JP5898042B2 - 履歴情報生成プログラム及び履歴情報生成装置 - Google Patents

履歴情報生成プログラム及び履歴情報生成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5898042B2
JP5898042B2 JP2012231690A JP2012231690A JP5898042B2 JP 5898042 B2 JP5898042 B2 JP 5898042B2 JP 2012231690 A JP2012231690 A JP 2012231690A JP 2012231690 A JP2012231690 A JP 2012231690A JP 5898042 B2 JP5898042 B2 JP 5898042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
image
identifier
history information
created
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012231690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014085697A (ja
Inventor
勝 真田
勝 真田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2012231690A priority Critical patent/JP5898042B2/ja
Publication of JP2014085697A publication Critical patent/JP2014085697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5898042B2 publication Critical patent/JP5898042B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明の実施形態は、履歴情報生成プログラム及び履歴情報生成装置に関する。
近年、マンガ、イラスト、絵画等のコンテンツ(以下、適宜「画像のコンテンツ」と記載する)に、Webサイト上やネットワークを介してアクセスが可能である。
また、ことばと画像とを対応させたデータベースを設け、ことばに対して画像をリンクさせる技術が提案されている。この技術では、言葉で構成されたコンテンツ(以下、適宜「ことばのコンテンツ」と記載する)が入力されると、コンテンツ中の各ことばに対応した画像がPC(Personal Computer)のモニターなどに表示される。
特開2009−230254号公報
上述した従来の技術は、完成されたことばのコンテンツの理解を助ける手段を提供している。しかし、ことばのコンテンツの利用者が、そのことばのコンテンツをより深く理解したいとか、ことばのコンテンツの作成者によってそのコンテンツに込められた作成者の思いに共感したいとかを望む場合、従来の技術で提供される情報だけでは満足できない場合があると想定される。この課題は、ことばのコンテンツに限ることではなく、画像のコンテンツの利用においても同様である。
開時の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、完成された画像のコンテンツだけでなく、その画像のコンテンツの作成過程の情報を提供することができる履歴情報生成プログラム及び履歴情報生成装置を提供する。
開示の技術によって、画像のコンテンツの利用者は、完成されたことばのコンテンツとその作成過程の情報により、作成者が画像のコンテンツに込めようとした思いや、その思いが揺れ動く過程を理解することができるようになる。
本願の開示するコンテンツ作成履歴保存プログラムは、一つの態様において、付与ステップと、格納ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。付与ステップは、完成された画像のコンテンツである完成版の画像のコンテンツを作成する過程で作成された画像のコンテンツを保存する要求を受付けた場合に、保存の要求が行われた前記作成された画像のコンテンツに識別子を付与する。格納ステップは、前記保存の要求が行われた前記作成された画像のコンテンツと、前記識別子とを対応付けて記憶部に格納する。
本願の開示するコンテンツ作成履歴保存プログラム及びコンテンツ作成履歴保存装置の一つの態様によれば、完成された画像のコンテンツだけでなく、その画像のコンテンツの作成過程の情報を提供することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 図2は、コンテンツリストテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、履歴情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、履歴情報生成装置による処理動作の一例を示す図である。 図5は、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置による処理手順を示すフローチャートである。 図6は、開示の技術に係る履歴情報生成プログラムによる情報処理がコンピュータを用いて具体的に実現されることを示す図である。
以下に、本願の開示する履歴情報生成プログラム及び履歴情報生成装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置は、「画像のコンテンツ」のコンテンツ作成履歴を生成する。なお、ここでいう「画像のコンテンツ」とは、マンガ、イラスト、絵画等のコンテンツのことである。また、以下の説明では、「画像のコンテンツ」のことを「コンテンツ」と称する。また、コンテンツには、完成版のコンテンツと、作成過程のコンテンツ(あるいは、試案コンテンツ)とが含まれる。ここで、完成版のコンテンツは、作成者によって完成させられたコンテンツを示す。この完成版のコンテンツは、例えば、電子書籍として販売されることで利用者に対して提供される。そして、作成過程のコンテンツは、完成版のコンテンツが作成される過程で作成されたコンテンツを示す。
[第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100の構成]
図1を用いて、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100の構成を説明する。図1は、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100の構成の一例を示す機能ブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る履歴情報生成装置100は、入力部101と、表示部102と、記憶部110と、制御部120とを有する。
入力部101は、例えば、キーボードやマウス等であり、「画像のコンテンツ」の画像編集等各種の情報の入力を受付ける。表示部102は、例えば、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)であり、後述する表示制御部124からの指示を受けて、「画像のコンテンツ」を表示する。なお、表示部102は、入力部101が備えるマウスと協働してポインティングディバイス機能を実現する。
記憶部110は、例えば、RAM(Random Access Memory)などの半導体メモリ素子、またはハードディスクなどの記憶装置であり、コンテンツリストテーブル111と、履歴情報DB(Data Base)112とを有する。
コンテンツリストテーブル111は、作成者が作成したコンテンツのリストを記憶する。ここで、コンテンツリストテーブル111が記憶するコンテンツは、完成版のコンテンツである。言い換えると、完成版のコンテンツが作成されていないコンテンツは、コンテンツリストテーブル111に記憶されない。このコンテンツリストテーブル111は、後述する履歴情報作成部123によって生成される。なお、コンテンツリストテーブル111が記憶するデータ構造については、図2を用いて後述する。
履歴情報DB112は、完成版のコンテンツが作成される過程で作成されたコンテンツの履歴に関する情報である履歴情報テーブル112aを記憶する。なお、履歴情報テーブル112aが記憶するデータ構造については、図3を用いて後述する。
制御部120は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路であり、画像編集部121と、画像取得部122と、履歴情報作成部123と、表示制御部124とを有する。
画像編集部121は、コンテンツの作成要求をコンテンツの作成者から受付ける。ここで、画像編集部121は、新規のコンテンツ作成を受付けた場合、コンテンツに対して新たなコンテンツIDを付与する。また、画像編集部121は、保存済みのコンテンツのIDを指定してコンテンツの作成要求を受付けた場合、履歴情報DB112から要求されたコンテンツIDと一致するコンテンツから最新版のコンテンツを読み出す。そして、画像編集部121は、画像の作成をコンテンツの作成者から受付ける。
画像取得部122は、コンテンツのキャプチャ画像を取得する。例えば、画像取得部122は、スキャナーやデジタルスチールカメラ等でキャプチャされたコンテンツのキャプチャ画像を取得する。ここで、キャプチャ画像として取得されるコンテンツは、例えば、作成者によって作成された手書きのイラスト等である。
履歴情報作成部123は、判定部123aと、類似画像検索部123bと、識別子付与部123c(付与部とも言う)と、記憶制御部123dとを有し、完成版のコンテンツの作成過程で入力された画像情報の履歴に関する情報である履歴情報テーブル112aを作成する。
判定部123aは、コンテンツを保存する要求を受付けた場合に、保存する要求を受付けたコンテンツが画像編集部121により編集されたコンテンツであるか、画像取得部122により取得されたキャプチャ画像であるかを判定する。そして、判定部123aは、保存する要求を受付けたコンテンツがキャプチャ画像である場合、キャプチャ画像から識別子が読出し可能か否かを判定する。
類似画像検索部123bは、判定部123aによって、キャプチャ画像から識別子が読出し可能ではないと判定された場合、保存する要求を受付けたコンテンツと類似するコンテンツを履歴情報DB112から検索する。
識別子付与部123cは、完成版のコンテンツを作成する過程で作成されたコンテンツを保存する要求を受付けた場合に、要求を受付けたコンテンツに識別子を付与する。
例えば、識別子付与部123cは、画像編集部121により編集されたコンテンツを保存する要求を受付けた場合に、保存する要求を受付けたコンテンツに識別子を付与する。
また、例えば、識別子付与部123cは、キャプチャ画像を保存する要求を受付け、このキャプチャ画像から識別子が読出し可能である場合、キャプチャ画像から識別子が読出し、読出した識別子を保存する要求を受付けコンテンツに付与する。
また、例えば、識別子付与部123cは、キャプチャ画像を保存する要求を受付け、このキャプチャ画像から識別子が読出し可能でない場合、類似画像検索部123bによって検索された類似するコンテンツが属するグループの識別子を含んだ識別子を保存する要求を受付けたコンテンツに付与する。一例をあげると、識別子付与部123cは、検索された類似するコンテンツが属するグループの識別子と連番の識別子を保存する要求を受付けたコンテンツに付与する。
記憶制御部123dは、保存する要求を受付けたコンテンツと、識別子とを対応付けて記憶部110に格納する。例えば、記憶制御部123dは、要求を受付けたコンテンツが作成過程のコンテンツである場合、要求を受付けたコンテンツと、識別子とを対応付けて履歴情報テーブル112aに格納する。
また、例えば、記憶制御部123dは、要求を受付けたコンテンツが完成版のコンテンツである場合、要求を受付けたコンテンツと、識別子とを対応付けてコンテンツリストテーブル111に格納する。
表示制御部124は、「画像のコンテンツ」を表示部102に表示させる。また、表示制御部124は、入力部101を介して作成者から履歴情報テーブル112aを表示する指示を受付けた場合、履歴情報テーブル112aを表示部102に表示させる。
[記憶部110が有する情報のデータ構造]
次に、図2及び図3を用いて、記憶部110が記憶する情報のデータ構造を説明する。ここでは、図2を用いて、コンテンツリストテーブル111のデータ構造を説明し、図3を用いて、履歴情報テーブル112aのデータ構造を説明する。
図2は、コンテンツリストテーブル111のデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、コンテンツリストテーブル111は、「コンテンツID」と、「画像情報」と、「入力確定時刻」とを対応付けた情報を記憶する。
ここで、コンテンツリストテーブル111が記憶する「コンテンツID」は、完成版のコンテンツの識別子を示す。例えば、「コンテンツID」には、「AAA−完」、「BBB−00完」等のデータ値が格納される。ここで、「AAA−完」のうち、「AAA」は、グループの識別子を示し、「完」は、版の識別子を示す。
また、コンテンツリストテーブル111が記憶する「画像情報」は、完成版のコンテンツの画像データを示す。
また、コンテンツリストテーブル111が記憶する「入力確定時刻」は、コンテンツが保存された時刻を示す。例えば、「入力確定時刻」には、「2012/8/14 11:13:56」、「2012/8/15 17:15:24」等のデータ値が格納される。
一例をあげると、図2に示すコンテンツリストテーブル111は、コンテンツIDが「AAA−完」である完成版のコンテンツが2012年8月14日の11時13分56秒に作成されたことを示す。
図3は、履歴情報テーブル112aのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、履歴情報テーブル112aは、「コンテンツID」と「画像情報」と「入力確定時刻」とを対応付けた情報を記憶する。
ここで、履歴情報テーブル112aが記憶する「コンテンツID」は、作成過程のコンテンツを識別する情報を示す。例えば、「コンテンツID」には、「AAA−V1」、「AAA−V2」、「AAA−V3」などのデータ値が格納される。ここで、「AAA−V1」のうち、「AAA」は、グループの識別子を示し、「V1」は、版の識別子を示す。
また、履歴情報テーブル112aが記憶する「画像情報」は、完成版のコンテンツの作成過程で作成された画像データを示す。
また、履歴情報テーブル112aが記憶する「入力確定時刻」は、作成過程のコンテンツが保存された時刻を示す。例えば、「入力確定時刻」には、「2012/8/12 14:23:42」、「2012/8/12 15:05:12」等のデータ値が格納される。
一例をあげると、図3に示す履歴情報テーブル112aは、コンテンツIDが「AAA−V1」である作成過程のコンテンツが2012年8月12日の14時23分42秒に作成されたことを示す。
[履歴情報作成部123による処理動作]
次に、図4を用いて、履歴情報生成装置100による処理動作を説明する。図4は、履歴情報生成装置100による処理動作の一例を示す図である。
図4に示すように、コンテンツの作成者は、例えば、イラストを手書きで作成する(ステップS1)。そして、コンテンツの作成者は、作成したイラストをスキャナーでキャプチャする(ステップS2)。あるいは、コンテンツ作成者は、例えば、ドローイングソフトで画像を作成する(ステップS3)。
履歴情報生成装置100は、キャプチャ画像あるいは、ドローイングソフトで作成された画像を保存する(ステップS4)。ここで、完成版のコンテンツ(AA−完)を作成する過程で、作成過程のコンテンツが3つ(AA−V1、AA−V2、AA−V3)作成された場合を示す。この場合、履歴情報生成装置100では、履歴情報作成部123は、作成過程のコンテンツ(AA−V1、AA−V2、AA−V3)を履歴情報テーブル112aに格納し、完成版のコンテンツ(AA−完)をコンテンツリストテーブル111に格納する。
[第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100による処理手順]
次に図5を用いて、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100による処理手順を説明する。図5は、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100による処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、判定部123aは、コンテンツの保存要求を作成者から受付けたか否かを判定する(ステップS101)。判定部123aは、コンテンツの保存要求を作成者から受付けたと判定した場合(ステップS101、Yes)、保存するコンテンツがキャプチャ画像であるか否かを判定する(ステップS102)。
ここで、判定部123aにより保存するコンテンツがキャプチャ画像であると判定された場合(ステップS102、Yes)、識別子付与部123cは、キャプチャ画像から識別子を読み出し可能であるか否かを判定する(ステップS103)。識別子付与部123cは、キャプチャ画像から識別子を読み出し可能であると判定した場合(ステップS103、Yes)、キャプチャ画像から識別子を読み出す(ステップS104)。
また、識別子付与部123cによりキャプチャ画像から識別子を読み出し可能であると判定されなかった場合(ステップS103、No)、類似画像検索部123bは、保存を要求されたコンテンツと類似する画像を履歴情報テーブル112aから検索する(ステップS105)。そして、識別子付与部123cは、類似画像検索部123bにより検索された類似の画像グループの識別子と通番の識別子を保存するコンテンツに付与する(ステップS106)。
一方、判定部123aにより保存するコンテンツがキャプチャ画像であると判定されなかった場合(ステップS102、No)、すなわち、保存するコンテンツが画像編集部121により作成されたコンテンツである場合、識別子付与部123cは、保存するコンテンツに識別子を付与する(ステップS107)。
ステップS104、ステップS106またはステップS107の終了後、記憶制御部123dは、保存するコンテンツが完成版のコンテンツであるか否かを判定する(ステップS108)。そして、記憶制御部123dは、保存するコンテンツが完成版のコンテンツであると判定しなかった場合(ステップS108、No)、識別子と、コンテンツと、入力確定時刻とを対応付けて履歴情報テーブル112aに保存する(ステップS109)。
そして、記憶制御部123dは、コンテンツ作成の終了を利用者から受付けたか否かを判定する(ステップS110)。ここで、記憶制御部123dは、コンテンツ作成の終了を利用者から受付けたと判定した場合(ステップS110、Yes)、履歴情報作成部123は処理を終了する。一方、記憶制御部123dによりコンテンツ作成の終了を利用者から受付けたと判定されなかった場合(ステップS110、No)、判定部123aは、コンテンツの保存要求を作成者から受付けたか否かを判定する(ステップS101)。
記憶制御部123dは、保存するコンテンツが完成版のコンテンツであると判定した場合(ステップS108、Yes)、識別子と、コンテンツと、入力確定時刻とを対応付けてコンテンツリストテーブル111に保存する(ステップS111)。
[第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100による効果]
上述してきたように、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100は、完成版の画像のコンテンツと、完成版の画像のコンテンツが作成される過程で作成された画像のコンテンツの履歴に関する情報である履歴情報テーブル112aを保存する。また、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100は、保存した履歴情報テーブル112aを表示部102に表示する。これにより、コンテンツの作成者は、コンテンツの作成過程で作成されたコンテンツを確認することが可能となる。
また、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100により生成された完成版のコンテンツが、例えば、ネットワークを介して販売される場合に、完成版のコンテンツと、この完成版のコンテンツの履歴情報テーブル112aとをコンテンツの利用者に提供することも可能である。すなわち、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100は、完成された画像のコンテンツだけでなく、その画像のコンテンツの作成過程の情報を提供することができるという効果を奏する。
この履歴情報テーブル112aが記憶する情報には、完成版のコンテンツには表現されない、作成過程のアイデア、作成者の意図や考え方、コンテンツ自体の内容についての試行錯誤や紆余曲折、及びコンテンツの意味等を含む。これにより、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100は、画像のコンテンツの作成過程の理解を助けるための情報を利用者に提供することができる。このため、画像のコンテンツの利用者は、作成者が画像のコンテンツに込めようとした思いや、その思いが揺れ動く過程を理解することができる。これにより、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100によれば、作成者への共感を深めるという効果を奏することができる。
また、第1の実施の形態における作成者は、一人の著作者による制作の場合に限定されるものではない。例えば、第1の実施の形態における作成者は、作成者と編集者等複数の著作者による共同制作の場合でもよい。また、この場合、例えば、入力履歴に、「誰が」入力したかの情報を保存するようにしてもよい。
また、画像のコンテンツの作り方を教えるサンプルとして、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100を利用することができる。これにより、例えば、教師のコメントを受けながら作成者がコンテンツを修正していくことや、作成者と教師が各自の作成過程を比較して、教育を進めることが可能となる。
第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100は、画像のコンテンツ以外の他コンテンツにも適用可能である。例えば、他のコンテンツの一例として、音楽や映像等が含まれてもよい。
(第2の実施の形態)
ところで、本願の開示する履歴情報生成装置100は、上述した実施の形態以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、第2の実施の形態に係る履歴情報生成装置として、本願の開示する履歴情報生成装置100の他の実施の形態について説明する。
[システム構成等]
本実施例において説明した各処理のうち自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。また、図示した記憶部が格納する情報は一例に過ぎず、必ずしも図示のごとく情報が格納される必要はない。また、図示した各構成部は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のごとく構成されていることを要しない。
さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[プログラム]
図6は、開示の技術に係る履歴情報生成プログラムによる情報処理がコンピュータを用いて具体的に実現されることを示す図である。図6に例示するように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU(Central Processing Unit)1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有し、これらの各部はバス1080によって接続される。
メモリ1010は、図6に例示するように、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM(Random Access Memory)1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、図6に例示するように、ハードディスクドライブ1031に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、図6に例示するように、ディスクドライブ1041に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブに挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、図6に例示するように、例えばマウス1051、キーボード1052に接続される。ビデオアダプタ1060は、図6に例示するように、例えばディスプレイ1061に接続される。
ここで、図6に例示するように、ハードディスクドライブ1031は、例えば、OS(Operating System)1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、開示の技術に係る履歴情報生成プログラムは、コンピュータによって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1031に記憶される。具体的には、上記実施例で説明した識別子付与部123cと同様の情報処理を実行する付与手順と、記憶制御部123dと同様の情報処理を実行する格納手順とが記述されたプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1031に記憶される。また、上記実施例で説明した記憶部110に記憶されるデータのように、履歴情報生成プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータ1094として、例えばハードディスクドライブ1031に記憶される。そして、CPU1020が、ハードディスクドライブ1031に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出し、付与手順、格納手順を実行する。
なお、履歴情報生成プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1031に記憶される場合に限られず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1041等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、履歴情報生成プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
100 履歴情報生成装置
110 記憶部
111 コンテンツリストテーブル
112 履歴情報DB
112a 履歴情報テーブル
120 制御部
123 履歴情報作成部
123c 識別子付与部
123d 記憶制御部

Claims (3)

  1. 完成された画像のコンテンツである完成版の画像のコンテンツを作成する過程で作成された画像のコンテンツを保存する要求を受付けた場合保存の要求が行われた前記作成された画像のコンテンツがキャプチャ画像である場合には、当該キャプチャ画像から識別子が読出し可能か否かを判定する読出し判定ステップと、
    前記キャプチャ画像から識別子が読出し可能ではない場合、前記保存の要求が行われた前記作成された画像のコンテンツと類似する画像のコンテンツを検索する検索ステップと、
    前記キャプチャ画像から識別子が読出し可能である場合には当該キャプチャ画像から識別子を読出して該読出した識別子を前記画像のコンテンツに付与し、前記キャプチャ画像から識別子が読出し可能ではない場合には前記検索ステップにおいて検索された前記類似する画像のコンテンツが属するグループの識別子を含んだ識別子を前記保存の要求が行われた前記作成された画像のコンテンツに付与する付与ステップと、
    前記保存の要求が行われた前記作成された画像のコンテンツと、前記識別子とを対応付けて記憶部に格納する格納ステップと
    をコンピュータに実行させるための履歴情報生成プログラム。
  2. 前記格納ステップは、前記保存の要求が行われた前記作成された画像のコンテンツが完成版の画像のコンテンツである場合、当該作成された画像のコンテンツと、前記識別子とを対応付けて記憶部に格納する
    ことをコンピュータに実行させるための請求項1に記載の履歴情報生成プログラム。
  3. 完成された画像のコンテンツである完成版の画像のコンテンツを作成する過程で作成された画像のコンテンツを保存する要求を受付けた場合保存の要求が行われた前記作成された画像のコンテンツがキャプチャ画像である場合には、当該キャプチャ画像から識別子が読出し可能か否かを判定する読出し判定部と、
    前記キャプチャ画像から識別子が読出し可能ではない場合、前記保存の要求が行われた前記作成された画像のコンテンツと類似する画像のコンテンツを検索する検索部と、
    前記キャプチャ画像から識別子が読出し可能である場合には当該キャプチャ画像から識別子を読出して該読出した識別子を前記画像のコンテンツに付与し、前記キャプチャ画像から識別子が読出し可能ではない場合には前記検索部によって検索された前記類似する画像のコンテンツが属するグループの識別子を含んだ識別子を前記保存の要求が行われた前記作成された画像のコンテンツに付与する付与部と、
    前記保存の要求が行われた前記作成された画像のコンテンツと、前記識別子とを対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と
    を有することを特徴とする履歴情報生成装置。
JP2012231690A 2012-10-19 2012-10-19 履歴情報生成プログラム及び履歴情報生成装置 Expired - Fee Related JP5898042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012231690A JP5898042B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 履歴情報生成プログラム及び履歴情報生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012231690A JP5898042B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 履歴情報生成プログラム及び履歴情報生成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014085697A JP2014085697A (ja) 2014-05-12
JP5898042B2 true JP5898042B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=50788735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012231690A Expired - Fee Related JP5898042B2 (ja) 2012-10-19 2012-10-19 履歴情報生成プログラム及び履歴情報生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5898042B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08166959A (ja) * 1994-12-12 1996-06-25 Canon Inc 画像処理方法
JP2001337591A (ja) * 2000-05-26 2001-12-07 Atr Media Integration & Communications Res Lab 技術向上支援システム
JP2002149554A (ja) * 2000-11-08 2002-05-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ディジタルコンテンツ制作・配信システム用サーバ装置、ディジタルコンテンツ制作・配信方法および記録媒体
JP2003317078A (ja) * 2002-04-23 2003-11-07 Konica Minolta Holdings Inc 画像管理方法、プログラム、及び記録媒体
US20090303535A1 (en) * 2008-06-05 2009-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Document management system and document management method
US20120185762A1 (en) * 2011-01-14 2012-07-19 Apple Inc. Saveless Documents

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014085697A (ja) 2014-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5353148B2 (ja) 画像情報検索装置、画像情報検索方法およびそのコンピュータプログラム
US20130103699A1 (en) Automatically finding contextually related items of a task
WO2012173904A2 (en) Hierarchical, zoomable presentations of media sets
CN107193571A (zh) 界面推送的方法、移动终端及存储介质
JP2009200699A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP6690828B2 (ja) キーワードに基づくテキスト検索の方法及び装置
JP2008310514A (ja) ユーザ操作履歴取得表示装置、ユーザ操作履歴取得表示方法、ユーザ操作履歴取得表示プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP6434435B2 (ja) 情報処理装置、操作支援方法および操作支援プログラム
JP5835224B2 (ja) 入力支援プログラム、入力支援装置、及び入力支援方法
JP5876396B2 (ja) 情報収集プログラム、情報収集方法および情報処理装置
JP5898042B2 (ja) 履歴情報生成プログラム及び履歴情報生成装置
JP2009098811A (ja) 文書分類装置およびプログラム
JP2012133609A (ja) ファイル名作成装置
JP2009187401A (ja) 文書管理システム、文書管理装置、文書管理方法及びプログラム
JP2006338508A (ja) 関連コンテンツ探索装置及び方法
JP5898043B2 (ja) 履歴情報表示プログラム及び履歴情報表示装置
JP2013145508A (ja) グラフパターンマッチングシステムおよびグラフパターン代表元抽出方法
JP6900334B2 (ja) 映像出力装置、映像出力方法および映像出力プログラム
US10445320B2 (en) Document search apparatus, non-transitory computer readable medium, and document search method
JP2009053767A (ja) プログラム解析装置、および、プログラム解析方法
JP5932601B2 (ja) 履歴情報生成プログラム及び履歴情報生成装置
JP2009266065A (ja) 関連語辞書作成方法及び装置、並びに関連語辞書作成プログラム
JP6372577B2 (ja) プレゼンテーション支援方法、プレゼンテーション支援プログラム及びプレゼンテーション支援装置
JP2007193723A (ja) コンテンツ検索装置,コンテンツ検索方法
JP2009157470A (ja) 電子文書処理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150204

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20151001

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20151005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5898042

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees