JP5129610B2 - 二輪車用スタンド装置 - Google Patents
二輪車用スタンド装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5129610B2 JP5129610B2 JP2008046346A JP2008046346A JP5129610B2 JP 5129610 B2 JP5129610 B2 JP 5129610B2 JP 2008046346 A JP2008046346 A JP 2008046346A JP 2008046346 A JP2008046346 A JP 2008046346A JP 5129610 B2 JP5129610 B2 JP 5129610B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stand
- vehicle
- shaft
- vehicle body
- motorcycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
この種の二輪車用スタンド装置は、車両の重量などを勘案して適宜設計されるものであった。
また、特許文献2の二輪車用スタンド装置では、左右の脚部の接地部を幅広に形成したので、バンク角が不足することもあり、駐車時の安定性とバンク角の確保とのバランスをとりながら接地部の幅寸法を決める必要があった。
図1は本発明に係る二輪車用スタンド装置を採用した車両の斜視図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11にヘッドパイプ12を取付け、このヘッドパイプ12に操舵可能にフロントフォーク13を取付け、このフロントフォーク13の上部にハンドル14を取付け、フロントフォーク13の下部に前輪15を取付け、この前輪15をフロントフェンダ16で覆い、ヘッドパイプ12から車体フレーム11のメインフレーム17を後方へ延ばし、このメインフレーム17の下部にエンジン18を配置し、メインフレーム17の上部に燃料タンク19を配置し、メインフレーム17からシートレール(不図示)を後方へ延ばし、このシートレールに乗員が着座するシート22を取付け、メインフレーム17の後下部からアクスル軸(スイング軸)23を介してスイングアーム(リヤスイングアーム)24を延ばし、このスイングアーム24の後端に後輪25を回転自在に取付け、スイングアーム24の後部と車体フレーム11との間にリヤクッション26を渡し、車体フレーム11の下部にメインスタンド30を設けたものである。
メインスタンド30は、本願発明に係る二輪車のスタンド装置である。
二輪車用スタンド装置30は、車体フレーム11の下部にスタンドブラケット31,31が設けられ、これらのスタンドブラケット31,31に車幅方向にスタンド軸33が渡され、このスタンド軸33にスタンド34が揺動自在(回動自在)に取付けられ、停車時に車体が自立保持される。
(a)において、第1のスタンド部(基部)36側の複数の係合溝42の任意の一つに、第2のスタンド部(脚部)37側の係止爪47が係止した状態にあり、第1・第2のスタンド部36,37は一体の状態にある。従って、第1・第2のスタンド部36,37は、車幅方向に設けられたスタンド軸33廻りに一体的に揺動(回動)可能である。
(a)に示される比較例の二輪車のスタンド装置300では、スタンドブラケット301,301にスタンド軸303を介してスタンド304が揺動自在(回転自在)に取付けられたものであり、矢印a1の如くスタンド軸303廻りのみに揺動可能である。なお、図中、305はスタンド304を操作するステップバーである。
二輪車用スタンド装置60は、車体フレーム11(図1参照)の下部にスタンドブラケット61,61が設けられ、これらのスタンドブラケット61,61に車幅方向にスタンド軸63が渡され、このスタンド軸63にスタンド64が揺動自在(回動自在)に取付けられ、停車時に車体が自立保持される。
二輪車用スタンド装置90は、車体フレーム11(図1参照)の下部に設けられる二輪車用スタンド装置91,91が設けられ、これらの二輪車用スタンド装置91,91に車幅方向にスタンド軸93が渡され、このスタンド軸93にスタンドが揺動自在(回動自在)に取付けられ、停車時に車体が自立保持される。
二輪車用スタンド装置120は、車体フレーム11(図1参照)の下部にスタンドブラケット121,121が設けられ、これらのスタンドブラケット121,121に車幅方向にスタンド軸(第1の軸)123が渡され、このスタンド軸123にスタンドが揺動自在(回動自在)に取付けられ、停車時に車体が自立保持される。
二輪車用スタンド装置140は、車体フレーム11(図1参照)側に設けられるスタンドブラケット141,141と、このスタンドブラケット141,141に車幅方向に渡されるスタンド軸143と、このスタンド軸143廻りに構成されるスタンド144と、
車体フレーム11側に設けられ、スタンド144の左右のスタンドバー147,148の距離を拡げるカム部145とからなる。
カム部145は、車体後方に向けて先細りに形成されたカムである。
右のスタンドバー148は、左のスタンドバー147と同様に、スライド部155と、当接部156、突出部157と、接地部158と、左のスタンドバー147のスライドガイド159aにスライド自在に嵌合するガイドポスト159bとを備える。
(a)において、二輪車用スタンド装置140のスタンド144を掛ける停止状態では、車体フレーム11(図1参照)側のカム部145で左右のスタンドバー147,148の接地部154,158の幅がD1に拡げられる。(b)において、スタンド144を跳ね上げる走行状態では、左右のスタンドバー147,148が車体フレーム11側のカム部145から外れて、左右のスタンドバー147,148の接地部154,158の幅がD2に縮まり(D1>D2)、左右のスタンドバー147,148はストッパ146で停止する。
二輪車用スタンド装置160は、車体フレーム11(図1参照)側に設けられるスタンドブラケット161,161と、このスタンドブラケット161,161に車幅方向に渡されるスタンド軸163と、このスタンド軸163廻りに構成されるスタンド164と、車体フレーム11側に設けられ、スタンド164の左右のスタンドバー167,168の距離を拡げるカム溝165,166とからなる。
カム溝165,166は、車体後方に向けて先細りに形成された溝である。
右のスタンドバー168は、左のスタンドバー167と同様に、スライド部175と、嵌合部176と、突出部177と、接地部178と、左のスタンドバー167のスライドガイド179aにスライド自在に嵌合するガイドポスト179bとを備える。
二輪車用スタンド装置180は、車体フレーム11(図1参照)側に設けられるスタンドブラケット181,181と、このスタンドブラケット181,181に車幅方向に渡されるスタンド軸183と、このスタンド軸183に揺動自在に支持されるスタンド184と、車体フレーム11側に設けられ、スタンド184の左右のスタンドバー187,188の距離を拡げるカム部185とからなる。
カム部185は、図12に示されるカム部145と同一形状のカムであり、車体後方に向けて先細りに形成されたカムである。
右のスタンドバー188は、左のスタンドバー187と同様に、被支持部195と、当接部196と、突出部197と、接地部198と、ストッパ204とを備える。
本発明に係る二輪車用スタンド装置において、実施例で説明した車両は自動二輪車であったが、これに限るものではなく、二輪車であればよい。
本発明に係る二輪車用スタンド装置は、図2に示すように、スタンド34は車体フレーム11に揺動自在に支持されたが、これに限るものではなく、エンジンのクランクケースに支持されるものであってもよい。
Claims (2)
- 車体フレームの下部に且つ車幅方向に延びるスタンド軸を介して揺動自在に取付けられ、停車時に車体を自立保持するスタンドを備えた二輪車のスタンド装置において、
前記スタンドは、前記スタンド軸に揺動自在に設けられる第1のスタンド部と、路面側に接地する接地部を有する第2のスタンド部と、これらの第1・第2のスタンド部の間に且つ車体前後方向に設けられ、第1のスタンド部に第2のスタンド部を車幅方向に傾動自在に連結する連結軸とを備え、
前記第1のスタンド部に、前記第2のスタンド部を所定角度で嵌合する複数の係合溝が設けられ、前記第2のスタンド部に、前記複数の係合溝に任意に係合して所定角度で係止する係止爪と、前記係止爪を足踏み操作可能にする踏み込み部材とが設けられたことを特徴とする二輪車のスタンド装置。 - 車体フレームの下部に且つ車幅方向に延びるスタンド軸を介して揺動自在に取付けられ、停車時に車体を自立保持するスタンドを備えた二輪車のスタンド装置において、
前記スタンドは、前記スタンド軸に揺動自在に設けられる第1のスタンド部と、路面側に接地する接地部を有する第2のスタンド部と、これらの第1・第2のスタンド部の間に且つ車体前後方向に設けられ、第1のスタンド部に第2のスタンド部を車幅方向に傾動自在に連結する連結軸とを備え、
前記第1のスタンド部に、前記第2のスタンド部を所定角度で嵌合する複数の係合溝が設けられ、前記第2のスタンド部に、前記複数の係合溝に任意に係合して所定角度で係止する係止爪が設けられ、この係止爪から一端が接続される連結ワイヤが延出され、前記車体フレーム側のハンドル近傍に前記連結ワイヤの他端が接続されるレバー部材が設けられたことを特徴とする二輪車のスタンド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008046346A JP5129610B2 (ja) | 2008-02-27 | 2008-02-27 | 二輪車用スタンド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008046346A JP5129610B2 (ja) | 2008-02-27 | 2008-02-27 | 二輪車用スタンド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009202719A JP2009202719A (ja) | 2009-09-10 |
JP5129610B2 true JP5129610B2 (ja) | 2013-01-30 |
Family
ID=41145419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008046346A Expired - Fee Related JP5129610B2 (ja) | 2008-02-27 | 2008-02-27 | 二輪車用スタンド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5129610B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI570013B (zh) * | 2014-01-31 | 2017-02-11 | Yamaha Motor Co Ltd | vehicle |
WO2015115108A1 (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | ヤマハ発動機株式会社 | 車両 |
JP6446585B1 (ja) * | 2018-06-12 | 2018-12-26 | 郁夫 佐々木 | ストッパー、及び自動二輪車 |
CN114056460B (zh) * | 2020-07-29 | 2024-02-23 | Tvs电机股份有限公司 | 车辆停放装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50148747A (ja) * | 1974-05-21 | 1975-11-28 | ||
JP2764336B2 (ja) * | 1990-04-03 | 1998-06-11 | 本田技研工業株式会社 | 二輪車用メインスタンド |
JPH09193861A (ja) * | 1995-11-13 | 1997-07-29 | Hisashi Takahashi | 2輪車用双脚型スタンド |
JPH09207846A (ja) * | 1996-02-02 | 1997-08-12 | Yamaha Motor Co Ltd | 自転車用スタンド |
-
2008
- 2008-02-27 JP JP2008046346A patent/JP5129610B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009202719A (ja) | 2009-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7992885B2 (en) | Pillion step device for motorcycle | |
JP5129610B2 (ja) | 二輪車用スタンド装置 | |
JP4815269B2 (ja) | 二輪車のスタンド装置 | |
JP6207077B2 (ja) | 鞍乗り型車両のステップ構造 | |
EP3281849A1 (en) | Sidestand structure in two-wheeled motor vehicle | |
EP2460714B1 (en) | Motorcycle equipped with a stand device | |
WO2017104193A1 (ja) | 複輪車両 | |
TWI537166B (zh) | 跨坐型車輛之腳踏板構造 | |
JP4478485B2 (ja) | 二・三輪車両用前後スライド可能シート構造 | |
JP6133663B2 (ja) | 鞍乗型車両のアンダーカバー構造 | |
JP6501422B2 (ja) | 鞍乗型車両のエンジンユニット | |
JP6514096B2 (ja) | 折畳式車両 | |
JP2018027771A (ja) | 自動二輪車におけるサイドスタンド構造 | |
JP2012030648A (ja) | 作業車両の燃料給油補助装置 | |
CN106741505B (zh) | 跨乘式交通工具 | |
JP6534649B2 (ja) | ハンドルロック機構 | |
JP2017159824A (ja) | 自動二輪車のメインスタンド | |
JP2018034574A (ja) | 複輪車両 | |
JP2007185987A (ja) | 可倒式バックミラー装置 | |
JP5904464B2 (ja) | 折り畳み二輪車用フレーム及び二輪車 | |
JP6230129B2 (ja) | 鞍乗り型車両におけるスクリーン可動装置 | |
JP2010076586A (ja) | 二輪車のスタンド装置 | |
JP4504054B2 (ja) | 二・三輪車両用シート構造 | |
JP4713299B2 (ja) | 荷掛け装置を備えた自動二輪車 | |
JP3109680B2 (ja) | 折り畳み式自動二輪車のフレーム装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121030 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5129610 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |