JP5910131B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射装置に関する。
従来から、媒体に対して液体を噴射する液体噴射装置の一種として、インクジェット式プリンターが広く知られている。こうしたプリンターの中には、長尺状のラインヘッドを用紙(媒体)の搬送経路上に、用紙の幅方向に亘って配置するラインプリンターがある。このラインプリンターは、用紙を間欠搬送しつつ文字やドット単位で印刷を行うシリアルプリンターと異なり、用紙を連続搬送しながら1行単位で印刷が行えるため、高速な印刷が可能である反面、常に用紙の幅方向に亘ってラインヘッドが位置するために、メンテナンス時におけるプリンター内部へのアクセスが難しく、その改善が希求されていた。
そこで、特許文献1に記載のように、装置本体にヒンジ機構を介して開閉自在に支持された可動筐体の内側にラインヘッドを保持し、インクカートリッジの交換やラインヘッドが備えるノズル形成面のメンテナンス作業を行う際には、ラインヘッドを保持する可動筐体ごと開放位置に変位させるプリンターが提案されている。
特開2005−169680号公報
ところで、特許文献1に記載のプリンターでは、インク(液体)の噴射動作が、通常は、ラインヘッドを保持する可動筐体が閉じた状態で行われるが、使用者の意図によらずに、可動筐体を開いた状態でインクの噴射動作を行ってしまう虞がある。そして、その場合には、ノズルから噴射されたインクがプリンターの内外を汚染してしまうという問題がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用者が意図しない液体の噴射動作によって装置の内外が汚染することを抑制できる液体噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の液体噴射装置は、被噴射媒体に液体を噴射するノズルを備える液体噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドを内側に支持した状態で装置本体の内部を外部と遮断するように覆う覆蓋位置と前記装置本体の内部を外部に対して開放する開放位置との間を変位可能な可動筐体と、該可動筐体の位置状態を検出する検出部と、該検出部により前記可動筐体の位置状態が開放位置にあると検出された場合には前記液体噴射ヘッドの前記ノズルからの前記液体の噴射動作を実行させない制御部と、を備えた。
上記構成によれば、液体噴射ヘッドを内側に支持した可動筐体が、装置本体の内部を外部に対して開放する開放位置にある場合には、液体噴射ヘッドのノズルからの液体の噴射動作が実行されないため、使用者が意図しない液体の噴射動作によって装置の内外が汚染することを抑制できる。
本発明の液体噴射装置は、前記ノズルから前記液体を廃液として吐出させることにより前記液体噴射ヘッドのメンテナンスを行うフラッシングを実行可能である。
上記構成によれば、液体噴射ヘッドのメンテナンスのためにノズルから液体を廃液として吐出させるフラッシングを実行可能であっても、装置本体の内部が開放された状態であったときに、そのフラッシングの実行指示があった場合には、そのような状態での液体の吐出が規制される。そのため、フラッシングにより廃液として吐出される液体で装置の内外が汚染することを抑制できる。
本発明の液体噴射装置は、前記フラッシングの実行指示があった場合において、前記検出部が前記可動筐体の位置状態を開放位置であると検出したときには、前記可動筐体の位置状態が開放位置であることを使用者に報知する報知部をさらに備えた。
上記構成によれば、装置本体の内部が開放された状態であったときに、フラッシングの実行指示があった場合には、液体の吐出が規制されるだけでなく、可動筐体の位置状態が開放位置であることが報知されるので、使用者にはメンテナンスが実行されない旨を認識させることができる。
本発明の液体噴射装置において、前記制御部は、前記報知部が前記可動筐体の位置状態が開放位置であることを報知した後において、更に前記フラッシングの実行指示があった場合には、前記フラッシングを実行させる。
上記構成によれば、装置本体の内部が開放された状態であったとしても、使用者が開放された状態で液体が噴射されることを認識した上であれば、フラッシングの必要に応じて液体噴射ヘッドからの液体の噴射が可能となる。
本発明の液体噴射装置は、前記可動筐体の位置状態が前記覆蓋位置である場合において、前記液体噴射ヘッドの前記ノズルに対向した位置状態となったときに前記ノズルから前記フラッシングにより吐出される前記液体を受容可能な液体受容部及び前記被噴射媒体に対して前記液体噴射ヘッドから前記液体が噴射されるときに前記ノズルに対向した位置状態で前記被噴射媒体を支持可能な媒体支持部を有する機能部と、該機能部の状態を前記媒体支持部が前記ノズルに対向する搬送状態と前記液体受容部が前記ノズルに対向するフラッシング状態との間で切り替える切替機構と、をさらに備え、前記フラッシングの実行指示があった場合において、前記検出部が可動筐体の位置状態を覆蓋位置であると検出したときには、前記制御部は、前記切替機構によって前記機能部の状態を前記フラッシング状態に切り替えた後に、前記フラッシングを実行させる。
上記構成によれば、可動筐体が覆蓋位置にあって装置本体の内部が外部と遮断された状態であったときに、媒体支持部に向かってノズルから液体を噴射することがない。
本発明の実施形態に係るプリンターの概略側断面図。 プリンターが備える機能部の平面図。 ノズル形成面に支持部を対向させた状態での機能部の断面図。 プリンターの制御系を示すブロック図。 プリンターのフラッシング実行手順を示すフローチャート。 ノズル形成面にインク受容部を対向させた状態での機能部の断面図。 上部筐体が開放位置にあるときのプリンターの概略側断面図。
以下、本発明を液体噴射装置の一種であるインクジェット式プリンター(以下、単に「プリンター」ともいう。)に具体化した一実施形態を図1〜図5を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態のプリンター11は、筐体状をなすフレーム12内に、装着部13、搬送部14、記録部15、機能部16、排出部17、報知部18、検出部19、及び制御部20を備えている。なお、これらは、報知部18、検出部19、制御部20を除きプリンター11においてインク(液体)の噴射により記録(印刷)が行われる被噴射媒体としての用紙Pの搬送経路に沿って順次に配置されている。また、フレーム12は、装着部13、搬送部14、機能部16、排出部17、報知部18、及び検出部19を備える下部筐体(装置本体)12aと、記録部15及び制御部20を備える可動筐体としての上部筐体12bから構成されている。ここで、上部筐体12bは、下部筐体12aに対して支持軸21を回転中心に回転可能(変位可能)に軸支されており、下部筐体12aの内部を外部と遮断するように覆う覆蓋位置CPと、下部筐体12aの内部を外部に対して開放する開放位置OP(図7参照)とを取ることができる。
以下、用紙Pの搬送経路に沿って、プリンター11の構成について説明する。
用紙Pの搬送経路のうち最も上流側に位置する装着部13には、用紙Pの積層方向と直交する方向(図1において左右方向)に挿抜可能な給紙カセット22が装着されている。そして、給紙カセット22の一側面(図1において左方)には、給紙カセット22の抜き出し時にユーザーが手をかけるための把持部となる庇形状部22aが形成されている。
そして、搬送経路における装着部13の下流に位置する搬送部14は、給紙カセット22に積層して収容された用紙Pを、搬送経路形成部材25に揺動自在に軸支された給紙ローラー27によって、一枚ずつ記録部15へ搬送する。なお、搬送部14における搬送経路は、図1に示すように、搬送経路形成部材25などによって下部筐体12a内に形成され、用紙Pを記録部15へ搬送するように形成されている。
また、搬送部14における搬送経路は用紙Pの搬送方向を逆転させる反転搬送路になっている。すなわち、給紙カセット22から送り出された用紙Pは、給紙カセット22の挿入方向における奥端において、下部筐体12aの内側面に形成された傾斜面24に沿って搬送される。その後、湾曲形状をなす搬送経路によって反転され、搬送経路形成部材25と規制部材26との間に形成される搬送経路上を記録部15に向けて搬送される。また、搬送部14における搬送経路には、用紙Pを記録部15側へ給送するための搬送ローラー対28が複数備えられている。
続いて、搬送部14の下流側には、用紙Pの搬送経路を挟んで、それぞれ記録部15と機能部16とが配置されている。用紙Pに対して記録を行う記録部15は、記録ヘッド31(液体噴射ヘッド)と、該記録ヘッド31にインクを供給するインクカートリッジ32と、該インクカートリッジ32を着脱可能なカートリッジホルダー33を備えている。そして、記録ヘッド31は、その全体形状が用紙Pの搬送方向と直交する幅方向において用紙Pの幅寸法よりも長くなるように形成された所謂ラインヘッドタイプの記録ヘッド31であり、その記録ヘッド31の用紙Pと対向する面には液体を噴射するノズル31bを配列したノズル形成面31aが形成されている。
また、記録ヘッド31の一側面(図1において左方)にはインク供給流路34の一端が接続されており、該インク供給流路34の他端はカートリッジホルダー33を介してインクカートリッジ32に接続されている。また、記録ヘッド31及びカートリッジホルダー33は、上部筐体12bの内側に対して固定配置されている。
ところで、インクカートリッジ32から見て給紙カセット22の抜出方向には、上部筐体12bに対して開閉可能な前面カバー12cが備えられており、該前面カバー12cを開いた状態では、インクカートリッジ32がカートリッジホルダー33に対して着脱可能となる。
次に、用紙Pの搬送経路を挟んで記録ヘッド31のノズル形成面31aと対向する位置に配置され、用紙Pの記録時及び搬送時に用紙Pを支持したり、記録ヘッド31のノズル形成面31aをメンテナンスしたりする機能部16について説明する。
図2に示すように、機能部16は、記録ヘッド31の長手方向に沿って延びるとともに記録ヘッド31よりも長さが若干長い中空円柱状の回転部材40を備えている。
回転部材40は、該回転部材40の中心を通るとともに用紙Pの搬送方向と直交(交差)する幅方向に延びる回転軸線Lを中心として回転可能に構成されている。すなわち、回転部材40はその中心に中空円柱状の回転軸41を備えるとともに、回転軸線Lは回転軸41の中心を通っている。
回転部材40の回転軸41の一端側(図2では左側)の中心部には該回転軸41よりも小径の第1の軸42を介して歯車43が設けられている。歯車43には、切替機構としての第1モーター44の出力軸44aに設けられた歯車45が噛合している。
したがって、回転部材40は、第1モーター44の駆動により、回転軸線Lを中心として正逆両方向に回転可能になっている。なお、回転部材40の回転軸41には、該回転部材40の回転量を検出するためのロータリーエンコーダー46(図4参照)が設けられている。
また、回転部材40に対して用紙Pの搬送経路の上流側で隣り合う位置には、回転部材40の回転軸線Lに沿って延びる円柱状の回転棒47が回転可能に配置されている。回転棒47の一端側(図2では左側)には、該回転棒47よりも小径の第2の軸48を介して歯車49が設けられている。
歯車49には、第2モーター50の出力軸50aに設けられた歯車51が噛合している。したがって、回転棒47は、第2モーター50の駆動により、該回転棒47の軸線を中心として正逆両方向に回転可能になっている。
回転部材40の回転軸41の両端部と回転棒47の両端部とは、それぞれ連結板52によって連結されている。すなわち、両連結板52は、一端部が回転部材40の回転軸41の両端部にそれぞれ回転可能に連結されるとともに、他端部が回転棒47の両端部にそれぞれ固着されている。したがって、第2モーター50の駆動によって回転棒47がその軸線を中心として正逆両方向に回転することで、両連結板52を介して回転部材40が記録ヘッド31に対して接近及び離間する方向に移動される。
図3に示すように、回転部材40における記録ヘッド31のノズル形成面31aと対向する周面40aには、該回転部材40の回転方向(周方向)に沿って等間隔で並ぶように、複数(本実施形態では4つ)の機能要素が設けられている。
これら4つの機能要素は、それぞれ、用紙Pを支持する支持部60、記録ヘッド31の各ノズル31bの目詰まりを解消する目的で該ノズル31bから記録とは無関係に吐出されるインクを受容するインク受容部61、記録ヘッド31のキャッピングを行うキャップ62、及び記録ヘッド31のノズル形成面31aのワイピングを行うワイパー63となっている。
この場合、4つの機能要素のうち、インク受容部61、キャップ62、及びワイパー63の3つの機能要素は、記録ヘッド31のメンテナンスに用いられる。そして、以上のような機能部16における4つの機能要素のうち、何れの機能要素が記録ヘッド31のノズル31bと対向する位置状態にあるかということは、ロータリーエンコーダー46による回転部材40の回転量の検出結果に基づき判断される。
図2及び図3に示すように、支持部60は、用紙Pの搬送方向に延びるとともに用紙Pの搬送方向と直交する幅方向に等間隔となるように配置された複数(本実施形態では7つ)のリブ60aによって構成されている。各リブ60aは、回転部材40の周面40aからの高さが互いに同じになっている。さらに、各リブ60aは、先端面が平坦で且つ互いに面一になっている。なお、この支持部(媒体支持部)60が記録ヘッド31のノズル31bと対向した位置状態のことを、本明細書中では「搬送状態」という。
図3及び図4に示すように、インク受容部61は、回転部材40の周面40aに設けられるとともに長手方向が回転軸線Lの延びる方向となる矩形状の凹部によって構成されている。インク受容部61の底面には第1吸引孔64が形成されるとともに、該第1吸引孔64は第1連通路65を介して回転軸41の内部空間41aと連通している。第1連通路65には、該第1連通路65を開閉可能な第1弁65aが設けられている。本実施形態では、第1弁65aが電磁弁によって構成されている。
回転部材40の回転軸41の他端側(図3では右側)の中心部には、該回転軸41よりも小径の円筒状をなす連通管66が内部空間41aと連通し且つ回転軸41に対して回転可能に設けられている。連通管66における回転軸41側の反対側には、可撓性のチューブ67を介して廃液タンク68が接続されている。
チューブ67の途中位置には、連通管66側から廃液タンク68側に向かってチューブ67内を吸引するチューブポンプ69が設けられている。したがって、チューブポンプ69の駆動により、チューブ67、連通管66、内部空間41a、第1連通路65、及び第1吸引孔64を介してインク受容部61内が吸引される。なお、このインク受容部(液体受容部)61が記録ヘッド31のノズル31bと対向した位置状態のことを、本明細書中では「フラッシング状態」という。
キャップ62は、回転部材40の周面40aに設けられるとともに、長手方向が回転軸線Lの延びる方向となる矩形箱状をなしている。キャップ62は、その半分程度が回転部材40の周面40aから突出するとともに、その先端部が可撓性を有している。キャップ62の底面には第2吸引孔70が形成されるとともに、該第2吸引孔70は第2連通路71を介して回転軸41の内部空間41aと連通している。
したがって、チューブポンプ69の駆動により、チューブ67、連通管66、内部空間41a、第2連通路71、及び第2吸引孔70を介してキャップ62内が吸引される。なお、第2連通路71には、該第2連通路71を開閉可能な第2弁71aが設けられている。本実施形態では、第2弁71aが電磁弁によって構成されている。
ワイパー63は、ゴムなどのエラストマーによって構成されるとともに、長手方向が回転軸線Lの延びる方向となる矩形板状をなしている。ワイパー63は、その基端部が回転部材40の周面40aに固定された状態で、回転部材40の周面40aから突出している。そして、ワイパー63は、先端に向かうほど厚さが薄くなっている。
図2及び図3に示すように、回転部材40の周面40aにおける支持部60、インク受容部61、キャップ62、及びワイパー63のそれぞれの間には、これらの間でインクが流動することを規制する規制部72が設けられている。規制部72は、回転軸線Lに沿って延びる凹溝72aと、該凹溝72aの全域に渡って基端部が嵌め込まれた液体吸収材としてのインク吸収材72bとを備えている。インク吸収材72bは、多孔質部材によって構成されている。
各インク吸収材72bは、回転部材40の周面40aから突出している。各インク吸収材72bの回転部材40の周面40aからの突出高さは、支持部60、インク受容部61、キャップ62、及びワイパー63の回転部材40の周面40aからの突出高さよりも低くなっている。
また、回転部材40の回転軸線Lの延びる方向において、規制部72の長さは、回転部材40の両端間の長さよりも短く且つ支持部60、インク受容部61、キャップ62、及びワイパー63の長さよりも長くなっている。
また、図3において、回転部材40の支持部60から見て搬送方向下流側には、用紙Pの搬送方向における後端を検出する紙端センサー73が配置されている。
図1に戻って、記録部15及び機能部16の下流側には、記録が行われた用紙Pをプリンター11の外部へ排出する排出部17が設けられている。排出部17は、用紙Pの搬送経路に沿って、機能部16からプリンター11の外側へ向かう方向に排出ローラー対35、排紙台36、及び排出口37を順次備えている。
また、排紙台36の用紙Pの排出方向における一端には、メンテナンスの実行指示等により記録ヘッド31のノズル31bからインクを噴射させようとしていた場合において、上部筐体12bの位置状態を開放位置OPであると検出したときに、使用者に開放状態にあることを知らせる報知部18が設けられている。また、該報知部18には、表示パネルが備えられており、使用者に開放状態を知らせる場合には、その旨のメッセージを表示することでそれを知らせる。
また、排出口37における上部筐体12bの内側には、上部筐体12bが開放位置OPにあるか覆蓋位置CPにあるかを検出する検出部19が設けられている。検出部19は開閉センサー38で構成され、該開閉センサー38に備えられるスイッチ39が、上部筐体12bによって押圧されるか否かによって上部筐体12bの位置状態を判断している。つまり、上部筐体12bが開放位置OPにあるときには、開閉センサー38のスイッチ39は押圧されないが、上部筐体12bが覆蓋位置CPにあるときには、上部筐体12bの内側面により開閉センサー38のスイッチ39が押圧されることで、上部筐体12bの位置状態が判断される。
次に、プリンター11の制御系について説明する。また、以降はノズル31bからインクを廃インクとして吐出させることにより行われる記録ヘッド31のメンテナンスの一態様であるフラッシングを例に挙げて説明する。
図4に示すように、プリンター11は、装置全体を統括制御する制御部20を備え、該制御部20は情報を記憶する記憶部20aを備えている。また、検出部19、ロータリーエンコーダー46、紙端センサー73、外部機器75、及び操作パネル76が制御部20に対する入力インターフェースに相当し、記録ヘッド31、報知部18、第1モーター44、及び第2モーター50が制御部20に対する出力インターフェースに相当する。そして、制御部20は、入力インターフェースから入力される電気信号に基づいて、出力インターフェースの駆動を個別に制御する。なお、本実施形態の外部機器75には、プリンター11と有線・無線を問わずに接続されるコンピューターが該当し、操作パネル76については、上部筐体12bの一面に備えられている。
次に、プリンター11に対するフラッシングの実行指示があってから、プリンター11が実際にフラッシングを実行するまでの制御ルーチンについて、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS1において、制御部20は、プリンター11の記録ヘッド31に対してフラッシングの指示が与えられたか否かを判断する。なお、この場合におけるフラッシングの指示は、使用者がプリンター11に接続される外部機器75又はプリンター11に備えられる操作パネル76から手動操作により指示するマニュアルフラッシングだけでなく、プリンター11自体が予め設定した周期で自動的に行う定期フラッシングの指示も含む。そして、フラッシングの指示はない(ステップS1=NO)と判断した場合、制御部20は、このステップS1の処理を周期的に繰り返す。その一方、フラッシングの指示があった(ステップS1=YES)と判断した場合、制御部20は、その処理を次のステップS2に移行する。
そして、次のステップS2において、制御部20は、記憶部20aの情報を参照して、報知部18が使用者に対して所定の報知情報を未報知であるか否かを判断する。なお、この場合における報知情報とは、上部筐体12bの位置状態が開放位置OPであるのにも関わらずフラッシングの指示があった場合に、その上部筐体12bが開放位置OPにあることを使用者に報知する情報のことをいう。そして、未報知である(ステップS2=YES)と判断した場合、制御部20は、その処理を次のステップS3に移行する。
次のステップS3で、制御部20は、上部筐体12bが開放位置OPではなく覆蓋位置CPにあるか否かを、検出部19の開閉センサー38が検出した結果に基づき判断する。そして、上部筐体12bは覆蓋位置CPにある(ステップS3=YES)と判断した場合、制御部20は、次のステップS4で機能部16の位置状態がフラッシング状態であるか否かを判断する。
ステップS4において、機能部16の位置状態はフラッシング状態である(ステップS4=YES)と判断した場合、制御部20は、次のステップS5で記録ヘッド31のノズル31bから記録とは無関係の制御信号により強制的にインクをインク受容部61内に噴射(吐出)させる。すなわち記録ヘッド31にフラッシングを実行させる。
そして、そのように記録ヘッド31にフラッシングを実行させた後、制御部20は、本制御ルーチンを一旦終了する。なお、先のステップS4において、機能部16の位置状態は支持部60がノズル31bと対向した搬送状態である(ステップS4=NO)と判断した場合、制御部20は、その処理をステップS6に移行する。そして、ステップS6において、制御部20は、切替機構としての第1モーター44を回転駆動させることにより、機能部16の位置状態を搬送状態から図6に示すフラッシング状態に切り替えさせた後、その処理を前述したステップS5に移行する。
その一方、先のステップS3において、上部筐体12bは覆蓋位置CPではなく開放位置OPにある(ステップS3=NO)と判断した場合、制御部20は、その処理をステップS7に移行する。そして、そのステップS7で、制御部20は、ステップS1〜S3の判断結果から、上部筐体12bが開放位置OPに位置した状態でフラッシングの実行指示がなされたものと判断し、報知部18により使用者に対して上部筐体12bが開放位置OPにある旨を報知させる。
そして、次のステップS8で、制御部20は、フラッシングの指示があったものの上部筐体12bが開放位置OPにあったためにフラッシングを保留している旨の情報を、使用者に対して報知部18が報知したという報知情報を、制御部20に備えられた記憶部20aに記憶する。そして、その情報の記憶処理が終わると、制御部20は、その処理を再びステップS1に戻し、ステップS1以下の処理を繰り返す。
ちなみに、この繰り返しのステップS1において、フラッシングの指示あり(ステップS1=YES)との判断結果となった場合、制御部20は、その処理を次のステップS2に移行する。そして、この場合のステップS2では、既述のステップS8で報知情報の記憶が行われているので、制御部20は、使用者に対して所定の報知情報を報知済みである(ステップS2=NO)と判断し、その処理をステップS9に移行する。
そして、ステップS9において、制御部20は、先のステップS1で判断対象とされたフラッシングの種類が使用者の意図する手動操作に基づいたマニュアルフラッシングであるか否かを判断する。そして、その判断対象とされたフラッシングが使用者の意図とは無関係の定期フラッシングである(ステップS9=NO)と判断した場合、制御部20は、その処理を再びステップS1に戻し、ステップS1以下の処理を繰り返す。その一方、判断対象とされたフラッシングが使用者の意図する手動操作に基づいたマニュアルフラッシングである(ステップS9=YES)と判断した場合、制御部20は、その処理を既述したステップS5に移行し、記録ヘッド31にフラッシングを実行させる。なお、この場合のフラッシング動作は上部筐体12bが開放位置OPにある場合に行われる。
次に、上記のように構成されたプリンター11の作用について、特に上部筐体12bの位置状態に応じたフラッシングの実行手順に着目して説明する。
さて、プリンター11の稼働中に定期フラッシング又はマニュアルフラッシングの指示信号が入力された場合において、上部筐体12bが覆蓋位置CPにあるときには、機能部16の位置状態がインク受容部61をノズル31bに対向させたフラッシング状態(図6に示す状態)とされ、その状態において記録ヘッド31からインクが廃液として吐出される。
その一方、フラッシングの指示信号が入力された場合において、上部筐体12bが図7に示すような開放位置OPにあるときには、原則として、無条件でフラッシングが自動的に実行されることはなく、まず、上部筐体12bが開放状態であることを示唆する報知情報(例えばエラーメッセージの表示)が報知部18により出力される。これにより、使用者は、プリンター11においてフラッシングの指示がなされているものの、上部筐体12bが開放位置OPにあるため、このままではフラッシングが実行されないということを認識できる。また、プリンター11においては、そのような報知部18による報知の事実内容が記憶部20aに記憶される。
こうした場合において、使用者が、上部筐体12bが開放位置OPにあることを承知の上で、敢えてフラッシングを実行させたいと考える場合には、操作パネル76からの手動操作によりマニュアルフラッシングの指示信号が再度入力される。すると、今度は使用者が意図したフラッシングの指示信号であるため、記録ヘッド31からインクが廃液として吐出される。つまり、使用者の判断に基づき、必要に応じて上部筐体12bが開放位置OPにある場合でも、プリンター11の内外を汚すおそれのあるフラッシングが実行される。なお、この場合のフラッシングは、機能部16における支持部60やインク受容部61の位置状態に関係なく実行される。
但し、上部筐体12bが開放状態であることを示唆する報知情報が報知部18により出力された後において、再度入力されたフラッシングの指示信号が定期フラッシングの指示信号であった場合には、使用者が意図したフラッシングの信号ではないため、例え報知部18による報知済みであってもフラッシングは実行されない。つまり、プリンター11では、使用者の意図しないフラッシングが上部筐体12bの開放状態において実行されることはない。
また、プリンター11において、記録ヘッド31のノズル形成面31aと支持部60との間の用紙ジャムの解消やノズル形成面31aの払拭等のメンテナンスを実行する際には、上部筐体12bが覆蓋位置CPから開放位置OPへと回動変位させられる。すると、下部筐体12aから上部筐体12b及び記録ヘッド31が離れる方向へ大きく変位し、下部筐体12aの内部が外部に対して開放される。したがって、用紙Pのジャム処理やノズル形成面31aの払拭等のためにプリンター11のフレーム12内へアクセスすることが容易になる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)記録ヘッド31を内側に支持した上部筐体12bがプリンター11の内部を外部に対して開放する開放位置OPにある場合には、記録ヘッド31のノズル31bからのインクの噴射動作が実行されないため、使用者が意図しないインクの噴射動作によってプリンター11の内外が汚染することを抑制できる。
(2)上部筐体12bを開放位置OPに変位させると、その上部筐体12bの内側に支持されたラインヘッドタイプの記録ヘッド31も上部筐体12bと共に用紙Pの搬送経路から離れる方向へ変位する。そのため、用紙のジャム処理やノズル形成面31aの払拭等のメンテナンス作業をする際には、プリンター11のフレーム12内へ容易にアクセスすることができる。
(3)記録ヘッド31のメンテナンスのためにノズル31bからインクを廃液として吐出させるフラッシングを実行可能であっても、プリンター11の内部が開放された状態であったときに、そのフラッシングの実行指示があった場合には、そのような状態でのインクの吐出が規制される。そのため、フラッシングにより廃液として吐出されるインクでプリンター11の内外が汚染することを抑制できる。
(4)プリンター11の内部が開放された状態であったときに、フラッシングの実行指示があった場合には、インクの吐出が規制されるだけでなく、上部筐体12bの位置状態が開放位置OPであることが報知されるので、使用者にはフラッシングが実行されない旨を認識させることができる。
(5)プリンター11の内部が開放された状態であったとしても、使用者が開放された状態でインクが噴射されることを認識した上であれば、フラッシングの必要に応じて記録ヘッド31からのインクの噴射が可能となる。つまり、記録ヘッド31のノズル形成面31aを使用者が任意の方法でメンテナンスすることができる。
(6)上部筐体12bが覆蓋位置CPにあってプリンター11の内部が外部と遮断された状態であったときに、フラッシングを実行するときには機能部16がフラッシング状態に切り替えられるので、用紙Pを支持する支持部60に向かってノズル31bからインクを噴射することがない。
なお、上記実施形態は、以下のような別の実施形態に変更しても良い。
・本実施形態において、報知部18はLEDを設けて特定の点滅パターンで開放状態を知らせてもよいし、スピーカーを設けて特定のエラー音又は音声でもって開放状態を知らせてもよい。
・本実施形態において、検出部はフォトセンサーを備え、該フォトセンサーによって上部筐体が覆蓋位置CPにあるか開放位置OPにあるかを検出してもよい。
・本実施形態において、用紙Pは長尺状のシートであってもよい。
・使用者が開放状態であることを認識した上でフラッシング実行させたい旨を、プリンター11の制御部に対して、より明確に知らせるためのボタンをプリンター11に設けてもよい。つまり、報知部18が開放状態であることを使用者に報知した後に、使用者が該ボタンを押すことで、図5のステップS8において報知情報を記憶するようにしてもよい。
・本実施形態において、プリンター11は文字やドット単位で記録を行うシリアルプリンターであってもよい。
・本実施形態において、報知部18の表示パネルに表記するメッセージの内容としては、上部筐体が開放状態であることを知らせる内容であっても、開放状態にあるがフラッシングを実行するか確認する内容であってもよい。
・本実施形態において、上部筐体12bが開放位置OPにあるときに、用紙Pに対する記録の指示があった場合にも、開放位置OPにあるときにフラッシングの指示があった場合と同様に報知部18が開放状態であることを知らせるようにしてもよい。
・本実施形態において、上部筐体12bは、プリンター11本体に対してスライドすることで、覆蓋位置CPと開放位置OPとの間を移動するようにしてもよい。
・本実施形態において、フラッシングは、全てのノズル31bからではなく、任意のノズル31bのみから強制的にインクをインク受容部61内に吐出させてもよい。
・上記実施形態では、液体噴射装置を、インクを噴射する記録ヘッドを備えたインクジェット式のプリンター11に具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置に具体化してもよい。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置を流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置がある。あるいは、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
11…プリンター(液体噴射装置)、12a…下部筐体(装置本体)、12b…上部筐体(可動筐体)、16…機能部、18…報知部、19…検出部、20…制御部、31…記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、31a…ノズル形成面、31b…ノズル、44…第1モーター(切替機構)、60…支持部(媒体支持部)、61…インク受容部(液体受容部)、P…用紙(被噴射媒体)、CP…覆蓋位置、OP…開放位置。

Claims (2)

  1. 被噴射媒体に液体を噴射するノズルを備える液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドを内側に支持した状態で装置本体の内部を外部と遮断するように覆う覆蓋位置と前記装置本体の内部を外部に対して開放する開放位置との間を変位可能な可動筐体と、
    前記可動筐体の位置状態を検出する検出部と、
    前記検出部が前記可動筐体の位置状態を開放位置であると検出したときには、前記可動筐体の位置状態が開放位置であることを使用者に報知する報知部と、
    前記検出部により前記可動筐体の位置状態が開放位置にあると検出された場合には前記液体噴射ヘッドの前記ノズルからの前記液体の噴射動作を実行させない制御部と、
    を備え
    前記ノズルから前記液体を廃液として吐出させることにより前記液体噴射ヘッドのメンテナンスを行うフラッシングを実行可能であり、
    前記制御部は、前記フラッシングの実行指示があった場合において、前記報知部が前記可動筐体の位置状態が開放位置であることを報知した後、更に前記フラッシングの実行指示があった場合には、前記フラッシングを実行させることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記可動筐体の位置状態が前記覆蓋位置である場合において、前記液体噴射ヘッドの前記ノズルに対向した位置状態となったときに前記ノズルから前記フラッシングにより吐出される前記液体を受容可能な液体受容部及び前記被噴射媒体に対して前記液体噴射ヘッドから前記液体が噴射されるときに前記ノズルに対向した位置状態で前記被噴射媒体を支持可能な媒体支持部を有する機能部と、
    前記機能部の状態を前記媒体支持部が前記ノズルに対向する搬送状態と前記液体受容部が前記ノズルに対向するフラッシング状態との間で切り替える切替機構と、をさらに備え、
    前記フラッシングの実行指示があった場合において、前記検出部が可動筐体の位置状態を覆蓋位置であると検出したときには、前記制御部は、前記切替機構によって前記機能部の状態を前記フラッシング状態に切り替えた後に、前記フラッシングを実行させることを特徴とする請求項に記載の液体噴射装置。
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