JP5892633B1 - キャスタ着脱構造及びそれを備えた台車 - Google Patents
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Abstract
Description
台座付きキャスタの台座には、四方にボルト、螺子、リベット等を通す穴が設けられており、台座に設けられた穴からボルト等を挿し込み、ボルトにナット等を介在させることで台座付きキャスタを台車の本体部に取り付けることは、従来一般的に知られている。
さらに、特許文献1〜3に記載のキャスタの着脱構造に備わる上記規制部材は、キャスタを台車の本体部から取り外す際に、台車の本体部から取り外されることによって、台車の本体部とは別体となる。このため、キャスタの着脱者は台車の本体部から取り外した上記規制部材を紛失しないように注意を払う必要が生じる。
このように、特許文献1〜3に記載のキャスタの着脱構造は、キャスタを台車の本体部に着脱する際に、台車の本体部に取り付けられた台座の抜け出し方向への移動を規制するための規制部材の台車の本体部への取り付け及び取り外しが必要となり、その分、操作が煩雑化するという問題がある。
本発明のキャスタ着脱構造は、台車の本体部に台座付きキャスタを着脱するためのキャスタの着脱構造であって、前記本体部の下面に設けられ、前記キャスタの台座における二辺の端部を嵌入可能な一対の台座嵌入部と、前記本体部の下面に設けられ、前記一対の台座嵌入部に嵌入した前記キャスタの台座における嵌入方向先端の辺の端部と当接する第1の台座当接部と、前記本体部に対し上下方向に重力に従って可動に且つ該上下方向への移動により該本体部から離脱しないように取り付けられ、前記一対の台座嵌入部に嵌入し、かつ、前記第1の台座当接部に嵌入方向先端の辺の端部が当接した前記キャスタの台座に対し、前記台車の本体部の下面が下方を向いた状態にあるときには、前記キャスタの台座における嵌入方向手前側から該キャスタの台座の嵌入方向とは反対方向への移動を規制する位置に重力に従って移動し、前記台車の本体部の下面が上方を向いた状態にあるときには、前記キャスタの台座における嵌入方向手前側からの該キャスタの台座の嵌入方向とは反対方向への移動の規制を解除する位置に重力に従って移動する台座装着状態固定・解除部材、を有する。
しかも、本発明のキャスタ着脱構造のように、台座装着状態固定・解除部材を台車の本体部に対し上下方向に重力に従って可動に且つ該上下方向への移動により該本体部から離脱しないように取り付けた構造にすれば、上述した特許文献1〜3に記載のキャスタの着脱構造に備わる規制部材のような、キャスタを台車の本体部から取り外す際に、台車の本体部から取り外されることによって、台車の本体部とは別体となることがないため、キャスタの着脱者は上記規制部材を紛失しないように注意を払う必要がない。
その結果、本発明のキャスタ着脱構造のようにすれば、台車の本体部に取り付けられた台座の抜け出し方向への移動を規制するための規制部材の台車の本体部への取り付け及び取り外しが不要で、台車の本体部に対するキャスタの台座の着脱操作を極力簡単化できる。
このようにすれば、本発明における、台車の本体部に取り付けられた台座の抜け出し方向への移動を規制するための規制部材の台車の本体部への取り付け及び取り外しが不要で、台車の本体部に対するキャスタの台座の着脱操作を極力簡単化できる効果が具現化する。
また、本発明のキャスタ着脱構造においては、好ましくは、前記第2の台座当接部は、棒状に形成されている。
これらのようにすれば、台座装着状態固定・解除部材を小型化でき、台車の本体部への着脱スペースを抑えることができる。
このようにすれば、台車の本体部に装着した台座の嵌入方向手前側の辺の端部に広範囲にわたり第2の台座当接部が当接可能となるため、台車の本体部に取り付けられた台座の抜け出し方向への移動をより確実に規制できる。
このようにすれば、台車の本体部に取り付けられた台座の抜け出し方向への移動を規制するための規制部材の台車の本体部への取り付け及び取り外しが不要で、台車の本体部に対するキャスタの台座の着脱操作を極力簡単化可能な効果を奏する台車が得られる。
第1実施形態
図1は本発明の第1実施形態にかかるキャスタ着脱構造を備えた台車を斜め上方から見た斜視図である。図2は図1の台車の本体部近傍の側面図である。図3は図1に示すキャスタ着脱構造を備えた台車の本体部の要部構成を示す図で、(a)は台車の本体部の要部近傍の側面図、(b)は(a)における要部を一部断面で示す図、(c)は台車の本体部の要部近傍の下面図、(d)は台車の本体部の要部近傍の上面図である。図4は第1実施形態のキャスタ着脱構造を備えた台車に、台座付きキャスタを取り付けるときの手順及びキャスタ着脱構造の要部の動作状態を示す説明図で、(a)は台車の本体部における台座付きキャスタが装着されていない初期状態を示す図、(b)は(a)の状態から台車の本体部の上下を反転させた状態を示す図、(c)は(b)の状態になっている台車の本体部にキャスタを装着した状態、(d)は(c)の状態になっている台車の本体部の上下を元に戻した状態を示す図である。
一対の台座嵌入部11a1,11a2は、本体部11の下面に設けられた、下面支持部11a11,11a21と、上面当接部11a0,11a12,11a22とで構成されている。
下面支持部11a11,11a21は、キャスタ20の嵌入方向に沿って延び、断面が略L字形状及び略L字の左右をひっくり返した形状に形成されていて、挿入されたキャスタ20の台座21の下面を支持する。
上面当接部11a0は、キャスタ20の嵌入方向に対し垂直な方向に延びた板状に形成されていて、下側の縁部が、挿入されたキャスタ20の台座21の上面に当接する。
上面当接部11a12,11a22は、キャスタ20の嵌入方向に沿って延びた板状に形成されていて、下側の縁部が、挿入されたキャスタ20の台座21の上面に当接する。
そして、一対の台座嵌入部11a1,11a2は、キャスタ20の台座21における対向する二辺の端部21a,21bを嵌入可能になっている。
第1の台座当接部11bは、本体部11の下面に設けられ、キャスタ20の嵌入方向に対し垂直な方向に延びていて、一対の台座嵌入部11a1,11a2に嵌入したキャスタ20の台座21における嵌入方向先端の辺の端部21cと当接するように形成されている。
遊嵌部11c1は、棒状に形成され、台車10の本体部11の上面から下方に向けて設けられた筒状部11fを貫通する貫通部11dに遊嵌されている。
第1の本体部当接部11c2は、遊嵌部11c1の一端に設けられていて、台車10の本体部11の下面が下方を向いた状態にあるときに、台車10の本体部11に設けられた筒状部11fの上面に形成された溝11f1に入り込み、溝11f1の底面に当接する鍔形状のフランジで構成されている。
第2の本体部当接部11c3は、遊嵌部11c1における第1の本体部当接部11c2よりも他端側に設けられた円柱部における本体部側の面で構成されていて、台車10の本体部11の下面が上方を向いた状態にあるときに、台車10の本体部11に設けられた筒状部11fの下面11f2に当接するようになっている。
第2の台座当接部11c4は、上記円柱部における側面で構成されている。そして、第2の台座当接部11c4は、台車10の本体部11の下面が下方を向いた状態にあるときに、一対の台座嵌入部11a1,11a2に嵌入し、かつ、第1の台座当接部11bに嵌入方向先端の辺の端部21cが当接した、キャスタ20の台座21における嵌入方向手前側の辺の端部21dと近接する。また、第2の台座当接部11c4は、台車10の本体部11の下面が上方を向いた状態にあるときに、キャスタ20の台座21における嵌入方向手前側の辺の端部21dに当接しない位置に退避する。
台車10の本体部11へ台座付きキャスタ20を装着する場合、まず、下面が下方を向いた状態の台車10の本体部11(図4(a)参照)を、下面が上方を向くようにひっくり返す(図4(b)参照)。このとき、貫通部11dに遊嵌される遊嵌部11c1が重力に従って移動し、第2の本体部当接部11c3が台車10の本体部11に設けられた筒状部11fの下面11f2に当接するとともに、第2の台座当接部11c4がキャスタ20の台座21における嵌入方向手前側の辺の端部21dに当接しない位置に退避する。
次いで、キャスタ20の台座21を一対の台座嵌入部11a1,11a2に嵌入し、嵌入方向先端の辺の端部21cを第1の台座当接部11bに当接させる(図4(c)参照)。
次いで、台車10の本体部11を、下面が下方を向くようにひっくり返す(図4(d)参照)。このとき、貫通部11dに遊嵌される遊嵌部11c1が重力に従って移動し、第1の本体部当接部11c2が台車10の本体部11に設けられた筒状部11fの上面に形成された溝11f1に入り込み、溝11f1の底面に当接するとともに、第2の台座当接部11c4がキャスタ20の台座21における嵌入方向手前側の辺の端部21dと近接する。これにより、キャスタ20の台座21における嵌入方向とは反対方向への移動が規制され、台座付きキャスタ20の台車10の本体部11への装着が完了する。なお、キャスタ20の台座21における嵌入方向先端の辺の端部21cが、第1の台座当接部11bに当接しているか否かは、本体部11の下面が上方を向いた状態(図4(c)参照)にあるときには、そのまま本体部11の上方からキャスタの着脱者が目視で確認することができ、また、本体部11の下面が下方を向いた状態(図4(d)参照)にあるときには、一対の開口部11e1,11e2を通して、本体部11の上方からキャスタの着脱者が目視で確認することができる。
次いで、キャスタ20の台座21を一対の台座嵌入部11a1,11a2から抜き出す(図4(b)参照)。これにより、台座付きキャスタ20の台車10の本体部11からの取り外しが完了する。
その上で、第1実施形態のキャスタ着脱構造によれば、台車10の本体部11に対し上下方向に重力に従って可動に且つ上下方向への移動により本体部11から離脱しないように取り付けられ、台座嵌入部台座嵌入部11a1,11a2に嵌入し、かつ、第1の台座当接部11bに嵌入方向先端の辺の端部21cが当接したキャスタ20の台座21に対し、台車10の本体部11の下面が下方を向いた状態にあるときには、キャスタ20の台座21における嵌入方向手前側からキャスタ20の台座21の嵌入方向とは反対方向への移動を規制する位置に重力に従って移動し、台車10の本体部11の下面が上方を向いた状態にあるときには、キャスタ20の台座21における嵌入方向手前側からのキャスタ20の台座21の嵌入方向とは反対方向への移動の規制を解除する位置に重力に従って移動する台座装着状態固定・解除部材11cを有したので、キャスタの着脱者は、従来の特許文献1〜3に記載のキャスタの着脱構造のような、キャスタを台車の本体部に着脱する際に、台車の本体部に取り付けられた台座の抜け出し方向への移動を規制するための規制部材を台車の本体部への取り付け及び取り外しが不要となる。
しかも、第1実施形態のキャスタ着脱構造によれば、台座装着状態固定・解除部材11cを台車10の本体部11に対し上下方向に重力に従って可動に且つ上下方向への移動により本体部11から離脱しないように取り付けた構造にしたので、上述した特許文献1〜3に記載のキャスタの着脱構造に備わる規制部材のような、キャスタを台車の本体部から取り外す際に、台車の本体部から取り外されることによって、台車の本体部とは別体となることがないため、キャスタの着脱者は上記規制部材を紛失しないように注意を払う必要がない。
その結果、第1実施形態のキャスタ着脱構造によれば、台車の本体部に取り付けられた台座の抜け出し方向への移動を規制するための規制部材の台車の本体部への取り付け及び取り外しが不要で、台車の本体部に対するキャスタの台座の着脱操作を極力簡単化できる。
図5は本発明の第2実施形態にかかるキャスタ着脱構造を備えた台車の本体部の要部構成を示す図で、(a)は台車の本体部の要部近傍の側面図、(b)は(a)における要部を一部断面で示す図、(c)は台車の本体部の要部近傍の下面図、(d)は台車の本体部の要部近傍の上面図である。図6は第2実施形態のキャスタ着脱構造を備えた台車に、台座付きキャスタを取り付けるときの手順及びキャスタ着脱構造の要部の動作状態を示す説明図で、(a)は台車の本体部における台座付きキャスタが装着されていない初期状態を示す図、(b)は(a)の状態から台車の本体部の上下を反転させた状態を示す図、(c)は(b)の状態になっている台車の本体部にキャスタを装着した状態、(d)は(c)の状態になっている台車の本体部の上下を元に戻した状態を示す図である。なお、第1実施形態と同様の構成部分については、同じ符号を付し、説明を省略する。
また、図5(d)に示すように、一対の台座嵌入部11a1,11a2は、夫々、断面が略コの字形状及び略コの字の上下をひっくり返した形状の溝を構成する下側の板状部と、第1の台座当接部11bとの間が、所定間隔L1離れるように形成されており、一対の台座嵌入部11a1,11a2にキャスタ20の台座21を嵌入させた場合に、キャスタ20の台座21における嵌入方向先端の辺の端部21cが、第1の台座当接部11bに当接しているか否かを、一対の開口部11e1,11e2を通して、上方を向けた状態の本体部11の上面側からキャスタの着脱者が目視で確認することができるようになっている。
また、遊嵌部11c1は、棒状に形成され、台車10の本体部11を貫通する貫通部11dに遊嵌されている。
また、第1の本体部当接部11c2は、遊嵌部11c1の一端に設けられていて、台車10の本体部11の下面が下方を向いた状態にあるときに、台車10の本体部11に当接する鍔形状のフランジで構成されている。
また、第2の本体部当接部11c3は、遊嵌部11c1における第1の本体部当接部11c2よりも他端側に設けられていて、台車10の本体部11の下面が上方を向いた状態にあるときに、台車10の本体部11の下面に当接する鍔形状のフランジで構成されている。
また、第2の台座当接部11c4は、棒状に形成され、遊嵌部11c1に接続されている。
その他の構成は、第1実施形態のキャスタ着脱構造と略同じである。
台車10の本体部11へ台座付きキャスタ20を装着する場合、まず、下面が下方を向いた状態の台車10の本体部11(図6(a)参照)を、下面が上方を向くようにひっくり返す(図6(b)参照)。このとき、貫通部11dに遊嵌される遊嵌部11c1が重力に従って移動し、第2の本体部当接部11c3が台車10の本体部11の下面に当接するとともに、第2の台座当接部11c4がキャスタ20の台座21における嵌入方向手前側の辺の端部21dに当接しない位置に退避する。
次いで、キャスタ20の台座21を一対の台座嵌入部11a1,11a2に嵌入し、嵌入方向先端の辺の端部21cを第1の台座当接部11bに当接させる(図6(c)参照)。
次いで、台車10の本体部11を、下面が下方を向くようにひっくり返す(図6(d)参照)。このとき、貫通部11dに遊嵌される遊嵌部11c1が重力に従って移動し、第1の本体部当接部11c2が台車10の本体部11の上面に当接するとともに、第2の台座当接部11c4がキャスタ20の台座21における嵌入方向手前側の辺の端部21dと近接する。これにより、キャスタ20の台座21における嵌入方向とは反対方向への移動が規制され、台座付きキャスタ20の台車10の本体部11への装着が完了する。なお、キャスタ20の台座21における嵌入方向先端の辺の端部21cが、第1の台座当接部11bに当接しているか否かは、本体部11の下面が上方を向いた状態(図6(c)参照)にあるときには、そのまま本体部11の上方からキャスタの着脱者が目視で確認することができ、また、本体部11の下面が下方を向いた状態(図6(d)参照)にあるときには、一対の開口部11e1,11e2を通して、本体部11の上方からキャスタの着脱者が目視で確認することができる。
次いで、キャスタ20の台座21を一対の台座嵌入部11a1,11a2から抜き出す(図6(b)参照)。これにより、台座付きキャスタ20の台車10の本体部11からの取り外しが完了する。
図7は本発明の第3実施形態にかかるキャスタ着脱構造を備えた台車の要部構成を示す図で、(a)は台車の本体部の要部近傍の側面図、(b)は(a)における要部を一部断面で示す図、(c)は台車の本体部の要部近傍の下面図、(dc)は台車の本体部の要部近傍の上面図である。図8は第3実施形態のキャスタ着脱構造を備えた台車に、台座付きキャスタを取り付けるときの手順及びキャスタ着脱構造の要部の動作状態を示す説明図で、(a)は台車の本体部における台座付きキャスタが装着されていない初期状態を示す図、(b)は(a)の状態から台車の本体部の上下を反転させた状態を示す図、(c)は(b)の状態になっている台車の本体部にキャスタを装着した状態、(d)は(c)の状態になっている台車の本体部の上下を元に戻した状態を示す図である。なお、第2実施形態と同様の構成部分については、同じ符号を付し、説明を省略する。
詳しくは、台座装着状態固定・解除部材11c’を構成する第2の台座当接部11c4’、遊嵌部11c1’が、夫々板状に形成されている。
また、第2の本体部当接部11c3’、第1の本体部当接部11c2’は、夫々、第2の台座当接部11c4’、遊嵌部11c1’の端面を覆う細長の矩形状に形成されている。
そして、本体部11に形成される貫通部11d’は、遊嵌部11c1’を遊嵌する板状空間を有するように形成されている。
その他の構成は、第2実施形態のキャスタ着脱構造と略同じである。
その他の作用効果は、第2実施形態のキャスタ着脱構造と略同じである。
例えば、第1実施形態のキャスタ着脱構造は、図1〜図4の例では、台座装着状態固定・解除部材11cをキャスタ20の台座21における長手方向の辺の中間位置に当接するように、1つ設けたが、複数の台座装着状態固定・解除部材11cをキャスタ20の台座21における長手方向の辺の中間位置に対して対称な位置に当接するように、複数設けても良い。
11 本体部
11a1、11a2 台座嵌入部
11a11、11a21 下面保持部
11a0、11a12、11a22 上面当接部
11b 第1の台座当接部
11c、11c’ 台座装着状態固定・解除部材
11c1、11c1’ 遊嵌部
11c2、11c2’ 第1の本体部当接部
11c3、11c3’ 第2の本体部当接部
11c4、11c4’ 第2の台座当接部
11d、11d’ 貫通部
11e1、11e2 開口部
11f 筒状部
11f1 溝
11f2 下面
12 把持部
20 台座付きキャスタ
21 台座
21a、21b 台座における対向する二辺の端部
21c 台座における嵌入方向先端の辺の端部
21d 台座における嵌入方向手前側の辺の端部
22 車輪
51 荷台
52 枠部
52a、52b、52c、52d 側壁
53、54 底板部
55 上板部
58 ストッパ
58a 側壁
58b 突出部
58c 係合凸部
59 押さえ込片
59a 側壁
59b 係合凸部
60 キャスタ
61 台座
61a 一端部
61b 他端部
70 台車本体
71 キャスタ台座固定支持体
72 キャスタ取付部内連結リブ
73 キャスタ台座取付支持ブロック
73’ 嵌合ブロック部
73a’、73b’ 側壁
73a1’ 水平状係止突条
73b1’ 係止突起
73” キャスタ台座支持板
74 短辺部対向区画リブ
74a 外側係止透孔
80 キャスタ
81 台座
81a、81b 辺部
82 嵌合ブロック装着空間部
90 テーブル
92 挟着部
92a 支持面
92b 挟着面
92c リブ
93 ストッパ
93a 係合突起
94 挿入孔
100 キャスタ
101 台座
Claims (6)
- 台車の本体部に台座付きキャスタを着脱するためのキャスタの着脱構造であって、
前記本体部の下面に設けられ、前記キャスタの台座における二辺の端部を嵌入可能な一対の台座嵌入部と、
前記本体部の下面に設けられ、前記一対の台座嵌入部に嵌入した前記キャスタの台座における嵌入方向先端の辺の端部と当接する第1の台座当接部と、
前記本体部に対し上下方向に重力に従って可動に且つ該上下方向への移動により該本体部から離脱しないように取り付けられ、前記一対の台座嵌入部に嵌入し、かつ、前記第1の台座当接部に嵌入方向先端の辺の端部が当接した前記キャスタの台座に対し、前記台車の本体部の下面が下方を向いた状態にあるときには、前記キャスタの台座における嵌入方向手前側から該キャスタの台座の嵌入方向とは反対方向への移動を規制する位置に重力に従って移動し、前記台車の本体部の下面が上方を向いた状態にあるときには、前記キャスタの台座における嵌入方向手前側からの該キャスタの台座の嵌入方向とは反対方向への移動の規制を解除する位置に重力に従って移動する台座装着状態固定・解除部材、
を有することを特徴とするキャスタ着脱構造。 - 前記台座装着状態固定・解除部材は、
前記台車の本体部を貫通する貫通部に遊嵌された遊嵌部と、
前記遊嵌部の一端に設けられていて、前記台車の本体部の下面が下方を向いた状態にあるときに、前記台車の本体部の上面に当接する第1の本体部当接部と、
前記遊嵌部における前記第1の本体部当接部よりも他端側に設けられていて、前記台車の本体部の下面が上方を向いた状態にあるときに、前記台車の本体部の下面に当接する第2の本体部当接部と、
前記遊嵌部に接続されていて、前記台車の本体部の下面が下方を向いた状態にあるときに、前記一対の台座嵌入部に嵌入し、かつ、前記第1の台座当接部に嵌入方向先端の辺の端部が当接した、前記キャスタの台座における嵌入方向手前側の辺の端部と近接し、前記台車の本体部の下面が上方を向いた状態にあるときに、前記キャスタの台座における嵌入方向手前側の辺の端部に当接しない位置に退避する第2の台座当接部、
を有することを特徴とする請求項1に記載のキャスタ着脱構造。 - 前記遊嵌部における前記第1の本体部当接部よりも他端側に円柱部を有し、
前記第2の本体部当接部が前記円柱部における前記本体部側の面からなるとともに、
前記第2の台座当接部が前記円柱部における側面からなることを特徴とする請求項2に記載のキャスタ着脱構造。 - 前記第2の台座当接部は、棒状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のキャスタ着脱構造。
- 前記第2の台座当接部は、板状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のキャスタ着脱構造。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のキャスタ着脱構造を備えた台車。
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