JP5905330B2 - 製造システムの管理装置、製造システムの管理方法、及び、製造システムの管理プログラム - Google Patents

製造システムの管理装置、製造システムの管理方法、及び、製造システムの管理プログラム Download PDF

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Description

本開示の技術は、複数の基板の各々に複数の処理を施して製品を製造する製造システムの管理装置、製造システムの管理方法、及び、該製造システムの管理プログラムに関し、特に、基板が用いられる複数の処理の各々にて基板の処理順が相互に異なる製造システムの管理装置、製造システムの管理方法、及び、製造システムの管理プログラムに関する。
特許文献1に記載のように、薄膜太陽電池の製造システムには、従来から、成膜装置やレーザー加工装置等のように、基板に対して各種の処理を施す複数の処理装置が用いられている。ここで、処理の対象となる複数の基板は、相互に異なる処理装置の間で、通常、一つの搬送用カセットに収容されて前段工程の処理装置から後段工程の処理装置へ搬送される。そして、製造システムの管理装置では、こうした搬送用カセットごとの単位で複数の基板が順に処理されるため、太陽電池の製造量や品質を搬送用カセットごとの単位で管理することが可能となる。
特開2009−064855号公報
ところで、複数の基板が1つの処理装置で1つずつ順に処理される場合には、前回の基板の処理で発生した装置状態の変動が、今回の基板の処理結果に影響を与えることが少なくない。そして、装置状態の変動が発生した場合には、発生以前の基板の処理結果と発生以後の基板の処理結果とが相互に異なる結果、搬送用カセットに収容された基板の並びの一部に処理結果の偏りが生じることとなる。
この際、処理装置が一度に処理する基板の枚数は、通常、処理装置の仕様に応じて予め処理装置ごとに定められている。そして、前段工程の処理装置における基板の投入順や回収順と、後段工程の処理装置における基板の投入順や回収順とが、1つの搬送用カセット内で相互に異なることが少なくない。結果として、前段工程の処理装置にて基板の並びの一部に処理結果の偏りが発生するとしても、後段工程の処理装置から搬出された基板の並びには、こうした処理結果の偏りが認められなくなる。
例えば、図15に示されるように、前段工程の処理装置では、搬送用カセットの13枚の基板Sが、最上段から2枚ずつの処理対象群Gごとに順に投入される。そして、図16に示されるように、投入された各処理対象群Gの基板Sは、投入順とは逆順で最下段から順に他の搬送用カセットに回収される。この際に、基板IDの番号が9番の基板Sの処理時にて処理状態が変動すると、基板IDの番号が1番から8番である実線で示される基板Sの処理結果と、基板IDの番号が9番から13番である一点鎖線で示される基板Sの処理結果とが相互に異なる。続いて、図17に示されるように、後段工程の処理装置では、搬送用カセットの13枚の基板Sが、最下段から5枚ずつの処理対象群Gごとに順に投入される。そして、図18に示されるように、投入された各処理対象群Gの基板Sは、投入順と同順で最上段から順に他の搬送用カセットに回収される。結果として、前段工程の処理装置の回収時には認められた処理結果の偏りが、後段工程の処理装置の回収時には認められなくなる。
それゆえに、最後段の処理装置から搬出された基板の並びに処理結果の偏りが発生する場合であれ、複数の製品の並びに品質の偏りが発生する場合であれ、結局のところ、こうした品質の偏りがどの処理装置で発生したものであるかを明確に把握することが不可能となっている。
本開示の技術は、基板の処理順が相互に異なる複数の処理により製造された複数の製品に対し、管理の対象となる処理が品質変動の要因であるか否かを示唆する情報を提供することの可能な製造システムの管理装置、製造システムの管理方法、及び、製造システムの管理プログラムを提供することを目的とする。
本開示における製造システムの管理装置の一態様は、複数の基板の各々に複数の処理を施して複数の製品を製造する製造システムに対し、管理の対象となる処理である対象処理での基板ごとの処理結果を管理する管理部を備える。前記管理部は、前記対象処理における基板の処理順に関するデータを当該基板の処理順データとし、前記基板から製造された製品の品質に関するデータを当該基板の品質データとして設定する。そして、前記管理部は、前記基板の識別データと当該基板の処理順データとを関連付けた処理順情報と、前記基板の識別データと当該基板の品質データとを関連付けた品質情報とを用い、共通する識別データに関連付けられた前記処理順データと前記品質データとを関連付けた管理情報を生成して出力する。
本開示における製造システムの管理方法の一態様は、複数の基板の各々に複数の処理を施して複数の製品を製造する製造システムに対して、管理の対象となる処理である対象処理での基板ごとの処理結果を管理する。当該管理方法の一態様は、前記対象処理における基板の処理順に関するデータを当該基板の処理順データとし、前記基板から製造された製品の品質に関するデータを当該基板の品質データとし、前記基板の識別データと当該基板の処理順データとを関連付けた処理順情報と、前記基板の識別データと当該基板の品質データとを関連付けた品質情報とを用いて、共通する識別データに関連付けられた前記処理順データと前記品質データとを関連付けた管理情報を生成して出力する。
本開示における製造システムの管理プログラムの一態様は、複数の基板の各々に複数の処理を施して複数の製品を製造する製造システムに対し、管理の対象となる処理である対象処理での基板ごとの処理結果を管理する管理部としてコンピューターを機能させる。ここで、前記管理部は、前記対象処理における基板の処理順に関するデータを当該基板の処理順データとし、前記基板から製造された製品の品質に関するデータを当該基板の品質データとして設定する。そして、前記基板の識別データと当該基板の処理順データとを関連付けた処理順情報と、前記基板の識別データと当該基板の品質データとを関連付けた品質情報とを用い、共通する識別データに関連付けられた前記処理順データと前記品質データとを関連付けた管理情報を生成して出力する。
上述のように、前段工程の処理装置において装置状態が一旦変動した場合には、後段工程の投入時における基板の並びの一部に処理結果の偏りを生じることが少なくない。そして、前段工程の処理装置における処理順と後段工程の処理装置における処理順とが基板ごとに相互に異なる場合には、一つの処理工程における処理結果の偏りと、製品の並びにおける品質の偏りとが、相互に異なるものとなってしまう。
この点、本開示の技術における一態様によれば、基板の処理順データと該基板の品質データとを関連付ける管理情報が対象処理に対して生成される。こうした管理の態様であれば、対象処理における製品の製造順と該製品の品質データとが関連付けられて出力されるため、低品質の製品が対象処理で連続して製造されたか否かに関する情報を出力することが可能になる。それゆえに、各基板の処理順が相互に異なる複数の処理工程により製造された複数の製品に対し、品質変動の要因が対象処理であるか否かを示唆する情報を提供することが可能となる。
本開示における製造システムの管理装置の他の態様にて、当該管理装置の一態様における基板の処理順データは、前記対象処理を実行する処理装置で当該基板の処理が行われた時刻を示すデータである。
対象処理における各基板の処理順は、例えば、当該基板が処理される以前に行われた対象処理での処理の累積回数によって把握することが可能でもある。一方で、対象処理が品質変動の要因であるか否かを示唆する情報は、品質の管理上、所定の期間ごとに必要とされることも少なくなく、こうした期間は、通常、製造システムの管理装置の利用者によって任意に定められる。このような実情のもと、例えば、対象処理での処理の累積回数が当該基板の処理順として取り扱われることになれば、対象処理での処理の累積回数の計測を開始する時期や累積回数を計測する期間を任意に定めるための構成が、別途、管理装置に必要になってしまう。また、対象処理での処理の途中に何らかの不都合が発生した場合には、製品の数量と対象処理での処理の累積回数とを整合させるために、当該処理が累積回数としてカウントされない構成が、別途、管理装置に必要になるという新たな課題を生じてしまう。
この点、上述した他の態様によれば、基板の処理が行われた時刻が当該基板の処理順データとして取り扱われる。それゆえに、基板の処理順を計測し始める時期、基板の処理順を計測する期間、対象処理に不都合が発生した場合の当該対象処理の取り扱い等、これらを定める構成が増えることを抑えることが可能になる。
なお、基板に処理を施す処理装置には、処理の行われた時間や消耗品の使用期間等、時刻に基づきログが管理されるうえで、時刻を取り扱う時計機能が搭載されることが少なくない。上述した他の態様での管理装置によれば、管理情報が生成されるうえで、こうした処理装置の時計機能を利用することが可能にもなる。それゆえに、処理順データを生成するための機能を処理装置あるいは管理装置に別途搭載される場合と比べて、製造システムあるいはその管理装置の構成が複雑になることを抑えることが可能にもなる。
本開示における製造システムの管理装置の他の態様では、前記処理順情報が、前記対象処理を基板に施す処理装置で生成される情報であり、当該管理装置が、前記対象処理を基板に施す処理装置から前記処理順情報を取得する処理順情報取得部を有し、前記管理部が、前記処理順情報取得部の取得した前記処理順情報を用いて前記管理情報を生成する。
例えば、処理対象となる基板の識別データを所定の周期で管理装置が取得する態様であれば、取得された識別データと当該識別データの取得された時刻とに基づき、当該管理装置が処理順情報を生成することは可能である。ただし、このような情報生成の手順のもと、製造システムの管理装置が処理順情報を生成することになれば、新たな基板が処理装置に投入される度に、新たな基板の識別データの取得処理を当該管理装置が行うことになる。
この点で、上述した他の態様によれば、対象処理を実行する処理装置で処理順情報が生成される。それゆえに、当該管理装置が管理情報を生成するうえでは、管理情報が求められるときのみ、当該管理装置が処理順情報を処理装置から取得すればよい。
本開示における製造システムの管理装置の他の態様では、前記品質情報が、前記製品の品質を計測する計測装置で生成される情報であり、当該管理装置が、前記計測装置から前記品質情報を取得する品質情報取得部を有し、前記管理部が、前記品質情報取得部の取得した前記処理順情報を用いて前記管理情報を生成する。
例えば、検査対象に含まれる基板の識別データと検査結果である品質とを、所定の周期で管理装置が取得する態様であれば、取得された識別データと品質とに基づき、当該管理装置が品質情報を生成することは可能である。ただし、このような情報生成の手順のもと、製造システムの管理装置が品質情報を生成することになれば、新たな製品が計測装置に投入される度に、新たな製品に含まれる識別データと品質との取得処理を当該管理装置が行うことになる。
この点で、上述した他の態様によれば、品質を計測する計測装置で品質情報が生成される。それゆえに、当該管理装置が管理情報を生成するうえでは、管理情報が求められるときのみ、当該管理装置が品質情報を計測装置から取得すればよい。
本開示における製造システムの管理装置を具体化した一実施形態における製造システムの構成を示す構成図である。 一実施形態の製造システムでの基板の並びの推移を説明する模式図である。 一実施形態の製造システムでの基板の並びの推移を説明する模式図である。 一実施形態の製造システムでの基板の並びの推移を説明する模式図である。 一実施形態での第1制御装置の構成を機能的に示す機能ブロック図である。 一実施形態における処理順情報の構成を示す構成図である。 一実施形態における品質情報の構成を示す構成図である。 一実施形態における管理装置の構成を機能的に示す機能ブロック図である。 一実施形態における管理情報の構成を示す構成図である。 一実施形態の管理装置が出力する出力画面の一例であって、計測処理における基板IDとPmaxとの関係を示すグラフである。 一実施形態の管理装置が出力する出力画面の一例であって、対象処理が第4処理である場合の管理情報における基板IDとPmaxとの関係を示すグラフである。 一実施形態の管理装置が出力する出力画面の一例であって、対象処理が第3処理である場合の管理情報における基板IDとPmaxとの関係を示すグラフである。 一実施形態の管理装置が出力する出力画面の一例であって、対象処理が第2処理である場合の管理情報における基板IDとPmaxとの関係を示すグラフである。 一実施形態の管理装置が出力する出力画面の一例であって、対象処理が第1処理である場合の管理情報における基板IDとPmaxとの関係を示すグラフである。 従来例の製造システムでの基板の並びの推移を説明する模式図である。 従来例の製造システムでの基板の並びの推移を説明する模式図である。 従来例の製造システムでの基板の並びの推移を説明する模式図である。 従来例の製造システムでの基板の並びの推移を説明する模式図である。
本開示における製造システムの管理装置、製造システムの管理方法、及び、製造システムの管理プログラムを薄膜太陽電池の製造システムに適用した一実施形態について図1から図18を参照して説明する。なお、図1では、説明の便宜上、各装置で用いられる基板の枚数が簡略化され、また、基板の収容されるスロットが二点鎖線で示され、スロットに収容された基板が実線で示されている。
[製造システムの構成]
まず、薄膜太陽電池の製造システムの全体的な構成について図1を参照して説明する。
図1に示されるように、薄膜太陽電池の製造システムでは、2つの処理装置10と1つの計測装置20と1つの管理装置30とが、ネットワークNに接続されている。
第1処理装置10Aには、基板Sに所定の処理を施す第1処理部11Aが含まれ、基板Sを投入するための第1投入部12Aと基板Sを回収するための第1回収部13Aとが、第1処理部11Aに連結されている。
第1投入部12Aには、例えば、25枚の基板Sを収容する1番から25番までの投入スロットを有した投入カセットがセットされている。第1投入部12Aは、基板Sを投入するための制御信号を第1制御装置14Aから受け、当該制御信号で指定された投入スロットから第1処理部11Aに基板Sを投入する。この際に、第1制御装置14Aは、第1投入部12Aの駆動を通じて、スロット番号が小さい投入スロットから順に3枚ずつ基板Sを投入する。
第1処理部11Aは、複数の基板Sの各々に所定の処理を施し、例えば、複数の基板Sの各々にCVD成膜を施す。第1処理部11Aは、1番から3番までの処理スロットを有し、第1投入部12Aから投入される3枚の基板Sを投入スロットと同順で各処理スロットに受け入れる。第1処理部11Aは、基板Sを受け入れるための制御信号を第1制御装置14Aから受け、当該制御信号で指定された処理スロットに基板Sを受け入れる。この際に、第1制御装置14Aは、第1処理部11Aの駆動を通じて、スロット番号が大きい処理スロットから順に基板Sの処理を開始する。すなわち、基板Sの処理の順序である処理順は、第1処理部11Aでの1回の処理にて、3枚の基板Sでは、スロット番号と逆順になる。
第1回収部13Aには、25枚の基板Sを収容する1番から25番までの回収スロットを有した回収カセットがセットされている。第1回収部13Aは、基板Sを回収するための制御信号を第1制御装置14Aから受け、当該制御信号で指定された処理スロットから回収スロットに基板Sを回収する。この際に、第1制御装置14Aは、第1回収部13Aの駆動を通じて、スロット番号が大きい処理スロットから順に基板Sを回収させ、スロット番号が小さい回収スロットから順に基板Sを受け入れさせる。すなわち、第1投入部12Aから第1回収部13Aまでの基板Sの搬送にて、基板Sの並び順は、第1処理部11Aの処理の単位で逆順になる。
製造システムを構成する第2処理装置10Bには、第1処理装置10Aと同じく、基板Sに所定の処理を施す第2処理部11Bが含まれ、基板Sを投入するための第2投入部12Bと基板Sを回収するための第2回収部13Bとが、第2処理部11Bに連結されている。
第2投入部12Bは、先に説明された第1投入部12Aと同じく、1番から25番までの投入スロットを有した投入カセットを備え、当該投入カセットには、第1回収部13Aに回収された全ての基板Sが移載される。この際に、第1回収部13Aから第2投入部12Bに基板Sを移載する移載機Tabは、スロット番号が小さい回収スロットから順に基板Sを引き出し、スロット番号が小さい投入スロットから順に基板Sを収容させる。
第1処理装置10Aと第2処理装置10Bとは、第1処理部11Aと第2処理部11Bとで一度に処理される基板Sの枚数が相互に異なる。すなわち、第2投入部12Bは、基板Sを投入するための制御信号を第2制御装置14Bから受け、スロット番号が小さい投入スロットから順に12枚ずつ基板Sを投入させる。また、第2処理部11Bは、例えば、複数の基板Sの各々にPVD成膜を施すPVD成膜部であり、基板Sを処理するための制御信号を第2制御装置14Bから受け、一度に12枚の基板Sを処理する。また、第2回収部13Bは、基板Sを投入するための制御信号を第2制御装置14Bから受け、スロット番号が大きい処理スロットから順に基板Sを回収し、スロット番号が小さい回収スロットから順に基板Sを受け入れる。この際に、第2制御装置14Bは、第2処理部11Bの駆動を通じて、スロット番号が大きい処理スロットから順に基板Sの処理を開始する。すなわち、第2処理部11Bでの1回の処理にて、12枚の基板Sの処理順は、投入スロットのスロット番号と逆順になる。そして、第2投入部12Bから第2回収部13Bまでの基板Sの搬送にて、基板Sの並びは、第2処理部11Bの処理の単位で逆順になる。
製造システムを構成する計測装置20には、第1処理装置10Aと同じく、基板Sに形成された薄膜太陽電池の品質を計測する計測部21が搭載され、基板Sを投入するための計測用投入部22と基板Sを回収するための計測用回収部23とが、計測部21に連結されている。
計測用投入部22は、先に説明された第2投入部12Bと同じく、1番から25番までの投入スロットを有した投入カセットを備え、当該投入カセットには、第2回収部13Bに回収された全ての基板Sが移載される。この際に、第2回収部13Bから計測用投入部22に基板Sを移載する移載機Tbcは、スロット番号が小さい回収スロットから順に基板Sを引出し、スロット番号が小さい投入スロットから順に基板Sを収容させる。計測用投入部22は、基板Sを投入するための制御信号を計測用制御装置24から受け、当該制御信号で指定された投入スロットから計測部21に基板Sを投入する。この際に、計測用制御装置24は、スロット番号が小さい投入スロットから順に1枚ずつ基板Sを投入させる。
計測部21は、複数の基板Sの各々に所定の計測処理を施し、例えば、複数の基板Sの各々に形成された薄膜太陽電池の最大出力Pmaxを計測する。計測部21は、1枚の基板Sを収容する1つの処理スロットを有し、計測用投入部22から投入される基板Sを処理スロットに受け入れる。計測部21は、基板Sを受け入れるための制御信号を計測用制御装置24から受け、当該制御信号で指定された処理スロットに基板Sを受け入れる。
計測用回収部23には、25枚の基板Sを収容する1番から25番までの回収スロットを有した回収カセットがセットされている。計測用回収部23は、基板Sを回収するための制御信号を計測用制御装置24から受け、処理スロットから回収スロットに基板Sを回収する。この際に、計測用制御装置24は、スロット番号が小さい回収スロットから順に基板Sを回収させる。
次に、第1投入部12Aから第2回収部13Bまでの基板Sの並びの推移について図2から図4を参照して説明する。なお、第1回収部13Aでの基板Sの並びと第2投入部12Bでの基板Sの並びとは相互に等しいため、以下では、第1回収部13Aでの基板Sの並びついてのみ説明し、第2投入部12Bでの基板Sの並びについては説明を省略する。また、基板IDは、基板Sの識別に用いられる識別データであり、本実施形態では、複数の基板Sの各々に予め刻印されたアルファベット「SC」と番号との組み合わせとして設定されている。
図2に示されるように、第1投入部12Aでは、スロット番号が小さい投入スロットから順に、基板IDの番号の小さい基板Sが収容されている。例えば、スロット番号が1番の投入スロットには、基板IDの番号が「001」の基板Sが収容され、スロット番号が2番の投入スロットには、基板IDの番号が「002」の基板Sが収容されている。そして、スロット番号が25番の投入スロットには、基板IDの番号が「025」の基板Sが収容されている。
図3に示されるように、上記25枚の基板Sが第1処理部11Aにて処理されると、第1回収部13Aでの基板Sの並びは、第1処理部11Aでの処理の単位である3枚ごとに、第1投入部12Aとは逆順になる。例えば、スロット番号が1番の投入スロットには、基板IDの番号が「003」の基板Sが収容され、スロット番号が2番の投入スロットには、基板IDの番号が「002」の基板Sが収容され、スロット番号が3番の投入スロットには、基板IDの番号が「001」の基板Sが収容されている。そして、スロット番号が25番の投入スロットには、基板IDの番号が「023」の基板Sが収容される。
図4に示されるように、上記25枚の基板Sが第2処理部11Bにて処理されると、第2回収部13Bでの基板Sの並びは、第2処理部11Bでの処理の単位である12枚ごとに、第1回収部13Aとは逆順になる。例えば、スロット番号が1番の投入スロットには、基板IDの番号が「010」の基板Sが収容され、スロット番号が2番の投入スロットには、基板IDの番号が「011」の基板Sが収容され、スロット番号が3番の投入スロットには、基板IDの番号が「012」の基板Sが収容されている。そして、スロット番号が24番の投入スロットには、基板IDの番号が「015」の基板Sが収容される。
このように第1処理装置10Aでの基板Sの処理順と第2処理装置10Bでの基板Sの処理順とが相互に異なると、第1処理装置10Aにて基板Sの並びの一部に処理結果の偏りが発生するとしても、第2処理装置10Bから搬出された基板Sの並びには、こうした処理結果の偏りが認められなくなる。
[第1制御装置14Aの構成]
次に、第1制御装置14Aと第2制御装置14Bとの構成について処理順情報を生成する構成を中心に図5を参照して説明する。なお、第1制御装置14Aと第2制御装置14Bとでは、制御対象は相互に異なる一方で、処理順情報を生成する構成は同様であるため、以下では、第1制御装置14Aの構成ついてのみ説明し、第2制御装置14Bの構成については説明を省略する。また、図5では、統括管理部41からの処理要求が細線の矢印で示され、各種データの流れが太線の矢印で示されている。
第1制御装置14Aは、演算装置や制御装置として機能するCPU、CPUの実行するプログラムの格納領域やCPUの作業領域として機能する記憶デバイス、各種の情報を送信及び受信する通信デバイス、及び、各種デバイスのコントローラ等によって構成される。
図5に示されるように、第1制御装置14Aには、統括管理部41、基板処理管理部42、ID情報管理部43、処理結果管理部44、処理順情報管理部45、処理順情報送信部46、及び、計時部47を備えている。なお、これら統括管理部41、基板処理管理部42、ID情報管理部43、処理結果管理部44、処理順情報管理部45、及び、処理順情報送信部46の各々は、それの機能に特化したハードウェアによって構成されてもよく、あるいは、共通するCPUやデバイスに相互に異なる機能を担わせるソフトウェアとして構成されてもよい。
統括管理部41は、第1処理装置10Aにて実行される各種の処理の手順等の記述されたプログラムに従って、各種の処理要求を第1処理装置10Aの各構成要素に出力する。
基板処理管理部42は、第1処理部11A、第1投入部12A、第1回収部13Aの各々に、基板Sに対する各種の処理を実行させる。例えば、基板処理管理部42は、基板Sの投入処理を実行させるための制御信号を第1投入部12Aに出力し、スロット番号が小さい投入スロットから順に3枚ずつ基板Sを投入させる。また、基板処理管理部42は、基板Sの成膜処理を実行させるための制御信号を第1処理部11Aに出力し、3枚の基板Sの各々に投入順とは逆順で成膜処理を実行させる。また、基板処理管理部42は、基板Sの回収処理を実行させるための制御信号を第1回収部13Aに出力し、スロット番号が大きい処理スロットから順にスロット番号が小さい回収スロットに基板Sを回収させる。
ID情報管理部43は、今回の処理で第1投入部12Aに投入される基板Sの基板IDを基板Sの並び順と共に外部から取得し、取得された情報を統括管理部41に出力する。例えば、基板Sが収容される搬送用カセットには、ICタグが取り付けられ、ICタグの内部には、その搬送用カセットに含まれる複数の基板Sの各々の基板IDと、基板Sの収容されるスロット番号とが関連付けられたカセット情報が格納されている。統括管理部41は、第1制御装置14Aの備えるタグリーダ等を通じてカセット情報を取得し、取得されたカセット情報を統括管理部41に出力する。
処理結果管理部44は、今回の処理の対象となる基板Sの基板IDと基板Sの並び順とを入力し、第1投入部12A、第1処理部11A、及び、第1回収部13Aの各々での処理結果を基板IDごとに取得する。そして、処理結果管理部44は、基板IDごとの処理結果を処理順情報管理部45に出力する。
例えば、投入処理を実行させるための制御信号を基板処理管理部42が出力するたびに、処理結果管理部44は、当該基板Sの投入処理が正常に終了したか否かを監視する。また、成膜処理を実行させるための制御信号を基板処理管理部42が出力するたびに、処理結果管理部44は、当該基板Sの成膜処理が正常に終了したか否かを監視する。また、回収処理を実行させるための制御信号を基板処理管理部42が出力するたびに、処理結果管理部44は、当該基板Sの回収処理が正常に終了したか否かを監視する。また、処理結果管理部44は、第1処理部11Aでの処理の最中における処理パラメータの値を基板Sごとに取得する。
処理順情報管理部45は、基板IDごとの処理の結果を入力する度に、当該入力時の時刻とこれら基板IDと処理の結果とを関連付けて処理順情報を生成する。処理順情報管理部45に対する情報生成の要求は、利用者によって予め設定される周期で統括管理部41が行ってもよく、あるいは、搬送用カセットの単位で統括管理部31が適宜行ってもよい。
例えば、処理順情報管理部45は、基板Sの投入処理の終了を受け、計時部47の計時結果を当該基板Sの投入終了時刻として取得する。また、処理順情報管理部45は、基板Sの成膜処理の終了を受け、計時部47の計時結果を当該基板Sの成膜終了時刻として取得する。また、処理順情報管理部45は、基板Sの回収処理の終了を受け、計時部47の計時結果を当該基板Sの回収終了時刻として取得する。
処理順情報送信部46は、ネットワークNを介して、処理順情報管理部45の生成した処理順情報を管理装置30に送信する。
[処理順情報IFI及び品質情報IFQの構成]
次に、第1制御装置14A及び第2制御装置14Bの各々で生成される処理順情報、及び、計測装置20で生成される品質情報IFQの構成について図6及び図7を参照して説明する。なお、第1制御装置14Aで生成される処理順情報と第2制御装置14Bで生成される処理順情報とでは、データの構成が同様であるため、以下では、第1制御装置14Aで生成される処理順情報ついてのみ説明し、第2制御装置14Bで生成される処理順情報の構成については説明を省略する。
また、本実施形態では、管理の対象となる処理である対象処理として、各処理部11A,11Bでの処理が設定され、基板Sの処理順に関するデータである処理順データとして基板Sの処理終了時刻が設定される例について説明する。なお、対象処理は、各投入部12A,12Bでの処理であってもよいし、各回収部13A,13Bでの処理であってもよい。また、処理順情報管理部45が対象処理の開始時刻を取得する構成であれば、処理順データは、こうした対象処理の開始時刻であってもよいし、対象処理が実施されている時刻であってもよい。
図6に示されるように、処理順情報IFIは、基板ID45Aと、処理順データである成膜処理の終了時刻45Bと、基板Sの処理パラメータの値とを含む。処理順情報IFIでは、これら基板ID45Aと、成膜処理の終了時刻45Bと、処理パラメータの値とが相互に関連付けられている。例えば、処理順情報IFIでは、「SC001」の基板IDに対し、「08:03」が終了時刻45Bとして関連付けられ、さらに「10W」がRFの反射波として関連付けられ、また、「1.5Pa」が処理時の圧力値として関連付けられている。
図7に示されるように、品質情報IFQは、基板ID45Aと、基板Sから製造された製品の品質である最大出力Pmaxとを含む。なお、薄膜太陽電池の出力が最大となる動作点が最適動作点として設定され、最適動作点での出力が最大出力Pmaxとして設定されている。品質情報IFQでは、これら基板ID45Aと、品質データとしての最大出力Pmaxとが相互に関連付けられている。なお、品質情報IFQの生成は、利用者によって予め設定される周期で計測用制御装置24が行ってもよく、あるいは、搬送用カセットの単位で計測用制御装置24が適宜行ってもよい。
[管理装置30の構成]
次に、管理装置30の構成について管理情報を生成する構成を中心に図8及び図9を参照して説明する。なお、図8では、統括管理部31からの処理要求が細線の矢印で示され、各種データの流れが太線の矢印で示されている。
管理装置30は、演算装置や制御装置として機能するCPU、CPUの実行するプログラムの格納領域やCPUの作業領域として機能する記憶デバイス、各種の情報を送信及び受信する通信デバイス、及び、各種デバイスのコントローラ等によって構成される。
図8に示されるように、管理装置30は、統括管理部31、処理順情報取得部32、品質情報取得部33、管理情報管理部34、及び、管理情報出力部35を備えている。なお、これら統括管理部31、処理順情報取得部32、品質情報取得部33、管理情報管理部34、及び、管理情報出力部35によって本実施形態における管理部が構成されている。また、統括管理部31、処理順情報取得部32、品質情報取得部33、管理情報管理部34、及び、管理情報出力部35の各々は、それの機能に特化したハードウェアによって構成されてもよく、あるいは、共通するCPUやデバイスに相互に異なる機能を担わせるソフトウェアとして構成されてもよい。
統括管理部31は、管理装置30にて実行される各種の処理の手順等の記述されたプログラムに従って、各種の処理要求を管理装置30の各構成要素に出力する。
処理順情報取得部32は、第1制御装置14Aにアクセスし、第1制御装置14Aの生成する上記処理順情報IFIを第1制御装置14Aから取得する。処理順情報取得部32は、第2制御装置14Bにアクセスし、第2制御装置14Bの生成する上記処理順情報IFIを第2制御装置14Bから取得する。処理順情報取得部32に対する情報取得の要求は、利用者によって予め設定される周期で統括管理部31が行ってもよく、あるいは、利用者の要請に応じて統括管理部31が適宜行ってもよい。
品質情報取得部33は、計測用制御装置24にアクセスし、計測用制御装置24の生成する上記品質情報IFQを計測用制御装置24から取得する。品質情報取得部33に対する情報取得の要求は、利用者によって予め設定される周期で統括管理部31が行ってもよく、あるいは、利用者の要請に応じて統括管理部31が適宜行ってもよい。
管理情報管理部34は、処理順情報取得部32から取得する複数の処理順情報IFIの各々と、品質情報取得部33から取得する品質情報IFQとを用いて複数の管理情報IFCを生成する。管理情報管理部34に対する情報生成の要求は、利用者によって予め設定される周期で統括管理部31が行ってもよく、あるいは、利用者の要請に応じて統括管理部31が適宜行ってもよい。
管理情報出力部35は、管理情報管理部34から取得する複数の管理情報IFCの各々を外部へ出力する。
図9に示されるように、管理情報IFCは、基板ID45Aと、当該基板ID45Aの基板Sにおける処理の終了時刻45Bと、当該処理における処理パラメータの値と、最大出力Pmaxとを含む。管理情報IFCでは、これら基板ID45Aと、終了時刻45Bと、処理パラメータの値と、最大出力Pmaxとが相互に関連付けられている。管理情報出力部35は、管理情報IFCの出力に際し、管理情報IFCに含まれる各データの配列の順序を終了時刻45Bの昇順とする。すなわち、管理情報出力部35は、終了時刻45Bの早い順に、基板IDと処理パラメータの値と最大出力Pmaxとを並べる。そして、管理情報管理部34は、こうした管理情報IFCを第1処理装置10Aと第2処理装置10Bとの各々に対して各別に生成する。
[管理装置30の作用]
例えば、前段工程の第1処理装置10Aにおいて装置状態が一旦変動した場合には、後段工程の投入時における基板Sの並びの一部に処理結果の偏りを生じることが少なくない。そして、前段工程の第1処理装置10Aにおける処理順と後段工程の第2処理装置10Bにおける処理順とが基板Sごとに相互に異なる場合には、一つの処理工程における処理結果の偏りと、製品の並びにおける品質の偏りとが、相互に異なるものとなってしまう。
上記管理装置30では、まず、処理順情報取得部32は、第1制御装置14Aにアクセスし、第1制御装置14Aの生成する処理順情報IFIを第1制御装置14Aから取得する。また、処理順情報取得部32は、第2制御装置14Bにアクセスし、第2制御装置14Bの生成する処理順情報IFIを取得する。また、品質情報取得部33は、計測用制御装置24にアクセスし、計測用制御装置24の生成する品質情報IFQを計測用制御装置24から取得する。そして、管理情報管理部34は、共通する基板IDに関連付けられた各データを相互に関連付ける関数等を用い、終了時刻45Bと品質データである最大出力Pmaxとを関連付ける管理情報IFCを、第1処理装置10Aの行う第1処理と、第2処理装置10Bの行う第2処理とに対して各別に生成する。
こうした管理情報IFCの出力によれば、第1処理における製品の製造順と該製品の品質データとが関連付けられて出力される。また、第2処理における製品の製造順と該製品の品質データとが関連付けられて出力される。それゆえに、最大出力Pmaxが低い低品質の製品が第1処理で連続して製造されたか否かに関する情報が出力され、同様に、低品質の製品が第2処理で連続して製造されたか否かに関する情報が出力される。結果として、各基板Sの処理順が相互に異なる第1処理と第2処理とを経て製造された複数の製品に対し、品質変動の要因が第1処理であるか否か、また、品質変動の要因が第2処理であるか否かを示唆する情報を提供することが可能となる。
また、例えば、第1処理における各基板Sの処理順は、当該基板Sが処理される以前に行われた第1処理の累積回数によって把握することが可能でもある。これと同様に、第2処理における各基板Sの処理順も、当該基板Sが処理される以前に行われた第2処理の累積回数によって把握することが可能でもある。一方で、特定の処理が品質変動の要因であるか否かを示唆する情報は、品質が管理されるうえで、所定の期間ごとに必要とされることも少なくなく、こうした期間は、通常、製造システムの管理装置の利用者によって任意に定められる。
このような実情のもと、特定の処理の累積回数が基板Sの処理順として取り扱われることになれば、特定の処理の累積回数の計測を開始する時期や特定の処理の累積回数を計測する期間を任意に定めるための構成が、別途必要になってしまう。また、特定の処理の実施中に何らかの不都合が発生した場合には、製品の数量と特定の処理の累積回数とを整合させるために、不都合が発生した処理が累積回数にカウントされない構成が別途必要になる。
この点、基板Sの投入された時刻が当該基板Sの処理順データとして取り扱われる構成であれば、基板Sの処理順を計測し始める時期、基板Sの処理順を計測する期間、特定の処理で不都合が発生した場合の当該処理の取り扱い等、これらを定める構成が増えることを抑えることが可能にもなる。
なお、基板Sに処理を施す処理装置10では、時刻を取り扱う時計機能が予め搭載されることが少なくなく、処理の行われた累積時間や消耗品の使用期間等の装置状態が、こうした時計機能に基づき管理されている。そして、上述の計時部47が処理装置10の時計機能を兼ねる構成であれば、処理順データを生成するための機能を処理装置10に別途搭載させる場合と比べて、製造システムあるいはその管理装置30の構成が複雑になることを抑えることが可能にもなる。
また、上述の処理順情報IFIは、各処理装置10で生成されることなく、管理装置30で生成されてもよい。例えば、各処理装置10で基板Sが処理される度に、ネットワークNを介して、処理対象となる基板Sの基板IDを管理装置30が取得する。そして、取得された基板IDと当該基板IDの取得された時刻とに基づき、管理装置30が処理順情報IFIを生成する。なお、管理装置30が処理順情報IFIを生成することになれば、新たな基板Sが処理装置10に投入される度に、新たな基板IDの取得処理を管理装置30が行うことになる。一方で、上述のように、管理装置30が処理順情報IFIを取得する構成であれば、管理情報IFCの生成が求められるときのみ、管理装置30は処理順情報IFIを処理装置10から取得すればよい。
また、上述の品質情報IFQは、計測装置20で生成されることなく、管理装置30で生成されてもよい。例えば、計測装置20で最大出力Pmaxが計測される度に、ネットワークNを介して、基板IDと計測結果とを管理装置30が取得する。そして、取得された基板IDと最大出力Pmaxとに基づき、管理装置30が品質情報IFQを生成する。なお、管理装置30が品質情報を生成することになれば、新たな製品が計測装置に投入される度に、新たな基板IDと最大出力Pmaxとの取得処理を管理装置30が行うことになる。一方で、上述のように、管理装置30が品質情報IFQを取得する構成であれば、管理情報IFCが求められるときのみ、管理装置30は品質情報を計測装置20から取得すればよい。
[実施例]
上記管理情報IFCの出力結果の一例を図10から図14を参照して以下に説明する。なお、以下では、薄膜太陽電池の製造システムの前提として、基板Sに基板IDを付与するマーキング装置と、相互に異なる4つの処理装置10と、1つの計測装置20とが、ネットワークNを介して接続されている。まず、製造システムで行われる基板Sの処理内容を説明する。
基板Sの処理工程では、ID形成、第1処理、第2処理、第3処理、第4処理、及び、品質計測がこの順に進められる。
ID形成では、複数の基板Sの各々に、相互に異なる基板IDが形成される。
第1処理では、3枚ごとに基板Sの処理が進められ、投入部に投入される基板Sの並びと回収部で回収される基板Sの並びとが、3枚ごとの単位で逆順になる。
第2処理では、12枚ごとに基板Sの処理が進められ、投入部に投入される基板Sの並びと回収部で回収される基板Sの並びとが、12枚ごとの単位で逆順になる。
第3処理では、2枚ごとに基板Sの処理が進められ、投入部に投入される基板Sの並びと回収部で回収される基板Sの並びとが、2枚ごとの単位で逆順になる。
第4処理では、12枚ごとに基板Sの処理が進められ、投入部に投入される基板Sの並びと回収部で回収される基板Sの並びとが、12枚ごとの単位で逆順になる。
上記各処理が終了すると、管理装置30の処理順情報取得部32は、マーキング装置と4つの処理装置10の各々に各別にアクセスし、各装置の生成する処理順情報IFIを取得する。また、管理装置30の品質情報取得部33は、計測用制御装置24にアクセスし、計測用制御装置24の生成する品質情報IFQを計測用制御装置24から取得する。そして、管理情報管理部34は、共通する基板IDに関連付けられた各データを相互に関連付ける関数等を用い、基板Sの処理順データである終了時刻45Bと品質データである最大出力Pmaxとを関連付ける管理情報IFCを各処理ごとに生成する。
ここで、品質計測にて得られる基板IDと最大出力Pmaxとの関係、すなわち、品質情報IFQに含まれる内容の一例を表1に示す。また、第4処理、第3処理、第2処理、第1処理、及び、ID形成の各々にて得られる基板IDと最大出力Pmaxとの関係、すなわち、各管理情報IFCに含まれる内容の一例を表2から表6に示す。また、管理情報出力部35の出力例として、表1から表6に示される管理情報IFCがグラフとして表示部に表示される場合の出力画面30Dを図10から図14に示す。
なお、表1から表6の各々では、対応する処理での終了時刻45Bの最も早い基板Sの基板IDが最も左側に示され、右側に進むに連れて、対応する処理での終了時刻が遅くなる。また、図10から図14の各々でも同様に、対応する処理での終了時刻45Bの最も早い基板Sの基板IDが最も左側に示され、右側に進むに連れて、対応する処理での終了時刻が遅くなる。例えば、表1では、基板IDが「25」である基板Sに対して、最も早く計測処理が行われ、基板IDが「23」である基板S、基板IDが「22」である基板S、基板IDが「19」である基板Sの順に、計測処理の終了時刻が遅くなる。
Figure 0005905330
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Figure 0005905330
Figure 0005905330
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表1に示されるように、品質計測時では、「23」「22」「24」「3」の基板IDに対し、相対的に低い最大出力Pmaxが認められる。ただし、これら4つの基板Sの各々に対する計測処理の終了時刻は、連続していない。図10に示されるように、計測処理での終了時刻と最大出力Pmaxとの関係の不連続性は、これらを変数とするグラフの出力によって、視覚的により明瞭となる。
表2に示されるように、第4処理時においても同様に、上記「23」「22」「24」「3」の基板IDに対し、これら4つの基板Sの各々に対する第4処理の終了時刻は、連続していない。図11に示されるように、第4処理での終了時刻と最大出力Pmaxとの関係の不連続性は、これらを変数とするグラフの出力によって、視覚的により明瞭となる。
表3に示されるように、第3処理時においても同様に、上記「23」「22」「24」「3」の基板IDに対し、これら4つの基板Sの各々に対する第3処理の終了時刻は、連続していない。図12に示されるように、第3処理での終了時刻と最大出力Pmaxとの関係の不連続性は、出力画面30Dに示されるグラフからも明瞭である。
表4に示されるように、第2処理時においては、上記「23」「22」「24」「3」の基板IDに対し、これら4つの基板Sの各々に対する第2処理の終了時刻は、連続している。具体的には、「3」「22」「23」「24」の順に、第2処理が連続している。図13に示されるように、第2処理での終了時刻と最大出力Pmaxとの関係の連続性は、これらを変数とするグラフの出力によって、視覚的により明瞭となる。
表5に示されるように、第1処理時においては、第4処理時や第3処理時と同様に、上記「23」「22」「24」「3」の基板IDに対し、これら4つの基板Sの各々に対する第3処理の終了時刻は、連続していない。図14に示されるように、第1処理での終了時刻と最大出力Pmaxとの関係の不連続性は、出力画面30Dに示されるグラフからも明瞭である。
表6に示されるように、ID形成時においても、上記「23」「22」「24」「3」の基板IDに対し、これら4つの基板Sの各々に対する第3処理の終了時刻は、連続していない。
こうした管理情報IFCの出力によれば、最大出力Pmaxが低い低品質の製品が第2処理で連続して製造されたことを示唆する情報が出力される。結果として、各基板Sの処理順が相互に異なる5つの処理とを経て製造された複数の製品に対し、品質変動の要因が第2処理であることを示唆する情報を提供することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に列挙する効果が得られる。
(1)基板Sの処理順データである終了時刻45Bと該基板Sの品質データである最大出力Pmaxとを関連付ける管理情報IFCが処理ごとに生成される。
こうした管理情報IFCの出力によれば、対象処理における製品の製造順と該製品の品質データとが関連付けられて出力されるため、低品質の製品が対象処理で連続して製造されたか否かに関する情報を出力することが可能になる。それゆえに、各基板Sの処理順が相互に異なる複数の処理工程により製造された複数の製品に対し、品質変動の要因が対象処理であるか否かを示唆する情報を提供することが可能となる。
(2)また、複数の処理の各々に対して管理情報IFCが生成されるため、単一の処理に対して管理情報IFCが生成される場合に比べて、品質変動の要因となる処理装置10の特定が容易になる。
(3)基板Sの処理された時刻が当該基板Sの処理順データとして取り扱われる。それゆえに、基板Sの処理順を計測し始める時期、基板Sの処理順を計測する期間、対象処理に不都合が発生した場合の当該対象処理の取り扱い等、これらを定める構成が増えることを抑えることが可能になる。
(4)対象処理の開始時刻が処理順データとして取り扱われることになれば、対象処理に不都合等が生じた場合に、当該処理の処理順データを別途処理順情報IFIから除外する手順を対象処理ごとに別途準備する必要がある。この点で、本実施形態であれば、対象処理の終了時刻が処理順データとして取り扱われるため、こうした手順を別途準備する必要がない。
(5)処理装置10の時計機能が処理順データの生成に利用されるため、処理順データを生成するための機能を処理装置10あるいは管理装置30に別途搭載させる場合と比べて、製造システムあるいはその管理装置30の構成が複雑になることを抑えることが可能にもなる。
(6)品質を計測する計測装置20で品質情報IFQが生成されるため、管理装置30が管理情報IFCを生成するうえでは、管理情報IFCが求められるときのみ、管理装置30が品質情報IFQを計測装置20から取得すればよい。
(7)対象処理での処理パラメータの値が管理情報IFCに含まれるため、品質変動の要因が処理パラメータの値であるか否かを示唆する情報を提供することが可能にもなる。それゆえに、品質変動の要因を特定することが容易にもなる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
・管理装置30の取り扱う対象処理の数は、1以上であればよく、1つあるいは3つ以上であってもよい。要するに、対象処理は、品質変動の要因であるか否かの監視の対象となる処理であればよい。
・管理装置30は、複数の処理のうちから対象処理を選択するための選択部を別途備え、対象処理が選択部で選択される度に、管理情報管理部34は、選択された対象処理に関わる管理情報IFCを生成してもよい。この際に、対象処理が選択部で選択される度に、処理順情報取得部32は、選択された対象処理を行う処理装置10から処理順情報IFIを取得し、また、品質情報取得部33は、品質情報IFQを取得することが好ましい。
・管理装置30の取り扱う対象処理は、処理装置10で行われる処理であればよく、例えば、処理装置10で行われる投入処理や処理装置10で行われる回収処理であってもよい。要するに、単一の処理装置10が基板Sに対して複数の処理を施す場合には、当該複数の処理のうち少なくとも1つの処理が対象処理であればよい。
・製造システムあるいは管理装置30は、処理順データを別途生成する処理順データ生成部を備えてもよい。例えば、処理順データ生成部は、各処理装置10における基板Sの搬送の態様に基づき、品質データの取得時における基板Sの並び順から処理順データを生成する。この際に、管理装置30が上記処理順データ生成部を備える構成であれば、管理装置30が処理順データと基板IDとを関連付けて処理順情報IFIを生成することが可能にもなる。
・品質データは、基板Sから製造される製品の品質に関わるデータであればよく、例えば、複数の製造工程の途中でモニターされる検査の結果であってもよい。こうした構成であっても、検査前の対象処理が品質変動の要因であるか否かを示唆する情報を提供することは可能である。また、検査後の対象処理においては、検査の結果と処理パラメータの値との相関を示すこと、ひいては、処理装置10の装置状態に変動が生じた場合には、装置状態の変動の要因が処理対象であるか否かを示唆する情報を提供することが可能にもなる。
・ID情報管理部43は、基板Sが投入される度に基板IDを読み取る読み取り部を備え、処理装置10は、読み取られた基板IDと、当該基板IDの基板Sに対する処理時刻とに基づいて処理順情報IFIを生成してもよい。
・処理順情報IFI及び管理情報IFCは、対象処理における処理パラメータの値を含まない構成であってもよい。こうした構成であっても、検査前の対象処理が品質変動の要因であるか否かを示唆する情報を提供することは可能である。また、処理順情報IFI及び管理情報IFCを生成するための構成の簡素化を図ることが可能にもなる。
・処理順情報IFIや品質情報IFQは、データ量が一定量以上になった場合に、各処理装置10や計測装置20からファイルサーバへ転送され、管理装置30は、当該ファイルサーバから処理順情報IFIや品質情報IFQを取得してもよい。こうした構成であれば、処理装置10における記憶容量や計測装置20における記憶容量を抑えることが可能にもなる。
G…処理対象群、N…ネットワーク、S…小さい基板、IFI…処理順情報、IFC…管理情報、IFQ…品質情報、Tab…移載機、Tbc…移載機、Pmax…最大出力、10…処理装置、10A…第1処理装置、10B…第2処理装置、11A…第1処理部、11B…第2処理部、12A…第1投入部、13A…第1回収部、13B…第2回収部、14A…第1制御装置、14B…第2制御装置、20…計測装置、21…計測部21…計測用投入部、23…計測用回収部、24…計測用制御装置、30…管理装置、30D…出力画面、31…統括管理部、32…処理順情報取得部、33…品質情報取得部、34…管理情報管理部、35…管理情報出力部、41…統括管理部、42…基板処理管理部、43…ID情報管理部、45…処理順情報管理部、45B…終了時刻、46…処理順情報送信部、47…計時部。

Claims (6)

  1. 複数の基板の各々に複数の処理を施して複数の製品を製造する製造システムに対し、管理の対象となる処理である対象処理での基板ごとの処理結果を管理する管理部を備え、
    前記管理部は、
    前記対象処理における基板の処理順に関するデータを当該基板の処理順データとし、
    前記基板から製造された製品の品質に関するデータを当該基板の品質データとして設定し、
    前記基板の識別データと当該基板の処理順データとを関連付けた処理順情報と、
    前記基板の識別データと当該基板の品質データとを関連付けた品質情報とを用い、
    共通する識別データに関連付けられた前記処理順データと前記品質データとを関連付けた管理情報を生成して出力する
    製造システムの管理装置。
  2. 前記基板の処理順データは、
    前記対象処理を実行する処理装置で当該基板の処理が行われた時刻を示すデータである
    請求項1に記載の製造システムの管理装置。
  3. 前記処理順情報が、前記対象処理を基板に施す処理装置で生成される情報であり、
    当該管理装置が、前記対象処理を基板に施す処理装置から前記処理順情報を取得する処理順情報取得部を有し、
    前記管理部が、前記処理順情報取得部の取得した前記処理順情報を用いて前記管理情報を生成する
    請求項1又は2に記載の製造システムの管理装置。
  4. 前記品質情報が、前記製品の品質を計測する計測装置で生成される情報であり、
    当該管理装置が、前記計測装置から前記品質情報を取得する品質情報取得部を有し、
    前記管理部が、前記品質情報取得部の取得した前記処理順情報を用いて前記管理情報を生成する
    請求項1から3のいずれか1つに記載の製造システムの管理装置。
  5. 複数の基板の各々に複数の処理を施して複数の製品を製造する製造システムに対し、管理の対象となる処理である対象処理での基板ごとの処理結果を管理する際に、
    前記対象処理における基板の処理順に関するデータを当該基板の処理順データとし、
    前記基板から製造された製品の品質に関するデータを当該基板の品質データとし、
    前記基板の識別データと当該基板の処理順データとを関連付けた処理順情報と、
    前記基板の識別データと当該基板の品質データとを関連付けた品質情報とを用いて、
    共通する識別データに関連付けられた前記処理順データと前記品質データとを関連付けた管理情報を生成して出力する
    製造システムの管理方法。
  6. 複数の基板の各々に複数の処理を施して複数の製品を製造する製造システムに対し、管理の対象となる処理である対象処理での基板ごとの処理結果を管理する管理部としてコンピューターを機能させ、
    前記管理部は、
    前記対象処理における基板の処理順に関するデータを当該基板の処理順データとし、
    前記基板から製造された製品の品質に関するデータを当該基板の品質データとして設定し、
    前記基板の識別データと当該基板の処理順データとを関連付けた処理順情報と、
    前記基板の識別データと当該基板の品質データとを関連付けた品質情報とを用い、
    共通する識別データに関連付けられた前記処理順データと前記品質データとを関連付けた管理情報を生成して出力する
    製造システムの管理プログラム。
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