JP5898043B2 - 履歴情報表示プログラム及び履歴情報表示装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、履歴情報表示プログラム及び履歴情報表示装置に関する。
近年、マンガ、イラスト、絵画等のコンテンツ(以下、適宜「画像のコンテンツ」と記載する)に、Webサイト上やネットワークを介してアクセスが可能である。
また、ことばと画像とを対応させたデータベースを設け、ことばに対して画像をリンクさせる技術が提案されている。この技術では、言葉で構成されたコンテンツ(以下、適宜「ことばのコンテンツ」と記載する)が入力されると、コンテンツ中の各ことばに対応した画像がPC(Personal Computer)のモニターなどに表示される。
特開2009−230254号公報
上述した従来の技術は、完成されたことばのコンテンツの理解を助ける手段を提供している。しかし、ことばのコンテンツの利用者が、そのことばのコンテンツをより深く理解したいとか、ことばのコンテンツの作成者によってそのコンテンツに込められた作成者の思いに共感したいとかを望む場合、従来の技術で提供される情報だけでは満足できない場合があると想定される。この課題は、ことばのコンテンツに限ることではなく、画像のコンテンツの利用においても同様である。
開時の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、完成された画像のコンテンツだけでなく、その画像のコンテンツの作成過程の情報を提供することができる履歴情報表示プログラム及び履歴情報表示装置を提供する。
開示の技術によって、画像のコンテンツの利用者は、完成されたことばのコンテンツとその作成過程の情報により、作成者が画像のコンテンツに込めようとした思いや、その思いが揺れ動く過程を理解することができるようになる。
本願の開示する履歴情報表示プログラムは、一つの態様において、第1の表示ステップと、第2の表示ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。第1の表示ステップは、完成された画像のコンテンツである完成版の画像のコンテンツの表示指示を利用者から受付けた場合、当該完成版の画像のコンテンツと、当該完成版の画像のコンテンツが作成される過程で作成された画像のコンテンツに関する情報である履歴情報とを記憶する記憶部から、当該完成版の画像のコンテンツを読出して表示部に表示させる。第2の表示ステップは、前記完成版の画像のコンテンツの選択を受付けた場合、当該完成版の画像のコンテンツに対応する前記履歴情報を前記表示部において当該完成版の画像のコンテンツの近傍に更に表示させる。
本願の開示する履歴情報表示プログラム及び履歴情報表示装置の一つの態様によれば、完成された画像のコンテンツだけでなく、その画像のコンテンツの作成過程の情報を提供することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 図2は、コンテンツリストテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、履歴情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、履歴情報生成装置による処理動作の一例を示す図である。 図5は、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置による処理手順を示すフローチャートである。 図6は、第2の実施の形態に係る履歴情報表示装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 図7Aは、表示制御部による処理動作の一例を示す図である。 図7Bは、表示制御部による処理動作の一例を示す図である。 図7Cは、表示制御部による処理動作の一例を示す図である。 図7Dは、表示制御部による処理動作の一例を示す図である。 図7Eは、表示制御部による処理動作の一例を示す図である。 図8Aは、表示制御部による処理動作の一例を示す図である。 図8Bは、表示制御部による処理動作の一例を示す図である。 図8Cは、表示制御部による処理動作の一例を示す図である。 図8Dは、表示制御部による処理動作の一例を示す図である。 図8Eは、表示制御部による処理動作の一例を示す図である。 図9は、履歴情報表示装置による処理手順を示すフローチャートである。 図10は、履歴情報表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11Aは、完成版のコンテンツが印刷物である場合の履歴情報表示処理の動作の一例を示す図である。 図11Bは、完成版のコンテンツが印刷物である場合の履歴情報表示処理の動作の一例を示す図である。 図11Cは、完成版のコンテンツが印刷物である場合の履歴情報表示処理の動作の一例を示す図である。 図12は、第3の実施の形態に係る履歴情報表示装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。 図13は、開示の技術に係る履歴情報表示プログラムによる情報処理がコンピュータを用いて具体的に実現されることを示す図である。
以下に、本願の開示する履歴情報表示プログラム及び履歴情報表示装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置は、「画像のコンテンツ」のコンテンツ作成履歴を生成する。なお、ここでいう「画像のコンテンツ」とは、マンガ、イラスト、絵画等のコンテンツのことである。また、以下の説明では、「画像のコンテンツ」のことを「コンテンツ」と称する。また、コンテンツには、完成版のコンテンツと、作成過程のコンテンツ(あるいは、試案コンテンツ)とが含まれる。ここで、完成版のコンテンツは、作成者によって完成させられたコンテンツを示す。この完成版のコンテンツは、例えば、電子書籍として販売されることで利用者に対して提供される。そして、作成過程のコンテンツは、完成版のコンテンツが作成される過程で作成されたコンテンツを示す。
[第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100の構成]
図1を用いて、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100の構成を説明する。図1は、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100の構成の一例を示す機能ブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る履歴情報生成装置100は、入力部101と、表示部102と、記憶部110と、制御部120とを有する。
入力部101は、例えば、キーボードやマウス等であり、「画像のコンテンツ」の画像編集等各種の情報の入力を受付ける。表示部102は、例えば、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)であり、後述する表示制御部124からの指示を受けて、「画像のコンテンツ」を表示する。なお、表示部102は、入力部101が備えるマウスと協働してポインティングディバイス機能を実現する。
記憶部110は、例えば、RAM(Random Access Memory)などの半導体メモリ素子、またはハードディスクなどの記憶装置であり、コンテンツリストテーブル111と、履歴情報DB(Data Base)112とを有する。
コンテンツリストテーブル111は、作成者が作成したコンテンツのリストを記憶する。ここで、コンテンツリストテーブル111が記憶するコンテンツは、完成版のコンテンツである。言い換えると、完成版のコンテンツが作成されていないコンテンツは、コンテンツリストテーブル111に記憶されない。このコンテンツリストテーブル111は、後述する履歴情報作成部123によって生成される。なお、コンテンツリストテーブル111が記憶するデータ構造については、図2を用いて後述する。
履歴情報DB112は、完成版のコンテンツが作成される過程で作成されたコンテンツの履歴に関する情報である履歴情報テーブル112aを記憶する。なお、履歴情報テーブル112aが記憶するデータ構造については、図3を用いて後述する。
制御部120は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路であり、画像編集部121と、画像取得部122と、履歴情報作成部123と、表示制御部124とを有する。
画像編集部121は、コンテンツの作成要求をコンテンツの作成者から受付ける。ここで、画像編集部121は、新規のコンテンツ作成を受付けた場合、コンテンツに対して新たなコンテンツIDを付与する。また、画像編集部121は、保存済みのコンテンツのIDを指定してコンテンツの作成要求を受付けた場合、履歴情報DB112から要求されたコンテンツIDと一致するコンテンツから最新版のコンテンツを読み出す。そして、画像編集部121は、画像の作成をコンテンツの作成者から受付ける。
画像取得部122は、コンテンツのキャプチャ画像を取得する。例えば、画像取得部122は、スキャナーやデジタルスチールカメラ等でキャプチャされたコンテンツのキャプチャ画像を取得する。ここで、キャプチャ画像として取得されるコンテンツは、例えば、作成者によって作成された手書きのイラスト等である。
履歴情報作成部123は、判定部123aと、類似画像検索部123bと、識別子付与部123cと、記憶制御部123dとを有し、完成版のコンテンツの作成過程で入力された画像情報の履歴に関する情報である履歴情報テーブル112aを作成する。
判定部123aは、コンテンツを保存する要求を受付けた場合に、保存する要求を受付けたコンテンツが画像編集部121により編集されたコンテンツであるか、画像取得部122により取得されたキャプチャ画像であるかを判定する。そして、判定部123aは、保存する要求を受付けたコンテンツがキャプチャ画像である場合、キャプチャ画像から識別子が読出し可能か否かを判定する。
類似画像検索部123bは、判定部123aによって、キャプチャ画像から識別子が読出し可能ではないと判定された場合、保存する要求を受付けたコンテンツと類似するコンテンツを履歴情報DB112から検索する。
識別子付与部123cは、完成版のコンテンツを作成する過程で作成されたコンテンツを保存する要求を受付けた場合に、要求を受付けたコンテンツに識別子を付与する。
例えば、識別子付与部123cは、画像編集部121により編集されたコンテンツを保存する要求を受付けた場合に、保存する要求を受付けたコンテンツに識別子を付与する。
また、例えば、識別子付与部123cは、キャプチャ画像を保存する要求を受付け、このキャプチャ画像から識別子が読出し可能である場合、キャプチャ画像から識別子が読出し、読出した識別子を保存する要求を受付けコンテンツに付与する。
また、例えば、識別子付与部123cは、キャプチャ画像を保存する要求を受付け、このキャプチャ画像から識別子が読出し可能でない場合、類似画像検索部123bによって検索された類似するコンテンツが属するグループの識別子を含んだ識別子を保存する要求を受付けたコンテンツに付与する。一例をあげると、識別子付与部123cは、検索された類似するコンテンツが属するグループの識別子と連番の識別子を保存する要求を受付けたコンテンツに付与する。
記憶制御部123dは、保存する要求を受付けたコンテンツと、識別子とを対応付けて記憶部110に格納する。例えば、記憶制御部123dは、要求を受付けたコンテンツが作成過程のコンテンツである場合、要求を受付けたコンテンツと、識別子とを対応付けて履歴情報テーブル112aに格納する。
また、例えば、記憶制御部123dは、要求を受付けたコンテンツが完成版のコンテンツである場合、要求を受付けたコンテンツと、識別子とを対応付けてコンテンツリストテーブル111に格納する。
表示制御部124は、「画像のコンテンツ」を表示部102に表示させる。また、表示制御部124は、入力部101を介して作成者から履歴情報テーブル112aを表示する指示を受付けた場合、履歴情報テーブル112aを表示部102に表示させる。
[記憶部110が有する情報のデータ構造]
次に、図2及び図3を用いて、記憶部110が記憶する情報のデータ構造を説明する。ここでは、図2を用いて、コンテンツリストテーブル111のデータ構造を説明し、図3を用いて、履歴情報テーブル112aのデータ構造を説明する。
図2は、コンテンツリストテーブル111のデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、コンテンツリストテーブル111は、「コンテンツID」と、「画像情報」と、「入力確定時刻」とを対応付けた情報を記憶する。
ここで、コンテンツリストテーブル111が記憶する「コンテンツID」は、完成版のコンテンツの識別子を示す。例えば、「コンテンツID」には、「AAA−完」、「BBB−00完」等のデータ値が格納される。ここで、「AAA−完」のうち、「AAA」は、グループの識別子を示し、「完」は、版の識別子を示す。
また、コンテンツリストテーブル111が記憶する「画像情報」は、完成版のコンテンツの画像データを示す。
また、コンテンツリストテーブル111が記憶する「入力確定時刻」は、コンテンツが保存された時刻を示す。例えば、「入力確定時刻」には、「2012/8/14 11:13:56」、「2012/8/15 17:15:24」等のデータ値が格納される。
一例をあげると、図2に示すコンテンツリストテーブル111は、コンテンツIDが「AAA−完」である完成版のコンテンツが2012年8月14日の11時13分56秒に作成されたことを示す。
図3は、履歴情報テーブル112aのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、履歴情報テーブル112aは、「コンテンツID」と「画像情報」と「入力確定時刻」とを対応付けた情報を記憶する。
ここで、履歴情報テーブル112aが記憶する「コンテンツID」は、作成過程のコンテンツを識別する情報を示す。例えば、「コンテンツID」には、「AAA−V1」、「AAA−V2」、「AAA−V3」などのデータ値が格納される。ここで、「AAA−V1」のうち、「AAA」は、グループの識別子を示し、「V1」は、版の識別子を示す。
また、履歴情報テーブル112aが記憶する「画像情報」は、完成版のコンテンツの作成過程で作成された画像データを示す。
また、履歴情報テーブル112aが記憶する「入力確定時刻」は、作成過程のコンテンツが保存された時刻を示す。例えば、「入力確定時刻」には、「2012/8/12 14:23:42」、「2012/8/12 15:05:12」等のデータ値が格納される。
一例をあげると、図3に示す履歴情報テーブル112aは、コンテンツIDが「AAA−V1」である作成過程のコンテンツが2012年8月12日の14時23分42秒に作成されたことを示す。
[履歴情報作成部123による処理動作]
次に、図4を用いて、履歴情報生成装置100による処理動作を説明する。図4は、履歴情報生成装置100による処理動作の一例を示す図である。
図4に示すように、コンテンツの作成者は、例えば、イラストを手書きで作成する(ステップS1)。そして、コンテンツの作成者は、作成したイラストをスキャナーでキャプチャする(ステップS2)。あるいは、コンテンツ作成者は、例えば、ドローイングソフトで画像を作成する(ステップS3)。
履歴情報生成装置100は、キャプチャ画像あるいは、ドローイングソフトで作成された画像を保存する(ステップS4)。ここで、完成版のコンテンツ(AA−完)を作成する過程で、作成過程のコンテンツが3つ(AA−V1、AA−V2、AA−V3)作成された場合を示す。この場合、履歴情報生成装置100では、履歴情報作成部123は、作成過程のコンテンツ(AA−V1、AA−V2、AA−V3)を履歴情報テーブル112aに格納し、完成版のコンテンツ(AA−完)をコンテンツリストテーブル111に格納する。
[第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100による処理手順]
次に図5を用いて、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100による処理手順を説明する。図5は、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100による処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、判定部123aは、コンテンツの保存要求を作成者から受付けたか否かを判定する(ステップS101)。判定部123aは、コンテンツの保存要求を作成者から受付けたと判定した場合(ステップS101、Yes)、保存するコンテンツがキャプチャ画像であるか否かを判定する(ステップS102)。
ここで、判定部123aにより保存するコンテンツがキャプチャ画像であると判定された場合(ステップS102、Yes)、識別子付与部123cは、キャプチャ画像から識別子を読み出し可能であるか否かを判定する(ステップS103)。識別子付与部123cは、キャプチャ画像から識別子を読み出し可能であると判定した場合(ステップS103、Yes)、キャプチャ画像から識別子を読み出す(ステップS104)。
また、識別子付与部123cによりキャプチャ画像から識別子を読み出し可能であると判定されなかった場合(ステップS103、No)、類似画像検索部123bは、保存を要求されたコンテンツと類似する画像を履歴情報テーブル112aから検索する(ステップS105)。そして、識別子付与部123cは、類似画像検索部123bにより検索された類似の画像グループの識別子と通番の識別子を保存するコンテンツに付与する(ステップS106)。
一方、判定部123aにより保存するコンテンツがキャプチャ画像であると判定されなかった場合(ステップS102、No)、すなわち、保存するコンテンツが画像編集部121により作成されたコンテンツである場合、識別子付与部123cは、保存するコンテンツに識別子を付与する(ステップS107)。
ステップS104、ステップS106またはステップS107の終了後、記憶制御部123dは、保存するコンテンツが完成版のコンテンツであるか否かを判定する(ステップS108)。そして、記憶制御部123dは、保存するコンテンツが完成版のコンテンツであると判定しなかった場合(ステップS108、No)、識別子と、コンテンツと、入力確定時刻とを対応付けて履歴情報テーブル112aに保存する(ステップS109)。
そして、記憶制御部123dは、コンテンツ作成の終了を利用者から受付けたか否かを判定する(ステップS110)。ここで、記憶制御部123dは、コンテンツ作成の終了を利用者から受付けたと判定した場合(ステップS110、Yes)、履歴情報作成部123は処理を終了する。一方、記憶制御部123dによりコンテンツ作成の終了を利用者から受付けたと判定されなかった場合(ステップS110、No)、判定部123aは、コンテンツの保存要求を作成者から受付けたか否かを判定する(ステップS101)。
記憶制御部123dは、保存するコンテンツが完成版のコンテンツであると判定した場合(ステップS108、Yes)、識別子と、コンテンツと、入力確定時刻とを対応付けてコンテンツリストテーブル111に保存する(ステップS111)。
[第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100による効果]
上述してきたように、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100は、完成版の画像のコンテンツと、完成版の画像のコンテンツが作成される過程で作成された画像のコンテンツの履歴に関する情報である履歴情報テーブル112aを保存する。また、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100は、保存した履歴情報テーブル112aを表示部102に表示する。これにより、コンテンツの作成者は、コンテンツの作成過程で作成されたコンテンツを確認することが可能となる。
また、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100により生成された完成版のコンテンツが、例えば、ネットワークを介して販売される場合に、完成版のコンテンツと、この完成版のコンテンツの履歴情報テーブル112aとをコンテンツの利用者に提供することも可能である。すなわち、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100は、完成された画像のコンテンツだけでなく、その画像のコンテンツの作成過程の情報を提供することができるという効果を奏する。
この履歴情報テーブル112aが記憶する情報には、完成版のコンテンツには表現されない、作成過程のアイデア、作成者の意図や考え方、コンテンツ自体の内容についての試行錯誤や紆余曲折、及びコンテンツの意味等を含む。これにより、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100は、画像のコンテンツの作成過程の理解を助けるための情報を利用者に提供することができる。このため、画像のコンテンツの利用者は、作成者が画像のコンテンツに込めようとした思いや、その思いが揺れ動く過程を理解することができる。これにより、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100によれば、作成者への共感を深めるという効果を奏することができる。
また、第1の実施の形態における作成者は、一人の著作者による制作の場合に限定されるものではない。例えば、第1の実施の形態における作成者は、作成者と編集者等複数の著作者による共同制作の場合でもよい。また、この場合、例えば、入力履歴に、「誰が」入力したかの情報を保存するようにしてもよい。
また、画像のコンテンツの作り方を教えるサンプルとして、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100を利用することができる。これにより、例えば、教師のコメントを受けながら作成者がコンテンツを修正していくことや、作成者と教師が各自の作成過程を比較して、教育を進めることが可能となる。
第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100は、画像のコンテンツ以外の他コンテンツにも適用可能である。例えば、他のコンテンツの一例として、音楽や映像等が含まれてもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、第1の実施形態に係る履歴情報生成装置100により生成されたコンテンツを、例えば、ネットワークを介して購入した利用者が履歴情報表示装置200において閲覧する場合を説明する。なお、以下の説明において、第1の実施形態と同様に、「ことばのコンテンツ」のことを「コンテンツ」と称する。
[第2の実施の形態に係る履歴情報表示装置200の構成]
図6を用いて、第2の実施の形態に係る履歴情報表示装置200の構成を説明する。図6は、第2の実施の形態に係る履歴情報表示装置200の構成の一例を示す機能ブロック図である。図6に示すように、本実施形態に係る履歴情報表示装置200は、入力部101と、表示部102と、記憶部210と、制御部220とを有する。なお、図1に示した第1の実施形態形態に係る履歴情報生成装置100と同一の機能を有する各構成部については、同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
記憶部210は、例えば、RAMなどの半導体メモリ素子、またはハードディスクなどの記憶装置であり、コンテンツリストテーブル111と、履歴情報DB112とを有する。ここで、コンテンツリストテーブル111、履歴情報DB112は、履歴情報生成装置100により生成された情報であり、例えば、ネットワークを介してコンテンツを購入することで記憶部210に格納される。
制御部220は、CPUやMPUなどの電子回路であり、表示制御部224を有する。表示制御部224は、第1の表示制御部224aと、第2の表示制御部224bと、第3の表示制御部224cと、第4の表示制御部224dと、第5の表示制御部225eとを有する。
第1の表示制御部224aは、完成版のコンテンツの表示指示を利用者から受付けた場合、記憶部210が記憶するコンテンツリストテーブル111から、完成版のコンテンツを読出して表示部102に表示させる。
第2の表示制御部224bは、完成版のコンテンツの選択を受付けた場合、完成版のコンテンツに対応する履歴情報を記憶部210が記憶する履歴情報テーブル112aから読出して、表示部102において完成版のコンテンツの近傍に読み出した履歴情報を更に表示させる。なお、履歴情報とは、完成版のコンテンツが作成される過程で作成されたコンテンツの履歴に関する情報である。
例えば、第2の表示制御部224bは、表示部102において完成版のコンテンツの近傍に作成される過程で作成されたコンテンツの一部を重畳させて表示させる。また、例えば、第2の表示制御部224bは、作成される過程のコンテンツの中で作成時刻が古いコンテンツ程、背面に配置して表示させる。
第3の表示制御部224cは、第2の表示制御部224bによって表示された作成される過程で作成されたコンテンツのいずれかの選択を受付けた場合、選択を受付けたコンテンツを半透明にし、完成版のコンテンツに重ねて表示させる。
また、第3の表示制御部224cは、選択を受付けたコンテンツを完成版のコンテンツに重ね、選択を受付けたコンテンツと完成版のコンテンツとを交互に最前面に表示させる。
第4の表示制御部224dは、履歴情報を展開する指示を受付けた場合、履歴情報に含まれる全ての作成される過程で作成されたコンテンツを展開して表示させる。
第5の表示制御部224eは、完成版のコンテンツを、展開されたコンテンツのいずれかに重ねる指示を受付けた場合、完成版のコンテンツを半透明にする。
第5の表示制御部224eは、完成版のコンテンツを、展開されたコンテンツのいずれかに重ねる指示を受付けた場合、指示を受付けたコンテンツと完成版のコンテンツとを交互に最前面に表示させる。
[表示制御部224による処理動作]
次に、図7A〜図7E及び図8A〜図8Dを用いて、表示制御部224による処理動作を説明する。図7A〜図7E及び図8A〜図8Dは、表示制御部224による処理動作の一例を示す図である。
図7Aに示すように、第1の表示制御部224aは、完成版のコンテンツの表示指示を利用者から受付けた場合、完成版のコンテンツ7aを記憶部210が記憶するコンテンツリストテーブル111から読出して表示部102に表示させる。
そして、図7Bでは、ポインタにより完成版のコンテンツ7aの選択を受付けた場合を示す。この場合、第2の表示制御部224bは、表示部102において完成版のコンテンツ7aの近傍に履歴情報を表示させる。ここで、図7Bに示すように、第2の表示制御部224bは、表示部102において完成版のコンテンツ7aの近傍に、作成過程のコンテンツ7b〜7dの一部を重畳させて表示させる。
図7Cは、図7Bにおいて、第2の表示制御部224bによって表示された作成過程のコンテンツ7b〜7dの展開する指示を受付けた場合を示す。この場合、第4の表示制御部224dは、履歴情報に含まれる全ての作成される過程で作成されたコンテンツ7b〜7dを展開して表示させる。
図7Dは、図7Cにおいて、第4の表示制御部224bによって展開されたコンテンツ7b〜7dの中からコンテンツ7bに、完成版のコンテンツを重ねる指示を受付けた場合を示す。この場合、第5の表示制御部224eは、図7Dに示すように、完成版のコンテンツ7aを半透明にし、コンテンツ7bに重ねて表示させる。
図7Eは、図7Cにおいて、第4の表示制御部224bによって展開されたコンテンツ7b〜7dの中からコンテンツ7bに完成版のコンテンツを重ねる指示を受付け、重ねた完成版のコンテンツ7aの上からクリックを連続して受付けた場合を示す。この場合、第5の表示制御部224eは、図7Eに示すように、展開されたコンテンツ7bと完成版のコンテンツ7aとを交互に最前面に表示させる。このように、コンテンツ7bと完成版のコンテンツ7aとを交互に最前面に表示させることで、例えば、利用者は、コンテンツ7bと完成版のコンテンツ7aとの色の差異をも逃すことなくコンテンツを閲覧することが可能となる。
図8Aに示すように、第1の表示制御部224aは、完成版のコンテンツの表示指示を利用者から受付けた場合、完成版のコンテンツ8aを記憶部210が記憶するコンテンツリストテーブル111から読出して表示部102に表示させる。
そして、図8Bでは、ポインタにより完成版のコンテンツ8aの選択を受付けた場合を示す。この場合、第2の表示制御部224bは、表示部102において完成版のコンテンツ8aの近傍に履歴情報を表示させる。ここで、図8Bに示すように、第2の表示制御部224bは、表示部102において完成版のコンテンツ8aの近傍に、作成過程のコンテンツ8b〜8dの一部を重畳させて表示させる。
図8Cは、図8Bにおいて、第2の表示制御部224bによって表示された作成過程のコンテンツ8b〜8dの中からコンテンツ8dの選択を受付けた場合を示す。この場合、第3の表示制御部224cは、図8Dまたは図8Eに示す処理を実行する。
図8Dに示す場合、第3の表示制御部224cは、選択を受付けたコンテンツ8dを半透明にし、完成版のコンテンツ8aに重ねて表示させる。また、図8Eに示す場合、第3の表示制御部224cは、選択を受付けたコンテンツ8dを完成版のコンテンツ8aに重ね、選択を受付けたコンテンツ8dと完成版のコンテンツ8aとを交互に最前面に表示させる。このように、コンテンツ8dを完成版のコンテンツ8aとを交互に最前面に表示させることで、例えば、利用者は、コンテンツ8dを完成版のコンテンツ8aとの色の差異をも逃すことなくコンテンツを閲覧することが可能となる。
[履歴情報表示装置200による処理手順]
次に、図9及び図10を用いて、履歴情報表示装置200による処理手順について説明する。図9は、履歴情報表示装置200による処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、第1の表示制御部224aは、コンテンツの表示要求を受付けたか否かを判定する(ステップS201)。ここで、第1の表示制御部224aは、コンテンツの表示要求を受付けたと判定した場合(ステップS201、Yes)、コンテンツリストテーブル111からコンテンツのリストを読出して表示部102に表示する(ステップS202)。なお、第1の表示制御部224aは、コンテンツの表示要求を受付けたと判定しなかった場合(ステップS201、No)、引き続き、コンテンツの表示要求を受付けたか否かを判定する(ステップS201)。
そして、第1の表示制御部224aは、コンテンツの選択を利用者から受付けたか否かを判定する(ステップS203)。ここで、第1の表示制御部224aは、コンテンツの選択を利用者から受付けたと判定した場合(ステップS203、Yes)、選択されたコンテンツを表示部102に表示する(ステップS204)。なお、第1の表示制御部224aは、コンテンツの選択を利用者から受付けたと判定しなかった場合(ステップS203、No)、引き続き、コンテンツの選択を利用者から受付けたか否かを判定する(ステップS203)。
続いて、第2の表示制御部224bは、第1の表示制御部224aにより表示されたコンテンツをポインタで指示されたか否かを判定する(ステップS205)。第2の表示制御部224bは、コンテンツをポインタで指示されたと判定しなかった場合(ステップS205、No)、引き続き、コンテンツをポインタで指示されたか否かを判定する(ステップS205)。
一方、第2の表示制御部224bによってコンテンツをポインタで指示されたと判定された場合(ステップS205、Yes)、履歴情報表示処理を実行する(ステップS206)。なお、履歴情報表示処理の詳細については、図10を用いて後述する。
続いて、第2の表示制御部224bは、処理の終了を利用者から受付けたか否かを判定する(ステップS207)。ここで、第2の表示制御部224bは、処理の終了を利用者から受付けたと判定した場合(ステップS207、Yes)、処理を終了する。一方、第2の表示制御部224bは、処理の終了を利用者から受付けたと判定しなかった場合(ステップS207、No)、ステップS205に移行する。
(履歴情報表示処理)
図10を用いて、履歴情報表示処理を説明する。図10は、履歴情報表示処理の処理手順を示すフローチャートである。図10に示すように、第2の表示制御部224bは、完成版のコンテンツの下に履歴情報を重畳させて表示部102に表示させる(ステップS301)。これにより、各履歴がわずかずつ見えるように表示される。
そして、第2の表示制御部224bは、履歴情報の一つを選択されたか否かを判定する(ステップS302)。ここで、第3の表示制御部224cは、第2の表示制御部224bによって、履歴情報の一つを選択されたと判定された場合(ステップS302、Yes)、選択された履歴情報を最前面に移動し、半透明にして完成版のコンテンツに重ねて表示させる(ステップS303)。また、第3の表示制御部224cは、入力確定時刻情報を表示させる(ステップS304)。
一方、第4の表示制御部224dは、第2の表示制御部224bによって、履歴情報の一つを選択されたと判定されなかった場合(ステップS302、No)、すなわち、履歴情報を展開する指示を受付けた場合、履歴情報を展開して表示させる(ステップS305)。また、第4の表示制御部224dは、入力確定時刻情報を表示させる(ステップS306)。
そして、第5の表示制御部224eは、完成版のコンテンツをいずれかの履歴情報に重ねる(ステップS307)。続いて、第5の表示制御部224eは、完成版のコンテンツを半透明にする(ステップS308)。ステップS304またはステップS308の終了後、履歴情報表示処理を終了する。
[第2の実施の形態に係る履歴情報表示装置200による効果]
上述してきたように、第2の実施の形態に係る履歴情報表示装置200は、コンテンツの作成者が完成版の画像のコンテンツが作成される過程で作成された画像のコンテンツの履歴に関する情報である履歴情報テーブル112aを記憶する。そして、履歴情報表示装置200は、完成版の画像のコンテンツの表示を受付けた場合、完成版の画像のコンテンツの近傍に、履歴情報テーブル112aが記憶する情報を表示する。すなわち、第2の実施の形態に係る履歴情報表示装置200は、完成された画像のコンテンツだけでなく、その画像のコンテンツの作成過程の情報を提供することができるという効果を奏する。
この履歴情報テーブル112aが記憶する情報には、完成版のコンテンツには表現されない、作成過程のアイデア、作成者の意図や考え方、コンテンツ自体の内容についての試行錯誤や紆余曲折、及びコンテンツの意味等を含む。これにより、第2の実施の形態に係る履歴情報表示装置200によれば、例えば、コンテンツの利用者は、画像のコンテンツをより良く理解し、コンテンツをより深く鑑賞することができる。例えば、画像のコンテンツの利用者は、作成者が画像のコンテンツに込めようとした思いや、その思いが揺れ動く過程を理解することができる。これにより、第2の実施の形態に係る履歴情報表示装置200によれば、作成者への共感を深めるという効果を奏することができる。
また、完成版のコンテンツをポスター等の印刷物や絵画等にしてもよい。図11A〜図11Cを用いて、完成版のコンテンツが印刷物である場合の履歴情報表示処理について説明する。図11A〜図11Cは、完成版のコンテンツが印刷物である場合の履歴情報表示処理の動作の一例を示す図である。なお、ここでは、作成過程のコンテンツが3つである場合を示す。
図11Aに示す例では、ポスター等の印刷物や絵画等の完成版のコンテンツ11aが掲示されている。また、利用者のPC上では、完成版もコンテンツ11aが作成される過程で作成されたコンテンツの履歴情報が読み出される。この履歴情報には、作成過程の画像のコンテンツ11b〜11dが含まれる。
そして、図11Bに示すように、利用者のPC上において、コンテンツの履歴情報が展開される。続いて、図11Cに示すように、利用者のPC上において、特定の履歴情報が選択される。図11Cに示す例では、作成過程のコンテンツ11bが選択される。そして、選択された作成過程のコンテンツ11bが例えばプロジェクターによって、完成版のコンテンツ11aに重ねて表示される。
(第3の実施の形態)
また、第2の実施の形態に係る履歴情報表示装置200は、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100が有する機能を更に有するようにしてもよい。図12を用いて、第1の実施の形態に係る履歴情報生成装置100が有する機能を更に備えた、第3の実施の形態に係る履歴情報表示装置300について説明する。
図12は、第3の実施の形態に係る履歴情報表示装置300の構成の一例を示す機能ブロック図である。図12に示すように、履歴情報表示装置300は、入力部101と、表示部102と、記憶部310と、制御部320とを有する。なお、図1に示した第1の実施形態形態に係る履歴情報生成装置100及び図6に示した第2の実施形態形態に係る履歴情報表示装置200と同一の機能を有する各構成部については、同一の符号を付与し、詳細な説明を省略する。
記憶部310は、例えば、RAMなどの半導体メモリ素子、またはハードディスクなどの記憶装置であり、コンテンツリストテーブル111と、履歴情報DB112とを有する。
制御部320は、CPUやMPUなどの電子回路であり、画像編集部121と、画像取得部122と、履歴情報作成部123と、表示制御部224とを有する。
係る構成により、第3の実施の形態に係る履歴情報表示装置300は、完成版の画像のコンテンツと、完成版の画像のコンテンツが作成される過程で作成された画像のコンテンツの履歴に関する情報である履歴情報テーブル112aを保存する。また、第3の実施の形態に係る履歴情報表示装置300は、保存した履歴情報テーブル112aを表示部102に表示する。これにより、コンテンツの作成者は、コンテンツの作成過程で入力されたコンテンツを確認することが可能となる。
(第4の実施の形態)
ところで、本願の開示する履歴情報表示装置は、上述した実施の形態以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、本願の開示する履歴情報表示装置の他の実施の形態について説明する。
[システム構成等]
本実施例において説明した各処理のうち自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。また、図示した記憶部が格納する情報は一例に過ぎず、必ずしも図示のごとく情報が格納される必要はない。また、図示した各構成部は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のごとく構成されていることを要しない。
さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[プログラム]
図13は、開示の技術に係る履歴情報表示プログラムによる情報処理がコンピュータを用いて具体的に実現されることを示す図である。図13に例示するように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU(Central Processing Unit)1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有し、これらの各部はバス1080によって接続される。
メモリ1010は、図13に例示するように、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM(Random Access Memory)1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、図13に例示するように、ハードディスクドライブ1031に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、図13に例示するように、ディスクドライブ1041に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブに挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、図13に例示するように、例えばマウス1051、キーボード1052に接続される。ビデオアダプタ1060は、図13に例示するように、例えばディスプレイ1061に接続される。
ここで、図13に例示するように、ハードディスクドライブ1031は、例えば、OS(Operating System)1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、開示の技術に係る履歴情報表示プログラムは、コンピュータによって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1031に記憶される。具体的には、上記実施例で説明した第1の表示制御部224aと同様の情報処理を実行する第1の表示手順と、第2の表示制御部224bと同様の情報処理を実行する第2の表示手順とが記述されたプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1031に記憶される。また、上記実施例で説明した記憶部110に記憶されるデータのように、履歴情報表示プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータ1094として、例えばハードディスクドライブ1031に記憶される。そして、CPU1020が、ハードディスクドライブ1031に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出し、第1の表示手順、第2の表示手順を実行する。
なお、履歴情報表示プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1031に記憶される場合に限られず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1041等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、履歴情報表示プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
また、プログラムモジュール1093には、第1の表示制御部224aと同様の情報処理を実行する第1の表示手順と、第2の表示制御部224bと同様の情報処理を実行する第2の表示手順と、第3の表示制御部224cと同様の情報処理を実行する第3の表示手順と、第4の表示制御部224dと同様の情報処理を実行する第4の表示手順と、第5の表示制御部224eと同様の情報処理を実行する第5の表示手順と、が記述されてもよい。
112 履歴情報DB
112a 履歴情報テーブル
200 履歴情報表示装置
210 記憶部
220 制御部
224 表示制御部
224a 第1の表示制御部
224b 第2の表示制御部

Claims (8)

  1. 完成された画像のコンテンツである完成版の画像のコンテンツの表示指示を利用者から受付けた場合、当該完成版の画像のコンテンツと、当該完成版の画像のコンテンツが作成される過程で作成された画像のコンテンツに関する情報である履歴情報とを記憶するともに、前記作成する過程で作成された画像のコンテンツがキャプチャ画像であり、前記キャプチャ画像から識別子が読出し可能ではない場合には該キャプチャ画像と類似する画像のコンテンツが属するグループの識別子を含んだ識別子と前記作成される過程で作成された画像のコンテンツとを格納し、前記キャプチャ画像から識別子が読出し可能である場合には当該キャプチャ画像から読出された識別子と前記作成される過程で作成された画像のコンテンツとを格納する記憶部から、当該完成版の画像のコンテンツを読出して表示部に表示させる第1の表示ステップと、
    前記完成版の画像のコンテンツの選択を受付けた場合、当該完成版の画像のコンテンツに対応する前記履歴情報を前記表示部において当該完成版の画像のコンテンツの近傍に更に表示させる第2の表示ステップと
    をコンピュータに実行させるための履歴情報表示プログラム。
  2. 前記履歴情報は、前記完成版の画像のコンテンツが作成される過程で作成された画像のコンテンツを含み、
    前記第2の表示ステップは、
    前記表示部において前記完成版の画像のコンテンツの近傍に前記作成される過程で作成された画像のコンテンツの一部を重畳させて表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の履歴情報表示プログラム。
  3. 前記第2の表示ステップは、
    前記作成される過程で作成された画像のコンテンツの中で作成時刻が古い画像のコンテンツ程、背面に配置して表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の履歴情報表示プログラム。
  4. 前記第2の表示ステップによって表示された前記作成される過程で作成された画像のコンテンツのいずれかの選択を受付けた場合、当該選択を受付けた画像のコンテンツを半透明にし、前記完成版の画像のコンテンツに重ねて表示させる第3の表示ステップ
    を更にコンピュータに実行させるための請求項2または3に記載の履歴情報表示プログラム。
  5. 所定の操作によった、前記第2の表示ステップによって表示された前記作成される過程で作成された画像のコンテンツのいずれかの選択を受付けた場合、前記第3の表示ステップに代えて、前記選択を受付けた画像のコンテンツを前記完成版の画像のコンテンツに重ね、当該選択を受付けた画像のコンテンツと当該完成版の画像のコンテンツとを交互に最前面に表示させる第4の表示ステップ
    を更にコンピュータに実行させるための請求項4に記載の履歴情報表示プログラム。
  6. 前記第2の表示ステップの後に前記履歴情報を展開する指示を受付けた場合、当該履歴情報に含まれる全ての作成される過程で作成された画像のコンテンツを展開して表示させる第の表示ステップと、
    前記完成版の画像のコンテンツを、前記第5の表示ステップによって展開された前記画像のコンテンツのいずれかに重ねる指示を受付けた場合、当該指示を受け付けた画像のコンテンツの上に前記完成版の画像のコンテンツを重ね、該重ねた完成版の画像のコンテンツを半透明にする第6の表示ステップと
    を更にコンピュータに実行させるための請求項2または3に記載の履歴情報表示プログラム。
  7. 前記完成版の画像のコンテンツを、前記第5の表示ステップによって展開された前記画像のコンテンツのいずれかに重ねる指示を所定の操作によって受付けた場合、前記第6の表示ステップに代えて、当該指示を受付けた画像のコンテンツと当該完成版の画像のコンテンツとを交互に最前面に表示させる第7の表示ステップ
    を更にコンピュータに実行させるための請求項6に記載の履歴情報表示プログラム。
  8. 完成された画像のコンテンツである完成版の画像のコンテンツと、当該完成版の画像のコンテンツが作成される過程で作成された画像のコンテンツに関する情報である履歴情報を記憶するともに、前記作成する過程で作成された画像のコンテンツがキャプチャ画像であり、前記キャプチャ画像から識別子が読出し可能ではない場合には該キャプチャ画像と類似する画像のコンテンツが属するグループの識別子を含んだ識別子と前記作成される過程で作成された画像のコンテンツとを格納し、前記キャプチャ画像から識別子が読出し可能である場合には当該キャプチャ画像から読出された識別子と前記作成される過程で作成された画像のコンテンツとを格納する記憶部と、
    前記完成版の画像のコンテンツの表示指示を利用者から受付けた場合、前記記憶部から、当該完成版の画像のコンテンツを読出して表示部に表示させる第1の表示制御部と、
    前記完成版の画像のコンテンツの選択を受付けた場合、当該完成版の画像のコンテンツに対応する前記履歴情報を前記表示部において当該完成版の画像のコンテンツの近傍に更に表示させる第2の表示制御部と
    を有することを特徴とする履歴情報表示装置。
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