JP2015100269A - 振動型駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくとも電気−機械エネルギー変換素子と接触部が形成された弾性体とを有する振動子が、振動子保持部材に複数接合されて構成された振動子保持体を備え、
前記接触部に生成される楕円運動により、前記接触部と接触する被駆動体を前記振動子に対して相対移動するように構成された振動型駆動装置であって、
前記複数の振動子は、前記接触部が前記被駆動体と接触する側の前記保持部材の面に接合される一方、
前記接触部が前記被駆動体と接触する側とは反対側の前記振動子保持部材の面側に、前記接触部を前記被駆動体に加圧接触させるための加圧手段が設けられている。
【選択図】 図1
Description
振動子と被駆動体との接触状態を安定に維持することが可能となる振動型駆動装置の提供を目的とする。
前記接触部に生成される楕円運動により、前記接触部と接触する被駆動体を前記振動子に対して相対移動するように構成された振動型駆動装置であって、
前記複数の振動子は、前記接触部が前記被駆動体と接触する側の前記保持部材の面に接合される一方、
前記接触部が前記被駆動体と接触する側とは反対側の前記振動子保持部材の面側に、前記接触部を前記被駆動体に加圧接触させるための加圧手段が設けられていることを特徴とする。
振動子と被駆動体との接触状態を安定に維持することが可能となる振動型駆動装置を実現することができる。
実施例1として、本発明を適用できる振動型駆動装置の構成例について、図1〜図4を用いて説明する。
実施例2として、実施例1とは振動子保持部材の構成が異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図5を用いて説明する。
実施例3として、上記各実施例とは異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図6を用いて説明する。
また、加圧バネ10(波バネ)と振動子保持部材5との間には、振動伝播抑制部材としてゴムシート19を挟んで振動子の下部構造が構成されている。
実施例4として、上記各実施例とは振動子の構造が異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図7を用いて説明する。
実施例5として、上記各実施例とは異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図8を用いて説明する。
実施例6として、上記各実施例とは保持部材の構造が異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図9を用いて説明する。
実施例7として、上記各実施例とは異なる形態の振動型駆動装置の構成例について、図10を用いて説明する。
2 弾性体
3 圧電素子
4 フレキシブルプリント基板(給電部材)
5 振動子保持部材
6 振動子保持体
7 ロータ
8 ロータゴム
9 出力伝達部材
10 加圧バネ
11 加圧リング
前記接触部と接触する被駆動体を前記振動子に対して相対移動するように構成された振動型駆動装置であって、
前記振動子保持部材は、前記振動子と加圧手段の間に位置し、
前記弾性体は、前記電気−機械エネルギー変換素子と共に振動する振動部、前記振動子保持部材に固定される固定部、及び前記振動部から前記相対移動方向にそれぞれ延出して前記振動部と前記固定部を接続する少なくとも2つの支持部を有し、
前記振動部は、前記相対移動方向において前記少なくとも2つの支持部の間に位置し、前記加圧手段は、前記接触部を前記被駆動体に加圧接触させるように構成されていることを特徴とする振動型駆動装置に関する。
Claims (12)
- 少なくとも電気−機械エネルギー変換素子と接触部が形成された弾性体とを有する振動子が、振動子保持部材に複数接合されて構成された振動子保持体を備え、
前記接触部に生成される楕円運動により、前記接触部と接触する被駆動体を前記振動子に対して相対移動するように構成された振動型駆動装置であって、
前記複数の振動子は、前記接触部が前記被駆動体と接触する側の前記保持部材の面に接合される一方、
前記接触部が前記被駆動体と接触する側とは反対側の前記振動子保持部材の面側に、前記接触部を前記被駆動体に加圧接触させるための加圧手段が設けられていることを特徴とする振動型駆動装置。 - 前記振動子は、弾性体が板状であり、前記接触部が同一平面上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動子は、前記電気−機械エネルギー変換素子と共に振動する振動部と、前記振動子保持部材と接合される固定部と、前記振動部及び前記固定部とを接続する支持部と、を備え、
前記支持部は、前記振動部と比較して曲げ剛性が小さくなる形状を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の振動型駆動装置。 - 前記振動子保持部材は、前記振動部および支持部の合計質量よりも大きい質量の部材で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動子は、前記電気−機械エネルギー変換素子と共に振動する振動部と、前記振動子保持部材と接合される固定部と、前記振動部及び前記固定部とを接続する支持部と、を備え、
前記支持部は、前記振動子保持部材の前記振動子が接合された面の面外方向に曲げて形成された曲げ形状部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の振動型駆動装置。 - 前記振動子保持部材は、円環形状に構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記円環形状の振動子保持部材は複数の部材で形成され、該複数の部材の間を前記振動子で連結することによって前記振動子保持体が構成されていることを特徴とする請求項6に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動子保持部材は薄板で構成され、前記振動子保持部材は、前記振動子が接合される前記振動子保持部材の面の面外方向に曲げ加工して形成された凸部を有し、該凸部に前記振動子が接合されることを特徴とする請求項6に記載の振動型駆動装置。
- 前記加圧手段は板バネで構成され、該板バネは片持ち梁に形成されて前記振動子のそれぞれの前記接触部とは反対側に配置されると共に、
該板バネにおける前記弾性体の接触部を前記被駆動体に加圧接触させるための力点は前記片持ち梁の略中央に形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。 - 前記板バネと振動子との間に、前記振動子の振動の伝播を抑制する振動伝播抑制部材が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動子保持体が有する、前記振動子の前記振動子保持部材との接合部の間隔の長さを波長とする振動モードの次数の整数倍の次数の振動モードの共振周波数が、前記被駆動体の駆動に使用する周波数範囲内に存在しないよう、
前記振動子保持体が構成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。 - 前記振動子保持体が有する、前記振動子同士の間隔の長さを波長とする振動モードの次数の整数倍の次数の振動モードの共振周波数が、前記被駆動体の駆動に使用する周波数範囲内に存在しないよう、
前記振動子保持体が構成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
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JPH08251953A (ja) * | 1995-03-13 | 1996-09-27 | Canon Inc | 振動駆動装置 |
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JP2009277769A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Hitachi Chem Co Ltd | 回路接続材料及びそれを用いた回路部材の接続構造 |
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