JP5904699B2 - 携帯式ラベル貼付け機およびその台紙排出方向制御方法 - Google Patents
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Description
この携帯式ラベル貼付け機1の一例を図3および図4にもとづき概説する。
図3は、従来の携帯式ラベル貼付け機1の側面図であって、携帯式ラベル貼付け機1は、左右(紙面表裏)一対の側板2と、ラベル3の保持部4と、操作レバー5と、移送部6と、印字部7と、剥離部8と、貼付け部9と、を有する。
なお、操作レバー5とグリップ10との間には、任意の付勢部材、たとえばコイルスプリング12を設けて、操作レバー5をグリップ10に対して、図3に示すような常時(操作レバー解放時)離反状態に付勢可能としている。操作者は、コイルスプリング12の付勢力に抗してグリップ10および操作レバー5を握持して携帯式ラベル貼付け機1内の移送部6、印字部7および剥離部8を駆動する。
剥離部8においてラベル片14を剥離された台紙13は、移送ローラー17に再度係合したのち、移送部6の下流側に設けているとともに台紙13を側板2の外方に案内可能な台紙排出ガイド板22を経て、側板2の外部に排出される。台紙排出ガイド板22は、とくにその先端部側を弧状ガイド面22Aとして、側板2の下方側に台紙13を案内可能とし、できるだけ操作レバー5の操作の邪魔にならないようにしている。
図4は、下蓋24の部分の要部拡大側面図であって、下蓋24の先端部(開閉軸23の反対側の端部)には、開閉用つまみ25を形成するとともに、台紙排出ガイド板22に対向して台紙ガイド片26および鋸刃状の先端を有する台紙切断片27を形成してある。
移送ローラー17に送られて離脱してくる台紙13は、台紙排出ガイド板22と台紙ガイド片26との間を案内され、側板2の外部に排出され、必要に応じて台紙切断片27の部分で切断される。
したがって、台紙13を台紙切断片27において切ったあとのラベル片14数枚分の長さの台紙13が人差し指にあたって操作の邪魔になるという問題がある。とくに図3のようなラベル3の保持部4における巻き状態(ロール状のラベル3においてラベル片14が表側に位置する、いわゆる表巻きの状態)では、排出された台紙13が人差し指方向にカールして人差し指に絡みやすく、さらに操作の邪魔になるという問題がある。
また、台紙排出ガイド板22の弧状ガイド面22Aの弧の形状をより急角度に下方に曲げるように設計することによって台紙13を下方に急激に折り曲げるようにすると、弧状ガイド面22Aにおける接触抵抗が大きくなって台紙13が詰まる原因になるという問題がある。
また、排出してくる台紙13に人差し指が当たらないように台紙排出ガイド板22と操作レバー5との間の間隔を大きくすることも考えられるが、携帯式ラベル貼付け機1全体の大型化を避けることができないという問題がある。
要するに、台紙13の排出にあたって、台紙排出ガイド板22のみの形状ないしは配置状態のみでは、上述の問題を解消することが困難であるという問題がある。
図1は、携帯式ラベル貼付け機30の要部拡大側面図であって、携帯式ラベル貼付け機30は、前記操作レバー5の前記台紙排出ガイド板22に対向する部分以外は、前述の携帯式ラベル印字貼付け機1(図3)と同様の構成を有するが、操作レバー5に台紙排出方向制御片31を形成する構成が異なっている。
台紙排出方向制御片31は、移送部6の下流側に設けている台紙排出ガイド板22に沿って側板2から排出されてくる台紙13を操作レバー5から遠ざけるようにその形状、長さおよび位置を選択する。
具体的には、台紙排出方向制御片31は、台紙排出ガイド板22に形成して台紙13を案内可能な弧状ガイド面22Aに沿ったほぼ同様の弧状を呈する弧状押当て面31Aを有するとともに、この弧状押当て面31Aが弧状ガイド面22Aの先端22Bに対向するようにしている。
さらに詳しくは、操作レバー5を握持した状態(図1中、仮想線)から握持を解放した状態(図1中、実線)までの間において、弧状押当て面31Aは、弧状ガイド面22Aの先端22Bに向かっており、この先端22Bから操作レバー5の方向に向かおうとする台紙13が衝突するような形状、長さおよび位置にこれを設けている。
したがって、この台紙排出方向制御片31により、台紙排出ガイド板22に沿って排出される台紙13を操作レバー5から遠ざける方向に押し当て可能である。
すなわち、静的な台紙排出ガイド板22による台紙13の案内に加えて、動的な台紙排出方向制御片31により台紙13を側板2の外方かつ操作レバー5を操作している操作者の指(人差し指)に確実に当たらないようにして、排出された台紙13が操作の邪魔になることを回避可能である。
2 左右一対の側板
3 ラベル
4 保持部
5 操作レバー
5A 操作レバー5のヨーク部
6 移送部
7 印字部
8 剥離部
9 貼付け部
10 グリップ
11 回動軸
12 コイルスプリング
13 台紙
14 ラベル片
15 保持板
16 ローラー軸
17 移送ローラー
18 印字器
19 プラテン
20 インキローラー
21 剥離ピン
22 台紙排出ガイド板
22A 台紙排出ガイド板22の弧状ガイド面(図2、図4)
22B 弧状ガイド面22Aの先端(図2)
23 開閉軸
24 下蓋
25 開閉用つまみ
26 台紙ガイド片
27 台紙切断片
28 貼付けローラー
30 携帯式ラベル貼付け機(実施例、図1)
31 操作レバー5に形成した台紙排出方向制御片
31A 台紙排出方向制御片31の弧状押当て面
Claims (5)
- 操作者が握持可能なグリップを形成するとともに、このグリップに対して回動操作する操作レバーを取り付けた左右一対の側板と、
帯状の台紙に複数枚のラベル片を仮着したラベルをロール状に巻いた状態でこの側板に保持する保持部と、
この保持部から繰り出される帯状の前記ラベルを移送する移送部と、
この移送部による前記ラベルの移送にともなって前記台紙から前記ラベル片を剥離する剥離部と、を有し、
この剥離部において前記台紙から剥離された前記ラベル片を被貼付け体に貼り付け可能とするとともに、この剥離部において前記ラベル片を剥離した前記台紙を前記側板の外部に排出する携帯式ラベル貼付け機であって、
前記台紙を前記側板の外方に案内可能な台紙排出ガイド板を前記移送部の下流側に設けているとともに、
この台紙排出ガイド板に沿って前記側板から排出されてくる前記台紙を前記操作レバーから遠ざけるように、前記操作レバーが前記台紙に接近する位置に弧状押当て面を有する台紙排出方向制御片を形成したことを特徴とする携帯式ラベル貼付け機。 - 前記台紙排出方向制御片は、
前記台紙排出ガイド板に沿って排出される前記台紙を前記操作レバーから遠ざける方向に押し当て可能であることを特徴とする請求項1記載の携帯式ラベル貼付け機。 - 前記台紙排出ガイド板は、前記台紙排出方向制御片の弧状押当て面に沿った前記台紙を案内可能な弧状ガイド面を有することを特徴とする請求項1または2記載の携帯式ラベル貼付け機。
- 操作者が握持可能なグリップを形成するとともに、このグリップに対して回動操作する操作レバーを取り付けた左右一対の側板と、
帯状の台紙に複数枚のラベル片を仮着したラベルをロール状に巻いた状態でこの側板に保持する保持部と、
この保持部から繰り出される帯状の前記ラベルを移送する移送部と、
この移送部による前記ラベルの移送にともなって前記台紙から前記ラベル片を剥離する剥離部と、を有し、
この剥離部において前記台紙から剥離された前記ラベル片を被貼付け体に貼り付け可能とするとともに、この剥離部において前記ラベル片を剥離した前記台紙を前記側板の外部に排出する携帯式ラベル貼付け機であって、
前記台紙を前記側板の外方に案内可能な台紙排出ガイド板を前記移送部の下流側に設けているとともに、
この台紙排出ガイド板に沿って前記側板から排出されてくる前記台紙を前記操作レバーから遠ざけるように、前記操作レバーに台紙排出方向制御片を形成し、
前記台紙排出ガイド板は、前記台紙の左右にその一対を設けているとともに、
前記台紙排出方向制御片は、前記台紙排出ガイド板の間に位置しているとともに、前記台紙排出ガイド板より前記台紙に接近可能な方向に突出していることを特徴とする携帯式ラベル貼付け機。 - 操作者が握持可能なグリップを形成するとともに、このグリップに対して回動操作する操作レバーを取り付けた左右一対の側板と、
帯状の台紙に複数枚のラベル片を仮着したラベルをロール状に巻いた状態でこの側板に保持する保持部と、
この保持部から繰り出される帯状の前記ラベルを移送する移送部と、
この移送部による前記ラベルの移送にともなって前記台紙から前記ラベル片を剥離する剥離部と、を有し、
この剥離部において前記台紙から剥離された前記ラベル片を被貼付け体に貼り付け可能とするとともに、この剥離部において前記ラベル片を剥離した前記台紙を前記側板の外部に排出する携帯式ラベル貼付け機の台紙排出方向制御方法であって、
前記台紙を前記側板の外方に案内可能な台紙排出ガイド板を前記移送部の下流側に設け、
この台紙排出ガイド板の近傍に位置して、前記操作レバーが前記台紙に接近する位置に弧状押当て面を有する台紙排出方向制御片を形成し、
前記操作レバーの握持操作につづく解放操作により、前記台紙排出ガイド板に沿って前記側板から排出されつつある前記台紙をこの台紙排出方向制御片により前記操作レバーから遠ざける方向に押し当てることを特徴とする携帯式ラベル貼付け機の台紙排出方向制御方法。
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