JP5906371B2 - 膨張弁および防振ばね - Google Patents

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Description

本発明は膨張弁に関し、特に膨張弁の作動部の防振に好適な防振ばねの構造に関する。
自動車用空調装置の冷凍サイクルには一般に、循環する冷媒を圧縮するコンプレッサ、圧縮された冷媒を凝縮するコンデンサ、凝縮された冷媒を気液に分離するレシーバ、分離された液冷媒を絞り膨張させて霧状にして送出する膨張弁、その霧状の冷媒を蒸発させてその蒸発潜熱により車室内の空気を冷却するエバポレータが設けられている。
膨張弁としては、エバポレータから導出された冷媒が所定の過熱度を有するように、エバポレータの出口側の冷媒の温度および圧力を感知して弁部を開閉し、エバポレータへ送出する冷媒の流量を制御する温度式膨張弁が用いられる。膨張弁のボディには、レシーバからエバポレータへ向かう冷媒を通過させる第1の通路と、エバポレータから戻ってきた冷媒を通過させてコンプレッサへ導出する第2の通路とが形成される。第1の通路の中間部には弁孔が形成され、その弁孔に着脱してエバポレータへ向かう冷媒の流量を調整する弁体が配設されている。ボディの端部には、第2の通路を流れる冷媒の温度および圧力を感知して弁部の開度を制御するパワーエレメントが設けられる。パワーエレメントの駆動力は、長尺状のシャフトを介して弁体に伝達される。シャフトは、第2の通路を横断して第1の通路に到るように延在するが、ボディにおいて第1の通路と第2の通路とを区画する区画部に設けられた挿通孔に摺動可能に支持される。
ところで、このような膨張弁においては、高温冷媒が導入される弁部の上流側にて圧力変動が発生する場合があり、それを放置すると弁体が振動して騒音を発生させることがある。そこで、シャフトに対して側方からばねによる付勢力を与えることにより弁体がその圧力変動に敏感に反応しないようにし、弁体の動作を安定させる手法がとられることも多い。例えば、支持リングの環状部の複数箇所から内側に板状体を切り出して防振ばねとするものがある(例えば特許文献1参照)。また、ばね用の線材を折り曲げて防振ばねを形成するものがある(例えば特許文献2参照)。さらに、プレス加工により放射状に打ち抜いた板材を折り曲げて防振ばねを形成するものがある(例えば特許文献3参照)。
特開2004−293779号公報(図2等) 特開平8−145505号公報(図6等) 特開2008−14628号公報(図3,4等)
しかしながら、特許文献1に記載の支持リングは、環状部から板状体を切り出す構成であるため、その環状部の幅を板状体の幅よりも大きくせざるを得ない。このため、シャフトに付与する摺動荷重を上げるために板状体の幅を大きくすると、支持リング全体が大きくなってしまい、スペース上の問題を生じさせる可能性がある。また、特許文献2に記載の防振ばねは、線材を折り曲げて形成されるため剛性が小さく、シャフトの軸線方向に撓みやすい。このため、シャフトに十分な摺動荷重を与えるのが難しい。さらに、特許文献3に記載の防振ばねは、防振ばねの素材となる板材が放射状に形成されるため、これをより大きな板材から切り出す際の材料の歩留まりが低く、材料コストが嵩むといった問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、膨張弁の作動部の防振に好適な防振ばねを簡易かつ低コストに提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、冷凍サイクルの上流側から導入された冷媒をボディ内の弁部を通過させることにより絞り膨張させて下流側へ導出する膨張弁において、ボディを貫通するように形成され、その一端側に冷媒の導入ポートが設けられる一方、他端側に冷媒の導出ポートが設けられた冷媒通路と、冷媒通路の中間部に設けられた弁孔と、弁孔に接離して弁部を開閉する弁体と、弁体を開閉させるための駆動力を発生する駆動部と、ボディに支持され、駆動部の駆動力を弁体に伝達する作動ロッドと、ボディと作動ロッドとの間に介装され、作動ロッドを付勢して摺動抵抗を与える防振ばねと、を備える。防振ばねは、弾性を有する一枚の帯状の板材をその延在方向に沿った複数箇所にて曲げ加工することにより形成されている。
この態様によると、防振ばねにより作動ロッドに適度な摺動抵抗を与えることにより、その作動ロッドに連結される弁体の振動を抑制することができる。そして特に、防振ばねが、一枚の帯状の板材をその延在方向に沿った複数箇所にて曲げ加工するという簡易な工程にて実現される。すなわち、線材ではなく板材を折り曲げて形成されるため、十分な剛性と適度な弾性を有することができ、作動ロッドに対して十分な摺動荷重を与えることができる。また、防振ばねの素材として帯状の板材を採用するため、仮にその板材をより大きな板材から切り出して構成するとしても材料の歩留まりを高く維持することができ、材料コストを抑制することが可能となる。さらに、板幅全体にてばねを構成するため、防振ばね全体として板幅方向にコンパクトに構成することが可能となる。すなわち、膨張弁の作動部の防振に好適な防振ばねを簡易かつ低コストに提供することができる。
本発明の別の態様は、防振ばねである。この防振ばねは、弾性を有する一枚の帯状の板材をその延在方向に沿った複数箇所にて曲げ加工し、板材の両端部が対称に折り返されることにより側部片側が開放されるように形成され、その一対の折り返し部分のそれぞれにおいて、内側に位置する部分が第1のばね部分を構成し、外側に位置する部分が第2のばね部分を構成し、延在方向に直角な方向の板幅を部分的に変化させることにより、第1のばね部分および第2のばね部分の少なくとも一方の付勢力を調整するように構成される。
この態様によると、当該防振ばねが、一枚の帯状の板材をその延在方向に沿った複数箇所にて曲げ加工するという簡易な工程にて実現される。また、線材ではなく板材を折り曲げて形成されるため、十分な剛性と適度な弾性を有することができる。また、防振ばねの素材として帯状の板材を採用するため、仮にその板材をより大きな板材から切り出して構成するとしても材料の歩留まりを高く維持することができ、材料コストを抑制することが可能となる。さらに、板材の板幅を延在方向に沿って部分的に変化させることにより、内側の第1のばね部分と外側の第2のばね部分について、それぞれのばね荷重を適度に調整することができる。その結果、防振対象に合わせて摺動荷重を調整することができ、汎用性の高いものとなる。また、部分的に板幅が変化するものの、その板幅全体にてばねを構成するため、防振ばね全体として板幅方向にコンパクトに構成することが可能となる。そして、当該防振ばねを上述した膨張弁に適用することで、その作動部の防振を良好に実現することができる。
本発明によれば、膨張弁の作動部の防振に好適な防振ばねを簡易かつ低コストに提供することが可能となる。
実施形態に係る膨張弁の断面図である。 防振ばねの構造を示す図である。 第1実施形態の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。 第1実施形態の他の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。 第2実施形態に係る防振ばねの構造を示す図である。 第2実施形態の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。 第2実施形態の他の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。 第2実施形態の他の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。 第3実施形態に係る防振ばねの構造を示す図である。 第4実施形態に係る防振ばねの構造を示す図である。 第4実施形態の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。 第5実施形態に係る防振ばねの構造を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。また、以下の実施形態およびその変形例について、ほぼ同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜省略することがある。
[第1実施形態]
本実施形態は、本発明の膨張弁を自動車用空調装置の冷凍サイクルに適用される温度式膨張弁として具体化している。この冷凍サイクルには、循環する冷媒を圧縮するコンプレッサ、圧縮された冷媒を凝縮するコンデンサ、凝縮された冷媒を気液に分離するレシーバ、分離された液冷媒を絞り膨張させて霧状にして送出する膨張弁、その霧状の冷媒を蒸発させてその蒸発潜熱により車室内の空気を冷却するエバポレータが設けられているが、膨張弁以外の詳細な説明については省略する。
図1は、実施形態に係る膨張弁の断面図である。
膨張弁1は、アルミニウム合金からなる素材を押出成形して得た部材に所定の切削加工を施して形成されたボディ2を有する。このボディ2は角柱状をなし、その内部には冷媒の絞り膨張を行う弁部が設けられている。ボディ2の長手方向の端部には、感温部として機能するパワーエレメント3が設けられている。
ボディ2の側部には、レシーバ側(コンデンサ側)から高温・高圧の液冷媒を導入する導入ポート6、膨張弁1にて絞り膨張された低温・低圧の冷媒をエバポレータへ向けて導出する導出ポート7、エバポレータにて蒸発された冷媒を導入する導入ポート8、膨張弁1を通過した冷媒をコンプレッサ側へ導出する導出ポート9が設けられている。導入ポート6と導出ポート9との間には、図示しない配管取付用のスタッドボルトを植設可能とするためのねじ穴10が形成されている。
膨張弁1においては、導入ポート6、導出ポート7およびこれらをつなぐ冷媒通路により第1の通路13が構成されている。第1の通路13は、その中間部に弁部が設けられており、導入ポート6から導入された冷媒をその弁部にて絞り膨張させて霧状にし、導出ポート7からエバポレータへ向けて導出する。一方、導入ポート8、導出ポート9およびこれらをつなぐ冷媒通路により第2の通路14(「戻り通路」に該当する)が構成されている。第2の通路14は、ストレートに延びており、導入ポート8から冷媒を導入して導出ポート9からコンプレッサへ向けて導出する。
すなわち、ボディ2における第1の通路13の中間部には弁孔16が設けられ、その弁孔16の導入ポート6側の開口端縁により弁座17が形成されている。弁座17に導入ポート6側から対向するように弁体18が配置されている。弁体18は、弁座17に着脱して弁部を開閉する球状のボール弁体と、ボール弁体を下方から支持する弁体受けとを接合して構成されている。
ボディ2の下端部には、第1の通路13に直交するように内外を連通させる連通孔19が形成されており、その上半部により弁体18を収容する弁室40が形成されている。弁室40は、その上端部にて弁孔16に連通し、側部にて小孔42を介して導入ポート6に連通しており、第1の通路13の一部を構成している。小孔42は、第1の通路13の通路断面が局部的に狭小化されて形成され、弁室40に開口している。
連通孔19の下半部には、その連通孔19を外部から封止するようにアジャストねじ20(「アジャスト部材」に該当する)が螺着されている。弁体18(正確には弁体受け)とアジャストねじ20との間には、弁体18を閉弁方向に付勢するスプリング23が介装されている。アジャストねじ20のボディ2への螺入量を調整することで、スプリング23の荷重を調整することができる。アジャストねじ20とボディ2との間には、冷媒の漏洩を防止するためのOリング24が介装されている。
一方、ボディ2の上端部には、第2の通路14に直交するように内外を連通させる連通孔25が形成されており、その連通孔25を封止するようにパワーエレメント3(「感温部」に該当する)が螺着されている。パワーエレメント3は、アッパーハウジング26とロアハウジング27との間に金属薄板からなるダイヤフラム28を挟むように介装し、そのロアハウジング27側にディスク29を配置して構成されている。アッパーハウジング26とダイヤフラム28とによって囲まれる密閉空間には感温用のガスが封入されている。パワーエレメント3とボディ2との間には、冷媒の漏洩を防止するためのOリング30が介装されている。第2の通路14を通過する冷媒の圧力および温度は、連通孔25とディスク29に設けられた溝部を通ってダイヤフラム28の下面に伝達される。
ボディ2の中央部には、第1の通路13と第2の通路14とをつなぐ段付孔34が設けられており、この段付孔34の小径部44には長尺状のシャフト33(「作動ロッド」として機能する)が摺動可能に挿通されている。シャフト33は、ディスク29と弁体18との間に介装されている。これにより、ダイヤフラム28の変位よる駆動力が、ディスク29およびシャフト33を介して弁体18へ伝達され、弁部が開閉される。
シャフト33の上半部は第2の通路14を横断し、下半部が段付孔34の小径部44に摺動可能に貫通している。段付孔34の大径部46(「穴部」に対応する)には、シャフト33に軸線方向と直角な方向の付勢力、つまり横荷重(摺動荷重)を付与するための防振ばね50が配設されている。シャフト33がその防振ばね50の横荷重を受けることにより、冷媒圧力の変動によるシャフト33や弁体18の振動が抑制されるようになっている。なお、防振ばね50の構造の詳細については後述する。
以上のように構成された膨張弁1は、エバポレータから導入ポート8を介して戻ってきた冷媒の圧力及び温度をパワーエレメント3が感知してそのダイヤフラム28が変位する。このダイヤフラム28の変位が駆動力となり、ディスク29およびシャフト33を介して弁体18に伝達されて弁部を開閉させる。一方、レシーバから供給された液冷媒は、導入ポート6から導入され、弁部を通過することにより絞り膨張されて、低温・低圧の霧状の冷媒になる。その冷媒は導出ポート7からエバポレータへ向けて導出される。
次に、防振ばね50の具体的構造について説明する。図2は防振ばねの構造を示す図である。(A)は防振ばねの全体構造を示す斜視図である。(B)は防振ばねが段付孔に挿通された状態を示す平面図であり、(C)は防振ばねの無負荷状態を示す平面図である。
図2(A)および(B)に示すように、防振ばね50は、弾性度が高い金属、例えばステンレスからなる帯状の板材をその延在方向に沿った複数箇所にて曲げ加工することにより形成されている。具体的には、いわゆるフォーミング加工により、長尺な長方形状の板材の中間に円弧状の丸みをもたせて概ね環状としつつ、その中間部52の二等分線(一点鎖線参照)に対して対称となるよう両端部を内側に折り返すようにして形成されている。
すなわち、図2(B)および(C)に示すように、防振ばね50は、段付孔34の大径部46とほぼ同じ曲率を有する中間部52と、その中間部52の両側にそれぞれ直線状に延出する外側ばね部54と、外側ばね部54の先端がその内側に折り返された折り返し部56を有する。折り返し部56には直線状の内側ばね部58が連設されている。防振ばね50は、大径部46に挿入される前の無負荷状態においては、図2(C)に示すように、外側ばね部54がほぼ直線となる。
防振ばね50を大径部46に挿入する際には、例えばピンセットのような工具60の先端を一対の折り返し部56の内側に差し込み、両折り返し部56を近づけるように負荷をかけ(図中矢印参照)、図中点線のように環状に近い状態にしたうえで挿入する。すなわち、一対の折り返し部56は、防振ばね50を大径部46に挿入する際のつかみ部として機能する。このとき、工具60の先端が防振ばね50の外接円の内方に配置されるようになるため、つまり防振ばね50の外側からつかむ必要がなくなるため、挿入の際に工具が大径部46の縁に引っ掛かることもなく、作業が非常に容易となる。なお、このとき、一対の内側ばね部58は互いにほぼ平行となる。
防振ばね50は、無負荷状態から弾性変形した状態で大径部46に挿入されるため、図2(B)に示すように、一対の内側ばね部58がシャフト33を挟む方向の横荷重を生成する。一方、外側ばね部54もやや撓んだ状態となり、折り返し部56の一部を大径部46の内面に押しつける荷重を生成する。防振ばね50は、このようにしてシャフト33と2点で接触して摺動荷重を付与する一方、その弾性反力により大径部46(つまりボディ2)にしっかりと固定されるようになる。
以上に説明したように、本実施形態の膨張弁1においては、防振ばね50によりシャフト33に適度な摺動抵抗を与えることができ、その結果、冷媒の圧力変動に伴うシャフト33や弁体18の振動を抑制することができる。また特に、その防振ばね50を、一枚の帯状の板材を延在方向に沿って曲げ加工するという簡易な工程で得ることができるため、その板材をより大きな板材から切り抜いて得るとしても材料の無駄が発生し難く、製造コストを抑制することができる。また、防振ばね50の板幅全体にて外側ばね部54および内側ばね部58を構成するため、その幅方向にコンパクトに構成することが可能となる。さらに、一対の折り返し部56を設け、工具60の先端を防振ばね50の内方に配置できるようにしたため、ボディ2への取付作業が非常に容易となる。特に膨張弁1を小型化する場合には大径部46および防振ばね50の双方が小さくなるところ、防振ばね50をつかみ易く、しかも省スペースにて作業できるため、作業効率が格段に向上する。
[変形例1]
図3は、第1実施形態の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。(A)は防振ばねの全体構造を示す斜視図である。(B)は防振ばねが段付孔に挿通されるときの状態を示す平面図である。ただし、段付孔およびシャフトの図示については省略している。
本変形例において、一対の内側ばね部158には、その内側面(対向面)の中央に半球状の膨出部70がそれぞれ設けられている。本変形例の防振ばねが大径部46に挿入されると、シャフト33に対して一対の膨出部70が点接触するようになる。このような構成により、シャフト33が多少傾くようなことがあったとしても、膨出部70とシャフト33との点接触の状態が常に確保され、防振ばねによる円滑な支持状態が保持される。なお、膨出部70の詳細については後述する第2実施形態にて説明する。
[変形例2]
図4は、第1実施形態の他の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。(A)は防振ばねの全体構造を示す斜視図である。(B)は防振ばねが段付孔に挿通されるときの状態を示す平面図である。
本変形例においては、防振ばねの大径部46と接触する部分の端縁に爪部72(「係止部」に対応する)が形成されている。すなわち、爪部72は、一対の折り返し部156の上端縁を部分的に切り出して外方に折り曲げることにより形成されている。このような構成により、防振ばねを大径部46に挿入すると、その爪部72が大径部46の内壁に引っ掛かる形となり、防振ばねの脱落を防止することができる。なお、本変形例においては、爪部72を折り返し部156の上端縁に設けたが、折り返し部156の下端縁に設けてもよい。あるいは、それら上端縁および下端縁の双方に設けてもよい。また、中間部52の上端縁および下端縁のいずれか一方または双方に爪部72を設けるようにしてもよい。
[第2実施形態]
本実施形態の膨張弁は、防振ばねに部分的な荷重調整がなされる点を除き、第1実施形態と同様の構成を有する。図5は、第2実施形態に係る防振ばねの構造を示す図である。(A)は防振ばねの全体構造を示す斜視図である。(B)は防振ばねが段付孔に挿通された状態を示す平面図である。(C)は本実施形態に係る防振ばねの膨出部近傍の構成を示す展開図であり、(D)はその変形例である。
図5(A)および(B)に示すように、本実施形態の防振ばね250は、その延在方向に直角な方向の板幅を部分的に変化させることにより、シャフト33に付与する付勢力を調整している。すなわち、折り返し部256の中間から内側ばね部258の先端にかけて外側ばね部54よりも板幅が小さくされている。一対の内側ばね部258には、第1実施形態の変形例1と同様に、その内側面の中央に半球状の膨出部70がそれぞれ設けられている。このため、防振ばね250が大径部46に挿入されると、シャフト33に対して一対の膨出部70が点接触するようになる。
図5(C)の左段に示すように、防振ばね250は、帯状の板材を切り出す段階でその両端部の板幅を小さくしている。そして、同図の右段にその小幅部の側面図を示すように、その板材の片側面からプレス成形により半球状の膨出部70を形成している。このように板材を成形した後、フォーミング加工によりその板材を延在方向の複数箇所にて曲げ成形することにより防振ばね250を得ている。
本実施形態によれば、内側ばね部258およびその近傍の板幅を小さくすることにより、シャフト33へ負荷する荷重を第1実施形態の場合よりも小さくし、シャフト33により適度な摺動荷重を与えるようにしている。このような構成により、第1実施形態と同様にシャフト33および弁体18の振動を抑制する一方、弁体18の作動応答性を確保している。なお、膨出部70については、図5(C)に示す半球状のものに限らず、例えば図5(D)に示す膨出部270のようにアーチ状にするなど、適宜選択することができる。
[変形例1]
図6は、第2実施形態の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。(A)は防振ばねの全体構造を示す斜視図である。(B)は防振ばねが段付孔に挿通されるときの状態を示す平面図である。
本変形例においては、一対の外側ばね部154のそれぞれの中央に長方形状の孔160を形成することにより、その外側ばね部154の板幅を実質的に小さくしている。このような構成により、当該防振ばねを大径部46に挿入したときに発生するボディ2への反力を第1実施形態の場合よりも小さくし、ボディ2における当該防振ばねの支持強度を適度に調整することができる。
[変形例2]
図7は、第2実施形態の他の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。(A)は防振ばねの全体構造を示す斜視図である。(B)は防振ばねが段付孔に挿通されるときの状態を示す平面図である。
本変形例においては、折り返し部262と内側ばね部58との境界部に孔162をさらに設けている。それにより、シャフト33へ負荷する荷重を第1実施形態の場合よりも小さくし、シャフト33により適度な摺動荷重を与えるようにしている。このように、防振ばねの延在方向に適当数の孔を設けることにより、シャフト33に付与する付勢力およびボディ2への反力の双方を調整してもよい。
[変形例3]
図8は、第2実施形態の他の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。(A)は防振ばねの全体構造を示す斜視図である。(B)は防振ばねが段付孔に挿通されるときの状態を示す平面図である。
本変形例においては、外側ばね部254に孔を設けることなく、その板幅を小さくしている。具体的には、外側ばね部254の上端縁と下端縁を切り欠くような形で板幅を小さくしている。このような構成によっても、上記変形例1,2と同様の作用効果を得ることができる。
なお、他の変形例においては、図6や図8に示した防振ばねにおいて、例えば内側ばね部258の板幅と中間部52の板幅とがほぼ同じとなるようにしてもよい。また、図7に示した防振ばねにおいて孔160を設けることなく、外側ばね部154の上端縁および下端縁の少なくとも一方を切り欠くなどしてその板幅を小さくしてもよい。
[第3実施形態]
本実施形態の膨張弁は、防振ばねの荷重調整の構造が第2実施形態と若干異なる。図9は、第3実施形態に係る防振ばねの構造を示す図である。(A)は防振ばねの全体構造を示す斜視図である。(B)は防振ばねが段付孔に挿通された状態を示す平面図である。
本実施形態の防振ばね350は、中間部352と一対の外側ばね部354とが円環状に連設されている。そして、中間部352に孔360が形成されている。一方、折り返し部356と内側ばね部358の板幅が、外側ばね部354よりも小さくされている。このような構成により、中間部352のばね荷重を調整することも可能となる。
[第4実施形態]
本実施形態の膨張弁は、防振ばねの構造が第1実施形態と異なる。図10は、第4実施形態に係る防振ばねの構造を示す図である。(A)は防振ばねの全体構造を示す斜視図である。(B)は防振ばねが段付孔に挿通された状態を示す平面図である。
本実施形態の防振ばね450は、中間部452に一対の内側ばね部458が連設される。そして、その一対の内側ばね部458の先端側が外方に折り返されて折り返し部456が形成され、その先端に外側ばね部454が連設されている。このように、第1実施形態とは折り返し部の態様が異なるものの、一対の折り返し部456は、防振ばね450を大径部46に挿入する際のつかみ部として機能する。
また、一対の内側ばね部458のそれぞれの中央に長方形状の孔460を形成することにより、その内側ばね部458の板幅を実質的に小さくしている。このような構成により、当該防振ばねを大径部46に挿入したときに発生するシャフト33への付勢力を調整することができる。また、一対の外側ばね部454の板幅を小さくしている。このような構成により、当該防振ばねを大径部46に挿入したときに発生するボディ2への反力を第1実施形態の場合よりも小さくし、ボディ2における当該防振ばねの支持強度を適度に調整することができる。
[変形例1]
図11は、第4実施形態の変形例に係る防振ばねの構造を示す図である。(A)は防振ばねの全体構造を示す斜視図である。(B)は防振ばねが段付孔に挿通されるときの状態を示す平面図である。ただし、段付孔およびシャフトの図示については省略している。
本変形例において、一対の内側ばね部459は、その上端縁と下端縁を切り欠くような形で板幅を小さくしている。一方、一対の外側ばね部455のそれぞれの中央に長方形状の孔461を形成することにより、その外側ばね部455の板幅を実質的に小さくしている。このような構成により、当該防振ばねを大径部46に挿入したときに発生するシャフト33への付勢力およびボディ2への反力を調整している。
なお、他の変形例においては、図10に示した防振ばね450において、例えば孔460を設けない構成としてもよい。また、外側ばね部454の板幅と内側ばね部458の板幅とが同じとなるようにしてもよい。
[第5実施形態]
本実施形態の膨張弁は、防振ばねの構造が第1実施形態と異なる。図12は、第5実施形態に係る防振ばねの構造を示す図である。(A)は防振ばねの全体構造を示す斜視図である。(B)は防振ばねが段付孔に挿通された状態を示す平面図である。
本実施形態の防振ばね550は、帯状の板材をその延在方向に沿った2箇所にて曲げ加工することで、三角形状の断面を有する。防振ばね550は、その三角形状を形成する3つの側面が第1ばね部551,第2ばね部552,第3ばね部553を構成する。各ばね部の内面には膨出部70が形成されている。すなわち、防振ばね550はシャフト33を3点にて支持する。板材の延在方向の両端部、つまり第1ばね部551の先端部と第3ばね部553の先端部には、交差可能な相補形状の切り欠き560が形成され、防振ばね550の組み付けの自由度を向上させている。なお、他の変形例においては、切り欠き560を設けない構成としてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はその特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば、上記実施形態および変形例において一部の構成要素を組み合わせてもよいし、各実施形態および変形例から一部の構成要素を削除してもよい。
上記実施形態では述べなかったが、図1に示される段付孔34とシャフト33との間にOリング等のシール部材を設け、第1の通路13から第2の通路14への冷媒の漏洩を防止または抑制するようにしてもよい。具体的には、段付孔34の大径部46の深さを大きくし、大径部46の底部側にOリングを配置し、その上方に防振ばねを配置してもよい。その場合、防振ばねを、その折り返し部分の底面により上方からOリングを係止するストッパとして機能させることができる。
上記実施形態の膨張弁は、冷媒として代替フロン(HFC−134a)など使用する冷凍サイクルに好適に適用されるが、本発明の膨張弁は、二酸化炭素のように作動圧力が高い冷媒を用いる冷凍サイクルに適用することも可能である。その場合には、冷凍サイクルにコンデンサに代わってガスクーラなどの外部熱交換器が配置される。その際、パワーエレメント3を構成するダイヤフラムの強度を補うために、例えば金属製の皿ばね等を重ねて配置してもよい。あるいは、ダイヤフラムに置き換えて皿ばね等を配置してもよい。また、上記実施形態では、膨張弁を温度式膨張弁として構成した例を挙げたが、温度を感知しない膨張弁として構成することもできる。例えば、駆動部としてソレノイドを用いる電磁式膨張弁として構成してもよい。あるいは、駆動部としてステッピングモータ等の電動機を用いる電動膨張弁として構成してもよい。
1 膨張弁、 2 ボディ、 3 パワーエレメント、 13 第1の通路、 14 第2の通路、 16 弁孔、 17 弁座、 18 弁体、 33 シャフト、 34 段付孔、 46 大径部、 52 中間部、 54 外側ばね部、 56 折り返し部、 58 内側ばね部、 70 膨出部、 72 爪部、 154 外側ばね部、 156 折り返し部、 158 内側ばね部、 160,162 孔、 254 外側ばね部、 256 折り返し部、 258 内側ばね部、 260 孔、 262 折り返し部、 270 膨出部、 352 中間部、 354 外側ばね部、 356 折り返し部、 358 内側ばね部、 452 中間部、 454,455 外側ばね部、 456 折り返し部、 458,459 内側ばね部、 460,461 孔、 551 第1ばね部、 552 第2ばね部、 553 第3ばね部。

Claims (10)

  1. 冷凍サイクルの上流側から導入された冷媒をボディ内の弁部を通過させることにより絞り膨張させて下流側へ導出する膨張弁において、
    前記ボディを貫通するように形成され、一端側に冷媒の導入ポートが設けられる一方、他端側に冷媒の導出ポートが設けられた冷媒通路と、
    前記冷媒通路の中間部に設けられた弁孔と、
    前記弁孔に接離して前記弁部を開閉する弁体と、
    前記弁体を開閉させるための駆動力を発生する駆動部と、
    前記ボディに支持され、前記駆動部の駆動力を前記弁体に伝達する作動ロッドと、
    前記ボディと前記作動ロッドとの間に介装され、前記作動ロッドを付勢して摺動抵抗を与える防振ばねと、
    を備え、
    前記防振ばねは、弾性を有する一枚の帯状の板材をその延在方向に沿った複数箇所にて曲げ加工し、前記板材の両端部が対称に折り返されることにより側部片側が開放されるように形成され、
    前記両端部が対称に折り返されることで得られた一対の折り返し部分のそれぞれにおいて、内側に位置する部分が第1のばね部分を構成し、外側に位置する部分が第2のばね部分を構成することを特徴とする膨張弁。
  2. 前記防振ばねは、前記作動ロッドの外周面と2点以上で接触することを特徴とする請求項1に記載の膨張弁。
  3. 前記防振ばねは、前記作動ロッドの軸線に対して対称な2点で接触することを特徴とする請求項2に記載の膨張弁。
  4. 前記防振ばねは、前記延在方向に直角な方向の板幅を部分的に変化させることにより、前記作動ロッドに付与する付勢力および前記ボディへの反力の少なくとも一方を調整するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の膨張弁。
  5. 前記防振ばねは、前記板材の所定箇所に孔をあけることにより前記板幅を部分的に変化させていることを特徴とする請求項4に記載の膨張弁。
  6. 前記防振ばねは、
    前記ボディに前記作動ロッドと同心状に形成された穴部に挿通されることにより、前記作動ロッドに対する位置決めがなされ、
    前記穴部に挿通されない無負荷状態においては、前記防振ばねの外形が前記穴部よりも大きくなるように形成され、
    前記防振ばねの外形を縮小させる方向の負荷を受けて弾性変形した状態で前記穴部に挿通され、前記防振ばねの弾性変形による弾性反力により前記穴部の内周面に押し付けられることにより前記ボディに固定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の膨張弁。
  7. 前記防振ばねは、前記穴部の内周面に引っ掛かる係止部を有することを特徴とする請求項6に記載の膨張弁。
  8. 前記防振ばねは、前記板材の両端部が対称に折り返されることにより側部片側が開放されるように形成され、前記両端部が対称に折り返されることで得られた一対の折り返し部分の内側に所定の工具を挿入して、前記側部片側が開放されることで形成された開放部を狭める方向に負荷を与えることにより、前記防振ばねの外径を縮小させることが可能に構成されていることを特徴とする請求項6または7に記載の膨張弁。
  9. 前記弁部を通過して絞り膨張された冷媒を前記導出ポートから導出してエバポレータへ供給し、前記エバポレータから戻ってきた冷媒の圧力と温度を感知して前記弁部の開度を制御する温度式膨張弁として構成され、
    前記冷媒通路とは別に前記ボディを貫通するように形成され、前記エバポレータから戻ってきた冷媒を通過させる戻り通路と、
    前記駆動部として設けられ、前記戻り通路を流れる冷媒の温度および圧力を感知して動作し、その駆動力を前記作動ロッドを介して前記弁体に伝達して前記弁部の開度を変化させ、前記エバポレータへ供給する冷媒の流量を制御するパワーエレメントと、
    を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の膨張弁。
  10. 弾性を有する一枚の帯状の板材をその延在方向に沿った複数箇所にて曲げ加工し、前記板材の両端部が対称に折り返されることにより側部片側が開放されるように形成され、
    前記両端部が対称に折り返されることで得られた一対の折り返し部分のそれぞれにおいて、内側に位置する部分が第1のばね部分を構成し、外側に位置する部分が第2のばね部分を構成し、前記延在方向に直角な方向の板幅を部分的に変化させることにより、前記第1のばね部分および前記第2のばね部分の少なくとも一方の付勢力を調整するように構成されていることを特徴とする防振ばね。
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