JP5902847B1 - ヘッドレスト - Google Patents

ヘッドレスト Download PDF

Info

Publication number
JP5902847B1
JP5902847B1 JP2015098907A JP2015098907A JP5902847B1 JP 5902847 B1 JP5902847 B1 JP 5902847B1 JP 2015098907 A JP2015098907 A JP 2015098907A JP 2015098907 A JP2015098907 A JP 2015098907A JP 5902847 B1 JP5902847 B1 JP 5902847B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
headrest
switching
resin cover
contact portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015098907A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016215669A (ja
Inventor
孟士 山根
孟士 山根
小林 徳三
徳三 小林
谷口 靖
靖 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bizen Hatsujoh Co Ltd
Original Assignee
Bizen Hatsujoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bizen Hatsujoh Co Ltd filed Critical Bizen Hatsujoh Co Ltd
Priority to JP2015098907A priority Critical patent/JP5902847B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5902847B1 publication Critical patent/JP5902847B1/ja
Priority to US15/132,721 priority patent/US9855873B2/en
Publication of JP2016215669A publication Critical patent/JP2016215669A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/806Head-rests movable or adjustable
    • B60N2/838Tiltable
    • B60N2/841Tiltable characterised by their locking devices
    • B60N2/847Tiltable characterised by their locking devices with stepwise positioning
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2002/899Head-rests characterised by structural or mechanical details not otherwise provided for

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】意図しないときにロック付勢手段の付勢方向が切り替わりにくいヘッドレストを提供する。【解決手段】ヘッドレストを、第一部材10と第二部材20と後方付勢手段とロックプレート60とロック付勢手段70とロック切替部材80とで構成し、抵抗手段90を設けた。ロック切替部材80には、切替ピン当接部A、切替ピン当接部B及び切替カム当接部83を設け、ロックプレート60には、切替カム被当接部62を設けた。ロック調整範囲にあるときには、第二部材20に対するロック切替部材80の動きに抵抗を付与する抵抗手段90の作用によって、ロック切替部材80が第二部材20と一体となって動作する一方、前方調整限界位置を越えてさらに前方に回動するときには、切替当接部Bが第一部材10に固定された切替ピン154に当接してロック切替部材80が第二部材20に追従しなくなる結果、ロックが解除される。【選択図】図3

Description

本発明は、その前後位置を調節可能としたヘッドレストに関する。
自動車等のシートバック上部に備えられるヘッドレストとしては、特許文献1又は特許文献2に示すように、ヘッドレストフレームをリンク機構等の可変支持機構を介してヘッドレストステーに支持させるとともに、ヘッドレストステーに対するヘッドレストフレームの位置をロック機構でロックできるようにしたことにより、ヘッドレストの前後位置を調節可能としたものが知られている。
特許文献1や特許文献2のヘッドレストでは、可変支持機構を構成する一の部材に複数の係合歯を形成し、ロック機構を構成するロックプレートに形成された係合爪が係合される係合歯を変更することで、ヘッドレストの前後位置が調節可能とすることが行われている。例えば、特許文献1のヘッドレストでは、同文献の図1における「前方リンク部材20」に、前記係合歯に相当する部分が形成されており、同図の「ロックプレート50」に、前記係合爪に相当する部分が形成されている。一方、特許文献2のヘッドレストでは、同文献の図5における「ギア部116」に、前記係合歯に相当する部分が形成されており、同図の「ピボット回転ギア120」に、前記係合爪に相当する部分が形成されている。
また、特許文献1や特許文献2のヘッドレストでは、それが使用位置にあるときに前記係合爪が前記係合歯から脱落しないように、ロックプレートをロック方向(前記係合爪が前記係合歯に係合する向き。以下同じ。)に付勢するためのロック付勢手段を設けることも行われている。例えば、特許文献1のヘッドレストでは、同文献の図1における「乗り越しバネ60」が、ロック付勢手段に相当し、特許文献2のヘッドレストでは、同文献の図5における「第2ねじりコイルバネ121」が、ロック付勢手段に相当する。
さらに、特許文献1や特許文献2のヘッドレストでは、ロック付勢手段によるロックプレートの付勢方向が、ヘッドレストが使用位置(ロック状態)にあるときにはロック方向になり、ヘッドレストが使用位置にないとき(ロック解除状態にあるとき)には、ロック解除方向(前記係合爪が前記係合歯に係合しない向き。以下同じ。)になるようになっている。すなわち、ロック付勢手段の付勢方向がロック状態とロック解除状態とで切り替わる構造が採用されている(特許文献1の段落0032,0033を参照。)。
ところが、上記のように、ロック付勢手段の付勢方向が切り替わるようにする構造は、ロック付勢手段やそれが作用する部材の寸法形状や配置等を高い精度で設定しておく必要がある。このため、特許文献1や特許文献2のヘッドレストでは、その使用者がヘッドレストを操作しているときだけでなく、自動車のタイヤが路面の段差を乗り越えた際の衝撃等によってヘッドレストが振動したようなときでも、ロック付勢手段の付勢方向が切り替わる虞があった。したがって、ヘッドレストが使用位置にあるにもかかわらず、前記係合歯と前記係合爪とのロックが解除されたり、ヘッドレストが使用位置にないにもかかわらず、前記係合歯と前記係合爪とがロックされたりする可能性があった。
国際公開2014/073249号 特表2006−523497号公報
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、それを操作していないときにロック付勢手段の付勢方向が切り替わりにくく、安全性に優れたヘッドレストを提供するものである。
上記課題は、
ヘッドレストフレームをヘッドレストステーに対して回動可能な状態で支持させることにより、前後位置を調節可能としたヘッドレストであって、
その上縁に複数の係合歯が設けられた左右一対の縦壁部と、左右一対の縦壁部を繋ぐ底板部と、縦壁部に固定された切替ピンとで構成され、ヘッドレストステーに一体結合される第一部材と、
ヘッドレストフレームに一体結合された第三部材にピン結合、又は、ヘッドレストフレームに一体結合される第二部材と、
第二部材を後方へ回動するように付勢する後方付勢手段と、
前記係合歯に係合するための左右一対の係合爪が下縁に設けられ、第二部材に対して回動可能な状態で支持されたロックプレートと、
ロックプレートを常時ロック方向に付勢し、第二部材に追従させるためのロック付勢手段と、
第二部材に対して回動又はスライド可能な状態で取り付けられるロック切替部材と、
第二部材に対するロック切替部材の動きに抵抗を付与するための抵抗手段と、
で構成され、
ロック切替部材に、切替当接部A、切替当接部B及び切替カム当接部が設けられて、
ロックプレートに、切替カム被当接部が設けられ、
ロック調整範囲にあるときには、切替当接部Aが切替ピンに規制されない状態となりながらも、抵抗手段によって第二部材に対するロック切替部材の回動又はスライドに抵抗が付与されることにより、ロック切替部材が第二部材と一体になって動作する一方、
前方調整限界位置を越えてさらに前方に回動するときには、切替当接部Bが切替ピンに当接することで、ロック切替部材の回動又はスライドが規制され、さらに第二部材が前方に回動する一方で切替カム当接部に切替カム被当接部が当接して乗り上げることで第二部材とロックプレートとの相対的な位置関係(角度関係)が変わり、ロックプレートがロック解除方向に回動することでロックが解除され、後方付勢手段によって初期位置に戻されるとともに、ロック切替部材の動きが規制されることで元の状態に復帰する
ことを特徴とするヘッドレスト
を提供することによって解決される。
このように、ロック切替部材を設けることにより、ロック状態とロック解除状態とでロック付勢手段の付勢方向を切り替える必要がなくなる。このため、ヘッドレストに生じた振動等によって、ヘッドレストが使用位置にあるにもかかわらず、前記係合歯と前記係合爪とのロックが解除されたり、ヘッドレストが使用位置(ロック調整範囲)にないにもかかわらず、前記係合歯と前記係合爪とがロックされたり、という不具合の発生を防止することが可能になる。
本発明のヘッドレストは、
可変支持機構(第一部材、第二部材及び後方付勢手段)及びロック機構(ロックプレート及びロック付勢手段)並びにロック切替機構(ロック切替部材及び抵抗手段)からなる機構部をヘッドレストフレームとともに収容するための樹脂カバーを備え、
樹脂カバーが、ヘッドレストフレームの左側(ヘッドレストを後方から見て左側。以下同じ。)から組み付けられる左側樹脂カバーと、ヘッドレストフレームの右側(ヘッドレストを後方から見て右側。以下同じ。)から組み付けられる右側樹脂カバーと、で構成された分割式のものとされ、
左右に支え部を有し上部が左右に延びた橋形状(鳥居形状)の鋼製線材でなるヘッドレストフレームが、その支え部で回動側部分に一体結合され、
前記機構部を覆う左側樹脂カバー及び右側樹脂カバーが、ヘッドレストフレームを包み込む形態で一体に結合され、
左側樹脂カバーと右側樹脂カバーのうち少なくとも一方に、その内部に収容されたヘッドレストフレームに対して左側又は右側から当接してヘッドレストフレームの抜けを防止する抜止爪を設けた
ものとすることも好ましい。
これにより、可変支持機構やロック機構等を樹脂カバーで保護するとともに、樹脂カバーをヘッドレストフレームに対して外れない状態でしっかりと固定し、強度を確保しながらも、大幅な樹脂カバーの省資源化及び軽量化を図る
ことが可能になる。
また、本発明のヘッドレストは、
可変支持機構(第一部材、第二部材及び後方付勢手段)及びロック機構(ロックプレート及びロック付勢手段)並びにロック切替機構(ロック切替部材及び抵抗手段)をヘッドレストフレームとともに収容するための樹脂カバーと、
ヘッドレストの外面を形成する表皮と、
樹脂カバーの外面と表皮の内面との間に配されるクッション材と、
を備え、
樹脂カバーが、ヘッドレストフレームの左側から組み付けられる左側樹脂カバーと、ヘッドレストフレームの右側から組み付けられる右側樹脂カバーと、ヘッドレストフレームの下側から組み付けられる下側樹脂カバーと、で構成された分割式のものとされた
ものとすることも好ましい。
これにより、ヘッドレストにおける可変支持機構、ロック機構及びロック切替部材を一の工場で製造して互いに組み付け、その組み付けた中間製品を他の工場に持ち込んで当該他の工場で表皮及びクッション材と一体化するとことが容易となる。また、当該他の工場においては、表皮の内部に中間部品を収容した状態で発泡ウレタン等のクッション材を表皮の内面と樹脂カバーの外面との隙間に注入する方法と、表皮の内面に予め成形されたクッション材の空洞部に中間部品を挿入する方法とのいずれも採用できる等、ヘッドレストの製造場所の選択自由度を高めることも可能になる。
以上のように、本発明によって、それを操作していないときにロック付勢手段の付勢方向が切り替わりにくく、安全性に優れ、省資源化及び軽量化を図ることもできるヘッドレストを提供することが可能になる。
第一実施態様のヘッドレストを分解した状態を示した前方斜視図である。 第一実施態様のヘッドレストをその中心を通る鉛直面で切断した状態を示した断面図である。 第一実施態様のヘッドレストにおけるロック切替部材の動作を説明する説明図である。 第一実施態様のヘッドレストにおける他の態様の抵抗手段を示した後方斜視図である。 第一実施態様のヘッドレストにおいて、左側樹脂カバーを組み付けた状態のヘッドレストフレームを示した図である。 第二実施態様のヘッドレストにおけるロック切替部材の動作を説明する説明図である。
本発明のヘッドレストの好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。以下においては、第一実施態様及び第二実施態様の2つの実施態様を例に挙げて本発明のヘッドレストを説明するが、本発明のヘッドレストの技術的範囲は、これらの実施態様に限定されることなく、発明の主旨を損なわない範囲で適宜変更を施すことができる。
1.1 第一実施態様のヘッドレスト
まず、第一実施態様のヘッドレストについて説明する。図1は、第一実施態様のヘッドレストを分解した状態を示した前方斜視図である。図2は、第一実施態様のヘッドレストをその中心を通る鉛直面で切断した状態を示した断面図である。図3は、第一実施態様のヘッドレストにおけるロック切替部材80の動作を説明する説明図であり、同図(a)はヘッドレストが初期位置にあるときを、同図(b)はヘッドレストが前方調整限界位置にあるときを、同図(c)はヘッドレストが前方回動限界位置にあるときを、同図(d)はヘッドレストが切替当接部A当接位置にあるときをそれぞれ示している。図4は、第一実施態様のヘッドレストにおける他の態様の抵抗手段90を示した後方斜視図である。図5は、第一実施態様のヘッドレストにおいて、左側樹脂カバー141を組み付けた状態のヘッドレストフレーム130を示した図であり、同図(a)は、正面図を、同図(b)は、同図(a)におけるZ−Z断面図をそれぞれ示している。
第一実施態様のヘッドレストは、図1に示すように、ヘッドレストクッション110と、ヘッドレストステー120と、ヘッドレストフレーム130と、第一部材10と、第二部材20と、第三部材30と、第四部材40と、後方付勢手段50と、ロックプレート60と、ロック付勢手段70と、ロック切替部材80と、抵抗手段90と、樹脂カバー140とで構成されている。このヘッドレストは、ヘッドレストフレーム130をヘッドレストステー120に対して回動可能な状態で支持することにより、ヘッドレストクッション110の前後位置を調節することができるものとなっている。
ヘッドレストクッション110は、着席者の頭部を支持するための部分となっており、表皮の内部に発泡体を収容又は充填したものとされる。ヘッドレストステー120は、左右一対の縦支柱の上端部を横支柱で連結した構造となっており、その左右一対の縦支柱がシートバックの上部に設けられた左右一対のヘッドレストサポート(図示省略)に対して高さ調節可能な状態で挿入されるものとなっている。ヘッドレストフレーム130は、鋼製線材の成形品で、左右一対の支え部の上部が左右に延びた橋形状(鳥居形状)を為しており、後述するリンク機構を介してヘッドレストステー20に対して前後移動可能(回動)な状態で支持される。
第一部材10、第二部材20、第三部材30及び第四部材40は、鋼板製の薄板に一般的なプレス加工を施したものとされ、ヘッドレストフレーム130を前後移動可能な状態で支持するための四つ棒リンク機構(平行リンク機構又は四本リンク機構ともいう。)を構成する。第一部材10の前端部は、ジョイント軸151を介して第二部材20の下端部にピン結合(一の部材を他の部材に対して回動可能な状態で連結すること。以下同じ。)され、第二部材20の上端部は、ジョイント軸152を介して第三部材30の前端部にピン結合され、第三部材30の後端部は、ジョイント軸153を介して第四部材40の上端部にピン結合され、第四部材40の下端部は、ジョイント軸154を介して第一部材10の後端部にピン結合される。第一部材10は、ヘッドレストステー120の横支柱に一体結合(一の部材を他の部材に対して移動できない状態で固定すること。以下同じ。)され、第三部材30は、ヘッドレストフレーム130の支え部に一体結合される。
第一部材10は、その上縁に複数の係合歯11が設けられた左右一対の縦壁部と、左右一対の縦壁部を繋ぐ底板部と、縦壁部に固定された切替ピンとで構成されている。第一実施態様のヘッドレストにおいて、ジョイント軸154は、後述する切替ピンとしても機能するようになっているが、切替ピンは、ジョイント軸154とは別個に設けてもよい。
後方付勢手段50は、第一部材10に対して第二部材20を後方へ回動するように付勢するためのものとなっている。第一実施態様のヘッドレストにおいて、後方付勢手段50は、その一端部が第一部材10に固定されて他端部が第二部材20に固定されたコイルバネを用いているが、引っ張りバネ等の他の付勢手段を用いることもできる。
ロックプレート60は、鋼板製の薄板に一般的なプレス加工を施したものとされ、その上端部を第二部材20の上端部(ジョイント軸152)に対して回動可能な状態で支持される。ロックプレート60の下縁には、係合歯11に係合するための左右一対の係合爪61が設けられている。第一実施態様のヘッドレストにおいては、左右の係合爪61を連続した形態に設けている。このロックプレート60には、切替カム被当接部62が設けられている。
ロック付勢手段70は、ロックプレート60を常時ロック方向に付勢するためのものとなっている。第一実施態様のヘッドレストにおいて、ロック付勢手段70は、その一端部を第二部材20に固定されて他端部をロックプレート60に固定されたコイルバネを用いているが、引っ張りバネ等の他の付勢手段を用いることもできる。ロック付勢手段70は、上記のロックプレート60とともに、ヘッドレストクッション110の前後位置(直接的にはヘッドレストフレーム130の前後位置)をロックするためのロック機構を構成しており、さらに前後調整限界位置となるまでの間は、ロックプレート60を第二部材20に追従させる役割を担っている。
ロック切替部材80は、第二部材20の下端部(ジョイント軸151)に対して回動可能な状態で支持された樹脂ピースからなる。図3に示すように、ロック切替部材80には、切替当接部A及び切替当接部B、第一係合溝81及び第二係合溝82、並びに、切替カム当接部83が設けられている。第一実施態様のヘッドレストにおいては、ジョイント軸151を中心とする円弧状に延びる長孔84をロック切替部材80に設けており、この長孔84における上端内周部が切替当接部Aとなり、この長孔84における下端内周部が切替当接部Bとなるようにしている。第一係合溝81及び第二係合溝82は、ロック切替部材80の上向面に設けられている。また、第一実施態様のヘッドレストにおいて、切替カム当接部83は、ロック切替部材80の上部後方における角部となっている。
抵抗手段90は、第二部材20に対するロック切替部材80の動きに抵抗を付与するためのものとなっている。第一実施態様のヘッドレストにおいて、抵抗手段90は、その上部を第二部材20に固定されて下部をロック切替部材80の上部に作用できるようにした折り曲げ線材を用いているが、図4に示すように、折り曲げ板材を用いることもできる。この抵抗手段90は、上記のロック切替部材80とともにロック切替機構を構成するものとなっている。なお、抵抗手段90による抵抗のかけ方はこれに限定されず、ジョイント軸151とロック切替部材80との摩擦抵抗等を利用してもよい。
樹脂カバー140は、上述した四つ棒リンク機構、ロック機構、及び、ロック切替機構等を構成する各部材を、ヘッドレストフレーム130とともに収容するためのものとなっている。第一実施態様のヘッドレストにおいて、樹脂カバー140は、ヘッドレストフレーム130の左側から組み付けられる左側樹脂カバー141と、ヘッドレストフレーム130の右側から組み付けられる右側樹脂カバー142と、ヘッドレストフレーム130の下側から組み付けられる下側樹脂カバー143とで構成された左右及び上下分割式のものとなっている。
このため、上記の可変支持機構、ロック機構及びロック切替機構を一の工場で製造して互いに組み付け、その組み付けた中間製品を他の工場に持ち込んで、ヘッドレストクッション110(表皮及びクッション材)と一体化するとことが容易となっている。また、当該他の工場においては、ヘッドレストクッション110を形成する表皮の内部に中間部品を収容した状態で発泡ウレタン等のクッション材を表皮の内面と樹脂カバーの外面との隙間に注入する方法と、ヘッドレストクッション110を形成する表皮の内面に予め成形されたクッション材の空洞部に中間部品を挿入する方法とのいずれも採用できる等、国内外を問うことなく、ヘッドレストの製造場所の選択自由度を高めることも可能となっている。
また、第一実施態様のヘッドレストでは、図5に示すように、左側樹脂カバー141には、その内部に収容されたヘッドレストフレーム130に当接してヘッドレストフレーム130の抜けを防止する抜止爪141aと、左側樹脂カバー141の内部にヘッドレストフレーム130を収容する際に抜止爪141aを前方の退避位置へと退避させる可動片部141bとを設けている。図5に示さない右側樹脂カバー142(図1)にも、左側樹脂カバー141と同様の抜止爪及び可動片部が設けられている。このため、左側樹脂カバー141及び右側樹脂カバー142をヘッドレストフレーム130に対して外れない状態でしっかりと固定し、さらに左側樹脂カバー141と右側樹脂カバー142との繋ぎに鋼製線材のヘッドレストフレーム130を利用することで、強度を確保したまま樹脂カバー140を薄く軽量にすることが可能となっている。
1.2 第一実施態様のヘッドレストの動作
第一実施態様のヘッドレストは、上記のように構成することにより、次のように動作を行うものとなっている。
[初期位置]
まず、図3(a)に示すように、ヘッドレストが初期位置にあるときには、ロックプレート60の係合爪61が、最後方の係合歯11に係合された状態となっている。このときのロックプレート60は、ロック付勢手段70によってロック方向に付勢されており、係合爪61が係合歯11に噛み合った状態となっている。このため、ヘッドレストは、初期位置から後述するロック解除までの間は、後方に移動させることができないようになっている。また、抵抗手段90の下部は、第一係合溝81に係合された状態となっており、抵抗手段90からロック切替部材80には、抵抗力が加えられるようになっている。この抵抗力は、初期位置から後述する前方調整限界位置となるまでの間においては、第二部材20に対するロック切替部材80の相対的な回動を規制する向きに加わるようになっている。
[ロック調整範囲(初期位置から前方調整限界位置となるまで)]
図3(a)の初期位置からヘッドレストを前方に移動させると、第二部材20がジョイント軸151を中心として前方回動する。この間、抵抗手段90からロック切替部材80に作用する上記の抵抗力によって、第二部材20に対するロック切替部材80の相対的な回動が規制されることに加えて、切替ピン154が切替当接部A及び切替当接部Bに規制されることなく長孔84の内部を相対的に移動することができる状態となっているため、ロック切替部材80が、第二部材20の動きに追従して前方回動するようになっている。ヘッドレストの前後位置は、係合爪61を係合させる係合歯11を前方のものにずらしていくことにより、段階的に調整することができる。
[前方調整限界位置から前方回動限界位置となるまで]
図3(a)に示す初期位置からヘッドレストを前方に移動していき、係合爪61を最前方の係合歯11に係合させると、ヘッドレストは、図3(b)に示す前方調整限界位置となる。このとき、切替ピン154は、切替当接部Bに当接した状態となる。すなわち、ロック切替部材80は、前方調整限界位置よりも前方には回動することができないようになっており、ヘッドレストが前方調整限界位置から後述する前方回動限界位置となるまでの間、ロック切替部材80は、第二部材20に追従することなく、図3(b)の姿勢を維持するようになる。
ヘッドレストを図3(b)の前方調整限界位置を越えて前方に移動し続けると、ロック切替部材80を残して第二部材20が前方回動を続けるため、抵抗手段90の下部が、第一係合溝81から前方に外れる。また、ロックプレート60の切替カム被当接部62が、ロック切替部材80の切替カム当接部83に当接した状態となるため、ロックプレート60は、ロック付勢手段70の付勢力に抗って、ロック解除方向に回動し、係合爪61と係合歯11との係合が解除(ロック解除)された状態となる。
ヘッドレストをさらに前方に移動し続けると、ヘッドレストは、図3(c)に示す前方回動限界位置(ヘッドレストをそれ以上前方に移動させることができない位置)に達する。このとき、抵抗手段90の下部は、第二係合溝82に係合された状態となる。このため、第二部材20に対するロック切替部材80の相対的な回動を規制する抵抗力が、再び作用するようになる。すなわち、ヘッドレストを前方回動限界位置から後方に移動しようとした際には、後方回動する第二部材20と一体になってロック切替部材80も後方回動するようになっている。
また、図3(c)に示す前方回動限界位置では、ロックプレート60の切替カム被当接部62が、切替カム当接部83を前方に乗り越えて、ロック切替部材80における第一係合溝82に係合された状態となっている。このため、ヘッドレストを前方回動限界位置から後方に移動しようとした際には、後方回動するロック切替部材80に従動してロックプレート60もロック解除状態を維持しながら回動する。このとき、第二部材20は、後方付勢手段50(図1)によって、第一部材10に対して後方へ回動するように付勢されるようになっている。
[切替当接部A当接位置から再度初期位置となるまで]
ヘッドレストが図3(c)の前方回動限界位置から後方に移動し続けると、ヘッドレストは、図3(d)に示す切替当接部A当接位置となる。このとき、切替ピン154は、切替当接部Aに当接した状態となる。すなわち、ロック切替部材80は、切替当接部A当接位置よりも後方には回動することができないようになっており、ヘッドレストが切替当接部A当接位置から後述する初期位置となるまでの間、ロック切替部材80は、第二部材20に追従することなく、図3(d)の姿勢を維持するようになる。
ヘッドレストが図3(d)の切替当接部A当接位置を越えてさらに後方に移動し続けると、ロック切替部材80を残して第二部材20が後方回動を続けるため、抵抗手段90の下部が、第二係合溝82から後方に外れる。また、ロックプレート60の切替カム被当接部62が、切替カム当接部83から後方に外れる。
ヘッドレストをさらに後方に移動し続けると、ヘッドレストは、再び図3(a)に示す初期位置へと戻る。その後の動作は、再び上述した一連の動作を繰り返す。第一実施態様のヘッドレストは、その構成部材が、上記のように動作することにより、ヘッドレストの前後位置を調節できるものとなっており、ロック付勢手段70の付勢方向をロック状態とロック解除状態とで切り替える必要がない構造となっている。このため、ヘッドレストに生じた振動等によって、ヘッドレストがロック調整位置にあるにもかかわらず、ロックが解除される等の不具合の発生を防止することが可能となっている。
2. 第二実施態様のヘッドレスト
続いて、第二実施態様のヘッドレストについて説明する。図6は、第二実施態様のヘッドレストにおけるロック切替部材80の動作を説明する説明図である。図6においては、第一実施態様のヘッドレストにおけるロック付勢手段70等の部材を図示していないが、ロック付勢手段70に相当する部材等については、第二実施態様のヘッドレストにおいても設けられている。以下においては、主に、第一実施態様のヘッドレストと異なる部分を説明することにより、第二実施態様のヘッドレストについて説明する。第二実施態様のヘッドレストについて、特に言及しない構成については、第一実施態様のヘッドレストと略同様の構成を採用することができる。
第一実施態様のヘッドレストでは、図1に示すように、ヘッドレストの前後位置を調節するための機構が、第一部材10、第二部材20、第三部材30及び第四部材40からなる四つ棒リンク機構(平行リンク機構又は四本リンク機構ともいう。)となっていた。これに対し、第二実施態様のヘッドレストでは、図6に示すように、当該機構が、ジョイント軸155を介してピン結合された第一部材10及び第二部材20で構成されている。ロックプレート60は、第二部材21に固定された支軸21に対して回動可能な状態で支持されている。第一部材10は、ヘッドレストステー120(図1)の横支柱に一体結合され、第二部材20は、ヘッドレストフレーム130(図2)に一体結合される。
また、第一実施態様のヘッドレストでは、ロック切替部材80が第二部材20に対して回動可能な状態で支持されたものとなっていた。これに対し、第二実施態様のヘッドレストにおいて、ロック切替部材80は、第二部材20に固定されたガイドバー22に外嵌された状態で支持されている。このガイドバー22は、ロック切替部材80をスライド可能な状態で支持するだけでなく、その外周面に生ずる摩擦抵抗により、ロック切替部材80のスライドに抵抗を付与する抵抗手段としても機能するようになっている。
さらに、第一実施態様のヘッドレストでは、第一部材10と第四部材40とをピン結合するジョイント軸154を切替ピンとして利用していた。これに対し、第二実施態様のヘッドレストでは、第一部材10に一体固定したピン12を切替ピンとして利用するようになっている。第二実施態様のヘッドレストにおいて、第一部材10の縦壁部(一方の縦壁部のみを図示している。)は、一部の内側区間に複数の係合歯11を有する側面視逆L字状のものとなっている。
さらにまた、第二実施態様のヘッドレストにおいて、ロックプレート60は、側面視屈曲形状を有しており、その下端部近傍における左右両側縁に、係合歯11に係合するための左右一対の係合爪61(一方の係合爪のみを図示している。)が外方に突出して設けられるとともに、その上端部近傍に、切替カム被当接部62が設けられたものとなっている。
そして、第一実施態様のヘッドレストでは、ロック切替部材80に設けた長孔84の一端部及び他端部が、それぞれ切替当接部A及び切替当接部Bとなっていた。これに対し、第二実施態様のヘッドレストでは、ロック切替部材80から下向きに設けた前後一対の突起のそれぞれを、切替当接部A及び切替当接部Bとしている。加えて、第二実施態様のヘッドレストにおいては、ロック切替部材80の前端部上側に設けた突起を、切替カム当接部83としている。このロック切替部材80は、ロックプレート60をロック解除方向に回動させて係合歯11と係合爪61との係合を一時的に解除するためのものとなっている。
上記の第二実施態様のヘッドレストにおいては、図6(a)〜(e)に示すように、ロックプレート60の係合爪61が係合される係合歯11が最も後方に位置するものから、最も前方に位置するものまで段階的に切り替えることができるようになっている。係合歯11と係合爪61とが係合したロック状態においては、切替当接部Aが切替ピン12に対して規制のない自由状態にあり、ヘッドレストを手で押して前方に調節するときは、ロック切替部材80がガイドバー22と一体で動き、前方調整限界位置で切替当接部Bが切替ピン12に当接し、前方調整限界位置を越えて、さらに前方に操作すると、ロック切替部材80がスライドし、切替カム当接部83が切替カム被当接部62と当接し、ロックプレート60を回動させることで、係合歯11と係合爪61との係合を外し、ロックを解除する。押した手を離すと、後方付勢手段によって後方に戻されるとともに、ロック切替部材80がスライドすることで元の状態に復帰するようになっている。
第二実施態様のヘッドレストも、第一実施態様のヘッドレストと同様、ロック付勢手段の付勢方向をロック状態とロック解除状態とで切り替える必要がない構造となっている。このため、ヘッドレストに生じた振動等によって、ヘッドレストがロック調整位置にあるにもかかわらず、ロックが解除される等の不具合の発生を防止することが可能となっている。
10 第一部材
11 係合歯
12 ピン(切替ピン)
20 第二部材
21 支軸
22 ガイドバー(抵抗手段)
30 第三部材
40 第四部材
50 後方付勢手段
60 ロックプレート
61 係合爪
62 切替カム被当接部
70 ロック付勢手段
80 ロック切替部材
81 第一係合溝
82 第二係合溝
83 切替カム当接部
84 長孔
90 抵抗手段
110 ヘッドレストクッション
120 ヘッドレストステー
130 ヘッドレストフレーム
140 樹脂カバー
141 左側樹脂カバー
141a 係止爪
141b 可動片部
142 右側樹脂カバー
143 下側樹脂カバー
151 ジョイント軸
152 ジョイント軸
153 ジョイント軸
154 ジョイント軸(切替ピン)
155 ジョイント軸

Claims (3)

  1. ヘッドレストフレームをヘッドレストステーに対して回動可能な状態で支持させることにより、前後位置を調節可能としたヘッドレストであって、
    その上縁に複数の係合歯が設けられた左右一対の縦壁部と、左右一対の縦壁部を繋ぐ底板部と、縦壁部に固定された切替ピンとで構成され、ヘッドレストステーに一体結合される第一部材と、
    ヘッドレストフレームに一体結合された第三部材にピン結合、又は、ヘッドレストフレームに一体結合される第二部材と、
    第二部材を後方へ回動するように付勢する後方付勢手段と、
    前記係合歯に係合するための左右一対の係合爪が下縁に設けられ、第二部材に対して回動可能な状態で支持されたロックプレートと、
    ロックプレートを常時ロック方向に付勢し、第二部材に追従させるためのロック付勢手段と、
    第一係合溝及び第二係合溝が設けられ、第二部材に対して回動又はスライド可能な状態で取り付けられるロック切替部材と、
    第一係合溝又は第二係合溝に係合されることによって、第二部材に対するロック切替部材の動きに抵抗を付与するための抵抗手段と、
    で構成され、
    ロック切替部材に、切替当接部A、切替当接部B及び切替カム当接部が設けられて、
    ロックプレートに、切替カム被当接部が設けられ、
    ロック調整範囲にあるときには、切替当接部Aが切替ピンに規制されない状態となりながらも、抵抗手段が第一係合溝に係合されることによって第二部材に対するロック切替部材の回動又はスライドに抵抗が付与されることにより、ロック切替部材が第二部材と一体になって動作する一方、
    前方調整限界位置を越えてさらに前方に回動するときには、切替当接部Bが切替ピンに当接することで、ロック切替部材の回動又はスライドが規制され、さらに第二部材がロック切替部材を残して前方に回動する一方で切替カム当接部に切替カム被当接部が当接して乗り上げることで第二部材とロックプレートとの相対的な位置関係が変わって抵抗手段が第二係合溝に係合された状態となって、ロックプレートがロック解除方向に回動することでロックが解除され、後方付勢手段によって初期位置に戻されるとともに、ロック切替部材の動きが規制されることで元の状態に復帰する
    ことを特徴とするヘッドレスト。
  2. 第一部材、第二部材、後方付勢手段、ロックプレート、ロック付勢手段及びロック切替部材からなる機構部をヘッドレストフレームとともに収容するための樹脂カバーを備え、
    樹脂カバーが、ヘッドレストフレームの左側から組み付けられる左側樹脂カバーと、ヘッドレストフレームの右側から組み付けられる右側樹脂カバーと、で構成された分割式のものとされ、
    左右に支え部を有し上部が左右に延びた橋形状の鋼製線材でなるヘッドレストフレームが、その支え部で回動側部分に一体結合され、
    前記機構部を覆う左側樹脂カバー及び右側樹脂カバーが、ヘッドレストフレームを包み込む形態で一体に結合され、
    左側樹脂カバーと右側樹脂カバーのうち少なくとも一方に、その内部に収容されたヘッドレストフレームに対して左側又は右側から当接してヘッドレストフレームの抜けを防止する抜止爪を設けた
    請求項1記載のヘッドレスト。
  3. 第一部材、第二部材、後方付勢手段、ロックプレート、ロック付勢手段及びロック切替部材をヘッドレストフレームとともに収容するための樹脂カバーと、
    ヘッドレストの外面を形成する表皮と、
    樹脂カバーの外面と表皮の内面との間に配されるクッション材と、
    を備え、
    樹脂カバーが、ヘッドレストフレームの左側から組み付けられる左側樹脂カバーと、ヘッドレストフレームの右側から組み付けられる右側樹脂カバーと、ヘッドレストフレームの下側から組み付けられる下側樹脂カバーと、で構成された分割式のものとされた
    請求項1又は2記載のヘッドレスト。
JP2015098907A 2015-05-14 2015-05-14 ヘッドレスト Active JP5902847B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015098907A JP5902847B1 (ja) 2015-05-14 2015-05-14 ヘッドレスト
US15/132,721 US9855873B2 (en) 2015-05-14 2016-04-19 Head rest

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015098907A JP5902847B1 (ja) 2015-05-14 2015-05-14 ヘッドレスト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5902847B1 true JP5902847B1 (ja) 2016-04-13
JP2016215669A JP2016215669A (ja) 2016-12-22

Family

ID=55747691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015098907A Active JP5902847B1 (ja) 2015-05-14 2015-05-14 ヘッドレスト

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9855873B2 (ja)
JP (1) JP5902847B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020147212A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 備前発条株式会社 ヘッドレスト

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015158666A1 (en) * 2014-04-14 2015-10-22 Johnson Controls Technology Company Folding head restraint mechanism
DE102018005316A1 (de) * 2018-07-05 2020-01-09 Grammer Aktiengesellschaft Kopfstütze

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005177227A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 T S Tec Kk 車両用シートのヘッドレスト
JP5710831B1 (ja) * 2014-11-19 2015-04-30 備前発条株式会社 ヘッドレスト用傾倒装置及びヘッドレスト

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61102153U (ja) * 1984-12-12 1986-06-30
US4674792A (en) * 1985-06-07 1987-06-23 Ikeda Bussan Co, Ltd. Position adjustable see-through headrest
JPH11262427A (ja) * 1998-03-18 1999-09-28 Ikeda Bussan Co Ltd 可動式ヘッドレスト
JP2951953B1 (ja) * 1998-09-11 1999-09-20 難波プレス工業株式会社 ヘッドレスト及びその製造方法
KR100510152B1 (ko) 2003-04-14 2005-08-26 주식회사 우보테크 자동차용 헤드레스트
KR20090063580A (ko) * 2007-12-14 2009-06-18 현대자동차주식회사 차량의 헤드레스트 장치
DE102010023403B4 (de) * 2010-06-11 2012-09-27 Johnson Controls Gmbh Kopfstütze, insbesondere für ein Kraftfahrzeug
JP5513692B1 (ja) 2012-11-09 2014-06-04 備前発条株式会社 ヘッドレスト用位置調節装置及びヘッドレスト
WO2014087488A1 (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 テイ・エス テック株式会社 ヘッドレスト
EP2777984A1 (en) * 2013-03-14 2014-09-17 Windsor Machine and Stamping 2009 Ltd Vehicle head restraint with electromagnetic latch release
KR101428664B1 (ko) * 2013-12-10 2014-08-08 주식회사 우보테크 헤드레스트 폴딩장치
KR101592467B1 (ko) * 2013-12-10 2016-02-05 주식회사 우보테크 헤드레스트 이동장치
US9573499B2 (en) * 2014-03-18 2017-02-21 Bae Industries, Inc. Headrest dump assembly integrated into a seatback
JP6012840B1 (ja) * 2015-12-24 2016-10-25 備前発条株式会社 ヘッドレスト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005177227A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 T S Tec Kk 車両用シートのヘッドレスト
JP5710831B1 (ja) * 2014-11-19 2015-04-30 備前発条株式会社 ヘッドレスト用傾倒装置及びヘッドレスト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020147212A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 備前発条株式会社 ヘッドレスト

Also Published As

Publication number Publication date
US20160332547A1 (en) 2016-11-17
JP2016215669A (ja) 2016-12-22
US9855873B2 (en) 2018-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6022589B2 (ja) ヘッドレスト
CN107901807B (zh) 头枕
JP5083793B2 (ja) 車両用シートのヘッドレスト
JP5902847B1 (ja) ヘッドレスト
JP6055836B2 (ja) ヘッドレスト
JP2009520640A (ja) 自動車用ヘッドレスト
JP6038939B2 (ja) ヘッドレスト
WO2010067530A1 (ja) ヘッドレストの固着装置
KR20110086736A (ko) 잠금 푸시 버튼을 갖는 충돌 반응성 머리 받침
JP2009101856A (ja) チルト機構組込みサスペンション機構
JP5710831B1 (ja) ヘッドレスト用傾倒装置及びヘッドレスト
CN102653252A (zh) 儿童汽车座椅
JP5562025B2 (ja) 椅子
WO2013141237A1 (ja) ロッキング椅子
JP5941222B1 (ja) ヘッドレスト
JP5314559B2 (ja) ヘッドレスト
JP5863352B2 (ja) 椅子
JP4936270B2 (ja) 椅子
JP4842003B2 (ja) 椅子
JP2016147648A (ja) ヘッドレスト
JP6762505B2 (ja) ヘッドレスト
JP5499640B2 (ja) スライド装置
JP6546299B1 (ja) 位置調節機構
JP6556592B2 (ja) ロッキング機構用フレーム構造
KR100549205B1 (ko) 자동차용 시트 리클라이닝장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5902847

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250