JP5884078B2 - 電線接続端子及びそれを備えた配線器具 - Google Patents

電線接続端子及びそれを備えた配線器具 Download PDF

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Description

本発明は、電線を端子板に接続するための電線接続端子、及びこの電線接続端子を備えた配線器具に関する。
従来より、電線接続端子を備えたコンセントやスイッチのような配線器具が、壁面などの設置面に設置され使用されている。例えば、図17に示す配線器具(スイッチ)30において、その器体は、図中下側のボディ31と、図中上側のカバー32とで構成される。ボディ31には、接点部33に接続される端子板34、挿入される電線35を端子板34に押付けて接触させるとともに電線35を機械的に保持する鎖錠ばね36、解除ボタン(図示せず)などで構成される電線接続端子37を収納する端子収納室38が設けられる。カバー32には、端子板34を押さえるリブ32aが設けられている。この端子収納室38の底面には、電線35の挿入口となる電線挿入口38aが開口している。
電線接続端子37に電線35を接続する場合、最初に、接続する電線35の被覆を指定された長さにストリップして芯線35aを露出した後、電線35の芯線35aを電線挿入口38aに嵌めて押し込む。そして、電線35の芯線35aは、鎖錠ばね36をたわましながら進入し、その際、鎖錠ばね36のばね力によって芯線35aが端子板36に押し付けられると共に、鎖錠ばね36の端部が芯線35aに食い込んで電線35を鎖錠して電線35の接続が完了する。
しかし、電線35の挿入が中途半端であったり、外圧など何らかの理由により電線35の芯線35aが端子板34から離された場合には、鎖錠ばね36から端子板34に通電する。鎖錠ばね36は、応力限界値を高くするためにステンレス材料などを用いて形成されるため導体抵抗が非常に高い。このため、鎖錠ばね36に通電した場合、発熱が大きく温度上昇が大きくなり、これにより配線器具30の寿命が短くなる虞がある。従って、配線器具30においては、安全性の確保のため、電線35と端子板34と間の導電性を確実に保つ必要がある。
このため、例えば、キャップ口開部から両溝部に挿入した電線端末をその溝孔で抱きしめ、確実且つ耐久的に導電する電線コネクタが開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、導体内側にばねを有し、電線抜止め押圧手段を備える配線器具が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−229992号公報 特開2004−228060号公報
しかしながら、上記従来の電線接続端子37は、導電体である端子板34に電線35を、導体抵抗の高いステンレス材料の鎖錠ばね36で押圧する構造である。このため、外圧などにより電線35が端子板34から離された状態となった場合、電線35と端子板34との間の導体抵抗の低い経路を確保できない事態が生じ、電線接続端子37の発熱が大きくなり、寿命が短くなる虞がある。
また、従来の電線接続端子37は、端子板34に電線35をステンレス材料の鎖錠ばね36で押圧する構造である。このため、鎖錠ばね36の応力限界値を高く保つ必要があり、鎖錠ばね36の小型化には限度があり、ひいてはこの鎖錠ばね36を用いる電線接続端子37、及び電線接続端子37を備える配線器具30の小型化を実現できないという問題もある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、電線と端子板との間の接触抵抗を安定して電気的接続の信頼性を向上させ、かつ小型化を図ることができる電線接続端子を提供することを目的とする。また、この電線接続端子を備える配線器具を提供することをも目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る電線接続端子は、導電材料により形成された端子板と、前記端子板に接触すると共に電線を囲むようにして電線と接続される導体部と、電線を前記導体部で狭持することができるように前記導体部を押圧する弾性手段と、を備えることを特徴とする。
この電線接続端子において、前記導体部は、電線に近づくようにくびれ部を有し、前記弾性手段は、前記導体部のくびれ部を挟み込む線ばねであることが好ましい。
この電線接続端子において、前記導体は、電線の挿入方向先端側において、電線を貫通させる貫通孔を有することが好ましい。
この電線接続端子において、前記導体部には、電線との接触面を増やすように複数の折曲部が形成されることが好ましい。
この電線接続端子において、前記導体部は、電線が抜き出される方向への移動に対して食い込む鎖錠片をさらに有することが好ましい。
この電線接続端子において、前記導体部は、電線との接続部分が、電線に食い込むことによって電線を鎖錠する鎖錠機構を有し、前記弾性手段は、電線に接触することなく前記導体部の外側を囲む形状を有することが好ましい。
この電線接続端子において、前記電線接続端子への電線の挿入口部分に電線に食い込むことによって電線を鎖錠する鎖錠部材を備えていることが好ましい。
この電線接続端子において、前記導体部は、基端部と、その両端から電線を挟み込むように伸びるアーム状部とを有し、前記基端部に電線が挿入される挿入口を有していることが好ましい。
この電線接続端子において、電線の長さ方向に直行する方向で電線を挟み込み、前記弾性手段は、電線を前記導体部で狭持するため、前記導体部を外側から押圧する線ばねであることが好ましい。
この電線接続端子において、前記弾性手段は、前記導体部を外側から押圧するコイルばねであることが好ましい。
この電線接続端子において、前記導体部は、弾性を有する板材により構成され、かつ電線に食い込む鎖錠機構を有し、前記弾性手段は、前記導体部自体が兼ね、さらに前記導体部による電線への押圧力を補助するために補助板ばねであることが好ましい。
この電線接続端子において、前記端子板は、電線を挿入するための電線挿入口と、前記電線挿入口で折り返す延出部とを有し、電線を囲む形状とされ、前記弾性手段は、前記端子板に電線を接続するために前記延出部を押圧し、かつ前記電線挿入口の奥側で電線に食い込む鎖錠機構を有することが好ましい。
この電線接続端子において、前記導体部は、前記弾性手段と電線との間に配置され、電線と前記端子板とを電気的に接続する導体板であることが好ましい。
この電線接続端子において、前記導体部は、電線を囲む円筒形状を有し、かつ前記弾性手段と接触する位置において開口する開口部を有し、前記弾性手段は、前記開口部を通して電線と接触すると共に、電線に食い込む鎖錠機構を有することが好ましい。
また、本発明に係る配線器具は、上記いずれかに記載の電線接続端子を備えることを特徴とする。
本発明に係る電線接続端子によれば、電線を囲むようにして電線と接続され、この導体部を弾性部材により押圧して電線を狭持するので、電線と端子板との間の接触抵抗を安定して電気的接続の信頼性を向上させ、かつ小型化を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る電線接続端子を備えた配線器具の全体図である。 前記配線器具の電線接続端子の断面図である。 前記電線接続端子に備わる導体部及び弾性部材の斜視図である。 同上実施の形態1の変形例1に係る電線接続端子の断面図である。 同上実施の形態1の変形例2に係る電線接続端子の断面図である。 同上実施の形態1の変形例3に係る電線接続端子の断面図である。 (a)同上実施の形態1の変形例4に係る電線接続端子の断面図、(b)前記電線接続端子に備わる導体部の側面図である。 同上実施の形態1の変形例5に係る電線接続端子の断面図である。 (a)同上実施の形態1の変形例6に係る電線接続端子に備わるエッジ部材の上面図、(b)前記電線接続端子に備わる鎖錠ばねの斜視図である。 同上実施の形態1の変形例7に係る電線接続端子の断面図である。 (a)同上実施の形態1の変形例8に係る電線接続端子の断面図、(b)前記電線接続端子に備わる導体部及び弾性部材の斜視図である。 同上実施の形態1の変形例9に係る電線接続端子の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る電線接続端子の断面図である。 本発明の実施の形態3に係る電線接続端子の断面図である。 (a)本発明の実施の形態4に係る電線接続端子の断面図、(b)前記電線接続端子に備わる導体板の斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る電線接続端子の断面図である。 従来の電線接続端子を備えた配線器具の全体図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る電線接続端子に関して図面を参照して説明する。図1に示すように、電線接続端子1は、配線器具2の器体内の端子収納室3に収容され、配線器具2の器体はそれぞれ合成樹脂成型品からなるカバー2aとボディ2bとを結合して形成される。ボディ2bは、箱状などで形成され、電線接続端子1を収納する端子収納室3,3´が両端側に設けられており、この端子収納室3,3´の底面には電線4を挿通するための電線挿入口3a,3a´が開口している。
電線接続端子1は、端子板5、導体部6、及び導体部6を外側から押圧する弾性部材7を備える。端子板5は、導電性の良い銅や銅合金などで形成され、端子収納室3に隣接して配置されたスイッチ機構部8と導通されている。なお、スイッチ機構部8は端子収納室3´の端子部と導通された接点部を収納しており、配線器具2に設けられたスイッチをオン/オフすることで端子収納室3´に接続された電線と繋がっている照明器具などの負荷が制御される。
導体部6は、端子板5と同様に、銅や銅合金などの導電性の高い金属で成型され、ボディ2bに係止固定される。導体部6は、図2及び図3に示すように、折り曲げられた複数の折曲部6a,6b,6a´,6b´を有し、本実施の形態1では電線4の芯線4aを囲むようにして略U字形状で形成される。なお、導体部6は、上記従来の電線接続端子に用いられているステンレス製の鎖錠ばねと比較して、応力限界値は低いが導電性が高いため、一方の内側面が電線4から離された場合でも、他方の内側面が必ず電線4と接触する。このため、常に相対抵抗の低い電線4と端子板5と間の通電経路を確保することができる。
弾性部材7は、ステンレスなどの応力限界値の高い弾性材料で形成された線ばねなどの補助部材であり、ばね力によって導体部6を外側から押圧することで、電線4を導体部6に挟持できるようにして、電線4と導体部6との間を電気的に接続する。
次に、電源接続端子1へ電線4を接続する動作に関して図2を参照して説明する。最初に、電線挿入口3aから電線4の被覆が剥がされた芯線4aを挿入すると、芯線4aが導体部6の隙間に挿入される。この状態から、芯線4aが弾性部材7の弾性力を超えた力で押し込まれると、芯線4aの先端部が導体部6の内側上面に当接する。
このため、弾性部材7のばね力によって電線4が導体部6に挟持されることで芯線4aが電線接続端子1から脱落することが防止されると共に、導体部6の内側面が芯線4aに接触されることによって電線4と端子板5とが導通される。従って、ユーザは、電線挿入口3aに電線4を挿入する簡単な作業で、電線4を配線器具2に固定できると共に、電気的接続がなされる。
以上の構成により、本実施の形態1に係る電線接続端子1では、外圧による電線4の曲げなどが生じ、電線4の芯線4aが、導体部6の一方の内側面から離された場合でも、導体部6の他方の内側面が必ず芯線4aと接触する。このため、電線接続端子1では、電線4と端子板5との間に導体抵抗の低い経路が常に確保でき、電線4と端子板5との間の接触抵抗を安定化させ、発熱を防止して、電気的接続の信頼性(安全性)を向上できる。
また、導体部6を弾性力の低い銅などで形成し、弾性部材7を用いて導体部6を外側から押圧して補助する構造であるため、導体部6の小型化を図り、ひいてはこの導体部6を用いる電線接続端子1や、電線接続端子1を備える配線器具2の小型化を実現できる。
(第1の変形例)
本実施の形態1の第1の変形例について、図4を参照して説明する。本変形例では、導体部6は、電線4に近づくような形状とするため、複数の折曲部6c〜6g,6c´〜6g´を有し、弾性部材7は、折曲部6f,6g、及び折曲部6f´,6g´で形成されたくびれ部を挟み込む線ばねである。従って、本変形例1では、導体部6にくびれ部を設けて電線4に近づく形状とし、上記実施の形態1と同様に、電線4と端子板5との間に導体抵抗の低い経路が常に確保でき、発熱を防止し、電気的接続の信頼性を向上できる。
(第2の変形例)
本実施の形態1の第2の変形例について、図5を参照して説明する。本変形例では、導体部6は、電線4の挿入方向先端側において、電線4を貫通させる貫通孔6hを有する。このため、本変形例では、上記実施の形態1の効果に加えて、電線4の固定を、より安定化できる。
(第3の変形例)
本実施の形態1の第3の変形例について、図6を参照して説明する。本変形例では、導体部6は、電線4との接触面を増やすように複数の折曲部6i〜6o,6i´,6j´,6m´,6n´,6o´を有する。また、図6に示すように、電線4の芯線4aとの間に3箇所の接触面4b〜4dが形成されている。従って、本変形例では、上記実施の形態1の効果に加えて、導体部6が電線4に接触する面積を増やすことができる。
(第4の変形例)
本実施の形態1の第4の変形例について、図7(a)及び図7(b)を参照して説明する。本変形例では、導体部6は、電線4が抜き出される方向への移動に対して食い込むことで電線4を鎖錠する鎖錠片(返り)6p,6p´を有する。従って、本変形例では、上記実施の形態1の効果に加えて、鎖錠片6p,6p´により、電線4を鎖錠するようにし、外圧による電線4の引張りに対する保持力を増加できる。
(第5の変形例)
本実施の形態1の第5の変形例について、図8を参照して説明する。本変形例では、導体部6は、電線4との接触部分が電線4を鎖錠する鎖錠部6q,6q´となるように複数の折曲部6r,6s,6r´,6s´を有している。弾性部材7は、ステンレスなどの応力限界値の高い弾性材料で形成され、電線4に接触せず、かつ導体部6の外側を囲む形状を有する。このため、本変形例では、上記実施の形態1の効果に加えて、鎖錠部6q,6q´で電線4への引掛りを可能にし、電線4の引張りに対する保持力を増加できる。
(第6の変形例)
本実施の形態1の第6の変形例について、図9を参照して説明する。本変形例では、端子収納室3の電線4が挿通される電線挿入口3aの部分に鎖錠部材を設ける。この鎖錠部材は、例えば、電線4を鎖錠するためのびらん(鎖錠機構)10aを内側面に有する円筒形状のエッジ部材10、又は電線4の貫通孔11aが形成され、この貫通孔11aにより電線を鎖錠する鎖錠ばね11である。このため、本変形例において電線接続端子1は、電線挿入口3aの部分で、エッジ部材10又は鎖錠ばね11により電線4へのひっかかり構造を有し、上記実施の形態1の効果に加えて、電線4の引張りに対する保持力を増加できる。
(第7の変形例)
本実施の形態1の第7の変形例について、図10を参照して説明する。本変形例では、導体部6は、基端部6tと、その両端から電線4を挟み込むように伸びるアーム状部6uとを有して略U字形状で形成されており、基端部6tに電線4が挿入される挿入口6vが形成される。すなわち、上記実施の形態1の導体部6とは図中上下方向が逆となるように配置される。この構成により、本変形例でも、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
(第8の変形例)
本実施の形態1の第8の変形例について、図11を参照して説明する。本変形例では、導体部12は、略U字形状で形成されており、電線4の長さ方向Lに直交する方向で電線4を挟み込む。弾性部材7は、電線4を導体部12で狭持するため、導体部12を外側から押圧する。このため、本変形例では、上記実施の形態1の効果に加えて、電線接続端子1を小型化することができ、ひいてはこの電線接続端子1を備える配線器具2の小型化を図ることが可能となる。
(第9の変形例)
本実施の形態1の第9の変形例について、図12を参照して説明する。本変形例では、導体部6は、電線4を囲む形状とするため、複数の折曲部を有し、弾性部材13,14は、導体部6を外側から押圧するコイルばねとなる。この構成により、本変形例においても上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る電線接続端子について、図13を参照して説明する。なお、上記実施の形態1に係る電線接続端子と同様の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する(以下同様)。
本実施の形態2に係る電線接続端子1において、導体部15は、弾性を有する板材により構成され、かつ電線4に食い込む鎖錠部15aを有する。弾性部材16は、さらに導体部15による電線4への押圧力を補助するために補助板ばねとなる。
この構成により、本実施の形態2に係る電線接続端子1は、電線4と端子板5と間の導電経路、及び電線4と導体部15と端子板5との間の導通経路とを備える。この2つの導通経路を備えるため、電線接続端子1では、上記実施の形態1と同様に、電線4と端子板5との間に導体抵抗の低い経路が常に確保でき、発熱を防止して、電気的接続の信頼性(安全性)を向上できる。また、鎖錠部15aにより電線4のひっかかりを可能にし、電線4の外圧に対する保持力を増加できる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る電線接続端子について、図14を参照して説明する。本実施の形態3に係る電線接続端子1において、端子板5は、電線4を挿入するための電線挿入口5aと、電線挿入口5aで折り返す延出部5bとを有し、電線4で囲まれる形状となる。また、弾性部材17は、端子板5に電線4を接続するために延出部5bを押圧し、かつ電線挿入口5aの奥側で電線に食い込む鎖錠部17aを有する。
この構成により、本実施の形態3に係る電線接続端子1は、上記実施の形態1と同様に、電線4と端子板5との間に導体抵抗の低い経路が常に確保でき、電気的接続の信頼性(安全性)を向上できる。また、鎖錠部17aにより電線4のひっかかりを可能にし、電線4の外圧に対する保持力を増加できる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る電線接続端子について、図15を参照して説明する。本実施の形態4に係る電線接続端子1においては、導体部は、押圧ばね(弾性部材)18と電線4との間に配置され、電線4と端子板5とを電気的に接続する導体板19となる。また、導体板19は、図15(b)に示すように、押圧ばね18の鎖錠部を導体部19で覆ってしまうため、電線4に食い込むことによって電線4を鎖錠する鎖錠部19aが切り起こしで設けられる。
このため、本実施の形態4では、導体板19を備えることで電線4と端子板5との間に導体抵抗の低い経路が常に確保でき、電気的接続の信頼性(安全性)を向上できる。また、鎖錠部19aにより電線4のひっかかりを可能にし、電線4の外圧に対する保持力を増加できる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5に係る電線接続端子について、図16を参照して説明する。本実施の形態5に係る電線接続端子1において、導体部21は、電線4を囲む円筒形状を有し、かつ弾性部材20と接触する位置において開口する開口部21aを有する。弾性部材20は、開口部21aを通して電線4と接触すると共に、電線4に食い込む鎖錠部20aを有する。
このため、本実施の形態4に係る電線接続端子1は、円筒形状の導体部21を介して電線4と端子板5との間に導体抵抗の低い経路が常に確保でき、電気的接続の信頼性(安全性)を向上できる。また、導体部21に開口部21aを設けることで弾性部材20の鎖錠部20aでの電線4へのひっかかりを可能にし、電線4の外圧に対する保持力を増加できる。なお、本発明は、上記実施の形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。
1 電線接続端子
2 配線器具
3,3´ 端子収納室
3a,3a´,5a 電線挿入口
4 電線
4a 芯線
5 端子板
5b 延出部
6,12,15,21 導体部
6p,6p´ 鎖錠片
6q,6q´,15a,17a,19a,20a 鎖錠部(鎖錠機構)
7,16,17 弾性部材(弾性手段)
8 スイッチ機構部
10 エッジ部材(鎖錠部材)
11 鎖錠ばね(鎖錠部材)
13,14 弾性部材(コイルばね)
19 導体板
21a 開口部

Claims (15)

  1. 導電材料により形成された端子板と、
    前記端子板に接触すると共に電線を囲むようにして電線と接続される導体部と、
    電線を前記導体部で狭持することができるように前記導体部を押圧する弾性手段と、を備えることを特徴とする電線接続端子。
  2. 前記導体部は、電線に近づくようにくびれ部を有し、
    前記弾性手段は、前記導体部のくびれ部を挟み込む線ばねである、ことを特徴とする請求項1記載の電線接続端子。
  3. 前記導体は、電線の挿入方向先端側において、電線を貫通させる貫通孔を有する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の電線接続端子。
  4. 前記導体部には、電線との接触面を増やすように複数の折曲部が形成される、ことを特徴とする請求項1記載の電線接続端子。
  5. 前記導体部は、電線が抜き出される方向への移動に対して食い込む鎖錠片をさらに有する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電線接続端子。
  6. 前記導体部は、電線との接続部分が、電線に食い込むことによって電線を鎖錠する鎖錠機構を有し、
    前記弾性手段は、電線に接触することなく前記導体部の外側を囲む形状を有する、ことを特徴とする請求項1記載の電線接続端子。
  7. 前記電線接続端子への電線の挿入口部分に電線に食い込むことによって電線を鎖錠する鎖錠部材を備えている、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電線接続端子。
  8. 前記導体部は、基端部と、その両端から電線を挟み込むように伸びるアーム状部とを有し、前記基端部に電線が挿入される挿入口を有している、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電線接続端子。
  9. 前記導体部は、電線の長さ方向に直行する方向で電線を挟み込み、
    前記弾性手段は、電線を前記導体部で狭持するため、前記導体部を外側から押圧する線ばねである、ことを特徴とする請求項1記載の電線接続端子。
  10. 前記弾性手段は、前記導体部を外側から押圧するコイルばねである、ことを特徴とする請求項1記載の電線接続端子。
  11. 前記導体部は、弾性を有する板材により構成され、かつ電線に食い込む鎖錠機構を有し、
    前記弾性手段は、前記導体部自体が兼ね、さらに前記導体部による電線への押圧力を補助するために補助板ばねである、ことを特徴とする請求項1記載の電線接続端子。
  12. 前記端子板は、電線を挿入するための電線挿入口と、前記電線挿入口で折り返す延出部とを有し、電線を囲む形状とされ、
    前記弾性手段は、前記端子板に電線を接続するために前記延出部を押圧し、かつ前記電線挿入口の奥側で電線に食い込む鎖錠機構を有する、ことを特徴とする請求項1記載の電線接続端子。
  13. 前記導体部は、前記弾性手段と電線との間に配置され、電線と前記端子板とを電気的に接続する導体板である、ことを特徴とする請求項1記載の電線接続端子。
  14. 前記導体部は、電線を囲む円筒形状を有し、かつ前記弾性手段と接触する位置において開口する開口部を有し、
    前記弾性手段は、前記開口部を通して電線と接触すると共に、電線に食い込む鎖錠機構を有する、ことを特徴とする請求項1記載の電線接続端子。
  15. 請求項1乃至14のいずれか一項に記載の電線接続端子を備えることを特徴とする配線器具。
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