JP5892535B2 - 導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント、導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液、導電性高分子および固体電解コンデンサ - Google Patents
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Description
すなわち、上記コンデンサ素子を本発明の酸化剤兼ドーパント溶液とモノマー(チオフェンまたはその誘導体)との混合物に浸漬し、引き上げた後、室温または加熱下でモノマーを重合させてチオフェンまたはその誘導体の重合体をポリマー骨格とする導電性高分子からなる固体電解質の層を形成した後、その固体電解質層を有するコンデンサ素子を外装材で外装して、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する。
実施例1〜7および比較例1
この実施例1〜7および比較例1では、有機スルホン酸第二鉄としてパラトルエンスルホン酸第二鉄を用い、アクリル酸エステル、ジアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルおよびジメタクリル酸エステルよりなる群から選ばれる少なくとも1種のα-不飽和カルボン酸エステル(以下、簡略化して、「α−不飽和カルボン酸エステル」という)として、実施例1〜3ではアクリル酸ヒドロキシエチルを用い、実施例4ではアクリル酸ヒドロキシポリオキシエチレンを用い、実施例5ではメタクリル酸ヒドロキシエチルを用い、実施例6ではメタクリル酸ジヒドロキシプロピルを用い、実施例7ではジメタクリル酸ヒドロキシプロピルを用い、次に示すようにして酸化剤兼ドーパント溶液を調製した。ただし、α−不飽和カルボン酸エステルの種類、その添加量、そのパラトルエンスルホン酸第二鉄に対する添加比率を表1に示す関係で、下記に示す酸化剤兼ドーパント溶液の調製方法(1)では、α−不飽和カルボン酸エステルの種類をX、そのα−不飽和カルボン酸エステルの添加量をA(g)、そのパラトルエンスルホン酸第二鉄に対する添加比率をB(%)、ブタノールの添加量をC(g)で示す。
テイカ社製の濃度40%のパラトルエンスルホン酸第二鉄ブタノール溶液(鉄とパラトルエンスルホン酸とのモル比1:2.75)を蒸留により濃縮した。乾燥固形分は67.2%であった。上記溶液100gに対し、α−不飽和カルボン酸エステルXをAg、ブタノールをCg添加し、60℃で1時間加熱した後、アドバンテック東洋社製ガラスフィルターGF75(GF75は品番であり、以下、社名を省略して表示する)で濾過し、その濾液をそれぞれ実施例1〜7および比較例1の酸化剤兼ドーパント溶液とした。この溶液の計算上の固形分濃度は40.5%であった。なお、表1には、これらの酸化剤兼ドーパント溶液におけるパラトルエンスルホン酸第二鉄に対するα−不飽和カルボン酸エステルXの添加比率B%も、それぞれの実施例および比較例に応じて示している。ただし、表1では、スペース上の関係で、用いたα−不飽和カルボン酸エステルを次のように簡略化して示す。なお、これらの実施例1〜7および比較例1の酸化剤兼ドーパント溶液ならびに後記の実施例8〜17および比較例2〜3の酸化剤兼ドーパント溶液の評価は、後記の〔固体電解コンデンサでの評価(1)〕から〔固体電解コンデンサでの評価(11)〕までにおける固体電解コンデンサでの評価によって行なう。
AC−HE:アクリル酸ヒドロキシエチル
AC−HPOE:アクリル酸ヒドロキシポリオキシエチレン
MC−HE:メタクリル酸ヒドロキシエチル
MC−DHP:メタクリル酸ジヒドロキシプロピル
DMC−HP:ジメタクリル酸ヒドロキシプロピル
実施例8〜14および比較例2
この実施例8〜14および比較例2では、有機スルホン酸第二鉄としてパラトルエンスルホン酸第二鉄を用い、α−不飽和カルボン酸エステルとして、実施例8〜10ではアクリル酸ヒドロキシプロピルを用い、実施例11ではアクリル酸ヒドロキシポリオキシプロピレンを用い、実施例12ではメタクリル酸ヒドロキシプロピルを用い、実施例13ではメタクリル酸ジヒドロキシプロピルを用い、実施例14ではジメタクリル酸ヒドロキシプロピルを用い、次に示すようにして酸化剤兼ドーパント溶液の調製を行なった。ただし、この酸化剤兼ドーパント溶液の調製でも、α−不飽和カルボン酸エステルの種類、その添加量、そのパラトルエンスルホン酸第二鉄に対する添加比率を表2に示す関係で、下記に示す〔酸化剤兼ドーパント溶液の調製方法(2)〕でも、α−不飽和カルボン酸エステルの種類をX、α−不飽和カルボン酸エステルの添加量をA(g)、そのパラトルエンスルホン酸第二鉄に対する添加比率をB(%)、エタノールの添加量をC(g)として示す。
テイカ社製の濃度40%のパラトルエンスルホン酸第二鉄エタノール溶液(鉄とパラトルエンスルホン酸とのモル比1:2.75)を蒸留により濃縮した。乾燥固形分は69.5%であった。上記溶液100gに対し、α−不飽和カルボン酸エステルXをAg、エタノールをCg添加し、60℃で1時間加熱した後、ガラスフィルターGF75で濾過し、その濾液をそれぞれ実施例8〜14および比較例2の酸化剤兼ドーパント溶液とした。この溶液の計算上の固形分濃度は60.5%であり、パラトルエンスルホン酸第二鉄に対するα−不飽和カルボン酸エステルXの添加比率はB%であった。上記X、A、B、Cについては、表2に具体的に示す。なお、この表2においても、スペース上の関係で、用いたα−不飽和カルボン酸エステルを次のように簡略化して示す。
AC−HP:アクリル酸ヒドロキシプロピル
AC−HPOP:アクリル酸ヒドロキシポリオキシプロピレン
MC−HP:メタクリル酸ヒドロキシプロピル
MC−DHP:メタクリル酸ジヒドロキシプロピル
DMC−HP:ジメタクリル酸ヒドロキシプロピル
実施例15〜17および比較例3
この実施例15〜17および比較例3では、有機スルホン酸第二鉄としてメトキシベンゼンスルホン酸第二鉄を用い、α−不飽和カルボン酸エステルとして、実施例15ではアクリル酸ヒドロキシエチル、実施例16ではメタクリル酸ヒドロキシエチル、実施例17ではメタクリル酸ジヒドロキシプロピルを用い、次に示すようにして酸化剤兼ドーパント溶液の調製を行なった。ただし、このメトキシベンゼンスルホン酸第二鉄を用いた酸化剤兼ドーパント溶液の調製でも、α−不飽和カルボン酸エステルの種類、その添加量、そのメトキシベンゼンスルホン酸第二鉄に対する添加比率を表3に示す関係で、下記に示す〔酸化剤兼ドーパント溶液の調製方法(3)〕でも、α−不飽和カルボン酸エステルの種類をX、α−不飽和カルボン酸エステルの添加量をA(g)、そのメトキシベンゼンスルホン酸第二鉄に対する添加比率をB(%)、エタノールの添加量をC(g)として示す。
テイカ社製の濃度40%のメトキシベンゼンスルホン酸第二鉄エタノール溶液(鉄とメトキシベンゼンスルホン酸とのモル比1:2.75)を蒸留により濃縮した。乾燥固形分は61.5%であった。上記溶液100gに対し、α−不飽和カルボン酸エステルXをAg、エタノールをCg添加し、60℃で1時間加熱した後、ガラスフィルターGF75で濾過し、その濾液をそれぞれ実施例15〜17および比較例3の酸化剤兼ドーパント溶液とした。この溶液の計算上の固形分濃度は43.0%であり、メトキシベンゼンスルホン酸第二鉄に対するα−不飽和カルボン酸エステルXの添加比率はB%であった。上記X、A、B、Cについては、表3に具体的に示す。なお、この表3においても、スペース上の関係で、用いたα−不飽和カルボン酸エステルを次のように簡略化して示す。
AC−HE:アクリル酸ヒドロキシエチル
MC−HE:メタクリル酸ヒドロキシエチル
MC−DHP:メタクリル酸ジヒドロキシプロピル
この〔固体電解コンデンサでの評価(1)〕では、モノマーとして3,4−エチレンジオキシチオフェンを用い、前記のように調製した実施例1〜7の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、設定静電容量が20μF以上の実施例18〜24の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製し、それらと前記のように調製した比較例1の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて作製した比較例4の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサのコンデンサ特性を比較するとともに、それによって、それらの巻回型アルミニウム固体電解コンデンサ作製にあたって用いた実施例1〜7および比較例1の酸化剤兼ドーパント溶液の特性を評価する。
まず、実施例1の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、実施例18の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する場合を示す。
HEWLETT PACKARD社製のLCRメーター(4284A)を用い、25℃の条件下で、100kHzで測定する。
HEWLETT PACKARD社製のLCRメーター(4284A)を用い、25℃の条件下で、120Hzで測定する。
巻回型アルミニウム固体電解コンデンサに、25℃で2.5Vの定格電圧を60秒間印加した後、デジタルオシロスコープにて漏れ電流を測定する。
上記漏れ電流の測定で、漏れ電流が100μA以上のものは、漏れ電流不良が発生していると判断する。
松定プレシジョン社製PRk650−2.5を用い、50℃の条件下で、電圧を1V/分の速度で上昇させて測定する。
この〔固体電解コンデンサでの評価(2)〕では、モノマーとして3,4−エチレンジオキシチオフェンを用い、それを実施例8〜14の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて酸化重合し、設定静電容量が200μF以上の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製し、それらと前記のように調製した比較例2の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて作製した比較例5の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサのコンデンサ特性を比較するとともに、それによって、それらの巻回型アルミニウム固体電解コンデンサの作製にあたって用いた実施例8〜10および比較例2の酸化剤兼ドーパント溶液の特性評価をする。
まず、実施例8の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、実施例25の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する場合を下記に示す。
この〔固体電解コンデンサでの評価(3)〕では、モノマーとして、3,4−エチレンジオキシチオフェンを用い、それを実施例15〜17および比較例3の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて酸化重合して、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製し、そのコンデンサ特性を評価する。
まず、実施例15の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、実施例32の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する場合を下記に示す。なお、これらの実施例32〜34および比較例6で用いるコンデンサ素子も実施例18などで用いたものと同様のものであり、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサの設定静電容量は20μF以上である。
合成例1 メチル化エチレンジオキシチオフェン(すなわち、2−メチル−2,3−ジヒドロ−チエノ〔3,4−b〕〔1,4〕ジオキシン)の合成
次の1−(1)〜1−(3)の工程を経てメチル化エチレンジオキシチオフェンを合成した。
氷冷下、反応容器にトシルクロリド7.86kg(40モル)と1,2−ジクロロエタン7kgとを入れ、容器内の内容物の温度が10℃になるまで攪拌し、その中にトリエチルアミン5.11kg(50モル)を滴下した。
反応容器にジソジウム−2,5−ビス(アルコキシカルボニル)チオフェン−3,4−ジオレート508g(1.67モル)と、上記1−(1)のようにして得たプロパン−1,2−ジイル−ビス(4−メチルベンゼンスルホネート)960g(2.5モル)と、炭酸カリウム46g(0.33モル)と、ジメチルホルムアミド2.5kgとを入れ、容器内の内容物の温度を120℃に保ちながら混合物を4時間攪拌した。
上記1−(2)のようにして得た2−メチル−2,3−ジヒドロ−チエノ〔3,4−b〕〔1,4〕ジオキシン−5,7−ジカルボキシリックアシッド880g(3.6モル)を反応容器内で3kgのポリエチレングリコール300(林純薬工業社製)に溶解し、酸化銅176gを加え、混合物を内圧20hpaで、徐々に温度を上げながら蒸留し、水と初留を留出させ、ポリエチレングリコール300を含有する本留に水400gを加えて攪拌し、静置した。
1,2−プロパンジオールに代えて、1,2−ブタンジオールを用いた以外は、合成例1と同様の操作を行なって、黄色透明液体のエチル化エチレンジオキシチオフェンを130g得た。
1,2−プロパンジオールに代えて、1,2−ペンタンジオールを用いた以外は、合成例1と同様の操作を行なって、黄色透明液体のプロピル化エチレンジオキシチオフェンを120g得た。
1,2−プロパンジオールに代えて、1,2−ヘキサンジオールを用いた以外は、合成例1と同様の操作を行なって、黄色透明液体のブチル化エチレンジオキシチオフェンを100g得た。
この〔固体電解コンデンサでの評価(4)〕では、モノマーとして、3,4−エチレンジオキシチオフェンとメチル化エチレンジオキシチオフェンとの混合物を用い、それを実施例2、5、6の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて酸化重合して、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製し、そのコンデンサ特性を評価する。
まず、実施例2の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、実施例35の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する場合を下記に示す。なお、これらの実施例35〜37で用いるコンデンサ素子も実施例18などで用いたものと同様のものであり、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサの設定静電容量は20μF以上である。
この〔固体電解コンデンサでの評価(5)〕では、モノマーとして、3,4−エチレンジオキシチオフェンとエチル化エチレンジオキシチオフェンとの混合物を用い、それを実施例2、5、6の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて酸化重合して、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製し、そのコンデンサ特性を評価する。
まず、実施例2の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、実施例38の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する場合を下記に示す。なお、これらの実施例38〜40で用いるコンデンサ素子も実施例18などで用いたものと同様のものであり、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサの設定静電容量は20μF以上である。
この〔固体電解コンデンサでの評価(6)〕では、モノマーとして、3,4−エチレンジオキシチオフェンとプロピル化エチレンジオキシチオフェンとの混合物を用い、それを実施例2、5、6の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて酸化重合して、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製し、そのコンデンサ特性を評価する。
まず、実施例2の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、実施例41の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する場合を下記に示す。なお、これらの実施例41〜43で用いるコンデンサ素子も実施例18などで用いたものと同様のものであり、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサの設定静電容量は20μF以上である。
この〔固体電解コンデンサでの評価(7)〕では、モノマーとして、3,4−エチレンジオキシチオフェンとブチル化エチレンジオキシチオフェンとの混合物を用い、それを実施例2、5、6の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて酸化重合して、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製し、そのコンデンサ特性を評価する。
まず、実施例2の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、実施例44の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する場合を下記に示す。なお、これらの実施例44〜46で用いるコンデンサ素子も実施例18などで用いたものと同様のものであり、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサの設定静電容量は20μF以上である。
この〔固体電解コンデンサでの評価(8)〕では、モノマーとして、3,4−エチレンジオキシチオフェンとメチル化エチレンジオキシチオフェンとプロピル化エチレンジオキシチオフェンとの混合物を用い、それを実施例2、5、6の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて酸化重合して、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製し、そのコンデンサ特性を評価する。
まず、実施例2の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、実施例47の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する場合を下記に示す。なお、これらの実施例47〜49で用いるコンデンサ素子も実施例18などで用いたものと同様のものであり、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサの設定静電容量は20μF以上である。
この〔固体電解コンデンサでの評価(9)〕では、モノマーとして、3,4−エチレンジオキシチオフェンとメチル化エチレンジオキシチオフェンとブチル化エチレンジオキシチオフェンとの混合物を用い、それを実施例2、5、6の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて酸化重合して、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製し、そのコンデンサ特性を評価する。
まず、実施例2の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、実施例50の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する場合を下記に示す。なお、これらの実施例50〜52で用いるコンデンサ素子も実施例18の場合などで用いたものと同様のものであり、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサの設定静電容量は20μF以上である。
この〔固体電解コンデンサでの評価(10)〕では、モノマーとして、3,4−エチレンジオキシチオフェンとメチル化エチレンジオキシチオフェンとエチル化エチレンジオキシチオフェンとプロピル化エチレンジオキシチオフェンとの混合物を用い、それを実施例2、5、6の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製し、そのコンデンサ特性を評価する。
まず、実施例2の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、実施例53の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する場合を下記に示す。なお、これらの実施例53〜55で用いるコンデンサ素子も実施例18などで用いたものと同様のものであり、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサの設定静電容量は20μF以上である。
この〔固体電解コンデンサでの評価(11)〕では、モノマーとして、3,4−エチレンジオキシチオフェンとメチル化エチレンジオキシチオフェンとエチル化エチレンジオキシチオフェンとブチル化エチレンジオキシチオフェンとの混合物を用い、それを実施例2、5、6の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて酸化重合して、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製し、そのコンデンサ特性を評価する。
まず、実施例2の酸化剤兼ドーパント溶液を用いて、実施例56の巻回型アルミニウム固体電解コンデンサを作製する場合を下記に示す。なお、これらの実施例56〜58で用いるコンデンサ素子も実施例18などで用いたものと同様のものであり、巻回型アルミニウム固体電解コンデンサの設定静電容量は20μF以上である。
Claims (22)
- 有機スルホン酸第二鉄にヒドロキシル基を少なくとも1個有するアクリル酸エステル、ヒドロキシル基を少なくとも1個有するジアクリル酸エステル、ヒドロキシル基を少なくとも1個有するメタクリル酸エステル(ただし、メタクリル酸グリシジルを除く)およびヒドロキシル基を少なくとも1個有するジメタクリル酸エステルよりなる群から選ばれる少なくとも1種のα−不飽和カルボン酸エステルを添加してなることを特徴とする導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント。
- 有機スルホン酸第二鉄が、パラトルエンスルホン酸第二鉄およびメトキシベンゼンスルホン酸第二鉄よりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント。
- 有機スルホン酸第二鉄における鉄に対する有機スルホン酸のモル比が、1:3より有機スルホン酸が少ない請求項1または2記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント。
- 前記α-不飽和カルボン酸エステルが、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシポリオキシエチレン、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ジヒドロキシプロピルおよびジメタクリル酸ヒドロキシプロピルよりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜3のいずかに記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント。
- 前記α-不飽和カルボン酸エステルの添加量が、有機スルホン酸第二鉄に対して質量基準で2〜40%である請求項1〜4のいずれかに記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント。
- 前記α-不飽和カルボン酸エステルの添加量が、有機スルホン酸第二鉄に対して質量基準で10〜40%である請求項1〜4のいずれかに記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント。
- 前記α-不飽和カルボン酸エステルの添加量が、有機スルホン酸第二鉄に対して質量基準で20〜40%である請求項1〜4のいずれかに記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパントを水または炭素数1〜4のアルコールに溶解してなることを特徴とする導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液。
- 有機スルホン酸第二鉄の水溶液または炭素数1〜4のアルコール溶液に、ヒドロキシル基を少なくとも1個有するアクリル酸エステル、ヒドロキシル基を少なくとも1個有するジアクリル酸エステル、ヒドロキシル基を少なくとも1個有するメタクリル酸エステル(ただし、メタクリル酸グリシジルを除く)およびヒドロキシル基を少なくとも1個有するジメタクリル酸エステルよりなる群から選ばれる少なくとも1種のα-不飽和カルボン酸エステルを添加してなることを特徴とする導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液。
- 有機スルホン酸第二鉄と、ヒドロキシル基を少なくとも1個有するアクリル酸エステル、ヒドロキシル基を少なくとも1個有するジアクリル酸エステル、ヒドロキシル基を少なくとも1個有するメタクリル酸エステル(ただし、メタクリル酸グリシジルを除く)およびヒドロキシル基を少なくとも1個有するジメタクリル酸エステルよりなる群から選ばれる少なくとも1種のα-不飽和カルボン酸エステルとを水または炭素数1〜4のアルコールに溶解してなることを特徴とする導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液。
- 有機スルホン酸第二鉄が、パラトルエンスルホン酸第二鉄およびメトキシベンゼンスルホン酸第二鉄よりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項9または10記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液。
- 有機スルホン酸第二鉄における鉄に対する有機スルホン酸のモル比が、1:3より有機スルホン酸が少ない請求項9または10記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液。
- 前記α-不飽和カルボン酸エステルが、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシポリオキシエチレン、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ジヒドロキシプロピルおよびジメタクリル酸ジヒドロキシプロピルよりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項9または10記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液。
- 前記α-不飽和カルボン酸エステルの添加量が、有機スルホン酸第二鉄に対して質量基準で2〜40%である請求項9〜13のいずれかに記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液。
- 前記α-不飽和カルボン酸エステルの添加量が、有機スルホン酸第二鉄に対して質量基準で10〜40%である請求項9〜13のいずれかに記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液。
- 前記α-不飽和カルボン酸エステルの添加量が、有機スルホン酸第二鉄に対して質量基準で20〜40%である請求項9〜13のいずれかに記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液。
- 有機スルホン酸第二鉄の濃度が、25〜65質量%である請求項8〜16のいずれかに記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパントを用いてチオフェンまたはその誘導体を酸化重合して製造することを特徴とする導電性高分子の製造方法。
- 請求項8〜17のいずれかに記載の導電性高分子製造用酸化剤兼ドーパント溶液を用いてチオフェンまたはその誘導体を酸化重合して製造することを特徴とする導電性高分子の製造方法。
- チオフェンの誘導体が3,4−エチレンジオキシチオフェンである請求項18または19記載の導電性高分子の製造方法。
- チオフェンの誘導体が、3,4−エチレンジオキシチオフェンと、メチル化エチレンジオキシチオフェン、エチル化エチレンジオキシチオフェン、プロピル化エチレンジオキシチオフェンおよびブチル化エチレンジオキシチオフェンよりなる群から選ばれる少なくとも1種のアルキル化エチレンジオキシチオフェンとの混合物である請求項18または19記載の導電性高分子の製造方法。
- 請求項18〜21のいずれかに記載の導電性高分子を固体電解質として用いることを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
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