JP5882706B2 - 自走式ロールベーラ - Google Patents
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Description
そして、供給された切断飼料作物は、ベーラ形成部の搬入口の全幅にわたって搬入されるため、細断飼料作物を搬入口に均等に拡散させて、ベーラ形成部に送給することができる。その結果、ベーラ形成部において軸線方向に均一化された略円柱状のベールが形成される。
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
刈取部5は、図1に示すように、フィーダハウス10とプラットフォーム11と刈刃体12と左右一対のデバイダ13,13と掻込リール14とを具備している。
ベーラ形成部6は、図2及び図3に示すように、基台3に固定して後方開口状となした固定ケース体33と、固定ケース体33の後上端部に連結体44を介して枢着して前方開口状となした開閉ケース体34とから中空箱状に形成している。そして、内部には搬入口29を有するベーラ室30を設けて、搬入口29の近傍には、回転しながら細断飼料作物を更に細断してベーラ室30に搬入口29を通して搬入する穀稈細断体31を配設している。ベーラ室30内には、穀稈細断体31により細断された細断穀稈をベールに形成加工するベーラ形成体32を配設している。
送給部60は、図2に示すように、前記したように刈取部5とベーラ形成部6とを連通すべくその間に介設している。すなわち、フィーダハウス10の基端部(後端部)に形成した搬出口59(図4参照)と、ベーラ形成部6に設けたベーラ室30の搬入口29との間には、内部に側面視「へ」の字状に折曲形成した送給通路62を有する送給通路形成体61を介設して、送給通路形成体61内の送給通路62を搬出・入口59,29に連通させている。
以下に、図11を参照しながら自走式ロールベーラ1の動力伝達機構を具体的に説明する。すなわち、自走式ロールベーラ1は、ケース本体71内において、第1伝動軸72に第1伝動ギヤ76を取り付け、第2伝動軸73に第1伝動ギヤ76と噛合する第2伝動ギヤ77を取り付け、第3伝動軸74に第2伝動ギヤ77と噛合する第3伝動ギヤ78を取り付けている。また、第3伝動軸74には第4伝動ギヤ79を取り付け、第4伝動軸75に第4伝動ギヤ79と噛合する第5伝動ギヤ82を取り付けている。
図12〜図14は他実施形態としての細断体63を示しており、この細断体63の圧送羽根670は、回転軸64の回転方向と回転軸64の軸線方向である右側方向への合力方向に圧送力が生起されるように圧送面671を湾曲させて形成して、一側方(本実施形態では右側方)に拡幅されたベーラ形成部6の全幅にわたって細断飼料作物を圧送するように構成している。
図15及び図16は他実施形態としての通路方向変更体580を示しており、この通路方向変更体580は、横長四角形板状に形成した変更本体581を、前高後低の傾斜状に配置するとともに左側前端部と右側後端部を結ぶ対角線を左側面部582と右側面部583の仕切り線584として、左側面部582を左低後高の傾斜面となしている。585は変更本体581の前端縁部を上方へ折り返して形成した前端縁補強部、586は変更本体481の後端縁部を上方へ折り返して形成した後端縁補強部、587は左側面部582の左側縁部から立ち上げて直角三角形板状に形成した左側連結体、588は右側面部583の右側端縁部から立ち上げて前後方向に伸延する帯状に形成した右側連結体、589は左・右側連結体587,588の前部と後部に形成して、左・右側壁部114,115に通路方向変更体580を連結するための連結孔である。
図17はもう一つの他実施形態としての通路方向変更体150を示しており、この通路方向変更体150は、傾斜姿勢を変更自在となしている。すなわち、通路方向変更体150は、通路方向変更体58と基本的構造を同様に構成しているが、前端縁部の左右側枢支ピン151,151を左右方向に水平に軸線を向けて配置して、左右側枢支ピン151,151を中心に後端縁部を上下に揺動位置調節自在となして、通路方向変更体150の傾斜姿勢を変更自在となしている点で構成が異なる。152は左右側枢支ピン151,151を中心とする円弧状の左側傾斜姿勢変更用長孔であり、左側傾斜姿勢変更用長孔152は左側壁部114に形成している。153は変更本体、154は変更本体153の左側縁部に沿わせて上方へ突設した左側連結片、155は左側連結片154の後端部から左側外方へ突出させた調節ピンであり、左側傾斜姿勢変更用長孔152に調節ピン155を挿通している。156は左右側枢支ピン151,151を中心とする円弧状の右側傾斜姿勢変更用長孔であり、右側傾斜姿勢変更用長孔156は左側壁部115に形成している。157は変更本体153の右側縁部に沿わせて上方へ突設した右側連結片、158は右側連結片157の後端部から右側外方へ突出させた調節ピンであり、右側傾斜姿勢変更用長孔156に調節ピン158を挿通している。159は変更本体153の右側前端縁部から垂設して右側枢支ピン151を支持する垂下片であり、垂下片159に支持された右側枢支ピン151と左側枢支ピン151を左右方向に水平な同一軸線上に配置している。
2 走行部
3 基台
4 支持枠体
5 刈取部
6 ベーラ形成部
31 穀稈細断体
32 ベーラ形成体
43 ベーラ形成体伝動機構
55 細断体伝動機構
Claims (3)
- 飼料作物を刈り取る刈取部と、刈取部により刈り取った飼料作物を細断するとともに送給する送給部と、送給部により送給された細断飼料作物を略円柱状のベールとなすベーラ形成部とを具備する自走式ロールベーラにおいて、
送給部は、刈取部が具備するフィーダハウスの後端部に形成した搬出口と、ベーラ形成部に設けたベーラ室の搬入口との間に、内部に前後方向に伸延して側面視「へ」の字状に折曲形成した送給通路を有する送給通路形成体を介設しており、
送給通路の前部には、細断体を配設するとともに、細断体の直下流側に掻き落とし体を配設する一方、送給通路の後部には、通路方向変更体を配設し、
細断体は、軸線を細断飼料作物の搬送・供給方向と直交する方向に向けて横架した回転軸の外周面に、多数の細断刃を回転軸の半径方向に伸延させて突設して、飼料作物を細断するとともに圧送するようにし、
掻き落とし体は、細断刃の先端の回転軌跡に沿わせて近接配置して凹条円弧面となした前面部と、前面部の下端縁部から後上方へ向けて伸延させて平坦な前低後高傾斜面となした下面部と、下面部と前面部との接続縁部の内角を90度以下となした掻き落とし部とを具備し、細断体の回転軸の後上方位置かつ細断刃の先端の回転軌跡の近傍位置に、回転軸と平行に伸延させて配設し、
通路方向変更体は、板状に形成して、後方へ下り傾斜状で、かつ、左低右高の右上り傾斜状となした変更本体を有し、
細断体により細断されて圧送された細断飼料作物、及び、掻き落とし部に下方から近接する細断刃の先端部が持ち廻る細断飼料作物であって、掻き落とし部によって掻き落とされた細断飼料作物が、掻き落とし体の下面部に沿って、一旦、後上方へ送給され、その後、通路方向変更体によって右側方かつ下方に案内されて、右側方に拡幅されたベーラ形成部の搬入口の全幅にわたって拡散されて送給されるようにした
ことを特徴とする自走式ロールベーラ。 - 通路方向変更体は、傾斜姿勢を変更自在となしたことを特徴とする請求項1記載の自走式ロールベーラ。
- ベーラ形成部の搬入口の近傍に細断兼搬入体を配設するとともに、細断兼搬入体上の上手側に通路方向変更体に案内された細断飼料作物が拡散されるようにし、
細断兼搬入体は、回転しながら細断飼料作物を更に細断してベーラ形成部に搬入口を通して搬入するように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の自走式ロールベーラ。
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Family Applications (1)
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