JP5884709B2 - ハイブリッド車の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の排出ガスを浄化する電気加熱式触媒を備えたハイブリッド車の制御装置に関する発明である。
近年、低燃費、低排気エミッションの社会的要請から車両の動力源として内燃機関(エンジン)とモータジェネレータとを搭載したハイブリッド車が注目されている。このようなハイブリッド車においては、内燃機関の間欠運転を実施するようにしたものがある。この間欠運転では、例えば、内燃機関の運転中に所定の停止条件が成立したとき(例えばアクセル開度が所定値以下のときやバッテリSOCが所定値以上のとき等)に内燃機関の運転を停止(休止)し、その後、停止条件が不成立になったときに内燃機関を始動するようにしている。
内燃機関の間欠運転を実施するシステムにおいては、例えば、特許文献1(特開2004−124827号公報)に記載されているように、内燃機関の排出ガスを浄化する触媒の温度や劣化度に基づいて推定した触媒浄化率が所定値よりも大きくなったときに、内燃機関の間欠運転を許可することで、間欠運転による排気エミッションの悪化を抑制するようにしたものがある。
また、ハイブリッド車においては、内燃機関の排出ガスを浄化する触媒として、バッテリの電力で加熱可能な電気加熱式触媒を搭載し、内燃機関の始動前(例えばモータジェネレータの動力のみで走行するEV走行中)に、バッテリの電力で電気加熱式触媒を通電加熱し、電気加熱式触媒の温度が活性温度に達して電気加熱式触媒が活性化した後(電気加熱式触媒の暖機完了後)に、内燃機関を始動することで、内燃機関の始動時の排出ガス浄化率を高めるようにしたものがある。
特開2004−124827号公報
ところで、内燃機関の始動前に電気加熱式触媒を通電加熱し、電気加熱式触媒が活性化した後に内燃機関を始動するシステムでは、電気加熱式触媒が活性化した後でも、内燃機関の始動後の早い時期には内燃機関がまだ冷機状態となっていることがある。内燃機関が冷機状態のときには、噴射燃料の霧化性能が低く、燃焼も不安定であるため、このような状況で内燃機関の間欠運転を行うと、間欠運転による始動時に排出ガス中のHC,CO,NOx等が増加するおそれがあり、電気加熱式触媒が活性化していても排出ガス中のHC,CO,NOx等を電気加熱式触媒で浄化しきれずに排気ミッションが悪化する可能性がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、電気加熱式触媒が活性化した後に内燃機関を始動するシステムにおいて、内燃機関の間欠運転による排気エミッションの悪化を抑制することができるハイブリッド車の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、車両の動力源として搭載された内燃機関(10)及びモータジェネレータ(11,12)と、内燃機関(10)の排出ガスを浄化する電気加熱式触媒(22)とを備え、内燃機関(10)の始動前に電気加熱式触媒(22)を通電加熱し、該電気加熱式触媒(22)が活性化した後に内燃機関(10)を始動するハイブリッド車の制御装置において、電気加熱式触媒(22)が活性化した後の内燃機関(10)の運転中に、該内燃機関(10)を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったか否かを判定する判定手段(28)と、この判定手段(28)により内燃機関(10)を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったと判定されるまで内燃機関(10)の間欠運転を禁止する間欠運転禁止手段(28)とを備え、前記判定手段(28)は、内燃機関(10)を含む排気系の状態が前記所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったか否かを、排出ガスの空燃比と電気加熱式触媒(22)内の空燃比のうちの少なくとも一方が安定したか否かによって判定したり、或は、内燃機関(10)の供給空燃比と排出ガスの空燃比との乖離が所定範囲内になったか否かによって判定するようにしたものである。
この構成では、電気加熱式触媒が活性化した後の内燃機関の運転中に、内燃機関を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態(例えば内燃機関の間欠運転を実施した場合の始動時に排出ガスを十分に浄化できる状態)になったか否かを判定し、内燃機関を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったと判定されるまで内燃機関の間欠運転を禁止することができるため、内燃機関の間欠運転による排気エミッションの悪化を抑制することができる。
図1は本発明の一実施例におけるハイブリッド車の駆動システムの概略構成を示す図である。 図2はEHC通電制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図3はエンジン間欠運転制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図4はエンジン間欠運転制御の実行例を示すタイムチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいてハイブリッド車の駆動システムの概略構成を説明する。
内燃機関であるエンジン10と第1のモータジェネレータ(以下「第1のMG」と表記する)11と第2のモータジェネレータ(以下「第2のMG」と表記する)12が搭載され、主にエンジン10と第2のMG12が車輪13を駆動する動力源となる。エンジン10のクランク軸と第1のMG11の回転軸と第2のMG12の回転軸とが動力分割機構14(例えば遊星ギヤ機構)を介して連結され、第2のMG12の回転軸が減速ギヤ機構15を介して車軸16に連結されている。
第1のMG11と第2のMG12は、パワーコントロールユニット17を介して高電圧バッテリ18に接続されている。このパワーコントロールユニット17には、第1のMG11を駆動する第1のインバータ19と、第2のMG12を駆動する第2のインバータ120等が設けられ、各MG11,12は、それぞれインバータ19,20を介して高電圧バッテリ18と電力を授受するようになっている。
一方、エンジン10の排気管21には、排出ガスを浄化する触媒として、電気的に加熱可能な電気加熱式触媒(以下「EHC」と表記する)22が設けられている。このEHC22は、導電性抵抗体で形成された基材(図示せず)を触媒コート材(図示せず)で被覆して構成され、高電圧バッテリ18から供給される電力を基材に通電することで、基材がヒータとして機能して加熱できるようになっている。
EHC22の通電電力(EHC22の基材に供給する電力)は、EHC制御装置23により制御される。このEHC制御装置23には、スイッチング回路等を備えた通電電力制御部(図示せず)が設けられ、この通電電力制御部で高電圧バッテリ18から供給される電力を電圧変換や平滑化してEHC22に供給するようになっている。
また、排気管21のうちのEHC22の下流側には、排出ガスを浄化する第2の触媒29が設けられ、EHC22の上流側と下流側(第2の触媒29の上流側)に、それぞれ排出ガスの空燃比又はリッチ/リーン等を検出する排出ガスセンサ30,31(空燃比センサ、酸素センサ等)が設けられている。
アクセル開度(アクセルペダルの操作量)を検出するアクセルセンサ24、シフトレバーの操作位置を検出するシフトスイッチ25、ブレーキ操作を検出するブレーキスイッチ26(又はブレーキ操作量を検出するブレーキセンサ)、車速を検出する車速センサ27等の各種のセンサやスイッチの出力信号は、ECU28に入力される。このECU28は、マイクロコンピュータを主体として構成され、車両の運転状態に応じて、エンジン10を制御すると共にインバータ19,20を制御してMG11,12を制御する。更に、ECU28は、EHC制御装置23を制御してEHC22の通電電力を制御する。
尚、ECU28は、一つの制御ユニットで構成しても良いが、これに限定されず、例えば、ハイブリッド車全体を総合的に制御するハイブリッドECU、エンジン10を制御するエンジンECU、インバータ19,20を制御してMG11,12を制御するMG−ECU等の複数の制御ユニットで構成し、ハイブリッドECUが、エンジンECUやMG−ECU等との間で制御信号やデータ信号等を送受信して、エンジンECUやMG−ECU等によってエンジン10やMG11,12を制御するようにしても良い。この場合、エンジンECUとMG−ECUのうちの一方でEHC制御装置23を制御してEHC22の通電電力を制御するようにしても良いし、EHC制御装置23を制御してEHC22の通電電力を制御する専用のECUを設けるようにしても良い。
ECU28は、例えば、発進時や低負荷時(エンジン10の燃費効率が悪い領域)は、エンジン10を停止状態に維持して、高電圧バッテリ18の電力で第2のMG12を駆動し、この第2のMG12の動力で車輪13を駆動して走行するEV走行を行う。
エンジン10を始動する場合には、高電圧バッテリ18の電力で第1のMG11を駆動し、この第1のMG11の動力を動力分割機構14を介してエンジン10のクランク軸に伝達することで、エンジン10をクランキング(エンジン10のクランク軸を回転駆動)してエンジン10を始動する。
通常走行時には、エンジン10の動力を動力分割機構14によって第1のMG11側と車軸16側の二系統に分割し、その一方の系統の出力で車軸16を駆動して車輪13を駆動し、他方の系統の出力で第1のMG11を駆動して第1のMG11で発電し、その発電電力で第2のMG12を駆動して第2のMG12の動力でも車軸16を駆動して車輪13を駆動する。更に、急加速時には、第1のMG11の発電電力の他に高電圧バッテリ18の電力も第2のMG12に供給して、第2のMG12の駆動分を増加させる。
減速時には、車輪13の動力で第2のMG12を駆動して第2のMG12を発電機として作動させることで、車両の運動エネルギを第2のMG12で電力に変換して高電圧バッテリ18に回収(充電)する減速回生(回生ブレーキ)を行う。
また、本実施例では、ECU28により後述する図2のEHC通電制御ルーチンを実行することで、エンジン10の停止中(例えば停車中又はEV走行中)にEHC22の暖機要求が発生した場合に、高電圧バッテリ18の電力でEHC22を通電加熱し、EHC22の温度が活性温度に達してEHC22が活性化した後に、エンジン10を始動するようにしている。
更に、本実施例では、ECU28により後述する図3のエンジン間欠運転制御ルーチンを実行することで、エンジン10の間欠運転を実施する。この間欠運転では、例えば、エンジン10の運転中に所定の停止条件が成立したとき(例えばアクセル開度が所定値以下のときやバッテリSOCが所定値以上のとき等)にエンジン10の運転を停止(休止)し、その後、停止条件が不成立になったときにエンジン10を始動するようにしている。
ところで、エンジン10の始動前にEHC22を通電加熱し、EHC22が活性化した後にエンジン10を始動するシステムでは、EHC22が活性化した後でも、エンジン10の始動後の早い時期にはエンジン10がまだ冷機状態となっていることがある。エンジン10が冷機状態のときには、噴射燃料の霧化性能が低く、燃焼も不安定であるため、このような状況でエンジン10の間欠運転を行うと、間欠運転による始動時に排出ガス中のHC,CO,NOx等が増加するおそれがあり、EHC22が活性化していても排出ガス中のHC,CO,NOx等をEHC22で浄化しきれずに排気ミッションが悪化する可能性がある。
この対策として、本実施例では、EHC22が活性化した後のエンジン10の運転中に、エンジン10を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態(例えばエンジン10の間欠運転を実施した場合の始動時に排出ガスを十分に浄化できる状態)になったか否かを、例えば、排出ガスの空燃比とEHC22内の空燃比のうちの少なくとも一方が安定したか否か、エンジン10の供給空燃比と排出ガスの空燃比との乖離が所定範囲内になったか否か、第2の触媒29が活性化したか否か等によって判定し、エンジン10を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったと判定されるまでエンジン10の間欠運転を禁止するようにしている。
以下、本実施例でECU28が実行する図2のEHC通電制御ルーチン及び図3のエンジン間欠運転制御ルーチンの処理内容を説明する。
[EHC通電制御ルーチン]
図2に示すEHC通電制御ルーチンは、ECU28の電源オン中に所定周期で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、EHC22の通電加熱要求が発生しているか否かを、例えば、エンジン停止中(例えば停車中又はEV走行中)で且つEHC22の暖機要求が発生しているか否かによって判定する。
このステップ101で、EHC22の通電加熱要求が発生していないと判定された場合には、ステップ102以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ101で、EHC22の通電加熱要求が発生していると判定された場合には、ステップ102に進み、目標触媒温度Ttgt1(例えばEHC22の活性温度)と現在の触媒温度Tehc (EHC22の温度)を読み込む。
ここで、触媒温度Tehc は、例えば、EHC22の基材(ヒータ)の抵抗値に基づいてマップ又は数式等により算出(推定)する。或は、EHC22に温度センサを配置して触媒温度Tehc を直接検出するようにしても良い。
この後、ステップ103に進み、触媒温度Tehc が目標触媒温度Ttgt1よりも低いか否かを判定し、触媒温度Tehc が目標触媒温度Ttgt1よりも低いと判定された場合には、ステップ104に進み、EHC22の通電加熱を実行して触媒温度Tehc を上昇させる。この場合、例えば、高電圧バッテリ18の状態(バッテリ電流、バッテリ電圧、バッテリSOC、バッテリ温度等)に基づいてバッテリ出力電力制限値(高電圧バッテリ18の出力電力制限値)を算出すると共に、アクセル開度、車速等に基づいて走行要求パワー(走行に必要な電力)を算出し、バッテリ出力電力制限値から走行要求パワー等を差し引いてEHC通電電力制限値(EHC22の通電電力制限値)を求め、このEHC通電電力制限値を越えないようにEHC22の通電電力を制御する。
その後、上記ステップ103で、触媒温度Tehc が目標触媒温度Ttgt1以上であると判定された場合には、EHC22が活性温度に達してEHC22が活性化したと判断して、ステップ105に進み、EHC22の通電を禁止してEHC22の通電加熱を終了した後、ステップ106に進み、エンジン10の始動を許可する。これにより、エンジン10の始動要求があれば、エンジン10が始動される。
[エンジン間欠運転制御ルーチン]
図3に示すエンジン間欠運転制御ルーチンは、ECU28の電源オン中に所定周期で繰り返し実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ201で、エンジン運転中であるか否かを判定する。
このステップ201で、エンジン運転中であると判定された場合には、次のステップ202〜204で、エンジン10を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態(例えばエンジン10の間欠運転を実施した場合の始動時に排出ガスを十分に浄化できる状態)になったか否かを判定する。
まず、ステップ202で、EHC22の状態が安定しているか否かを、例えば、触媒温度Tehc が目標触媒温度Ttgt1(例えばEHC22の活性温度)に達しており、且つ、排気空燃比(例えば排出ガスセンサ30で検出した排出ガスの空燃比)がストイキを含む所定範囲(例えば14.6±αの範囲)内となった状態が所定期間継続している(つまりEHC22内の空燃比が浄化ウインド内で安定している)か否かによって判定する。
排気空燃比がストイキを含む所定範囲内で安定すれば、EHC22内の空燃比が浄化ウインド内で安定するため、排気空燃比がストイキを含む所定範囲内となった状態が所定期間継続しているか否かを判定すれば、EHC22の状態が安定しているか否かを精度良く判定することができる。尚、EHC22内の空燃比が所定範囲内となった状態が所定期間継続しているか否かによって、EHC22の状態が安定しているか否かを判定するようにしても良い。
また、ステップ203で、燃料ウエット状態(噴射燃料の吸気ポートやシリンダの内壁面等への付着状態)が安定しているか否かを、例えば、供給空燃比(吸入空気量と噴射燃料量から求めた空燃比)と排気空燃比との乖離(差分)が所定範囲(例えば±βの範囲)内であるか否かによって判定する。
吸気ポートやシリンダの内壁面等へ付着する燃料量(ウエット量)に応じて、供給空燃比と排気空燃比との乖離が変化するため、供給空燃比と排気空燃比との乖離が所定範囲内であるか否かを判定すれば、燃料ウエット状態が安定しているか否かを精度良く判定することができる。
更に、ステップ204で、第2の触媒29が活性化したか否かを判定する。この場合、例えば、第2の触媒29の温度を検出する温度センサ(図示せず)を設け、この温度センサで検出した第2の触媒29の温度Tufc が目標触媒温度Ttgt2(例えば第2の触媒29の活性温度)以上であるか否かによって、第2の触媒29が活性化したか否かを判定する。
上記ステップ202〜204のうちのいずれか1つでも「No」と判定された場合には、所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態ではないと判定するが、上記ステップ202〜204で全て「Yes」と判定された場合には、所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったと判定する。この場合、上記ステップ202〜204の処理が特許請求の範囲でいう判定手段としての役割を果たす。
上記ステップ202〜204のうちのいずれか1つでも「No」と判定された場合(つまり所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態ではないと判定された場合)には、ステップ205に進み、エミッション要件間欠運転禁止フラグをON(オン)にセットすることで、エンジン10の間欠運転を禁止した後、ステップ208に進み、エンジン10の運転を継続する。この場合、ステップ205の処理が特許請求の範囲でいう間欠運転禁止手段としての役割を果たす。
一方、上記ステップ202〜204で全て「Yes」と判定された場合(つまり所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったと判定された場合)には、ステップ206に進み、エミッション要件間欠運転禁止フラグをOFF(オフ)にリセットした後、ステップ207に進む。また、上記ステップ201で、エンジン運転中ではない(つまりエンジン停止中である)と判定された場合にも、ステップ207に進む。
ステップ207では、エミッション要件以外の間欠運転禁止フラグがOFFであるか否かを、所定の停止条件が成立しているか否か(例えば、アクセル開度が所定値以下であるか否か、バッテリSOCが所定値以上であるか否か、車両要求パワーがエンジン始動閾値以下であるか否か等、車両要求パワーをエンジン10に頼らずに高電圧バッテリ18のみで供給可能な条件が成立しているか否か)によって判定する。
このステップ207で、エミッション要件以外の間欠運転禁止フラグがOFFであると判定された場合(つまり所定の停止条件が成立していると判定された場合)には、ステップ209に進み、エンジン10を停止する(又はエンジン10の停止を継続する)。
一方、上記ステップ207で、エミッション要件以外の間欠運転禁止フラグがONであると判定された場合(つまり所定の停止条件が不成立であると判定された場合)には、ステップ208に進み、現在のエンジン運転状態のままエンジン10の運転を継続する(又はエンジン10を始動する)。
以上説明した本実施例のエンジン間欠運転制御の実行例を図4のタイムチャートを用いて説明する。
車両システムが起動(Ready ON)した時点t0 で、EHC22の通電をONしてEHC22を通電加熱し、その後、触媒温度Tehc (EHC22の温度)が目標触媒温度Ttgt1(例えばEHC22の活性温度)に達した時点t1 で、EHC22の通電をOFFしてEHC22の通電加熱を終了すると共に、エンジン10を始動する。
このエンジン10の始動に伴って、排気空燃比や供給空燃比(図示せず)、供給空燃比と排気空燃比との差分が変動するため、排気空燃比が所定の安定判定レベル(例えば14.6±αの範囲)から外れて、EHC22の状態が安定していない過渡状態と判定すると共に、供給空燃比と排気空燃比との差分が所定の安定判定レベル(例えば±βの範囲)から外れて、燃料ウエット状態が安定していない過渡状態と判定する。また、このとき第2の触媒29の温度Tufc が目標触媒温度Ttgt2(例えば第2の触媒29の活性温度)に達していないため、第2の触媒29が活性化していない非活性状態と判定する。これにより、全ての条件(図3のステップ202〜204)が不成立であるため、所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態ではないと判定して、エミッション要件間欠運転禁止フラグをONにセットすることで、エンジン10の間欠運転を禁止して、エンジン10の運転を継続する。
その後、供給空燃比と排気空燃比との差分が所定の安定判定レベル(例えば±βの範囲)内になると、燃料ウエット状態が安定していると判定し、排気空燃比が所定の安定判定レベル(例えば14.6±αの範囲)内となった状態が所定期間継続すると、EHC22の状態が安定していると判定する。更に、第2の触媒29の温度Tufc が目標触媒温度Ttgt2に達した時点t2 で、第2の触媒29が活性化したと判定する。これにより、全ての条件(図3のステップ202〜204)が成立するため、所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったと判定して、エミッション要件間欠運転禁止フラグをOFFにリセットする。このとき、車両要求パワーがエンジン始動閾値以下で、エミッション要件以外の間欠運転禁止フラグがOFFになっているため、エンジン10の運転を停止する。
その後、車両要求パワーがエンジン始動閾値よりも大きくなった時点t3 で、エミッション要件以外の間欠運転禁止フラグをONにセットして、エンジン10を始動する。このエンジン始動後は、前回のエンジン始動後と同様にEHC22の状態と燃料ウエット状態の判定を実施して、EHC22の状態が安定していない過渡状態と判定すると共に、燃料ウエット状態が安定していない過渡状態と判定するため、エミッション要件間欠運転禁止フラグをONにセットして、エンジン10の間欠運転を禁止する。尚、第2の触媒29の温度Tufc が目標触媒温度Ttgt2に達した時点t2 以降は、第2の触媒29の温度Tufc が目標触媒温度Ttgt2を上回っているため、第2の触媒29が活性化したという判定が継続している。
その後、燃料ウエット状態が安定していると判定し、EHC22の状態が安定していると判定した時点t4 で、エミッション要件間欠運転禁止フラグをOFFにリセットするが、車両要求パワーがエンジン始動閾値よりも大きいため、エミッション要件以外の間欠運転禁止フラグをONに維持して、エンジン10の運転を継続する。
その後、車両要求パワーが低下してエンジン始動閾値以下になった時点t5 で、エミッション要件以外の間欠運転禁止フラグをOFFにリセットして、エンジン10の運転を停止する。
以上説明した本実施例では、EHC22が活性化した後のエンジン10の運転中に、エンジン10を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態(例えばエンジン10の間欠運転を実施した場合の始動時に排出ガスを十分に浄化できる状態)になったか否かを、例えば、EHC22の状態が安定しているか否か(排気空燃比とEHC22内の空燃比のうちの少なくとも一方が安定したか否か)、燃料ウエット状態が安定しているか否か(供給空燃比と排気空燃比との乖離が所定範囲内になったか否か)、第2の触媒29が活性化したか否か(第2の触媒29の温度Tufc が目標触媒温度Ttgt2以上であるか否か)等によって判定し、エンジン10を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったと判定されるまでエンジン10の間欠運転を禁止するようにしたので、EHC22が活性化した後のエンジン10の運転中に、エンジン10を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になってからエンジン10の間欠運転を実施するようにでき、エンジン10の間欠運転による排気エミッションの悪化を抑制することができる。
尚、上記実施例では、第2の触媒29が活性化したか否かを、温度センサで検出した第2の触媒29の温度Tufc が目標触媒温度Ttgt2以上であるか否かによって判定するようにしたが、第2の触媒29が活性化したか否かを判定する方法は、これに限定されず、適宜変更しても良い。
例えば、第2の触媒29の下流側に排出ガスの温度を検出する温度センサを設け、この温度センサで検出した第2の触媒29の下流側の排出ガスの温度が所定値(例えば目標触媒温度Ttgt2又はその付近の温度)以上であるか否かによって、第2の触媒29が活性化したか否かを判定するようにしても良い。第2の触媒29の温度が目標触媒温度Ttgt2以上になって第2の触媒29が活性化したときには、第2の触媒29の下流側の排出ガスの温度も第2の触媒29の温度と同等の値となるため、第2の触媒29の下流側の排出ガスの温度が所定値以上であるか否かを判定すれば、第2の触媒29が活性化したか否かを判定することができる。
或は、EHC22の下流側に排出ガスの温度を検出する温度センサを設け、この温度センサで検出したEHC22の下流側の排出ガスの温度と排出ガス流量(=吸入空気量)に基づいて、第2の触媒29に与えられた排気エネルギの積算値を算出し、この第2の触媒29に与えられた排気エネルギの積算値が所定値以上であるか否かによって、第2の触媒29が活性化したか否かを判定するようにしても良い。第2の触媒29に与えられた排気エネルギの積算値は、第2の触媒29の温度と強い相関を持つため、第2の触媒29が十分に活性化すると判断できる排気エネルギの積算値を予め実験的に求めておき、その値と第2の触媒29に与えられた排気エネルギの積算値とを比較することで、間接的に第2の触媒29の活性状態を把握することができる。
また、上記実施例では、図3のステップ202〜204の条件が全て成立するまでエンジン10の間欠運転を禁止するようにしたが、これに限定されず、例えば、ステップ202〜204の処理のうちの1つ又は2つが成立したときにエンジン10の間欠運転を許可するようにしても良い。或は、図3のステップ202〜204の処理のうちの1つ又は2つを省略するようにしても良い。
また、上記実施例では、EHC22の下流側に第2の触媒29を配置したシステムに本発明を適用したが、これに限定されず、例えば、第2の触媒29を省略したシステムに本発明を適用しても良い。
尚、本発明は、図1に示す構成のハイブリッド車に限定されず、エンジンを停止した状態でMGの動力で走行するEV走行が可能(つまりエンジンの間欠運転が可能)な種々の構成のハイブリッド車(例えば、エンジンの動力を変速機を介して車輪の駆動軸に伝達する動力伝達経路のうちのエンジンと変速機との間にMGを配置すると共にエンジンとMGとの間にクラッチを配置したハイブリッド車等)に適用して実施することができる。
10…エンジン(内燃機関)、11,12…MG(モータジェネレータ)、18…高電圧バッテリ、21…排気管、22…EHC(電気加熱式触媒)、23…EHC制御装置、28…ECU(判定手段,間欠運転禁止手段)、29…第2の触媒、30,31…排出ガスセンサ

Claims (3)

  1. 車両の動力源として搭載された内燃機関(10)及びモータジェネレータ(11,12)と、前記内燃機関(10)の排出ガスを浄化する電気加熱式触媒(22)とを備え、前記内燃機関(10)の始動前に前記電気加熱式触媒(22)を通電加熱し、該電気加熱式触媒(22)が活性化した後に前記内燃機関(10)を始動するハイブリッド車の制御装置において、
    前記電気加熱式触媒(22)が活性化した後の前記内燃機関(10)の運転中に、該内燃機関(10)を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったか否かを判定する判定手段(28)と、
    前記判定手段(28)により前記内燃機関(10)を含む排気系の状態が前記所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったと判定されるまで前記内燃機関(10)の間欠運転を禁止する間欠運転禁止手段(28)と
    を備え
    前記判定手段(28)は、前記内燃機関(10)を含む排気系の状態が前記所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったか否かを、前記排出ガスの空燃比と前記電気加熱式触媒(22)内の空燃比のうちの少なくとも一方が安定したか否かによって判定することを特徴とするハイブリッド車の制御装置。
  2. 車両の動力源として搭載された内燃機関(10)及びモータジェネレータ(11,12)と、前記内燃機関(10)の排出ガスを浄化する電気加熱式触媒(22)とを備え、前記内燃機関(10)の始動前に前記電気加熱式触媒(22)を通電加熱し、該電気加熱式触媒(22)が活性化した後に前記内燃機関(10)を始動するハイブリッド車の制御装置において、
    前記電気加熱式触媒(22)が活性化した後の前記内燃機関(10)の運転中に、該内燃機関(10)を含む排気系の状態が所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったか否かを判定する判定手段(28)と、
    前記判定手段(28)により前記内燃機関(10)を含む排気系の状態が前記所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったと判定されるまで前記内燃機関(10)の間欠運転を禁止する間欠運転禁止手段(28)と
    を備え、
    前記判定手段(28)は、前記内燃機関(10)を含む排気系の状態が前記所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったか否かを、前記内燃機関(10)の供給空燃比と前記排出ガスの空燃比との乖離が所定範囲内になったか否かによって判定することを特徴とするハイブリッド車の制御装置。
  3. 前記電気加熱式触媒(22)の下流側に配置されて前記排出ガスを浄化する第2の触媒(29)を備え、
    前記判定手段(28)は、前記内燃機関(10)を含む排気系の状態が前記所定の排出ガス浄化性能を確保できる状態になったか否かを、前記第2の触媒(29)が活性化したか否かによって判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のハイブリッド車の制御装置。
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