JP5967297B2 - ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置および方法 - Google Patents

ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5967297B2
JP5967297B2 JP2015511168A JP2015511168A JP5967297B2 JP 5967297 B2 JP5967297 B2 JP 5967297B2 JP 2015511168 A JP2015511168 A JP 2015511168A JP 2015511168 A JP2015511168 A JP 2015511168A JP 5967297 B2 JP5967297 B2 JP 5967297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnet insertion
insertion hole
rotor core
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015511168A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014167953A1 (ja
Inventor
長谷川 清
清 長谷川
巧 大島
巧 大島
靖志 松下
靖志 松下
晃久 堀
晃久 堀
倫人 岸
倫人 岸
関川 岳
岳 関川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP5967297B2 publication Critical patent/JP5967297B2/ja
Publication of JPWO2014167953A1 publication Critical patent/JPWO2014167953A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/03Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies having permanent magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/276Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、ロータコアの磁石挿入孔に磁石を挿入する技術に関する。
従来、モータのロータコアの磁石挿入孔に挿入する磁石として、複数に分割された磁石片を一体化して形成された長板状磁石を用いる技術が知られている(WO2001/095460A参照)。このように、ロータコアの磁石挿入孔に挿入する磁石を複数の磁石片で形成して、個々の磁石片の体積を小さくすることにより、作用する磁界の変動により発生する渦電流を低減させることができる。
ここで、複数の磁石片を接着して長板状にするのには大きな製造コストが発生するため、コスト低減のために、複数の磁石片を接着する工程を廃止して、複数の磁石片をそのままロータコアの磁石挿入孔に挿入する方法が考えられる。
しかしながら、磁石片をそのままロータコアの磁石挿入孔に挿入しようとすると、長板状磁石を挿入する場合に比べて、1つの磁石片の重量が小さくなるため、その分、磁石挿入時の落下エネルギーが小さくなる。従って、磁石片が磁石挿入孔内の側壁に接触すると、その摩擦抵抗により、磁石片の姿勢が傾き、磁石挿入孔の途中で磁石片が引っかかりやすくなるという問題が生じる。
本発明は、ロータコアの磁石挿入孔に磁石片を挿入する際に、磁石片が磁石挿入孔の途中で引っかかるのを防いで、スムーズに磁石片を挿入する技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様におけるロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置は、磁石挿入孔の内壁面に沿って、磁石挿入孔の内壁面よりも摩擦係数の小さい帯状部材を配置し、内壁面に帯状部材が配置された磁石挿入孔に磁石片を投入する。
本発明の実施形態については、添付された図面とともに以下に詳細に説明される。
図1は、本実施形態におけるロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置によって磁石が挿入されたロータを備える回転電機の主要部の構成を示す概略構成図である。 図2は、磁石挿入孔に挿入する複数の磁石片を示す図である。 図3は、ガイドテープ出し入れ装置からガイドテープクランパに向けて2本のガイドテープをくり出す工程について説明するための図である。 図4は、ガイドテープを左右に拡張する工程について説明するための図である。 図5は、ガイドテープを軽く巻き上げてテンションをかける工程について説明するための図である。 図6は、磁石挿入孔の上部に磁石片を運んで、2本のガイドテープの内側に落下させる工程について説明するための図である。 図7は、積層された複数の磁石片の最上部に位置する磁石片の上端面を、磁石押さえロッドで押さえる工程について説明するための図である。 図8は、ガイドテープを磁石挿入孔内から抜き取る工程について説明するための図である。 図9は、磁石押さえロッドを上昇させる工程について説明するための図である。 図10は、ガイドテープを抜き取らずに、レーザーカッタを用いて切断する例を示す図である。 図11は、ガイドテープを抜き取らずに、ナイフカッタを用いて切断する例を示す図である。 図12は、ガイドテープを下方に引き込むときの力を用いて、複数の磁石片を磁石挿入孔内に挿入する方法を説明するための図である。
図1は、本実施形態におけるロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置によって磁石が挿入されたロータを備える回転電機の主要部の構成を示す概略構成図である。図1において、左側の図は、回転電機の断面図であり、右側の図は、側面図である。回転電機AAは、図示しないケーシングの一部を構成する円環形のステータ10と、このステータ10と同軸的に配置された円柱形のロータ20とを備える。この回転電機AAは、例えば、電動機であり、電気自動車やハイブリッド自動車の駆動源として用いられる。ただし、回転電機は発電機であってもよいし、用途が自動車に限定されることはない。
ステータ10は、ステータコア11と、複数のコイル12とを備える。複数のコイル12は、ステータコア11に軸心Oを中心とした同一円周上に等角度間隔で形成されるスロット13に収設される。
ロータ20は、ロータコア21と、ロータコア21と一体的に回転する回転軸23と、複数の界磁極用磁石体30とを備える。複数の界磁極用磁石体30は、軸心Oを中心とした同一円周上に等角度間隔でロータコア21に形成される磁石挿入孔(スロット)22に収設される。
ロータ20の磁石挿入孔22に収設される界磁極用磁石体30は、図2に示すように、長板状の磁石体30を割断分割した複数の磁石片31を、樹脂を用いて接着することによって、一列に整列した磁石片31の集合体として構成されたものである。ただし、後述するように、磁石挿入孔22に挿入する際には、割断分割された磁石片の状態で挿入する。そして、全ての磁石片31を磁石挿入孔22に挿入した状態で、樹脂を用いて磁石挿入孔22内で全ての磁石片31を一体化する。
続いて、図3〜図12を用いて、本実施形態におけるロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置を用いて、磁石挿入孔22に複数の磁石片31を挿入する方法について説明する。複数の磁石片31は、ロータ20の回転軸方向に設けられているロータコア21の磁石挿入孔22に1つずつ挿入する。ただし、一度に挿入する磁石の数を2つ以上としてもよい。
まず初めに、ロータコア支持盤41の上にロータコア21をセットする(図3参照)。ロータコア支持盤41には、ロータコア21の磁石挿入孔22よりも小さい孔が設けられている。
磁石挿入孔22の上方にはガイドテープ出し入れ装置42が、また、磁石挿入孔22の下方にはガイドテープクランパ43がセットされており、ガイドテープ出し入れ装置42からガイドテープクランパ43に向けて2本のガイドテープ45をくり出す。より詳細には、磁石挿入孔22の上には一対のガイドテープ位置決めローラ44aが、磁石挿入孔22の下には一対のガイドテープ位置決めローラ44bが設けられており、一対のガイドテープ位置決めローラ44aおよび44bの内側を通るように、2本のガイドテープ45をくり出す(図3参照)。
ガイドテープ45としては、磁石挿入孔22の内壁面よりも摩擦係数が小さい物質を用いたテープ、例えばフッ素樹脂テープであって、且つ、磁石挿入孔22に磁石片31が挿入された状態で磁石片31とロータコア21との間の隙間に収まることができる薄いテープ(厚さが数十ミクロン程度のテープ)を用いる。
なお、ガイドテープ45は、磁石片31が磁石挿入孔22の途中で引っかかるのを防いで、スムーズに挿入するために用いるものであり、磁石挿入孔22の内壁面よりも摩擦係数が小さい帯状部材であれば、テープに限定されることはない。従って、隙間ゲージ等に用いられる金属シム等を用いることもできる。
ガイドテープクランパ43には、ガイドテープ45を挟み込んで固定するためのガイドテープ爪43aが設けられている。このガイドテープ爪43aを閉じることによってガイドテープ45を挟み込んで固定することができる。ガイドテープ爪43aによってガイドテープ45を固定した状態で、ガイドテープ45がロータコア支持盤41の孔を構成する壁に当接するまで、ガイドテープ出し入れ装置42、ガイドテープクランパ43、および、ガイドテープ位置決めローラ44a、44bを左右に拡張する(図4参照)。
特に、ガイドテープ出し入れ装置42をガイドテープ位置決めローラ44aよりも外側の位置まで移動させて、ガイドテープ45の上部がガイドテープ位置決めローラ44aの位置から少しずつ外側に広がるテーパ形状となるようにする。
続いて、ガイドテープ45が磁石挿入孔22内でたわまないように、ガイドテープ出し入れ装置42でガイドテープ45を軽く巻き上げて、ガイドテープ45にテンションをかける(図5参照)。これにより、磁石挿入孔22の内壁面に沿って、ガイドテープ45が配置される。上述したガイドテープ出し入れ装置42およびガイドテープクランパ43は、磁石挿入孔22の内壁面に沿って、ガイドテープ45を配置するための帯状部材配置手段を構成する。
次に、磁石挿入孔22の上部に磁石片31を運んで、2本のガイドテープ45の内側に落下させる(図6参照)。図6では、磁石片投入装置61により、磁石片31を挟んだ状態で磁石挿入孔22の上部まで運搬してから、磁石片31を落下させる例を示している。上述したように、ガイドテープ45の上部は、上にいくほど外側に広がるテーパ形状となっているので、磁石片31を磁石挿入孔22に向けて落下させる際に、高精度に位置決めをする必要がなく、容易に落下させることができる。磁石片31を磁石挿入孔22の上部に運んで落下させる方法としては、図6に示す磁石片投入装置61のような簡易ロボットや傾斜シューターを用いる方法等がある。
上述したように、ロータコア支持盤41には、ロータコア21の磁石挿入孔22よりも小さい孔41aが設けられているため、投入された磁石片31は、ロータコア支持盤41の上で止まる。従って、投入された複数の磁石片31は、ロータコア支持盤41の上であって、かつ、磁石挿入孔22内に積層される(図6参照)。
全ての磁石片31の投入が終わると、積層された複数の磁石片31の最上部に位置する磁石片31の上端面を、磁石押さえロッド46で上方から押さえる(図7参照)。これは、次工程でガイドテープ45を抜き取る際に、2つのガイドテープ45の間に位置する磁石片31が持ち上がるのを防ぐためである。従って、磁石押さえロッド46で磁石片31を強く押さえつける必要はない。
続いて、ガイドテープクランパ43のガイドテープ爪43aを開き、ガイドテープ出し入れ装置42を作動させて、ガイドテープ45を磁石挿入孔22内から抜き取る(図8参照)。
最後に、磁石押さえロッド46を上昇させる(図9参照)。なお、ガイドテープ出し入れ装置42、ガイドテープクランパ43、および、ガイドテープ位置決めローラ44a、44bは、初期位置に戻しておく。
ロータコア21の磁石挿入孔22に全ての磁石片31が挿入されると、次工程である磁石樹脂モールド工程において、磁石片31を磁石挿入孔22内で樹脂モールドにより固定する処理が行われる。なお、磁石挿入孔22に挿入された磁石片の落下防止のために、ロータコア21を磁石樹脂モールド工程へ搬送する際には、ロータコア支持盤41もロータコア21と共に搬送する。
以下では、変形例について説明する。
図10は、ガイドテープ45を抜き取らずに、レーザー光47を用いたレーザーカッタを用いて切断する例を示す図である。図10に示す例では、磁石挿入孔22より上部の位置と下部の位置でガイドテープ45を切断する。この方法では、磁石挿入孔22内で、複数の磁石片31とロータコア21との間に切断されたガイドテープ45が残るが、特に問題はないのでそのまま残しておく。
図11は、ガイドテープ45を抜き取らずに、ナイフカッタ48を用いて切断する例を示す図である。この例でも、磁石挿入孔22より上部の位置と下部の位置でガイドテープ45を切断し、磁石挿入孔22内に残るガイドテープ45は、そのまま残しておく。
なお、ガイドテープ45を切断する方法は、レーザーカッタやナイフカッタを用いる方法に限定されることはない。
図12は、ガイドテープ45を下方に引き込むときの力を用いて、複数の磁石片31を磁石挿入孔22内に挿入する方法を説明するための図である。なお、図12に示す例では、磁石片受けロッド48を用いて、複数の磁石片31が磁石挿入孔22から抜け落ちないように支えているが、ロータコア支持盤41によって支えることができるのであれば、磁石片受けロッド48は必要ない。
この方法では、磁石片31を磁石挿入孔22の上まで運んで、2本のガイドテープ45の内側に落下させるときに、磁石挿入孔22の下側に配置されているガイドテープ出し入れ装置49によって、ガイドテープ45を下方に巻き取る。ガイドテープ出し入れ装置49は、ガイドテープ45を挟み込んで固定するためのクランプ機構を備えている。
図12に示す方法では、ガイドテープ45を下方に巻き取る際に、磁石片31とガイドテープ45が接触する摩擦力を利用して、磁石片31を磁石挿入孔22に挿入する。従って、この方法で用いるガイドテープ45は、摩擦力を利用して磁石片31を磁石挿入孔22に引き込めるように、摩擦抵抗が大きい材質のテープを用いる。全ての磁石片31が磁石挿入孔22に挿入されると、図10や図11を用いて説明したように、ガイドテープ45を切断する。
以上、一実施の形態におけるロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置によれば、磁石挿入孔22の内壁面に沿って、磁石挿入孔22の内壁面よりも摩擦係数の小さい帯状部材(ガイドテープ45)を配置し、内壁面に帯状部材(ガイドテープ45)が配置された磁石挿入孔22に磁石片31を投入する。これにより、磁石片31を挿入する際に、磁石挿入孔22の途中で引っかかるのを防ぐことができる。また、磁石挿入孔22の内壁面に凹凸がある場合でも、その凹凸の影響を受けることなく、スムーズに磁石片31を挿入することができる。
また、スムーズに磁石片31を挿入することができるので、磁石片31の角を面取りする必要がなく、面取りの手間を省くことができる。また、磁石片31の角を面取りすると、その分体積が減って磁石の性能が低下するが、そのような問題が生じることもない。
また、帯状部材(ガイドテープ45)は、その上部が少しずつ外側に広がるテーパ形状となっており、テーパ形状となっている帯状部材の上部から磁石片31を投入するので、磁石片31を磁石挿入孔22に対して高精度に位置決めすることなく挿入することができる。これにより、ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置を安価に製造することができ、モータの製造コストを低減することができる。
さらに、全ての磁石片31が磁石挿入孔22に挿入されると、帯状部材(ガイドテープ45)を抜き取るので、抜き取った帯状部材を再利用することができ、モータの製造コストを低減することができる。
また、全ての磁石片31が磁石挿入孔22に挿入されると、磁石挿入孔22の上端部および下端部で帯状部材(ガイドテープ45)を切断するようにしてもよい。帯状部材を抜き取る方法では、帯状部材が途中で引っかかったり切れたりする可能性があるが、切断することにより、帯状部材が途中で引っかかったり中途半端に切れたりすることを防ぐことができる。
さらに、磁石片31を磁石挿入孔22に投入するときに帯状部材(ガイドテープ45)を下方に引き込み、帯状部材を下方に引き込む際に磁石片31と帯状部材との間に生じる摩擦力によって、磁石片31を磁石挿入孔22に挿入する構成とすることもできる。この方法によれば、軽くて落下エネルギーが小さい磁石片31をより確実に磁石挿入孔22に挿入することができる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはなく、様々な変形や応用が可能である。
本願は、2013年4月10日に日本国特許庁に出願された特願2013−082227に基づく優先権を主張し、この出願の全ての内容は参照により本明細書に組み込まれる。

Claims (6)

  1. モータのロータコアに設けられた磁石挿入孔に複数の磁石片を挿入するロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置であって、
    前記磁石挿入孔の内壁面に沿って、前記磁石挿入孔の内壁面よりも摩擦係数の小さい帯状部材を配置する帯状部材配置手段と、
    内壁面に前記帯状部材が配置された前記磁石挿入孔に磁石片を投入する磁石片投入手段と、
    を備えるロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置。
  2. 請求項1に記載のロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置において、
    前記帯状部材は、その上部が少しずつ外側に広がるテーパ形状となっており、
    前記磁石片投入手段は、テーパ形状となっている前記帯状部材の上部から磁石片を投入する、
    ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置において、
    前記帯状部材配置手段は、全ての磁石片が前記磁石挿入孔に挿入されると、前記帯状部材を抜き取る、
    ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置において、
    全ての磁石片が前記磁石挿入孔に挿入されると、前記磁石挿入孔の上端部および下端部で前記帯状部材を切断する切断手段をさらに備える、
    ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置において、
    前記磁石片投入手段によって磁石片を前記磁石挿入孔に投入するときに前記帯状部材を下方に引き込む帯状部材引き込み手段をさらに備え、
    前記帯状部材引き込み手段によって前記帯状部材を下方に引き込む際に磁石片と前記帯状部材との間に生じる摩擦力によって、磁石片を前記磁石挿入孔に挿入する、
    ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置。
  6. モータのロータコアに設けられた磁石挿入孔に複数の磁石片を挿入するロータコア磁石挿入孔への磁石挿入方法であって、
    前記磁石挿入孔の内壁面に沿って、前記磁石挿入孔の内壁面よりも摩擦係数の小さい帯状部材を配置し、
    内壁面に前記帯状部材が配置された前記磁石挿入孔に磁石片を投入する、
    ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入方法。
JP2015511168A 2013-04-10 2014-03-18 ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置および方法 Active JP5967297B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013082227 2013-04-10
JP2013082227 2013-04-10
PCT/JP2014/057252 WO2014167953A1 (ja) 2013-04-10 2014-03-18 ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5967297B2 true JP5967297B2 (ja) 2016-08-10
JPWO2014167953A1 JPWO2014167953A1 (ja) 2017-02-16

Family

ID=51689366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015511168A Active JP5967297B2 (ja) 2013-04-10 2014-03-18 ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置および方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9819250B2 (ja)
EP (1) EP2985892B1 (ja)
JP (1) JP5967297B2 (ja)
CN (1) CN105122609B (ja)
WO (1) WO2014167953A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11670994B2 (en) 2021-05-20 2023-06-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Rotor manufacturing method
US12009711B2 (en) 2021-03-16 2024-06-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of manufacturing magnets and method of manufacturing rotor

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5967297B2 (ja) * 2013-04-10 2016-08-10 日産自動車株式会社 ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置および方法
CN105103419B (zh) * 2013-04-10 2016-11-30 日产自动车株式会社 向转子铁芯磁体插入孔的磁体插入装置以及方法
JP6369420B2 (ja) * 2015-08-07 2018-08-08 トヨタ自動車株式会社 回転子の製造方法
JP6841130B2 (ja) * 2017-03-30 2021-03-10 Tdk株式会社 モータ
CN110932500A (zh) * 2019-12-31 2020-03-27 横店集团英洛华电气有限公司 转子上粘磁瓦装置
JP7283447B2 (ja) * 2020-06-11 2023-05-30 トヨタ自動車株式会社 ロータの製造方法およびロータ製造装置
JP7363700B2 (ja) * 2020-07-27 2023-10-18 トヨタ自動車株式会社 磁石の製造方法、及びロータの製造方法
JP2022026283A (ja) * 2020-07-30 2022-02-10 トヨタ自動車株式会社 電気モータのロータの製造方法
JP7563294B2 (ja) 2021-05-25 2024-10-08 トヨタ自動車株式会社 ロータ製造装置
CN114204761B (zh) * 2021-11-11 2023-09-01 中船重工电机科技股份有限公司 轮缘推进器上的永磁电机转子磁钢的便捷表贴方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55111645A (en) * 1979-02-19 1980-08-28 Sony Corp Automatic inserting device for magnet
JPH09163649A (ja) * 1995-12-07 1997-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 永久磁石埋め込み形モータにおける永久磁石の固定方法
EP1603214A1 (en) * 2003-03-07 2005-12-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetizing jig, magnetizing method using the jig, and method of assembling electric compressor by using the jig and the magnetizing method
JP2011078268A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Shin-Etsu Chemical Co Ltd Ipm型永久磁石回転機用回転子の組立方法
JP2012039746A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Nissan Motor Co Ltd 磁石挿入方法、ロータ及び電動機
JP2013093919A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Honda Motor Co Ltd 部品の挿入方法、及び、挿入装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3847269A (en) * 1973-09-04 1974-11-12 Bucciconi Eng Co Magnetic rail type conveyor unit
US5705970A (en) * 1993-10-15 1998-01-06 Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho Rare-earth containing iron-base resin bonded magnets
JPWO2001095460A1 (ja) 2000-06-09 2004-01-15 住友特殊金属株式会社 一体化磁石体およびそれを組み込んだモーター
JP2003274578A (ja) * 2002-03-15 2003-09-26 Mitsubishi Electric Corp 回転電機の固定子
US20040217666A1 (en) * 2002-12-11 2004-11-04 Ballard Power Systems Corporation Rotor assembly of synchronous machine
DE102008018724A1 (de) * 2008-04-14 2009-10-22 Siemens Aktiengesellschaft Sekundärteil für eine permanentmagneterregte Synchronmaschine
JP2011125105A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Toyota Motor Corp 割断磁石を備えたモータとその製造方法
JP5967297B2 (ja) * 2013-04-10 2016-08-10 日産自動車株式会社 ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置および方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55111645A (en) * 1979-02-19 1980-08-28 Sony Corp Automatic inserting device for magnet
JPH09163649A (ja) * 1995-12-07 1997-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 永久磁石埋め込み形モータにおける永久磁石の固定方法
EP1603214A1 (en) * 2003-03-07 2005-12-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetizing jig, magnetizing method using the jig, and method of assembling electric compressor by using the jig and the magnetizing method
JP2011078268A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Shin-Etsu Chemical Co Ltd Ipm型永久磁石回転機用回転子の組立方法
JP2012039746A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Nissan Motor Co Ltd 磁石挿入方法、ロータ及び電動機
JP2013093919A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Honda Motor Co Ltd 部品の挿入方法、及び、挿入装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12009711B2 (en) 2021-03-16 2024-06-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of manufacturing magnets and method of manufacturing rotor
US11670994B2 (en) 2021-05-20 2023-06-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Rotor manufacturing method
US11949299B2 (en) 2021-05-20 2024-04-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Rotor manufacturing device

Also Published As

Publication number Publication date
CN105122609A (zh) 2015-12-02
JPWO2014167953A1 (ja) 2017-02-16
CN105122609B (zh) 2016-10-26
US9819250B2 (en) 2017-11-14
EP2985892A1 (en) 2016-02-17
US20160049851A1 (en) 2016-02-18
EP2985892A4 (en) 2016-05-11
EP2985892B1 (en) 2018-08-15
WO2014167953A1 (ja) 2014-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5967297B2 (ja) ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置および方法
JP5983869B2 (ja) ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置および方法
JP6288266B2 (ja) ステータの組立方法およびステータの組立装置
JP5880709B2 (ja) 界磁極用磁石体の製造装置
US8453313B2 (en) Table for permanent magnet rotor and method for manufacturing permanent magnet rotor
US9350219B2 (en) Rotor magnet, rotor, and rotor manufacturing method
JP2007037288A (ja) 永久磁石形回転電機用回転子及びその製造方法
JP6428559B2 (ja) ロータコアの製造方法
JP6241055B2 (ja) ロータコア磁石挿入孔への磁石挿入装置および方法
JP2021048679A (ja) 鉄心製品の製造方法及び鉄心製品
JP7267139B2 (ja) 永久磁石モータの製造装置
JP2020065315A (ja) 回転電機ロータの製造方法及び製造装置
JP7362042B2 (ja) ロータ製造方法
WO2022196148A1 (ja) 磁石配列方法、ロータの製造方法、磁石配列治具及び磁石誘導装置
CN113809890B (zh) 转子的制造方法及转子制造装置
JP7484812B2 (ja) ロータ製造方法およびロータ製造装置
KR100519114B1 (ko) 리니어 모터용 코어의 제조방법
JP2023069026A (ja) ガルバノモータ、加工装置及び物品の製造方法
JP2023018572A (ja) ロータの製造方法
JP5994447B2 (ja) 界磁極用磁石体を構成する磁石片の製造装置及びその製造方法
JP2005039960A (ja) 円筒形リニアモータ用電機子コア構造

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160620

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5967297

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151