JP5880114B2 - 集積回路および無線通信装置 - Google Patents

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    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/44Transmit/receive switching

Description

本開示は、集積回路および無線通信装置に関する。
無線機の送信と受信を切り替えるための送受切替器には、製造プロセスがCMOSの場合、一般的にMOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)が用いられることが多い(例えば特許文献1参照)。
特開2002−335187号公報
無線機において、送受切替器はシステムの前段に置かれることが多いので、MOSFETを用いた送受切替器の信号ロスは、受信系においては受信感度に、送信系においては送信時の電力に直接影響を及ぼす。従って、MOSFETを用いた送受切替器では、MOSFETのON時の低ロスとOFF時の高アイソレーションが要求される。
既存のMOSFETを用いた送受切替器では、ONしている信号経路の寄生素子の影響を低減することでON時の低ロスを図るというものであったが、高周波信号用の送受切替器においては、OFFしている信号経路の寄生素子の影響は無視できない。一般的なシステムでは、受信側の信号経路のスイッチロスは受信感度に影響を及ぼし、送信側の信号経路のスイッチロスは送信電力および消費電力に直接影響を及ぼす。従って、低ロスを図る場合には、送信系および受信系の双方でロスを低減させることが求められるが、このロスの低減にも限界がある。
そこで、本開示の目的とするところは、ロスの低減が必要な系統において低ロスを図ることで、ロスの低減と高アイソレーションとを両立させることが可能な、新規かつ改良された集積回路および無線通信装置を提供することにある。
本開示によれば、送信経路上に設けられる第1のスイッチ素子と、受信経路上に設けられる第2のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子の入力側のノードと接地電位との間に設けられる第3のスイッチ素子と、前記第2のスイッチ素子の出力側のノードと接地電位との間に設けられる第4のスイッチ素子と、を備え、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオフになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオンになり、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオンになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオフになり、前記第1のスイッチ素子の出力側のノードは前記第2のスイッチ素子の入力側のノードに接続され、前記第1のスイッチ素子のサイズは前記第2のスイッチ素子のサイズより小さく形成される、集積回路が提供される。
また本開示によれば、送信経路上に設けられる第1のスイッチ素子と、受信経路上に設けられる第2のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子の入力側のノードと接地電位との間に設けられる第3のスイッチ素子と、前記第2のスイッチ素子の出力側のノードと接地電位との間に設けられる第4のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子の出力側のノードと前記第2のスイッチ素子の入力側のノードとの間のノードに接続されるアンテナと、を備え、前記アンテナから信号を受信する際に、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオフになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオンになり、前記アンテナから信号を送信する際に、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオンになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオフになり、前記第1のスイッチ素子のサイズは前記第2のスイッチ素子のサイズより小さく形成される、無線通信装置が提供される。
以上説明したように本開示によれば、ロスの低減が必要な系統において低ロスを図ることで、ロスの低減と高アイソレーションとを両立させることが可能な、新規かつ改良された集積回路および無線通信装置を提供することができる。
従来のMOSFETを用いた送受切替器の構成例を示す説明図である。 従来のMOSFETを用いた送受切替器の構成例を示す説明図である。 従来の送受切替器の構成例を示す説明図である。 本開示の第1の実施形態にかかる送受切替器100の構成を示す説明図である。 図1に示した従来の送受切替器1000に設けられるMOSFET M101、M102の断面イメージを示す説明図である。 図4に示した本開示の第1の実施形態にかかる送受切替器100に設けられるMOSFET M11、M12の断面イメージを示す説明図である。 本開示の第2の実施形態にかかる送受切替器200の構成を示す説明図である。 図7に示した本開示の第2の実施形態にかかる送受切替器200に設けられるMOSFET M21、M22の断面イメージを示す説明図である。 本開示の第3の実施形態にかかる送受切替器300の構成を示す説明図である。 本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器400の構成を示す説明図である。 図10に示した本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器400に設けられるMOSFET M41、M42の断面イメージを示す説明図である。 本開示の第5の実施形態にかかる送受切替器500の構成を示す説明図である。 図12に示した本開示の第5の実施形態にかかる送受切替器500に設けられるMOSFET M51、M52の断面イメージを示す説明図である。 MOSFET M51、M52の寄生容量が低下する様子を示す説明図である。 本開示の第5の実施形態の変形例にかかる送受切替器500’の構成を示す説明図である。 本開示の各実施形態にかかる送受切替器を備える無線通信装置600の構成を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
<1.従来技術とその問題点>
<2.第1の実施形態>
<3.第2の実施形態>
<4.第3の実施形態>
<5.第4の実施形態>
<6.第5の実施形態>
<7.送受切替器を備える無線通信装置>
<8.まとめ>
<1.従来技術とその問題点>
まず、既存のMOSFETを用いた送受切替器における、MOSFETのON時の低ロスとOFF時の高アイソレーションを図る技術と、その問題点について説明する。
図1は、従来のMOSFETを用いた送受切替器の構成例を示す説明図である。図1に示した送受切替器1000には、4つのMOSFET M101〜M104が用いられている。MOSFET M101〜M104はn型のMOSFETである。RF−1は、送信側の系統に接続されるインタフェースであり、RF−2は、受信側の系統に接続されるインタフェースであり、RF IOはアンテナに接続されるインタフェースである。MOSFET M101、M102は、それぞれ送信系と受信系をON/OFFするためのスイッチの役割を有し、MOSFET M103、M104は、それぞれ送信系と受信系とを接地させてアイソレーションするためのスイッチの役割を有する。
MOSFET M101、M104は、制御端子1によって同タイミングでON/OFFされ、MOSFET M102、M103は、制御端子2によって同タイミングでON/OFFされる。MOSFET M101、M104がONになる時はMOSFET M102、M103はOFFになり、MOSFET M101、M104がOFFになる時はMOSFET M102、M103はONになる。
送信時には、MOSFET M101、M104がONになり、MOSFET M102、M103はOFFになることで、信号がRF IOに接続されたアンテナから送信されると共に、受信系の不要波およびOFFになっている受信系回路のインピーダンスがRF IOへ影響する事を防ぐ事ができる。受信時には、MOSFET M102、M103がONになり、MOSFET M101、M103はOFFになることで、RF IOに接続されたアンテナで受信された信号は受信系に流れ込むと共に、送信系の不要波およびOFFになっている送信系回路のインピーダンスがRF IOへ影響する事を防ぐ事ができる。
上述のように、無線機において、送受切替器はシステムの前段に置かれることが多いので、MOSFETを用いた送受切替器の信号ロスは、受信系においては受信感度に、送信系においては送信時の電力に直接影響を及ぼす。従って、MOSFETを用いた送受切替器では、MOSFETのON時の低ロスとOFF時の高アイソレーションが要求される。
MOSFETのON時の低ロスを実現する方法として、信号経路のスイッチ用MOSFETのON抵抗を下げるためにMOSFETのサイズを大きくする方法や、アイソレーション用の接地MOSFETを削除することで寄生容量を減らす技術、インダクタと容量を使用する技術などがある。
図2は、従来のMOSFETを用いた送受切替器の構成例を示す説明図である。図2に示した送受切替器1100には、3つのMOSFET M111〜M113が用いられている。RF−1、RF−2、およびRF IOの役割は、図1に示した送受切替器1000と同様である。
図2に示した送受切替器1100は、送信側の系統にのみアイソレーション用の接地MOSFET M113が設けられている。図1に示した送受切替器1000から、アイソレーション用の接地MOSFETが1つ削除されているので、寄生容量は減っているが、これによりアイソレーションが悪化してしまうという問題がある。
図3は、従来の送受切替器の構成例を示す説明図である。図3に示した送受切替器1200には、2つのMOSFET M121、M122と、インダクタL121と、キャパシタC121、C122と、が用いられている。RF−1、RF−2、およびRF IOの役割は、図1に示した送受切替器1000と同様である。
図3に示した送受切替器1200は、受信系にインダクタL121と、キャパシタC121、C122とが設けられており、受信経路にMOSFETが設けられていないので、ロスは低減することができる。しかし、図3に示した送受切替器1200は、インダクタを設けることにより、MOSFETを設けた場合に比べてサイズが大きくなってしまう。
ここで、微弱な電波を用いる近距離無線転送技術を用いて信号を送受信する場合、送信電力は低く抑える必要があるので、送信側のロスはある程度高くなっても影響は少ない。一方、受信側は受信感度を向上させる必要があるので、ロスを出来る限り小さくすることが望ましい。
そこで、以下で説明する本開示の各実施形態では、送信側のロスはある程度犠牲にしつつ、受信側のロスを出来る限り小さくすることで、性能を向上させる送受切替器、およびその送受切替器を用いた無線通信装置について説明する。
<2.第1の実施形態>
図4は、本開示の第1の実施形態にかかる送受切替器100の構成を示す説明図である。以下、図4を用いて本開示の第1の実施形態にかかる送受切替器100の構成について説明する。
図4に示したように、本開示の第1の実施形態にかかる送受切替器100は、n型のMOSFETであるMOSFET M11〜M14を含んで構成される。RF−1は、送信側の系統に接続されるインタフェースであり、RF−2は、受信側の系統に接続されるインタフェースであり、RF IOはアンテナに接続されるインタフェースである。MOSFET M11、M12は、それぞれ送信系と受信系をON/OFFするためのスイッチの役割を有し、MOSFET M13、M14は、それぞれ送信系と受信系とを接地させてアイソレーションするためのスイッチの役割を有する。
MOSFET M11、M14は、制御端子1によって同タイミングでON/OFFされ、MOSFET M12、M13は、制御端子2によって同タイミングでON/OFFされる。MOSFET M11、M14がONになる時はMOSFET M12、M13はOFFになり、MOSFET M11、M14がOFFになる時はMOSFET M12、M13はONになる。
送信時には、MOSFET M11、M14がONになり、MOSFET M12、M13はOFFになることで、信号がRF IOに接続されたアンテナから送信されると共に、送信信号の受信系への流入が防がれる。受信時には、MOSFET M12、M13がONになり、MOSFET M11、M13はOFFになることで、RF IOに接続されたアンテナで受信された信号は受信系に流れ込むと共に、受信信号の送信系への流入が防がれる。
そして本実施形態にかかる送受切替器100は、MOSFET M11のサイズを、MOSFET M12のサイズより小さくしている。MOSFET M11のサイズを小さくすることで、RF IOからのMOSFET M11の寄生容量を小さく見せることができる。
図5は、図1に示した従来の送受切替器1000に設けられるMOSFET M101、M102の断面イメージを示す説明図である。従来の送受切替器1000に設けられるMOSFET M101、M102は、図5に示したように同じサイズのものが用いられる。そして、MOSFET M101、M102には、それぞれソース−ベース間の寄生容量Csb1と、ドレイン−ベース間の寄生容量Cdb1とが存在する。
図6は、図4に示した本開示の第1の実施形態にかかる送受切替器100に設けられるMOSFET M11、M12の断面イメージを示す説明図である。図6に示したように、送受切替器100に設けられるMOSFET M11、M12は、送信経路に設けられるMOSFET M11のサイズが、受信経路に設けられるMOSFET M12のサイズより小さくなっている。MOSFET M11、M12には、それぞれソース−ベース間の寄生容量Csb1、Csb2と、ドレイン−ベース間の寄生容量Cdb1、Cdb2とが存在する。
通常、MOSFETを用いた送受切替器では、ON抵抗を低減させるためにスイッチングを行うMOSFETのサイズを大きくするが、送信経路に設けられるMOSFET M11のサイズをあえて小さくする。MOSFET M11のサイズを小さくすることで、送信経路のロスは大きくなるが、RF IOからのMOSFET M11の寄生容量(ソース−ベース間の寄生容量Csb1およびドレイン−ベース間の寄生容量Cdb1)が小さく見えることにより、受信経路のロスを低減させることが出来る。
以上説明したように本開示の第1の実施形態に係る送受切替器100は、送信経路に設けられるMOSFET M11のサイズが、受信経路に設けられるMOSFET M12のサイズより小さくなっていることで、RF IOからのMOSFET M11の寄生容量(ソース−ベース間の寄生容量Csb1およびドレイン−ベース間の寄生容量Cdb1)が小さく見え、受信経路のロスを低減させることが出来る。また、送信側と受信側の両方に、アイソレーション用の接地MOSFET M13、M14が設けられているので、本開示の第1の実施形態に係る送受切替器100は、高アイソレーションの要求にも応えることが出来る。
<3.第2の実施形態>
続いて、本開示の第2の実施形態にかかる送受切替器について説明する。図7は、本開示の第2の実施形態にかかる送受切替器200の構成を示す説明図である。以下、図7を用いて本開示の第2の実施形態にかかる送受切替器200の構成について説明する。
図7に示したように、本開示の第2の実施形態にかかる送受切替器200は、MOSFET M21〜M24を含んで構成される。RF−1、RF−2、およびRF IOの役割は、図4に示した送受切替器100と同様である。
図7に示した本開示の第2の実施形態にかかる送受切替器200は、本開示の第1の実施形態にかかる送受切替器100と比較して、送信経路に設けられているMOSFET M21のウェル端子を、高インピーダンスの抵抗R23を介して接地電位に接続している点で相違している。
図8は、図7に示した本開示の第2の実施形態にかかる送受切替器200に設けられるMOSFET M21、M22の断面イメージを示す説明図である。図8に示したように、送受切替器200に設けられるMOSFET M21、M22は、送信経路に設けられるMOSFET M21のサイズが、受信経路に設けられるMOSFET M22のサイズより小さくなっている。そして、MOSFET M21のウェル端子は、高インピーダンスの抵抗R23を介して接地電位に接続されている。従って、MOSFET M21のソース−ベース間の寄生容量Csb1およびドレイン−ベース間の寄生容量Cdb1が、高インピーダンスの抵抗R23を介して接地電位に接続されることになる。
このように、送信経路に設けられているMOSFET M21のウェル端子を、高インピーダンスの抵抗R23を介して接地電位に接続することで、MOSFET M21のドレイン容量を含む、MOSFET M21のドレイン端から見たインピーダンスを高くすることが出来る。MOSFET M21のドレイン端から見たインピーダンスを高くすることで、RF IOからのMOSFET M21の寄生容量が小さく見え、受信経路のロスを低減させることが出来る。
なお、図7および図8では、MOSFET M21のウェル端子は、高インピーダンスの抵抗R23を介して接地電位に接続されている状態を示したが、本開示はかかる例に限定されるものではない。送信経路にMOSFET M21のウェル端子をフローティング状態としてもよく、また送信経路に設けられるMOSFETがp型の場合は、M21のウェル端子は、電源電位に高インピーダンスの抵抗R23を介して接続されていてもよい。
<4.第3の実施形態>
続いて、本開示の第3の実施形態にかかる送受切替器について説明する。図9は、本開示の第3の実施形態にかかる送受切替器300の構成を示す説明図である。以下、図9を用いて本開示の第3の実施形態にかかる送受切替器300の構成について説明する。
図9に示したように、本開示の第3の実施形態にかかる送受切替器300は、MOSFET M31〜M34を含んで構成される。RF−1、RF−2、およびRF IOの役割は、図4に示した送受切替器100と同様である。
図9に示した本開示の第3の実施形態にかかる送受切替器300は、本開示の第2の実施形態にかかる送受切替器200と比較して、送信経路に設けられているMOSFET M31だけでなく、受信経路に設けられているMOSFET M32のウェル端子を、高インピーダンスの抵抗R34を介して接地電位に接続している点で相違している。
送信経路に設けられているMOSFET M31のウェル端子を、高インピーダンスの抵抗R33を介して接地電位に接続することで、MOSFET M31のドレイン容量を含む、MOSFET M31のドレイン端から見たインピーダンスを高くすることが出来る。同様に、受信経路に設けられているMOSFET M32のウェル端子を、高インピーダンスの抵抗R34を介して接地電位に接続することで、MOSFET M32のドレイン容量を含む、MOSFET M32のドレイン端から見たインピーダンスを高くすることが出来る。従って、RF IOからのMOSFET M31、M32の寄生容量が小さく見え、受信経路のロスを低減させることが出来る。
<5.第4の実施形態>
続いて、本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器について説明する。図10は、本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器400の構成を示す説明図である。以下、図10を用いて本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器400の構成について説明する。
図10に示したように、本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器400は、MOSFET M41〜M45を含んで構成される。RF−1、RF−2、およびRF IOの役割は、図4に示した送受切替器100と同様である。
図10に示した本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器300は、本開示の第2の実施形態にかかる送受切替器200と比較して、受信経路に設けられているMOSFET M42のウェル端子を、MOSFET M45を介して接地電位に接続している点で相違している。MOSFET M45は、制御端子1からの電圧の印加によってON/OFFが制御される。すなわちMOSFET M41、M44がONになる時はMOSFET M45もONになり、MOSFET M41、M44がOFFになる時はMOSFET M45もOFFになる。
上述したように、受信経路に用いられるMOSFET M42のウェルを高インピーダンスの抵抗で接地または電源に接続することで、MOSFET M42のドレイン容量を含むドレイン端から見たインピーダンスを高くすることが出来る。しかし、これだけでは、MOSFET M42をOFFした際のアイソレーションが悪くなってしまう。
そこで、受信経路のMOSFETをOFFした際のアイソレーションの悪化を防ぐために、図10に示したように、受信経路に設けられているMOSFET M42のウェル端子を、MOSFET M45を介して接地電位に接続する。受信経路に設けられているMOSFET M42のウェルを高インピーダンスに見せる部分にMOSFET M45を挿入し、受信経路がONの時にはMOSFET M45をOFFに、受信経路がOFFの時にはMOSFET M45をONにする。
図11は、図10に示した本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器400に設けられるMOSFET M41、M42の断面イメージを示す説明図である。図11に示したように、本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器400に設けられるMOSFET M41、M42は、送信経路に設けられるMOSFET M41のサイズが、受信経路に設けられるMOSFET M42のサイズより小さくなっている。そして、MOSFET M41のウェル端子は、高インピーダンスの抵抗R41を介して接地電位に接続されており、MOSFET M42のウェル端子は、MOSFET M45を介して接地電位に接続されている。
MOSFET M45がOFFのときは、MOSFET M45は高インピーダンスとなるので、ソース−ベース間の寄生容量Csb2およびドレイン−ベース間の寄生容量Cdb2が高インピーダンスを介して接地電位に接続されることになり、MOSFET M42のドレイン容量を含むドレイン端から見たインピーダンスを高くすることが出来る。そしてMOSFET M42がOFFの時には、MOSFET M45がONとなっているので、ソース−ベース間の寄生容量Csb2およびドレイン−ベース間の寄生容量Cdb2が接地電位に接続されることになり、受信経路からのアイソレーションを確保できる。
このように受信経路に設けられているMOSFET M42のウェルを高インピーダンスに見せる部分にMOSFET M45を挿入することで、本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器400は、受信経路がONの時にはロスを低くすることができ、受信経路がOFFで送信経路がONの時には、受信経路からのアイソレーションを確保することができる。
<6.第5の実施形態>
続いて、本開示の第5の実施形態にかかる送受切替器について説明する。図12は、本開示の第5の実施形態にかかる送受切替器500の構成を示す説明図である。以下、図12を用いて本開示の第5の実施形態にかかる送受切替器500の構成について説明する。
図12に示したように、本開示の第5の実施形態にかかる送受切替器500は、MOSFET M51〜M54を含んで構成される。RF−1、RF−2、およびRF IOの役割は、図4に示した送受切替器100と同様である。また図12に示したように、本開示の第5の実施形態にかかる送受切替器500は、MOSFET M54のゲート端子とRF−2との間が、ダイオードD51および抵抗R55を介して接続されている。
ロスの低減が求められる受信経路上のMOSFET M52がONの時に、受信経路にDC電圧を印加すると、受信経路上のMOSFET M52および、OFFになっている送信経路上のMOSFET M51の、ドレイン・ソースとウェル間のPN接合に逆バイアスを印加することになる。受信経路上のMOSFET M52がONの時に、ONとなっている受信経路上のMOSFET M52と、OFFになっている送信経路上のMOSFET M51との両方に逆バイアスを印加して、MOSFET M51、M52の両方の寄生容量を同時に低減させる。MOSFET M51、M52の両方の寄生容量を同時に低減させることで、ロスの低減が求められる受信経路のロスを低減させることが出来る。
図13は、図12に示した本開示の第5の実施形態にかかる送受切替器500に設けられるMOSFET M51、M52の断面イメージを示す説明図である。図13に示したように、本開示の第5の実施形態にかかる送受切替器500は、受信経路上のMOSFET M52がONの時に、受信経路にDC電圧Vを印加する。受信経路にDC電圧Vが印加されることで、MOSFET M51、M52のドレイン・ソースとウェル間のPN接合に逆バイアスが印加されて、MOSFET M51、M52の寄生容量が低下する。具体的には、受信経路にDC電圧Vが印加されることで、MOSFET M52のドレイン・ソース空乏層容量が低減し、MOSFET M51のドレイン空乏層容量が低減される。図14は、ドレイン・ソースとウェル間のPN接合に逆バイアスが印加されることでMOSFET M51、M52の寄生容量が低下する様子を示す説明図である。
MOSFET M51、M52のドレイン・ソースとウェル間のPN接合に逆バイアスを印加して、MOSFET M51、M52の寄生容量を低下させることで、本開示の第5の実施形態にかかる送受切替器500は、ロスの低減が求められる受信経路のロスを低減させることが出来る。
なお本開示の第5の実施形態では、図4に示した送受切替器100のMOSFET M14のゲート端子とRF−2との間を、ダイオードおよび抵抗を介して接続する構成としたが、本開示はかかる例に限定されるものではない。上述してきた送受切替器200、300、400についても同様に、受信経路上に設けられるMOSFETのゲート端子とRF−2との間を、ダイオードおよび抵抗を介して接続する構成としても良い。MOSFETのゲート端子とRF−2との間を、ダイオードおよび抵抗を介して接続することで、同様に、送信経路上のMOSFETと受信経路上のMOSFETの寄生容量を低下させて、ロスの低減が求められる受信経路のロスを低減させることが出来る。
図15は、本開示の第5の実施形態の変形例にかかる送受切替器500’の回路構成を示す説明図であり、図10に示した本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器400に、図12に示した本開示の第5の実施形態にかかる送受切替器500に備えられているインバーター回路D51および抵抗R55が追加されたものである。このように、図10に示した本開示の第4の実施形態にかかる送受切替器400における、MOSFET M44のゲート端子とRF−2との間を、インバーター回路および抵抗を介して接続することで、送信経路上のMOSFETと受信経路上のMOSFETの寄生容量を低下させて、ロスの低減が求められる受信経路のロスを低減させることが出来る。
<7.送受切替器を備える無線通信装置>
次に、上述した本開示の各実施形態にかかる送受切替器を備える無線通信装置について説明する。図16は、本開示の各実施形態にかかる送受切替器を備える無線通信装置600の構成を示す説明図である。以下、図16を用いて本開示の各実施形態にかかる送受切替器を備える無線通信装置600の構成について説明する。
図16に示したように、無線通信装置600は、送受切替器100と、アンテナ610と、受信回路620と、送信回路630と、データ処理部640と、を含んで構成される。図16では、一例として本開示の第1の実施形態にかかる送受切替器100を備える無線通信装置600を図示した。もちろん、本開示においては、その他の実施形態にかかる送受切替器が無線通信装置に設けられるようにしても良い。
図16に示した無線通信装置600は、4.48GHzのキャリアで、最高560Mbpsの通信速度で高速近接通信を行えるように構成された無線通信装置である。アンテナ610は、その高速近接通信によって電波を送受信するアンテナである。
受信回路620は、アンテナ610で受信された電波から受信データを生成するための回路である。受信回路620で生成された受信データはデータ処理部640に送られる。送信回路630は、データ処理部640から送られる送信データを、アンテナ610から送信するための処理を行う回路である。データ処理部640は、アンテナ610で受信された電波から生成された受信データに基づいた処理や、アンテナ610から送信するための送信データを生成する処理等を実行する。
上述した高速近接通信は、送信電力は低く抑える必要があるので、送信側のロスはある程度高くなっても影響は少ない。一方、受信側は受信感度を向上させる必要があるので、ロスを出来る限り小さくすることが望ましい。従って、高速近接通信を行う無線通信装置に、上述した本開示の各実施形態にかかる送受切替器を備えることで、受信側のロスを小さく抑えることが出来、受信側のロスによる受信感度の低下を抑えることができる。
<8.まとめ>
以上説明したように本開示の各実施形態によれば、送信経路に設けられるMOSFETのサイズが、受信経路に設けられるMOSFETのサイズより小さくなっていることで、アンテナ側から見た送信経路上のMOSFETの寄生容量が小さく見え、受信経路のロスを低減させることが出来る。また、送信側と受信側の両方に、アイソレーション用の接地MOSFETが設けられているので、高アイソレーションの要求にも応えることが出来る。
本開示の各実施形態に係る送受切替器を受信側に用いた場合には、受信経路のロスの低減により、受信感度を向上させることが出来る。また本開示の各実施形態に係る送受切替器を送信側に用いた場合には、送信電力効率を向上させることができるので、消費電力の低減に寄与できる。本開示の各実施形態に係る送受切替器を無線通信装置に用いることにより、従来の送受切替器に比べてアイソレーションを保つことが可能になり、インダクタを用いずに済むので送受切替器に要するサイズを小さくすることができる。
なお、上記各実施形態にかかる送受切替器は、通信経路をON・OFFするためのMOSFETのゲートと、接地させるためのアイソレーション用のMOSFETのゲートとが同一の導線に接続されて構成されていたが、本開示はかかる例に限定されるものではない。第1の実施形態にかかる送受切替器100を例に挙げれば、MOSFET M11、M14が同タイミングでON・OFFでき、MOSFET M12、M13が同タイミングでON・OFFできるような構成であれば、MOSFET M11、M14のゲートが同一の導線に接続されていなくてもよく、MOSFET M12、M13のゲートが同一の導線に接続されていなくてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
送信経路上に設けられる第1のスイッチ素子と、
受信経路上に設けられる第2のスイッチ素子と、
前記第1のスイッチ素子の入力側のノードと接地電位との間に設けられる第3のスイッチ素子と、
前記第2のスイッチ素子の出力側のノードと接地電位との間に設けられる第4のスイッチ素子と、
を備え、
前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオフになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオンになり、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオンになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオフになり、
前記第1のスイッチ素子の出力側のノードは前記第2のスイッチ素子の入力側のノードに接続され、前記第1のスイッチ素子のサイズは前記第2のスイッチ素子のサイズより小さく形成される、集積回路。
(2)
前記第4のスイッチ素子のゲート端子と前記第2のスイッチ素子の出力側のノードとの間に設けられる直流電圧印加部をさらに備える、前記(1)に記載の集積回路。
(3)
前記第1のスイッチ素子のウェルと所定の電位との間に設けられる第1の抵抗をさらに備える、前記(1)または(2)に記載の集積回路。
(4)
前記第2のスイッチ素子のウェルと所定の電位との間に設けられる第5のスイッチ素子をさらに備え、
前記第5のスイッチ素子は、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオフになる時にオフになり、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオンになる時にオンになる、前記(3)に記載の集積回路。
(5)
前記第4のスイッチ素子のゲート端子と前記第2のスイッチ素子の出力側のノードとの間に設けられる直流電圧印加部をさらに備える、前記(3)または(4)に記載の集積回路。
(6)
前記第2のスイッチ素子のウェルと所定の電位との間に設けられる第2の抵抗をさらに備える、前記(3)から(5)のいずれかに記載の集積回路。
(7)
送信経路上に設けられる第1のスイッチ素子と、
受信経路上に設けられる第2のスイッチ素子と、
前記第1のスイッチ素子の入力側のノードと接地電位との間に設けられる第3のスイッチ素子と、
前記第2のスイッチ素子の出力側のノードと接地電位との間に設けられる第4のスイッチ素子と、
前記第1のスイッチ素子の出力側のノードと前記第2のスイッチ素子の入力側のノードとの間のノードに接続されるアンテナと、
を備え、
前記アンテナから信号を受信する際に、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオフになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオンになり、
前記アンテナから信号を送信する際に、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオンになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオフになり、
前記第1のスイッチ素子のサイズは前記第2のスイッチ素子のサイズより小さく形成される、無線通信回路。
100、200、300、400、500 送受切替器
600 無線通信装置

Claims (7)

  1. 送信経路上に設けられる第1のスイッチ素子と、
    受信経路上に設けられる第2のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子の入力側のノードと接地電位との間に設けられる第3のスイッチ素子と、
    前記第2のスイッチ素子の出力側のノードと接地電位との間に設けられる第4のスイッチ素子と、
    を備え、
    前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオフになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオンになり、
    前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオンになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオフになり、
    前記第1のスイッチ素子の出力側のノードは前記第2のスイッチ素子の入力側のノードに接続され、前記第1のスイッチ素子のサイズは前記第2のスイッチ素子のサイズより小さく形成される、集積回路。
  2. 前記第4のスイッチ素子のゲート端子と前記第2のスイッチ素子の出力側のノードとの間に設けられる直流電圧印加部をさらに備える、請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記第1のスイッチ素子のウェルと所定の電位との間に設けられる第1の抵抗をさらに備える、請求項1に記載の集積回路。
  4. 前記第2のスイッチ素子のウェルと所定の電位との間に設けられる第5のスイッチ素子をさらに備え、
    前記第5のスイッチ素子は、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオフになる時にオフになり、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオンになる時にオンになる、請求項3に記載の集積回路。
  5. 前記第4のスイッチ素子のゲート端子と前記第2のスイッチ素子の出力側のノードとの間に設けられる直流電圧印加部をさらに備える、請求項3に記載の集積回路。
  6. 前記第2のスイッチ素子のウェルと所定の電位との間に設けられる第2の抵抗をさらに備える、請求項3に記載の集積回路。
  7. 送信経路上に設けられる第1のスイッチ素子と、
    受信経路上に設けられる第2のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子の入力側のノードと接地電位との間に設けられる第3のスイッチ素子と、
    前記第2のスイッチ素子の出力側のノードと接地電位との間に設けられる第4のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子の出力側のノードと前記第2のスイッチ素子の入力側のノードとの間のノードに接続されるアンテナと、
    を備え、
    前記アンテナから信号を受信する際に、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオフになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオンになり、
    前記アンテナから信号を送信する際に、前記第1のスイッチ素子および前記第4のスイッチ素子がオンになる時に前記第2のスイッチ素子および前記第3のスイッチ素子がオフになり、
    前記第1のスイッチ素子のサイズは前記第2のスイッチ素子のサイズより小さく形成される、無線通信装置。
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