JP5882680B2 - 文書処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は文書処理装置及び方法に関するものである。特に様々なアプリケーションによって生成される出力データを1つの文書としてまとめ、その文書に対する編集機能を提供する文書処理方法及びその装置に関するものである。
従来、文字、表、図形など、データ種類別に文書を生成する様々なアプリケーションプログラムが提供されている。しかし、利用者が所望する文書は、複数種類のデータから構成される複合文書の方が一般的であるため、利用者は各種アプリケーションが備えている印刷機能を利用してアプリケーションごとにデータを印刷させ、印刷物を所望の順序に組み合わせる必要があった。そこで、そのような手間を削減するためには、各種アプリケーションで作成された複数の文書を1つの文書に結合し、印刷設定やページ順序を編集操作する必要がある。
特許文献1には、編集操作として、複数の文書を1つの文書に結合するために、特定の印刷設定のページ群を章として管理し、章やページ単位の移動や複製等を行う文書処理方法が開示されている。この文書処理方法は、移動先又は複製先の印刷設定を反映させるか、移動元又は複製元の印刷設定を維持するかのどちらが指示されているかを判定し、対象となっている複数ページのページごとに印刷設定を設定する。
特開2003-162519号公報
しかし、特許文献1に開示される文書処理方法において、文書データの部分データの移動や複製を行う場合、文書データの移動先や複製先における既存章とのマージなどの文書処理工程まで考慮されていなかった。このような文書処理工程を考慮しない文書処理方法では、章単位の文書データの移動や複製においては、常に既存章の構成とは別の新しい章が常に生成されてしまう。一方で、移動元や複製元でページデータを選択した場合は、常に移動先や複製先の章の中に挿入されてしまう。そのため、移動後や複製後に、新章から既存の章内にページを移動して不要になった空の章を削除したり、あるいは逆に、新しい章を作成して既存章からページの移動をするなどのさらなる操作をしなければならず、作業効率が低下してしまう。
そこで、本発明は、文書データの部分データの移動や複製において、既存章とマージする工程を考慮し、オペレータの手動操作を削減し、作業効率を向上させることを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、複製先の文書データの文書構造をツリー構造で表示する表示手段と、複製元の文書データをペーストする際のペースト位置が、前記表示手段で表示されている前記複製先の文書データのツリー構造において設定された章判定領域内であるかページ判定領域内であるかを特定し、当該特定したペースト位置に応じてペースト方法を判定するペースト方法判定手段と、前記複製元の文書データをペーストする際の属性の設定方法を、前記ペースト方法判定手段で判定したペースト方法に応じて判定する属性設定方法判定手段と、前記ペースト方法判定手段で判定されたペースト方法と、前記属性設定方法判定手段で判定された属性の設定方法とにしたがって、前記複製元の文書データを前記複製先の文書データにペーストするペースト処理手段とを有し、前記ペースト方法判定手段は、前記ペースト位置が、前記表示手段で表示されている前記複製先の文書データのツリー構造において設定された章判定領域内であるかページ判定領域内であるかを特定し、前記ペースト位置が前記章判定領域内であると特定した場合は、更に、新章を作成して当該作成した新章に前記複製元の文書データをペーストするか、前記複製先の文書データの既存章にマージして前記複製元の文書データをペーストするかを判定し、前記ペースト位置が前記ページ判定領域内であると特定した場合は、前記複製先の文書データの既存章にマージして前記複製元の文書データをペーストすると判定する文書処理装置を提供する。
本発明によれば、文書データの部分データの移動や複製において、カーソル位置に応じてペースト処理、すなわち文書構造に関するペースト方法と属性設定方法を自動的に切り替えることにより、既存章とマージする場合に不要な章の作成が不要となる。その結果、作業効率を向上させることが可能になる。
実施例の一形態としての文書処理装置のハードウェア構成図。 実施例の一形態としての文書処理装置の機能構成のブロック図。 文書データの構造ならびに属性情報の内容の一例を示す模式図。 実施例1の文書処理装置の処理を表すフローチャート。 実施例1のペースト方法判定処理を表すフローチャート。 実施例1の属性設定方法判定処理を表すフローチャート。 実施例1の第1および第2ペースト処理の詳細を表すフローチャート。 実施例1の第3ペースト処理の詳細を表すフローチャート。 実施例2のペースト方法判定処理を表すフローチャート。 実施例2の属性設定方法判定処理を表すフローチャート。 実施例3の属性設定方法判定処理を表すフローチャート。 実施例3の章分割処理を表すフローチャート。 実施例1の文書処理過程を表す図。 実施例2の文書処理過程を表す図。 実施例3の文書処理過程を表す図。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[実施例1]
図1は本実施例にかかる文書処理制御を実行するハードウェア構成図である。コンピュータモジュール101には、キーボード132やマウス133のようなポインティングデバイスなどの入力装置がI/Oインタフェース143を介して接続され、また、ディスプレイ装置144も接続されている。ネットワークインタフェース138は、コンピュータモジュール101を、ネットワーク接続107を介して他のコンピュータ装置に接続することができる。ネットワーク接続107の典型はローカルエリアネットワーク(LAN)、あるいはワイドエリアネットワーク(WAN)である。
コンピュータモジュール101は典型的な構成として、プロセッサーユニット(CPU)135、ランダムアクセスメモリ(RAM) やリードオンリーメモリ(ROM)から構成されるメモリユニット136を有する。また、コンピュータモジュール101は、ビデオインタフェース137を含むI/Oインタフェース、キーボード132やマウス133のためのI/Oインタフェース143、記憶装置139を有する。記憶装置139は典型的にはハードディスクドライブ(HDD)140であるが、磁気テープドライブなどの装置でも良い。
コンピュータモジュール101は、CD/DVD−ROMドライブ142を有する。CD/DVD−ROMドライブ142は、不図示の不揮発性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であるCD/DVD−ROMに格納されたプログラムや各データを読み込む。また、コンピュータモジュール101は相互接続バス134を有する。CPU135は、相互接続バス134を介して通信を行うI/Oインタフェース143を利用する。
本実施例で説明されるフローチャート(後述)で示される手順を実現するためのソフトウェアプログラムは例えば記憶装置139に格納される。このソフトウェアプログラムを記憶装置139からメモリユニット136にロードし、CPU135によって実行することでこのフローチャートの処理を実現する。または、CD/DVD−ROMドライブ142でCD/DVD−ROM内に格納されたソフトウェアプログラムを読み出して、CPU135によって実行することで、本実施例のフローチャート(後述)の処理を実現しても良い。
図2に、記憶装置139に格納された文書処理装置の各機能を実現するためのソフトウェアプログラムを、CPU135が実行することによって実現される本実施例の文書処理装置の機能構成の一例を示す。この文書処理装置は、後述する各処理を実行するソフトウェアモジュールを有する。なお、以下において、上述のソフトウェアプログラムがCPU135によって実行されたコンピュータモジュール101を文書処理装置 101とする。
文書処理装置101は、文書処理制御部201を始めとするソフトウェアモジュール202〜207を有する。文書処理制御部201は、各ソフトウェアモジュールの処理やデータフローを制御する。
UI部202は、オペレータからの入力や出力を処理する。カーソル管理部203は、カーソル位置の抽出、判定、ならびにカーソル形状の管理を行う。文書操作管理部204は、文書の一部分の選択検知や、マウスによる文書に対するドラッグ&ドロップ操作の検知等を処理する。ペースト方法判定部205は、複製先の文書構造におけるペースト位置を特定し、ペースト位置に応じて文書データのペースト方法を判断する。属性設定方法判定部206は、文書データの属性の設定方法をペースト方法に応じて判断する。文書データ管理部207は、文書データの複製、移動、分割、削除等の処理や、文書データの属性の管理を行う。
図3に、文書データの構造ならびに属性情報の内容の一例を模式的に示す。図3(a)は、文書構造を文書、章、ページの3層の木(ツリー)構造で示している。1つの文書は、文書全体属性と章リストを有し、章リストには、複数の章情報へのリンクが保持される。各章情報は、章ID、章属性、ページリストを有し、ページリストには、複数のページ情報へのリンクが保持される。各ページ情報は、ページID、ページデータリンクを有し、ページデータリンクには、ページデータの実体データへのリンクが保持される。
図3(b)および図3(c)は、文書全体属性および章属性の例を示すリストである。文書全体属性に設定されたパラメータは文書全体を通して有効となる。一方、章属性に設定されたパラメータは該当する章のみに有効となり、文書全体属性と重複する場合においても、章属性が優先される。章属性に章固有の属性が有る場合は、章固有設定フラグがONにセットされ、各設定項目に章固有となるパラメータが設定される。章属性に章固有の属性が無い場合は、章固有設定フラグがOFFにセットされ、各設定項目にはNULLが設定される。
以下で、本実施例における文書処理装置101の処理について図4から図8のフローチャートを用いて説明する。本実施例の各処理フローは、記憶装置139に記憶されたソフトウェアプログラムがCPU135により実行され、CPU135が各ソフトウェアモジュールとして機能することで実現される。なお、このソフトウェアプログラムをメモリユニット136に格納し、プログラムをCPU135が実行することで本実施例のフローを実行しても良い。なお、本実施例は、文書中の部分データを他の文書に複製する場合の説明であり、文書中の部分データを他の文書へ移動する場合においても後述のフローは同様であるため、部分データの移動についての説明は省略する。
まず、図4を用いて、文書中の部分データの選択の検出から部分データのペーストおよび属性の設定までの処理フローを説明する。初めに、S401にて、文書操作管理部204は、文書の一部分が選択され、かつ、部分データが選択されたままマウスによってドラッグされているか否かを判断する。S401にて、文書操作管理部204が文書の部分選択およびドラッグ処理を検出したならば、ペースト方法判定部205は、部分データを複製先の文書データにどのようにペーストするかを判断する(S402)。ペースト方法判定処理(S402)の詳細については、図5のフローチャートを用いて後述する。また、S401にて、文書操作管理部204が文書の部分選択やドラッグ処理を検出しなければ、文書処理制御部201は、S402以降の処理を実施しない。
次に、属性設定方法判定部206は、S402で選択したペースト方法に応じて、複製後の部分データの属性をどのように設定するかを判断する(S403)。属性設定方法判定処理(S403)の詳細については、図6のフローチャートを用いて後述する。
次に、文書処理制御部201は、S402およびS403にてペースト方法および属性設定方法がどのように決定されているかを判断する(S404)。S404で、ペースト方法として「新章を作成」が選択され、属性設定方法として「複製元の章の章固有属性を反映する」が選択されていると判断される場合は、文書処理制御部201は、第1のペースト処理(S405)を実行する。第1のペースト処理(S405)の詳細については、図7(a)のフローチャートを用いて後述する。
S404で、ペースト方法として「新章を作成」が選択され、属性設定方法として「章固有属性を持たない」が選択されていると判断される場合は、文書処理制御部201は、第2のペースト処理(S406)を実行する。第2のペースト処理(S406)の詳細については、図7(b)のフローチャートを用いて後述する。
S404で、ペースト方法として「既存章にマージ」が選択され、属性設定方法として「既存章の章属性は変更しない」が選択されていると判断される場合は、文書処理制御部201は、第3のペースト処理(S407)を実行する。第3のペースト処理(S407)の詳細については、図8のフローチャートを用いて後述する。
<ペースト方法判定処理(S402)の詳細>
文書データの文書構造におけるペースト位置に応じてどのようにペーストするかを判断するペースト方法判定処理(S402)の詳細を、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、文書操作管理部204は、マウス操作を検出し、検出したマウス操作がドロップ処理か否かを判断する(S501)。S501で、文書操作管理部204が検出したマウス操作がドロップ処理ではないと判断される場合は、文書操作管理部204はキャンセル指示の検出処理を行う(S502)。S502にて、文書操作管理部204がキャンセル指示を検出しなければ、文書操作管理部204によるマウス操作の検出およびドロップ処理か否かの判定処理が続行される。また、S502にて、文書操作管理部204がキャンセル指示を検出した場合は、文書処理制御部201は処理を図4の(1)に進めて終了する。
S501で、文書操作管理部204が検出したマウス操作がドロップ処理であると判断される場合は、カーソル管理部203はドロップされたカーソル位置を抽出する(S503)。次に、カーソル管理部203は、S503で抽出したカーソル位置をチェックし、カーソル位置が章判定領域内にあるのか、ページ判定領域内にあるのか、ペースト領域外にあるのかを判断する(S504)。図13に、本実施例における領域設定の例を示す。本例では、章判定領域を1303、ページ判定領域を1304、それ以外の領域をペースト領域外のように定める。
S504で、カーソル管理部203が章判定領域内にカーソル(図13の1305)があると判定した場合は、ペースト方法判定部205は、複製先の文書構造におけるペースト位置を特定する(S505)。複製先の文書構造におけるペースト位置の特定とは、ペースト対象となる章の特定および前後のページの特定を意味する。
次に、UI部202は、ペースト方法の選択肢を表示して、オペレータの入力を受け付け、受け付けた情報を記憶装置139に登録する(S506)。この情報の入力は、UI部202が図13の1306のようなダイアログを表示することで実現される。
次に、ペースト方法判定部205は、取得した入力情報を記憶装置139から読み取り(S507)、複製先の文書へ部分データをペーストする際のペースト方法を判断する(S508)。本実施例では、「新章を作成」というペースト方法は、複製先に新章を作成し、選択されている部分データをその新章のページデータとすることを意味する。また、「既存章にマージ」というペースト方法は、複製元で選択した部分データを複製先の既存章のページデータにマージすることを意味する。
S508にて、ペースト方法判定部205が新章を作成すると判断した場合は、文書処理制御部201は、ペースト方法として「新章を作成」という選択を記憶装置139に登録する(S509)。また、S508にて、ペースト方法判定部205が新章を作成しないと判断した場合は、文書処理制御部201は、ペースト方法として「既存章にマージ」という選択を記憶装置139に登録する(S511)。
S504で、カーソル管理部203がページ判定領域内にカーソルがあると判定した場合は、ペースト方法判定部205は、複製先の文書構造におけるペースト位置を特定する(S510)。そして、文書処理制御部201部は、ペースト方法として「既存章にマージ」という選択を記憶装置139に登録する(S511)。また、S504で、カーソル管理部203がペースト領域外にカーソルがあると判定した場合は、文書処理制御部201は、ペースト処理自体がキャンセルされたと判定し、処理を図4の(1)に進めて終了する。
<属性設定方法判定処理(S403)の詳細>
選択したペースト方法に応じてどのように複製先の章属性を設定するかを判断する属性設定方法判定処理(S403)の詳細を、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、文書処理制御部201は、選択されているペースト方法を記憶装置139から読み取り、「新章を作成」というペースト方法が選択されているか否かを判断する(S601)。S601で、「新章を作成」というペースト方法が選択されていると判断される場合は、文書データ管理部207は、複製元で選択された部分データが複製元の文書構造において章かページかを判断する(S602)。
S602で、複製元で選択された部分データが複製元の文書構造において章であると判断される場合は、文書データ管理部207は章属性の章固有設定フラグを取得し、章固有設定の有無を判断する(S603)。S603で、複製元の章に章固有設定が有ると判断される場合は、UI部202は、属性設定方法選択肢を表示し、オペレータからの入力を受け付け、受け付けた情報を記憶装置139に登録する(S604)。この情報の入力は、UI部202が図13の1307のようなダイアログを表示することで実現される。
次に、属性設定方法判定部206は、取得した入力情報を記憶装置139から読み取り(S605)、文章の属性の設定方法をペースト方法に応じて判断する(S606)。S606にて、属性設定方法判定部206が、属性設定方法として、複製元の章の章固有設定を維持すると判断した場合は、新章を作成する際に複製元の章固有設定を転写することになる。そのため、文書処理制御部201は、属性設定方法として「複製元の章の章固有属性を反映する」という選択を記憶装置139に登録する(S607)。
また、S606にて、属性設定方法判定部206が、属性設定方法として、複製元の章の章固有設定を維持しないと判断した場合は、新章を作成する際に複製元の章固有設定は転写せず、ページデータのみを複製することになる。そのため、文書処理制御部201は、属性設定方法として「章固有属性を持たない」という選択を記憶装置139に登録する(S608)。
S603で、複製元の章に章固有設定が無いと判断される場合、新章を作成する際に複製元の章固有設定は転写せず、ページデータのみを複製する。そのため、文書処理制御部201は、属性設定方法として「章固有属性を持たない」という選択を記憶装置139に登録する(S608)。
S602で、複製元で選択された部分データが複製元の文書構造において章でないと判断される場合、すなわちページが選択されている場合も、新章を作成する際に複製元のページデータが属していた章の属性を転写せず、ページデータのみを複製する。そのため、文書処理制御部201は、属性設定方法として「章固有属性を持たない」という選択を記憶装置139に登録する(S608)。
S601で、「新章を作成」というペースト方法が選択されていないと判断される場合は、「既存章にマージ」というペースト方法が選択されていることを意味するため、複製元で選択した部分データを既存章にページデータとしてマージを行なう。そのため、文書処理制御部201は、属性設定方法として「既存章の章属性は変更しない」という選択を記憶装置139に登録する(S609)。
<第1のペースト処理(S405)の詳細>
第1のペースト処理(S405)の詳細を図7(a)に示す。本処理では、まず、ペースト方法判定処理(図5)でペースト方法判定部205が特定したペースト位置を、文書データ管理部207は、複製先の文書データの章リストにおける新章を追加する位置とする(S7001)。
次に、文書データ管理部207は、章属性やページリストが空の状態の新章の章情報を作成し、S7001で決定した位置に追加する(S7002)。次に、文書データ管理部207は、複製元で選択した章に属するすべてのページデータを抽出して(S7003)、抽出したページデータのページ情報を新章の章情報のページリストに追加する(S7004)。ここで、抽出したページデータのページ情報とは、抽出したページデータへのリンク情報であるページデータリンクならびにページIDを意味する。
次に、文書データ管理部207は、複製元の章の章属性を新章の章属性に転写し(S7005)、新章の章属性の章固有設定フラグをON(章固有設定有り)にする(S7006)。その結果、複製元の章の章固有属性を反映した新章としてペーストされる(図13の1308)。
<第2のペースト処理(S406)の詳細>
第2のペースト処理(S406)の詳細を図7(b)に示す。本処理では、まず、ペースト方法判定処理(図5)でペースト方法判定部(205)が特定したペースト位置を、文書データ管理部207は複製先の文書データの章リストにおける新章を追加する位置とする(S7101)。
次に、文書データ管理部207は章属性やページリストが空の状態の新章の章情報を作成して、S7101で決定した位置に追加する(S7102)。次に、文書データ管理部207は、複製元で選択された部分データが複製元の文書構造において章かページかを判断する(S7103)。S7103で、複製元で選択された部分データが複製元の文書構造において章であると判断される場合は、文書データ管理部207は、その章に属するすべてのページデータを抽出する(S7104)。また、S7103で、複製元で選択された部分データが複製元の文書構造において章でないと判断される場合は、文書データ管理部207は、選択されているページデータを抽出する(S7105)。
次に、文書データ管理部207は、抽出したページデータのページ情報、すなわち、抽出したページデータへのリンク情報であるページデータリンクならびにページIDを新章の章情報のページリストに追加する(S7106)。次に、文書データ管理部207は、新章の章属性の各設定項目にNULLをセットし(S7107)、新章の章属性の章固有設定フラグをOFF(章固有設定無し)にする(S7108)。その結果、複製元の章の章固有属性を反映しない新章としてペーストされる(図13の1309)。
<第3のペースト処理(S407)の詳細>
第3のペースト処理(S407)の詳細を図8に示す。本処理では、まず、ペースト方法判定処理(図5)でペースト方法判定部205が特定したペースト位置を、文書データ管理部207はページデータ挿入位置とする(S801)。すなわち、文書データ管理部207は、複製先の文書データの章リストに存在する既存章の中からマージ先の対象となる章を決定し、さらにそのマージ先の章情報のページリストにおけるページデータ挿入位置を決定する。
次に、文書データ管理部207は、複製元で選択された部分データが複製元の文書構造において章かページかを判断する(S802)。S802で、複製元で選択された部分データが複製元の文書構造において章であると判断される場合は、文書データ管理部207は、その章に属するすべてのページデータを抽出する(S803)。また、S802で、複製元で選択された部分データが複製元の文書構造において章でないと判断される場合は、文書データ管理部207は、選択されているページデータを抽出する(S804)。
次に、文書データ管理部207は、抽出したページデータのページ情報を、S801で決定した既存章の章情報のページリストに追加する(S805)。ここで、抽出したページデータのページ情報とは、抽出したページデータへのリンク情報であるページデータリンクならびにページIDを意味する。その結果、複製元で選択した部分データが複製先の既存章のページデータにマージされる(図13の1310)。
以上の処理により、文書データの部分データの移動や複製において、カーソル位置に応じてペースト処理、すなわち文書構造に関するペースト方法と属性設定方法を自動的に切り替えることが可能となり、作業効率を向上させることが可能になる。
[実施例2]
実施例1では、文書の一部分が選択され、かつ、部分データが選択されたままマウスによってドラッグ&ドロップされる都度、ペースト方法の選択肢や属性設定方法選択肢を表示して、オペレータの入力を受け付ける例を示した。実施例2では、ドラッグ&ドロップ操作の前に、あらかじめオペレータによる、ペースト方法ならびに属性設定方法の入力を受け付け、記憶装置139に登録しておく場合の例を示す。本実施例では、さらに、文書データの部分データの複製や移動操作時に、ペースト方法および属性設定方法を区別表示する例を示す。ここでの説明は前述の実施例1の図4とほぼ同様なため、異なる部分のみを説明する。
本実施例2と実施例1との差異は、S402のペースト方法判定処理およびS403の属性設定方法判定処理にあり、その部分を図9および図10のフローチャートを用いて説明する。なお、本実施例における各処理フローは、記憶装置139に記憶されたソフトウェアプログラムがメモリユニット136にロードされ、CPU135によって実行されることで実現される。また、特に断りが無ければ、本実施例の文書処理装置は実施例1の構成と同様である。
<実施例2におけるペースト方法判定処理(S402)の詳細>
まず、本実施例における、ペースト方法判定処理(S402)の詳細を、図9のフローチャートを用いて説明する。
実施例1と同様に、S401にて文書操作管理部204が文書の部分選択およびドラッグ処理を検出したならば、文書操作管理部204は、マウス操作を検出し、選択状態を維持したままマウスによるドラッグ移動が停止したか否かを判断する(S901)。S901で、文書操作管理部204が検出したマウス操作が、ドラッグ移動の停止ではないと判断される場合は、文書操作管理部204はキャンセル指示の検出処理を行う(S902)。S902にて、文書操作管理部204がキャンセル指示を検出しなければ、文書操作管理部204によるマウス操作の検出ならびにドラッグ移動の停止の判定処理が続行される。また、文書操作管理部204がキャンセル指示を検出した場合は、文書処理制御部201は処理を図4の(1)に進めて終了する。
S901で、文書操作管理部204が検出したマウス操作がドラッグ移動の停止であると判断される場合は、カーソル管理部203は停止したカーソル位置を抽出する(S903)。次に、カーソル管理部203は、S903で抽出したカーソル位置をチェックし、カーソル位置が章判定領域内にあるのか、ページ判定領域内にあるのか、ペースト領域外にあるのかを判断する(S904)。本例では、章判定領域、ページ判定領域、ペースト領域外を実施例1と同様に定める。
S904で、カーソル管理部203が章判定領域内(図14の1404)にカーソルがあると判定した場合は、ペースト方法判定部205は、複製先の文書構造におけるペースト位置を特定する(S905)。複製先の文書構造におけるペースト位置とは、対象となる章の特定および前後のページの特定を意味する。
次に、ペースト方法判定部205は、あらかじめ取得してあるペースト方法の選択情報を記憶装置139から読み取り(S906)、複製先の文書へ部分データをペーストする際のペースト方法を判断する(S907)。本実施例の「新章を作成」および「既存章にマージ」というペースト方法は、実施例1と同様の意味であるため説明を省略する。
S908〜S910までの処理は、実施例1のS509〜S511の処理と同様であるため説明を省略する。また、S904で、カーソル管理部203がペースト領域外にカーソルがあると判定した場合の処理も、実施例1と同様であるため説明を省略する。
<実施例2における属性設定方法判定処理(S403)の詳細>
本実施例における属性設定方法判定処理(S403)の詳細を図10のフローチャートを用いて説明する。なお、S1001〜S1003までの処理および、S1012〜S1014の処理は、実施例1のS601〜S603の処理および、S607〜S609と同様であるため説明を省略する。
S1003の処理の後、属性設定方法判定部206は、あらかじめ取得してある属性設定方法の選択情報を記憶装置139から読み取り(S1004)、文章の属性の設定方法をペースト方法に応じて判断する(S1005)。S1005にて、属性設定方法判定部206が、属性設定方法として、複製元の章の章固有設定を維持すると判断した場合は、新章を作成する際に複製元の章固有設定を転写する。そのため、カーソル管理部203は、カーソル形状の表示をカーソルA(図14の1407)に変更する(S1006)。そして、文書操作管理部204は、マウス操作を検出し、検出したマウス操作がドロップ処理か否かを判断する(S1007)。S1007で、文書操作管理部204が検出したマウス操作がドロップ処理であると判断される場合は、S1012の処理に進む。
S1005にて、属性設定方法判定部206が、属性設定方法として、複製元の章の章固有設定を維持しないと判断した場合は、新章を作成する際に複製元の章固有設定は転写せず、ページデータのみを複製する。そのため、カーソル管理部203は、カーソル形状の表示をカーソルB(図14の1405)に変更する(S1008)。
S1003で、複製元の章に章固有設定が無いと判断される場合は、新章を作成する際に複製元の章固有設定は転写せず、ページデータのみを複製する。そのため、カーソル管理部203は、カーソル形状の表示をカーソルB(図14の1405)に変更する(S1008)。そして、文書操作管理部204は、マウス操作を検出し、検出したマウス操作がドロップ処理か否かを判断する(S1009)。S1009で、文書操作管理部204が検出したマウス操作がドロップ処理であると判断される場合は、S1013の処理に進む。
S1001で、「新章を作成」というペースト方法が選択されていない場合は、「既存章にマージ」というペースト方法が選択されていることを意味するため、複製元で選択した部分データを既存章にページデータとしてマージを行なう。そのため、カーソル管理部203は、カーソル形状の表示をカーソルC(図14の1409)に変更する。(S1010)。そして、文書操作管理部204は、マウス操作を検出し、検出したマウス操作がドロップ処理か否かを判断する(S1011)。S1011で、文書操作管理部204が検出したマウス操作がドロップ処理であると判断される場合は、S1014の処理に進む。
S1007、S1009、S1011で、文書操作管理部204が検出したマウス操作がドロップ処理ではないと判断される場合は、カーソル管理部203は、カーソル形状の表示を初期状態(図14の1411)に変更する(S1015)。次に、文書操作管理部204がキャンセル指示の検出処理を行う(S1016)。S1016にて、文書操作管理部204がキャンセル指示を検出しなければ、文書処理制御部201は処理を図9の(2)に進めて、文書操作管理部(204)によるマウス操作の検出ならびにドラッグ移動の停止の判定処理(S901)に戻る。また、S1016にて、文書操作管理部204がキャンセル指示を検出した場合は、文書処理制御部201は処理を図4の(1)に進めて終了する。
以上の処理により、文書データの部分データの複製や移動の操作の前に、あらかじめオペレータがペースト方法ならびに属性設定方法を選択しておいた場合においても、カーソル位置に応じてペースト処理を自動的に切り替えることが可能となる。さらに、オペレータがペースト位置をUI上で選択した時に、文書データの部分データの複製や移動におけるペースト方法および属性設定方法をカーソルの形状にて区別表示するため、オペレータの誤操作を低減することが可能となる。
[実施例3]
実施例1や2では、カーソル位置判定において、章配置判定領域を文書構造における章の境界の位置とした場合の例を示した。そのため、新章を作成してペーストする際に既存章の文書構造に変更は生じなかった。実施例3では、カーソル位置判定において、既存章を分割して、その分割した章の間に新章を作成してペーストする場合の例を示す。実施例1の図4、ならびに、実施例2の図9については、ほぼ同様なため、異なる部分のみを説明する。
実施例3と実施例2との差異は、S403の属性設定方法判定処理にあり、その部分を図10および図11のフローチャートを用いて説明する。なお、本実施例における各処理フローは、記憶装置139に記憶されたソフトウェアプログラムがメモリユニット136にロードされ、CPU135によって実行されることで実現される。また、特に断りが無ければ、本実施例の文書処理装置は実施例2の構成と同様である。
<実施例3における属性設定方法判定処理(S403)の詳細>
まず、本実施例における属性設定方法判定処理(S403)の詳細を図11のフローチャートを用いて説明する。実施例2との差異は、S1108〜S1109、および、S1112〜S1113である。その他の処理は、実施例2の図10の処理と同様であるため説明を省略する。
S1107で、文書操作管理部204が検出したマウス操作がドロップ処理であると判断される場合は、文書処理制御部201は既存章の分割が必要か否かを、図9のS904にて特定したペースト位置を用いて判断する(S1108)。また、S1111で、文書操作管理部204が検出したマウス操作がドロップ処理であると判断される場合も同様に、文書処理制御部201は既存章の分割が必要か否かを、図9のS904にて特定したペースト位置を用いて判断する(S1112)。
図15に、本実施例における領域設定の例を示す。本例では、章判定領域を1503、ページ判定領域を1505、それ以外の領域をペースト領域外1504のように定める。例えば、図15の1506のカーソル位置の場合、図9にて、ペースト方法判定結果が「新章を作成」、ペースト位置が章の端部、すなわち章の先頭ページ(図3の301)や章の最後のページ(図3の302)よりも内側にあると判定されている。その結果、文書処理制御部201は、章分割が必要と判定する。また、例えば、図15の1508のカーソル位置の場合、図9にて、ペースト方法判定結果が「新章を作成」、ペースト位置が章の端部、すなわち章の先頭ページ(図3の301)や章の最後のページ(図3の302)よりも外側にあると判定されている。その結果、文書処理制御部201は、章分割が不要と判定する。また、例えば、図15の1510のカーソル位置の場合、図9にて、ペースト方法判定結果が「既存章にマージ」と判定されている。その結果、文書処理制御部201は、その既存章の分割の判定自体が不要なため、判定を行わない。
S1108で、既存章の分割が必要と判定した場合は、既存章分割処理を行う(S1109)。また、S1112で、既存章の分割が必要と判定した場合も同様に、既存章分割処理を行う(S1113)。なお、既存章分割処理(S1109およびS1113)の詳細については、図12のフローチャートを用いて後述する。
<実施例3における既存章分割処理(S1109およびS1113)の詳細>
本実施例における既存章分割処理(S1109およびS1113)の詳細を図12のフローチャートを用いて説明する。
まず、文書データ管理部207は、分割対象となる複製先の既存章から、既存章の設定情報を記憶装置139に一時退避する(S1201)。次に、文書データ管理部207は、分割対象となる複製先の既存章(図15の1512)の先頭ページからペースト位置の前のページまでをグループとした分割章A(図15の1513)を形成する(S1202)。次に、文書データ管理部207は、分割対象となる複製先の既存章のペースト位置の次のページから最後のページまでをグループとした分割章B(図15の1515)を形成する(S1203)。
次に、文書データ管理部207は分割対象となる複製先の既存章の章属性の章固有設定フラグを取得し、章固有設定の有無を判断する(S1204)。S1204で、分割対象となる複製先の既存章に章固有設定が無いと判断される場合は、文書データ管理部207は、分割章Aと分割章Bの章属性の各設定項目にNULLをセットする(S1205)。そして、それぞれの章属性の章固有設定フラグをOFF(章固有設定無し)にする(S1206)。また、S1204で、章固有設定が有ると判断される場合は、文書データ管理部207は、分割章Aと分割章Bに既存章の章属性を転写し(S1207)、各分割章の章属性の章固有設定フラグをON(章固有設定有り)にする(S1208)。S1206およびS1208の処理の後、文書データ管理部207は記憶装置139に一時退避しておいた既存章の設定情報を削除する(S1209)。
以上の処理により、カーソル位置判定において、章判定領域を変更し、既存章を分割して、その分割した章の間に新章を作成してペーストすることも可能になるため、より多彩なペースト方法の選択が可能となり、さらなる作業効率の向上が可能になる。
[その他の実施例]
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 複製先の文書データの文書構造をツリー構造で表示する表示手段と、
    製元の文書データをペーストする際のペースト位置が、前記表示手段で表示されている前記複製先の文書データのツリー構造において設定された章判定領域内であるかページ判定領域内であるかを特定し、当該特定したペースト位置に応じてペースト方法を判定するペースト方法判定手段と、
    前記複製元の文書データをペーストする際の属性の設定方法を、前記ペースト方法判定手段で判定したペースト方法に応じて判定する属性設定方法判定手段と、
    前記ペースト方法判定手段で判定されたペースト方法と、前記属性設定方法判定手段で判定された属性の設定方法とにしたがって、前記複製元の文書データを前記複製先の文書データにペーストするペースト処理手段と、
    を有し、
    前記ペースト方法判定手段は、前記ペースト位置が、前記表示手段で表示されている前記複製先の文書データのツリー構造において設定された章判定領域内であるかページ判定領域内であるかを特定し、前記ペースト位置が前記章判定領域内であると特定した場合は、更に、新章を作成して当該作成した新章に前記複製元の文書データをペーストするか、前記複製先の文書データの既存章にマージして前記複製元の文書データをペーストするかを判定し、前記ペースト位置が前記ページ判定領域内であると特定した場合は、前記複製先の文書データの既存章にマージして前記複製元の文書データをペーストすると判定することを特徴とする文書処理装置。
  2. 前記ペースト方法判定手段は、前記ペースト位置が前記章判定領域内であると特定した場合、更に、新章を作成して当該作成した新章に前記複製元の文書データをペーストするか、前記複製先の文書データの既存章にマージして前記複製元の文書データをペーストするかをオペレータに問い合わせることにより判定することを特徴とする請求項に記載の文書処理装置。
  3. 前記ペースト方法判定手段は、前記ペースト位置が前記章判定領域内であると特定した場合、更に、新章を作成して当該作成した新章に前記複製元の文書データをペーストするか、前記複製先の文書データの既存章にマージして前記複製元の文書データをペーストするかを予め設定された選択肢に基づいて判定することを特徴とする請求項に記載の文書処理装置。
  4. 前記ペースト方法判定手段および前記属性設定方法判定手段が、前記予め設定された選択肢に基づいて判定を行う場合に、前記ペースト位置に応じて前記複製元の文書データのペースト方法と属性の設定方法を区別表示することを特徴とする請求項に記載の文書処理装置。
  5. 前記ペースト方法判定手段は、前記ペースト位置が前記章判定領域内であると特定した場合、更に、前記ペースト位置に応じて前記複製先の文書データの既存章の分割が必要か否かを判定し、必要であると判定した場合は、前記既存章を分割して、当該分割した既存章の間に新章を作成して当該作成した新章に前記複製元の文書データをペーストすると判定することを特徴とする請求項に記載の文書処理装置。
  6. 複製先の文書データの文書構造をツリー構造で表示するステップと、
    前記表示された前記複製先の文書データのツリー構造において、複製元の文書データをペーストする際のペースト位置を特定し、当該特定したペースト位置に応じてペースト方法を判定するペースト方法判定ステップと、
    前記複製元の文書データをペーストする際の属性の設定方法を、前記判定したペースト方法に応じて判定するステップと、
    前記判定されたペースト方法前記判定された属性設定方法とにしたがって、前記複製元の文書データを前記複製先の文書データにペーストするステップと
    を有し、
    前記ペースト方法判定ステップでは、前記ペースト位置が、前記表示されている前記複製先の文書データのツリー構造において設定された章判定領域内であるかページ判定領域内であるかを特定し、前記ペースト位置が前記章判定領域内であると特定した場合は、更に、新章を作成して当該作成した新章に前記複製元の文書データをペーストするか、前記複製先の文書データの既存章にマージして前記複製元の文書データをペーストするかを判定し、前記ペースト位置が前記ページ判定領域内であると特定した場合は、前記複製先の文書データの既存章にマージして前記複製元の文書データをペーストすると判定することを特徴とする文書処理方法。
  7. コンピュータを、請求項1〜のいずれか1項に記載の文書処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項に記載のプログラムを記憶する、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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