JP5885333B2 - 手摺の端部構造 - Google Patents

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Description

この発明は、手摺の端部構造に関するもので、更に詳細には、金属製の手摺芯材に合成樹脂製の笠木を被覆してなる手摺の端部構造に関するものである。
一般に、階段や廊下等に連続的に設けられる手摺として、金属製の手摺芯材に合成樹脂製笠木を被覆した手摺材を、壁面に適宜間隔で固定されたブラケットに係止したものが使用されている。このような手摺は、設置面である壁面から離れており、また、手摺材の長さも有限であることから、必ず端部が存在する。
過去には手摺材の端部に単にキャップ部材を設けた構造のものがあるが、衣服やバッグなどが引っ掛かることによる転倒の危険性が指摘されるようになり、現在では手摺材の端部にL字状のキャップ部材の一端を被着し、キャップ部材の他端を壁面に近接するように設ける構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えばポリ塩化ビニル等の合成樹脂製の手摺の端部を屈曲形成し、屈曲された端部を傾向した受け口を有するブラケットにより固定する構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−50628号公報(図4) 特開平9−100610号公報(特許請求の範囲、図1,図3,図4)
しかしながら、特許文献1に記載の構造においては、衣服やバッグなどの引っ掛かりの問題は解決されるものの、キャップ部材に使用される部材の材質が強度を考慮した比較的硬度の高いものであるため、手などをぶつけると衝撃により痛みや傷を負うことがあった。特に、病院等においては、ストレッチャの移動の際に、ストレッチャがL字状のキャップ部材に衝突すると、ストレッチャに衝撃を与えるばかりか、搬送される患者にも衝撃を与える虞がある。また、ストレッチャの衝突により、キャップ部材にも破損を与える。
また、特許文献2に記載の構造においては、手摺材の端部がブラケットにより壁面に固定されているため、特許文献1のような問題はないが、手摺材の端部を取り付けるブラケットに傾向した受け口を有するブラケットを用いる必要があるため、ブラケットの加工が面倒な上、手摺の取付作業に手間を要するなどの課題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、手摺の端部の強度を維持しつつ衝撃を緩和して安全性を高めることができ、かつ、取付作業を容易にした手摺の端部構造を提供する。
上記課題を解決するため、この発明に係る手摺の端部構造は、金属製の手摺芯材に合成樹脂製の笠木を被覆してなる手摺材を、設置面に適宜間隔で固定されるブラケットに固定してなる手摺において、 上記手摺材の終端部に、上記設置面に向かって直角よりも大きく、かつ設置面と平行にならない範囲の角度で屈曲する円弧部と、該円弧部の先端に延在する直状部とからなる屈曲部を形成すると共に、上記直状部の終端を該直状部に対して直角に形成し、上記直状部の終端にキャップ部材を被着してなる、ことを特徴とする。この場合、上記屈曲部の角度が135°〜150°である方が好ましい。ここで、屈曲部の角度を135°〜150°とした理由は、屈曲部の角度が135°より小さいと、設置面と平行な手摺芯材の直状部に対する屈曲部の角度が45°より大きくなり、屈曲部に衝突した際の力の反力を受ける。また、屈曲部の角度が150°より大きくなると、手摺の端部側を固定するブラケットから手摺終端までの寸法が長くなり、ブラケットが強度を保持できる限度範囲を超えてしまうからである。
このように構成することにより、金属製の手摺芯材に合成樹脂製の笠木を被覆してなる手摺材の端部に、設置面に向かって直角よりも大きく、かつ設置面と平行にならない範囲の緩やかな角度で屈曲する円弧部と、該円弧部の先端に延在する直状部とからなる屈曲部を形成することができるので、手摺全体に一体感を持たせ、かつ、手摺の端部の屈曲部に強度を持たせることができると共に、衝撃の緩和を図ることができる。また、直状部の終端に形成した直角部にキャップ部材を被着することができる。
この場合、屈曲部の角度を135°〜150°とすることにより、屈曲部の強度を維持することができると共に、屈曲部に衝突した力の方向を設置面の内方側例えば廊下側にすることができ、衝撃による痛みや損傷を抑制することができる。
この発明において、上記屈曲部は、上記手摺芯材を曲げ加工することにより形成するか、あるいは、上記手摺芯材と外径が同一の硬質合成樹脂製の端部材を手摺材の直線端部に接合することによって形成するのが好ましい。
この場合、手摺芯材を曲げ加工によって屈曲部を形成することにより、手摺の直線部と屈曲部とを一体に形成することができる。また、屈曲部を、手摺芯材と外径が同一の硬質合成樹脂製の端部材を手摺材の直線端部に接合することによって形成することにより、設置面よりの手摺の持ち出し寸法の差異に応じた設置が可能となる。
加えて、この発明において、上記キャップ部材は、一端部が上記屈曲部の終端に接合され、他端部が上記設置面と平行に近接する平坦面を有する方が好ましい。

このように構成することにより、キャップ部材の設置面側の端部に形成された平坦面を設置面と平行に近接することができるので、手摺の終端への衣服やバッグ等の引っ掛かりを抑制することができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
(1)金属製の手摺芯材に合成樹脂製の笠木を被覆してなる手摺材の端部に、設置面に向かって直角よりも大きく、かつ設置面と平行にならない範囲の緩やかな角度で屈曲する円弧部と、該円弧部の先端に延在する直状部とからなる屈曲部を形成することにより、手摺全体に一体感を持たせ、かつ、手摺の端部の屈曲部に強度を持たせることができると共に、衝撃の緩和を図ることができる。また、直状部の終端に形成した直角部にキャップ部材を被着することにより、キャップ部材の占める部分を少なくして手摺の美観を高めることができると共に、手摺の取付作業を容易にすることができる。
(2)屈曲部の角度を135°〜150°とすることにより、屈曲部の強度を維持することができると共に、屈曲部に衝突した力の方向を設置面の内方側例えば廊下側にすることができるので、上記(1)に加えて手摺の安全性を更に高めることができる。
(3)手摺芯材を曲げ加工によって屈曲部を形成することにより、手摺の直線部と屈曲部とを一体に形成することができるので、構成部材の削減が図れると共に、屈曲部の強度を更に高めることができる。
(4)屈曲部を、手摺芯材と外径が同一の硬質合成樹脂製の端部材を手摺材の直線端部に接合することによって形成することにより、設置面よりの手摺の持ち出し寸法の差異に応じた設置が可能となるので、用途に応じた手摺の端部の屈曲部を形成することができる。
(5)キャップ部材の設置面側の端部に形成された平坦面を設置面と平行に近接することにより、手摺の終端への衣服やバッグ等の引っ掛かりを抑制することができるので、上記(1)〜(4)に加えて更に手摺の安全性を高めることができる。
この発明に係る手摺の取付状態の一部を断面で示す概略平面図(a)及びこの発明における手摺端部に衝突した際の力の方向を示す概略平面図(b)である。 第1実施形態の取付状態を示す概略断面図である。 図2のI−I線に沿う拡大断面図(a)及びII−II線に沿う拡大断面図(b)である。 第1実施形態における手摺芯材、笠木及びキャップ部材を示す分解斜視図である。 第2実施形態の取付状態を示す概略断面図である。 図5のIII−III線に沿う拡大断面図(a)、図5のIV−IV線に沿う拡大断面図(b)及びV−V線に沿う拡大断面図(c)である。 第2実施形態における手摺芯材と端部材を示す分解斜視図である。 第2実施形態における端部材とキャップ部材を示す分解斜視図である。 この発明に係る手摺の別の形態を示す斜視図である。
以下に、この発明に係る手摺の端部構造の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
この発明に係る手摺は、金属製の手摺芯材10に合成樹脂製の笠木20を被覆してなる手摺材1を、設置面である壁面2に適宜間隔で固定されるブラケット3によって固定されており、手摺材1の端部には壁面に向かって屈曲する屈曲部4が形成され、屈曲部の終端にキャップ部材30が被着されている。
この場合、屈曲部4は、壁面2に向かって直角よりも大きく、かつ壁面2と平行にならない範囲の角度θ、例えば135°〜150°で屈曲する円弧部5と、該円弧部5の先端に延在する直状部6とからなり、屈曲部4の終端は、直状部6に対して直角に形成されている。
ここで、屈曲部4の角度θを135°〜150°にした理由は、角度θが135°より小さいと、壁面2と平行な手摺芯材10の直状部6に対する屈曲部4の角度α(180°−θ°)が45°より大きくなり、屈曲部4に衝突した際の力Fの反力を受ける。また、屈曲部4の角度θが150°より大きくなると、手摺の端部側を固定するブラケット3から手摺終端までの寸法が長くなり、ブラケット3が強度を保持できる限度範囲を超えてしまうからである。
これに対して、屈曲部4の角度θを135°〜150°にすることにより、壁面2と平行な手摺芯材10の直状部6に対する屈曲部4の角度αを45°より小さくすることができるので、図1(a)に示すように、屈曲部4に衝突する力Fの方向が壁面2から離れる廊下7側となり、衝撃を緩和することができる。また、手摺の端部側を固定するブラケット3が手摺の強度を保持できる限度内にすることができる。
この発明に係る第1実施形態の手摺は、図2ないし図4に示すように、手摺芯材10の端部を屈曲した屈曲部4が一体に形成されている。
この場合、手摺芯材10は、例えばアルミニウム合金製の押出形材にて形成されており、下方に開口11を設けた略中空矩形状の基部12の上部両角部13の内方側に三角状突出部14を設け、両三角状突出部14と開口11とで基部12の内壁に十字状空間15が形成されている。また、基部12の上下左右の角部13の外側に笠木20を支持する膨隆円弧部16が設けられ、下部両膨隆円弧部16の下端に円弧状に延在する笠木係止爪部17が設けられている。
上記笠木20は、例えば半硬質の塩化ビニル製の略馬蹄形状の内部層21と、内部層21の外周を覆うと共に、内部層21の下端部より下方に延在して、笠木係止爪部17と係合可能な係止部23を有する硬質の塩化ビニル製の外部層22と、を積層してなる。この場合、内部層21には安価なリサイクル材である半硬質の塩化ビニル製部材が使用され、外部層22は顔料を含有させた表面にコーティングを施した硬質の塩化ビニル製仕上げ部材にて形成されている。なお、この場合、笠木20の表面を形成する外部層22の表面は八角形状に形成されている。
キャップ部材30は、硬質の塩化ビニル製部材により形成されており、図2及び図4に示すように、八角形状の板状の蓋部31の外周に、手摺材1の終端の外周面に被覆可能な略エルボ状の中空胴部32を突設したキャップ本体33と、蓋部31の内面から起立して壁面2と平行手摺材1の終端の直角面に当接する一対の当接片34と、両当接片34間に位置して手摺芯材10の十字状空間15内に挿入可能な中空凸状接合片35と、を具備している。
上記のように形成されるキャップ部材30は、中空凸状接合片35の接合側中空内に固定用の矩形状ブロック36を嵌挿した後、当接片34が手摺材1の終端の直角面に当接され、中空凸状接合片35が手摺芯材10の十字状空間15内に挿入された状態で、手摺芯材10に設けられた開口11を介して挿入される固定ねじ37によって中空凸状接合片35と矩形状ブロック36を手摺芯材10に固定することで手摺材1に被着される(図3(b)参照)。なお、接着剤を用いて手摺芯材10とキャップ部材30とを固定してもよい。また、手摺材1に被着された状態で、キャップ部材30の蓋部31の外側平坦面31aが壁面2と平行に近接する。
上記のように構成される第1実施形態の手摺の端部構造によれば、アルミニウム合金製の手摺芯材10に塩化ビニル製の笠木20を被覆してなる手摺材1において、手摺芯材10の端部に壁面2に向かう屈曲部4を形成し、屈曲部4の角度θを135°〜150°にすることにより、手摺の端部の屈曲部4に強度を持たせることができると共に、屈曲部4に衝突する力Fの方向を壁面2から離れる廊下7側にするので、衝撃の緩和を図ることができる。また、屈曲部4を形成する直状部6の終端に形成した直角部にキャップ部材30を被着するので、手摺の端部におけるキャップ部材30の占める部分を可能な限り少なくすることができ、手摺全体に一体感をもたせることができる。また、屈曲部4は、手摺芯材10を曲げ加工することにより手摺の直線部と屈曲部4とを一体に形成できるので、構成部材の削減が図れる。更には、手摺材1に被着された状態で、キャップ部材30の蓋部31の外側平坦面31aが壁面2と平行に近接するので、手摺の終端への衣服やバッグ等の引っ掛かりを抑制することができ、手摺の安全性を高めることができる。
次に、この発明に係る手摺の第2実施形態について、図5ないし図8を参照して説明する。第2実施形態の手摺は、図5に示すように、手摺材1の端部に形成される屈曲部4が、手摺芯材10と外径が同一の例えば塩化ビニル製の硬質合成樹脂製の端部材40を手摺材1の直線端部に接合(連結)することにより形成されている。
この場合、端部材40は、図6ないし図8に示すように、笠木20の左右の内周面に当接する円弧面を有する一対の保持部41と、両保持部41を連結する連結部42と、端部材40の接合側の一端から突出して手摺芯材10の十字状空間15内に挿入可能な断面十字状の接合突部43と、を具備している。また、端部材40の他端は連結部42が切り欠かれた開口部44が設けられ、連結部42における端部材40の屈曲方向に沿う2箇所には、上下に凹部45が設けられて、連結部42に薄肉部46が形成され、薄肉部46の上下には後述する笠木係止金具50を固定するための支持ピン47が立設されている。
上記笠木係止金具50は、図6及び図8に示すように、端部材40と同様に屈曲される帯板状基部51の両側縁に、笠木20の係止部23と係合可能な一対の係止爪片52が設けられている。この笠木係止金具50の帯板状基部51には、端部材40の支持ピン47が貫挿可能な2つの貫通孔53とキャップ部材30の固定用ねじ55が貫挿可能な取付孔54が設けられている。
上記のように形成される端部材40は、予め笠木係止金具50を固定した後に手摺芯材10に接合される。端部材40と手摺芯材10との接合は、まず、笠木係止金具50の貫通孔53に、端部材40に設けられた下部側の支持ピン47を貫通し、その突出部を溶着して端部材40に笠木係止金具50を固定する。この際、接着剤を用いて端部材40と笠木係止金具50とを固定してもよい。次に、接合突部43を手摺芯材10の十字状空間15内に挿入した状態で、手摺芯材10を貫通する連結ねじ48を端部材40の接合突部43にねじ結合して手摺芯材10と端部材40を接合(連結)する。この際、笠木20の端部側は手摺芯材10には被着されておらず、手摺芯材10に端部材40を接合(連結)した後、笠木20の係止部23を端部材40に固定された笠木係止金具50の係止爪片52に係止して、端部材40に笠木20の端部を被着する。
手摺芯材10に接合(連結)された端部材40の終端には、上記第1実施形態と同様に、キャップ部材30が被着される。すなわち、キャップ部材30の中空凸状接合片35の接合側中空内に固定用の矩形状ブロック36を嵌挿した後、当接片34が端部材40の終端の直角面に当接され、中空凸状接合片35が端部材40の開口部44内に挿入された状態で、笠木係止金具50に設けられた取付孔54を介して挿入される固定ねじ37によって中空凸状接合片35と矩形状ブロック36を端部材40に固定することで手摺材1に被着される(図6(c)参照)。なお、接着剤を用いて端部材40とキャップ部材30とを固定してもよい。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
上記のように構成される第2実施形態の手摺の端部構造によれば、アルミニウム合金製の手摺芯材10と、屈曲部4を形成する硬質の塩化ビニル製の端部材40とを接合(連結)し、その表面に塩化ビニル製の笠木20を被覆してなる手摺材1において、屈曲部4の角度θを135°〜150°にすることにより、手摺の端部の屈曲部4に強度を持たせることができると共に、屈曲部4に衝突する力Fの方向を壁面2から離れる廊下7側にするので、衝撃の緩和を図ることができる。また、屈曲部4を、手摺芯材10と外径が同一の硬質塩化ビニル製の端部材40を手摺材1の直線端部に接合(連結)することによって形成することにより、壁面2よりの手摺の持ち出し寸法の差異に応じた設置が可能となるので、用途に応じた手摺の端部の屈曲部4を形成することができる。
なお、上記実施形態では、手摺材1の外形が八角形状である場合について説明したが(
図9(a)参照)、手摺材1の外形はこれに限定されるものではなく、例えば、図9(b)に示すような三角形状の手摺材1A、キャップ部材30Aや、図9(c)に示すような円形状又は楕円形状の手摺材1B、キャップ部材30Bであっても、上記実施形態の端部構造と同様の効果が得られる。
1 手摺材
2 壁面(設置面)
3 ブラケット
4 屈曲部
5 円弧部
6 直状部
10,10A,10B 手摺芯材
20 笠木
30,30A,30B キャップ部材
31a 平坦面
40 端部材
43 接合突部
θ 屈曲部の角度

Claims (4)

  1. 金属製の手摺芯材に合成樹脂製の笠木を被覆してなる手摺材を、設置面に適宜間隔で固定されるブラケットに固定してなる手摺において、
    上記手摺材の終端部に、上記設置面に向かって直角よりも大きく、かつ設置面と平行にならない範囲の角度で屈曲する円弧部と、該円弧部の先端に延在する直状部とからなる屈曲部を形成すると共に、上記直状部の終端を該直状部に対して直角に形成し、上記直状部の終端にキャップ部材を被着してなり、
    上記屈曲部は、上記手摺芯材と外径が同一の硬質合成樹脂製の端部材を手摺材の直線端部に接合することにより形成される、
    ことを特徴とする手摺の端部構造。
  2. 金属製の手摺芯材に合成樹脂製の笠木を被覆してなる手摺材を、設置面に適宜間隔で固定されるブラケットに固定してなる手摺において、
    上記手摺材の終端部に、上記設置面に向かって直角よりも大きく、かつ設置面と平行にならない範囲の角度で屈曲する円弧部と、該円弧部の先端に延在する直状部とからなる屈曲部を形成すると共に、上記直状部の終端を該直状部に対して直角に形成し、上記直状部の終端にキャップ部材を被着してなり、
    上記キャップ部材は、一端部が上記屈曲部の終端に接合され、他端部が上記設置面と平行に近接する平坦面を有する、
    ことを特徴とする手摺の端部構造。
  3. 請求項1又は2に記載の手摺の端部構造において、
    上記屈曲部の角度が135°〜150°である、ことを特徴とする手摺の端部構造。
  4. 請求項記載の手摺の端部構造において、
    上記屈曲部は、上記手摺芯材を曲げ加工することにより形成される、ことを特徴とする手摺の端部構造。
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