JP5880709B2 - 界磁極用磁石体の製造装置 - Google Patents
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Description
本発明は、永久磁石を破断分割して作成した磁石片同士を積層して形成する回転電機に配設される界磁極用磁石体の製造装置に関するものである。
永久磁石埋込型回転電機のロータコアに配設される界磁極用磁石体として、板状の磁石体(以下、単に「磁石体」と示す)を割断して複数の磁石片とし、この複数の磁石片同士を接着及び積層することによって形成した界磁極用磁石体が知られている。このような界磁極用磁石体は、複数の磁石片で形成されるため個々の磁石片の体積を小さくすることができ、ロータの回転による磁界の変動によって磁石片に発生する渦電流を低減させることができる。これにより、渦電流の発生に伴う界磁極用磁石体の発熱を抑制し、不可逆な熱減磁を防止することができる。
JP2009−142081Aは、IPMモータのロータスロットに上述の界磁極用磁石体を配設することを開示している。
界磁極用磁石体はロータスロットに適切に収容される必要があるので、その幅方向及び厚み方向の外形寸法は所定の規格内に制限される。規格は、例えば磁石体の粗材寸法の公差最大値に所定値を加算した値以内といったように設定される。
界磁極用磁石体を規格内の寸法とするため、磁石片の積層工程では、磁石拘束治具によって積層状態の磁石片の6面を拘束し、磁石片同士を接着させることが考えられる。磁石拘束治具は、例えば、割断された個々の磁石片の平面及び側面を基準となる治具に当接させ、押圧部材によって幅方向及び厚み方向から磁石片を押し付けて整列させる。さらに、磁石拘束治具は、磁石片を押し付けた状態で長手方向から押圧して割断面同士を接着させる。
しかし、上記のような磁石拘束治具は、磁石片を拘束するために幅方向、厚み方向、及び長手方向からそれぞれ独立して磁石片を押圧する構造であるので、治具構造が複雑化して治具の製造コストが増加する上、メンテナンスが煩雑化する。また、磁石片の拘束時に幅方向、厚み方向、及び長手方向からそれぞれ拘束動作を行う押圧部材を設ける必要があるので、押圧部材の分だけ設備投資が増大する。
本発明は、磁石片を幅方向、厚み方向及び長手方向から拘束することができる磁石拘束治具の構造を簡素化することを目的とする。
本発明のある態様によれば、永久磁石を破断分割して作成した磁石片同士を積層して形成する回転電機に配設される界磁極用磁石体の製造装置が提供される。この製造装置は、割断面に接着剤が塗付された複数の磁石片を割断面同士を対向させて順に収容し、収容された磁石片の外側面と隣接する内側面を有する収容部と、収容部に収容された磁石片を収容部の底部に向けて長手方向に押圧する押圧手段と、を備える。押圧手段によって磁石片が押圧される時、磁石片は収容部の内側面によって幅方向及び厚み方向に拘束される。
本発明の実施形態、本発明の利点については、添付された図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
以下では図面を参照して本発明の実施の形態について詳しく説明する。
初めに、第1実施形態について説明する。
図1A及び図1Aの1B−1B断面を示す図1Bは、本実施形態における製造装置によって製造された磁石片から構成される界磁極用磁石体80を適用した永久磁石埋込型回転電機A(以下、単に「回転電機A」という)を示している。
回転電機Aは、ケーシングの一部を構成する円環形のステータ10と、このステータ10と同軸的に配置された円柱形のロータ20とから構成される。
ステータ10は、ステータコア11と、複数のコイル12とから構成され、複数のコイル12はステータコア11に軸心Oを中心とした同一円周上に等角度間隔で形成されるスロット13に収設される。
ロータ20は、ロータコア21と、ロータコア21と一体的に回転する回転軸23と、複数の界磁極用磁石体80とから構成され、複数の界磁極用磁石体80は軸心Oを中心とした同一円周上に等角度間隔で形成されるスロット22に収設される。
ロータ20のスロット22に収設される界磁極用磁石体80は、図2に示すように、複数の磁石片31を一列に整列させた磁石片31の集合体として構成される。磁石片31は、長方形の上下面を有する板状の磁石体30(図3A)を長方形の短辺方向に沿って割断して製造される。界磁極用磁石体80は、分割された複数の磁石片31の割断面同士を樹脂32により接着して構成される。
使用される樹脂32は、例えば、エポキシ系の熱硬化型接着剤、UV硬化型接着剤、2液室温硬化型接着剤等である。さらに、この接着剤には、磁石片31間のクリアランスを確保するためスペーサが配合される。スペーサは、例えば、ガラスビーズ、樹脂ビーズ、絶縁クロス等である。
隣接する磁石片31同士は上記接着剤及びスペーサを介して接着され、両者は電気的に絶縁される。これにより、作用する磁界の変動により磁石片31に発生する渦電流を個々の磁石片31内に留めることで低減させ、渦電流に伴う界磁極用磁石体80の発熱を抑制して、不可逆な熱減磁を防止することができる。
磁石体30を複数の磁石片31に割断するためには、磁石体30の割断しようとする部位に、予め切り欠き溝33(図3A)を形成することが有効である。以下では、切り欠き溝33が形成されている磁石体30について説明するが、この切り欠き溝33は必要不可欠なものではなく、切り欠き溝33を設けなくとも割断できる場合には、磁石体30に切り欠き溝33を設けなくてもよい。設ける切り欠き溝33は、表面からの深さが深いほど、また、切り欠き溝33の先端の尖りが鋭いほど、磁石片31として割断した場合の割断面の平面度が向上する。
切り欠き溝33の形成方法としては、磁石体30の成形型に設けた溝形成用の突条により磁石体30の成形工程で設ける方法、ダイサーやスライサー等の機械加工による方法、レーザビーム照射による方法、ワイヤカット放電加工等がある。
図3Aは、磁石体30を複数の磁石片31に割断する片持ち方式の割断装置40の一例である。片持ち方式の割断装置40は、ダイ41上に載置された磁石体30を長手方向に磁石片1個分ずつ順に送る。さらに、ダイ41の一端から磁石片1個分だけはみ出た状態で、ダイ41上の磁石体30を磁石押さえ42によって下方へと押し付ける。磁石体30の送り及び位置合わせは、サーボ機構等を用いて行う。磁石押さえ42は、ボルト締結、油圧、エア圧等によって磁石体30を押し付ける。
そして、ダイ41の一端から磁石片1個分だけはみ出た状態で、パンチ43を下降させて磁石体30を下方へ押圧することで磁石体30を割断する。パンチ43は、サーボプレス、機械プレス、油圧プレス等によって駆動される。
また、図3Bは、磁石体30を複数の磁石片31に割断する3点曲げ方式の割断装置45の一例である。3点曲げ方式の割断装置45は、一対のダイ46上に架け渡された磁石体30を長手方向に磁石片1個分ずつ順に送り、磁石体30の割断予定部位47が一対のダイ46間の中央に位置するように位置決めを行う。この状態で、各ダイ46上の磁石体30を磁石押さえ48によって下方へと押し付ける。なお、図3Aと同様に、磁石体30の送り及び位置合わせは、サーボ機構等を用いて行い、磁石押さえ48は、ボルト締結、油圧、エア圧等によって磁石体30を押し付ける。
そして、一対のダイ46間の中央上方に配置されるパンチ49を下降させて磁石体30を下方へ押圧することで磁石体30を割断する。パンチ49は、サーボプレス、機械プレス、油圧プレス等によって駆動される。
このようにして割断された磁石片31は、樹脂により接着して一体化されて界磁極用磁石体80となる。界磁極用磁石体80は、回転電機Aの組み立て工程においてロータ20のスロット22に収容されるので、幅方向及び厚み方向の外形寸法を所定の規格内に抑える必要がある。仮に、界磁極用磁石体80の外形寸法が所定の規格より大きくなった場合には、界磁極用磁石体80をスロット22に挿入することができなくなる。そこで、所定の規格は、例えば、磁石片31の幅方向及び厚み方向の粗材寸法最大値より僅かに大きい値に設定される。
図4Aは、比較例における磁石片31の積層工程において用いられる磁石拘束治具90を示す断面図である。図4Bは図4Aの4B−4B断面を示す断面図である。
磁石拘束治具90は、複数の磁石片31を厚み方向、幅方向及び長手方向に支持する厚み方向、幅方向及び長手方向の基準面を形成した基準治具91を備える。また、磁石拘束治具90は、複数の磁石片31を基準治具91の長手方向基準面92に向かって押圧する長手方向押圧部93と、複数の磁石片31を基準治具の厚み方向基準面94に押圧する厚み方向押圧部95と、複数の磁石片31を基準治具の幅方向基準面96に押圧する幅方向押圧部97と、を備える。
磁石拘束治具90は、一列に整列した複数の磁石片31を、厚み方向基準面94及び幅方向基準面96に押圧した状態で全体を長手方向基準面92に押圧する。これにより、積層された磁石体30は磁石拘束治具90によって6面が拘束され、この状態で接着剤を硬化させることで磁石片31が一体化する。
これにより、磁石片31の拘束時に、厚み方向押圧部95、幅方向押圧部97及び長手方向押圧部93の押圧力を調整することで、完成後の磁石体80の外形寸法を調整することができる。完成後の磁石体80は、図5A及び図5Bに示すように、寸法検査工程においてその全長寸法、厚み寸法及び幅寸法が測定され、所定の規格内であるか否かがチェックされる。
ところで、このような磁石拘束治具90では、厚み方向押圧部95、幅方向押圧部97及び長手方向押圧部93が、それぞれ独立して駆動する構造となっているので、磁石拘束治具90の構造が複雑化して治具90の製造コストが増加してしまう。さらに、構造が複雑な分だけメンテナンス作業が煩雑化する。
さらに、磁石片31を拘束するために厚み方向、幅方向及び長手方向の各方向から拘束動作を行う必要があるので、各押圧部93、95、97の駆動源をそれぞれ設ける必要があり、設備投資が増大する。
さらに、寸法検査工程において完成した磁石体80の全長寸法、厚み寸法及び幅寸法を測定して、各値が規格内であるか否かをチェックする必要があるので、寸法検査工程が煩雑化し、製造コストが増大する。
そこで、本実施形態では、以下のような磁石拘束治具50を用いて積層工程を行う。
図6Aは、本実施形態における磁石片31の積層工程において用いられる磁石拘束治具50を示す断面図である。図6Bは、図6Aの6B−6B断面を示す断面図である。
磁石拘束治具50は、箱形状の直方体であって長手方向に磁石片31を収容する収容部51を有する積層治具52と、収容部51に挿入されることで収容部51の開口部51aに蓋をする蓋部53と、を有する。
収容部51は、積層治具52の長手方向一端側に開口し、磁石片31を割断面同士を対向させて順に一列に収容する。収容部51の内寸は、磁石片31の幅方向及び厚み方向の外寸より僅かに大きくなるように設定され、磁石片31を収容した場合に磁石片31の外側面は収容部51の内側面に全周に亘って隣接する(図6B)。また、収容部51は、開口部51aに近づくにつれて徐々に内寸が拡大するテーパ部54を開口部51a近傍に有する。
収容部51は、長手方向に沿って接着領域55及びガイド領域56の2つの領域を有する。接着領域55は、磁石片31を接着させる時に磁石片31と隣接する底面57側の領域であり、ガイド領域56は、完成後の磁石体80が収容部51から押し出される時に通過する接着領域55より開口部51a側の領域である。
接着領域55における収容部51の内寸は、磁石片31の寸法公差の最大値(最大許容寸法)より僅かに大きい寸法に設定される。これにより、収容部51に投入される磁石片31はすべて収容部51の内側面に挟まることなく接着領域55まで到達することができる。
また、ガイド領域56における収容部51の内寸は、積層及び接着した完成後の磁石体80の寸法公差の最大値(完成品の規格内最大値)に設定される。これにより、ガイド領域56を通過して収容部51から排出される完成後の磁石体80は、すべて規格内の寸法であることになる。なお、完成後の磁石体80の寸法公差の最大値は、磁石片31の寸法公差の最大値より大きい値に設定されるので、収容部51に投入される磁石片31がガイド領域56において内側面に挟まることはない。
蓋部53は、所定の重量を有するブロック部58と、ブロック部58から延設され収容部51内へ挿入される挿入部59と、から構成される。挿入部59の長さは、必要な数の磁石片31を収容部51に収容した場合に磁石片31の後端から収容部51の開口までの長さより長く設定される。これにより、収容部51に磁石片31を収容した状態で蓋部53を収容部51へと挿入することで、ブロック部58の自重によって磁石片31を収容部51の底面57へと押圧することができる。
磁石拘束治具50はさらに、収容部51の開口部51aとは反対側の面から収容部51の底面57までを貫通するプッシャ穴61と、プッシャ穴61に進退可能に挿通され底面57に当接する完成後の磁石体80を押して収容部51から払い出すプッシャ60と、を備える。
プッシャ60は、磁石片31の接着中は先端がプッシャ穴61内に位置するように待機し、接着後に収容部51の底面から上昇して完成後の磁石体80を収容部51から上方へと払い出すことができる。よって、プッシャ60及びプッシャ穴61の径は、収容部51に収容される磁石片31が落下しない程度の値に設定される。
磁石拘束治具50はさらに、接着領域55の内側面であって収容部51に必要な数の磁石片31が収容された場合に磁石片31間の割断面が臨む位置に形成される溝62を備える。溝62は、各磁石片31間の接着部の外周にわたって形成される。これにより、収容部51の磁石片31を拘束した際に磁石片31間の接着部から接着剤がはみ出したとしても収容部51の内側面に付着することを防止することができる。さらに、各溝62は、連通孔63によって外部雰囲気と連通している。これにより、接着剤の硬化時に生じる気化成分を外部へと放出することができる。
次に、図7A〜図7Gを参照して磁石拘束治具50を用いて磁石片31を積層及び接着する積層工程について説明する。
積層治具52の収容部51への磁石片31の投入は、収容部51の上方へと移動可能な磁石片移載治具64によって行われる。磁石片移載治具64は、収容部51へ投入される数(例えば5個)の磁石片31を紙面に対して直交する方向に載置しており、端部底面に設けられる開閉部材によって底面を開閉させる。底面が開放すると端部の磁石片31が収容部51へと落下し、底面を閉じた後、磁石片移載治具64は、載置されている残りの磁石片31を端部へと詰める。再度、端部底面が開放すると端部の磁石片31が収容部51へと落下する。磁石片移載治具64は、以上の動作を繰り返すことで投入数分の磁石片31を収容部51へと順に投入する。
なお、本実施形態では、収容部51への磁石片31の投入を磁石片移載治具64によって行っているが、代わりにロボットピッキングによって磁石片31を順に収容部51へと投入することも可能である。
図7Aに示すように、磁石片移載治具64が空の積層治具52の収容部51の上部に移動する。この時、磁石片移載治具64は開閉可能な端部底面が収容部51の開口部51aの直上に位置するように位置合わせされる。
図7Bに示すように、磁石片移載治具64から1個目の磁石片31が投入される。収容部51の接着領域55の内寸は、磁石片31の最大許容寸法より僅かに大きく設定されているので、磁石片31は自重により収容部51の底面57まで落下する。
図7Cに示すように、磁石片移載治具64から2個目の磁石片31が投入される。磁石片31は1個目の磁石片31の上面に落下して互いに割断面が当接する。
同様に、図7D、図7E及び図7Fに示すように、磁石片移載治具64から3個目、4個目及び5個目の磁石片31が投入される。これにより、5個の磁石片31が収容部51の長手方向に沿って互いに割断面を当接させた状態で一列に整列する。その後、磁石片移載治具64は収容部51の直上から離間する。
続いて、図7Gに示すように、蓋部53の挿入部59が収容部51に挿入される。挿入部59は、5個目の磁石片31の後端に当接し、ブロック部58の自重によって磁石片31を下方へと押圧する。これにより、5個の磁石片31は挿入部59と収容部51の底面57との間で長手方向に拘束される。このとき、各磁石片31の幅方向及び厚み方向には、収容部51の内側面が隣接しているので、各磁石片31は幅方向及び厚み方向にも拘束されている。つまり、5個の磁石片31は、収容部51内で蓋部53によって下方へと押圧されるだけで、幅方向、厚み方向及び長手方向に同時に拘束される。
続いて、上記のように磁石片31を拘束した状態で、接着剤を硬化させる。使用される接着剤が熱硬化型接着剤の場合には、磁石拘束治具50を加熱炉に搬送し、所定の温度まで加熱することで接着剤を硬化させる。
接着剤は、蓋部53の自重による長手方向への押圧によって磁石片31の接着面から幅方向又は厚み方向へとはみ出す可能性があるが、収容部51の内側面であって接着部に臨む部分は磁石片31の外周にわたって溝62が形成されているので、接着剤によって磁石片31と積層治具52とが接着されてしまうことを防止することができる。
また、加熱炉において接着剤の気化成分が気化しても、連通孔63が外部雰囲気と連通しているので気化成分を外部へと放出することができる。
続いて、接着剤が硬化すると磁石拘束治具90が加熱炉から搬出される。さらに、蓋部53が収容部51から取り払われると、接着されて一体化した完成後の磁石体80がプッシャ60によって上方へと押圧され、収容部51の開口部51aから払い出される。このとき、完成後の磁石体80は、ガイド領域56を通過するが、ガイド領域56の内寸は完成後の磁石体80の規格どおりに設定されているので、このガイド領域56を通過した磁石体80は規格内の外形寸法を有することになる。よって、プッシャ60によって払い出された後の磁石体80の幅方向及び厚み方向の寸法が規格内に収まっているか否かを、続く寸法検査工程においてチェックする必要はない。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
接着領域55における収容部51の内寸が、磁石片31の最大許容寸法より僅かに大きい寸法に設定されるので、積層された磁石片31の幅方向及び厚み方向は収容部51の内側面によって拘束される。よって、磁石片31を長手方向に拘束するだけで、同時に幅方向及び厚み方向も拘束することができるので、磁石拘束治具50の構造を簡略化でき、磁石拘束治具50の製造コストを低減することができるとともに、メンテナンス作業を簡略化することができる。
また、幅方向及び厚み方向の拘束動作が不要であるので、拘束動作に必要な駆動源を用意する必要がなく、その分設備投資を削減することができる。
さらに、幅方向及び厚み方向の寸法は収容部51の内側面の寸法によって規定されるので、幅方向及び厚み方向の寸法が規格外となることをより確実に防止することができる。
さらに、収容部51に収容された磁石片31は、蓋部53の自重によって押圧して拘束するので、バネ等を用いた場合と比較して拘束動作を行う部材の保守及び点検作業が不要となる上に治具構造が簡素化されるので、メンテナンス作業を簡素化することができる。
さらに、磁石拘束治具50は収容部51の底面にプッシャ穴61とプッシャ穴61を介して収容部51内に進退可能なプッシャ60とを備えるので、積層及び接着後の一体化した磁石体を収容部51から上方へと容易に払い出すことができる。
さらに、収容部51の上端付近にテーパ部54が設けられるので、磁石片移載治具64から収容部51へ磁石片31が投入される際における磁石片31の飲み込みを促進することができ、詰まりの発生による設備の一時停止を防止することができる。
さらに、収容部51の内側面であって収容された磁石片31の接着部分に臨む部分に内側面を接着部分から離間させる溝が設けられるので、磁石片31の接着時に接着面からはみ出た接着剤が収容部51の内側面に付着することを防止することができる。よって、収容部51の内側面に蒸着した接着剤を除去する等のメンテナンス作業を省略することができる。
さらに、溝62は収容部51の外部雰囲気に連通しているので、接着剤の硬化時に生じる気化成分を外部へと放出することができる。
さらに、収容部51のガイド領域56における内寸が完成後の磁石体80の寸法に設定されているので、プッシャ60によって完成後の磁石体80を収容部51から取り出すことで、厚み方向及び幅方向の寸法検査が行われることになるので、積層工程の後に行われる寸法検査工程を簡略化することができる。
次に、第2実施形態について説明する。
本実施形態は、磁石体80の割断工程までは第1実施形態と同一であり、割断された磁石片31の積層工程において用いられる磁石拘束治具70が異なる。
図8Aは、本実施形態における磁石片31の積層工程において用いられる磁石拘束治具70を示す断面図である。図8Bは、図8Aの8B−8B断面を示す断面図である。
本実施形態の磁石拘束治具70は、磁石片31を投入する方向が第1実施形態と異なる。第1実施形態では、磁石片31を収容部51の上側開口部51aから落下させるようにして投入したが、本実施形態では、下方からプッシャ60によって押し上げて収容部51に収容させる。
そこで、収容部51は、積層治具52の上端側に開口するとともに下端側にも開口している。すなわち、収容部51の底面はなく、収容部51は積層治具52の上面から下面まで連通している。
さらに、積層治具52の下端には、回動することで収容部51を開閉可能な回動爪71と、回動爪71を閉塞位置に付勢する付勢部材72と、が設けられる。回動爪71は、付勢部材によって付勢されて先端71aが収容部51の内側面に当接する。プッシャ60によって下方から磁石片31が押し込まれると、回動爪71が付勢部材72の付勢力に抗して開放位置へと回動し収容部51が開放される。
なお、収容部51の下側開口部51bは、開口部51bに近づくにつれて徐々に内寸が拡大するテーパ部を有する構造であってもよい。
次に、図9A〜図9Gを参照して磁石拘束治具70を用いて磁石片31を積層及び接着する積層工程について説明する。
積層治具52の収容部51への磁石片31の投入は、収容部51の下方へと移動可能な磁石片移載治具73によって行われる。磁石片移載治具73は、収容部51へ投入される数(例えば5個)の磁石片31を紙面に対して直交する方向に載置しており、端部上面には開口が設けられる。さらに、端部下面にはプッシャ60が進退可能な孔が設けられる。
磁石片移載治具73は、プッシャ60が端部の磁石片31を収容部51へと上昇させた後に磁石片移載治具73より下方まで下降すると、載置されている残りの磁石片31を端部へと詰め、再度、プッシャ60によって端部の磁石片31を収容部51へと上昇させる。磁石片移載治具73は、以上の動作を繰り返すことで投入数分の磁石片31を収容部51へと順に投入する。
図9Aに示すように、磁石片移載治具73が空の積層治具52の収容部51の下部に移動する。この時、磁石片移載治具73の端部上面の開口が収容部51の下側開口部51bの直下に位置するように位置合わせされる。
図9Bに示すように、プッシャ60が上昇して磁石片移載治具73から1個目の磁石片31が収容部51へと押し込まれる。このとき、磁石片31に押される回動爪71は付勢部材72の付勢力に抗して回動し、磁石片31が回動爪71の先端71aより上方へ押し込まれる。その後、プッシャ60が下降すると、回動爪71は再び収容部51を閉塞し、収容された1個目の磁石片31を支持する。さらにプッシャ60が下降すると、磁石片移載治具73は残りの磁石片31を端部へと詰める。
図9Cに示すように、プッシャ60が上昇して磁石片移載治具73から2個目の磁石片31が収容部51へと収容される。このとき、磁石片31に押される回動爪71は付勢部材72の付勢力に抗して回動し、回動爪71が開放したことにより1個目の磁石片31と2個目の磁石片31との割断面が当接する。プッシャ60はそのまま2個の磁石片31を上昇させ、2個目の磁石片31が回動爪71の先端71aより上方へ押し込まれた後、プッシャ60が下降する。これにより、回動爪71は再び収容部51を閉塞し、収容された2個の磁石片31を支持する。
同様に、図9D、図9E及び図9Fに示すように、プッシャ60によって磁石片移載治具73から3個目、4個目及び5個目の磁石片31が収容部51へと収容される。これにより、5個の磁石片31が収容部51の長手方向に沿って互いに割断面を当接させた状態で一列に整列する。その後、磁石片移載治具73は収容部51の直下から離間する。
続いて、図9Gに示すように、蓋部53の挿入部59が収容部51に挿入される。以降の磁石片31の接着及び完成後の磁石体80の払い出しについては第1実施形態と同様である。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
本実施形態では特に、積層治具52の収容部51への磁石片31の投入が、収容部51の下方からプッシャ60によって行われるので、磁石片31が収容される際に収容部51の内側面に引っ掛かり、詰まりが生じて生産設備が一時停止することをより確実に防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例を示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本願は2012年7月13日に日本国特許庁に出願された特願2012−157586に基づく優先権を主張し、この出願の全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。
Claims (8)
- 永久磁石を破断分割して作成した磁石片同士を積層して形成する回転電機に配設される界磁極用磁石体の製造装置であって、
割断面に接着剤が塗付された複数の前記磁石片を割断面同士を対向させて順に収容し、収容された前記磁石片の外側面と隣接する内側面を有する収容部と、
前記収容部に収容された前記磁石片を前記収容部の底部に向けて長手方向に押圧する押圧手段と、
を備え、
前記押圧手段によって前記磁石片が押圧される時、前記磁石片は前記収容部の内側面によって幅方向及び厚み方向に拘束される、
界磁極用磁石体の製造装置。 - 請求項1に記載の界磁極用磁石体の製造装置であって、
前記収容部は前記底部が下方となる向きに配置され、
前記押圧手段は、自重により前記磁石片を前記収容部の底部に向けて押圧する、
界磁極用磁石体の製造装置。 - 請求項2に記載の界磁極用磁石体の製造装置であって、
前記押圧手段による前記磁石片の接着が終了した後の磁石体を前記底部とは反対方向に押して前記収容部から払い出すプッシャと、
前記収容部の底部に設けられ前記プッシャが進退するプッシャ穴と、
をさらに備える界磁極用磁石体の製造装置。 - 請求項3に記載の界磁極用磁石体の製造装置であって、
前記収容部は前記磁石片を上方から収容し、
前記収容部の上端部は、下方へ行くほど内寸が縮小するテーパ状に形成される、
界磁極用磁石体の製造装置。 - 請求項3に記載の界磁極用磁石体の製造装置であって、
前記底部は、閉塞位置に付勢され前記プッシャによって上方へと押されることで開放する回動部材であり、
前記収容部は前記プッシャによって下方から押し上げられる前記磁石片を収容する、
界磁極用磁石体の製造装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の界磁極用磁石体の製造装置であって、
前記収容部の内側面であって収容された前記磁石片の接着部分に臨む部位に、前記内側面を前記接着部分から離間させる溝が形成される、
界磁極用磁石体の製造装置。 - 請求項6に記載の界磁極用磁石体の製造装置であって、
前記溝は前記収容部の外側に連通している、
界磁極用磁石体の製造装置。 - 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の界磁極用磁石体の製造装置であって、
前記収容部は、前記押圧手段によって前記磁石片が押圧される際に前記磁石片を幅方向及び厚み方向に拘束する接着領域と、接着された後の磁石体が通過するガイド領域と、を有し、
前記ガイド領域の内寸は前記界磁極用磁石体の完成品寸法に設定される、
界磁極用磁石体の製造装置。
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