JP5908281B2 - トモシンセシス及びマンモグラフィ撮像用のx線焦点特性を制御する方法及びシステム - Google Patents

トモシンセシス及びマンモグラフィ撮像用のx線焦点特性を制御する方法及びシステム Download PDF

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Description

乳房トモシンセシスは、短い走査中に多数の角度で固定的に圧縮された乳房の画像を取得することを含む三次元撮像技術である。次に、個々の画像は一連の薄い高解像度のスライスに再構築され、スライスは個別に或いは動的なシネマモードに表示され得る。
再構築されたトモシンセシススライスは、単スライス二次元マンモグラフィ撮像における組織オーバーラップ及び構造ノイズを減少し或いは除去する。デジタル乳房トモシンセシスは、乳房圧縮の低減、診断及びスクリーニング精度の向上、より少ないリコール、並びに、3D病巣局所化の可能性ももたらす。
デジタルトモシンセシスは、デジタル画像捕捉及び処理を、コンピュータ断層撮影(CT)において使用されるような単純な管/検出器動作と組み合わせるが、CTにおいて使用される回転角よりも小さい回転角に亘る。乳房トモシンセシスは、マンモグラフィシステムと類似する。明確な相違は、トモシンセシス画像取得中にX線源が様々な異なる撮像位置に移動されることである。
効率及び画像品質の利益のために、X線源を各撮像場所で停止することは望ましくない。何故ならば、そのような停止及び開始の走査手順は画像品質を減少することが示されているからである。多くのトモシンセシスシステムは、画像走査中に経路を滑らかに横行するよう配置される。X線源が撮像経路中の幾つかの撮像場所の各々に移動すると、X線源は短い照射時間に亘って(10ms〜100msの範囲内で)活性化され、照射は200ms〜2秒の繰返し周期で反復される。各照射の後、X線源は非活性化される。X線源が次の撮像場所に向かって移動し続けると、デジタル画像検出器の内容が読み出され且つ記憶される。デジタル検出器からの画像の読取りに関連する最小の時間期間があり、トモシンセシス走査の全般的な速度は、検出器読取りのための最小の時間期間、各場所での照射時間、及び、照射の数によって決定される。
従来的なX線管では、焦点は管に対して静的であり、各照射期間の間、X線源は空間を通じて継続的に移動されるので、焦点も移動している。結果として得られる焦点移動は、画像ぶれ(image blur)を引き起こし、診断精度を低減する。トモシンセシス又は他の画像走査中のX線源移動に起因する望ましくない画像アーチファクトを減少するための機構を特定することが望ましい。
本発明の1つの特徴によれば、改良されたX線管は、トモシンセシスシステムにおける画像鮮明度を向上するよう焦点特性を修正する能力を備える。焦点特性は、トモシンセシス照射中に静焦点を移動すること及び/又はトモシンセシス照射のために静焦点のサイズを変更することを含む1つ又はそれよりも多くのアプローチの組み合わせによって修正される。1つの実施態様では、全トモシンセシス照射中に有効焦点が実質的に同じ位置に留まるよう、焦点はトモシンセシス照射期間中に空間を通じてX線管の指向性移動と反対の方向に移動される。陽極上の標的の位置を変更すること又は他の方法によって、そのような焦点移動を達成し得る。そのような構成を用いるならば、トモシンセシス画像のぶれは減少される。
他の実施態様によれば、マンモグラフィ又はトモシンセシス画像を得るために異なる焦点サイズが使用されるよう、遂行される撮像の種類に従って焦点サイズを変更し得る。代替的に、乳房密度に基づき異なる焦点サイズを選択し得る。照射期間に従って焦点サイズを変更することができ、一般的には、より大きな焦点は、より小さい照射期間を有する。照射の減少を伴って、トモシンセシス画像中により大きな焦点を使用する能力は、トモシンセシス走査速度が増大されることを可能にしながら、X線管能力を完全に利用する。焦点サイズを変更する能力は、異なる画像モードのために画像品質を犠牲せずに、X線管能力の完全な利用を可能にする。
本発明のX線管を含む乳房トモシンセシスシステム100を示す概略図である。 従来技術のトモシンセシスシステムの有効焦点を示すよう提供されるX線管の断面図である。 従来技術に従ったX線管の静焦点の動作を示すために使用される、X線管及び乳房圧縮プレートを示す断面図である。 本発明に従ったX線管の静焦点の動作を示すために使用される、X線管及び乳房圧縮プレートを示す断面図である。 本発明のX線管によってもたらされる静焦点及び結果としての有効焦点の動作を示すために提供されるX線管の断面図である。 本発明のX線管によってもたらされる静焦点及び結果としての有効焦点の動作を示すために提供されるX線管の断面図である。 X線画像のための照射時間を減少しながら静焦点を増大することによって達成し得る画像ぶれの減少を示すために使用される、X線管及び乳房圧縮プレートを示す断面図である。 X線画像のための照射時間を減少しながら静焦点を増大することによって達成し得る画像ぶれの減少を示すために使用される、X線管及び乳房圧縮プレートを示す断面図である。 本発明の例示的なX線管を示す概略図である。 本発明の移動する焦点を有するX線管を使用するトモシンセシス画像走査中に後続し得る例示的なプロセスを記載するために使用されるフロー図である。 標的陽極と陽極上の焦点の移動を制御するための例示的な動作制御素子とを示す概略図である。 標的陽極と陽極上の焦点の移動を制御するための例示的な動作制御素子とを示す概略図である。 焦点サイズを増大するための集束カップ内の追加的なフィラメントの使用を示す概略図である。 焦点サイズを増大するための集束カップ内の追加的なフィラメントの使用を示す概略図である。
図1は、トモシンセシスシステム100を例証しており、トモシンセシスシステム100は、X線管110と、上方圧縮パドル130及び下方圧縮パドル135と、散乱防止グリッド140と、検出器160とを含む。X線管110は、陰極112と、シャフト116に取り付けられ且つモータ118によって回転される陽極114と、管ポート120とを含む。同様にX線管に取り付けられて示されているのは、フィルタ122と、コリメータ124である。
X線管は、ガラス真空管である。陰極112内には加熱フィラメントがある。X線管が作動されると、電流がフィラメントを通過し、フィラメントを加熱し、高エネルギ電子をフィラメントから放出する。陰極と陽極との間の高電圧が電子を陽極上の標的場所に向かって加速させる。陽極は、例えば、タングステンから成り、陽極上の標的場所125の局所的加熱を避けるよう、モータ118によって回転される。
集束カップ(図示せず)を用いて、電子が特定の標的場所に集束される。集束カップは、別個の制御電極であり、制御電極は、円筒形の形状であり、陰極のフィラメントを部分的に取り囲んで、陰極に取り付けられる。
放出された電子は、陽極のタングステン原子と衝突し、制動放射線及び特性線放射スペクトルを有するX線光子が生成される。X線光子は標的場所125から全ての方向に放射される。管ポート120から出て来るX線光子は、撮像のために使用される。この用途の目的のために、管ポートから出て来るX線光子は、静焦点127を定める。静焦点サイズは、有限の時間周期のX線照射中の時間平均焦点サイズと比較されるときの、任意の所与の瞬間的な時間瞬間での焦点サイズを指し、ここでは、X線照射中の時間平均焦点サイズをX線照射の有効焦点サイズと呼ぶ。静焦点127のサイズは、X線管の熱耐荷力に有意に影響を及ぼす。より大きな焦点を備えるならば、より大きな熱荷重が可能であり、それはより高い管電流mAを安全に提供することを可能にする。焦点のサイズ(大きさ)は、フィラメントのサイズ及び形状並びに集束カップの形状及びバイアス電圧を含む因子の組み合わせによって決定される。標的表面の角度は、所謂長さ方向に沿う焦点サイズを更に定める。
従って、静焦点127は、患者の胸壁位置付近で乳房によって見られるようなX線管の直ぐ下から現れる焦点である。
焦点特性は、国際規格CEI IEC 60336によって定められる。焦点は、概ね長方形の形状であり、長さ方向及び幅方向と呼ぶ高さの2つの普通の方向のために記載される。長さ方向は、X線システムの長手軸と概ね平行であり、幅方向は、長手軸に対して概ね直交する。例示的なトモシンセシスシステムの長手軸が図1に示されている。
焦点のサイズは、診断X線管における極めて重要な要因である。何故ならば、それはX線撮影システムの解像度に影響を及ぼすからであり、より小さな焦点を有するシステムは、より良好な解像度を有する。これは頻繁に静焦点サイズを最小限化する設計目標である。例えば、撮像のために0.3mmの焦点(高倍率画像のためには0.1mm焦点)をもたらすようマンモグラフィシステムを設計し得る。本発明の1つの特徴によれば、画像照射中のX線源の動作が静焦点の幅を効果的に伸張し、静焦点よりもずっと広く画像鮮明度を減少する有効焦点がもたらされる。従って、有効焦点のサイズは、照射中の静焦点の動作及び静焦点のサイズによって決定される。従って、有効焦点は、時間の経過に亘る静焦点の蓄積であり、動焦点とも呼び得る。
例えば、例示的なトモシンセシス画像走査の間、X線管は、−7.5°の位置から+7.5°の位置に移動し得る。管動作の間、全部で15回の照射が行われ、各照射は、30〜60msの間の期間を有する。各照射期間の間、X線管は、その経路に沿って移動し続け、それによって、照射中に静焦点の幅を効果的に「伸張」し、増大されたサイズの有効焦点をもたらす。
図2は、図1のX線管110の断面図であり、既述の照射期間の1つの間のX線管110の動作を例証している。X線管の静焦点127は、幅Ws及び長さLsによって定められ、破線ボックス127によって表示されている。T=照射開始で、X線管は、X’の位置にある。照射期間の間、管は、位置X”に移動する。時間平均有効焦点190は、幅We及び長さLeによって定められる。有効焦点の長さは静焦点の長さに対応するが、幅は増大する。例えば、0.3mmの静焦点を備えるトモシンセシスシステムにおいて、有効焦点幅は、照射中に1.5mmに増大し得る。何故ならば、X線管は、照射期間中に、1.2mm移動するからである。
図3A及び3Bは、照射期間に亘るX線源110の動作も例証し、更に、画像検出平面上の有効焦点幅の増大の効果を強調している。図3Aに示されるように、焦点幅の増大の結果を画像平面160内に見ることができ、その場合には、位置X’から位置X”へのデルタ(delta_D)は、乳房表面上の点物体がdelta_dのサイズに伸長されるよう、陰影素子200(delta_d)として提示される量による照射の間に焦点のシフトに変わる。
本発明は、X線照射時間とトモシンセシス撮像用の焦点サイズの増大との間に直接的な関係があることを認識する。その関係は、少なくとも次の理由のために問題である。即ち、より高密度の乳房は画像取得のためにより長い照射時間を必要とするが、照射時間の増大は焦点ぶれ(focal spot blurring)に起因する有効焦点サイズの増大及び画像鮮明度の減少をもたらす。本発明は、有効焦点サイズが静焦点サイズ及び照射期間の関数であることを更に理解する。照射期間は、管動作の効果を軽減し且つ有効焦点サイズを最小限化するために必ずしも常に短縮されない。何故ならば、管電流を自由裁量で増大し得ないからである。有効焦点サイズを減少するために幾つかのアプローチを取り得る。
図3Bに示される第一アプローチによれば、静焦点は、照射期間中、X線源の指向性移動と概ね同期してX線源の指向性移動反対方向に移動される。本質的には、静焦点の移動はX線管の移動を補償するので、有効焦点は、照射の前記期間中に1つの位置において、乳房及び/又は検出器の一方に対して、空間内に固定されるように見える。そのような構成を用いるならば、画像ぶれを減少し得る。
第二アプローチによれば、静焦点のサイズは増大される。これはより高いX線管電流を可能にし、それによって、照射時間が減少されるのを可能にする。そのような構成は、有効焦点の幅を減少すると同時に、トモシンセシス走査の速度を増大し、X線管能力の完全な利用を可能にする。
第三アプローチは、より短い照射期間との組み合わせで比較的より大きい焦点を使用し且つ照射期間中により大きな焦点を移動して、上記の2つのアプローチを組み合わせる。
単一システムにおいてマンモグラフィ及びトモシンセシス撮像能力の組み合わせをもたらすシステムのために2D及び3D撮像の両方を支持するよう、上記のアプローチのいずれかを使用して設計されるX線管を構成し得る。2D取得のために、X線管は、標準的なマンモグラフィ又は拡大画像を提供するよう、より小さいサイズの焦点をもたらし得る。3Dモードでは、増大された鮮明度を備える画像を得るために、撮像中に或いは乳房密度に応答して、静焦点サイズ、位置、又は、両者を制御し得る。
上記のアプローチを以下に詳細に記載する。しかしながら、これらのアプローチを歴史的にコンピュータ断層撮影に使用されている飛行焦点技法から区別することが重要である。
例えば、米国特許第6,256,369号は、走査処理量を向上するよう焦点が長手方向に振動させられるシステムを記載している。好適実施態様において、焦点は、各連続的回転角度で長手方向に互いに移動される一組の多数の位置を含む所定経路に沿って移動する。実際には、管は第一ファンビーム平面及び第二ファンビーム平面を提供する。2つの長手位置の間で焦点を交替することによって、データは、2つの異なるファンビームを使用して、2つの異なるz位置において効果的にサンプリングされ、それによって、スキャナの処理量を倍加させる。
米国特許第6,292,538号は、飛行フォーカスを備えるX線管も記載する。第538号特許の飛行フォーカス技法は、2つの間の焦点を高速でスキップし、CTスキャン中に解像度を向上する試みから、画像を半画素だけ効果的に移動する。
対照的に、本発明は、照射中に多数の画像を得るために焦点を異なる別個の位置に移動しない。むしろ、目的は、単一画像における鮮明度を増大するために、遅い制御された連続的な焦点の移動を通じた照射期間中、乳房及び/又は検出器の一方又は両方に対して空間内の固定位置に有効焦点を維持することである。
静焦点は、空間を通じてX線管の移動の方向と反対方向に移動される。X線管及び管の静焦点の逆の動作の結果、結果として得られる有効焦点は、各トモシンセシス中、乳房及び/又は検出器に対する固定位置を維持し、有効焦点サイズを最小限化し且つ画像鮮明度を増大する。
図4Aは、照射中のX線管110内の静焦点の移動を例証している。この図面では、明瞭性の目的のために、X線管の動作は示されていないが、この実施例の照射期間中、管は左から右に移動される。照射の開始に、静焦点は、位置Y’にある。照射中、静焦点は、X線管の速度と一致する速度の率で移動され、さもなければ、静焦点が位置Y”にあるまで、X線管の指向性動作と反対の矢印111によって表示される方向において、X線管の速度に関連付けられる。
図4Bは、静焦点が図4Aに示される方法で移動されるときのトモシンセシス照射中の静焦点127の位置を例証している。X線管110が位置X’から位置X”に移動されると、結果として得られる有効焦点190は、検出器160又は撮像物体に対して一定な或いは比較的一定なサイズ及び位置に維持されることが分かる。よって、X線管は移動するが、有効焦点190は比較的一定であり且つ最小の大きさとされるままであるように思われる。結果的に、検出器に焦点のシフトがなく、トモシンセシス画像の鮮明度は増大される。戻って図3Bを参照すると、動作制御焦点の結果として生成される乳房の点画像は、従来技術の過酷なぶれ効果(blurring effect)を受けない。
よって、移動するX線源の存在の下でX線画像鮮明度を増大する方法を示し且つ記載する。上記の記載は単一平面内のX線管及び静焦点の逆の動作を記載するが、如何なる次元においてもX線管からの焦点の逆の移動を促進するよう本発明の着想を構成し得ることが理解されるべきである。加えて、本発明は、X線管及び焦点が同じ速度で或いは同じ距離に亘って移動されない実施態様に限定されない。X線照射中の焦点の蓄積を最小限化するX線管に対する静焦点の任意の反対の動作を通じて画像鮮明度の利益を実現し得ることを理解し得る。よって、本発明は焦点移動のある特定の範囲又は指向性速度に限定されない。
上述されたように、有効焦点サイズを減少するための第二アプローチは、静焦点のサイズを増大するが、照射期間を減少することを含む。例えば、図5Aは、図3Aと類似し、そこでは、比較的小さい静焦点320がもたらされる。画像のための所望の照射を得るために、X線管を期間D1に亘って作動し、検出器平面160に、ぶれ効果300を引き起こす。比較的より大きな静焦点330が提供されるならば、全照射時間D2を減少し、画像ぶれ310に付随的減少をもたらし得る。より大きな焦点を提供することの利点は、それがX線管生成器の完全な利用を可能にすることである。例えば、現在のトモシンセシスX線管は、200mA生成器を使用するが、生成器は必ずしも常に200mAで動作しない。何故ならば、(画像鮮明度のための)所望のより小さい静焦点は、28kVで160mAだけを許容するからである。本発明は、画像鮮明度を犠牲にせずに、トモシンセシス画像の焦点を増大し得ることを認識した。何故ならば、照射時間の減少によって焦点サイズの増大の効果は相殺されるので、「結果として得られる」有効焦点は、従来技術において以前得られた有効焦点よりも小さいからである。
第二アプローチは、焦点移動の物理的制約の故に有効焦点が1cmよりも大きいシステムのためにも利点を有し得る。そのような実施態様では、焦点を拡大し且つ照射を減少することは、撮像のために最小焦点をもたらし得る。
焦点サイズを拡大するために様々な技法を使用し得る。それらの技法は、長さ方向又は幅方向又は両方の方向においてより大きな焦点サイズを許容するよう集束カップの焦点を外すこと、一方の方向又は両方の方向における焦点サイズの変更を許容するよう追加的な電極を組み込むこと、及び、第三フィラメント又は幾つかのフィラメントの組み合わせを組み込むことを含むが、それらに限定されない。加えて、焦点サイズを拡大するために精巧な電子又はX線光学技法を適用し得る。
従って、移動するX線源の存在の下でX線画像鮮明度を増大する2つの方法を示し且つ記載し、そこでは、第一の方法は、焦点を移動することを含み、第二の方法は、焦点のサイズを増大することを含む。いずれの方法も単独で或いは組み合わせで使用し得ることが理解されなければならない。例えば、より大きな可動の有効焦点を伴うX線管を提供することは、X線管生成器を完全に利用するシステムをもたらし、照射時間の減少の故に高品質画像をもたらし、より迅速に患者を走査し得る。
一部の実施態様では、いずれかの方法又はそれらの組み合わせの使用の自動又は手動のいずれかの選択を可能にすることが望ましくあり得る。例えば、標的を移動し、陰極の集束カップを調節し、異なるフィラメントを利用し、或いは、その他の方法でX線光子を集束する能力をもたらすことにより、既存のX線管を修正することによって、いずれかの方法を実現し得る。
例えば、図6は、真空管400を含む本発明のX線管110を例証しており、真空管400は、陽極114と、陰極112と、陽極ロータ410とを収容する。本発明の1つの特徴によれば、X線管は、焦点位置コントローラ600を更に含む。「幅」方向における電子軌道を偏向させるために、焦点位置コントローラ600を陰極112に結合し得る。その最も単純な形態において、コントローラは集束カップの隣に配置される2つの平行な金属プレートを含み、バイアス電圧が電子動作方向、従って、陽極上の標的場所を移動し得る金属プレートに亘って印可される。従って、焦点の移動は金属プレートに亘るバイアス電圧の印可を介して制御される。幾つかの実施態様では、X線照射前にバイアス電圧を動的に或いは静的に構成し得る。
図8A及び8Bを簡単に参照して、焦点の移動を制御する例示的な機構を記載する。従来技術において、フィラメント及び陰極112から放射される電子は、経路620に沿って進行し、場所aで陽極に当たる。この場所aは、焦点の場所である。
本発明の1つの実施態様では、動作制御装置600が追加される。動作制御装置600は、金属プレート601と、コントローラ603によって制御される電圧源602とを含む。金属プレート601の電圧を変更することは、標的までの電子の進行経路を変更する。例えば、電子は経路620の1つに沿って進行し、金属プレート601に印可される電圧に依存して異なる場所a及びbに当たり、その場合、場所a及びbは、陽極114錠の異なる焦点場所を表す。
図8bでは、金属プレートはY軸に沿って整列されて示され、金属プレートの電圧を変更することは、Y軸に沿う電信の経路を変更する。しかしながら、本発明では、(用紙に対して垂直な)Z平面において電子の経路を変更することが望ましく、そのような実施態様では、動作コントローラは、Z軸に沿って整列された金属プレートを含む。金属プレート601は図面に示されるものと異なる幾何学的場所あり得るし、1よりも多くの組の金属プレートがあり得ると言えば十分である。焦点の所望の場所によって、金属プレートの数及び配置、並びに、金属プレートに亘って印可されるべき電圧の選択が決定されるべきである。コントローラ603は時間経過に亘って電圧を変更し、管動作及び画像受容器取得順序と適切な方法で同期された所望の有効焦点分布を作り出す。
代替的な実施態様において、焦点コントローラは、陰極からの電子流が陽極標的に当たる角度を変更するよう、陽極の傾斜を制御する。他の実施態様では、電子が異なる標的場所で陽極に当たり、或いは、軌道に対して垂直に印可されるバイアス電圧を印可することによって電子軌道を電子的に偏向するよう、コントローラは陰極集束カップを移動する。陽極との電子係合の角度を変更することは、静焦点サイズを制御するために使用し得る1つの技法であるが、ここでは、電子流が陽極と係合する角度を変更する如何なる方法をも均等物として置換し得る。例えば、陰極フィラメントの移動を通じて或いは他の手段によって、類似の結果を達成し得ることが想定される。
陽極と陰極との間の相対角度、故に、電子が標的に当たる角方向を変更することは、トモシンセシス照射中に焦点の位置を移動する仕事も達成し得る。
X線焦点を移動するために使用し得る様々な他の方法がある。1つの実施態様では、管内でX線レンズを使用して或いは管ポート120のサイズ及び/又は場所を調節することによって焦点を移動し得る。電子ビームをX線標的上の異なる焦点に電子的に向けること、標的を電子的に移動することによって、或いは、1つ又はそれよりも多くの電子ビーム源及び1つ又はそれよりも多くのX線標的上に分配された焦点を備えるX線管を使用することによって、電子ビーム焦点の移動を達成し得る。
例えば、X線ビーム焦点を移動するために、X線標的上の第一焦点に照準を定められた第一電子ビームを消し、第一X線標的又は第二X線標的上の異なる第二焦点に照準を定められた第二電子ビームを付け得る。電子ビームはX線標的上の異なる焦点に衝突するので、X線ビームは標的上の異なる焦点から放射され、よって、X線ビーム焦点の位置を移動する。
代替的に、ストランドが僅かに異なる方向に向けられた状態で、ビームを異なる光ファイバストランドの束に通すことによって、X線ビーム焦点を移動するために光ファイバX線レンズも使用し得る。ビームを特定のストランド又は一群のストランド内に向けるためにシャッタを使用し得る。
上述のように、異なるモードの撮像に適合するよう焦点のサイズを変更し得ることも想定される。例示的な実施態様では、3つの焦点サイズ、即ち、小さい焦点サイズ:0.1×0.1mm、大きい焦点サイズ:0.3×0.3mm、及び、特大の焦点サイズ:0.5×0.5mm又は0.6×0.3mm(幅×長さ)を備えるX線管を提供し得る。様々な2Dモードの撮像を支持するために小さい焦点及び大きい焦点を使用し得る。必要なときには、X線管焦点サイズを3Dパルスモードにある特大の焦点サイズに構成し得る。そのような構成を用いるならば、陽極トラックに特大の焦点サイズが提供され、静止2Dモードよりも一層高い管電流mAを可能にする。特大の焦点に関連付けられる有効焦点サイズは、0.5×0.5mm又は0.6×0.3mmであることが予期される。
焦点サイズを変更する1つの方法は、集束カップ内にフィラメントを追加することを含む。図9A及び9Bは、異なる数のフィラメント910及び920を備える集束カップ900の2つの実施態様を例証している。フィラメントが照らされるとき、フィラメントは既存の0.3×0.3mm焦点をもたらす。両方のフィラメントが照らされるとき、結果としてのフィラメント放射能力は二倍にされ、よって、管電流は二倍にされるのに対し、焦点サイズは、0.6×0.3mm(幅×長さ)になる。
上述のように、2D及び3Dの両方の撮像能力を含む撮像システムに本発明のX線管を提供し得る。そのようなシステムでは、静焦点の動作及び静焦点のサイズは、2つの撮像モードの間で異なり得る。例えば、各トモシンセシス照射のために或いは全走査の間に焦点サイズを増大し得るし、解像度の増大を必要とし且つX線源移動によって影響されないマンモグラフィのようなモードのために減少し得る。従って、X線管は撮像モードに基づき構成可能である。
図7を今や参照して、2D及び3D撮像を支持するシステムにおいて本発明のX線管を使用するプロセス500を今や記載する。例示的な実施態様において、トモシンセシスシステムは、−7.5度から+7.5度まで走査する。トモシンセシス走査に続き、マンモグラフィが撮られる。ステップ510で、トモシンセシス機械のガントリが−7.5度の場所に位置付けられ、トモシンセシス掃引が始動される。ステップ512で、X線管は初期撮像位置に達し、ステップ514で、X線管が作動される。1つの実施態様において、各照射は60ms未満を要する。照射中、ガントリは+7.5度の位置に向かって移動し続け、X線管焦点動作コントローラは、X線技法及び意図されるトモシンセシス走査のガントリ走査速度に基づき事前計算される陽極上の開始位置に焦点を設定し、静焦点を反対方向に移動する(この実施例では、時計回りトモシンセシス走査)。
ステップ516で、照射が完了し、同時に、焦点が事前計算停止位置に達すると、X線管のスイッチが消され、静焦点はX線管内で再芯出しされる。ステップ518で、時計回り走査の終了地点に達したか否かが決定される(ガントリは+7.5度の位置にある)。もし達していないならば、全てのトモシンセシス投影画像が得られるまで、ステップ512乃至516が繰り返される。ステップ520で、ガントリは0度の位置に戻され、焦点はマンモグラフィ撮像のために最適化される。もし焦点サイズがトモシンセシス撮像のために増大されたならば、それは所望のマンモグラフィ解像度をもたらす範囲に減少される。ステップ522で、2D画像が得られ、プロセスは終了する。上記の既述は、X線管が「スイッチオン」又は「スイッチオフ」されるシステムを記載したことが留意されるべきである。しかしながら、本発明はそのようなシステムに限定されないことが留意されるべきである。実際には、多くのシステムは、走査中に連続的にスイッチオンであるX線管を有し、画像捕捉は、走査中の選択的な「照射時間」での検出器でのX線の捕捉によって制御される。そのような場合には、X線管が周期的にスイッチオン又はスイッチオフされるか或いは連続的にスイッチオンとされるかに拘わらず、焦点動作が照射開始時間及び照射終了時間に同期されることを理解し得る。
従って、X線照射中の焦点サイズ及び位置の静的又は動的な管理によってトモシンセシス画像鮮明度が改良される本発明のシステム、方法、及び、プロセスを示し且つ記載した。本記載は乳房撮像用のトモシンセシスシステムの使用が中心とされているが、本発明のX線管は如何なる特定の撮像モダリティへの使用にも限定されないことが留意されるべきである。むしろ、本発明のX線管は、X線源が移動している間に画像を得る如何なるシステムにおいても有用性を有し得ることが想定される。例えば、コンピュータ断層撮影(CT)システムは焦点ぶれを受ける。FSぶれを減少し、視野等方性に亘って変調伝達関数(MTF)を行うために、本発明の修正X線管をCTシステムと共に有利に使用し得る。乳房CTシステムにおいて、そのような改良の1つの利益は、乳房縁部でのMTFが水平平面内の乳房中心におけるMTFと同じ程度に良好であることである。上記の特別な実施例及び実施態様は例証的であり、開示の精神から或いは付属の請求項の範囲から逸脱せずに、これらの実施例及び実施態様に多くの変形を導入し得る。例えば、この開示及び付属の請求項の範囲内で、異なる例証的な実施態様の素子及び/又は機能を互いに組み合わせ且つ/或いは互いに置換し得る。
本発明の様々な実施態様は、照射期間中に移動するよう配置されるX線管を含む。X線管は、電子流を提供するための陰極と、電子流を受け取るための標的を含む陽極と、光子流を生成するための陽極と、照射期間中に電子流を陽極上に集束する集束カップと、光子流をX線管から排出するポートと、陽極の少なくとも1つに結合されるコントローラとを含み、陰極、陽極、及び、ポートは、X線管の静焦点を共に定め、陰極及び集束カップは、X線管の動作に対する静焦点場所又はサイズの変更の少なくとも1つを行うことによって、照射期間中に静焦点の特性を変更する。
X線管は、照射期間中に第一方向に移動し、コントローラは、照射期間中に有効焦点が乳房及び/又は検出器に対して空間的に比較的固定された状態にして画像ぶれを減少するよう、照射期間中に静焦点を第一方向と反対の第二方向に移動し得る。照射期間及び結果としての画像ぶれを減少するために、静焦点サイズを増大し得る。
本発明の他の特徴によれば、照射期間中に第一方向に移動するX線管を使用してX線画像を取得する方法は、照射期間中の有効焦点サイズを減少するために、X線管の焦点を照射期間中に第一方向と反対の第二方向に移動するステップを含む。
本発明の更なる特徴によれば、2つのモードで動作し得る撮像システムによってX線画像を取得する方法は、撮像システムの動作モードに応答してX線管の焦点のサイズを変更するステップを含む。焦点のサイズを変更するステップを含む方法は、撮像モードにおいて焦点のサイズを増大し、その場合には、画像は照射期間中に移動するX線管を使用して取得される。加えて、焦点のサイズを変更するステップは、撮像モードにおいて焦点のサイズを減少してもよく、その場合には、画像は、照射期間中に乳房及び/又は検出器に対して固定位置に留まるX線管を使用して取得される。
前述の好適実施態様は、実施例の例証として提示されており、網羅的であることや、請求される発明を特定の実施例に限定することは意図されていない。それらの実施例は、特定の環境に適する既述の実施例の変更及び修正を使用して、当業者が請求される発明を実施するために使用し得る原理を記載することが意図されている。本発明の範囲は付属の請求項及びそれらの均等物によって定められることが意図されている。

Claims (13)

  1. 照射期間中に移動するよう配置されるX線管であって、
    電子流をもたらす陰極と、
    前記電子流を受け取り且つ前記電子流に応じて光子流を生成するための標的を含む陽極と、
    前記照射期間中に前記電子流を前記陽極の上に集束させる集束カップと、
    前記光子流を当該X線管から排出するためのポートと、
    前記陽極、前記陰極、及び前記集束カップのうちの少なくとも1つに結合されるコントローラとを含み、
    前記陰極、前記陽極、及び、前記ポートは、当該X線管の焦点を共に定め、該焦点は、前記照射期間中の任意の所与の瞬間的な時間瞬間静焦点を形成し、前記照射期間中の時間の経過に亘って蓄積される前記静焦点の移動軌跡が有効焦点を形成し、
    当該X線管は、少なくとも第一モードと第二モードの2つのモードにおいて作動し、当該X線管は、前記第二モードにおいて、照射期間中に第一方向に移動し、前記コントローラは、前記有効焦点のサイズを最小限化するよう、前記静焦点を、当該X線管の前記移動と同期して、前記第一方向と反対の第二方向に移動させ
    記第一モードは、前記第二モードよりも長い照射期間に亘って光子流をもたらし且つより小さい静焦点のサイズを伴う前記光子流をもたらすモードである、
    X線管。
  2. 焦点を含むX線管を使用して物体のX線画像を取得する方法であって、
    陰極、陽極、及びポートによって、前記X線管の焦点を定めるステップを含み、
    該焦点は、前記照射期間中の任意の所与の瞬間的な時間瞬間に静焦点を形成し、前記照射期間中の時間の経過に亘って蓄積される前記静焦点の移動軌跡が有効焦点を形成するものであり、
    前記X線管は、第一モードと第二モードの2つのモードにおいて作動し、当該方法は、前記第二モードにおいて、前記X線画像の取得中に、前記X線管を第一方向に移動させるのに対し、前記有効焦点のサイズを最小限化させるよう、前記焦点を、前記X線管の前記移動と同期して、前記第一方向と反対の第二方向に移動させるステップを含み
    記第一モードは、前記第二モードよりも長い照射期間に亘って光子流をもたらし且つより小さい焦点のサイズを伴う光子流をもたらすモードである、
    方法。
  3. 前記第二モードにおいて、前記X線管が前記物体の上で前記第一方向において移動するときに、前記照射期間から一連のX線画像を取得するステップを含、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第一モードは、二次元マンモグラフィ撮像モードであり、前記第二モードは、三次元トモシンセシス撮像モードである、請求項2に記載の方法。
  5. 前記第一モードは、二次元マンモグラフィ撮像モードであり、前記第二モードは、三次元トモシンセシス撮像モードである、請求項1に記載のX線管。
  6. 当該X線管は、二次元乳房撮像のための小さな焦点サイズ、二次元乳房撮像のための大きな焦点サイズ、及び三次元パルスモード撮像のための特大の焦点サイズをもたらす、3つのモードにおいて作動する、請求項1に記載のX線管。
  7. 点サイズ及び前記照射期間は、当該X線管によって撮像されるべき物体の密度に関連する、請求項1に記載のX線管。
  8. 患者の乳房の二次元画像及び三次元画像を得るためのX線撮像システムであって、
    その焦点からX線を生成するためのX線源であって、前記焦点は、照射期間中の任意の所与の瞬間的な時間瞬間に静焦点を形成し、前記照射期間中の時間の経過に亘って蓄積される前記静焦点の移動軌跡が有効焦点を形成する、X線源と、
    前記X線源の照射期間中に前記X線源からX線を受け取るよう位置付けられるX線検出器と、
    前記照射期間中に前記X線源の第一方向の移動を制御するよう前記X線源に結合される制御ユニットとを含み、

    前記焦点のサイズは、当該システムの選択される動作モードに応じて選択可能であり、該選択される動作モードは、少なくともマンモグラフィ動作モードとトモシンセシス動作モードとを含み
    記制御ユニットは、前記有効焦点のサイズを最小限化させるよう、前記照射期間中に前記X線源の前記第一方向の移動と同期して、前記X線源の前記第一方向の移動と反対の第二方向における前記焦点の前記移動を制御する、
    X線撮像システム。
  9. 前記トモシンセシス動作モードにおいて、前記X線源は、前記X線源の前記第一方向の移動中に複数の照射期間をもたらすよう順次的に活性化される、請求項8に記載のX線撮像システム。
  10. 前記焦点の前記サイズは、当該X線撮像システムによって撮像されるべき物体の特性に応じて更に選択可能である、請求項8に記載のX線撮像システム。
  11. 前記撮像されるべき物体は、乳房であり、前記特性は、前記乳房の密度を含む、請求項10に記載のX線撮像システム。
  12. 各照射期間に亘って前記X線源を活性化し得る、請求項8に記載のX線撮像システム。
  13. 前記照射期間は、画像が前記X線検出器によって捕捉される間の時間の期間に関連する、請求項8に記載のX線撮像システム。
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