JP5904464B2 - 折り畳み二輪車用フレーム及び二輪車 - Google Patents
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Description
(1)本発明の折り畳み二輪車用フレームは、前フレームの後端部と後フレームの前端部において支軸を有する回動連結部を構成し、前記支軸を中心に前記前フレームと前記後フレームを回動可能にすることによって、使用状態と折り畳み状態との相互の移行を行うことのできる折り畳み二輪車用フレームであって、前記支軸は、前記前フレームおよび後フレームの左右方向に配置されて設けられ、前記使用状態と折り畳み状態との相互の移行を行うレバーを備え、前記レバーは、前記前フレームの後端部あるいは前記後フレームの前端部のいずれか一方において前記支軸より上方の部分に備えられて揺動するように構成され、前記使用状態から前記折り畳み状態への移行および前記折り畳み状態から前記使用状態への移行のいずれにおいても、前記レバーを、その先端が前記支軸から離れる方向へ揺動させることを含んで行うことを特徴とする。
(2)本発明の折り畳み二輪車用フレームは、(1)の構成において、前記レバーを第2レバーとした場合、前記第2レバーは、前記前フレームの後端部あるいは前記後フレームの前端部のいずれか一方に軸支される第1レバーに軸支されて構成され、前記第2レバーを、その先端が前記支軸から離れる方向へ揺動させた場合、前記第1レバーは、その先端が前記前フレームの後端部あるいは前記後フレームの前端部から離れる方向へ揺動するように構成されていることを特徴とする。
(3)本発明の折り畳み二輪車用フレームは、(2)の構成において、前記第2レバーの揺動方向は略鉛直上向きであることを特徴とする。
(4)本発明の折り畳み二輪車用フレームは、(2)、(3)のいずれかの構成において、使用状態において、前記第2レバーの揺動にともない前記前フレームの後端部あるいは前記後フレームの前端部のいずれか一方と前記第2レバーとの係止および係止解除を行う係止手段を有することを特徴とする。
(5)本発明の折り畳み二輪車用フレームは、(2)、(3)、(4)のいずれかの構成において、前記第2レバーの揺動方向と前記第1レバーの揺動方向は逆向きとなっていることを特徴とする。
(6)本発明の折り畳み二輪車用フレームは、(2)、(3)、(4)、(5)のいずれかの構成において、前記支軸はラチェット軸から構成され、前記第2レバーの揺動に連動されて前記ラチェット軸への歯合および歯合解除を行う回転防止ピンを備えることを特徴とする。
(7)本発明の二輪車は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の折り畳み二輪車用フレームを用いたことを特徴とする。
(実施形態1)
図2(a)、(b)は、本発明の折り畳み二輪車1の外観を示す図で、図2(a)は、当該二輪車1の使用状態を示す図であり、図2(b)は、当該二輪車1を折り畳んだ状態を示す図である。なお、図2(a)、(b)に示す二輪車1は、折り畳みの前後の状態を判り易く示すために、ハンドル、サドル、ペダル、チェーンホイール、チェーン等を省略して示している。
これにより、二輪車1の操作者は、立ったままの動作で、二輪車1のフックレバー40を持ち上げることによって、該二輪車1をコンパクトに容易に折り畳めるようになっている。
この場合、二輪車1の使用状態にあるとき、第1係止部材28は、その突起カム28Pがカムブラケット30Aの円弧状の孔30Bの上端に位置づけられており、該突起カム28Pがカムブラケット30Aの円弧状の孔30Bの下端に位置づけられている場合よりも、支軸32側に若干移動した状態となっている(第1係止部材28は支軸32に遊嵌されて取り付けられている)。このため、第1係止部材28の突起部28Qと台座部5Aとの当接が強固になり、使用状態が維持されるようになっている。
第1係止部材28がカムレバー30側へ揺動することによって、第1係止部材28は、連結部材26を図中上方にスライドさせ、回転防止ピン22のラチェット軸20への歯合を解除できるようになっている。
図7(a)は、二輪車1の使用状態を示し、カムレバー30は前フレーム後端部5B側に密接して傾倒され、フックレバー40はカムレバー30側に密接して傾倒された状態を示している。図7(b)は、フックレバー40を引っ張り、該フックレバー40を完全に起立させる手前の状態を示している。図7(c)は、フックレバー40を完全に起立させた状態を示している。図7(d)は、フックレバー40を引っ張ることにともない、カムレバー30を完全に起立させる手前の状態を示している。図7(e)は、カムレバー30を完全に起立させた状態を示している。図7(f)は、たとえば前フレーム5を揺動させ二輪車1を折り畳んだ状態を示している。図7(g)は、カムレバー30、フックレバー40を元の位置に傾倒させた状態を示している。図7(h)は、フックレバー40を引っ張り、該フックレバー40を完全に起立させる手前の状態を示している。図7(i)は、フックレバー40を完全に起立させた状態を示している。図7(j)は、二輪車1を使用状態に戻すため、たとえば前フレーム5を完全に揺動させる手前の状態を示している。図7(k)は、たとえば前フレーム5を完全に揺動させるさらに手前の状態を示している。図7(l)は、たとえば前フレーム5を完全に揺動させた状態を示している。図7(m)は、フックレバー40をカムレバー30側に完全に傾倒させる手前の状態を示している。図7(n)は、フックレバー40をカムレバー30側に完全に傾倒させるさらに手前の状態を示している。図7(o)は、カムレバー30、フックレバー40を完全に傾倒させた状態を示している。
後フレーム7と前フレーム4が互いに近接する方向に屈曲されるようになる。
この場合、第1係止部材28の突起カム28Pがカムブラケット30Aの孔30Bの上端に位置づけられるようになり、第1係止部材28が支軸32側に若干移動され、第1係止部材28の突起部28Qと台座部5Aとの当接が強固になり、二輪車1の使用状態が維持されるようになる。
このように構成した折り畳み二輪車によれば、フックレバー40を把持して持ち上げるだけで、二輪車の使用状態と折り畳み状態との相互の移行を行うようにすることができるようになる。このため、二輪車の使用状態および折り畳み状態の変更を、フックレバー40の極めて簡単な操作によって、行うことができるようになる。
また、実施形態1では、前フレーム後端部5Bと後フレーム前端部7Fとの回動の規制あるいは解除等を行う機構として、連結部材26、第1係止部材28、回転防止ピン22、およびラチェット軸20を用いるようにしたものである。しかし、これに限定されることはなく、他の構成からなる機構であってもよいことはもちろんである。
Claims (7)
- 前フレームの後端部と後フレームの前端部において支軸を有する回動連結部を構成し、前記支軸を中心に前記前フレームと前記後フレームを回動可能にすることによって、使用状態と折り畳み状態との相互の移行を行うことのできる折り畳み二輪車用フレームであって、
前記支軸は、前記前フレームおよび後フレームの左右方向に配置されて設けられ、
前記使用状態と折り畳み状態との相互の移行を行うレバーを備え、前記レバーは、前記前フレームの後端部あるいは前記後フレームの前端部のいずれか一方において前記支軸より上方の部分に備えられて揺動するように構成され、
前記使用状態から前記折り畳み状態への移行および前記折り畳み状態から前記使用状態への移行のいずれにおいても、前記レバーを、その先端が前記支軸から離れる方向へ揺動させることを含んで行うことを特徴とする折り畳み二輪車用フレーム。 - 前記レバーを第2レバーとした場合、前記第2レバーは、前記前フレームの後端部あるいは前記後フレームの前端部のいずれか一方に軸支される第1レバーに軸支されて構成され、
前記第2レバーを、その先端が前記支軸から離れる方向へ揺動させた場合、前記第1レバーは、その先端が前記前フレームの後端部あるいは前記後フレームの前端部から離れる方向へ揺動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み二輪車用フレーム。 - 前記第2レバーの揺動方向は略鉛直上向きであることを特徴とする請求項2に記載の折り畳み二輪車用フレーム。
- 使用状態において、前記第2レバーの揺動にともない前記前フレームの後端部あるいは前記後フレームの前端部のいずれか一方と前記第2レバーとの係止および係止解除を行う係止手段を有することを特徴とする請求項2、3のいずれかに記載の折り畳み二輪車用フレーム。
- 前記第2レバーの揺動方向と前記第1レバーの揺動方向は逆向きとなっていることを特徴とする請求項2、3、4のいずれかに記載の折り畳み二輪車用フレーム。
- 前記支軸はラチェット軸から構成され、前記第2レバーの揺動に連動されて前記ラチェット軸への歯合および歯合解除を行う回転防止ピンを備えることを特徴とする請求項2、3、4、5のいずれかに記載の折り畳み二輪車用フレーム。
- 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の折り畳み二輪車用フレームを用いたことを特徴とする二輪車。
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JP2012035597A JP5904464B2 (ja) | 2012-02-21 | 2012-02-21 | 折り畳み二輪車用フレーム及び二輪車 |
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