JP5891379B2 - 燃料電池及びそれを備える燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池及びそれを備える燃料電池スタックに関し、特に、燃料電池の構成に関する。
燃料電池は、MEA(Membrane−Electrode−Assembly:電解質膜−電極接合体)を有し、MEAの両側主面それぞれを、水素を含有するアノードガスと空気など酸素を含有するカソードガスとに曝露して、アノードガスとカソードガスとを電気化学的に反応させることにより、電力と熱とを発生させる装置である。
燃料電池は、一般的には単セルを積層させて構成されているスタックを本体としている。セルは、MEAを一対の平板状のセパレータ、具体的にはアノードセパレータ及びカソードセパレータで挟んで構成されている。MEAは、MEAは高分子電解質膜とその両面に積層して構成された一対の電極とを有して構成されており、MEAの両主面には電極面が形成されている。また、セパレータは、導電性カーボンを含む樹脂、金属等の導電材料で構成され、MEAの電極面に当接して電気回路の一部を担っている。
ところで、セルにおける電気化学反応は発熱反応であるので、燃料電池の発電運転中には、セル内面が触媒活性温度になるようにセルを冷却する必要があり、燃料電池内を適切な温度管理を要する。すなわち、セルの冷却が不充分な場合、MEAの温度が上昇して高分子電解質膜から水分が蒸発する。その結果、高分子電解質膜の劣化が促進されてセルスタックの耐久性が低下したり、高分子電解質膜の電気抵抗が増大してセルの電気出力が低下したりする。一方、セルを必要以上に冷却した場合、ガス流路を流れる反応ガス中の水分が結露し、反応ガス中に含まれる液体状態の水の量が増加する。液体状態の水は、セパレータ板のガス流路に表面張力によって液滴として付着する。この液滴の量が甚だしい場合は、ガス流路内に付着した水がガス流路を塞いでガスの流れを阻害し、フラッディングを起こす。その結果、電極の反応面積が減少し、電気出力が不安定化する等燃料電池の性能を低下させる。
これらの理由から、一般的に、燃料電池スタックには、冷却媒体が通流する冷却媒体マニホールドが、セルの積層方向に延びるように設けられている。また、燃料電池スタックにおける積層されたセルの間には、冷却媒体マニホールドと連通するように、冷却媒体流路が設けられている。また、セパレータには伝熱性の良い材料が用いられている。
この冷却媒体マニホールド及び冷却媒体流路に流通させる冷却媒体として、水を用いるのが一般的である。水を冷却媒体として使用する際に、イオン交換水のように導電率の低いものを使用しても、導電性を有しているため、冷却媒体マニホールドに充填された冷却水を介して、燃料電池スタック内のプラスとマイナスの部材間、具体的には、導電性を有するセパレータ間で短絡が生じる。その結果、セパレータに短絡電流が流れ、プラス側のセパレータに設けられた冷却媒体マニホールド孔を形成する壁面の腐食を招来していた。
このようなセパレータの腐食の問題を解決することを意図して、冷却液供給マニホールドおよび冷却液排出マニホールドは、燃料電池の積層方向に対する断面の内側において、突出した部分をもつ、燃料電池が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−113864号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている燃料電池では、燃料電池スタックの耐久性をより向上させるためには未だ改善の余地があることを本発明者らは見出した。
すなわち、セパレータにおける冷却水マニホールド孔を構成する壁面を腐食する電流量は、マニホールド内の冷却水の抵抗によって決定される。冷却水マニホールドには、冷却水のほとんどが流通するのに対して、そのマニホールドから各セパレータに形成された冷却水流路への分岐部では冷却水の通流量が減少する。つまり、上記の特許文献1に記載のように冷却水マニホールドの断面積を小さくするだけではなく、短絡する燃料電池間の距離を大きくすることが、より効果的に冷却水の抵抗を増加させることができることを本発明者らは見出した。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、セパレータの冷却水マニホールド孔を構成する壁面の腐食を抑制することができる燃料電池及びそれを備える燃料電池スタックを提供することを目的としている。
上記課題を解決すべく、本発明に係る燃料電池は、電解質層と該電解質層の主面に配置された一対の電極とを有する電解質層−電極接合体と、前記電解質層の周縁部を挟むように設けられた枠体と、導電性、かつ、板状に形成され、その厚み方向に貫通する第1冷却水マニホールド孔が設けられた第1セパレータと、導電性、かつ、板状に形成され、その厚み方向に貫通する第2冷却水マニホールド孔が設けられた第2セパレータと、を備え、前記電解質層−電極接合体及び前記枠体は、前記第1セパレータ及び前記第2セパレータに挟まれ、前記枠体には、その厚み方向に貫通し、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔と連通するように第3冷却水マニホールド孔が設けられ、前記第1セパレータ及び前記第2セパレータの少なくとも一方のセパレータの主面には、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔の少なくとも一方の冷却水マニホールド孔と連通するように冷却水流路が設けられ、前記電解質層の厚み方向から見て、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔の少なくとも一方の冷却水マニホールド孔内に位置し、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔を構成する端面の少なくとも一部と対向するように第1流路形成部が設けられている。
本発明の燃料電池及びそれを備える燃料電池スタックは、冷却水を介したセパレータの冷却水マニホールド孔壁面の腐食を抑制することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る燃料電池スタックの概略構成を模式的に示す断面図である。 図2は、図1に示す燃料電池の第1セパレータの概略構成を示す模式図である。 図3は、図1に示す燃料電池の枠体の概略構成を示す模式図である。 図4は、2つの燃料電池間で生じる短絡経路の一例を示す模式図である。 図5は、2つの燃料電池間で生じる短絡経路の一例を示す模式図である。 図6は、本実施の形態1における変形例1の燃料電池スタックの概略構成を模式的に示す断面図である。 図7は、本発明の実施の形態2に係る燃料電池スタックの概略構成を模式的に示す断面図である。 図8は、本実施の形態2における変形例1の燃料電池スタックの概略構成を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、全ての図面において、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、全ての図面において、本発明を説明するために必要となる構成要素のみを抜粋して図示しており、その他の構成要素については図示を省略している。さらに、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る燃料電池は、電解質層と枠体と一対の電極とを有する電解質層−電極接合体と、第1セパレータと、第2セパレータと、を備え、電解質層の厚み方向から見て、第1冷却水マニホールド孔及び第2冷却水マニホールド孔の少なくとも一方の冷却水マニホールド孔内に位置し、第1冷却水マニホールド孔及び第2冷却水マニホールド孔を構成する端面の少なくとも一部と対向するように第1流路形成部が設けられている態様を例示するものである。
[燃料電池スタックの構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る燃料電池スタックの概略構成を模式的に示す断面図である。なお、図1においては、燃料電池スタックの一部を省略し、燃料電池スタックにおける上下方向を図における上下方向として表している。
図1に示すように、本実施の形態1に係る燃料電池スタック100は、燃料電池50が複数積層されたセル積層体90と、一対の絶縁部材91、91と、を備えている。セル積層体90の両端の少なくとも一方(図1においては、両方)には、板状で、導電性を有する端セパレータ21が配置されている。端セパレータ21には、冷却水が通流するための冷却水供給マニホールド孔31が設けられている。また、端セパレータ21のセル積層体90と接触する一方の主面には、冷却水供給マニホールド孔31と連通するように、冷却水流路8が設けられている。
一対の絶縁部材91、91は、端セパレータ21及びセル積層体90を挟むように配置されている。絶縁部材91は、周縁部材91Aと接続部材91Bを有していて、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の絶縁材料で構成されている。周縁部材91Aは、板状に形成されていて、燃料電池50の積層方向から見て、環状に形成されている。燃料電池50の積層方向から見て、周縁部材91Aの内方には、集電板93が配置されている。また、接続部材91Bは、燃料電池スタック100に冷却水を供給する冷却水供給経路(又は燃料電池スタック100から冷却水が排出される冷却水排出経路)を構成する配管101を燃料電池スタック100と接続するように構成されている。
絶縁部材91の積層方向における外方には、該絶縁部材91と接触するように、端板92が配置されている。そして、端板92、絶縁部材91、集電板93、端セパレータ21、及びセル積層体90は、図示されない締結具によって、締結されている。また、後述する冷却水供給マニホールド孔(第1冷却水マニホールド孔)41、冷却水供給マニホールド孔(第2冷却水マニホールド孔)51、及び冷却水供給マニホールド孔(第3冷却水マニホールド孔)61は、燃料電池50の積層方向につながって、冷却水マニホールド111が形成される。なお、本実施の形態1においては、端板92を樹脂等の絶縁材料を用いた場合の構成を記載しているが、92を金属材料等の導電材料を用いた場合には、端板92と集電板93の間に絶縁板を挿入する必要がある。
[燃料電池の構成]
燃料電池50は、高分子電解質膜(電解質層)1と一対の電極2A、2Cとを有するMEA(MemBrAne−Electrode−AssemBly:電解質層−電極接合体)5と、枠体3と、第1セパレータ4Aと、第2セパレータ4Cと、を備えている。
高分子電解質膜1は、略4角形(ここでは、矩形)の形状を有しており、枠体3も、高分子電解質膜1と同様に、略4角形(ここでは、矩形)の形状を有している。枠体3の主面には、開口3Aが設けられていて、燃料電池50の積層方向(高分子電解質膜1の厚み方向)から見て、環状に形成されている(図3参照)。枠体3は、該高分子電解質膜1の周縁部を挟むように配設されている。また、枠体3の主面には、冷却水供給マニホールド孔(第3冷却水マニホールド孔)61等の各マニホールド孔が設けられている(図3参照)。
なお、枠体3は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、及び液晶ポリマー(LCP)等の絶縁材料で構成されていることが好ましい。また、枠体3は、射出成形等により作成することができる。さらに、枠体3には、第1流路形成部11が設けられているが、詳細は後述する。
高分子電解質膜1の両面には、その周縁部より内方に位置するように、一対の電極2A、2Cがそれぞれ設けられている。電極2A、2Cは、触媒層と、該触媒層の上に設けられたガス拡散層と、をそれぞれ有している(いずれも図示せず)。触媒層は、白金系金属触媒(電極触媒)を担持したカーボン粉末(導電性炭素粒子)からなる触媒担持カーボンと触媒担持カーボンに付着した高分子電解質を含んで構成されている。また、ガス拡散層は、ガス通気性と導電性を兼ね備えていて、ガス拡散層を構成する材料としては、特に限定されることなく、当該分野で公知のものを使用することができ、例えば、カーボンクロスやカーボンペーパーなどの導電性多孔質基材を用いることができる。また、この導電性多孔質基材には、従来公知の方法で撥水処理を施しても構わない。
また、枠体3の両面には、一対のガスケット9が、それぞれ配設されている。ガスケット9は、電極2A又は電極2Cを囲む部分と、後述する第1セパレータ4Aに設けられた冷却水供給マニホールド孔41や第2セパレータ4Cに設けられた冷却水供給マニホールド孔51等の各マニホールド孔を囲む部分と、これらの部分を接続する部分とで形成されている。これにより、燃料ガスや酸化剤ガスが電池外にリークされることが防止され、また、燃料電池50内でこれらのガスが互いに混合されることが防止される。なお、ガスケット9は、燃料ガスや酸化剤ガスが電池外にリークされることが防止され、また、燃料電池50内でこれらのガスが互いに混合されることが防止されれば、その形状は任意である。
第1セパレータ4A及び第2セパレータ4Cは、MEA5、枠体3、及びガスケット9を挟むように配設されている。これにより、MEA5が機械的に固定され、複数の燃料電池50をその厚み方向に積層したときには、MEA5が電気的に接続される。なお、これらのセパレータ4A、4Cは、黒鉛板に、フェノール樹脂が含浸され硬化された樹脂含浸黒鉛板を用いてもよく、また、SUS等の金属材料からなるものを用いてもよい。
第1セパレータ4Aの電極2Aと接触する一方の主面(以下、内面という)には、反応ガスが通流するための溝状の第1反応ガス流路6が設けられている。また、第1セパレータ4Aの他方の主面(以下、外面という)には、冷却水が通流するための溝状の冷却水流路8が設けられている。また、第2セパレータ4Cの電極2Cと接触する一方の主面(以下、内面という)には、反応ガスが通流するための溝状の第2反応ガス流路7が設けられている。第1反応ガス流路6及び第2反応ガス流路7の構成は、任意であり、例えば、サーペンタイン状に形成されていてもよく、ストレート状に形成されていてもよく、渦巻状に形成されていてもよい。
ここで、図2を用いて、第1セパレータ4Aの構成についてさらに詳細に説明する。なお、第2セパレータ4Cは、第1セパレータ4Aと同様に構成されているため、その詳細な説明は省略する。
図2は、図1に示す燃料電池の第1セパレータの概略構成を示す模式図である。なお、図2においては、第1セパレータの外面を示している。
図2に示すように、第1セパレータ4Aは、略4角形(ここでは、矩形)の形状を有している。また、第1セパレータ4Aの外面における周縁部には、その厚み方向に貫通する冷却水供給マニホールド孔(第1冷却水マニホールド孔)41、冷却水排出マニホールド孔(第1冷却水マニホールド孔)42、第1反応ガス供給マニホールド孔43、第1反応ガス排出マニホールド孔44、第2反応ガス供給マニホールド孔45、及び第2反応ガス排出マニホールド孔46が設けられている。
そして、第1セパレータ4Aの外面には、冷却水供給マニホールド孔41と冷却水排出マニホールド孔42を連通するように冷却水流路8が設けられている。冷却水流路8は、ここでは、サーペンタイン状に形成されているが、これに限定されない。冷却水流路8は、例えば、ストレート状に形成されていてもよく、渦巻状に形成されていてもよい。
これにより、電極2A及び電極2Cには、反応ガスがそれぞれ供給され、これらの反応ガスが反応して電気と熱が発生する。また、冷却水を冷却水流路8に通流させることにより、発生した熱の回収が行われる。なお、このように構成された燃料電池50を単電池(セル)として使用してもよく、燃料電池50を複数積層して燃料電池スタック100として使用してもよい。
[第1流路形成部の構成]
次に、図1及び図3を参照しながら、流路形成部の構成について、詳細に説明する。
図3は、図1に示す燃料電池の枠体の概略構成を示す模式図である。なお、図3においては、冷却水マニホールド孔及び第2凸部にハッチングをしている。
図3に示すように、枠体3の主面には、その厚み方向に貫通する冷却水供給マニホールド孔61、冷却水排出マニホールド孔(第3冷却水マニホールド孔)62、第1反応ガス供給マニホールド孔63、第1反応ガス排出マニホールド孔64、第2反応ガス供給マニホールド孔65、及び第2反応ガス排出マニホールド孔66が設けられている。
図1及び図3に示すように、冷却水供給マニホールド孔61は、枠体3の厚み方向から見て、第1セパレータ4Aに設けられた冷却水供給マニホールド孔41及び第2セパレータ4Cに設けられた冷却水供給マニホールド孔51よりも、その開口が小さくなるように形成されている。同様に、冷却水排出マニホールド孔62は、枠体3の厚み方向(高分子電解質膜1の厚み方向)から見て、第1セパレータ4Aに設けられた冷却水排出マニホールド孔42及び第2セパレータ4Cに設けられた冷却水排出マニホールド孔52よりも、その開口が小さくなるように形成されている。
ここで、枠体3の厚み方向から見て、枠体3における冷却水供給マニホールド孔41(冷却水供給マニホールド孔51)よりも内方に突出している部分を突出部11Aとする。同様に、枠体3の厚み方向から見て、枠体3における冷却水排出マニホールド孔42(冷却水排出マニホールド孔52)よりも内方に突出している部分を突出部11Aとする(図1では図示せず)。
突出部11Aには、第1セパレータ4A側に向かって、枠体3の厚み方向に延びる第1凸部11Bが設けられている。また、突出部11Aには、第2セパレータ4C側に向かって、枠体3の厚み方向に延びる第2凸部11Cが設けられている(図3では、図示せず)。そして、本実施の形態1においては、第1凸部11B及び第2凸部11Cが第1流路形成部11を構成する。
第1凸部11Bは、枠体3の厚み方向に対して垂直な方向から見て、冷却水流路8の入口8Aと対向するように形成されていることが好ましい。ここで、「枠体3の厚み方向に対して垂直な方向」とは、冷却水流路8の入口8Aからの延伸方向をいい、図1においては、水平方向であり、図3においては、上下方向である。また、「冷却水流路8の入口8Aと対向するように」とは、第1凸部11Bが、冷却水流路8の入口8Aと互いに向き合うように設けられていることをいう。これにより、冷却水は、冷却水マニホールド111から第1凸部11Bを迂回するようにして、冷却水流路8の入口8Aへ供給される。このため、冷却水供給マニホールド孔41(冷却水供給マニホールド孔51)を構成する端面(壁面)における高さ方向の腐食をより抑制することができる。
また、第1凸部11Bは、冷却水供給マニホールド孔41(冷却水供給マニホールド孔51)を構成する端面(壁面)における周方向の腐食をより抑制する観点から、枠体3の厚み方向から見て、環状に形成されていることが好ましい。同様に、第1凸部11Bは、冷却水排出マニホールド孔42(冷却水排出マニホールド孔52)を構成する端面(壁面)における周方向の腐食をより抑制する観点から、枠体3の厚み方向から見て、環状に形成されていることが好ましい。
第2凸部11Cは、冷却水供給マニホールド孔41(冷却水供給マニホールド孔51)を構成する端面(壁面)における周方向の腐食をより抑制する観点から、枠体3の厚み方向から見て、環状に形成されていることが好ましい。同様に、第2凸部11Cは、冷却水排出マニホールド孔42(冷却水排出マニホールド孔52)を構成する端面(壁面)における周方向の腐食をより抑制する観点から、枠体3の厚み方向から見て、環状に形成されていることが好ましい。
そして、第1凸部11B及び第2凸部11Cは、枠体3の厚み方向に対して垂直な方向から見て、互いに重ならないように形成されていることが好ましい。これにより、高分子電解質膜1の厚み方向から見て、冷却水マニホールド111の中央部に位置する冷却水は、第1凸部11B及び第2凸部11Cを迂回して、冷却水供給マニホールド孔41(冷却水供給マニホールド孔51)を構成する端面(壁面)に到達する。このため、冷却水供給マニホールド孔41(冷却水供給マニホールド孔51)を構成する端面(壁面)の腐食をより抑制することができる。
同様に、高分子電解質膜1の厚み方向から見て、冷却水マニホールド111の中央部に位置する冷却水は、第1凸部11B及び第2凸部11Cを迂回して、冷却水排出マニホールド孔42(冷却水排出マニホールド孔52)を構成する端面(壁面)に到達する。このため、冷却水排出マニホールド孔42(冷却水排出マニホールド孔52)を構成する端面(壁面)の腐食をより抑制することができる。
さらに、第1凸部11B及び第2凸部11Cの少なくとも一方の凸部(本実施の形態1においては両方の凸部)は、枠体3の厚み方向に対して垂直な方向から見て、その延伸方向の長さが第1セパレータ4A及び第2セパレータ4Cの少なくとも一方のセパレータの厚み方向の長さよりも大きく、かつ、第1セパレータ4A及び第2セパレータ4Cの厚み方向の長さの和よりも小さいことが好ましい。これにより、冷却水供給マニホールド孔41(冷却水供給マニホールド孔51)又は冷却水排出マニホールド孔42(冷却水排出マニホールド孔52)を構成する端面(壁面)における高さ方向の腐食をより抑制することができる。
[燃料電池スタックの作用効果]
次に、本実施の形態1に係る燃料電池スタック100(燃料電池50)の作用効果について、図1乃至図3を参照しながら説明する。
ところで、燃料電池スタックが燃料電池システム内で運転される際に、冷却水マニホールド内に充填された冷却水は、数μS/cm〜数十μS/cmの導電率を有する。このような導電率が低い冷却水であっても、燃料電池システムの発電運転を行うことによって、プラス側に配置されたセパレータの冷却水マニホールド(孔)を形成する壁面には、短絡電流が流れる。短絡電流のほとんどは、冷却水の水が電気分解されるエネルギーとして使われるが、その一部はセパレータを構成するカーボンや金属を腐食する際のエネルギー(腐食電流)として使用される。
例えば、黒鉛板で構成されたセパレータでは、カーボンが水中の酸素原子と反応して、二酸化炭素になり、冷却水マニホールド孔を形成する壁面が侵食される。また、SUS等の金属で構成されたセパレータでは、鉄等の金属イオンが溶出することによって、冷却水マニホールド孔を形成する壁面が侵食される。そして、特に、SUS等の金属で構成されたセパレータでは、鉄等の金属イオンが溶出によって、冷却水の導電率を上昇させ、セパレータの腐食を加速させることとなる。
その結果、冷却水マニホールド(孔)を形成する壁面が侵食され、ガスケットを配置するためのシールラインの崩壊を招き、燃料電池スタックでの発電の継続が困難になるという課題があった。
ここで、冷却水の抵抗は、[数1]によって決まる。なお、[数1]において、R(Ω)は、短絡する導電体間の冷却水の抵抗であり、L(cm)は、短絡する導電体間の距離であり、ρ(Ω−1・cm−1)は抵抗率、S(cm)は冷却水が短絡する通路の断面積である。
Figure 0005891379
そして、図1に示すように、燃料電池50を複数積層したような場合には、複数の燃料電池50間で、短絡経路が複数構成される。このように、短絡通路が複雑に構成される場合は、区間ごとの抵抗Rの和が全抵抗Rtと算出される。ここで、図4及び図5を参照しながら、全抵抗Rtについて説明する。
図4及び図5は、2つの燃料電池間で生じる短絡経路の一例を示す模式図である。図4は、特許文献1に記載の燃料電池を採用した場合における模式図であり、図5は、本実施の形態1に係る燃料電池を採用した場合における模式図である。なお、図4及び図5においては、高分子電解質膜1等の符号を省略している。
図4及び図5に示すように、全抵抗Rtは、下記[数2]の式により算出される。なお、[数2]において、抵抗R2は、冷却水マニホールド111の延伸方向における抵抗である。また、抵抗R1は、冷却水マニホールド111の中央部から冷却水流路8の入口までにおけるプラス側の抵抗である。さらに、抵抗R3は、冷却水マニホールド111の中央部から冷却水流路8の入口までにおけるマイナス側の抵抗である。
Figure 0005891379
そして、図4に示すように、上述した特許文献1に記載の燃料電池では、抵抗R2における高分子電解質膜1の厚み方向に対する垂直方向の断面積S2を小さくすることで、冷却水の抵抗を大きくしている。このようにして、特許文献1に記載の燃料電池では、セパレータの腐食を抑制している。
しかしながら、抵抗R2の断面積S2を小さくしすぎると、冷却水マニホールド内の圧損が大きくなり、冷却水マニホールドから各燃料電池の冷却水流路への冷却水の分配性が悪くなる。このため、充分に燃料電池を冷却することができなくなり、電池性能の低下を招くおそれがあった。
一方、図5に示すように、本実施の形態1に係る燃料電池スタック100(燃料電池50)では、枠体3に第1流路形成部11を設けることで、短絡する電池間における抵抗R1及び抵抗R3の距離L1及び距離L3を、特許文献1に記載の燃料電池に比して、格段に大きくすることができる。
また、本実施の形態1に係る燃料電池スタック100(燃料電池50)では、枠体3に突出部11Aを設けることにより、特許文献1に記載の燃料電池と同様に、抵抗R2における高分子電解質膜1の厚み方向に対する垂直方向の断面積S2を小さくすることができる。
このように、本実施の形態1に係る燃料電池スタック100(燃料電池50)では、抵抗R1、R2、及びR3のそれぞれの抵抗を大きくすることができ、その結果、上記特許文献1に記載の燃料電池に比して、冷却水の抵抗を格段に大きくすることができる。これにより、腐食電流量を格段に減少させることができる。したがって、本実施の形態1に係る燃料電池スタック100(燃料電池50)では、第1セパレータ4A及び第2セパレータ4Cの腐食をより抑制することができる。
ここで、従来の構造では、R1+R3の値はR2の値の2.5〜5倍程度である。本願の構造では、L1、L3、S1、及びS3を調整することで、R1+R3の値を、R2の値の20〜100倍とすることができる。特に、R1+R3の抵抗を、R2の抵抗の25〜50倍とすることが好ましい。例えば、従来の構造において、L1=0.5cm、S1=0.1cm×0.5cm=0.05cm、L2=9cm、S2=1.5cm、L1=L3、S1=S3である場合に、本願の構造ではL1=1.0cm、S1=0.1×0.1cm、とすることができるため、本願の構造のR1+R2+R3の値は従来構造の値の約8倍の抵抗を実現することができる。
このため、本実施の形態1に係る燃料電池スタック100(燃料電池50)では、冷却水の分配性の低下を抑制しつつ、第1セパレータ4A及び第2セパレータ4Cの腐食をより抑制することができる。そして、このように構成された本実施の形態1に係る燃料電池スタック100(燃料電池50)では、冷却水供給マニホールド孔41等の第1冷却水マニホールド孔及び第2冷却水マニホールド孔を構成する壁面からガスケット9を配置するシールラインまでの距離を小さくできるため、セパレータの大きさを小さくすることが可能となる。このため、燃料電池スタック100(燃料電池50)をコンパクト化することが可能となる。
また、同じ耐久時間保証であれば、従来の燃料電池スタック100(燃料電池50)に対して冷却水の導電率の管理値を緩くすることが可能となる。このため、燃料電池システム内で導電率を低く維持するためのイオン交換樹脂の使用量を減らすことが可能となる。
なお、本実施の形態1においては、第1流路形成部11を第1凸部11B及び第2凸部11Cで構成したが、これに限定されず、第1凸部11Bだけで構成されてもよく、また、第2凸部11Cだけで構成されてもよい。
また、本実施の形態1においては、第1凸部11B及び第2凸部11Cを、枠体3の厚み方向から見て、環状に形成する形態を採用したが、これに限定されない。第1凸部11B及び第2凸部11Cは、枠体3の厚み方向から見て、第1冷却水マニホールド孔及び第2冷却水マニホールド孔を構成する端面(壁面)の少なくとも一部と対向するように形成されていれば、どのような形態であってもよい。例えば、第1凸部11B及び第2凸部11Cは、枠体3の厚み方向から見て、円弧状に形成されていてもよく、直線状に形成されていてもよい。
また、本実施の形態1においては、冷却水流路8を第1セパレータ4Aに設ける形態を採用したが、これに限定されず、冷却水流路8を第2セパレータ4Cに設ける形態を採用してもよく、冷却水流路8を第1セパレータ4A及び第2セパレータ4Cの両方にも受ける形態を採用してもよい。
さらに、本実施の形態1においては、端セパレータ21を設ける形態を採用したが、これに限定されず、端セパレータ21を設けない形態を採用してもよい。
[変形例1]
次に、本実施の形態1における変形例1の燃料電池スタック(燃料電池)について説明する。
図6は、本実施の形態1における変形例1の燃料電池スタックの概略構成を模式的に示す断面図である。なお、図6においては、燃料電池スタックの一部を省略し、燃料電池スタックにおける上下方向を図における上下方向として表している。
図6に示すように、本変形例1の燃料電池スタック100は、実施の形態1に係る燃料電池スタック100と基本的構成は同じであるが、燃料電池50の構成が異なる。具体的には、セル積層体90における燃料電池の積層方向の中央よりも上側(冷却水マニホールド111の延伸方向の中央よりも上流側)は、実施の形態1に係る燃料電池スタック100の燃料電池50と同様に構成されている。一方、セル積層体90における燃料電池の積層方向の中央(冷却水マニホールド111の延伸方向の中央)に配置されている燃料電池50Aと、セル積層体90における燃料電池の積層方向の中央よりも下側(冷却水マニホールド111の延伸方向の中央よりも下流側)に配置されている燃料電池50Bの構成が異なる。
燃料電池50Aは、燃料電池50と基本的構成は同じであるが、枠体3の厚み方向から見て、第1凸部11Bが第2凸部11Cと重なるように設けられている点が異なる。また、燃料電池50Bは、燃料電池50と基本的構成は同じであるが、枠体3の厚み方向から見て、第2凸部11Cの方が、第1凸部11Bよりも冷却水供給マニホールド孔61(冷却水排出マニホールド孔62)の開口に近い位置に設けられている点が異なる。
このように構成された本変形例1の燃料電池スタック100(燃料電池50、燃料電池50A、又は燃料電池50B)であっても、実施の形態1に係る燃料電池スタック100(燃料電池50)と同様の作用効果を奏する。
なお、本変形例1においては、燃料電池50Aに、第1突部11B及び第2突部11Cを設ける構成を採用したが、これに限定されない。例えば、燃料電池50Aに、第1突部11B及び第2突部11Cのいずれか一方を設ける構成を採用してもよく、また、第1突部11B及び第2突部11Cの両方を設けない構成を採用してもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る燃料電池は、一対の絶縁部材の少なくとも一方には、電解質層の厚み方向から見て、第1冷却水マニホールド孔及び第2冷却水マニホールド孔の少なくとも一方の冷却水マニホールド孔内に位置し、第1冷却水マニホールド孔及び第2冷却水マニホールド孔を構成する端面の少なくとも一部と対向するように第2流路形成部が設けられている態様を例示するものである。
[燃料電池スタックの構成]
図7は、本発明の実施の形態2に係る燃料電池スタックの概略構成を模式的に示す断面図である。なお、図7においては、燃料電池スタックの一部を省略し、燃料電池スタックにおける上下方向を図における上下方向として表している。
図7に示すように、本発明の実施の形態2に係る燃料電池スタック100は、実施の形態1に係る燃料電池スタック100と基本的構成は同じであるが、絶縁部材91に第2流路形成部12が設けられている点が異なる。具体的には、第2流路形成部12は、高分子電解質膜1の厚み方向から見て、端セパレータ21の冷却水供給マニホールド孔31又は冷却水排出マニホールド孔(図7では図示せず)内に位置し、冷却水供給マニホールド孔31又は冷却水排出マニホールド孔を構成する端面(壁面)の少なくとも一部と対向するように設けられている。
また、第2流路形成部12は、高分子電解質膜1の厚み方向から見て、冷却水供給マニホールド孔41等の第1冷却水マニホールド孔及び冷却水供給マニホールド孔51等の第2冷却水マニホールド孔の少なくとも一方の冷却水マニホールド孔(図7においては、冷却水供給マニホールド孔51)の冷却水マニホールド孔内に位置し、第1冷却水マニホールド孔又は第2冷却水マニホールド孔を構成する端面(壁面)の少なくとも一部と対向するように設けられている。
そして、第2流路形成部12は、絶縁部材91の接続部材91Bに設けられた第3凸部12Aで構成されている。第3凸部12Aは、接続部材91Bから高分子電解質膜1の厚み方向に延びるように形成されている。第3凸部12Aは、本実施の形態2においては、高分子電解質膜1の厚み方向から見て、端セパレータ21に設けられた冷却水流路8の入口と対向するように形成されていることが好ましい。なお、第3凸部12Aは、燃料電池スタック100が端セパレータ21を設けない形態である場合には、第1セパレータ4A又は第2セパレータ4Cに設けられた冷却水流路8の入口と対向するように形成されていることが好ましい。
これにより、冷却水は、冷却水マニホールド111から第3凸部12Aを迂回するようにして、冷却水流路8の入口8Aへ供給される。このため、冷却水供給マニホールド孔31を構成する端面(壁面)における高さ方向の腐食をより抑制することができる。
また、第3凸部12Aは、冷却水供給マニホールド孔31(又は図7では図示されない端セパレータ21に設けられた冷却水排出マニホールド孔)を構成する端面(壁面)における周方向の腐食をより抑制する観点から、高分子電解質膜1の厚み方向から見て、環状に形成されていることが好ましい。なお、第3凸部12Aを高分子電解質膜1の厚み方向から見て、環状に形成することにより、第3凸部12Aは、燃料電池スタック100が端セパレータ21を設けない形態である場合には、第1冷却水マニホールド孔又は第2冷却水マニホールド孔を構成する端面(壁面)における周方向の腐食をより抑制することができる。
さらに、第3凸部12Aは、枠体3の厚み方向に対して垂直な方向から見て、その延伸方向の長さが端セパレータ21の厚み方向の長さよりも大きく、かつ、端セパレータ21と、第1セパレータ4A又は第2セパレータ4Cと、の厚み方向の長さの和よりも小さいことが好ましい。これにより、端セパレータ21に設けられた冷却水供給マニホールド孔31又は冷却水排出マニホールド孔を構成する端面(壁面)における高さ方向の腐食をより抑制することができる。
なお、第3凸部12Aは、燃料電池スタック100が端セパレータ21を設けない形態である場合には、高分子電解質膜1の厚み方向に対して垂直な方向から見て、その延伸方向の長さが第1セパレータ4A及び第2セパレータ4Cの少なくとも一方のセパレータの厚み方向の長さよりも大きく、かつ、第1セパレータ4A及び第2セパレータ4Cの厚み方向の長さの和よりも小さいことが好ましい。これにより、冷却水供給マニホールド孔41(冷却水供給マニホールド孔51)又は冷却水排出マニホールド孔42(冷却水排出マニホールド孔52)を構成する端面(壁面)における高さ方向の腐食をより抑制することができる。
このように構成された本実施の形態2に係る燃料電池スタック100(燃料電池50)であっても、実施の形態1に係る燃料電池スタック100(燃料電池50)と同様の作用効果を奏する。また、本実施の形態2に係る燃料電池スタック100では、絶縁部材91に第2流路形成部12が設けられているため、端セパレータ21に設けられた冷却水供給マニホールド孔31等の冷却水マニホールド孔を構成する壁面の腐食をより抑制することができる。
なお、本実施の形態2においては、第2流路形成部12を絶縁部材91の接続部材91Bに設ける形態を採用したが、これに限定されない。第2流路形成部12を絶縁部材91の周縁部材91Aに設ける形態を採用してもよい。
[変形例1]
次に、本実施の形態2における変形例1の燃料電池スタック(燃料電池)について説明する。
図8は、本実施の形態2における変形例1の燃料電池スタックの概略構成を模式的に示す断面図である。なお、図8においては、燃料電池スタックの一部を省略し、燃料電池スタックにおける上下方向を図における上下方向として表している。
図8に示すように、本変形例1の燃料電池スタック100は、実施の形態2に係る燃料電池スタック100と基本的構成は同じであるが、燃料電池50の構成が異なる。具体的には、燃料電池50は、実施の形態1の変形例1と同様に構成されている(図6参照)。
すなわち、セル積層体90における燃料電池の積層方向の中央よりも上側(冷却水マニホールド111の延伸方向の中央よりも上流側)は、実施の形態1に係る燃料電池スタック100の燃料電池50と同様に構成されている。また、セル積層体90における燃料電池の積層方向の中央(冷却水マニホールド111の延伸方向の中央)は、実施の形態1の変形例1の燃料電池50Aと同様に構成されている。さらに、セル積層体90における燃料電池の積層方向の中央よりも下側(冷却水マニホールド111の延伸方向の中央よりも下流側)は、実施の形態1の変形例1の燃料電池50Bと同様に構成されている。
このように構成された本変形例1の燃料電池スタック100(燃料電池50、燃料電池50A、又は燃料電池50B)であっても、実施の形態2に係る燃料電池スタック100(燃料電池50)と同様の作用効果を奏する。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。したがって、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の要旨を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
本発明の燃料電池及び燃料電池スタックは、セパレータの冷却水マニホールド孔壁面の腐食を抑制することができるため、燃料電池の分野で有用である。
1 高分子電解質膜
2A 電極
2C 電極
3 枠体
3A 開口
4A 第1セパレータ
4C 第2セパレータ
5 MEA
6 第1反応ガス流路
7 第2反応ガス流路
8 冷却水流路
8A 入口
9 ガスケット
11 第1流路形成部
11A 突出部
11B 第1凸部
11C 第2凸部
12 第2流路形成部
12A 第3凸部
21 端セパレータ
31 冷却水供給マニホールド孔
41 冷却水供給マニホールド孔
42 冷却水排出マニホールド孔
43 第1反応ガス供給マニホールド孔
44 第1反応ガス排出マニホールド孔
45 第2反応ガス供給マニホールド孔
46 第2反応ガス排出マニホールド孔
50 燃料電池
50A 燃料電池
50B 燃料電池
51 冷却水供給マニホールド孔
52 冷却水排出マニホールド孔
61 冷却水供給マニホールド孔
62 冷却水排出マニホールド孔
63 第1反応ガス供給マニホールド孔
64 第1反応ガス排出マニホールド孔
65 第2反応ガス供給マニホールド孔
66 第2反応ガス排出マニホールド孔
90 セル積層体
91 絶縁部材
91A 周縁部材
91B 接続部材
92 端板
93 集電板
100 燃料電池スタック
101 配管
111 冷却水マニホールド

Claims (13)

  1. 電解質層と該電解質層の主面に配置された一対の電極とを有する電解質層−電極接合体と、
    前記電解質層の周縁部を挟むように設けられた枠体と、
    導電性、かつ、板状に形成され、その厚み方向に貫通する第1冷却水マニホールド孔が設けられた第1セパレータと、
    導電性、かつ、板状に形成され、その厚み方向に貫通する第2冷却水マニホールド孔が設けられた第2セパレータと、を備え、
    前記電解質層−電極接合体及び前記枠体は、前記第1セパレータ及び前記第2セパレータに挟まれ、
    前記枠体には、その厚み方向に貫通し、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔と連通するように第3冷却水マニホールド孔が設けられ、
    前記第1セパレータ及び前記第2セパレータの少なくとも一方のセパレータの主面には、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔の少なくとも一方の冷却水マニホールド孔と連通するように冷却水流路が設けられ、
    前記電解質層の厚み方向から見て、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔の少なくとも一方の冷却水マニホールド孔内に位置し、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔を構成する端面の少なくとも一部と対向するように第1流路形成部が設けられていて、
    前記枠体の第3冷却水マニホールド孔は、その開口が前記電解質層の厚み方向から見て、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔の開口よりも小さくなるように形成されていて、
    前記第1流路形成部は、前記第1セパレータ側に向かって、前記枠体の厚み方向に延びるように前記枠体に形成されている第1凸部により構成されている、燃料電池。
  2. 前記第1凸部は、前記電解質層の厚み方向に対して垂直な方向から見て、前記冷却水流路の入口と対向するように形成されている、請求項に記載の燃料電池。
  3. 前記第1凸部は、前記電解質層の厚み方向から見て、環状に形成されている、請求項に記載の燃料電池。
  4. 前記枠体の第3冷却水マニホールド孔は、その開口が前記電解質層の厚み方向から見て、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔の開口よりも小さくなるように形成されていて、
    前記第1流路形成部は、前記第1セパレータ側に向かって前記枠体の厚み方向に延びるように前記枠体に形成されている第1凸部と前記第2セパレータ側に向かって前記枠体の厚み方向に延びるように前記枠体に形成されている第2凸部により構成されている、請求項1〜のいずれかに記載の燃料電池。
  5. 前記第2凸部は、前記電解質層の厚み方向から見て、環状に形成されている、請求項に記載の燃料電池。
  6. 前記第1凸部及び前記第2凸部は、前記電解質層の厚み方向に対して垂直な方向から見て、互いに重ならないように形成されている、請求項又はに記載の燃料電池。
  7. 前記第1凸部及び前記第2凸部の少なくとも一方の凸部は、前記電解質層の厚み方向に対して垂直な方向から見て、その延伸方向の長さが前記第1セパレータ及び前記第2セパレータの少なくとも一方のセパレータの厚み方向の長さよりも大きく、かつ、前記第1セパレータ及び前記第2セパレータの厚み方向の長さの和よりも小さい、請求項のいずれか1項に記載の燃料電池。
  8. 前記枠体は、絶縁材料によって構成されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の燃料電池。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載の燃料電池が複数積層されたセル積層体と、
    前記セル積層体の積層方向の両端にそれぞれ配置された一対の絶縁部材と、を備える、燃料電池スタック。
  10. 一対の前記絶縁部材の少なくとも一方には、前記電解質層の厚み方向から見て、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔の少なくとも一方の冷却水マニホールド孔内に位置し、前記第1冷却水マニホールド孔及び前記第2冷却水マニホールド孔を構成する端面の少なくとも一部と対向するように第2流路形成部が設けられている、請求項に記載の燃料電池スタック。
  11. 前記第2流路形成部は、前記絶縁部材から前記電解質層の厚み方向に延びる第3凸部で構成されている、請求項10に記載の燃料電池スタック。
  12. 前記第3凸部は、前記電解質層の厚み方向に対して垂直な方向から見て、前記冷却水流路の入口と対向するように形成されている、請求項11に記載の燃料電池スタック。
  13. 前記第3凸部は、前記電解質層の厚み方向から見て、環状に形成されている、請求項11又は12に記載の燃料電池スタック。
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