JP2010165201A - レイアウト装置、レイアウト方法、及びレイアウトプログラム - Google Patents

レイアウト装置、レイアウト方法、及びレイアウトプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010165201A
JP2010165201A JP2009007270A JP2009007270A JP2010165201A JP 2010165201 A JP2010165201 A JP 2010165201A JP 2009007270 A JP2009007270 A JP 2009007270A JP 2009007270 A JP2009007270 A JP 2009007270A JP 2010165201 A JP2010165201 A JP 2010165201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objects
document data
deleted
document
deletion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009007270A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Hosotsubo
利彦 細坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009007270A priority Critical patent/JP2010165201A/ja
Priority to US12/685,584 priority patent/US20100185944A1/en
Publication of JP2010165201A publication Critical patent/JP2010165201A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】文書から削除したコンテンツを文書の元の削除位置に削除前の前後のコンテンツとの関係を回復しながら戻す。
【解決手段】オブジェクト削除部1は、複数のオブジェクトが配置された文書データから1つ以上のオブジェクトを削除する。オブジェクト保持部2は、オブジェクト削除部1によって削除されたオブジェクトを保持する。文書データ編集部3は、前記文書データを編集する。領域検出部4は、編集処理後の前記文書データ中に余剰な領域が存在しているか否かを検出する。オブジェクト検出部5は、オブジェクト保持部2内に領域検出部4が検出した文書データの余剰領域に配置可能なオブジェクトがあるか否かを検出する。オブジェクト配置部6は、オブジェクト検出部5によって検出されたオブジェクトを前記文書データ中に再配置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷する用紙の枚数を減らすために、文書中の文字列や画像などのデータを削除し、文書のページ数を減らした後、再びその文字列や画像などのデータを文書に戻すことを可能にしたレイアウト装置及びレイアウト方法に関する。
文書を、A4などの特定サイズの用紙1枚につき2ページなどの面付けした後、必要な用紙枚数を減らすため、面付けしたページ数を減らすよう文書中の文字列や画像などのデータを削除することがある。そして、このとき削除した文字列や画像などのデータを元の文書に戻すことを可能した技術が提案されている(たとえば、特許文献1を参照。)。
特許文献1に開示された技術では、まず、レイアウト枠が削除され、文書中の位置への対応づけが解除されたコンテンツを未対応コンテンツとして未対応コンテンツリストに登録する。そして、未対応コンテンツが文書中の新たなレイアウト枠に割り付けられた場合、その未対応コンテンツを未対応コンテンツリストから削除する。さらに、未対応コンテンツリストで、未対応コンテンツが生成されたページ位置、すなわちコンテンツが削除されたページ位置の情報でコンテンツを分類し、管理することもできる。
特開2000−227914号公報
しかしながら、前記従来技術では、未対応コンテンツを文書の元の削除位置に戻すことは容易ではない。なぜならば、文書の余白が少なく戻すべきコンテンツのサイズがその余白に収まらない可能性があるためである。よって、ユーザは、文書の余白のサイズと戻すべきコンテンツのサイズの両者を考慮しながら、どのコンテンツを戻すかを判断しなければならなかった。
本発明は上述した従来技術による問題点を解消するため、容易にコンテンツを運所に戻すことが可能となるレイアウト装置及びレイアウト方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は以下に示すような特徴を備えている。
本発明にかかるレイアウト装置は、複数のオブジェクトが配置された文書データから、少なくとも1つのオブジェクトを削除するオブジェクト削除手段と、前記オブジェクト削除手段によって削除されたオブジェクトを保持するオブジェクト保持手段と、前記文書データを編集する文書データ編集手段と、編集処理後の前記文書データ中に余剰な領域が存在しているか否かを検出する領域検出手段と、前記領域検出手段が編集処理後の前記文書データ中に少なくとも1つの前記削除されたオブジェクトを配置可能な領域が存在していることを検出した際に、前記保持手段に保持されたオブジェクトから当該領域に配置できるオブジェクトを検出するオブジェクト検出手段と、前記オブジェクト検出手段によって検出されたオブジェクトを前記文書データ中に配置するオブジェクト配置手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、文書データ中にコンテンツを収めることができる必要領域があるか否かの判断をユーザーの関与を必要とせずに行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
(レイアウト装置のハードウェア構成)
図1は、本発明にかかるレイアウト装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、本発明のレイアウト装置を構成する本体101は、入出力インターフェース143を介してキーボード132や、マウス133のようなポインティングデバイス等の入力装置を接続している。また、出力装置としてのビデオディスプレイ144を、ビデオインターフェース137を介して接続している。さらに、状況に応じてプリンタ145を含む出力装置を、入出力インターフェース138を介して接続することも可能である。入出力インターフェース138は、本体101をネットワーク107へ接続することもできる。これにより、ネットワーク107を介して本体101を他のコンピュータ装置に接続することができる。ネットワーク107の典型例としては、ローカルエリアネットワーク(LAN)や、ワイドエリアネットワーク(WAN)などがある。
また、本体101は、本体101全体の制御を司る少なくとも1つのプロセッサーユニット(CPU)135、たとえば半導体のランダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリーメモリ(ROM)から構成されるメモリユニット136を含んでいる。記憶装置139は、プログラム等を格納するコンピュータ可読媒体との間でデータのやり取りが可能なハードディスクドライブ140やフロッピー(登録商標)ディスクドライブ141を含んでいる。図示していないが、磁気テープドライブなどもまた使用される可能性がある。CD−ROMドライブ142は、不揮発性のデータソースとして提供される。
本体101は、LINUX(登録商標)やマイクロソフトウィンドウズ(登録商標)のようなオペレーティングシステムに従い、相互接続バス134を介して通信を行うコンポーネントを利用する。あるいは、当該技術分野で周知のコンピュータシステムの常套的なオペレーションモードによる方法によって、相互接続バス134を介して通信を行う入出力インターフェース138を利用する。すなわち、各コンポーネントは、相互接続バス134を介して通信可能に接続されており、レイアウト装置の本体101にインストールされているオペレーティングシステムにより利用される。
本発明のレイアウト方法を実現するソフトウェアは、たとえば上記に記述されるような記憶装置139を含むコンピュータの可読媒体に格納される。ソフトウェアは、コンピュータの可読媒体から本体101へロードされ、本体101のCPU135によって実行される。本体101で、利用者がコンピュータプログラム製品を使用することにより、ドキュメントのレイアウト編集に有利な装置として作動させることができる。よって、本願において後述するフローチャートは、CPU135がソフトウェアを読み出して実行することで実現される。
〔第1の実施形態〕
(レイアウト装置の機能的構成)
図2は、第1の実施形態にかかるレイアウト装置の機能的構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかるレイアウト装置は、オブジェクト削除部1と、オブジェクト保持部2と、文書データ編集部3と、領域検出部4と、オブジェクト検出部5と、オブジェクト配置部6と、とを備えている。また、このレイアウト装置は、入力部7と、表示部8と、記憶部9と、印刷部10と、通信部11と、を備えている。
オブジェクト削除部1は、複数のオブジェクトが配置された文書データから、1つ以上のオブジェクトを削除する。オブジェクト保持部2は、オブジェクト削除部1によって削除されたオブジェクトを保持する。このときオブジェクト保持部2は、削除されたオブジェクトと当該オブジェクトが配置されていた位置の近傍にあった他のオブジェクトとの関係情報(位置情報)も、前記削除されたオブジェクトと共に保持する。文書データ編集部3は、前記文書データを編集する。領域検出部4は、編集処理後の前記文書データ中に余剰な領域が存在しているか否かを検出する。そして、余剰領域が存在する場合にはその余剰領域のレイアウト空間(オブジェクトが配置されていない空白領域)を計算する。オブジェクト検出部5は、オブジェクト保持部2内に領域検出部4が検出した文書データの余剰領域に配置可能なオブジェクトがあるか否かを検出する。オブジェクト配置部6は、オブジェクト検出部5によって検出されたオブジェクトを前記文書データ中に再配置する。とくに、このときオブジェクト配置部6は、オブジェクト保持部2が保持する前記関係情報を参照して、前記文書データの適切な位置に当該オブジェクトを配置する。なお、これらの機能は、図1に示したプロセッサーユニット(CPU)135やメモリユニット136などで実現できる。
また、入力部7は、レイアウト装置に対する各種情報や命令などの入力処理を行う。この入力部は、図1に示した入出力インターフェース143、キーボード132、マウス133などによって実現できる。表示部8は、各種情報を表示する。この表示部8は、図1に示したプロセッサーユニット135、ビデオインターフェース137、ビデオディスプレイ144などにより実現できる。なお、入力部7および表示部8によりユーザーインターフェースを構成することができる。記憶部9は、各種アプリケーションソフトやデータなどを記憶する。この記憶部9は、図1に示した記憶装置139などで実現できる。印刷部10は、文書データの印刷出力を実行する。この印刷部10は、図1に示した入出力インターフェース138およびプリンタ145で実現できる。通信部11は、レイアウト装置外部との通信を制御する。この通信部11は、図1に示した入出力インターフェース138で実現できる。
(レイアウト装置の処理)
以下、第1の実施形態にかかるレイアウト装置の処理について詳細に説明する。まず、文書データからオブジェクトを削除する処理について説明する。図3は、本実施形態にかかるレイアウト装置におけるオブジェクト削除処理の手順を示すフローチャートである。
図3に示すフローチャートにおいて、まず、オブジェクト削除部1は、ユーザーによって文書データ中のオブジェクトを削除することが指示されたか否かを判断する(ステップS301)。ここで、オブジェクトを削除することが決定された場合(ステップS301:Yes)は、ステップS302へ進む。一方、オブジェクトを削除しないことが決定された場合(ステップS301:No)は、再度ステップS301へ戻る。
図4は、表示部8に表示される初期画面の一例を示す図である。この画面201は、文書ファイルを開くなどのコマンドを実行するメニュー202と、文書の表示モードを選択する表示モード選択リストボックス203を有する。また、文書208を表示するための文書表示領域206を有している。「文書」は本実施形態では、1つ以上の「章」で構成される。各「章」は、文書に取り込んだファイルごとに作成される。各章には、章の名前をつけることができる。各章は1つ以上の「ページ」で構成される。各「ページ」は、文書に取り込んだファイルのアプリケーションデータの1ページに相当する。また、ツリービュー204には、「文書」−「章」−「ページ」の構成が表示される。
また、文書208は、2つの章で構成される。第1章は、4つのページが存在し、第2章には、2つのページが存在する。すなわち、文書208は総計6つのページで構成されている。また、文書208は、印刷用紙1枚につき2ページが配置されており、前記6つのページが3枚の用紙に配置されている。また、復活待ちリスト205には削除したオブジェクトのアイコンが表示される。また、マウスポインタ207は、ボタンの押下やオブジェクトの選択などを行うためのものであり、マウスなどによって構成される入力部7よって操作される。
図5は、文書データから削除するオブジェクトを選択する際に表示部8に表示される画面の一例を示す図である。ユーザーが、入力部7の処理によって文書内のテキストブロック、イメージブロックなどのオブジェクトを選択した際、選択されたオブジェクト401がハイライト表示される。その状態でマウスの右クリックなどにより、コンテキストメニュー402を呼び出し、オブジェクト(データブロック)の削除を選択すれば削除対象オブジェクトの選択は終了する。
図3に戻り、ステップS301においてオブジェクトを削除することが決定された場合(ステップS301:Yes)は、表示部8は、削除選択されたオブジェクト401をハイライトさせる(ステップS302)。続いて、表示部8は、削除選択されたオブジェクトの近傍に位置する他のオブジェクトをハイライトさせる(ステップS303)。ここで、削除選択されたオブジェクトの近傍に位置する他のオブジェクトとは、たとえば図5においては、選択されたオブジェクト401の前に位置するオブジェクト403および後に位置するオブジェクト404のことを指す。次に、オブジェクト削除部1が、削除選択されたオブジェクト401を文書208から削除する(ステップS304)。ここで、削除されるオブジェクトは、当該オブジェクトが配置されていた位置の近傍にあった他のオブジェクトとの関係情報(相対的な位置情報)とともにオブジェクト保持部2に格納される。
図6は、オブジェクト保持部2に格納されるオブジェクトのデータ形式を示す概念図である。オブジェクトID501は、削除選択されたオブジェクトのIDを表している。このオブジェクトID501は、一意に設定され、オブジェクト保持部2に格納される際にオブジェクト削除部1によって決定される。データブロック502は、文書208から削除したオブジェクトのデータである。
前のオブジェクト503は、オブジェクト保持部2に格納するオブジェクト(削除したオブジェクト401)の一つ前のID(オブジェクトID−1)を持つオブジェクトからのオフセット(x,y)を示すデータである。オフセット値は、文書208の最初のページの印刷領域の左上隅を基準点とし、縦方向すなわちページの印刷領域を縦に繋げた際の最終ページ方向をy,横方向をxとする座標系を用いて、オブジェクト削除部1によって計算される。「オブジェクトID−1」のオブジェクトの左上隅の座標点にオフセット値を加算することにより、「オブジェクトID」のオブジェクトの左上隅の座標点が決定される。一つ前のID(オブジェクトID−1)を持たないオブジェクトの場合、すなわち文書208で最初のIDを持つオブジェクトの場合、文書208の最初のページの用紙左上隅の基準点からのオフセット値が設定される。
後のオブジェクト504は、オブジェクト保持部2に格納するオブジェクト(削除したオブジェクト401)の一つ後ろのID(オブジェクトID+1)を持つオブジェクトからのオフセット(x,y)を示すデータである。「オブジェクトID+1」のオブジェクトの左上隅の座標点にオフセット値を減算することにより、「オブジェクトID」のオブジェクトの左上隅の座標点が同じく決定される。
再度、図3に戻り、文書データ編集部3が、文書208を編集する(S305)。ここで行われる編集は、オブジェクトが削除された後の文書データのレイアウト変更である。具体的には、削除したオブジェクトが存在した位置のオブジェクトサイズ分の空白を詰めるよう、後方向のオブジェクトすべてを最初のページ方向すなわち前記座標系における−y方向にずらすことによって行う。
図7は、文書からオブジェクト401を削除した後に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。削除したオブジェクト401のアイコンは、復活待ちリスト205に登録されている。また、削除されたオブジェクト401の後にあったオブジェクト404以降のオブジェクト群は、オブジェクト401を削除することにより生じた空白を埋めるよう、前に移動されている(詰められている)。なお、本実施形態では削除したオブジェクトのデータは、後続するオブジェクトデータとの間に存在する空白のデータを含めて登録されることとする。また、オブジェクトデータ間に存在する空白のデータを一つのコンテンツ(空白コンテンツ)として削除選択し、登録することができるようにしてもよい。
図8は、図3のフローチャートに従い、さらにいくつかのオブジェクトを文書208から削除した結果を示す画面201の一例を示す図である。ここでは、複数のオブジェクトが削除された結果、文書208の印刷に必要な用紙が1枚削減されている。文書208は、総計4つのページで構成され、2枚の用紙に面付けされている。新たにオブジェクト701〜704のオブジェクトが、削除オブジェクトのデータとして復活待ちリスト205に登録されている。
図9は、文書208に新たなアプリケーションデータを取り込む際に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。入力部7を構成するマウスの右クリックなどにより、コンテキストメニュー801を呼び出し、記憶部9などに存在するファイルからアプリケーションデータを取り込むことができる。
図10は、図9に示した新たなアプリケーションデータを取り込んだ後の表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。文書208は、現在、総計3つの章、7つのページで構成され、4枚の用紙に面付けされている。つまり、新たなアプリケーションデータが取り込まれた結果、印刷に必要な用紙が2枚増加している。さらに、印刷用紙の4枚目の右ページは、オブジェクトが存在しない空きページとなっており、新たなオブジェクトが割り付け可能となっていることが分かる。
次に、まず、文書データに削除したオブジェクトを再配置する処理について説明する。図11は、本実施形態にかかるレイアウト装置におけるオブジェクト再配置処理の手順を示すフローチャートである。
図11に示すフローチャートにおいて、まず、領域検出部4が文書データ中に余剰な領域が存在しているか否かを検出する(ステップS1001)。この処理は、文書のページ数が増加した場合に実行される。ここで、文書データ中に余剰な領域が存在していない場合(ステップS1001:No)は、再度ステップS1001に戻る。
一方、ステップS1001において文書データ中に余剰な領域が存在している場合(ステップS1001:Yes)は、領域検出部4がその余剰領域のレイアウト空間(空白領域)を計算する(ステップS1002)。ここでは、縦方向すなわち前記座標系におけるy軸方向の空きレイアウト空間を計算する。空きレイアウト空間は、本実施形態では、ページ幅一杯の矩形がレイアウト可能な空間(空白領域)とする。
次に、オブジェクト検出部5が、オブジェクト保持部2内に領域検出部4が検出した余剰領域に配置可能なオブジェクトがあるか否かを検出する(ステップS1003)。ここで、前記余剰領域に配置可能なオブジェクトがない場合(ステップS1003:No)は、処理終了する。
一方、ステップS1003において前記余剰領域に配置可能なオブジェクトがある場合(ステップS1003:Yes)は、表示部8が配置可能なオブジェクトをリストアップする(ステップS1004)。配置可能なオブジェクトが複数あれば、そのすべてをリストアップする。オブジェクト保持部2に格納されているすべてのオブジェクトのアイコンは、画面201の復活待ちリスト205に表示されている。したがって、このステップS1004では、前記余剰領域に配置可能なオブジェクトのアイコンをハイライトすることによってリストアップする。
図12は、配置可能なオブジェクトがリストアップされた際の表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。図12では、オブジェクト検出部5が、登録されているすべてのオブジェクトが文書208に戻すことができる対象であると判断した例を示している。このため、表示部8は、登録されているすべてのオブジェクト401,701〜704が文書208の余剰領域内に収まる。そのため、これらのオブジェクトを文書208に戻すことができることを示すために、表示部8は、復活待ちリスト205内でこれらのオブジェクトをハイライト表示している。また、データブロック復活ダイアログ1101は、オブジェクトを選択し文書208に戻すことを指示するためのダイアログである。チェックボックス1102〜1106は、文書208に戻すオブジェクトを選択するである。実行ボタン1107は、チェックボックス1102〜1106で選択されたオブジェクトを文書208に戻すことを指示するためのものである。キャンセルボタン1108は、オブジェクトを文書208に1つも戻さないことを指示するためのものである。
図11に戻り、オブジェクト配置部6は、ユーザーによってリストアップされたオブジェクトが選択されたか否かを判断する(ステップS1005)。ここで、リストアップされたオブジェクトが選択されていない場合(ステップS1005:No)は、処理を終了する。具体的には、図12に示したデータブロック復活ダイアログ1101でキャンセルボタン1108を押下する。
一方、ステップS1005においてリストアップされたオブジェクトが選択された場合(ステップS1005:Yes)は、オブジェクト配置部6が選択されたオブジェクトが複数か否かを判定する(ステップS1006)。具体的には、データブロック復活ダイアログ1101で実行ボタン1107が押下された際、オブジェクト配置部6がデータブロック復活ダイアログ1101のチェックボックス1102〜1106で選択されたデータが複数であるか否かを判定する。
ステップS1006において選択されたオブジェクトが単数である場合(ステップS1006:No)は、オブジェクト配置部6が、リストアップされたオブジェクトを文書208に戻す(ステップS1009)。
ここで、オブジェクト配置部6が当該オブジェクトを文書208に戻す際、オブジェクト保持部2に格納されている削除オブジェクトの前後のオブジェクトのIDとその各オブジェクトからの相対位置の情報を元に文書に戻す。具体的には、オブジェクト401を文書208に戻す際、オブジェクト配置部6が、そのオブジェクト401のオブジェクトID501を元に、「ID−1」のIDを持つオブジェクト403を文書208内で探す。オブジェクト配置部6は、「ID−1」のIDを持つオブジェクト403からのオフセット(x,y)のデータ(前のオブジェクト503)を元にオブジェクト401を配置する左上隅の座標点を決定する。オブジェクト配置部6は、決定した左上隅の座標点の位置にオブジェクト401のデータブロック502を配置する。
ところで、「ID−1」のIDを持つオブジェクトが文書208内に存在しない場合、オブジェクト配置部6は、さらに−1のIDを持つオブジェクトすなわち「ID−2」のオブジェクトを探す。オブジェクト配置部6は、文書208内から、削除時に、前記座標系における−y方向の最も近くに存在していたオブジェクトを見つけることができない場合、前記座標系の基準点を「ID−1」のIDを持つオブジェクトの左上隅の座標点として用いる。
そして、文書データ編集部3が文書208の再編集を行う(ステップS1010)。ここでは、文書データ編集部3は、「ID−1」のIDを持つオブジェクト403の後の位置すなわち前記座標系における+y方向に配置されていたオブジェクト群をオブジェクト401の後の位置に配置する。その際、文書データ編集部3は、当該オブジェクト群の先頭のオブジェクト404の左上隅の座標点を「ID+1」のIDを持つオブジェクト404からのオフセット(x,y)のデータ(後のオブジェクト504)を元に決定する。
図13は、削除されたオブジェクト401を文書208に戻した際の表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。オブジェクト401は、削除前とは異なるページ、異なる位置に戻されている。しかし、削除前と同様、オブジェクト401は、オブジェクト403とオブジェクト404との間に戻されていることが分かる。
また、図14は、図11のフローチャートの処理が終了した後、文書208にレイアウト可能な空間がさらに残っている場合に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。領域検出部4が文書208にレイアウト可能な空間がさらに残っていることを検出した場合、表示部8は復活の継続ダイアログ1301を表示する。復活の継続ダイアログ1301内には、復活の継続を指示する「OK」ボタン1302と、復活の継続をキャンセルする「キャンセル」ボタン1303がある。復活の継続ダイアログ1301において、「OK」ボタン1302が押下された際、新たに図11のフローチャートの処理が実行される。
一方、図15は、図11のフローチャートの処理が終了した後、文書208にレイアウト可能な空間が十分残っていない場合に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。たとえば、領域検出部4が、復活待ちのオブジェクトをすべて戻すことができる余剰領域(空きレイアウト空間)が文書208に十分存在しないと判断した場合、表示部8は復活待ちリスト205に登録されているすべてのオブジェクトをハイライトしない。ここでは、オブジェクト704のみがハイライト表示されない。すなわち、復活待ちリスト205に登録されているすべてのオブジェクトのうち、オブジェクト704以外のみを文書208に戻すことが可能であることを示している。このような場合、表示部8は、データブロック復活ダイアログ1401でオブジェクト704を復活選択するためのチェックボックスを用意しない。図15において、データブロック復活ダイアログ1401では、復活待ちオブジェクト701〜703を文書208に戻すことをそれぞれ指示するチェックボックス1402〜1404がチェックされている。そして、図15に示した例では、実行ボタン1107が押下されることで、オブジェクト配置部6が復活待ちオブジェクト701〜703を文書208に戻す指示を受け付ける。
再度図11に戻る。ステップS1006において選択されたオブジェクトが複数である場合(ステップS1006:Yes)は、オブジェクト配置部6は、選択されたオブジェクトすべてを文書208に戻すことが可能かどうかを判断する(S1007)。この処理は、オブジェクト配置部6がステップS1002での計算結果をもとに実行する。ここで、選択されたオブジェクトすべてを文書208に戻すことが可能な場合(S1007:Yes)は、ステップS1009へ進む。これ以降の処理は前述の通りである。
一方、ステップS1007において選択されたオブジェクトすべてを文書208に戻すことが不可能な場合(S1007:No)は、表示部8はオブジェクトの選択数を減らすことを要求する旨の表示を行う(ステップS1008)。この後、ステップS1005へ移行する。
図16は、ステップS1008の処理によって表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。ステップS1008では、選択数過多のダイアログ1501が表示される。選択数過多のダイアログ1501の中には「OK」ボタン1502がある。「OK」ボタン1502が押下された際、表示部8はデータブロック復活ダイアログ1401(図15参照)を表示し、オブジェクトの再選択を促す。
次に、復活待ちオブジェクトのグループ化の例を示す。単体のオブジェクトを文書に戻した場合、当該オブジェクトを戻す文書のコンテンツ次第で、当該オブジェクトがその文書の中で意味的に浮いてしまうことがある。そこで、次に示すようなグループ化を行い、意味的にまとまりのあるオブジェクトを1つにまとめておくことにより、そのような問題を避けることができる。
図17は、削除オブジェクトのグループ化を指示する際に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。復活待ちリスト205において、入力部7を構成するマウスやキーボードの操作により、復活待ちリスト205内でオブジェクトを1つ以上選択し、その状態でマウスの右クリックなどにより、コンテキストメニュー1601を呼び出す。コンテキストメニュー1601でグループ化を選択した際、たとえばオブジェクト検出部5などが選択された1つ以上の復活待ちオブジェクトを所定の項目ごとにグループ化する。この処理は、たとえば図11に示したフローチャートではステップS1004の処理とともに行うとよい。このようにすることで、グループ化された復活待ちオブジェクト群を、図11のフローチャートのステップS1006において、1つの復活待ちオブジェクトとして扱うことができる。また、図11のフローチャートのステップS1009〜ステップS1010の処理においては、オブジェクト配置部6がグループ化を解除した後、すなわち個別化した後、ステップS1009〜ステップS1010処理対象となる。このようなグループ化を取り入れることで、意味的に関連のあるオブジェクトをひとまとめに復活させることが容易にできる。
図11に示した処理では、ステップS1001で新たなレイアウト空間ができる状況として、図9に示したような文書に新たなアプリケーションデータを取り込んだ際の状況を述べた。しかしながら、新たなレイアウト空間ができる例は、これにとどまらない。他の例として、印刷設定の変更が挙げられる。たとえば、印刷用紙1枚につき2ページの面付けが行われている6ページの文書を両面印刷の設定に変更した場合、面付け可能なページは2ページ増える。この場合、2ページ分の新たなレイアウト空間ができたことになる。
上述した従来技術では、未対応コンテンツが割り当てられていたレイアウト枠の削除時のページ位置の情報で未対応コンテンツを分類し、当該ページの文書編集の際に優先的に選択することができるのみである。問題なのは元のレイアウト枠に関する情報が残っていないことである。したがって、削除前の前後のコンテンツとの関係を回復するよう未対応コンテンツを文書に戻すためには、ユーザーが記憶を頼りにレイアウト枠を再配置するしかない。さらに、削除前の前後のコンテンツが別のページにフローしてしまった場合、削除時のページ位置の情報を頼りに、未対応コンテンツを文書の元の削除位置に削除前の前後のコンテンツとの関係を回復しながら戻すことはできないという致命的な欠点がある。
これに対し、本実施形態によれば、文書データのコンテンツを削除した際の前後のコンテンツを記憶し、その前後のコンテンツが現存する文書中の位置に削除したコンテンツを再度戻すことができる。したがって、ページを跨って大きく文書のレイアウトが変更されていても、いったん削除したコンテンツを元に戻した際に、違和感のないコンテンツのつながりを再現することができる。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態では、新たなレイアウト空間ができた際、文書に戻すことができるオブジェクトを復活待ちリストからリストアップし、選択されたものを文書に戻すようにした。しかしながら、新たなレイアウト空間ができた際に真っ先に文書に元に戻したい復活待ちオブジェクトがあっても、新たなレイアウト空間ができリストアップがなされるまで、ユーザーは復活待ちオブジェクトを記憶しておく必要があった。そこで、本実施形態では、オブジェクトを再配置する際に、ユーザーの直接的な関与を要せず、あらかじめ規定されている優先度に基づいたオブジェクトの復活を行うようにした。
(レイアウト装置の機能的構成)
図18は、第2の実施形態にかかるレイアウト装置の機能的構成を示すブロック図である。本実施形態にかかるレイアウト装置は、第1の実施形態におけるレイアウト装置の機能的構成に加え、優先度設定部21を備えている。
この優先度設定部21は、削除された各オブジェクトに対してオブジェクト削除部1が削除した順に優先度を設定する。優先度が設定されたオブジェクトは当該優先度を反させた形式でオブジェクト保持部2に格納される。オブジェクト検出部5は、オブジェクト保持部2が保持するオブジェクトを設定されている優先度順に検出する。
図19は、文書からオブジェクト401を削除した後に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。復活待ちリスト205に表示されるオブジェクトのアイコンは、その優先度を反映させた順に表示される。ここでは、オブジェクト401,701,703,702,704の順に、優先度が設定されている例を示している。オブジェクト401,701,703,702,704のアイコンにはそれぞれの優先度を示す優先度ラベル1701〜1705が付与されている。なお、優先度ラベルの値の数値が低ければ、優先度が高いことを示す。
また、各オブジェクトの優先度は、入力部7を構成するマウスにより復活待ちリスト205に表示されている各オブジェクトのアイコンをドラッグ&ドロップすることにより、変更可能である。たとえば、図19において優先度が全体の2番目(Pri.002)であるオブジェクト701の優先度を1番目にしたい場合、オブジェクト701のアイコンをマウスにより、オブジェクト401のアイコンの前にドラッグ&ドロップすればよい。この操作により、優先度設定部21は、オブジェクト701の優先度を1番目に、オブジェクト401の優先度を2番目にする。また、同様に、オブジェクト701の優先度を2番目から4番目にしたい場合、オブジェクト701のアイコンをオブジェクト702のアイコンの後にドラッグ&ドロップすればよい。この操作により、優先度設定部21は、各オブジェクトの優先度をオブジェクト401→オブジェクト703→オブジェクト702→オブジェクト701→オブジェクト704の順に設定し直すことができる。
なお、第1の実施形態で触れたように削除された各オブジェクトがグループ化された場合には、そのグループ内で最も高い優先度を持つオブジェクトの優先度をそのグループの優先度として用いる。
(レイアウト装置の処理)
第2の実施形態のレイアウト装置の主要な処理について説明する。文書データからオブジェクトが削除される処理については、その削除順に優先度が設定されること以外は第1の実施形態で説明した手順と同様である。したがって、その説明は省略する。ここでは、文書データに削除したオブジェクトを再配置する処理について説明する。図20は、本実施形態にかかるレイアウト装置におけるオブジェクトの再配置処理の手順を示すフローチャートである。
図20に示すフローチャートにおいて、まず、領域検出部4が文書データ中に余剰な領域が存在しているか否かを検出する(ステップS1801)。この処理は、文書のページ数が増加した場合に実行される。ここで、文書データ中に余剰な領域が存在していない場合(ステップS1801:No)は、再度ステップS1801に戻る。
一方、ステップS1801において文書データ中に余剰な領域が存在している場合(ステップS1801:Yes)は、領域検出部4がその余剰領域のレイアウト空間を計算する(ステップS1802)。ここでは、縦方向すなわち前記座標系におけるy軸方向の空きレイアウト空間を計算する。空きレイアウト空間は、本実施形態では、ページ幅一杯の矩形がレイアウト可能な空間とする。
次に、オブジェクト検出部5が、オブジェクト保持部2内に領域検出部4が検出した余剰領域に配置可能なオブジェクトがあるか否かをその優先度順に検出する(ステップS1803)。ここで、前記余剰領域に配置可能なオブジェクトがない場合(ステップS18003:No)は、処理終了する。
一方、ステップS1803において前記余剰領域に配置可能なオブジェクトがある場合(ステップS18003:Yes)は、オブジェクト配置部6が、当該オブジェクトを文書208に戻す(ステップS1804)。そして、文書データ編集部3が文書208を再編集する(ステップS1805)。
ステップS1804およびステップS1805の詳細は、それぞれ図11に基づいて説明したステップS1009、ステップS1010と同様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、あらかじめ復活待ちリストに登録されるオブジェクトに優先度を設定しておき、その優先度に基づいてオブジェクトの再配置を行うことができる。このため、オブジェクトの再配置処理の際にオブジェクトの選択を行わずとも、優先度順に所望のオブジェクトを再配置することができる。
なお、上記各実施形態で説明したレイアウト方法を実行するプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録される。そして、このプログラムをコンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかるレイアウト装置、レイアウト方法、およびレイアウトプログラムは、文書中の文字列や画像などのデータを再配置し、効果的なレイアウト変更を可能にする。特に、印刷する用紙の節約のためのレイアウト変更に有用である。
本発明にかかるレイアウト装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施形態にかかるレイアウト装置の機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態にかかるレイアウト装置におけるオブジェクト削除処理の手順を示すフローチャートである。 表示部8に表示される初期画面の一例を示す図である。 文書データから削除するオブジェクトを選択する際に表示部8に表示される画面の一例を示す図である。 オブジェクト保持部2に格納されるオブジェクトのデータ形式を示す概念図である。 文書からオブジェクト401を削除した後に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。 図3のフローチャートに従い、さらにいくつかのオブジェクトを文書208から削除した結果を示す画面201の一例を示す図である。 文書208に新たなアプリケーションデータを取り込む際に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。 図9に示した新たなアプリケーションデータを取り込んだ後の表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。 第1の実施形態にかかるレイアウト装置におけるオブジェクト再配置処理の手順を示すフローチャートである。 配置可能なオブジェクトがリストアップされた際の表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。 削除されたオブジェクト401を文書208に戻した際の表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。 図11のフローチャートの処理が終了した後、文書208にレイアウト可能な空間がさらに残っている場合に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。 図11のフローチャートの処理が終了した後、文書208にレイアウト可能な空間が十分残っていない場合に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。 ステップS1008の処理によって表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。 削除オブジェクトのグループ化を指示する際に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。 第2の実施形態にかかるレイアウト装置の機能的構成を示すブロック図である。 文書からオブジェクト401を削除した後に表示部8に表示される画面201の一例を示す図である。 第2の実施形態にかかるレイアウト装置におけるオブジェクトの再配置処理の手順を示すフローチャートである。
1 オブジェクト削除部
2 オブジェクト保持部
3 文書データ編集部
4 領域検出部
5 オブジェクト検出部
6 オブジェクト配置部
7 入力部
8 表示部
9 記憶部
10 印刷部
11 通信部
21 優先度設定部

Claims (13)

  1. 複数のオブジェクトが配置された文書データから、少なくとも1つのオブジェクトを削除するオブジェクト削除手段と、
    前記オブジェクト削除手段によって削除されたオブジェクトを保持するオブジェクト保持手段と、
    前記文書データを編集する文書データ編集手段と、
    編集処理後の前記文書データ中に余剰な領域が存在しているか否かを検出する領域検出手段と、
    前記領域検出手段が編集処理後の前記文書データ中に少なくとも1つの前記削除されたオブジェクトを配置可能な領域が存在していることを検出した際に、前記保持手段に保持されたオブジェクトから当該領域に配置できるオブジェクトを検出するオブジェクト検出手段と、
    前記オブジェクト検出手段によって検出されたオブジェクトを前記文書データ中に配置するオブジェクト配置手段と、
    を備えていることを特徴とするレイアウト装置。
  2. 前記オブジェクト保持手段は、前記削除されたオブジェクトと前記文書データに配置されていた他のオブジェクトとの関係情報も、前記削除されたオブジェクトと共に保持し、
    前記オブジェクト配置手段は、前記関係情報を用いて決定した位置に、前記オブジェクト検出手段により検出されたオブジェクトを配置することを特徴とする請求項1に記載のレイアウト装置。
  3. 前記オブジェクト検出手段は、前記オブジェクト保持手段が保持している1つ以上のオブジェクトを所定の項目ごとにグループ化し、
    前記オブジェクト配置手段は、前記オブジェクト検出手段によりグループ化されたオブジェクトを個別化して前記文書データ中に配置することを特徴とする請求項1または2に記載のレイアウト装置。
  4. 前記削除されたオブジェクトに対して、前記オブジェクト削除手段が削除した順に優先度を設定する優先度設定手段を備えており、
    前記オブジェクト検出手段は、前記優先度の順に、前記オブジェクト保持手段に保持されているオブジェクトを検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のレイアウト装置。
  5. 複数のオブジェクトが配置された文書データから、少なくとも1つのオブジェクトを削除するオブジェクト削除工程と、
    前記オブジェクト削除工程によって削除されたオブジェクトを保持するオブジェクト保持工程と、
    前記文書データを編集する文書データ編集工程と、
    編集処理後の前記文書データ中に余剰な領域が存在しているか否かを検出する領域検出工程と、
    前記領域検出工程が編集処理後の前記文書データ中に少なくとも1つの前記削除されたオブジェクトを配置可能な領域が存在していることを検出した際に、前記保持工程に保持されたオブジェクトから当該領域に配置できるオブジェクトを検出するオブジェクト検出工程と、
    前記オブジェクト検出工程によって検出されたオブジェクトを前記文書データ中に配置するオブジェクト配置工程と、
    を備えていることを特徴とするレイアウト方法。
  6. 前記オブジェクト保持工程は、前記削除されたオブジェクトと前記文書データに配置されていた他のオブジェクトとの関係情報も、前記削除されたオブジェクトと共に保持し、
    前記オブジェクト配置工程は、前記関係情報を用いて決定した位置に、前記オブジェクト検出工程により検出されたオブジェクトを配置することを特徴とする請求項5に記載のレイアウト方法。
  7. 前記オブジェクト検出工程は、前記オブジェクト保持工程が保持している1つ以上のオブジェクトを所定の項目ごとにグループ化し、
    前記オブジェクト配置工程は、前記オブジェクト検出工程によりグループ化されたオブジェクトを個別化して前記文書データ中に配置することを特徴とする請求項5または6に記載のレイアウト方法。
  8. 前記削除されたオブジェクトに対して、前記オブジェクト削除工程が削除した順に優先度を設定する優先度設定工程を備えており、
    前記オブジェクト検出工程は、前記優先度の順に、前記オブジェクト保持工程に保持されているオブジェクトを検出することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1つに記載のレイアウト方法。
  9. 複数のオブジェクトが配置された文書データから、少なくとも1つのオブジェクトを削除するオブジェクト削除工程と、
    前記オブジェクト削除工程によって削除されたオブジェクトを保持するオブジェクト保持工程と、
    前記オブジェクト削除工程によりオブジェクトが削除された後の前記文書データを編集する文書データ編集工程と、
    編集処理後の前記文書データ中に余剰な領域が存在しているか否かを検出する領域検出工程と、
    前記領域検出工程により編集処理後の前記文書データ中に少なくとも1つの前記削除されたオブジェクトを配置可能な領域が存在していることが検出された際に、前記保持工程により保持されたオブジェクトから当該領域に配置できるオブジェクトを検出するオブジェクト検出工程と、
    前記オブジェクト検出工程によって検出されたオブジェクトを前記文書データ中に配置するオブジェクト配置工程と、
    前記オブジェクト配置工程の処理後、再度、前記文書データを再編集する再編集工程と、
    を含むことを特徴とするレイアウト方法。
  10. 前記オブジェクト保持工程は、前記削除されたオブジェクトと前記文書データにおける当該オブジェクトが配置されていた位置の近傍にあった他のオブジェクトとの関係情報も、前記削除されたオブジェクトと共に保持し、
    前記オブジェクト配置工程は、前記関係情報を用いて決定した位置に、前記オブジェクト検出工程により検出されたオブジェクトを配置することを特徴とする請求項9に記載のレイアウト方法。
  11. 前記オブジェクト検出工程は、前記オブジェクト保持工程により保持されている1つ以上のオブジェクトを所定の項目ごとにグループ化し、
    前記オブジェクト配置工程は、前記オブジェクト検出工程によりグループ化されたオブジェクトを個別化して前記文書データ中に配置することを特徴とする請求項9または10に記載のレイアウト方法。
  12. 前記削除されたオブジェクトに対して、前記オブジェクト削除工程により削除された順に優先度を設定する優先度設定工程を含み、
    前記オブジェクト検出工程は、前記優先度の順に、前記オブジェクト保持工程により保持されているオブジェクトを検出することを特徴とする請求項9〜11のいずれか1つに記載のレイアウト方法。
  13. 請求項5〜12のいずれか1つに記載のレイアウト方法をコンピュータに実行させることを特徴とするレイアウトプログラム。
JP2009007270A 2009-01-16 2009-01-16 レイアウト装置、レイアウト方法、及びレイアウトプログラム Pending JP2010165201A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009007270A JP2010165201A (ja) 2009-01-16 2009-01-16 レイアウト装置、レイアウト方法、及びレイアウトプログラム
US12/685,584 US20100185944A1 (en) 2009-01-16 2010-01-11 Layout apparatus, layout method, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009007270A JP2010165201A (ja) 2009-01-16 2009-01-16 レイアウト装置、レイアウト方法、及びレイアウトプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010165201A true JP2010165201A (ja) 2010-07-29

Family

ID=42337937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009007270A Pending JP2010165201A (ja) 2009-01-16 2009-01-16 レイアウト装置、レイアウト方法、及びレイアウトプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20100185944A1 (ja)
JP (1) JP2010165201A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015165396A (ja) * 2014-02-28 2015-09-17 コニカ ミノルタ ラボラトリー ユー.エス.エー.,インコーポレイテッド 携帯機器における可読性の改善

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5341388B2 (ja) * 2008-05-02 2013-11-13 キヤノン株式会社 文書処理装置及び文書処理方法
KR20140023534A (ko) * 2012-08-16 2014-02-27 에스케이플래닛 주식회사 반응형 사용자 인터페이스 제공 장치, 방법, 및 그에 대한 전자장치에서 판독 가능한 기록매체
US20160048305A1 (en) * 2014-08-14 2016-02-18 Microsoft Corporation Group-Based User Interface Rearrangement
KR20240003692A (ko) * 2022-06-30 2024-01-09 광저우 시유안 일렉트로닉 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 바탕화면 엘리먼트의 디스플레이 방법 및 전자 장치

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3703080B2 (ja) * 2000-07-27 2005-10-05 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション ウェブコンテンツを簡略化するための方法、システムおよび媒体
US6825844B2 (en) * 2001-01-16 2004-11-30 Microsoft Corp System and method for optimizing a graphics intensive software program for the user's graphics hardware
US7171618B2 (en) * 2003-07-30 2007-01-30 Xerox Corporation Multi-versioned documents and method for creation and use thereof
JP2007334510A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Canon Inc 自動レイアウトシステム及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015165396A (ja) * 2014-02-28 2015-09-17 コニカ ミノルタ ラボラトリー ユー.エス.エー.,インコーポレイテッド 携帯機器における可読性の改善

Also Published As

Publication number Publication date
US20100185944A1 (en) 2010-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5049515B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法および情報処理プログラム
JP3970137B2 (ja) 文書処理方法及びその装置
US7302649B2 (en) Operation method for processing data file
US8984435B2 (en) Print control apparatus and print control method
JP3950657B2 (ja) 情報処理システム及びその表示方法、プログラム、並びに記録媒体
US7609913B2 (en) Image processing apparatus, image processing method and storage medium
JP5043748B2 (ja) コンテンツ管理装置、コンテンツ管理装置の制御方法、プログラム及び記録媒体
JP4143566B2 (ja) 文書処理装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラム
EP2174237A1 (en) Dynamically laying out images and associated text using pre-defined layouts
JP2010061311A (ja) 情報処理装置並びにコンピューター・プログラム
JP2009140229A (ja) ヘルプ情報の表示方法およびコンピュータ
JP2006107142A (ja) 文書処理装置及び方法
JP2010165201A (ja) レイアウト装置、レイアウト方法、及びレイアウトプログラム
JP2006293598A (ja) 文書処理システム
JP2007328516A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラム
JP3754838B2 (ja) 複合フォーム編集装置及び複合フォーム編集方法及びプログラムの記憶媒体
JPH11305982A (ja) 印刷情報処理システム
JP4438061B2 (ja) 電子アルバム編集装置およびその制御方法およびそのプログラム
JP5882850B2 (ja) 文書処理装置、文書処理方法及びプログラム
JP4251644B2 (ja) 編集方法及び記録媒体
JP2001125895A (ja) 編集装置及び編集方法
KR20070040646A (ko) 화상형성장치의 이미지 편집장치 및 방법
JP2007128325A (ja) 印刷制御装置およびその手段
JP5832163B2 (ja) 情報処理装置、印刷設定方法及びプログラム
JP2010102594A (ja) 情報処理装置及びステープル属性設定方法