JP5898680B2 - スライドファスナー用スライダー - Google Patents

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Description

本発明は、スライドファスナー用スライダーに関し、より詳細には、通常時、即ち、スライダーの摺動を行わないとき、スライダー本体に対して引手が平伏状態に保持されるスライドファスナー用スライダーに関する。
従来のスライドファスナー用スライダーとして、スライダー本体と、スライダー本体の上翼板の上面に立設される左右一対の引手取付柱に取り付けられる引手と、左右一対の引手取付柱間に配置され、一端に停止爪を有するばね部と、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来では、スライダー本体に対して引手を平伏状態に保持するようにしたスライドファスナー用スライダーが知られている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2に記載のスライドファスナー用スライダーは、スライダー本体の上翼板から突出する軸受に引手を介してピンを嵌挿し、このピンにヒンジばねを設置することにより、ヒンジばねの弾性力で引手を常に平伏状態に維持する。また、スライダー本体、ばね付き停止爪、カム面が設けられる引手、カム面に弾性力を付与する板ばね、及びスライダー本体に嵌合して板ばねを収容するカバー体を備え、カム面に作用する板ばねの弾性力により、引手を常に平伏状態に維持する。
国際公開第2010/070744号 日本国特開平3−295502号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスライドファスナー用スライダーでは、引手取付柱やばね部が外部に露出しているため、スライダーの外観性を低下すると共に、手触りが悪くなるという課題があった。さらに、ばね部が外部に露出している場合、ばね部が外部からの衝撃などを受ける可能性が高く、ばね部が損傷してしまう可能性があった。
また、特許文献2に記載のスライドファスナー用スライダーは、構造が複雑であり、また、ヒンジばねを設置可能とするためスライダーが大型化して重量が大きく、小型化することが困難であった。また、自動組み立てを考慮した形状になっておらず、人手による組付け作業となるため、大量生産することが困難であった。また、停止爪がスライダー本体の上翼板に収納される構造になっているので、重量が比較的大きくなってしまっていた。また、カバー体の具体的な取付構造については一切記載されておらず、引手に強い力が加わるとカバー体が外れてしまう可能性があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スライダーの外観性を向上することができると共に、手触りを良くすることができ、また、ばね部の変形を防止することができ、また、スライダーの構造を簡素化して、小型化及び軽量化することができるスライドファスナー用スライダーを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)上翼板と、下翼板と、上翼板及び下翼板を連結する案内柱と、上翼板の上面に立設される第1及び第2引手取付柱と、を有し、一対のファスナーエレメントを噛合・分離させるスライダー本体と、第1及び第2引手取付柱に取り付けられる引手と、第1及び第2引手取付柱間に配置され、一端に停止爪を有するばね部と、スライダー本体に取り付けられ、第1及び第2引手取付柱、及びばね部を被覆するカバー体と、を備えるスライドファスナー用スライダーであって、引手は、軸部と、軸部に連結される一対の連結杆と、一対の連結杆に連結される操作部と、を有し、軸部にカム部が設けられ、引手をスライダー本体の一方側に平伏する平伏状態から起立状態に回動するとき、カム部を利用して、ばね部の弾性力により引手を平伏状態に戻す方向に付勢させており、起立状態からの引手の更なる回動を阻止し、引手がスライダー本体の他方側に平伏することを阻止する規制部を更に備え、規制部は、引手に形成される引手側規制部と、カバー体に形成されるカバー体側規制部と、から構成され、引手側規制部とカバー体側規制部が当接することにより、引手の起立状態からの更なる回動を阻止し、カバー体は、前端部に配置される広幅部と、広幅部から後方に延設される細幅部と、を有し、カバー体側規制部は、細幅部よりも幅方向外側に延設される広幅部の肩部に設けられ、引手側規制部は、連結杆の上面に設けられる突起部であることを特徴とするスライドファスナー用スライダー。
)規制部は、ばね部とカム部との接触位置が、カム部のカム面の始点から終点の範囲内において、引手の回動を阻止することを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー用スライダー。
)カム部は、中心軸を有する軸部よりも操作部側に膨出した膨出部を有し、膨出部は、引手の上面側から下面側にかけて下り傾斜した傾斜面を有し、カム面は、傾斜面の範囲内にあることを特徴とする(2)に記載のスライドファスナー用スライダー。
)カム部は、引手の上面側に形成される平坦面と、操作部と対向する面に形成される傾斜面と、を有し、ばね部によって平坦面のカム面側のみが弾性的に付勢されることを特徴とする(3)に記載のスライドファスナー用スライダー。
)カバー体の少なくとも案内柱側の前端部を構成する輪郭は、上翼板の前端部を構成する輪郭と同一形状に形成されることを特徴とする(1)〜()のいずれか1つに記載のスライドファスナー用スライダー。
(6)広幅部は、細幅部よりも左右方向に延びる前側天板と、前側天板の前端縁から下方に延びる前面板と、前側天板の両側縁から下方に延びる左右一対の前側側面板と、細幅部よりも幅方向外側に延設され、前側天板の後端縁から下方にそれぞれ延びる側方後面板と、を有し、肩部は、側方後面板に形成されることを特徴とする(1)〜(5)のいずれか1つに記載のスライドファスナー用スライダー。
(7)細幅部の側面に、引手の軸部を挿通可能な挿通孔が設けられ、引手が平伏状態にあるとき、引手の少なくとも連結杆の上面の位置が引手の軸部の上端以上であって、カバー体の上面以下となることを特徴とする(1)〜(6)のいずれか1つに記載のスライドファスナー用スライダー。
(8)カバー体側規制部がカバー体の肩部に設けられ、スライダー本体の前端部から後端部に向けて延びる傾斜面であることを特徴とする()〜(7)のいずれか1つに記載のスライドファスナー用スライダー。
本発明のスライドファスナー用スライダーによれば、スライダー本体と、スライダー本体の第1及び第2引手取付柱間に配置され、一端に停止爪を有するばね部と、スライダー本体に取り付けられ、第1及び第2引手取付柱、及びばね部を被覆するカバー体と、を備えるため、第1及び第2引手取付柱、及びばね部が外部に露出しない。これにより、スライダーの外観性を向上することができると共に、手触りを良くすることができ、また、ばね部の意図しない変形を防止することができる。
また、本発明のスライドファスナー用スライダーによれば、引手は、カム部を有し、引手をスライダー本体の一方側に平伏する平伏状態から起立状態に回動するとき、カム部を利用して、ばね部の弾性力により引手を平伏状態に戻す方向に付勢させており、起立状態からの引手の更なる回動を阻止し、引手がスライダー本体の他方側に平伏することを阻止する規制部を更に備えるため、引手の操作時を除いて、常に引手を一方側、例えば、後口側に平伏させた状態に保持することができる。また、引手が反対側、例えば、肩口側に倒れることを防止することができ、操作性を向上することができる。さらに、上記機能が簡素な構造によって達成されるため、スライダーを小型化及び軽量化することができる。また、スライダーを自動組立て装置で組み立てることも可能となる。
また、本発明のスライドファスナー用スライダーによれば、規制部は、引手に形成される引手側規制部と、カバー体に形成されるカバー体側規制部と、から構成され、引手側規制部とカバー体側規制部が当接することにより、引手の起立状態からの更なる回動を阻止するため、引手の過度の回動を確実に防止することができ、スライダーの操作性を向上することができる。
また、本発明のスライドファスナー用スライダーによれば、引手側規制部が引手の連結杆に設けられ、カバー体側規制部がカバー体の広幅部の肩部に設けられるため、特別な規制部材を配設することなく、引手の過度の回動を防止することができる。
本発明に係るスライドファスナー用スライダーの第1実施形態を説明する斜視図である。 図1のスライドファスナー用スライダーの上面図である。 図1のスライドファスナー用スライダーの分解斜視図である。 図3の引手のカム部の拡大縦断面図である。 図1のスライドファスナー用スライダーのカバー体を取り付ける前の状態の側面図である。 図1のスライドファスナー用スライダーの引手が平伏状態の時の側面図である。 図6のスライドファスナー用スライダーの縦断面図である。 図1のスライドファスナー用スライダーの引手が起立状態の時の側面図である。 図8のスライドファスナー用スライダーの縦断面図である。 第1実施形態のスライドファスナー用スライダーの変形例を説明する側面図である。 図10のスライドファスナー用スライダーのカバー体を取り付ける前の状態の側面図である。 本発明に係るスライドファスナー用スライダーの第2実施形態を説明する分解斜視図である。 図12のスライドファスナー用スライダーの引手が平伏状態の時の側面図である。 図13のスライドファスナー用スライダーの縦断面図である。 図12のスライドファスナー用スライダーの引手が起立状態の時の側面図である。
以下、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの各実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以後の説明において、スライダーの幅が広い側であってファスナーエレメントが分離して出てくる側を肩口側とし、スライダーの幅が狭い側であってファスナーエレメントが噛合して出てくる側を後口側とする。また、肩口側を前、後口側を後ろとし、スライダーの摺動方向を前後方向、前後方向と直交且つ不図示のファスナーテープと平行な方向を左右方向(幅方向)、前後方向及び左右方向に直交する方向を上下方向とする。
(第1実施形態)
まず、図1〜図9を参照して、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの第1実施形態について説明する。
本実施形態のスライドファスナー用スライダー10(以下、単にスライダーとも言う)は、図1〜図3に示すように、スライダー本体11と、引手12と、ばね部13と、カバー体14と、を備える。
スライダー本体11は、図3、図6、及び図7に示すように、上下方向に離間して並行に配置される上翼板16及び下翼板17と、この上下翼板16,17を連結する案内柱19と、を備える。上下翼板16,17には、その左右側縁に沿って設けられ、上翼板16に形成された上フランジと、下翼板17に形成された下フランジからなる左右一対のフランジ18が形成されている。案内柱19は、上下翼板16,17を肩口側の幅方向中央部において連結しており、上下翼板16,17の間には、案内柱19を分岐点としたY字形のエレメント案内路23が形成されている。
スライダー本体11の上翼板16は、図3及び図5に示すように、上翼板16の上面の略中央部に立設され、後述する引手12の軸部41を回動自在に保持する第1引手取付柱20及び第2引手取付柱21と、上翼板16の上面の左右方向中央部に形成され、ばね部13を挿入する挿入溝22と、上翼板16の上面の前端部において挿入溝22を挟むように立設される左右一対の加締め部24と、上翼板16の上面の前端部及び後端部にそれぞれ立設され、カバー体14を加締め固定する前側固定柱25及び後側固定柱26と、を有する。
前側固定柱25の前面の左右両端部、及び後側固定柱26の後面の左右両端部には、カバー体14を加締め固定するための加締め凹部25a,26aがそれぞれ形成されている。
第1及び第2引手取付柱20,21は、挿入溝22の左右両側に突設される前後方向に沿って形成される一対の加締め突起27をそれぞれ有しており、この前後の加締め突起27間に引手12の軸部41が挿入された後、前後の加締め突起27を互いに近づける方向に屈曲させて加締めることにより、引手12の軸部41が第1及び第2引手取付柱20,21に回動自在に取り付けられる。
挿入溝22は、ばね部13を安定して挿入できるようにばね部13の幅寸法(左右方向の寸法)と同等の溝幅、又は同幅寸法よりも少し大きな溝幅を有している。また、図7に示すように、挿入溝22の底面には、ばね部13の形状に対応した段差が挿入溝22の長さ方向に階段状に設けられている。さらに、挿入溝22の後端部には、挿入溝22内にばね部13を配置したときに後述するばね部13の停止爪13aを挿通することが可能な爪孔28が、上翼板16を上下方向に貫通して形成されている。
カバー体14は、図1〜図3に示すように、上面視略T字状に形成されており、前端部に配置される広幅部31と、広幅部31の左右方向中央部から後方に延設される細幅部32と、を有し、第1及び第2引手取付柱20,21、及びばね部13を被覆している。
広幅部31は、細幅部32よりも左右方向に延びる前側天板31aと、前側天板31aの前端縁から下方に延びる前面板31bと、前側天板31aの両側縁から下方に延びる左右一対の前側側面板31cと、細幅部32よりも幅方向外側に延設される広幅部31の左右の肩部33における前側天板31aの後端縁から下方にそれぞれ延びる側方後面板31dと、を有する。また、広幅部31を構成する輪郭は、上面視において、上翼板16の前端部を構成する輪郭と同一形状に形成されている。ここで、上翼板16の前端部とは、左右に形成される上下フランジ18の前方側端部の間のことである。
細幅部32は、前後方向に延びる後側天板32aと、後側天板32aの後端縁から下方に延びる後面板32bと、後側天板32aの両側縁から下方に延びる左右一対の後側側面板32cと、を有する。
また、図3及び図5に示すように、後面板32bの下端縁の左右方向中央部には、下方に延びる突起32dが形成されており、この突起32dは、後側固定柱26の左右方向中央部に形成される凹部26bに嵌合する。また、左右の後側側面板32cの前端部には、引手12の軸部41を挿通可能な挿通孔32eがそれぞれ形成されている。また、後側天板32aの内面には、後述する引手12のカム部45により持ち上げられるばね部13を回避する溝部32fが形成されている。これにより、カバー体14をできるだけ薄くすることができる。
また、図5に示すように、肩部33の左右の側方後面板31dには、引手12の過度な回動を防止するカバー体側規制部34がそれぞれ形成されており、このカバー体側規制部34は、スライダー本体11の前端部から後端部に向けて延びる後下りの傾斜面に形成されている。
そして、カバー体14は、上翼板16の前側固定柱25及び後側固定柱26に被せられた後、前面板31bを前側固定柱25の左右の加締め凹部25aに加締めると共に、後面板32bを後側固定柱26の左右の加締め凹部26aに加締めることにより、上翼板16に固定される。
引手12は、図3及び図4に示すように、中心軸を有する円柱状の軸部41と、一端が軸部41に連結される左右一対の連結杆42と、左右一対の連結杆42の他端に連結される操作部43と、を有し、軸部41、左右一対の連結杆42、及び操作部43により、略矩形状の引手開口部44が画成される。
また、引手12に外力が加わっていない状態においては、引手12は、ばね部13の弾性力により上翼板16の上面と平行な状態となる位置、即ち、平伏状態に位置している。なお、本実施形態においては、後口側に引手12が倒れている状態を平伏状態として説明しているが、必ずしも後口側である必要はなく、例えば、肩口側に引手12が倒れるような構成とし、その状態を平伏状態とすることもできる。
また、軸部41の軸方向中央には、中心軸を有する軸部41よりも操作部43に向かって膨出するカム部45が延設されており、このカム部45は、引手12の上面側に形成される平坦面45aと、操作部43と対向する面に形成される傾斜面45bと、を有する。換言すれば、引手12の開口部44の内壁を構成する面に傾斜面45bを有している。この傾斜面45bは、引手12の平伏状態において、引手12の上面側から引手12の下面側に向けて下り傾斜するように形成されている。ここで、傾斜面45bの一部もしくは全てがばね部13と接触可能なカム面45cとして機能する。カム面45cは、後述するばね部13と協働して、引手12を平伏状態に戻す方向に付勢する。また、カム面45cは、傾斜面45bの始点SPと終点EPの範囲内にあって、始点SPとは、引手12を回動したとき停止爪13aが上昇しはじめる点であり、終点EPとは、引手12を回動し、各規制部材34,46同士が接触し、引手12がそれ以上回動しない点である。なお、傾斜面45bは、湾曲面であっても直線状の面であってもよい。
また、左右の連結杆42の前端部の上面には、側面視略三角形状の突起部である引手側規制部46がそれぞれ形成されている。また、引手側規制部46の前下りに傾斜する前面は、連結杆42の前端部まで連続して形成されている。そして、引手側規制部46は、カバー体側規制部34と共に、規制部を構成し、引手側規制部46がカバー体側規制部34に当接することによって、引手12の過度の回動を防止する。
ばね部13は、ステンレス鋼などのばね板材をプレス成形することにより作製されており、図3及び図7に示すように、その後端部に形成され、スライダー本体11の爪孔28を介してエレメント案内路23に出没可能な停止爪13aと、その前端部に形成され、スライダー本体11の挿入溝22に嵌入されるフック部13bと、停止爪13aとフック部13bとの間に形成され、引手12の軸部41及びカム部45を上方から覆うカバー部13cと、を有する。
そして、ばね部13は、第1及び第2引手取付柱20,21間、及び挿入溝22に挿入された後、上翼板16の左右の加締め部24を内側に屈曲させて加締めることにより、上翼板16に固定される。また、停止爪13aは、引手12が外力、例えば、人の手によって操作部43をもって上方向に持ち上げられるように操作されると(起立状態)、カム面45cでばね部13が押し上げられ、エレメント案内路23から脱出してスライダー10の移動を許容し、引手12が倒されると(平伏状態)、エレメント案内路23に突入すると共に、エレメント案内路23内に存在する不図示のファスナーエレメント間に突入して、スライダー10の移動を阻止する。また、ばね部13は、図7に示すように、フック部13bの弾性力によって、カバー部13cでカム部45の平坦面45aのカム面45c側を上翼板16側に弾性的に付勢して、引手12の平伏状態を保持する。
このように構成されたスライドファスナー用スライダー10では、図6及び図7に示すように、引手12が後口側に倒れた平伏状態では、カム部45の平坦面45aのカム面45c側がばね部13のカバー部13cによって上翼板16側に押圧されているので、引手12は、後口側に平伏する平伏状態に維持される。特に、カム部45の平坦面45aのうち、前後方向中間位置よりも後方側のみがばね部13のカバー部13cに接触させていることが好ましく、そのように構成することで、ばね部13の弾性力を引手12に確実に付与することができるので、引手12のブラツキを抑制することができる。また、上記のように引手12が平伏状態にあるとき、引手12の連結杆42は上翼板16の上面に重ねられ、引手12の少なくとも連結杆42の上面の位置が引手12の軸部41の上端以上であって、上翼板16の上面以下となるように設定されている。また、このとき、ばね部13の停止爪13aは、上翼板16の爪孔28を介してエレメント案内路23に突入して、スライダー10の移動を阻止する。
また、図8及び図9に示すように、平伏状態の引手12が操作されて、軸部41を中心に回動(図8中の時計回転方向)して起立状態になると、ばね部13の弾性力に抗して、カム部45のカム面45cによってばね部13が上方に押し上げられる。これにより、ばね部13の停止爪13aは、エレメント案内路23から脱出して、スライダー10の移動を許容する。そして、引手12の回動範囲は、引手側規制部46がカバー体側規制部34に当接するまでとなっている。
このとき、ばね部13の弾性力は、引手12のカム面45cに作用しているので、引手12は、常に引手12が最初に平伏していた位置(本実施形態では後方側)に付勢されている。従って、引手12を開放すると、引手12は起立状態から反時計回転方向に回動して、後口側に平伏する平伏状態に戻される。
ここで、仮に、ばね部13とカム面45cとの接触位置が、カム面45cの終点EPを越え、且つ傾斜面45bも越えた状態まで引手12が回動可能に設計されていたとすると、引手12は最初に平伏していた位置とは反対側、即ち、肩口側に平伏する状態となってしまうか、起立状態のまま、どちらの方向にも引手12が倒れなくなってしまう。しかし、本実施形態では、引手12の回動を阻止する規制部は、ばね部13とカム面45cとの接触位置が、傾斜面45bの一部であるカム面45cの始点SPから終点EPの範囲内に収まるように設定されている。よって、引手12を、図8に示す起立状態から更に時計回転方向に回動させようとしても、引手12の引手側規制部46がカバー体側規制部34に当接するので、起立状態からの引手12の更なる回動が阻止され、引手12の肩口側への平伏が阻止される。
以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10によれば、スライダー本体11と、スライダー本体11の第1及び第2引手取付柱20,21間に配置され、一端に停止爪13aを有するばね部13と、スライダー本体11に取り付けられ、第1及び第2引手取付柱20,21、及びばね部13を被覆するカバー体14と、を備えるため、第1及び第2引手取付柱20,21、及びばね部13が外部に露出しない。これにより、スライダー10の外観性を向上することができると共に、手触りを良くすることができ、また、ばね部13の意図しない変形を防止することができる。
また、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10によれば、引手12は、カム部45を有し、引手12をスライダー本体11の後口側に平伏する平伏状態から起立状態に回動するとき、カム部45を利用して、ばね部13の弾性力により引手12を平伏状態に戻す方向に付勢させており、起立状態からの引手12の更なる回動を阻止し、引手12がスライダー本体11の肩口側に平伏することを阻止する引手側規制部46及びカバー体側規制部34を更に備えるため、引手12の操作時を除いて、常に引手12を後口側に平伏させた状態に保持することができる。また、引手12が肩口側に倒れることを防止することができ、操作性を向上することができる。さらに、上記機能が簡素な構造によって達成されるため、スライダー10を小型化及び軽量化することができる。また、スライダー10を自動組立て装置で組み立てることも可能となる。
また、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10によれば、規制部は、引手12に形成される引手側規制部46と、カバー体14に形成されるカバー体側規制部34と、から構成され、引手側規制部46とカバー体側規制部34が当接することにより、引手12の起立状態からの更なる回動を阻止するため、引手12の過度の回動を確実に防止することができ、スライダー10の操作性を向上することができる。
また、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10によれば、引手側規制部46が引手12の連結杆42に設けられ、カバー体側規制部34がカバー体14の広幅部31の肩部33に設けられるため、特別な規制部材を配設することなく、引手12の過度の回動を防止することができる。
また、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10によれば、カバー体14の少なくとも案内柱19側の前端部を構成する輪郭は、前記上翼板(16)の前端部を構成する輪郭と同一形状に形成されるため、カバー体14及びスライダー10の外観性を向上することができる。
また、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10によれば、引手12が平伏状態にあるとき、引手12の少なくとも連結杆42の上面の位置が引手12の軸部41の上端以上であって、カバー体14の上面以下となるため、引手12と合わせて、スライダー10をフラットな形状とすることができる。
また、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10によれば、引手側規制部46及びカバー体側規制部34は、ばね部13とカム部45との接触位置が、カム部45のカム面45cの始点SPから終点EPの範囲内において、引手12の回動を阻止するため、ばね部13とカム部45との接触位置が、カム面45cから外れることがない。これにより、カム面45cに作用するばね部13の弾性力により、引手12を後口側に平伏する平伏状態に確実に戻すことができる。
また、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10によれば、ばね部13によってカム部45の平坦面45aのカム面45c側が弾性的に付勢されるため、ばね部13と平坦面45aとの接触位置が、ばね部13を固定する加締め部24から最も遠くなる。これにより、平坦面45aに作用するばね部13の弾性力が最も強くなるので、引手12を平伏状態に更に維持することができる。
(変形例)
なお、本実施形態の変形例として、図10及び図11に示すように、第1及び第2引手取付柱20,21の前後に、加締め突起27ではなく、引手12の前後方向の位置決めをするために使用される、前後方向に沿って突出する一対の位置決め突起27Aを形成してもよい。この場合、加締める必要が無いので、突起27Aの長さを短くすることができる。また、この場合、引手12の軸部41は、カバー体14の左右の挿通孔32eにより回動自在に支持される。
そして、本変形例によれば、第1及び第2引手取付柱20,21を加締めなくてよい分、製造工程を簡略化することができる。また、カバー体14を薄くすることができるので、スライダー10を更に小型化及び軽量化することができる。
(第2実施形態)
次に、図12〜図15を参照して、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態では、図12及び図13に示すように、引手12の左右の連結杆42の前端部の上面には、側面視略台形状の突起部である引手側規制部56がそれぞれ形成されている。また、引手側規制部56の略垂直に延びる前面は、連結杆42の前端部まで連続して形成されている。そして、引手側規制部56は、スライダー本体11の上翼板16の上面と共に、規制部を構成し、引手側規制部56が上翼板16の上面に当接することによって、引手12の過度の回動を防止する(図15参照)。
また、本実施形態では、上記第1実施形態のカバー体14の代わりに、図12に示すカバー体60を使用しており、このカバー体60は、上記第1実施形態のカバー体14から左右の肩部33を削除した形状を有し、第1及び第2引手取付柱20,21、及びばね部13を被覆している。
カバー体60は、上面視長方形状に形成されており、前後方向に延びる天板61と、天板61の前端縁から下方に延びる前面板62と、天板61の後端縁から下方に延びる後面板63と、天板61の両側縁から下方に延びる左右一対の側面板64と、を有する。
また、図12及び図14に示すように、後面板63の下端縁の左右方向中央部には、後側固定柱26の凹部26bに嵌合する突起63aが下方に向かって形成されている。また、左右の側面板64の中間部には、引手12の軸部41を挿通可能な挿通孔64aがそれぞれ形成されている。また、天板61の内面には、引手12のカム部45により持ち上げられるばね部13を回避する溝部61aが形成されている。これにより、カバー体60をできるだけ薄くすることができる。
そして、カバー体60は、上翼板16の前側固定柱25及び後側固定柱26に被せられた後、前面板62を前側固定柱25の左右の加締め凹部25aに加締めると共に、後面板63を後側固定柱26の左右の加締め凹部26aに加締めることにより、上翼板16に固定される。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
その他、本発明のスライドファスナー用スライダーは、本件技術内容を超えない範囲で適時設計変更可能である。
例えば、上記各実施形態では、引手のカム部は軸部の一部に形成されているが、これに限定されず、軸部全体にカム部を形成してもよい。
10 スライドファスナー用スライダー
11 スライダー本体
12 引手
13 ばね部
13a 停止爪
14 カバー体
16 上翼板
17 下翼板
19 案内柱
20 第1引手取付柱
21 第2引手取付柱
25 前側固定柱
26 後側固定柱
31 広幅部
31a 前側天板
31b 前面板
31c 前側側面板
31d 側方後面板
32 細幅部
32e 挿通孔
33 肩部
34 カバー体側規制部
41 軸部
42 連結杆
43 操作部
45 カム部
45a 平坦面
45b 傾斜面
45c カム面
46 引手側規制部(突起部)
56 引手側規制部(突起部)
SP 始点
EP 終点

Claims (8)

  1. 上翼板(16)と、下翼板(17)と、前記上翼板及び前記下翼板を連結する案内柱(19)と、前記上翼板の上面に立設される第1及び第2引手取付柱(20,21)と、を有し、一対のファスナーエレメントを噛合・分離させるスライダー本体(11)と、
    前記第1及び第2引手取付柱に取り付けられる引手(12)と、
    前記第1及び第2引手取付柱間に配置され、一端に停止爪(13a)を有するばね部(13)と、
    前記スライダー本体に取り付けられ、前記第1及び第2引手取付柱、及び前記ばね部を被覆するカバー体(14)と、を備えるスライドファスナー用スライダー(10)であって、
    前記引手(12)は、軸部(41)と、前記軸部に連結される一対の連結杆(42)と、前記一対の連結杆に連結される操作部(43)と、を有し、
    前記軸部にカム部(45)が設けられ、前記引手を前記スライダー本体の一方側に平伏する平伏状態から起立状態に回動するとき、前記カム部を利用して、前記ばね部の弾性力により前記引手を前記平伏状態に戻す方向に付勢させており、
    前記起立状態からの前記引手の更なる回動を阻止し、前記引手が前記スライダー本体の他方側に平伏することを阻止する規制部(46,34,56,16)を更に備え
    前記規制部は、
    前記引手(12)に形成される引手側規制部(46)と、
    前記カバー体(14)に形成されるカバー体側規制部(34)と、から構成され、
    前記引手側規制部と前記カバー体側規制部が当接することにより、前記引手の前記起立状態からの更なる回動を阻止し、
    前記カバー体(14)は、前端部に配置される広幅部(31)と、前記広幅部から後方に延設される細幅部(32)と、を有し、
    前記カバー体側規制部(34)は、前記細幅部よりも幅方向外側に延設される前記広幅部の肩部(33)に設けられ、
    前記引手側規制部(46)は、前記連結杆(42)の上面に設けられる突起部であることを特徴とするスライドファスナー用スライダー。
  2. 前記規制部は、前記ばね部(13)と前記カム部(45)との接触位置が、前記カム部のカム面(45c)の始点(SP)から終点(EP)の範囲内において、前記引手(12)の回動を阻止することを特徴とする請求項に記載のスライドファスナー用スライダー。
  3. 前記カム部(45)は、中心軸を有する前記軸部(41)よりも前記操作部(43)側に膨出した膨出部を有し、
    前記膨出部は、前記引手の上面側から下面側にかけて下り傾斜した傾斜面(45b)を有し、
    前記カム面(45c)は、前記傾斜面の範囲内にあることを特徴とする請求項に記載のスライドファスナー用スライダー。
  4. 前記カム部(45)は、前記引手(12)の上面側に形成される平坦面(45a)と、前記操作部(43)と対向する面に形成される前記傾斜面(45b)と、を有し、
    前記ばね部(13)によって前記平坦面の前記カム面(45c)側のみが弾性的に付勢されることを特徴とする請求項に記載のスライドファスナー用スライダー。
  5. 前記カバー体(14)の少なくとも前記案内柱(19)側の前端部を構成する輪郭は、前記上翼板(16)の前端部を構成する輪郭と同一形状に形成されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のスライドファスナー用スライダー。
  6. 前記広幅部(31)は、前記細幅部(32)よりも左右方向に延びる前側天板(31a)と、前記前側天板の前端縁から下方に延びる前面板(31b)と、前記前側天板の両側縁から下方に延びる左右一対の前側側面板(31c)と、前記細幅部よりも幅方向外側に延設され、前記前側天板の後端縁から下方にそれぞれ延びる側方後面板(31d)と、を有し、
    前記肩部(33)は、前記側方後面板に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスライドファスナー用スライダー。
  7. 前記細幅部(32)の側面に、前記引手(12)の前記軸部(41)を挿通可能な挿通孔(32e)が設けられ、
    前記引手が前記平伏状態にあるとき、前記引手の少なくとも前記連結杆(42)の上面の位置が前記引手の前記軸部の上端以上であって、前記カバー体(14)の上面以下となることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のスライドファスナー用スライダー。
  8. 記カバー体側規制部(34)が前記カバー体(14)の前記肩部(33)に設けられ、前記スライダー本体(11)の前端部から後端部に向けて延びる傾斜面であることを特徴とする請求項〜7のいずれか1項に記載のスライドファスナー用スライダー。
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