文字入力を行う情報処理装置であって、
    前記押下操作が行われた第一の押下位置と、該第一の押下位置に対応する第一のキーとを取得するとともに、他の押下操作が行われた第二の押下位置と、該第二の押下位置に対応する第二のキーとを取得する取得部と、
    前記第一のキーにより入力された文字の削除を検出する検出部と、
    前記削除が検出された場合に、前記第一の押下位置と前記第二のキーとの距離が、閾値以下であるか判定する判定部と、
    前記判定部による判定の結果に応じて、前記第一の押下位置に基づき、前記領域内で前記第二のキーとして認識される範囲を補正する補正部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  10. 領域へのユーザによる押下操作に基づいて文字入力を行うコンピュータが、
    前記押下操作が行われた第一の押下位置と、該第一の押下位置に対応する第一のキーとを取得し、
    前記第一のキーにより入力された文字の削除を検出し、
    前記削除を検出した場合、次の押下操作が行われた第二の押下位置と、該第二の押下位置に対応する第二のキーとを取得し、
    前記第一の押下位置と前記第二のキーとの距離が閾値以下であるか判定し、
    前記距離が閾値以下である場合に、前記第一の押下位置に基づいて、前記領域内で前記第二のキーとして認識される範囲を補正する処理を実行することを特徴とする文字入力方法。

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