JP5883759B2 - 電子機器及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器及び画像形成装置に関し、特に、焦電型赤外線センサーにより対象物を検知する技術に関する。
従来、電子機器の一例としての画像形成装置では、記録紙に画像を定着させる定着部の定着ローラーを、画像形成待機時においても一定温度以上に保っておき、操作者から画像形成実行指示があれば、短時間で画像形成動作を開始可能にしている。この定着部の加熱は、画像形成プロセスにおいて最も電力を消費するため、その消費電力の見直しが求められる。そこで、例えば、下記特許文献1に示されるように、人体検知センサーを搭載する画像形成装置が提案されている。この画像形成装置では、人体検知センサーによる人体検知後に定着部の加熱を開始することにより、人体検知時から操作者が操作部へ接近するまでの時間を利用して定着部を加熱できるため、人体検知センサー未搭載の機器よりも、待機時の定着温度を低く設定可能である。また、人体検知センサーにより人体が非検知となったときに、画像形成装置を、画像形成を即座に可能な通常モードから、省電力状態のスリープモードへ移行させることで、定着部を加熱するヒーターを適時に駆動停止して電力を削減可能となる。
特開2008−64935号公報
人体検知センサーには、人体を赤外線の変化量で検知する焦電素子を備える焦電型赤外線センサーが用いられるものが多い。この焦電型赤外線センサーでは、人体の動作により発生した赤外線を焦電素子の受光部に集光させ、赤外線の変化に応じて生じる焦電素子の分極による信号を電圧信号に変換し、所定の処理を経た当該電圧信号が閾値との比較でコンパレータによりハイレベルとして出力される場合に、人体を検知したものとする。ここで、焦電型赤外線センサーは、赤外線の変化量を人体有無の検知に用いるが、センサー検知領域で人体を検知した場合、赤外線の変化量の検知に基づくのみでは、当該検知がユーザーの進入(装置利用のための接近)なのか単に装置の前を通過しているのかを区別することが困難である。このため、センサーによる人体検知に基づいて、画像形成装置の制御部が、画像形成装置をスリープモードから通常動作モードに移行させる場合、装置の前を人体が通過する度にスリープモードが解除されて省電力性が低下する等の不具合が生じるおそれがある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、画像形成装置等の電子機器に備えられる焦電型赤外線センサーにより、電子機器周辺に存在する対象物について、操作者か通過者かを判定可能とすることを目的とする。
本発明の一局面に係る電子機器は、対象物の存在を赤外線の変化に基づいて検知する焦電型赤外線センサーを有するセンサー部と、前記センサー部を予め定められた方向に回動させる首振り機構と、前記センサー部の視野角が本電子機器の正面前方側に向く予め定められた回動中心位置にある状態のときに、前記センサー部が前記対象物を検知した場合に、前記首振り機構により前記センサー部を、当該回動中心位置から一方側方向及び他方側方向に、それぞれ前記正面前方側の領域が検知可能領域から外れるまで回動動作させる制御部と、
前記センサー部が前記一方側方向に回動したときに前記対象物を検知可能な限界の角度である前記回動中心位置からの検知限界角度と、前記センサー部が前記他方側方向に回動したときに前記対象物を検知可能な限界の角度である前記回動中心位置からの検知限界角度が同一であれば、前記対象物が存在すると判定し、当該両検知限界角度が同一でなければ、前記対象物が存在しないと判定する判定部と、を備える。
本発明によれば、焦電型赤外線センサーにより、電子機器周辺に存在する対象物について、操作者か通過者かを判定可能とすることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 センサー部及び首振り機構の主要部分を示す概略模式図である。 画像形成装置の主要内部構成を示すブロック図である。 装置正面から対象物(操作者)が接近する場合における左右の検知限界角度を示す模式図である。 装置前を対象物(通過者)が通過する場合における左右の検知限界角度を示す模式図である。 画像形成装置における操作者判定及び動作モード切替処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る電子機器について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器としての画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、およびファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6、及び原稿読取部5等を備えて構成されている。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を原稿読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは内蔵HDD又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ、又はネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データ、又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y、及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、上記画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光、及び現像の工程により感光体ドラム121上にトナー像を形成し、当該トナー像を一次転写ローラー126により中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125上に転写される上記各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成された当該カラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を、熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
なお、画像形成装置1において、両面印刷を行う場合は、画像形成部12より一方の面に画像が形成された記録紙Pを、排出ローラー対159にニップされた状態とした後、当該記録紙Pを排出ローラー対159によりスイッチバックさせて反転搬送路195に送り、搬送ローラー対19により、上記ニップ部N及び定着部13に対して記録紙Pの搬送方向上流域に再度搬送する。これにより、画像形成部12により当該記録紙の他方の面に画像が形成される。
画像形成装置1の前面の適当な箇所、好ましくは画像形成装置1の設置床から50〜60cmの高さで画像形成装置1の前面の左右中央位置に、当該画像形成装置1の操作者を対象物として検知するための焦電型赤外線センサーを有するセンサー部50が設置されている。
図2は、センサー部50及び首振り機構60の主要部分を示す概略模式図である。センサー部50は、焦電型赤外線センサー501と、レンズ502とを備える。
焦電型赤外線センサー501は、焦電効果を有する基板表面に電極を有する焦電素子を備え、この焦電素子を用いて予め定められた検知領域内の対象物(人又は物体)の検知を行う。焦電型赤外線センサー501は、強誘電体等からなる焦電体基板と、該焦電体基板の両面に対向して設けられた電極とを有する焦電素子を備え、人体の動作により発生した赤外線を焦電素子の受光部に集光させ、赤外線の変化に応じて生じる焦電素子の分極による信号を電圧信号に変換し、所定の処理を経た当該電圧信号が閾値との比較でコンパレータによりハイレベル又はローレベルとなる場合に、対象物を検知したものとして、当該ハイレベル又はローレベルを示す信号を出力する。焦電型赤外線センサー501が備える焦電素子の数は特に限定されないが、焦電型赤外線センサー501は、複数の焦電素子を備えることが好ましく、本実施形態では、焦電型赤外線センサー501が、焦電素子501a,501bを2つ並べて配列したデュアル素子を備える場合を例にして説明する。各焦電素子501a,501bは水平方向に配列され、各焦電素子501a,501bによる受光領域が水平方向に異なるものとされている。焦電素子501a,501bのいずれかにより対象物が検知されたときに、センサー部50は、対象物を検知したものとする。各焦電素子501a,501bの受光面電極又は対向面電極は、焦電体基板の温度変化により発生する電荷が逆極性となるように直列接続され、1つの焦電素子のみを用いる場合よりも対象物の検知精度が高められている。
レンズ502は、例えばフレネルレンズであり、焦電型赤外線センサー501の視野角を広げるとともに、検知領域のそれぞれ予め定められた範囲で発生する赤外線を集光して、焦電型赤外線センサー501の上記各焦電素子に照射させる。特に水平方向の視野角は、左右から画像形成装置1に接近する人体も検知できるように、焦電型赤外線センサー501のセンサー面510に対して、各焦電素子501a,501bについて水平方向に例えば55度ずつ、全体では110度に設定されている。
また、センサー部50には、首振り機構60が取り付けられている。首振り機構60は、センサー部50を予め定められた方向に回動させる移動機構である。首振り機構60は、センサー部50の対象物となる操作者が、センサー部50による検知領域内となる画像形成装置1の前方位置で静止していても、センサー部50により、当該操作者の存在を検知可能とするために、焦電型赤外線センサーを旋回させるものである。
首振り機構60は、センサー部50の下部を支持し、例えば円盤状とされる。首振り機構60は、円形である上面部601の円中心を回転軸として、この回転軸回りに図2に矢印Aで示す水平方向に、初期位置から、予め定められた角度ずつ両方向にそれぞれ旋回動作する。首振り機構60は、例えば、ステッピングモーターを備え、当該ステッピングモーターは、首振り機構60の旋回動作の駆動源とされる。首振り機構60は、その下部に、回転中心に図略の回転軸が設けられ、この回転軸をステッピングモーターから供給される回転駆動力で回転する。制御部100によるステッピングモーターの回転量制御の下で、首振り機構60の旋回動作及び旋回角度での動作が制御される。
センサー部50は、首振り機構60の上面部601の回転軸(不図示)に固定されており、首振り機構60が左右に旋回動作することによって、センサー部50も首振り機構60と共に首振り動作する。また、首振り動作の角度は、画像形成装置1の前方領域において、焦電型赤外線センサー501により対象物の検知を行う予め定められた領域をカバーする角度とされる。
なお、本実施形態では、ステッピングモーターによる首振り機構60によるセンサー部50の首振り方向が、画像形成装置1の左右方向(水平方向)であるものとする。
但し、首振り機構60によるセンサー部50の首振り方向は、上下方向(鉛直方向)とすることも可能である。さらに、センサー部50の首振り方向として斜め方向も可能である。但し、これらの場合、焦電型赤外線センサー501の焦電素子501a,501bは、その首振り方向に並設され、上記ステッピングモーターからの回転駆動力の供給を受ける回転軸は、当該首振り方向に直交する方向に延びるものとされる。首振り動作の周期は、焦電型赤外線センサー501による人体検知が可能である程度であればよく、具体的には数秒程度である。
次に、画像形成装置1の構成を説明する。図3は画像形成装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。
画像形成装置1は、制御ユニット10を備える。制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。
原稿読取部5は、制御ユニット10による制御の下、光照射部及びCCDセンサー等を有する上記の読取機構163を備える。原稿読取部5は、光照射部により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿から画像を読み取る。
画像処理部31は、原稿読取部5で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部31は、原稿読取部5により読み取られた画像が画像形成部12により画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の予め定められた画像処理を行う。
画像メモリー32は、原稿読取部5による読取で得られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存する領域である。
画像形成部12は、原稿読取部5で読み取られた印刷データ、ネットワーク接続されたコンピューター200から受信した印刷データ等の画像形成を行う。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者からの指示を受け付ける。操作部47は、表示部473を備える。
ファクシミリ通信部71は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部91は、LANボード等の通信モジュールから構成され、当該ネットワークインターフェイス部91に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内のコンピューター200等と種々のデータの送受信を行う。
HDD92は、原稿読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
センサー部50は、対象物の存在を赤外線の変化に基づいて検知する焦電型赤外線センサー501を有し、対象物の検知及び非検知を制御部100に通知する。
首振り機構60は、制御部100による制御により、センサー部50を首振り動作させる。制御部100は、予め定められた角度の範囲内で、首振り機構60によりセンサー部50を往復回動させる。
定着部13は、画像形成部12で形成された画像を、加熱ローラー及び加圧ローラーによって記録紙に定着させる。
駆動モーター70は、画像形成部12の各回転部材及び搬送ローラー対19等に回転駆動力を付与する駆動源である。
制御ユニット10は、制御部100と、判定部101とを備えている。
制御部100は、原稿読取部5、原稿給送部6、画像処理部31、画像メモリー32、画像形成部12、操作部47、ファクシミリ通信部71、ネットワークインターフェイス部91、HDD(ハードディスクドライブ)92、センサー部50、首振り機構60、定着部13等と接続され、これら各部の駆動制御を行う。
判定部101は、首振り機構60によりセンサー部50が、予め定められた回動中心位置から一方側方向及び他方側方向に例えばそれぞれ1回回動動作するときに、当該一方側方向及び他方側方向において対象物を検知可能な各検知限界角度を検知する。当該回動中心位置は、センサー部50の視野角の中心が画像形成装置1の正面前方側に向く位置をいう(後述)。
例えば、判定部101は、制御部100による首振り機構60の制御で首振り動作中のセンサー部50からの検知信号、及び制御部100による首振り機構60に対する駆動制御情報(例えば、ステッピングモーターの駆動パルス数)を取得して、上記両方向においてセンサー部50の向きがそれぞれ検知限界角度に達したときの各駆動制御情報を、検知限界角度を示す限界角度情報として内蔵メモリー(不図示)等に格納する。
判定部101は、上記記憶した限界角度情報に基づいて、上記両方向における各検知限界角度が同一か否かを判断し、各検知限界角度が同一である場合に、センサー部50により検知された対象物が存在するものと判定する。すなわち、判定部101は、センサー部50により検知された対象物が操作者であると判定する。また、判定部101は、首振り機構60によりセンサー部50が上記一方側方向及び他方側方向に複数回回動動作するときに、当該一方側方向及び他方側方向での各検知限界角度を検知するものとし、2回以上連続して上記両方向それぞれの検知限界角度が同一であれば、センサー部50により検知された対象物が操作者であると判定してもよい。なお、ここでいう同一は、実質的に同一視できる差異分を含む意味である。
また、制御部100は、画像形成装置1を通常動作可能な状態とする通常動作モード、又は画像形成装置1を省電力状態とするスリープモードを選択的に設定可能であり、判定部101により対象物が操作者であると判定されていないときは、画像形成装置1をスリープモードに設定し、判定部101により対象物が操作者であると判定されたときは、画像形成装置1を通常動作モードに設定する。
また、制御部100は、判定部により対象物が操作者であると判定されたときに、定着部13におけるヒーター136を駆動し、判定部101により対象物が操作者であると判定されていない場合には、ヒーター136の駆動を停止させる。
次に、判定部101による判定例について説明する。図4は、装置正面から対象物(操作者)が接近する場合における左右方向(水平方向)における検知限界角度を示す模式図である。図4(A)は、センサー部50が正面を向いて回動中心位置(デフォルト位置)にある状態において、装置正面から対象物20が焦電型赤外線センサー501の検知領域内に進入して、センサー部50が当該対象物20を検知したときの様子を示す。上述したように、デュアルタイプの焦電型赤外線センサー501の場合、センサー部50は左右2つの検知領域(第1検知領域511及び第2検知領域512)を有している。第1検知領域511及び第2検知領域512は、図4(A)に示すように、画像形成装置1の前方側であって、例えば、センサー部50が回動中心位置にある状態から、それぞれが55度、併せて110度の領域に設定されている。赤外線を発する対象物20が第1検知領域511又は第2検知領域512のいずれかに進入すると、センサー部50は当該対象物20を検知する。
図4(B)は、センサー部50が対象物20を検知しなくなるまでセンサー部50が回動中心位置から図4(B)で左に回転したときの様子を示す。センサー部50が図4(A)の状態から左(図4(A)の矢印方向)に回動すると、対象物20が第1検知領域511に進入する。更にセンサー部50が同一方向に回動して、対象物20が第1検知領域511から外れる位置に達するとセンサー部50は対象物20を検知しなくなる。判定部101は、制御部100が首振り機構60を駆動して、センサー部50を上記方向に回動させるとき、センサー部50が対象物20を検知している間は、制御部100による首振り機構60のステッピングモーターの駆動パルス数をカウントしておき、センサー部50が上記回動を続けて対象物20を検知しなくなった時点で、この時点までの駆動パルス数、例えば、センサー部50により対象物20が検出されていた最終地点までの駆動パルス数を、限界角度情報として記憶する。すなわち、判定部101が記憶した当該駆動パルス数は、図4(B)に示すように、回転中心位置から、回動後のセンサー部50の検知領域の中心までの角度である、センサー部50の検知限界角度としての回転角θLである。
図4(C)は、センサー部50が対象物20を検知しなくなるまでセンサー部50が回動中心位置から右に回転したときの様子を示す。センサー部50が図4(B)の状態から右に回動すると、対象物20が第2検知領域512に進入する。更にセンサー部50が同一方向に回動して、対象物20が第2検知領域512から外れる位置に達するとセンサー部50は対象物20を検知しなくなる。判定部101は、センサー部50の上記左方向への回動時と同様に、センサー部50が対象物20を検知しなくなった時点までカウントした駆動パルス数、例えば、センサー部50により対象物20が検出されていた最終地点までの駆動パルス数を、限界角度情報として記憶する。すなわち、判定部101が記憶した当該駆動パルス数は、上記と同様に、図4(C)に示すセンサー部50の検知限界角度としての回転角θRである。
図4(A)(B)に示したように、センサー部50により検知されている対象物20が画像形成装置1の正面から接近している場合、上述したように、センサー部50の検知領域は、第1検知領域511及び第2検知領域512により相似形とされているため、左右の検知限界角度θL及びθRは同一角度となる。これにより、左右の検知限界角度θL及びθRが同一角度である場合、対象物20は装置正面の前方から接近していると推察できる。対象物20が画像形成装置1の正面前方から接近する場合、当該対象物20は、画像形成装置1を操作しようと画像形成装置1に接近するユーザーである蓋然性が高いため、判定部101は、センサー部50によって検知された対象物20が存在し、当該対象物20は操作者であると判定する。
図5は、装置前を対象物が単なる通過者である場合における左右の検知限界角度を示す模式図である。図5(A)は、センサー部50が画像形成装置1の正面前方を向いている状態(回動中心位置)において、図5(A)において画像形成装置1の右から対象物20が焦電型赤外線センサー501の検知領域内に進入して、センサー部50が当該対象物20を検知したときの様子を示す。
図5(B)は、センサー部50が対象物20を検知しなくなるまで、制御部100が首振り機構60によりセンサー部50を左に回転させるときの様子を示す。センサー部50が図5(A)の状態から左(図5(A)の矢印A方向)に回転すると、対象物20は画像形成装置1の右から左に向かって移動しているため、対象物20の移動速度が首振り機構60によるセンサー部50の回動速度よりも速い場合は、例えば図5(B)に二点鎖線で示す状態となり(検知対象となる対象物20は図5(B)における左側)、対象物20の移動速度が首振り機構60によるセンサー部50の回動速度よりも遅い場合は、図5(B)に一点鎖線で示す状態となり(検知対象となる対象物20は図5(B)における右側)、対象物20は、第1検知領域511及び第2検知領域512のいずれからも外れる。判定部101は、上記と同様に、センサー部50が対象物20を検知しなくなる時点までカウントした駆動パルス数を、限界角度情報として記憶する。すなわち、判定部101が記憶した当該駆動パルス数は、図5(B)に示すセンサー部50の検知限界角度としての回転角θL1又はθL2である。
図5(C)は、センサー部50が対象物20を検知しなくなるまで制御部100が首振り機構60によりセンサー部50を右に回転させたときの様子を示す。センサー部50が図5(B)の状態から右に回転すると、対象物20は右から左へ移動しているため、例えば、対象物20が首振り機構60によるセンサー部50の回動速度よりも遅く、図5(B)に一点鎖線で示す状態にあった場合は、図5(C)に示すように、対象物20が第1検知領域511から第2検知領域512に移動し、更に、第2検知領域512から外れる位置に移動する。判定部101は、上記と同様に、センサー部50が対象物20を検知しなくなる時点までカウントした駆動パルス数を、限界角度情報として記憶する。すなわち、判定部101が記憶した当該駆動パルス数は、図5(C)に示すセンサー部50の検知限界角度としての回転角θRである。
また、対象物20が首振り機構60によるセンサー部50の回動速度よりも速く、図5(B)に二点鎖線で示した状態からセンサー部50が右に回転しても、既に対象物は、センサー部50による検知領域を外れているため、センサー部50は対象物20を検知しない。この場合、判定部101は駆動パルス数をカウントしないことになる。この場合、判定部101は、ステッピングモーターの回転方向を示す情報と共に、駆動パルス数0とした限界角度情報を記憶する。例えば、このときの検知限界角度をθR0とする。
図5に示したように対象物20が装置前を通過する場合、左右の検知限界角度θL及びθRは異なる(θL2≠θR,θL1≠θR0)。このため、左右方向における各検知限界角度θL及びθRが異なる場合は、対象物20は、画像形成装置1の正面前方には位置せず、画像形成装置1前を通過していると推察できる。このため、判定部101は、対象物20が画像形成装置1前を通過する場合、センサー部50によって検知された対象物20であっても存在しないものと判定し、当該対象物20は操作者ではない、すなわち通過者であると判定する。
このように、対象物20の存在を赤外線の変化に基づいて検知する焦電型赤外線センサー501を有するセンサー部50により対象物20が検知されると、制御部100が、首振り機構60によりセンサー部50を首振り動作させて、当該センサー部50が正面位置から左右に例えばそれぞれ1回首振り動作するときに当該対象物20が非検知となる左右それぞれの検知限界角度が同一であれば、当該対象物20は当該画像形成装置1に正面前方から接近、又はこの位置にて静止していると考えられる。この場合、判定部101が、センサー部50によって検知された対象物20が操作者であると判定することができる。従って、1個の焦電型赤外線センサー501により、画像形成装置1前に位置する対象物が、操作者又は通過者のいずれであるかを判定可能になる。
また、このように、画像形成装置1前に位置する対象物が操作者又は通過者のいずれであるかが判定可能になることで、画像形成装置1の前を人体が通過する度にスリープモードが解除されるといった事態が防止され、画像形成装置1の省電力性を向上することができる。
次に、画像形成装置1における操作者判定及び動作モード切替処理について説明する。図6は、画像形成装置1における操作者判定及び動作モード切替処理を示すフローチャートである。
処理開始前において、画像形成装置1はスリープモードに設定されており、また、センサー部50は首振り動作せずにデフォルト位置としての回動中心位置にある。かかる状態で、人が画像形成装置1に接近してセンサー部50の検知領域内に進入すると、センサー部50は、当該接近する人を対象物として検知する(S1でYES)。
センサー部50によって人が検知されると、制御部100は、首振り機構60に首振り動作を開始させ、上述した予め定められた角度の範囲内で、首振り機構60によりセンサー部50を往復回動させる(S2)。そして、判定部101は、センサー部50が正面位置から左右にそれぞれ1回首振り動作するときに対象物20が非検知となる時点で左右それぞれの上記検知限界角度を計測して図略のメモリー等に格納する(S3)。
判定部101は、上記両方向における各検知限界角度が同一か否かを判断する。判定部101が、上記各検知限界角度は同一ではないと判断した場合(S4でNO)、判定部101は、センサー部50により検知された対象物20が操作者ではない、すなわち通過者であると判定する(S9)。
一方、判定部101は、上記左右両方向における各検知限界角度が同一であると判断した場合(S4でYES)、2回目の左右それぞれの検知限界角度を計測して記憶する(S5)。
判定部101は、上記左右両方向における2回目の計測による各検知限界角度が同一か否かを判断する。判定部101が、上記各検知限界角度は同一ではないと判断した場合(S6でNO)、判定部101は、センサー部50により検知された対象物20が操作者ではない、すなわち通過者であると判定する(S9)。
一方、上記左右両方向における各検知限界角度が同一であると判断した場合(S6でYES)、判定部101は、センサー部50により検知された対象物20が操作者であると判定する(S7)。
制御部100は、この判定を受けて、画像形成装置1を通常動作モードに設定する(S8)。このとき、例えば、制御部100は、定着部13内のヒーター136を駆動して加熱ローラーを加熱させる。
このように、判定部101が、2回連続して上記左右両方向における各検知限界角度が同一であれば、センサー部50により検知された対象物20が操作者であると判定することで、操作者か通過者かの判定精度をより高めることができる。また、本実施形態によれば、車椅子使用のユーザーや、老人など比較的緩やかな動作が見込まれるユーザーの場合でも、判定部101により、操作者か通過者かを高精度に判定することができる。
但し、S5,S6の処理を省略して、上記左右両方向における各検知限界角度が同一か否かの判断を一度として、センサー部50により検知された対象物20が操作者であるか否かを判定部101が判定するものであってもよい。
また、制御部100は、判定部101により対象物20が操作者であると判定されたとき、画像形成装置1を通常動作可能な状態とする通常動作モードとし、その他の場合はスリープモードとするため、当該画像形成装置1の消費電力を低減することが可能になる。
また、画像形成装置1では、画像形成動作を通常動作として即座に行うために、定着部13の加熱ローラーを常時予め定められた高温まで加熱しておく必要があるが、本実施形態によれば、当該加熱を判定部101により当該対象物20が操作者であると判定された場合に限定して行うことが可能なので、当該加熱に要する電力を低減することが可能である。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係る電子機器の一実施形態として複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、他の電子機器、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図6を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
10 制御ユニット
100 制御部
101 判定部
13 定着部
12 画像形成部
20 対象物
50 センサー部
501 焦電型赤外線センサー
501a,501b 焦電素子
502 レンズ
510 センサー面
511 検知領域
512 検知領域
60 首振り機構
200 コンピューター
P 記録紙

Claims (5)

  1. 対象物の存在を赤外線の変化に基づいて検知する焦電型赤外線センサーを有するセンサー部と、
    前記センサー部を予め定められた方向に回動させる首振り機構と、
    前記センサー部の視野角が本電子機器の正面前方側に向く予め定められた回動中心位置にある状態のときに、前記センサー部が前記対象物を検知した場合に、前記首振り機構により前記センサー部を、当該回動中心位置から一方側方向及び他方側方向に、それぞれ前記正面前方側の領域が検知可能領域から外れるまで回動動作させる制御部と、
    前記センサー部が前記一方側方向に回動したときに前記対象物を検知可能な限界の角度である前記回動中心位置からの検知限界角度と、前記センサー部が前記他方側方向に回動したときに前記対象物を検知可能な限界の角度である前記回動中心位置からの検知限界角度が同一であれば、前記対象物が存在すると判定し、当該両検知限界角度が同一でなければ、前記対象物が存在しないと判定する判定部と、を備える電子機器。
  2. 前記判定部は、2回以上連続して前記一方側方向及び他方側方向の各検知限界角度が同一であれば、前記対象物が存在すると判定する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、当該電子機器を通常動作可能な状態とする通常動作モード、又は当該電子機器を省電力状態とするスリープモードを選択的に設定可能であり、前記判定部により前記対象物が存在すると判定されていないときは、当該電子機器を前記スリープモードに設定し、前記判定部により前記対象物が存在すると判定されたときは、当該電子機器を前記通常動作モードに設定する請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子機器であって、
    記録媒体に画像形成を行う画像形成部と、
    前記画像形成部による画像形成が行われた記録媒体に画像を定着させる定着部と
    を備えた画像形成装置。
  5. 前記定着部は、前記記録媒体に画像を定着させる加熱ローラー及び加圧ローラーと、当該加熱ローラーを加熱するヒーターとを有し、
    前記制御部は、前記判定部により前記対象物が存在すると判定されたときに、前記ヒーターを駆動し、前記判定部により前記対象物が存在すると判定されていない場合には、前記ヒーターの駆動を停止させる請求項4に記載の画像形成装置。
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