JP5902848B1 - 内容物検知機能を備えたセル食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物検知機能を備えた、食材をゼリー状の薄膜で被覆したセル食品の提供。【解決手段】食材をゼリー状の薄膜で被覆したセル食品2で、前記ゼリー状被膜が、水分を透過させず、内容物の匂いだけは透過させるため、口に入れる前に内容物の匂いを確認でき、不用意に口に入れることがない、ゼリー状被膜が構成されているセル食品2。ゼリー状被膜の一部に切断しやすい張り出し部分9が設けられ、ゼリー状被膜の一部が、切り取り、はぎ取りにより、開放可能に成形されるセル食品2。ゼリー状被膜(セル)の内側は水に溶けない耐水性の被膜でコーティングされ、外側は耐水性又は耐水性、撥水性の被膜でコーティングされている食品2のゼリー状被膜。食材をゼリー状の被膜で被覆したセル食品2が、透明又は半透明のプラスチックカプセル1、或いはプラスチックでできた袋状の耐水容器1内に収納され、密封シール3がされている二重カプセルからなるセル食品。【選択図】図5

Description

本発明は、食品をゼリー状の被膜で被覆したセル食品に関するものである。
セル食品とは、ゼリー状の被膜で食品を被覆したものである。セル表面が乾燥した構造なので、食器を必要とせず、手が汚れない特徴がある。
一袋の中に同じ種類のお菓子がいくつも入ったような使い方もできるが、前菜からスープ、焼もの、煮物、口直し、食後のコーヒーや紅茶など、異なった内容から構成されるコース料理を構成する種類をパックにしたり、選択可能にしたりすることも可能である。
本発明に関する公知技術として次の特許文献1〜2をあげることができる。
特許公開2003−150144
特許公開2006−106705
液体、固体、半固体の食料品の断片を薄いゼリー状のセルで包み、一口もしくは二口などで食べられる食品を“セル食品”と、ここでは呼ぶ。
これらセル食品はおおむね短辺の断面は4×4から6×6センチ程度以下、長辺は最大8センチ以下程度の大きさに成形してあると口に入れやすい。
断面を円形に換算すると最大で径8センチ程度、長さでは10センチ程度であるが、長さについては、短いものを、ソーセージ状につなげて長くしたほうが使いやすい。
セル食品の長所のひとつは、内容物が付着性をもっていても、セルの表面は乾いている、あるいは付着性がない状態になっていることにより、手が汚れないことである。
実際の話、通常の食事の際の料理のほとんどは、なぜか粘着性、付着性表面を備えている。表面が乾燥しているケースはむしろ少なく、表面にはいくらかの水分、油脂分、粘着分が付着している状態が多い。
皿、茶碗などの器、さらに箸、フォーク、スプーン、ストローなどを“取り扱い食器”と呼ぶが、これらの主たる目的は食物が手や口の周りに付着しないようにすることである。
手や口の周りに付着しにくい食物、たとえばポテトチップス、おにぎり、煎餅、ビスケット、饅頭などは直接手で扱えるため、取り扱い食器がどうしても必要ということはないが、それ以外の食品は通常“取り扱い食器”を必要とする。
特例として、皮つきバナナにおいて考えると、その皮は取り扱い食器のかわりをしている。皮がない場合は、普通の食品と同様、皿やフォークなど取り扱い食器が必要である。しかし、皮をうまく使うと、手や口を汚さないで食べることができる。
セル食品は、これら手で触れると手が汚れる食材をゼリー状の被膜で包んだものである。
このゼリー状被膜は、一部は口中で溶解するが、ほとんどはゼリーの状態で呑みこまれ、その後消化器官の中で分解されることになる。
さて、セル食品のセル素材は主に透明なゼリー状であり、その表面は乾燥に近い状態であるため、基本的には手でつかんでそのまま食べられる食品と同様の取り扱いが可能である。
従来の発想では、一つ以上のセル食品がセットとなって一つの包装の中に同梱されていた。
しかし、この構成にはいくつかの欠点があった。
料理の適温管理
まず、料理の温度管理の問題である。
食品、料理によって食べるときの最適温度はきまっている。
たとえば、スープ、椀物などは比較的暖かく、アイスクリームは冷たく、サラダや付け合わせ類は常温かそれよりわずかに低い温度というようにである。
コース料理のように各種の料理があるとき、それぞれの料理に最適温度があり、温かい、冷たいという温度変化を与えるためには、従来のような一括梱包ではなく、それぞれ種類によって最適な温度環境に置くことができる個別包装が好ましい。
連鎖破裂、内容物による汚染防止
つぎに、セル食品の内容物が液体、半流動体を含んでいることから発生する問題があった。すなわち、万が一、一つでもセル食品のセルが破裂した時、内容物が他のセルに付着してしまい、セル食品の特徴である手が汚れないという長所が台無しになるだけでなく、美観をそこね、食事そのものが台無しになってしまうことである。
また、時にセルが水溶性であった場合、たまたま手が濡れていたり、ほかの何らかの間違いで水分がセルに付着し、一つでもセルが破損したとき、その影響によって他のセルも連鎖的に溶解、破裂する事態になりかねないという大きな欠点があった。
以上の問題点の解決には、まずセルの表面に耐水性を持たせることである。これによってセルが水濡れで破損することを防ぐことができる。
しかし、セルを温めるとき、温水につけるなどした場合、やはりセル表面は濡れてしまうことになり、手が汚れないという初期の概念からは、若干はずれてしまう。
そのため、セルを料理ごと、あるいは使用温度領域ごとに隔離し、プラスチックカプセル(外カプセル)などに入れて、密封シールすることが有効になる。
このように構成すると、内側セルは外カプセルによって保護されるため、つぶされたりして壊れることが少なくなり、さらに万が一、一つのセルが壊れても、ほかのセルに内容物の付着が起こることを完全に防ぐことができる。
この方法では、セル食品は、料理ごとに内容器(可食容器:セル)と、それを包む外容器(プラスチックカプセル)の二重のカプセルによって構成されることになる。
外容器の特徴
外カプセル(外容器)は耐水の透明プラスチックであり、内容器(内カプセル)(セル)は外容器の中に非密着状態で入れられ、外容器はシール状の蓋で密閉されている。
図1参照。
外カプセルが外力のほとんどを受け、さらに耐水であるので、お湯中で温められたり、また冷却、冷凍されても、さらに紫外線照射、軽い電子レンジでの加熱などに対しても、一種の缶詰状態となり長期保存が期待できる。
缶詰では、通常、缶をあけるまで中を見ることができないが、このカプセルおよびセルはともに、透明あるいは半透明なので、内容物を見ることができ、内容物が変質していないか目視でのチェックも可能である。
紫外線照射による殺菌処理は、内容物が非加熱料理でできた生もの、あるいは生ものに近いとき有効であるが、この場合、プラスチック容器は耐紫外線のものが好ましい。
なお、電池と紫外線LEDを組み合わせた殺菌装置を取り付けると、透明なカプセルに入れた食材を紫外線で定期的に照射し続け、長期間、継続的に殺菌し続けることも不可能ではない。
食品、料理にはそれぞれに適温があるため、カプセル、小袋などのパートごとに、冷蔵庫などで冷却、冷凍したり、お湯や電子レンジで温めたりでき、食品ごとの温度管理が可能となる。
従来の収納容器は、水平断面の縦横の比率が1対2から3以上ある(長方形であった)ため、かかる力が縦横で異なり、加圧減圧によって、不均一な歪みや膨張、収縮が起こった。
断面の縦横比を1に近づけ、立方体、球形、半球形に近づけた形状にすれば、加圧、減圧でも極端な変形が起こらず、同じ強度の素材でもプラスチックの厚みを薄くできて好ましい。
また、このカプセルを柔軟なプラスチックフィルムの袋にすることも可能である。フィルム容器に収納する時、わずかに気圧をかけておくことで、袋が圧縮に耐えるようにする、あるいはセルをつぶれから保護できる枠などをつけることで、中のセルがつぶれないようにすることができる。
この方法はプラスチックカプセルより単価が安く、より大きなものも収納可能である。図3参照。
このフィルムの袋は、即席食などの添え物、あるいは生めんの袋詰めなどの添え物として提供することができ、即席食の範疇をひろげることができる。
従来の袋詰めでは、袋の絞り出し残が10%以上あったが、袋内にセルを非密着で配置すれば、内容物を100%使うことができ、開封してセットするとき、手も汚れないという長所がある。
このとき、セル食品の天地の大きさを、添えられる本体、例えば乾麺とか、袋入り生麺の天地の大きさより小さくすることで、さまざまな圧力がかかったときでも、本体が力を受けてくれるため、セル食品に直接かかる力を減らすことができ、セルが機械的につぶされるのを防ぐことができる。
内容器(セル:カプセル)の特徴
外容器中に入れられるカプセル(内容器)(セル:カプセル)はさわっても手が汚れない乾燥表面であり、歯で噛み切れる可食性のゼリー状であり、その内部に食物を封入する構造である。
内容器のセル表皮(被覆材)にはいくつかの必要条件がある。
1:セル内側表面は、水、油(食用油、植物性油脂、動物性油脂)に不溶である。(絶対条件)
2:セル外側表面も、水、油に不溶であることが好ましい。(非絶対条件)。
3:高温殺菌できるように、少なくとも65度C程度に耐えられる、あるいはさらなる高温に一定時間耐えられることが好ましい。
4:セル表側は乾燥しており、歯で噛み破れる柔らかさであり(重要条件)、一度破れて、断面が露出した後は消化ができるものであることが望ましい(非絶対条件)。
このため、セル素材はフィルム状に成形され、セル内側には主材であるゼリー表面に水に不溶性の被膜が貼られる、もしくは不溶性の塗装を行うことで、不溶性の表面になっている。また、セル外側も、水に不溶性の表面になっている。
同時に、セルを包むため、フィルムは熱、超音波による接着方法などによって互いに接着できるようになっていると処理しやすい。
セル内容物に使用する水分は、酸素が少ない脱酸素水(窒素水、水素水)を使用し、外カプセルに封入する空気も酸素が少なく窒素が多いもの、を使うことで、カプセル内部の酸素を減らし、酸素との接点を減らすことで、より長期の保存が可能となる。
水蒸気成分の少ない乾燥したものを使うことで、水蒸気によって透明カプセルの内壁が曇ることが少なくなる。
内容器の主体であるセル表面が乾燥状態であるため、外容器内には、内容器のほかにでんぷん質からなるパン類、うどん、麺、パスタ、米飯類、米粉製品など主食系のものを配置、同梱することができる。
これらは表面にコーティング処理がしてあると、乾燥変化に耐えることができて、なおいい。
ごく一般的な缶詰とは異なり、内容物がセルに包まれ、セル外面が乾燥しているため、粉末の脱酸素剤、乾燥材などを同梱することも可能である。
セルの視覚的問題点
次に、視覚的な問題点を述べる。
液体、固体の食料品の断片を薄いセルで包んだセル食品の場合、外形上の違いがあまりなく、外形が類似しているので、何が入っているのか判断しにくい欠点があった。
それがどんな食品なのか前もって説明を見たり聞いたときのほうが、不安もなくおいしく感じるものである。
セル食品の場合、セルが透明であれば、内容物の色を見ることができ、ある程度の理解は可能であるが、十分であるとは言い難い。
これは、内容物の見かけだけでは、味が甘いのか、塩辛いのか、唐辛や山椒、からしなどが入っているかどうかなど、わからないことに起因する。
つまり、食事の際、口に入れる前に、まず目で料理を見てどんなものかを確認し、次に匂いをかいで、どんなものが口に入るかを前もって確かめるのは通常の行為であり、匂いのあまりない食品、見かけの美しくない食品は、その面では食欲をそそるものとはいえない。
ここで、匂いと見かけは一種の前触れ広告的な要素をもっていると言えるだろう。
従来、何が入っているのか、名称表記をした例があったが、名称表記だけでは十分ではなく、写真やイラストなどをも含めた表示があったほうがより親切である。
セルの食味処理とデンプン質の添え物
また、実際の使用時、口中がかわいていると、セルのゼリーが歯などにくっつきやすいという問題があった。
食品を包むフィルム状のゼリーは、厚いオブラート状なので、食味があるわけでもなく、口に入れられて、内容物が展開してしまえば、その役割が終了しているので、早めに溶けて消滅してほしいのだが、一瞬で溶解、消滅することは望めない。
口の中で溶かすことを考えるより、セルの周辺にでんぷん質のパンなどを添えて配置し、ゼリーと一緒に咀嚼して食べることで、ゼリーが単体で歯にくっつくことを防止でき、かつ単なるオブラート状のゼリーではなく、食べ物の類、一種の副食物として、食感、食味があり、噛んで気持ちよく呑みこむことができるように構成することができる。
セルの下部、もしくは横位置にパンや麺、飯などを配置しておくとよい。
なお、その際、その表面に内容物の説明文や説明図、写真を配置すれば、内容物への理解がたかまり、かつ歯にくっつかない使用ができ、これを一緒に食べることで、ゼリー被膜部分の食味向上が可能である。
なお、このデンプン質の説明書は食べてしまえるので、紙などでつくられた説明書を別に添える必要がなく、ゴミが少なくなる長所もある。参考図2
パン類、デンプン質への印刷は、食用インキによるインクジェット、オフセット印刷などによるシール貼り付けのほか、レーザーで焼き付けることも可能であり、これはインクの必要がないという長所がある。
なお、このとき本体のゼリー被膜素材に他の食用の繊維を混ぜることで、ゼリーとは違った食感をつくり出し、味わいを増やすこともできる。
食品の匂いと温度に関しての問題提起
さらに食材(料理)の匂いをどうするかということが大きな問題であった。
一般に、食事の際に、匂いは五感の一部として重要である。例えば、鼻をつまんで食べてもおいしく感じないというのはこれをあらわしている。
匂いが透過するセル素材
セル素材が、水分、油脂分、空気などを閉じ込めながら、同時に匂い成分だけは透過する性質がある場合、セルの素材の設計は高度の技術が必要となるが、セル素材としてはこれがもっとも理想的といえる。
この場合、内部の食品の匂いが外に漏れるため、通常食と匂いの上での違いがなくなる。
しかし、ここで内容物が異なったセル、例えば主菜とデザートとが同梱されたりすると、匂いの混乱が生じるため、取り扱いとしては先に述べたようにカプセル分けをしたほうが好ましい。
匂い無透過の無臭のセル素材
次に、セル素材が水分、油脂分、空気のほか匂いも密封してしまう場合がある。
この場合、カプセル分けをしたうえで、後から別に匂いを加える方法がある。
後から匂い成分を付与するには、匂い成分をスプレーやスタンプ、はけ塗りなどで与えること、シール状にした被膜を貼り付けるなどの方法が考えられる。
セル食品の場合、箸、ナイフ、フォークなどを使わず、直接指でつまんで食べることも多い。しかし、このときセルをつかんだ指に匂いが付着することがある。そのため、匂いを付着させる場所は指があまり触れない場所に限定するとよい。
具体的には、セルの中央部など、鼻に近い位置で、指で挟むことが多い両側から離れた場所が好ましい。
匂いによる検知機能とセル食品の致命的問題点
しかしながら、ここで一つ大きな問題が発生する。普通、通常食であれ、即席食であれ、缶詰、袋詰めなどの食品の場合であっても、食べる人は口に入れる前に一度匂いをかいでいる。
この行為は意識していようといまいと、食事の一連の動作の中でごく普通に行われていることである。
食事のマナーとしては、鼻をくんくんさせたり、食品に鼻を近づけたりすることは無作法とされるが、スプーン、フォーク、箸などで食物を口に運ぶとき、鼻をつまむ以外、食品の匂いを検知せず口に運ぶことのほうがむしろ難しいように人間の身体は作られている。
つまり匂いによって、食欲を増進し、また腐敗、発酵がないことを検知するのは、もっとも原始的な動作であり、意識以前の状態で自動的にかつ自然に行われている。
これは、図4における、外鼻腔16からAに至るルートでの匂い検知と考えられる。
多くの動物の外鼻腔が、ほぼ口の前、少し上位置に置かれているのはそのためである。
昆虫や微生物にあっても、口より前に触覚のような味覚、嗅覚器官を置くのはほぼ常識である。動物が食物を口に入れる前に一度匂いを嗅ぎ、味を調べるのはごく本能的な行動なのである。
次に食物18は口中で咀嚼され、咀嚼後のより正確な匂いを、後鼻腔17を介したルートによりBで再検知することになる。ここでは、呑み込んでいいかどうかの最終チェックが行われる。そのため後鼻腔17は食道の入り口の手前、味覚を感じる最終的位置に配置されている。
これらが、自然界で動物が先カンブリア紀以降、何万年もの進化の過程によって獲得した、ごく自然でかつ合理的な器官配置である。
さて、振り返ってセル食品を見てみると、どうだろうか。
通常の食物では、AイコールBとは必ずしも言えないが、AとBはかなり近似したものであるのが常識である。
しかしながら、セル食品は時に、この原始的な感覚が通用しない食品になり得るのである。
それは、セルが匂いを透過しない構造であり、イメージ着臭を行った場合に起こりやすい。
つまりセルの外の匂いAとセルの内容物自体の匂いBは、イコールではないことが時にありうるのである。これは、食品として極めて珍しい例外的な状態といえる。
AとBが異なる場合の例を見てみよう。例えばドライフルーツのチョコレート包み、とかアーモンド入りチョコレート、ウィスキーボンボン、チョコレートコーティングされた柿の種、などがその類である。しかし、これらはもともと乾き物や甘いものが多く、相互にそれほど極端な匂いの変化はなかったため、いままで問題にすらならなかった。
しかしながら、セル食品では、Aでは着臭(偽装)されたイメージ的匂いをかいで食品の匂いと味を予想しているとする、その後、セルを口に入れ、歯で噛んでセルを破壊、咀嚼した時はじめて、内容物の本当の匂いBをかぐことになるのである。
ここで、万が一セル内部で不用意な発酵や腐敗が進んでいたとしたら、口いっぱいに腐敗臭、発酵臭がひろがることになる。
これは絶対に想像すらしたくない状況である。人類の長い食の歴史の中でも、このような危険な食物は存在しなかったと言っても言いすぎではない。
これは、何があっても避けなければならない状況である。
セル食品の内容物として、スイーツ系があるのはもちろんであるが、タンパク質系の食物も内包することができる。例えば魚介や鳥肉、獣肉などの加工品では特に危険である。
こうした事態を解決するための方法として、匂いが無透過であるセルには、本体から筒状に、細く張り出した部分(折り取り部分)9を設け、そこを折って切りとり、本体内部の匂いを嗅ぐことができるような構造が考えられる。
このとき、折りとった断片を鼻に近付けて匂いを嗅ぎ、さらに口に入れて味見することもできる。参考図5。
張り出し部分9、これは切り取り部分と呼ぶこともできるが、本体より小さな断面で本体につながり、つながり部分のセルの周囲には切り取り易いように、切り込みが入っている。
人はよく、饅頭などの食べ物を食べるとき、まず半分にちぎり、断面を見ることがある。これは、饅頭のように断面を見ないと食べ物の本来の内容が正確にはわからないとき、よく行われる行為である。
切り取るための張り出し部分は、これとほぼ同じ意味を持つ。したがって、張り出し部分の大きさは、小さくてもよいが、セルの半分の位置まで拡張することもできる。
例えば半分近い位置でセルを切断、内部の食材もうまく切断されると、食材の断面構造をみることができ、セル内容物の構成を正確に把握することもできる。
また、切り取り部分がなくても、セルの一部が容易に開放される構造にすることによって、中の匂いを確かめることができる。
図7は、カプセルを開放するためにシールをはがしたとき、それに連動してセルの一部分が開放され、匂いが分かる仕組みになったセルである。
なお、この開放されたセル素材部分の下に、匂いは透過するが水分は透過しない膜(シート)が配置されていると、内容物がこぼれずさらによい。
以上のように、セル開放部、折りとり部を設ければ、食べる前に、内容物の実際の匂いをかぐことができ、張り出し部に内容物が付着するものは、それを口に入れて味を確かめることもでき、安心、納得して口に入れることができるため、先述のような悲惨な事故は未然に防ぐことができる。
なお、このセルの張り出し部分を切り取って確かめる構成は、内容物を口に入れたとき、味を確かめることもできるため、セルが匂いを浸透する場合であっても併設することは無駄ではない。
自壊するセル
その他の安全対策として、内部で異常な発酵や腐敗が生じた場合には、セル自体を自壊させるのが、食べるのに適さないことを知らせる方法として最も効果的である。この自壊時期を消費期限や賞味期限と連動させれば、さらに安全である。
食品を被覆するセルの素材は、図において上下から接着されているが、その一部分に別のセル切片を挟み込むことができる。
この挟み込むセル素材に、内部の異常発酵や腐敗、経過時間によって弱体化、溶解する性質を持たせることによって、時間経過で自壊するセルの製作が可能となる。参考図8
腐敗、発酵時の発色顔料
さらに、発酵や腐敗が起こったとき、特別な色を放出する粒子、フィルムなどを入れておく、あるいはそうした内部表面を持つセル素材を使用することも効果がある。
セルが透明、半透明であれば内容物を観察することができる。発酵や腐敗が起こったときには、ガスの発生が起こることが多いので、気泡の大きさ、形状、セルのふくらみ等によって内部の状態を推定することも可能である。
冷凍保存されるセル食品の場合、一度も解凍していないという履歴を確認するため、再冷凍防止用の冷凍断片を入れる方法がある。
透明セルの内部、セルの内側に文字や模様などを書き込んだ氷片などを貼り付けておく、あるいは文字や模様などを書き込んだ氷片をセル内にいれておくと、一度でも解凍に近い現象がおこった場合、氷片が溶解しないまでも軟化して文字や模様に崩れが出る。この乱れが発生していなければ、そのセルは一度も解凍されていないという証拠になる。
セル食品のセル外郭は匂いの強くないゼリー状が共通のベースになっている。
セルは透明もしくは半透明で、内容物が透けて見える状態である。
セル素材として、水や油は透過しないが、匂いは透過するものが最適である。無色無臭で、水や油脂分が透過しないというものが次善である。
セルのサイズは口に入れる側の断面の1辺が1センチ以上、3センチ程度が適当であるが、最大では直径6センチ程度なら可能である。
長辺は長さ4センチ程度以下が適当であるが、長く作ったセル素材をつなげたまま途中で閉じることで、ソーセージ状に連なった形態にすると、長いものができる。
セルを包むカプセルは透明プラスチックであり、セルより一回り大きく作られている。その裏側はシートで密封されている。
内容物が腐敗が起こりにくい食品である、あるいは水分が少なく、甘いものなどである場合、匂いをつけておくのは効果がある。この場合、セルの裏側中央あたりにつけておくと、シートをはがし、セルをカプセルから出したとき、においを感じやすく、セルを両側から持った時でも、手に匂いが付きにくい。
セルに出っ張り部分を設け、そこをちぎり易くすることで、テイスティングピース、試食、味見用部分をつくっておくと、食べる前、その部分をちぎり取ってにおいを嗅ぎ、口に入れて味を確かめることができ、効果が高い。
セルの出っ張り切断部は、セルのシート側、つまりカプセル開放時に上になる部分にあると、カプセルごと持ち上げて、指あるいは歯で出っ張り部分を保持して切断することができ、便利である。
出っ張り部分の切断部分は、ほかより小さな断面であり、セルはその付近に切り込みがあり、総じて本体より小さな切断面を形成して、力がその部分に集中して、切断しやすくなっている。この切断面の端部は歯でくわえるか、指で持ち上げることができるように、掴みやすいように取手(ドアや扉のノブ)形状になっている。
掴みやすい取手部分からのびて、本体に接続している部分の間の、接続部分寄りに切断開放部を置くと、取手を掴んで引き上げるとき、てこの原理で、切断部分に大きな力がかかって切断しやすい。
切断形式ではなく、ゼリー状被膜本体(E)に穴(F)があり、そのうえにさらに同類のゼリー状被膜断片(G)を貼り付けて、穴部分(E)を覆うことでセルが形成されており、ゼリー状被膜断片(G)をゼリー状被膜本体(F)から引き剥がすことで、穴部分(F)を開放する方法もある。ここでも、開放部には歯または手で保持するための取手部分があったほうが掴みやすい。
以上のように構成すると、カプセルのシートをはがし、口で切断部を切断し、匂いをチェックし、その部分の味を確かめてから本体を口の中に入れるという一連の動きが可能になる。
この切断部である張り出し部分の形状は、今までもビニール容器に包まれた冷菓の包装などと見かけ上非常に類似している。ビニール容器では本体の飲み口部分を開放するための形状であった。そしてこの場合、切断された断片部、のみならず本体のケースも捨てていた。
しかし、本発明の場合、その張り出し部分も食べることができるという点、また、本体すべての容器部分が食べることができる部分であることなど、大きく異なる。
セルがカプセル開放時自動的に開放されるためには、セルの裏側、つまりカプセルを封じるシート側に、セルを開放するための切断面を設け、シートが開かれた時、シートに引っ張られて切断されるように製作される。
セルの下、あるいは横に、主にでんぷん質でできたシート(薄板)を配置してあり、口に入れるとき、シートでセルを包んで口に入れるようにしてある。これにより、唾液の水分をセルが吸収して歯にくっつくのを防止できる。
なお、このでんぷん質のシートも咀嚼時、セル内容物と組み合わされることで、一種の副食物となり、セル内容物の食味を高める働きがある。
セル内部を例えば、そばつゆとして、周囲に配置したデンプン質を生蕎麦とし、若干のアルコール気体などで殺菌保存し、さらにネギとかてんぷら、あげなどトッピング成分を内包したセルを加えると、蕎麦の即時食セルができる。
日本人の1食あたりの食事量は、たとえばラーメンどんぶり1ぱいが350グラム程度である。平均的お弁当の重さが約300グラムから400グラム程度、ご飯の量が280グラム程度である。これをいくつかのセルで分割するとすれば、セル1個の適当な重さが計算できる。
セルの内容物は、一目見ただけでは内容が何なのか判断できないので、このシートを横に置き、シート面に写真、イラスト、文字などで、料理の内容を表示する。
このシートは情報伝達後、食べてしまうことができるので、ゴミを減らすことができる。
でんぷん質シートに印刷する場合、モノクロであれば、レーザーで焼き込むこともできるし、カラーのインクジェットやオフセット、薄いシートに前もって印刷した転写紙を使うこともできる。
料理ごとにカプセルあるいは小袋による包装が分かれているので、各種カプセルを購買者が選択し、好きなカプセルを選んで料理のコースを構成することができる。
カプセル、小袋の端には穴、またはかぎ状になった部分を備え、展示の際に吊り下げられるようになっており、また、お湯の中、氷水の中などに入れて温めたとき、取り出しやすいようにしてある。
カプセル、小袋は、料理のコースの順に並べられるケースの上に配置され、ケースにはカプセルを美しく配置できる溝やでっぱり、くぼみなどなどの構造が与えられている。
ゼリー状被膜はシート状に形成され、外力を受ける中心素材は水溶性ゼリーであるが、内面と外面に、耐水のシートが貼り付けられる、もしくは耐水塗装が施され、さらに超音波加熱で接着できる被膜が貼り付けられている。
内容物を包んだ2枚のゼリー状被膜を上下から接着すると、被膜は通常、表面から直角に立ち上がる。この立ち上がり部分の必要ない部分はレーザーやその他のカッターで切り取られ、成形されるが、接着幅をゼロにすることは困難であるため、何ミリかの立ち上がり部が生じる。
この立ち上がり部によって、セル本体を外カプセルからわずかに離すことができる。
これは一種のクッションとなり、セル本体(内カプセル)を支え、外カプセル内でがたがた動くことを防止し、衝撃をやわらげることができる。参考図9
また、これにより外カプセルとべったりくっつくことがなくなることから、温度変化を与えるとき、温度変化が緩やかになる。
なお、この接着は、あらかじめゼリー状被膜に襞を作っておいて接着することで、平面にリブ状の盛り上がりを備えたゼリー状被膜を作ることができ、さらにこれをクロスさせることでさらに安定的に支えることができる。
また、セル食品は水分をも包むことができるため、弁当など通常の可搬食の中に、セル食品のスープ、みそ汁などや、お茶、コーヒー飲料やデザートを入れ、通常食と混ぜて使用することができる。
この場合プラスチックカプセルの包装があれば美しいが、柔らかいフィルムによる包装、もしくは、包装なしでも弁当側に仕切りがあれば問題なく同居させることができる。
弁当を食べるのにどうしても180ミリリットルの水やお茶、スープやみそ汁が必要ともいえないので、当座の飲料として、無糖の水とか、糖入りの飲み物とかを備えることもできて合理的である。
セル食品は、食材をゼリー状の薄膜で被覆することにより、従来、取り扱い食器を必要とした食事から、取り扱い食器を取り去ることができ、より数多くの食を楽しむことができるものとなり、食事の概念を変え、即席食の次の次元として即時食というジャンルをつくり出すことができる。
そして、本発明ではセル食品の一番の欠点であった匂いの管理を行うことができ、手軽で安全な食事という分野をつくり出すことができ、産業上の利用可能性が高い。
プラスチックカプセルに入ったセル食品 パンなどのデンプン質にイラストや説明文をのせたカプセル 柔軟素材に入ったセル食品 人の頭部断面図 味見、匂い検知用の突き出し部分を備えたセルの図 味見、匂い検知用の開放部分を備えたセルの図 自動的に解放される仕組みを備えたセルの図 自壊する仕組みを備えたセル図 リブ付きセルの図
1 外容器:プラスチックカプセル
2 食品を包んだセル
3 密封シール
4 折れ目
5 パン状のデンプン質の上のイラスト
6 パン状のデンプン質の上の説明文
7 外容器:柔軟素材の袋
8 支え枠
9 味見、匂い検知用の突き出し部分
10シールと連動したセル開放切片
11 シールとセル開放切片の接着部分
12 セルとセル開放切片の接着部分
13セル素材
14セル素材 自壊する切片
15味見、匂い検知用のセル開放部分
16外鼻腔
17後鼻腔
18食物
19咀嚼物
20匂いセンサー嗅球
21リブ
A外鼻腔からの匂い
B後鼻腔からの匂い


Claims (2)

  1. 液体、固体、半固体のうち、どれか一つ以上からなる飲料もしくは食品の断片あるいはそれらの集合体が、薄いゼリー状のセル素材で被覆されていることで、手を汚すことなく、一口もしくは二口などで食べられる状態となっているセル食品において、内容物の食味、匂いを口に入れる前に察知する、あるいは腐敗等がないかを検知するために、
    (1) 被覆セルの一部に、切り取りもしくは折り取り可能となる、本体から細く張り出した形状を持つ張り出し部分が存在し、ここを切り取りもしくは折り取ることによって、あらかじめ匂いと味を確認できる状態である。
    (2) 前記(1)の本体から細く張り出した、張り出し部分の形状が筒状である。
    (3) 前記(1)または(2)の被覆セルの一部に、切り取りもしくは折り取りしやすいように、切り込みが存在する。
    以上の設定のうち少なくとも一つ以上を満足することを特徴とする、検知システムを備えたセル食品。
  2. 液体、固体、半固体のうち、どれか一つ以上からなる飲料もしくは食品の断片あるいはそれらの集合体が、薄いゼリー状のセル素材で被覆されていることで、手を汚すことなく、一口もしくは二口などで食べられる状態となっているセル食品が、
    食べるときに、温めたり、冷却したりしやすいように、料理ごと、あるいは使用温度領域ごとにプラスチックのカプセルに入れて密封されている二重カプセルの食品において、
    セル内容物の食味、匂いを口に入れる前に察知する、あるいは腐敗等がないかを検知するために、外カプセルを解放した時、同時にセル、つまり内側カプセルに取り付けられたシールがはがれる、もしくはセルつまり内側カプセルの一部が開放されることによって、内容物の匂いあるいは内容物の異常が検知される構造を備えたセル食品。
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