JP5883177B2 - 振動型駆動装置 - Google Patents
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Description
振動子と被駆動体との接触状態を安定に維持することが可能となる振動型駆動装置の提供を目的とする。
前記接触部と接触する被駆動体を前記振動子に対して相対移動するように構成された振動型駆動装置であって、
前記振動子保持部材は、前記振動子と加圧手段の間に位置し、
前記弾性体は、前記電気−機械エネルギー変換素子と共に振動する振動部、前記振動子保持部材に固定される固定部、及び前記振動部から前記相対移動方向にそれぞれ延出して前記振動部と前記固定部を接続する少なくとも2つの支持部を有し、
前記振動部は、前記相対移動方向において前記少なくとも2つの支持部の間に位置し、前記加圧手段は、前記接触部を前記被駆動体に加圧接触させるように構成されていることを特徴とする振動型駆動装置に関する。
振動子と被駆動体との接触状態を安定に維持することが可能となる振動型駆動装置を実現することができる。
実施例1として、本発明を適用できる振動型駆動装置の構成例について、図1〜図4を用いて説明する。
実施例2として、実施例1とは振動子保持部材の構成が異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図5を用いて説明する。
実施例3として、上記各実施例とは異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図6を用いて説明する。
また、加圧バネ10(波バネ)と振動子保持部材5との間には、振動伝播抑制部材としてゴムシート19を挟んで振動子の下部構造が構成されている。
実施例4として、上記各実施例とは振動子の構造が異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図7を用いて説明する。
実施例5として、上記各実施例とは異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図8を用いて説明する。
実施例6として、上記各実施例とは保持部材の構造が異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図9を用いて説明する。
実施例7として、上記各実施例とは異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図10を用いて説明する。
2 弾性体
3 圧電素子
4 フレキシブルプリント基板(給電部材)
5 振動子保持部材
6 振動子保持体
7 ロータ
8 ロータゴム
9 出力伝達部材
10 加圧バネ
11 加圧リング
Claims (17)
- 少なくとも電気−機械エネルギー変換素子と、接触部が形成された弾性体と、を有する振動子が、振動子保持部材に接合されて構成された振動子保持体を備え、前記接触部と接触する被駆動体を前記振動子に対して相対移動するように構成された振動型駆動装置であって、
前記振動子保持部材は、前記振動子と加圧手段の間に位置し、
前記弾性体は、前記電気−機械エネルギー変換素子と共に振動する振動部、前記振動子保持部材に固定される固定部、及び前記振動部から相対移動方向にそれぞれ延出して前記振動部と前記固定部を接続する少なくとも2つの支持部を有し、
前記振動部は、前記前記相対移動方向において前記少なくとも2つの支持部の間に位置し、前記加圧手段は、前記接触部を前記被駆動体に加圧接触させるように構成されていることを特徴とする振動型駆動装置。 - 前記支持部は、前記振動部と比較して曲げ剛性が小さくなる形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動子保持部材は、前記振動部および支持部の合計質量よりも大きい質量の部材で構成されていることを特徴とする請求項2に記載の振動型駆動装置。
- 前記支持部は、前記振動子保持部材の前記振動子が接合された面の面外方向に曲げて形成された曲げ形状部を有することを特徴とする請求項1に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動子保持部材は、円環形状に構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記円環形状の振動子保持部材は複数の部材で形成され、該複数の部材の間を前記振動子で連結することによって前記振動子保持体が構成されていることを特徴とする請求項5に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動子保持部材は薄板で構成され、前記振動子保持部材は、前記振動子が接合される前記振動子保持部材の面の面外方向に曲げ加工して形成された凸部を有し、該凸部に前記振動子が接合されることを特徴とする請求項5に記載の振動型駆動装置。
- 前記加圧手段は板バネで構成され、該板バネは片持ち梁に形成されて前記振動子のそれぞれの前記接触部とは反対側に配置されると共に、
該板バネにおける前記弾性体の接触部を前記被駆動体に加圧接触させるための力点は前記片持ち梁の略中央に形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。 - 前記板バネと振動子との間に、前記振動子の振動の伝播を抑制する振動伝播抑制部材が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の振動型駆動装置。
- 前記電気−機械エネルギー変換素子に駆動電圧が印加されることで生成した、前記接触部の楕円運動によって、前記被駆動体が前記振動子に対して相対移動することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動子は、弾性体が板状であり、前記接触部が同一平面上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記加圧部材は、前記接触部が設けられている側と逆側から、前記振動子を加圧するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記加圧部材と前記振動子との間には振動減衰部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7及び10乃至12のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動減衰部材はフェルトまたはゴムシートであることを特徴とする請求項13に記載の振動型駆動装置。
- 前記接触部は、前記相対移動方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至14に記載の振動型駆動装置。
- レンズ、及び前記レンズを駆動する請求項1乃至15のいずれか1項に記載の振動型駆動装置を有する鏡筒。
- 請求項16に記載の鏡筒を有するカメラ。
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