JP2017216103A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント基板から容易に離脱しない電気コネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、プリント基板8pと着脱できる。プリント基板8pは、エッジコネクタ8eと係止穴8hを有する。コネクタ10は、ハウジング1と複数のコンタクト2を備える。ハウジング1は、第1溝部11dを端部に有する。第1溝部11dには、プリント基板8pをその板厚方向から導入できる。コンタクト2は、ハウジング1の内部に配置され、電線Wを端部に接続している。コンタクト2は、固定アーム21、可動アーム22、及び、連結脚21fを有する。連結脚21fは、固定アーム21と可動アーム22の基端部同士を連結している。固定アーム21は、接触片21cを先端部に有する。接触片21cは、エッジコネクタ8eに接触できる。可動アーム22は、鉤片22hを先端部に有する。鉤片22hは、係止穴8hに係止できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、電気コネクタに関する。特に、プリント基板の端部に形成したエッジコネクタと複数の電線を着脱自在に電気的に接続する電気コネクタであって、電気コネクタがプリント基板から容易に離脱しないように、ロック機構を備えた電気コネクタの構造に関する。
複数の電線とプリント基板を電気的に接続する電線対基板コネクタは、例えば、ワイヤー・ツー・ボード・コネクタ(Wire to Board Connector:WtoB Connector)と呼ばれている。
プリント基板の端部に形成したエッジコネクタと複数の電線を着脱自在に電気的に接続する電気コネクタであって、電気コネクタの内部に塵芥が進入しないように、ハウジングの開口をパッキンで覆った電気コネクタが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭60−118874号公報
図11は、従来技術による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、電気コネクタをエッジコネクタに接続した状態図である。図12は、従来技術による電気コネクタの構成を示す斜視図である。図13は、従来技術による電気コネクタの構成を示す右側面図であり、要部を縦断面で示している。なお、本願の図11から図13は、特許文献1の第4図から第6図に相当している。
図11から図13を参照すると、従来技術による電気コネクタ(以下、コネクタと略称する)9は、板状のハウジング91、複数のコンタクト92、及び、矩形のパッキン93を備えている。ハウジング91は、一方の面を開口したコンタクト収容室91rを有している(図13参照)。又、ハウジング91は、コンタクト92をコンタクト収容室91rに配列している(図13参照)。
図13を参照すると、コンタクト92は、互いに向かい合う一対の接続端子92t・92tを先端部側に備えている。又、コンタクト92は、電線Wの端末を結線した結線部(図示せず)を基端部に有している。
図12を参照すると、パッキン93は、ハウジング91の前面を覆っている。又、パッキン93は、スリット開口93sを中央に形成している。スリット開口93sには、後述するプリント基板9pの凸状片91pを導入できる(図11参照)。
図11を参照すると、プリント基板9pは、凸状片91pを端部から突出している。凸状片91pには、エッジコネクタ9eを配列している。
図12又は図13を参照して、スリット開口93sを介して、凸状片91pをコンタクト収容室91rに挿入すると、エッジコネクタ9eと接続端子92tを接続できる。これにより、プリント基板9pと電線Wを電気的に接続できる。
図11から図13を参照すると、従来技術によるコネクタ9は、ハウジング91の前面をパッキン93で覆っているので、コンタクト収容室91rの内部に塵芥が進入することを抑制できる、としている。
しかし、従来技術によるコネクタ9は、ロック機構を備えていないので、コネクタ9がプリント基板9pから離脱する心配がある。
プリント基板の端部に形成したエッジコネクタと複数の電線を着脱自在に電気的に接続する電気コネクタであって、電気コネクタがプリント基板から容易に離脱しないように、ロック機構を備えた電気コネクタが求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、プリント基板から容易に離脱しないように、プリント基板に係合自在なロック機構を備えた電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明者は、プリント基板の端部に形成したエッジコネクタに隣接した一つ以上の係止穴をプリント基板に設け、エッジコネクタに接触自在な固定アームと、係止穴に係止自在な鉤片を先端部に配置した可動アームで電気コネクタを構成することで、電気コネクタがプリント基板から容易に離脱しないようにできると考え、これに基づいて、以下のような新たな電気コネクタを発明するに至った。
(1) 少なくとも一方の面の端部にエッジコネクタを配列し、このエッジコネクタに隣接配置し、一つ以上の係止穴を開口したプリント基板と着脱自在な電気コネクタであって、前記プリント基板をその板厚方向から導入自在な第1溝部を一方の端部に有する直方体状のハウジングと、前記ハウジングの内部に配置され、電線の端末を端部に接続した複数のコンタクトと、を備え、前記コンタクトは、前記第1溝部の底面から突出し、前記エッジコネクタに接触自在な接触片を先端部に配置した固定アームと、前記第1溝部を介して、前記固定アームと対向配置され、前記係止穴に係止自在な鉤片を先端部に配置した可動アームと、前記固定アームと前記可動アームの基端部同士を連結した連結脚と、を有している、電気コネクタ。
(2) 前記ハウジングは、前記固定アームを前部に受容した帯板状の第1壁部と、前記可動アームを前部に受容した帯板状の第2壁部と、前記第1壁部と前記第2壁部の中間部同士を連結した一対の側壁部と、前記第1溝部と反対側に形成した第2溝部と、を有し、前記固定アームは、接触片と反対側に延びる第1アームを有し、前記可動アームは、前記鉤片と反対側に延び、前記第2溝部を介して、前記第1アームと対向配置した第2アームを有し、前記第2壁部は、前記第1アームに向かって、前記第2アームを傾倒し、前記鉤片を係止穴から離間させる押え部を後部に有している、(1)記載の電気コネクタ。
(3) 前記第1アームは、前記電線の芯線を圧着自在なコンダクタバレルと、前記電線の被覆を圧着自在なインシュレーショングリップと、を有している、(2)記載の電気コネクタ。
(4) 前記鉤片は、二股に分岐した一対の分岐片から成り、これらの分岐片は、隣接する一組の前記係止穴に跨って係止している、(1)から(3)のいずれかに記載の電気コネクタ。
(5) 前記プリント基板は、一対の側壁部と嵌合自在な切り欠き溝を端縁から切り欠いている、(2)から(4)のいずれかに記載の電気コネクタ。
本発明による電気コネクタは、プリント基板をその板厚方向から導入自在なハウジングと、ハウジングの内部に配置され、電線を接続した複数のコンタクトを備え、コンタクトは、エッジコネクタに接触自在な固定アームと係止穴に係止自在な可動アームを有しているので、プリント基板から容易に離脱することを防止できる。
本発明の一実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、電気コネクタをプリント基板に接続する前の状態図である。 前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、電気コネクタをプリント基板に接続した状態図である。 前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、電気コネクタがプリント基板に接続した状態を背面の上部側から観ている。 前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、電気コネクタがプリント基板に接続した状態を背面の下部側から観ている。 前記実施形態による電気コネクタの構成を示す図であり、図5(A)は、電気コネクタの正面図、図5(B)は、電気コネクタの平面図、図5(C)は、電気コネクタの右側面図、図5(D)は、電気コネクタの下面図、図5(E)は、図5(A)のA−A矢視断面図である。 前記実施形態による電気コネクタがプリント基板に接続した状態図であり、図6(A)は、電気コネクタの平面図、図6(B)は、図6(A)のA−A矢視断面図、図6(C)は、図6(A)のB−B矢視断面図、図6(D)は、図6(A)のC−C矢視断面図である。 前記実施形態による電気コネクタが接続するプリント基板の構成を示す図であり、図7(A)は、プリント基板をオモテ面から観た平面図、図7(B)は、プリント基板をウラ面から観た平面図である。 前記実施形態による電気コネクタに備わるコンタクトの構成を示す斜視図であり、コンタクトをプリント基板に接続する前の状態図である。 前記実施形態による電気コネクタに備わるコンタクトの構成を示す斜視図であり、コンタクトをプリント基板に接続した状態図である。 従来技術による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、電気コネクタをエッジコネクタに接続した状態図である。 従来技術による電気コネクタの構成を示す斜視図である。 従来技術による電気コネクタの構成を示す右側面図であり、要部を縦断面で示している。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[電気コネクタの構成]
最初に、本発明の一実施形態による電気コネクタの構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、電気コネクタをプリント基板に接続する前の状態図である。図2は、前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、電気コネクタをプリント基板に接続した状態図である。
図3は、前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、電気コネクタがプリント基板に接続した状態を背面の上部側から観ている。図4は、前記実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、電気コネクタがプリント基板に接続した状態を背面の下部側から観ている。
図5は、前記実施形態による電気コネクタの構成を示す図であり、図5(A)は、電気コネクタの正面図、図5(B)は、電気コネクタの平面図、図5(C)は、電気コネクタの右側面図、図5(D)は、電気コネクタの下面図、図5(E)は、図5(A)のA−A矢視断面図である。
図6は、前記実施形態による電気コネクタがプリント基板に接続した状態図であり、図6(A)は、電気コネクタの平面図、図6(B)は、図6(A)のA−A矢視断面図、図6(C)は、図6(A)のB−B矢視断面図、図6(D)は、図6(A)のC−C矢視断面図である。
図7は、前記実施形態による電気コネクタが接続するプリント基板の構成を示す図であり、図7(A)は、プリント基板をオモテ面から観た平面図、図7(B)は、プリント基板をウラ面から観た平面図である。
図8は、前記実施形態による電気コネクタに備わるコンタクトの構成を示す斜視図であり、コンタクトをプリント基板に接続する前の状態図である。図9は、前記実施形態による電気コネクタに備わるコンタクトの構成を示す斜視図であり、コンタクトをプリント基板に接続した状態図である。
(全体構成)
図1から図9を参照すると、本発明の一実施形態による電気コネクタ(以下、コネクタと略称する)10は、直方体状のハウジング1と複数のコンタクト2を備えている。コネクタ10は、プリント基板8pと着脱できる。
図1又は図7を参照すると、プリント基板8pは、四つのエッジコネクタ8eを一方の面81の端部に配列している(図7(B)参照)。又、プリント基板8pは、エッジコネクタ8eに隣接配置した五つの係止穴8hを開口している。係止穴8hは、他方の面82から一方の面81に向かって貫通している。
図1から図6を参照すると、ハウジング1は、第1溝部11dを一方の端部に有している。第1溝部11dには、プリント基板8pをその板厚方向から導入できる。コンタクト2は、ハウジング1の内部に配置されている。又、コンタクト2は、電線Wの端末を端部に接続している(図8又は図9参照)。
図5(E)又は図6(C)及び図8又は図9を参照すると、コンタクト2は、固定アーム21、可動アーム22、及び、連結脚21fを有している。連結脚21fは、固定アーム21と可動アーム22の基端部同士を連結している。
図5(E)又は図6(C)及び図8又は図9を参照すると、固定アーム21は、接触片21cを先端部に配置している。接触片21cは、第1溝部11dの底面から突出している。プリント基板8pを第1溝部11dに導入すると、接触片21cをエッジコネクタ8eに接触できる(図6(C)参照)。
図5(E)又は図6(B)及び図8又は図9を参照すると、可動アーム22は、鉤片22hを先端部に配置している。鉤片22hは、第1溝部11dを介して、固定アーム21と対向配置されている。プリント基板8pを第1溝部11dに導入すると、鉤片22hを係止穴8hに係止できる(図6(B)参照)。
図1から図9を参照すると、実施形態によるコネクタ10は、プリント基板8pをハウジング1の第1溝部11dに導入すると、固定アーム21に配置した接触片21cをエッジコネクタ8eに接触できると共に、可動アーム22に配置した鉤片22hを係止穴8hに係止できる。そして、実施形態によるコネクタ10は、プリント基板9pから容易に離脱することを防止できる。
(ハウジングの構成)
次に、実施形態によるハウジング1の構成を説明する。図1から図6を参照すると、ハウジング1は、絶縁性を有している。非導電性の材料からなる合成樹脂を成形して、所望の形状の絶縁性のハウジング1を得ることができる。
図1から図6を参照すると、ハウジング1は、帯板状の第1壁部11と帯板状の第2壁部12を有している。又、ハウジング1は、一対の側壁部13a・13bと第2溝部12dを有している。第1壁部11は、固定アーム21を前部に受容している(図5(E)参照)。第2壁部12は、可動アーム22を前部に受容している。(図5(E)参照)。
図5又は図6及び図8又は図9を参照すると、固定アーム21は、第1アーム23を有している。第1アーム23は、接触片21cと反対側に延びている。可動アーム22は、第2アーム24を有している。第2アーム24は、鉤片22hと反対側に延びている。そして、第2アーム24は、第2溝部12dを介して、第1アーム23と対向配置している(図8又は図9参照)。
図1から図6を参照すると、第2壁部12は、押え部12rを後部に有している。押え部12rを矢印Aの方向に押すと(図1又は図2参照)、第1アーム23に向かって、第2アーム24を傾倒できる。そして、鉤片22hを係止穴8hから離間できる。つまり、ロックを解除できる。押え部12rを解放すると、鉤片22hを復帰できる。
図7を参照すると、プリント基板8pは、一対の切り欠き溝81d・82dを端縁から切り欠いている。これらの切り欠き溝81d・82dは、一対の側壁部13a・13bと嵌合できる(図1参照)。一対の側壁部13a・13bを切り欠き溝81d・82dに嵌合することで、接触片21cをエッジコネクタ8eに正しく位置合わせできる。
図7を参照すると、一方の切り欠き溝81dに対して、他方の切り欠き溝82dは、その幅が広くなっている。又、図5(A)を参照すると、一方の側壁部13aに対して、他方の側壁部13bは、その板厚が厚くなっている。この構成により、プリント基板8pに対して、コネクタ10の誤挿入を防止できる(図1参照)。
(コンタクトの構成)
次に、実施形態によるコンタクト2の構成を説明する。図5又は図6及び図8又は図9を参照して、コンタクト2は、導電性を有している。導電性の金属板を打ち抜き加工、又折り曲げ加工して、所望の形状の導電性のコンタクト2を得ることができる。コンタクト2は、加工の容易性や、ばね特性、導電性などを考慮すれば、例えば、銅合金が好ましく用いられるが、銅合金に限定されない。
図5又は図6及び図8又は図9を参照すると、第1アーム23は、コンダクタバレル231とインシュレーショングリップ232を基端部に有している。コンダクタバレル231は、電線Wの芯線Wcを圧着している(図6参照)。そして、コンダクタバレル231は、電線Wの芯線Wcを固定している。インシュレーショングリップ232は、電線Wの被覆Wiを圧着している(図6参照)。そして、インシュレーショングリップ232は、電線Wを固定している。
図5又は図6及び図8又は図9を参照すると、固定アーム21は、ランス21rを底面から突出している。コンタクト2をハウジング1の第2溝部12d側から挿入すると、ランス21rが係止穴11hに係止することで(図4参照)、ハウジング1に対して、コンタクト2を戻り止めできる。
図5(A)又は図6(D)及び図9を参照すると、鉤片22hは、二股に分岐した一対の分岐片221・221から成っている。これらの分岐片221・221は、隣接する一組の係止穴8h・8hに跨って係止している(図9参照)。一対の分岐片221・221が隣接する一組の係止穴8h・8hに跨って係止することで、係止穴8hの直径を小さくでき、係止穴8hをエッジコネクタ8eに近づけることができる(図7(B)参照)。
[電気コネクタの作用]
次に、実施形態によるコネクタ10の動作を説明しながら、コネクタ10の作用及び効果を説明する。
図1を参照して、第1溝部11dを先頭にして、コネクタ10をプリント基板8pに向かって相対的に移動すると、プリント基板8pをその板厚方向から第1溝部11dに導入できる(図2から図4参照)。
図2から図4に示した状態では、接触片21cは、エッジコネクタ8eに接触している(図6(C)参照)。又、鉤片22hは、係止穴8hに係止している(図6(B)参照)。そして、実施形態によるコネクタ10は、プリント基板9pから容易に離脱することを防止できる。
又、図9を参照すると、実施形態によるコネクタ10は、一対の分岐片221・221が隣接する一組の係止穴8h・8hに跨って係止しているので、係止穴8hの直径を小さくでき、係止穴8hをエッジコネクタ8eに近づけることができる(図7(B)参照)。
実施形態による電気コネクタは、金属部材からなる鉤部がプリント基板に開口した係止穴にロックするので、電気コネクタをプリント基板に確実にロックできる。又、実施形態による電気コネクタは、ロックアームをコンタクトと一体に構成しているので、部品点数を削減できる、という効果がある。
本発明は、プリント基板の端部に形成したエッジコネクタと複数の電線を着脱自在に電気的に接続する電気コネクタであって、電気コネクタがプリント基板から容易に離脱しないように、ロック機構を備えた電気コネクタを提供できる。
1 ハウジング
2 コンタクト
8e エッジコネクタ
8h 係止穴
8p プリント基板
10 コネクタ(電気コネクタ)
11d 第1溝部
21 固定アーム
21c 接触片
21f 連結脚
22 可動アーム
22h 鉤片
W 電線

Claims (5)

  1. 少なくとも一方の面の端部にエッジコネクタを配列し、このエッジコネクタに隣接配置し、一つ以上の係止穴を開口したプリント基板と着脱自在な電気コネクタであって、
    前記プリント基板をその板厚方向から導入自在な第1溝部を一方の端部に有する直方体状のハウジングと、
    前記ハウジングの内部に配置され、電線の端末を端部に接続した複数のコンタクトと、を備え、
    前記コンタクトは、
    前記第1溝部の底面から突出し、前記エッジコネクタに接触自在な接触片を先端部に配置した固定アームと、
    前記第1溝部を介して、前記固定アームと対向配置され、前記係止穴に係止自在な鉤片を先端部に配置した可動アームと、
    前記固定アームと前記可動アームの基端部同士を連結した連結脚と、を有している、電気コネクタ。
  2. 前記ハウジングは、
    前記固定アームを前部に受容した帯板状の第1壁部と、
    前記可動アームを前部に受容した帯板状の第2壁部と、
    前記第1壁部と前記第2壁部の中間部同士を連結した一対の側壁部と、
    前記第1溝部と反対側に形成した第2溝部と、を有し、
    前記固定アームは、接触片と反対側に延びる第1アームを有し、
    前記可動アームは、前記鉤片と反対側に延び、前記第2溝部を介して、前記第1アームと対向配置した第2アームを有し、
    前記第2壁部は、前記第1アームに向かって、前記第2アームを傾倒し、前記鉤片を係止穴から離間させる押え部を後部に有している、請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記第1アームは、
    前記電線の芯線を圧着自在なコンダクタバレルと、
    前記電線の被覆を圧着自在なインシュレーショングリップと、を有している、請求項2記載の電気コネクタ。
  4. 前記鉤片は、二股に分岐した一対の分岐片から成り、
    これらの分岐片は、隣接する一組の前記係止穴に跨って係止している、請求項1から3のいずれかに記載の電気コネクタ。
  5. 前記プリント基板は、一対の側壁部と嵌合自在な切り欠き溝を端縁から切り欠いている、請求項2から4のいずれかに記載の電気コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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