JP5881921B1 - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

小径部のファンガイドとファン固定部との径方向の隙間を管理する必要がなく、製造コストやメンテナンスコストの増加を抑制できる回転電機を提供することを目的とする。回転子よりも軸方向(X)に延出した回転軸(2)の延出軸部(6)における、軸流ファン(4)が固定されるファン固定部(7)よりも、軸方向離間側(XA)の部分であって、ファン固定部(7)よりも小径の小径部(8)の径方向外側に間隔を空けて、周方向及び軸方向(X)に延在する小径部ファンガイド(9)を備え、小径部ファンガイド(9)は、ファン固定部(7)と軸方向(X)に間隔を空けて配置されている回転電機。

Description

本発明は、固定子及び回転子側に送風する軸流ファンが回転子の回転軸に固定された回転電機に関するものである。
上記のような回転電機について、下記の特許文献1に記載された回転電機が知られている。ここで、軸方向における回転子から離れる側を軸方向離間側とする。特許文献1の技術では、回転軸には、軸流ファンが固定されたファン固定部よりも軸方向離間側に、ファン固定部よりも小径の小径部が備えられており、小径部の径方向外側がファンガイドにより覆われるように構成されている。
特開平7−203656号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、小径部のファンガイドは、ファン固定部と径方向に見て重複する位置まで軸方向に延出され、ファン固定部の径方向外側に空隙を有して配置されるように構成されている。そのため、特許文献1の技術では、小径部のファンガイドの内周面が、ファン固定部の外周面に接触しないように、径方向の隙間を管理する必要があり、製造コストやメンテナンスコストが増加する問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、小径部のファンガイドとファン固定部との径方向の隙間を管理する必要がなく、製造コストやメンテナンスコストの増加を抑制できる回転電機を提供することを目的とする。
本発明に係る回転電機は、固定子及び回転子と、前記回転子よりも軸方向に延出した延出軸部を有する前記回転子の回転軸と、前記固定子及び前記回転軸を支持するフレームと、前記延出軸部に固定され、前記固定子及び前記回転子側に送風する軸流ファンと、を備えた回転電機であって、前記延出軸部における、前記軸流ファンが固定されるファン固定部よりも、軸方向における前記回転子から離れる側の部分であって、前記ファン固定部よりも小径の小径部の径方向外側に間隔を空けて、周方向及び軸方向に延在し、前記フレームに固定される小径部ファンガイドを備え、前記小径部ファンガイドは、前記ファン固定部と軸方向に間隔を空けて配置されていると共に、周方向に分割されているものである。
また、本発明に係る回転電機は、固定子及び回転子と、前記回転子よりも軸方向に延出した延出軸部を有する前記回転子の回転軸と、前記固定子及び前記回転軸を支持するフレームと、前記延出軸部に固定され、前記固定子及び前記回転子側に送風する軸流ファンと、を備えた回転電機であって、前記延出軸部における、前記軸流ファンが固定されるファン固定部よりも、軸方向における前記回転子から離れる側の部分であって、前記ファン固定部よりも小径の小径部の径方向外側に間隔を空けて、周方向及び軸方向に延在し、前記フレームに固定される小径部ファンガイドと、前記フレームに固定され、前記軸流ファンの径方向外側に空隙を有して配置された外側ファンガイドと、を備え、前記小径部ファンガイドは、前記ファン固定部と軸方向に間隔を空けて配置されていると共に、径方向に延びる径方向支持部により、前記外側ファンガイドに固定されているものである。
本発明に係る回転電機によれば、小径部ファンガイドは、ファン固定部と軸方向に間隔を空けて配置されるように構成されているため、小径部ファンガイドの内周面が、ファン固定部の外周面に接触することはなく、径方向の隙間を管理する必要がないため、製造コストやメンテナンスコストの増加を抑制できる。
本発明の実施の形態に係る回転電機の概略構成図である。 本発明の実施の形態1に係る回転電機の要部断面図である。 本発明の実施の形態1に係る回転電機の要部断面図である。 本発明の実施の形態2に係る回転電機の要部断面図である。 本発明の実施の形態2に係る回転電機の要部断面図である。 本発明の実施の形態3に係る回転電機の要部断面図である。 本発明の実施の形態3に係る回転電機の要部断面図である。 本発明の実施の形態4に係る回転電機の要部断面図である。 本発明の実施の形態4に係る回転電機の要部断面図である。 本発明の比較例に係る回転電機の要部断面図である。
1.実施の形態1
実施の形態1に係る回転電機1について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る回転電機1の概略構成を示す、回転軸心Cを通る平面で切断した断面図であり、図2は、回転電機1を、回転軸心Cを通る平面で切断した要部部分断面図であり、図3は、小径部ファンガイド9及び延出軸部6を、図2のA−A断面位置において切断し、軸方向離間側XAに見た要部断面図である。
回転電機1は、固定子10及び回転子11と、回転子11よりも軸方向Xに延出した延出軸部6を有する回転子11の回転軸2と、固定子10及び回転軸2を支持するフレーム3と、延出軸部6に固定され、固定子10及び回転子11側に送風する軸流ファン4と、を備えている。
回転電機1の回転軸心Cに平行な方向を軸方向Xと定義する。軸方向Xの一方側を軸方向第一側X1とし、軸方向Xの他方側であり、軸方向第一側X1とは反対側を軸方向第二側X2と定義する。回転子11よりも軸方向第一側X1又は軸方向第二側X2において、軸方向Xにおける回転子11から離れる側を軸方向離間側XAとし、軸方向Xにおける回転子11に近づく側を軸方向近接側XCと定義する。回転子11よりも軸方向第一側X1及び軸方向第二側X2の軸方向両側のそれぞれにおいて、軸方向離間側XA及び軸方向近接側XCが定義される。周方向、径方向は、回転電機1の回転軸心Cについての周方向、径方向であるものとする。
回転電機1は、延出軸部6における、軸流ファン4が固定されるファン固定部7よりも、軸方向Xにおける回転子から離れる側(軸方向離間側XA)の部分であって、ファン固定部7よりも小径の小径部8の径方向外側に間隔を空けて、周方向及び軸方向に延在し、フレーム3に固定される小径部ファンガイド9を備えている。そして、小径部ファンガイド9は、ファン固定部7と軸方向Xに間隔ΔDを空けて配置されている。
本実施の形態では、図1に示すように、回転子11よりも軸方向第一側X1及び軸方向第二側X2の軸方向両側のそれぞれにおいて、延出軸部6、ファン固定部7、小径部8、軸流ファン4、及び小径部ファンガイド9が備えられており、軸方向両側のこれらの構成は同様とされている。そこで、以下では、説明の簡略化のため、回転子11の軸方向第一側X1の構成について説明し、軸方向第二側X2の構成の説明は省略する。
1−1.回転電機1の概略構成
回転電機1は、固定子10と、固定子10の径方向内側に空隙を有して配置された回転子11と、回転子11を支持し、回転子11と一体回転する軸部材である回転軸2と、を備えている。固定子10は、円環板状の電磁鋼板が軸方向Xに積層された円筒状の固定子コアと、固定子コアに巻装された固定子コイルを備えている。固定子コイルは、固定子コアから軸方向両側(軸方向離間側XA)に突出した固定子コイルエンド部14を備えている。
回転子11は、円環板状の電磁鋼板が軸方向Xに積層された円筒状の回転子コアと、回転子コアに巻装された回転子コイルを備えている。回転子コイルは、回転子コアから軸方向両側(軸方向離間側XA)に突出した回転子コイルエンド部を備えている。回転子コイルエンド部の径方向外側は、円筒状のカバー部材16で覆われている。回転子11は、回転軸2と一体回転するように連結されている。回転軸2は、フレーム3により、軸受18を介して、回転可能に支持されている。本実施の形態では、回転電機1は、タービンにより駆動される発電機であるタービン発電機とされており、回転軸2の軸方向第一側X1又は軸方向第二側X2の端部がタービンに連結される(不図示)。
回転軸2は、回転子11から軸方向Xに延出した延出軸部6を有している。延出軸部6には、軸流ファン4が固定されている。軸流ファン4は、回転軸2と一体回転し、固定子10及び回転子11側に軸方向Xに送風するファンである。すなわち、軸流ファン4は、軸方向Xに軸方向離間側XAから軸方向近接側XCに送風する。軸流ファン4により送風された気体(本例では空気)は、各コイルエンド部や、固定子10と回転子11との間の空隙や、固定子10及び回転子11に設けられた隙間等に供給され、固定子10及び回転子11の各部を冷却する。本実施の形態では、固定子10、回転子11、及び軸流ファン4等は、フレーム3により周囲を囲まれた密閉空間内に収容されており、軸流ファン4により密閉空間内で気体を循環し、固定子10及び回転子11を冷却する全閉気体(空気)冷却型とされている。固定子10及び回転子11により加熱された気体は、固定子10の径方向外側に流れた後、固定子10よりも径方向外側に配置された冷却機17により冷却される。そして、冷却機17により冷却された気体が、再び、軸流ファン4に供給されて、循環する。
1−2.送風機構の構成
回転子11の回転軸2は、回転子11よりも軸方向離間側XAに延出した延出軸部6を有している。本実施の形態では、回転軸2は、回転子11の軸方向第一側X1及び軸方向第二側X2の軸方向両側において、軸方向離間側XAに延出した延出軸部6を有している。延出軸部6は、円筒状の外周面を有する軸体とされている。延出軸部6は、フレーム3により、軸受18を介して、回転可能に支持されている。
延出軸部6は、軸流ファン4が固定されるファン固定部7を有している。ファン固定部7の径は、延出軸部6におけるファン固定部7の軸方向離間側XAの部分(小径部8)の径よりも大径にされている。本実施形態では、ファン固定部7は、回転軸心Cと同心の円筒状に形成されている。ファン固定部7は、延出軸部6におけるファン固定部7の軸方向近接側XCの部分の径よりも大径にされている。よって、ファン固定部7は、軸方向離間側XA及び軸方向近接側XCの部分よりも径方向外側に突出したボス部とされている。
軸流ファン4は、ファン固定部7の外周面から径方向外側に突出した複数のブレードを備えている。複数のブレードは、周方向に並べられて、ファン固定部7の径方向外側端部に固定されている。各ブレードは、回転軸2が既定方向に回転すると、軸方向離間側XAから軸方向近接側XCに軸方向Xに送風する角度で固定されている。
フレーム3は、ファン固定部7及び軸流ファン4よりも軸方向離間側XAにおいて、径方向及び周方向に延在する板状の支持壁19を備えている。本実施の形態では、図1に示すように、フレーム3は、固定子10及び回転子11等の径方向外側を囲む筒状の周壁21を備えており、支持壁19は、周壁21の軸方向第一側X1又は軸方向第二側X2の端部から、径方向内側に延出する円板状に形成されている。支持壁19は、軸方向Xに貫通する貫通孔20を備えており、延出軸部6は、貫通孔20を軸方向Xに貫通している。支持壁19の径方向内側の端部は、軸受18を介して、延出軸部6の外周面を回転可能に支持している。
回転電機1は、軸流ファン4の径方向外側に空隙を有して配置された外側ファンガイド5を備えている。外側ファンガイド5は、フレーム3に固定されている。外側ファンガイド5は、軸流ファン4よりも径方向外側の空間を、軸流ファン4の上流側と下流側とに隔てている。本実施の形態では、外側ファンガイド5は、冷却機17の出口と軸流ファン4の入口とを接続する空間と、軸流ファン4の出口と冷却機17の入口とを接続する空間と、を隔てている。
図2に示すように、外側ファンガイド5は、軸流ファン4の径方向外側に空隙を有して配置された円筒状のファンカバー部23と、ファンカバー部23の軸方向離間側XAの端部から径方向外側に延びる円環板状の隔壁部24と、を備えている。ファンカバー部23と隔壁部24とは、曲面により接続されている。
図1に示すように、本実施の形態では、フレーム3は、周壁21の径方向内側に間隔を空けて配置された内壁25を備えている。周壁21と内壁25との間の空間に冷却機17が配置されており、周壁21と内壁25との間の空間は、冷却機17に流入する気体が流れる流路、及び冷却機17から排出された気体が流れる流路とされている。外側ファンガイド5の隔壁部24の径方向外側の端部は、周壁21及び内壁25に固定されている。
図2に示すように、支持壁19の軸方向近接側XCに、気体の流通のための間隔を空けて、外側ファンガイド5の隔壁部24が配置されており、支持壁19と隔壁部24との間に径方向に延びる円筒状の空間28が形成されている。また、延出軸部6よりも径方向外側に、気体の流通のための間隔を空けて、外側ファンガイド5のファンカバー部23が配置されており、ファンカバー部23の径方向内側に軸方向Xに延びる円筒状の空間が形成されている。冷却機17により冷却された気体は、支持壁19と隔壁部24との間の空間28を径方向内側に流れた後、ファンカバー部23の径方向内側の空間を軸方向近接側XCに流れ、軸流ファン4に供給される。
延出軸部6は、ファン固定部7の軸方向離間側XAの部分であって、ファン固定部7よりも小径の小径部8を有している。小径部8の外周面は、回転軸心Cと同心の円筒状に形成されている。本実施形態では、小径部8の外周面の径方向位置は、ファン固定部7の外周面の径方向位置よりも、軸流ファン4のブレードの径方向幅の30%以上(本例では、100%)径方向内側に配置されており、小径部8とファン固定部7との段差による気流の乱れを無視できない。
支持壁19の径方向内側の端部には、軸方向近接側XCに突出する筒状のフレームボス部22が形成されている。支持壁19(フレームボス部22)とファン固定部7とは、軸方向Xに間隔を空けて配置されており、小径部8における軸方向近接側XCの部分は、支持壁19により径方向外側を覆われていない。よって、小径部8の径方向外側であって、ファン固定部7の軸方向離間側XAに、ファン固定部7の外周面よりも径方向内側に窪んだ円筒状の空間26(以下、段差空間26と称す)が形成されている。
図10に、本実施の形態とは異なる比較例の断面図を示す。図10の比較例では、本実施の形態のような小径部ファンガイド9が備えられておらず、小径部8の径方向外側の段差空間26は、軸流ファン4に供給される気体の流路に開放されている。そのため、軸流ファン4に供給される気体が、段差空間26に流れ易い。本実施形態では、支持壁19と隔壁部24との間の空間28を径方向内側に流れる気流の先に、段差空間26が配置されているため、段差空間26に特に気体が流れ易くなっている。段差空間26に気体が流れることにより、気流の乱れが生じるため、軸流ファン4に流入する気体の流速分布が乱れ、軸流ファン4のファン効率が低下する。また、段差空間26分拡大した流路の断面積が、軸流ファン4の入口で急縮小することにより、圧力損失が生じ、軸流ファン4のファン効率が低下する。
そこで、本実施の形態では、回転電機1は、小径部8の径方向外側に間隔を空けて周方向及び軸方向Xに延在する小径部ファンガイド9を備えている。小径部ファンガイド9が備えられることにより、段差空間26に流れる気体を減少させることができる。気流の乱れを減少させ、軸流ファン4に流入する気体の流速分布の乱れを低減させることができる。また、流路の断面積の減少による圧力損失を低減させることができる。よって、小径部ファンガイド9を備えることによって、段差空間26により、軸流ファン4のファン効率が低下することを抑制できる。
しかし、従来技術のように、本実施の形態とは異なり、小径部ファンガイド9が、ファン固定部7と径方向に見て重複する位置まで、軸方向近接側XCに延出され、ファン固定部7の径方向外側に空隙を有して配置されるように構成されると、小径部ファンガイド9の内周面が、ファン固定部7の外周面に接触する恐れがある。そのため、径方向の隙間を管理する必要があり、製造コストやメンテナンスコストが増加する問題があった。また、軸流ファン4の直前に、小径部ファンガイド9が配置されることになるため、軸流ファン4に流れる気流の妨げとなったり、気流が乱れたりして、軸流ファン4のファン効率が低下する問題があった。
一方、小径部ファンガイド9の内周面がファン固定部7の外周面に接触し難くするため、径方向の隙間を拡大することが考えられる。そのために、小径部ファンガイド9の径を拡大することや、ファン固定部7における小径部ファンガイド9と重複している部分の径を縮小し段差を設けることが考えられる。しかし、小径部ファンガイド9の径を拡大すると、軸流ファン4に流れる気流の妨げが増大し、軸流ファン4のファン効率が更に低下する。また、ファン固定部7の重複部分の径を縮小し段差を設けると、ファン固定部7の製造コストが増加する問題があり、また、この場合でも、小径部ファンガイド9がファン固定部7と径方向及び軸方向Xに近接して配置されるため、これらの隙間を管理する必要があり、製造コストやメンテナンスコストが増加する問題があった。
そこで、本実施の形態では、小径部ファンガイド9は、ファン固定部7と軸方向Xに間隔ΔDを空けて配置されるように構成されている。ここで、軸方向Xに間隔ΔDを空けるとは、小径部ファンガイド9の軸方向位置と、ファン固定部7の軸方向位置との間に、間隔ΔDが空けられていることを意味する。そのため、小径部ファンガイド9は、ファン固定部7と径方向に見て重複しない。よって、小径部ファンガイド9の内周面が、ファン固定部7の外周面に接触することはなく、径方向の隙間を管理する必要がないため、製造コストやメンテナンスコストの増加を抑制できる。また、小径部ファンガイド9をファン固定部7よりも径方向外側に配置する必要がないため、ファン固定部7に対する小径部ファンガイド9の径方向の位置の配置の自由度を高めることができる。例えば、小径部ファンガイド9を、ファン固定部7よりも径方向外側に配置しないようにし、軸流ファン4に流れる気流の妨げにならないようしたり、小径部ファンガイド9を、ファン固定部7の外周面と同じ径方向の位置に配置したり、ファン固定部7の外周面よりも径方向内側に配置したりして、軸流ファン4に流れる気流を適切に調節することができる。
また、軸流ファン4の上流側で、軸流ファン4に流れる気流を、小径部ファンガイド9に沿った流れに整流することができる。軸流ファン4の直前に、小径部ファンガイド9とファン固定部7との軸方向Xの間隔ΔD(以下、軸方向間隔ΔDと称す)が設けられていたとしても、軸流ファン4の入口付近では、軸方向Xの動圧が高いため、軸方向Xの流れの剥離が抑制される。よって、実際には、軸方向間隔ΔDによる、圧力損失は大きくなく、軸流ファン4のファン効率の低下は大きくない。
小径部ファンガイド9とファン固定部7との軸方向間隔ΔDは、小径部ファンガイド9やファン固定部7などの製造誤差や、小径部ファンガイド9やファン固定部7などの取付誤差や、回転軸2の軸方向位置の変動などによる、小径部ファンガイド9とファン固定部7との軸方向Xの間隔の変動幅に所定の安全率(例えば、10)を乗算した幅よりも広く設定される。本実施の形態では、小径部ファンガイド9とファン固定部7との軸方向間隔ΔDは、軸流ファン4のブレードの軸方向幅の50%以上(本例では、90%)の間隔に設定されている。この構成によれば、製造時やメンテナンス時に、小径部ファンガイド9とファン固定部7との軸方向間隔ΔDを管理しなくてもよいため、製造コストやメンテナンスコストの増加を抑制できる。
本実施の形態では、小径部8における、小径部ファンガイド9と径方向に見て重複する部分の外周面は、同径の円筒状に形成されている。小径部ファンガイド9は、回転軸心Cと同心であって同径の円筒状に形成されている。小径部8の外周面と小径部ファンガイド9の内周面との間には、一定の間隔が空けられており、円筒状の空間が形成されている。小径部ファンガイド9が円筒状に形成されているので、製造コストを低減することができる。また、気流を軸方向Xに整流し易い。
小径部ファンガイド9の外周面における少なくとも軸方向近接側XCの端部の径方向位置が、ファン固定部7の外周面における少なくとも軸方向離間側XAの端部の径方向位置と同等(回転軸心Cからの径方向の距離が±5%の範囲内)になるように配置されている。本実施の形態では、小径部ファンガイド9は、同径の円筒状に形成されており、小径部ファンガイド9の全体の外周面の径方向位置が、ファン固定部7の外周面の径方向位置と同等(±5%の範囲内)になるように配置されている。また、小径部ファンガイド9は、軸方向Xに見てファン固定部7と重複するように配置されている。小径部ファンガイド9で整流された気流の延長線上に軸流ファン4が配置されるため、整流された気流を、そのまま軸流ファン4に供給することができ、軸流ファン4のファン効率を向上させることができる。
小径部ファンガイド9の軸方向離間側XAの端部は、フレームボス部22の軸方向近接側XCの端部に固定されている。よって、小径部ファンガイド9は、フレームボス部22から軸方向近接側XCに延出している。本実施形態では、フレームボス部22における軸方向近接側XC及び径方向外側の部分は、円筒状のファン固定部31が嵌合されて構成されている。そして、ファン固定部31に小径部ファンガイド9が固定されている。例えば、ファン固定部31に、ファン固定部31の形状に対応する軸方向近接側XCに開放した溝が設けられ、当該溝に小径部ファンガイド9の軸方向離間側XAの端部が嵌合され、ボルトなどにより双方が固定されるとよい。フレームボス部22(ファン固定部31)の軸方向近接側XC及び径方向外側の端部には、軸方向近接側XC及び径方向外側を向く径斜面27が備えられている。径斜面27は、小径部ファンガイド9よりも径方向外側に配置されている。
支持壁19と隔壁部24との間の空間28を径方向内側に流れる気流は、フレームボス部22及び小径部ファンガイド9により、次第に、軸方向近接側XCに流れる気流に、流れの向きが変えられる。
2.実施の形態2
次に、実施の形態2に係る回転電機1について説明する。図4は、本実施の形態に係る回転電機1を、回転軸心Cを通る平面で切断した要部部分断面図であり、図5は、小径部ファンガイド9及び延出軸部6を、図4のA−A断面位置において切断し、軸方向離間側XAに見た要部断面図である。図5では、上下対称であるため、下側部分の図示は省略している。
図4及び図5に示すように、本実施の形態では、小径部ファンガイド9は、周方向に分割されている。そのため、回転軸2がフレーム3に支持されている状態であっても、周方向に分割された小径部ファンガイド9(以下、分割ファンガイド30と称す)をそれぞれ個別にフレーム3に取り付けたり、フレーム3から取り外したりすることができる。よって、小径部ファンガイド9の組み付けや、メンテナンスの作業性を向上させることができる。また、軸流ファン4に流入する気体の流入量に周方向のばらつきがある場合に、分割ファンガイド30のそれぞれの形状や取付を、個別に変更することにより、周方向の各部における軸流ファン4に流入する気体の流入量を調節して、周方向の流入量のばらつきを低減することができる。本実施の形態では、図1に示すように、冷却機17が周方向の一部分に取り付けられており、軸流ファン4の流入量が周方向にばらつき易い。
なお、小径部ファンガイド9が周方向に分割されることにより変更される部分以外の構成は、上記の実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態では、小径部ファンガイド9は、円筒が、円筒の中心線を通る平面で、周方向に間隔を空けて複数に分割(本例では、一定間隔で4分割)された形状とされている。すなわち、各分割ファンガイド30は、軸方向Xに平行な辺を有する矩形板が、周方向に沿って円弧状に曲げられた形状とされている。各分割ファンガイド30は、個別にフレーム3(フレームボス部22)に固定されるように構成されている。
図5に示す例では、同じ形状の分割ファンガイド30が、全周に亘って取り付けられている。しかし、周方向の各部の流入量を調節するなどのため、小径部ファンガイド9の形状が、周方向の各部で異なるように構成されてもよい。例えば、一部の分割ファンガイドをフレーム3に取り付けないようにしたり、周方向に隣り合う分割ファンガイド30の間の隙間を拡大させたり、一部の分割ファンガイド30の軸方向Xの長さを短くしたり、することができる。小径部ファンガイド9の面積が減少した周方向の部分では、軸流ファン4に流入する流入量を減少させることができる。
また、図5に示す例では、各分割ファンガイド30は、同じ径方向の位置になるようにフレーム3に固定されている。しかし、周方向の各部の流入量を調節するなどのため、各分割ファンガイド30の径方向の位置が、個別に、変更可能なように構成されてもよい。小径部ファンガイド9の径方向位置が径方向内側に変更された周方向の部分では、軸流ファン4に流入する流入量を減少させることができる。
例えば、フレーム3は、各分割ファンガイド30を固定する固定位置を径方向に変更可能なように構成されてもよい。そのため、フレーム3における小径部ファンガイド9の固定部も、各分割ファンガイド30の周方向位置に対応して周方向に分割されて、それぞれ、固定位置を径方向に変更可能なように構成される。もしくは、フレーム3におけるファン固定部31が周方向に分割されており、分割されたファン固定部31を、個別に、固定部の径方向の位置が異なるものに変更して、分割ファンガイド30の径方向の位置を変更するように構成されてもよい。
或いは、フレーム3は、各分割ファンガイド30の固定位置を径方向に変更可能でないが、各分割ファンガイド30が、径方向の位置を変更可能なように構成されてもよい。例えば、分割ファンガイド30は、フレーム3に固定される固定部の軸方向近接側XCの端部から、径方向内側に延びる円弧板状の部分を備え、円弧板状部分の径方向内側の端部から軸方向近接側XCに延びるように形成され、円弧板状部分の径方向の幅を調整することにより、分割ファンガイド30の径方向の位置が変更可能なように構成されてもよい。
3.実施の形態3
次に、実施の形態3に係る回転電機1について説明する。図6は、本実施の形態に係る回転電機1を、回転軸心Cを通る平面で切断した要部部分断面図であり、図7は、小径部ファンガイド9及び延出軸部6を、図6のA−A断面位置において切断し、軸方向離間側XAに見た要部断面図である。図7では、上下対称であるため、下側部分の図示は省略している。
図6及び図7に示すように、本実施の形態では、小径部ファンガイド9は、径方向に延びる径方向支持部32により、外側ファンガイド5に固定されている。この構成によれば、小径部ファンガイド9を、径方向支持部32及び外側ファンガイド5を介して、フレーム3に固定することができる。そのため、フレーム3に小径部ファンガイド9を固定する専用の固定部を設ける必要がない。よって、フレーム3に小径部ファンガイド9の固定部を設けることにより、製造コストが増加しないようにでき、フレーム3に小径部ファンガイド9の固定部を設けることが困難な場合にも対応できる。また、径方向支持部32の形状を変更することにより、フレーム3の形状を変更することなしに、小径部ファンガイド9の配置を変更することができる。
なお、小径部ファンガイド9が径方向支持部32により外側ファンガイド5に固定されることにより変更される部分以外の構成は、上記の実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態では、径方向支持部32は、周方向に複数設けられている。各径方向支持部32は、小径部ファンガイド9の外周面から径方向外側に延びた棒状(又は板状)の部材とされており、小径部ファンガイド9に一体的に連結された部材とされている。各径方向支持部32の径方向外側の端部は、ボルト等の締結部材(不図示)により外側ファンガイド5(隔壁部24)に固定される。
本実施の形態では、小径部ファンガイド9は、ファン固定部7の軸方向離間側XAに配置されたフレーム3の部分(本例では、フレームボス部22)とも軸方向Xに間隔を空けて配置されている。小径部ファンガイド9は、フレーム3により直接支持されていないため、小径部ファンガイド9の軸方向Xの位置の配置の自由度を高めることができる。
4.実施の形態4
次に、実施の形態4に係る回転電機1について説明する。図8は、本実施の形態に係る回転電機1を、回転軸心Cを通る平面で切断した要部部分断面図であり、図9は、小径部ファンガイド9及び延出軸部6を、図8のA−A断面位置において切断し、軸方向離間側XAに見た要部断面図である。図9では、上下対称であるため、下側部分の図示は省略している。
図8及び図9に示すように、本実施の形態では、小径部ファンガイド9は、周方向に分割されており、分割された小径部ファンガイド9である分割ファンガイド30のそれぞれは、径方向に延びる径方向支持部32により、外側ファンガイド5に固定されている。この構成によれば、上記の実施の形態2及び実施の形態3と同様の効果を奏すると共に、実施の形態2及び実施の形態3を組み合わせることによる特有の効果を奏する。すなわち、径方向支持部32の形状を変更することにより、各分割ファンガイド30の径方向や周方向や軸方向Xの位置の配置を容易に変更することができる。例えば、径方向支持部32の径方向の長さを変更することにより、各分割ファンガイド30の径方向の位置を容易に変更することができる。そのため、実施の形態2のように、フレーム3に、分割ファンガイド30を固定する固定部の径方向の位置を変更する機構などを設ける必要がなくなる。
なお、分割ファンガイド30のそれぞれが径方向支持部32により外側ファンガイド5に固定されることにより変更される部分以外の構成は、上記の実施の形態1及び実施の形態2と同様であるので説明を省略する。
本実施の形態では、分割ファンガイド30のそれぞれについて、径方向支持部32が周方向に複数(本例では3つ)設けられている。各径方向支持部32は、分割ファンガイド30から径方向外側に延びた棒状(又は板状)の部材とされており、分割ファンガイド30と一体的な部材とされている。各径方向支持部32の径方向外側の端部は、ボルト等の締結部材(不図示)により外側ファンガイド5(隔壁部24)に固定されている。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明のその他の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する各実施の形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施の形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記の各実施の形態においては、回転子11よりも軸方向第一側X1及び軸方向第二側X2の軸方向両側のそれぞれにおいて、延出軸部6、ファン固定部7、小径部8、軸流ファン4、及び小径部ファンガイド9が備えられており、軸方向両側のこれらの構成は同様とされている場合を例に説明した。しかし、延出軸部6、ファン固定部7、小径部8、軸流ファン4、及び小径部ファンガイド9は、少なくとも軸方向第一側X1及び軸方向第二側X2のいずれか一方のみに備えられればよく、これらの全部又は一部は、軸方向両側に備えられていなくてもよい。
(2)上記の各実施の形態においては、回転電機1は、密閉空間内で気体を循環する全閉気体冷却型とされ、冷却機17が備えられている場合を例に説明した。しかし、回転電機1は、外部から気体を取り込む開放気体冷却型とされてもよく、冷却機17が備えられていなくてもよい。
(3)上記の各実施の形態においては、回転電機1は、タービン発電機とされている場合を例に説明した。しかし、回転電機1は、タービン発電機以外の回転電機とされてもよく、発電機及び電動機の一方又は双方の機能を備えるように構成されてもよい。
(4)上記の各実施の形態においては、延出軸部6は、ファン固定部7の軸方向近接側XCの部分が、ファン固定部7よりも小径にされている場合を例に説明した。しかし、延出軸部6は、ファン固定部7の軸方向離間側XAの部分が小径にされた小径部8を備えていればよく、ファン固定部7の軸方向近接側XCの部分は、ファン固定部7と同径又は大径にされてもよい。
(5)上記の各実施の形態においては、ファン固定部7の外周面は、同径の円筒状に形成されている場合を例に説明した。しかし、ファン固定部7の外周面は、軸方向Xに沿って径方向の位置が変化する形状とされてもよい。
(6)上記の実施の形態1において、小径部ファンガイド9は、円筒状に形成されている場合を例に説明した。しかし、小径部ファンガイド9は、小径部8の径方向外側に間隔を空けて周方向及び軸方向Xに延在していれば、どのような形状であってもよい。例えば、小径部ファンガイド9は、円筒以外の形の筒状に形成されていてもよく、実施の形態2及び実施の形態4のように、周方向の一部に隙間や切欠きが設けられていてもよい。
(7)上記の実施の形態1、2において、回転電機1は、軸流ファン4の径方向外側に配置された外側ファンガイド5を備えている場合を例に説明した。しかし、回転電機1は、外側ファンガイド5を備えないように構成されてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
この発明は、固定子及び回転子側に送風する軸流ファンが回転子の回転軸に固定された回転電機に好適に利用することができる。
1:回転電機、2:回転軸、3:フレーム、4:軸流ファン、5:外側ファンガイド、6:延出軸部、7:ファン固定部、8:小径部、9:小径部ファンガイド、10:固定子、11:回転子、17:冷却機、19:支持壁、22:フレームボス部、23:ファンカバー部、24:隔壁部、25:内壁、26:段差空間、30:分割ファンガイド、32:径方向支持部、C:回転軸心、X:軸方向、X1:軸方向第一側、X2:軸方向第二側、XA:軸方向離間側、XC:軸方向近接側、ΔD:軸方向間隔

Claims (7)

  1. 固定子及び回転子と、前記回転子よりも軸方向に延出した延出軸部を有する前記回転子の回転軸と、前記固定子及び前記回転軸を支持するフレームと、前記延出軸部に固定され、前記固定子及び前記回転子側に送風する軸流ファンと、を備えた回転電機であって、
    前記延出軸部における、前記軸流ファンが固定されるファン固定部よりも、軸方向における前記回転子から離れる側の部分であって、前記ファン固定部よりも小径の小径部の径方向外側に間隔を空けて、周方向及び軸方向に延在し、前記フレームに固定される小径部ファンガイドを備え、
    前記小径部ファンガイドは、前記ファン固定部と軸方向に間隔を空けて配置されていると共に、周方向に分割されている回転電機。
  2. 前記フレームに固定され、前記軸流ファンの径方向外側に空隙を有して配置された外側ファンガイドを備え
    割された前記小径部ファンガイドのぞれぞれは、径方向に延びる径方向支持部により、前記外側ファンガイドに固定されている請求項1に記載の回転電機。
  3. 分割された前記小径部ファンガイドの形状は、周方向の各部で異なっている請求項1又は2に記載の回転電機。
  4. 分割された前記小径部ファンガイドの径方向の位置が、個別に変更可能にされている請求項1から3のいずれか一項に記載の回転電機。
  5. 固定子及び回転子と、前記回転子よりも軸方向に延出した延出軸部を有する前記回転子の回転軸と、前記固定子及び前記回転軸を支持するフレームと、前記延出軸部に固定され、前記固定子及び前記回転子側に送風する軸流ファンと、を備えた回転電機であって、
    前記延出軸部における、前記軸流ファンが固定されるファン固定部よりも、軸方向における前記回転子から離れる側の部分であって、前記ファン固定部よりも小径の小径部の径方向外側に間隔を空けて、周方向及び軸方向に延在し、前記フレームに固定される小径部ファンガイドと、
    前記フレームに固定され、前記軸流ファンの径方向外側に空隙を有して配置された外側ファンガイドと、を備え、
    前記小径部ファンガイドは、前記ファン固定部と軸方向に間隔を空けて配置されていると共に、径方向に延びる径方向支持部により、前記外側ファンガイドに固定されている回転電機。
  6. 前記小径部ファンガイドは、周方向に分割され、
    分割された前記小径部ファンガイドのぞれぞれは、前記径方向支持部により、前記外側ファンガイドに固定されている請求項5に記載の回転電機。
  7. 前記小径部ファンガイドは、前記ファン固定部の軸方向における前記回転子から離れる側に配置された前記フレームの部分と、軸方向に間隔を空けて配置されている請求項5又は6に記載の回転電機。
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