JP5904683B2 - 棒材供給機 - Google Patents

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Description

本発明は、棒材供給機に関わり、詳細には、棒材をその長手方向軸線と一致する給送軸線に沿って棒材加工機に給送する棒材供給機に関する。
棒材供給機は、一般的には、1本の棒材を上方から受入れて、受入れた棒材を給送軸線に沿って案内するガイドレールと、材料棚とを有している。この場合、材料棚の上の1本の棒材を、ガイドレールに供給し、ガイドレール内の棒材をガイドレールに沿って押すことにより、棒材が棒材加工機に給送される。いくつかの棒材供給機では、材料棚は、ガイドレールに向かって下方に傾斜している。このため、材料棚の上の1本の棒材がガイドレールに転がり落ちるとき、衝撃音又は騒音が生じることがある。また、棒材が、材料棚の上を転がって材料棚の端部のストッパにぶつかるとき、衝撃音又は騒音が生じることがある。
このような衝撃音又は騒音を軽減するように構成された棒材供給機が知られている(特許文献1参照)。
また、ガイドレール内にある棒材や送り矢を容易に材料棚に移動させる要望もある。
特開2007−276102号公報
本発明は、特許文献1に記載されている構成とは異なる構成で、棒材を材料棚からガイドレールに供給するときの衝撃音又は騒音を略なくすことができる棒材供給機を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、ガイドレール内にある棒材や送り矢を容易に材料棚に移動させることができる棒材供給機を提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するために、本発明による棒材供給機は、棒材をその長手方向軸線と一致する給送軸線に沿って棒材加工機に給送する棒材供給機であって、1本の棒材を上方から受入れ、受入れた棒材を給送軸線に沿って案内するガイドレールと、材料棚と、を有し、材料棚は、複数の棒材がその横方向にガイドレールに向かって移動するように配置される上面を有する材料棚部分を有し、材料棚部分は、ガイドレールに最も近い第1の棒材に当接するストッパを有し、さらに、棒材供給機は、ガイドレールから2番目に近い第2の棒材の移動を阻止する阻止部と、第1の棒材をガイドレールに移送する移送要素と、を有し、材料棚部分は、ストッパがガイドレールの上方に位置する前進位置と、ストッパがガイドレールから引込んだ引込み位置との間を移動可能であり、移送要素は、1本の棒材を受けるように上方に開放した受け部を有し、移送要素は、受け部がガイドレールの上方に位置する上位置と、受け部がガイドレールの下方に位置する下位置との間を移動可能であり、材料棚部分を引込み位置から前進位置に移動させた後、移送要素を下位置から上位置に移動させることによって、移送要素の受け部が第1の棒材を材料棚から受取り、且つ、阻止部が第2の棒材の移動を阻止し、材料棚部分を前進位置から引込み位置に移動させた後、移送要素を上位置から下位置に移動させることによって、移送要素の受け部が第1の棒材をガイドレールの上に載せることを特徴としている。
このように構成された棒材供給機において、材料棚部分を前進位置に移動させると、ストッパがガイドレールの上方に位置し、それにより、ガイドレールに最も近い第1の棒材がガイドレールの上方に配置される。このとき、第1の棒材が材料棚部分と一緒に移動するので、棒材が材料棚部分の上を転がらない。次いで、移送要素を下位置から上位置に移動させると、移送要素の受け部がガイドレールの下方から上方に移動して、材料棚部分の上の第1の棒材を受取る。次いで、材料棚部分を引込み移動させた後、移送要素を上位置から下位置に移動させると、移送要素の受け部がガイドレールの上方から下方に移動して、移送要素の受け部の上の第1の棒材を、ガイドレールの上に載せる。第1の棒材が材料棚部分から移送要素の受け部に受取られる箇所及び移送要素の受け部からガイドレールに載せられる箇所がいずれもガイドレールの上方であるので、第1の棒材はほぼ上下方向に移動し、横方向の転がりがほとんど生じない。その結果、従来の機械において棒材が材料棚からガイドレールに落ちるとき及び材料棚の端部のストッパにぶつかるときに生じていた衝撃音や騒音を略なくすことができる。
本発明の実施の形態において、好ましくは、移送要素はさらに、材料棚の側の側面を有し、この側面は上記阻止部として機能する。
このように構成された棒材供給機では、阻止部が移送要素に組込まれるので、衝撃音や騒音を略なくす構成を簡素にすることができる。
本発明の実施の形態において、好ましくは、材料棚全体が前進位置と引込み位置の間を移動する。
このように構成された棒材供給機では、材料棚の上の棒材全体の転がりが抑制されるので、棒材が転がることによって材料棚の端部のストッパにぶつかるときに生じていた衝撃音や騒音を略なくすことができる。
本発明の実施の形態において、好ましくは、さらに、材料棚部分を駆動する材料棚駆動機構と、材料棚駆動機構に接続されたコントローラと、を有し、コントローラは、棒材の径に応じて、材料棚部分の前進位置を変化させる。
このように構成された棒材供給機では、棒材の径に応じて材料棚部分の前進位置を変化させることにより、第1の棒材が材料棚部分から移送要素の受け部に受取られる位置を調整し、棒材が転がることによって生じていた衝撃音や騒音を、棒材の径に関わらず略なくすことができる。
本発明の実施の形態において、好ましくは、材料棚の上面は、ガイドレールに向って下方に傾斜する。
このように構成された棒材供給機では、重力を利用して、材料棚部分の上の棒材の横方向の移動を行うので、衝撃音や騒音を略なくす構成を簡素にすることができる。
本発明の実施の形態において、好ましくは、更に、ガイドレールを覆う開閉可能なシャッタを有し、材料棚部分は、シャッタが閉位置にあるときにシャッタが開位置に移動することを阻止するようにシャッタに係合可能なシャッタストッパを有し、材料棚部分は、シャッタストッパがシャッタに係合する位置まで移動可能である。
このように構成された棒材供給機では、前進位置と引込み位置との間を移動可能な材料棚部分を利用して、ガイドレールを覆う開閉可能なシャッタが開位置に移動することを阻止し、棒材が回転しているときにシャッタが持上ったり移動したりすることを防止することができる。
上記第2の目的を達成するために、本発明による棒材供給機は、棒材をその長手方向軸線と一致する給送軸線に沿って棒材加工機に給送する棒材供給機であって、1本の棒材を上方から受入れ、受入れた棒材を給送軸線に沿って案内するガイドレールと、材料棚と、を有し、材料棚は、棒材が配置される上面を有する材料棚部分を有し、材料棚部分は、棒材が前記ガイドレールに最も近いところに位置するときに棒材に当接するストッパを有し、さらに、ガイドレール内の棒材を移送する移送要素を有し、材料棚部分は、ストッパがガイドレールの上方に位置する前進位置と、ストッパがガイドレールから引込んだ引込み位置との間を移動可能であり、移送要素は、1本の棒材を受けるように上方に開放した受け部を有し、移送要素は、受け部がガイドレールの上方に位置する上位置と、受け部がガイドレールの下方に位置する下位置との間を移動可能であり、移送要素を下位置から上位置に移動させることによって、移送要素の受け部が1本の棒材をガイドレールから受取り、材料棚を引込み位置から前進位置に移動させた後、移送要素を上位置から下位置に移動させることによって、移送要素の受け部が棒材を材料棚の上に載せることを特徴としている。
このように構成された棒材供給機では、移送要素を下位置から上位置に移動させると、移送要素の受け部がガイドレールの下方から上方に移動して、ガイドレール内の棒材を受取る。次いで、材料棚部分を前進位置に移動させた後、移送要素を上位置から下位置に移動させると、移送要素の受け部が材料棚部分の上方から下方に移動して、棒材を材料棚部分の上に載せる。したがって、棒材が重い場合や棒材をガイドレールから取出しにくい場合であっても、ガイドレール内の棒材を容易に材料棚に移動させることができる。
好ましくは、移送要素を下位置から上位置に移動させることによって、移送要素の受け部が1本の棒材をガイドレールから受取る動作、及び、材料棚部分を引込み位置から前進位置に移動させた後、移送要素を上位置から下位置に移動させることによって、移送要素の受け部が棒材を材料棚部分の上面の上に載せる動作が、順番に自動的に行われるように制御するコントローラを更に有する。
また、上記第2の目的を達成するために、本発明による棒材供給機は、棒材をその長手方向軸線と一致する給送軸線に沿って棒材加工機に給送する棒材供給機であって、1本の棒材を上方から受入れ、受入れた棒材を給送軸線に沿って案内するガイドレールと、ガイドレール内の棒材の後端部分を押すことによって棒材を棒材加工機に給送する取外し可能な送り矢と、材料棚と、を有し、材料棚は、棒材が配置される上面を有する材料棚部分を有し、材料棚部分は、棒材がガイドレールに最も近いところに位置するときに棒材に当接するストッパを有し、さらに、ガイドレール内の棒材を移送する移送要素を有し、材料棚部分は、ストッパがガイドレールの上方に位置する前進位置と、ストッパがガイドレールから引込んだ引込み位置との間を移動可能であり、移送要素は、1本の棒材を受けるように上方に開放した受け部を有し、移送要素は、受け部がガイドレールの上方に位置する上位置と、受け部がガイドレールの下方に位置する下位置との間を移動可能であり、移送要素を下位置から上位置に移動させることによって、移送要素の受け部が送り矢をガイドレールから受取り、材料棚部分を引込み位置から前進位置に移動させた後、移送要素を上位置から下位置に移動させることによって、移送要素の受け部が送り矢を材料棚部分の上に載せることを特徴としている。
このように構成された棒材供給機では、移送要素を下位置から上位置に移動させると、移送要素の受け部がガイドレールの下方から上方に移動して、ガイドレール内の送り矢を受取る。次いで、材料棚部分を前進位置に移動させた後、移送要素を上位置から下位置に移動させると、移送要素の受け部が材料棚部分の上方から下方に移動して、送り矢を材料棚部分の上に載せる。したがって、送り矢が重い場合や送り矢をガイドレールから取出しにくい場合であっても、ガイドレール内の送り矢を容易に材料棚に移動させることができる。
上記本発明による棒材供給機により、棒材を材料棚からガイドレールに供給するときの衝撃音又は騒音を略なくすことができる。
上記本発明による棒材供給機により、ガイドレール内の棒材又は送り矢を容易に材料棚に移動させることができる。
本発明による棒材供給機を含む棒材供給システムの正面図である。 本発明による棒材供給機の内部の平面図である。 ガイドレール及びシャッタの側面図である。 スライダと送り矢の分解平面図(a)及び分解正面図(b)である。 クランプ装置の側面図である。 フックの側面図である。 棒材の供給の仕方を示す棒材供給機の概略的な平面図である。 材料棚及びガイドレールの側面図である。 材料棚及びガイドレールの側面図である。 材料棚及びガイドレールの側面図である。 材料棚及びガイドレールの側面図である。 材料棚及びガイドレールの側面図である。 材料棚及びガイドレールの側面図である。 材料棚及びガイドレールの側面図である。 材料棚及びガイドレールの側面図である。
図面を参照して、本発明による棒材供給機の実施形態を説明する。
図1に示す棒材加工システム1は、棒材Bを加工する棒材加工機10(例えば、NC旋盤)と、棒材加工機10の上流側(後側とも言う)に配置され、棒材Bをその長手方向軸線B1と一致する給送軸線21に沿って棒材加工機10に給送する棒材供給機20を有している。
棒材加工機10は、概略的には、回転軸線11を中心に回転する主軸12と、加工部13(例えば、バイト)を有し、主軸12は、回転軸線11に沿った貫通孔14と、貫通孔14に通された棒材Bの前端部分Bbの近傍を解放可能に把持するチャック15(たとえば、コレットチャック)を有している。主軸12に把持された棒材Bを回転させながら、主軸12を移動させたり(主軸移動型)加工部13を移動させたり(主軸固定型)することによって、棒材Bを加工部13によって切削することが可能である。棒材Bが長い場合、主軸12のチャック15に把持された棒材Bは、貫通孔14を通って上流側の棒材供給機20の中まで延びている。
図2に示すように、棒材供給機20は、支持フレーム22と、1本の棒材Bを上方から受入れ、受入れた棒材Bを給送軸線21に沿って案内するガイドレール30と、ガイドレール30内の棒材Bの後端部分Baを棒材加工機10に向かって支持フレーム22の略中央まで押すスライダ40と、引続いてガイドレール30内の棒材Bの後端部分Baを押すことによって棒材Bを棒材加工機10に給送する送り矢50と、支持フレーム22の給送軸線21方向の中間に配置されたクランプ装置60を有している。棒材Bの後端部分Baは、縮径部分B2を有することが好ましい。
図3に示すように、ガイドレール30は、支持フレーム22に固定されている。ガイドレール30は、棒材Bを支持する半円形断面の内面32を有している。本実施形態では、ガイドレール30は、給送軸線21方向に分割されている(図2参照)。具体的には、ガイドレール30は、クランプ装置60の上流側に配置された3つのガイドレール部分と、その下流側に配置された3つのガイドレール部分を有している。
図4に示すように、スライダ40は、略円筒形状のスライダ本体41と、それから横方向に延びる羽根部材42を有している。スライダ本体41は、送り矢50の後端部分50aに連結可能な連結部43を有している。スライダ40の連結部43は、具体的には、端面44と、端面44の上流側において横方向に貫通し且つ上方に開口する溝45と、端面44と溝45の間に形成された突起部46と、突起部46に設けられた溝47を有している。
送り矢50は、送り矢50の後端部分50aを含む細長い棒状の送り矢本体51と、送り矢50の前端部分50bを含むフィンガーチャック52を有している。フィンガーチャック52は、送り矢本体51に対して回転可能に且つ取外し可能に取付けられ、棒材Bの後端部分Baの縮径部分B2を受入れる孔53を有している。フィンガーチャック52の取付け構造は、従来の構造を有しており、詳細な説明は省略する。送り矢50の後端部分50aは、スライダ40の連結部43に連結可能な連結部54を有している。送り矢50の連結部54は、具体的には、スライダ40の溝45に嵌合可能な突起部55と、スライダ40の突起部46に嵌合可能な溝56と、スライダ40の端面44に当接する当接面57と、スライダ40の溝47に嵌合可能な突部58を有している。かくして、送り矢50は、スライダ40から取外し可能である。送り矢50の外径は、棒材Bの外径と同じであることが好ましい。
図2及び図5に示すように、クランプ装置60は、棒材Bを横方向両側から把持する装置である。具体的には、棒材Bの両側に配置され且つ棒材Bを把持するために横方向に案内され且つ移動可能な1対のグリッパ61と、1対のグリッパ61を駆動するエアシリンダ(図示せず)を有している。かくして、クランプ装置60を作動させることにより、エアシリンダ(図示せず)を作動させ、1対のグリッパ61を開位置61aと閉位置61bの間で移動させることが可能である。
図2に示すように、スライダ40は、羽根部材42を駆動するスライダ駆動機構70によって給送軸線21方向に移動可能である。スライダ駆動機構70は、羽根部材42に連結されるチェーン71と、支持フレーム22の上流端部22a及び下流端部22bに配置され且つチェーン71が巻回されるスプロケット72、73と、スプロケット73を駆動するサーボモータ(図示せず)を有している。スライダ40は、ガイドレール30の中を移動可能であり、例えば、後退位置40a(図7の(a)参照)と前進位置40b(図7の(d)参照)に移動することが可能である。
図3に示すように、棒材供給機20は、ガイドレール30を覆うシャッタ80を有している。シャッタ80は、ガイドレール30に対応して給送軸線21方向に分割されていることが好ましい。シャッタ80は、半円形断面の内面82を有している。シャッタ80とガイドレール30の間には、スライダ40の羽根部材42が貫通するスリット83が形成されている。シャッタ80は、シャッタ駆動機構90によって開位置80aと閉位置80bとの間を移動可能である。シャッタ駆動機構90は、具体的には、エアシリンダ91a及びアーム91bによって枢動軸線92を中心に枢動可能な駆動シャフト93と、駆動シャフト93とシャッタ80を連結するアーム94を有している。かくして、シャッタ駆動機構90を作動させることにより、シャッタ80を開位置80aと閉位置80bの間で移動させることが可能である。
また、図6に示すように、シャッタ駆動機構90は、シャッタ80を閉位置80bから開位置80aに移動させるときに、ガイドレール30内に配置された送り矢50を持上げる少なくとも2つのフック95を有している。フック95は、アーム94にネジ96等によって取り外し可能に連結されていることが好ましい。
ここで、図7を参照して、棒材Bをガイドレール30から棒材加工機10に給送するときの棒材供給機20の作動を説明する。
図7の(a)に示す状態において、スライダ40は、スライダ駆動機構70によって後退位置40aにある。シャッタ80は、シャッタ駆動機構90によって閉位置80bにあり、かくして、スライダ40及び送り矢50は、互いに連結部43、54を介して連結されている。シャッタ80は、棒材Bが回転しているときにシャッタ80が持上ったり移動したりすることを防止するために、後述するシャッタストッパ104によって、開位置80aに移動することが阻止されていることが好ましい(図8参照)。また、クランプ装置60のグリッパ61は開位置61aにある。
次いで、図7の(b)に示すように、シャッタストッパ104を解除し(図8参照)、シャッタ80をシャッタ駆動機構90によって閉位置80bから開位置80aに移動させることにより、ガイドレール30を上方に開放させ、且つ、送り矢50をガイドレール30から退避させる(図6参照)。送り矢50は、例えばバネを用いて送り矢50をフック95に押付けることによって、回転しないようにガイドレール30から退避させられることが好ましい。
次いで、図7の(c)に示すように、棒材Bを材料棚100からガイドレール30に供給する。棒材Bを材料棚100からガイドレール30に供給する仕方について、後で詳細に説明する。
次いで、図7の(d)に示すように、スライダ40をスライダ駆動機構70によって前進位置40bまで移動させることにより、棒材Bの後端部分Baを押して、後端部分Baをクランプ装置60のグリッパ61の近傍まで移動させる。棒材Bの前端部分Bbは、棒材加工機10の主軸12の貫通孔14の中に給送されている。
次いで、図7の(e)に示すように、スライダ40をスライダ駆動機構70によって後退位置40aまで戻す。更に、シャッタ80をシャッタ駆動機構90によって開位置80aから閉位置80bに移動させ、それにより、送り矢50をガイドレール30内に配置させると共に、送り矢50の後端部分50aを、連結部43、54を介してスライダ40に連結させる。
次いで、図7の(f)に示すように、クランプ装置60を作動させ、1対のグリッパ61を開位置61aから閉位置61bに移動させて棒材Bを挟み、棒材Bが給送方向21に移動しないようにする。その状態で、スライダ駆動機構70を作動させ、スライダ40及び送り矢50を一緒に前進させ、フィンガーチャック52の孔53を棒材Bの後端部分Baの縮径部分B2に係合させ且つ固着させる。
次いで、クランプ装置60を作動させ、1対のグリッパ61を閉位置61bから開位置61aに移動させる(図示せず)。スライダ駆動機構70を作動させ、スライダ40及び送り矢50を一緒に前進させることにより、棒材Bを前進させる。棒材Bの前端部分Bbが主軸12内の所定の位置に到達したら棒材Bを停止させる。棒材Bの前端部分Bbの加工が終了したら、再びスライダ駆動機構70を作動させ、スライダ40、送り矢50及び棒材Bを前進させる。棒材Bの加工が終了したら、スライダ駆動機構70を作動させてスライダ40及び送り矢50を後退させることにより、スライダ40を送り矢50と一緒に後退位置40aまで戻す。
次に、棒材供給機20の材料棚100を説明する。
図2に示すように、材料棚100は、給送軸線21に沿って間隔をおいて設けられた複数の材料棚プレート(材料棚部分)101によって構成されている。材料棚プレート101は、ガイドレール部分の間の空間に隣接して配置され、本実施形態では4つ設けられている。
図8に示すように、各材料棚プレート101は、複数の棒材Bが配置される上面102を有している。複数の棒材Bは、その横方向B2にガイドレール30に向かって移動するように上面102の上に配置されている。本実施形態では、材料棚プレート101の上面102がガイドレール30に向って下方に傾斜することによって、複数の棒材Bがガイドレール30に向かって移動するように上面102の上に配置されている。各材料棚プレート101は、さらに、ガイドレール30に最も近い第1の棒材B3に当接するストッパ103を有している。本実施形態では、ストッパ103は、上面102の下縁から上方に突出した突出部である。また、各材料棚プレート101は、シャッタ80が閉位置80bにあるときにシャッタ80が開位置80aに移動することを阻止するようにシャッタ80に係合可能なシャッタストッパ104を有しているのがよい。
材料棚プレート101は、材料棚駆動機構110によって駆動され、それにより、材料棚100を、ストッパ103がガイドレール30の上方に位置する前進位置101a(図11参照)と、ストッパ103がガイドレール30から引込んだ引込み位置101bとの間を移動可能である。また、材料棚プレート101がシャッタストッパ104を有している場合、材料棚プレート101は、シャッタ80が閉位置80bにあるときにシャッタストッパ104がシャッタ80に係合する位置101c(図8参照)まで移動し、そこで停止可能であるのがよい。
材料棚駆動機構110は、各材料棚プレート101を横方向B2に案内するリニアレール111a及びリニアガイド111bと、4つのリニアガイド111bを連結して供給軸線21方向に延びる連結部材112と、連結部材112を横方向に移動させる2組のボールナット113a及びボールネジ113bと、ボールネジ113bを駆動する2組のウォームホイール114a及びウォーム114bと、ウォーム114bを供給軸線21方向に連結する駆動シャフト115と、駆動シャフト115を回転させる1組のタイミングプーリ116a、116b及びタイミングベルト116cと、タイミングプーリ116cを駆動するサーボモータ117を有している。また、材料棚プレート101の前進位置101aと引込み位置101bを制御するために、エンコーダ118が駆動シャフト115に連結されている。サーボモータ117及びエンコーダ118は、コントローラ119(図1参照)に接続されている。コントローラ119は、スライダ駆動機構70、シャッタ駆動機構90、材料棚駆動機構110、及び後述する移送要素駆動機構130を制御する機能を有している。
図9に示すように、棒材供給機20は、さらに、材料棚100の第1の棒材B3をガイドレール30に移送する移送装置120を有している。本実施形態では、4つの移送装置120が、ガイドレール部分の間に設けられている。移送装置120は、板状の移送要素121を有し、移送要素121は、棒材Bを受け且つ上方に開放した受け部122と、材料棚100に面する側面123を有している。受け部122は、例えば、V字状断面を有する上面である。また、移送要素121は、ガイド124(図2参照)に案内され、受け部122がガイドレール30の上方に位置する上位置121aと、受け部122がガイドレール30の下方に位置する下位置121bとの間を、移送要素121を駆動する移送要素駆動機構130によって移動可能である。上位置121aは、受け部122に載っている第1の棒材B3が、前進位置101aと引込み位置101bの間を移動する材料棚プレート101のストッパ103と干渉しないように定められる。側面123は、ガイドレール30から2番目に近い第2の棒材B4の移動を阻止する阻止部として機能する。
図2及び図9に示すように、移送要素駆動装置130は、移送要素121から給送軸線21方向に延びるピン131と、ピン131に係合可能な第1のアーム132と、複数の第1のアーム132に連結され且つ給送軸線21と平行な軸線周りに揺動可能な駆動シャフト133と、駆動シャフト133に連結された第2のアーム134と、第2のアーム134を揺動させるエアシリンンダ135を有している。かくして、移送要素駆動装置130を作動させることにより、エアシリンダ135が作動し、第2のアーム134、駆動シャフト133、第1のアーム132を揺動させ、移送要素121を上位置121aに上昇させたり下位置121bに下降させたりすることが可能である。
次に、第1の棒材B3を材料棚100からガイドレール30に移送するときの棒材供給機20の作動を説明する。
図10に示すように、材料棚プレート101は、引込み位置101bにあり、移送要素121は、下位置121bにある。また、シャッタ80は、開位置80aにあり、送り矢50は持上げられており、ガイドレール30の中にはない(図6参照)。複数の棒材Bが、材料棚プレート101の上面102の上に一列に並べられている。材料棚プレート101がガイドレール30に向かって下方に傾斜しているため、隣り合う棒材Bが互いに接触し、ガイドレール30に最も近い第1の棒材B3はストッパ103に当接している。
次いで、図11に示すように、材料棚駆動機構110を作動させ、材料棚プレート101を引込み位置101bから前進位置101aに移動させる。ストッパ103及び第1の棒材B3は、ガイドレール30の上方に移動する。前進位置101aは、棒材Bの外径、移送要素121の形状等に応じて定められ、エンコーダ118(図2参照)及びコントローラ119(図1参照)によって制御される。
図12及び図13に示すように、移送要素駆動機構130を作動させ、移送要素121を下位置121bから上位置121aに上昇させる。第1の棒材B3は、材料棚プレート101の上面102から移送要素121の受け部122に乗り移り、ストッパ103よりも上の位置まで持上げられる。移送要素121が上位置121aに移動するまで、ガイドレール30から2番目に近い第2の棒材B4は、第1の棒材B3と接触したまま徐々に上面102の上を移動し、移送要素121の側面123に当接し、第2の棒材B4の移動が阻止される。
次いで、図14に示すように、材料棚駆動機構110を作動させ、材料棚プレート101を前進位置101aから引込み位置101bに向かって移動させる。材料棚プレート101が移動する間、第2の棒材B4は、移送要素121の側面123に当接したまま、材料棚プレート101の上面102の上を摺動する。ストッパ103は、第1の棒材B3の下を移動した後、第2の棒材B4に当接する。ストッパ103が第1の棒材B3の下を移動した後、移送要素駆動機構130を作動させて、移送要素121を作動させ、移送要素121を上位置121aから下位置121bに向かって移動させることができる。
次いで、図15に示すように、ストッパ103が第2の棒材B4に当接した後、第2の棒材B4は、材料棚プレート101と一緒に移動し、移送要素121の側面123から離れる。また、移送要素121を上位置121aから下位置121bに移動させることにより、第1の棒材B3が、受け部122からガイドレール30の上に乗り移る。
第1の棒材B3をガイドレール30の上方まで移動させる間、第1の棒材B3は材料棚プレート101と一緒に移動するので、材料棚プレート101の上面102の上を転がらない。また、第1の棒材B3を材料棚プレート101からガイドレールに移送する間、第1の棒材B3は、ほぼ上下方向に移動するので、第1の棒材B3の転がりをほとんど生じさせない。その結果、従来の機械において棒材が材料棚からガイドレールに落ちるとき、材料棚の上を転がるとき、及び材料棚の端部のストッパにぶつかるときに生じていた衝撃音や騒音を低減することができる。また、第2の棒材B4を含む材料棚プレート101の上の棒材Bもほとんど転がらず、材料棚の上を転がるとき、及び材料棚の端部のストッパにぶつかるときに生じていた衝撃音や騒音を略なくすことができる。第1の棒材B3を材料棚100からガイドレール30に移送する上記動作は、コントローラ119によって順番に自動的に行われるのがよい。
次に、ガイドレール30内にある棒材Bを材料棚100に移動させるときの棒材供給機20の作動を説明する。
スライダ駆動機構70を作動させ、スライダ40を送り矢50及び棒材Bと一緒に後退位置40aの少し手前まで移動させる。また、クランプ装置60を作動させ、1対のグリッパ61を開位置61aから閉位置61bに移動させて棒材Bを挟み、棒材Bが給送方向21に移動しないようにする(図7の(f)参照)。次いで、スライダ駆動機構70を作動させ、スライダ40を送り矢50と一緒に後退位置40aまで移動させ、棒材Bを送り矢50から分離させる。次いで、シャッタ80をシャッタ駆動機構90によって閉位置80bから開位置80aに移動させることにより(図7の(e)参照)、ガイドレール30を上方に開放させ、且つ、送り矢50をガイドレール30から退避させる(図6参照)。
棒材Bが完全に棒材供給機20の中まで戻されていない場合には、スライダ40の前端部分43に、送り矢50の連結部54と同様の連結部を有するマグネット59(図4(c)参照)を取付けた後、スライダ駆動機構70を作動させ、スライダ40を前進させて、棒材Bをマグネット59に吸着させ、次いで、スライダ40を後退させる。それにより、棒材Bを完全に棒材供給機20の中に収容する(図7の(c)参照)。マグネット59の代わりに、空気の負圧を利用して棒材Bを吸着する吸着パッドを備えた吸着部材を取付けてもよい。
図15及び図14に示すように、移送要素駆動機構130を作動させ、移送要素121を下位置121bから上位置121aに向かって移動させることにより、棒材B(B3)をガイドレール30から移送要素121の受け部122に乗り移らせる。ついで、図13に示すように、材料棚駆動機構110を作動させ、材料棚プレート101を引込み位置101bから前進位置101aに移動させる。次いで、図12及び図11に示すように、移送要素駆動機構130を作動させ、移送要素121を上位置121aから下位置121bに下降させることにより、棒材B(B3)を受け部122から材料棚プレート101の上面102の上に載せる。次いで、図10に示すように、材料棚駆動機構110を作動させ、材料棚プレート101を前進位置101aから引込み位置101bに移動させる。その結果、ガイドレール30内の棒材B(B3)を材料棚プレート101の上面102の上に容易に移動させることができる。ガイドレール30内の棒材B(B3)を材料棚100に移動させる上記動作は、コントローラ119によって順番に自動的に行われるのがよい。ガイドレール30内の棒材B(B3)を材料棚プレート101に移動させるとき、材料棚プレート101の上に棒材Bがあってもよいし無くてもよい。
次に、送り矢50を材料棚100に移動させるときの棒材供給機20の作動を説明する。
ネジ96(図6参照)を取外して、フック95をアーム94から分離させる。次いで、シャッタ80をシャッタ駆動機構90によって閉位置80bから開位置80aに移動させることにより、ガイドレール30を上方に開放させる。フック95は、持上げられないので、送り矢50は、ガイドレール30内に残ったままである(図示せず)。
その後の作動は、棒材Bを材料棚100に移動させる動作において棒材Bを送り矢50に置き換えればよい。なお、以下の説明で、図10〜図15を参照するとき、棒材B3は、送り矢50と置き換えられるべきである。
図15及び図14に示すように、移送要素駆動機構130を作動させ、移送要素121を下位置121bから上位置121aに向かって移動させることにより、送り矢50(B3)をガイドレール30から移送要素121の受け部122に乗り移らせる。ついで、図13に示すように、材料棚駆動機構110を作動させ、材料棚プレート101を引込み位置101bから前進位置101aに移動させる。次いで、図12及び図11に示すように、移送要素駆動機構130を作動させ、移送要素121を上位置121aから下位置121bに下降させることにより、送り矢50(B3)を受け部122から材料棚プレート101の上面102の上に載せる。次いで、図10に示すように、材料棚駆動機構110を作動させ、材料棚プレート101を前進位置101aから引込み位置101bに移動させる。その結果、ガイドレール30内の送り矢50(B3)を材料棚プレート101の上面102の上に容易に移動させることができる。送り矢50(B3)を材料棚100に移動させる上記動作は、コントローラ119によって順番に自動的に行われるのがよい。ガイドレール30内の送り矢50(B3)を材料棚プレート101に移動させるとき、材料棚プレート101の上に棒材Bがあってもよいし無くてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
上記実施形態では、材料棚100の材料棚プレート(材料棚部分)101が前進位置101aと引込み位置101bの間を移動していたけれども、材料棚プレート101が、ガイドレールに近い方の部分とそれから遠い方の部分に分割され、ガイドレールに近い方の部分(材料棚部分)だけが前進位置101aと引込み位置101bの間を移動してもよい。
また、上記実施形態では、材料棚プレート101の上面102がガイドレール30に向って下方に傾斜することによって、複数の棒材Bがガイドレール30に向かって移動するように上面102の上に配置されているけれども、上面102が平ら又はガイドレール30に向かって上方に傾斜し且つ上面102の上の複数の棒材を別の装置によってガイドレールに向かって移動するように配置してもよい。
また、上記実施形態では、移送要素121の側面123が、ガイドレール30から2番目に近い第2の棒材B4の移動を阻止する阻止部として機能させていたけれども、上記阻止部として機能する別の装置を設けてもよい。
10 棒材加工機
20 棒材供給機
21 給送軸線
30 ガイドレール
50 送り矢
80 シャッタ
100 材料棚
101 材料棚プレート(材料棚部分)
101a 前進位置
101b 引込み位置
102 上面
103 ストッパ
104 シャッタストッパ
110 材料棚駆動機構
119 コントローラ
121 移送要素
122 受け部
123 側面(阻止部)
121a 上位置
121b 下位置
B 棒材
B1 長手方向軸線
B2 横方向
B3 第1の棒材
B4 第2の棒材

Claims (9)

  1. 棒材をその長手方向軸線と一致する給送軸線に沿って棒材加工機に給送する棒材供給機であって、
    1本の棒材を上方から受入れ、受入れた棒材を給送軸線に沿って案内するガイドレールと、
    材料棚と、を有し、前記材料棚は、複数の棒材がその横方向にガイドレールに向かって移動するように配置される上面を有する材料棚部分を有し、前記材料棚部分は、前記ガイドレールに最も近い第1の棒材に当接するストッパを有し、
    さらに、前記ガイドレールから2番目に近い第2の棒材の移動を阻止する阻止部と、
    前記第1の棒材を前記ガイドレールに移送する移送要素と、を有し、
    前記材料棚部分は、前記ストッパが前記ガイドレールの上方に位置する前進位置と、前記ストッパが前記ガイドレールから引込んだ引込み位置との間を移動可能であり、
    前記移送要素は、1本の棒材を受けるように上方に開放した受け部を有し、前記移送要素は、前記受け部が前記ガイドレールの上方に位置する上位置と、前記受け部が前記ガイドレールの下方に位置する下位置との間を移動可能であり、
    前記材料棚部分を引込み位置から前進位置に移動させた後、前記移送要素を下位置から上位置に移動させることによって、前記移送要素の受け部が前記第1の棒材を前記材料棚から受取り、且つ、前記阻止部が前記第2の棒材の移動を阻止し、
    前記材料棚部分を前進位置から引込み位置に移動させた後、前記移送要素を上位置から下位置に移動させることによって、前記移送要素の受け部が前記第1の棒材を前記ガイドレールの上に載せることを特徴とする、棒材供給機。
  2. 前記移送要素は、さらに、前記材料棚の側の側面を有し、前記側面は、前記阻止部として機能することを特徴とする、請求項1に記載の棒材供給機。
  3. 前記材料棚全体が前進位置と引込み位置の間を移動することを特徴とする、請求項1又は2に記載の棒材供給機。
  4. さらに、前記材料棚部分を駆動する材料棚駆動機構と、前記材料棚駆動機構に接続されたコントローラと、を有し、前記コントローラは、棒材の径に応じて、前記材料棚部分の前進位置を変化させることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の棒材供給機。
  5. 前記材料棚部分の上面は、前記ガイドレールに向って下方に傾斜することを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の棒材供給機。
  6. 更に、前記ガイドレールを覆う開閉可能なシャッタを有し、
    前記材料棚部分は、前記シャッタが閉位置にあるときに前記シャッタが開位置に移動することを阻止するように前記シャッタに係合可能なシャッタストッパを有し、前記材料棚部分は、前記シャッタストッパが前記シャッタに係合する位置まで移動可能であることを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の棒材供給機。
  7. 棒材をその長手方向軸線と一致する給送軸線に沿って棒材加工機に給送する棒材供給機であって、
    1本の棒材を上方から受入れ、受入れた棒材を給送軸線に沿って案内するガイドレールと、
    材料棚と、を有し、前記材料棚は、棒材が配置される上面を有する材料棚部分を有し、前記材料棚部分は、棒材が前記ガイドレールに最も近いところに位置するときに棒材に当接するストッパを有し、
    さらに、前記ガイドレール内の棒材を移送する移送要素を有し、
    前記材料棚部分は、前記ストッパが前記ガイドレールの上方に位置する前進位置と、前記ストッパが前記ガイドレールから引込んだ引込み位置との間を移動可能であり、
    前記移送要素は、1本の棒材を受けるように上方に開放した受け部を有し、前記移送要素は、前記受け部が前記ガイドレールの上方に位置する上位置と、前記受け部が前記ガイドレールの下方に位置する下位置との間を移動可能であり、
    前記移送要素を下位置から上位置に移動させることによって、前記移送要素の受け部が1本の棒材を前記ガイドレールから受取り、
    前記材料棚部分を引込み位置から前進位置に移動させた後、前記移送要素を上位置から下位置に移動させることによって、前記移送要素の受け部が前記棒材を前記材料棚部分の上に載せることを特徴とする、棒材供給機。
  8. 前記移送要素を下位置から上位置に移動させることによって、前記移送要素の受け部が1本の棒材を前記ガイドレールから受取る動作、及び、前記材料棚部分を引込み位置から前進位置に移動させた後、前記移送要素を上位置から下位置に移動させることによって、前記移送要素の受け部が前記棒材を前記材料棚部分の上に載せる動作が、順番に自動的に行われるように制御するコントローラを更に有することを特徴とする、請求項7に記載の棒材供給機。
  9. 棒材をその長手方向軸線と一致する給送軸線に沿って棒材加工機に給送する棒材供給機であって、
    1本の棒材を上方から受入れ、受入れた棒材を給送軸線に沿って案内するガイドレールと、
    前記ガイドレール内の棒材の後端部分を押すことによって棒材を棒材加工機に給送する取外し可能な送り矢と、
    材料棚と、を有し、前記材料棚は、棒材が配置される上面を有する材料棚部分を有し、前記材料棚部分は、棒材が前記ガイドレールに最も近いところに位置するときに棒材に当接するストッパを有し、
    さらに、前記ガイドレール内の棒材を移送する移送要素を有し、
    前記材料棚部分は、前記ストッパが前記ガイドレールの上方に位置する前進位置と、前記ストッパが前記ガイドレールから引込んだ引込み位置との間を移動可能であり、
    前記移送要素は、1本の棒材を受けるように上方に開放した受け部を有し、前記移送要素は、前記受け部が前記ガイドレールの上方に位置する上位置と、前記受け部が前記ガイドレールの下方に位置する下位置との間を移動可能であり、
    前記移送要素を下位置から上位置に移動させることによって、前記移送要素の受け部が前記送り矢を前記ガイドレールから受取り、
    前記材料棚部分を引込み位置から前進位置に移動させた後、前記移送要素を上位置から下位置に移動させることによって、前記移送要素の受け部が前記送り矢を前記材料棚部分の上に載せることを特徴とする、棒材供給機。
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