JP5880076B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
また、本発明においては、記録媒体に液体を噴射する記録ヘッドと、上記記録媒体を支持する支持筐体及び上記記録媒体を加熱可能な加熱部を備える記録媒体支持部と、を有する記録装置であって、上記液体を収容する液体収容体を、装置本体の外筐表面から突出させて保持する液体収容体保持部を有し、上記記録媒体支持部は、上記液体収容体が突出する空間に臨む側の上記支持筐体の側面に、上記支持筐体内に外気を吸引する吸気口を有する、という構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、装置本体の外筐表面から突出した液体収容体の周辺雰囲気が該液体収容体が突出する空間に臨む吸気口から支持筐体内に吸引される。この吸引により発生した液体収容体周辺の気流は、加熱部によって暖められた空気を液体収容体の周辺に滞留させることなく流動させる。このため、加熱部による液体収容体に対する熱の影響を低減することができる。
したがって、加熱部と液体収容体保持部とを接近して配置した構成を採用することが可能となり、レイアウトの省スペース化を図ることができる。また、加熱部に対する液体収容体保持部の配置位置が制約されないため、液体収容体保持部を所望の位置に配置した構成を採用することが可能となり、メンテナンス性に優れた記録装置を提供できる。
このような構成を採用することによって、本発明では、吸気口の吸引により発生した気流が外筐表面から突出した液体収容体の端部によって遮られないので、液体収容体の温度上昇を効率的に低減できる。
このような構成を採用することによって、本発明では、液体収容体とスロット部との間に挿抜方向に延在する隙間が形成され、当該隙間は外筐表面の開口に連通するため、吸気口の吸引によって当該隙間の空気も一緒に吸い込むことができる。このため、液体収容体の温度上昇をより低減できる。
このような構成を採用することによって、本発明では、第2開口から隙間に外気を取り込んで流通させることができるため、液体収容体の温度上昇をより低減できる。
このような構成を採用することによって、本発明では、加熱部を備える記録媒体支持部の隣に保持される液体収容体とは別に大容量の第2液体収容体を備えるため、液体全体の温度上昇のリスクを低減できる。
このような構成を採用することによって、本発明では、加熱部を備える記録媒体支持部に対し、液体収容体よりも大容量の第2液体収容体を離して配置することで、液体全体の温度上昇のリスクをより低減できる。
図1は、本発明の実施形態におけるプリンター1を示す構成図である。
プリンター1は、比較的大型のメディア(記録媒体)Mを扱うラージフォーマットプリンター(LFP)である。本実施形態のメディアMは、例えば64インチ(Inch)程度の幅を有する塩化ビニル系フィルムから形成されている。
また、プラテンヒーター部42は、目標温度を維持した状態でインクの着弾をメディアMに受けさせて、インクの着弾時からの乾燥を速やかに促す構成となっている。
図2に示すように、プラテンヒーター部42は、メディアMを支持する支持面50を構成する第1支持部材51を有する。第1支持部材51は、Al材やSUS材等の金属材から形成されている。本実施形態の第1支持部材51は、Al材から形成されている。第1支持部材51は、メディアMの幅よりも幅方向において長く、より詳しくは、64インチ程度の幅よりも長い平板形状を有する。
プリンター1は、図6に示すように、記録媒体支持部4に近接して配置されたカートリッジ保持部(液体収容体保持部)100を備えている。本実施形態に係るカートリッジ保持部100は、例えば4個のインクカートリッジ(液体収容体)110A〜110Dを保持している。
図7に示すように、カートリッジ保持部100は、外筐表面103aに開口し、インクカートリッジ110A〜110Dを挿抜可能とするスロット部104A〜104Dを有する。スロット部104A〜104Dは、各インクカートリッジ110A〜110Dに係合して保持可能な係合部105a〜105dを有している。係合部105a〜105dの各々は、インクカートリッジ110A〜110Dにそれぞれ対応している。
記録媒体支持部4は、インクカートリッジ110A〜110Dが突出する突出方向において、外筐表面103aに対し、インクカートリッジ110A〜110Dの端部110A1〜110D1よりも離れた位置に設けられた吸気口91を有する。換言すると、インクカートリッジ110A〜110Dは、突出方向において、外筐表面103aに対し、吸気口91のすべてを隠さない範囲で突出している。これにより、幅方向の端に配置されるインクカートリッジ110Aの周囲においても吸引による気流を起こし易くするようにしている。
メディアMが、支持面50上の印字領域まで搬送されてくると、インクジェットヘッド31により印字が開始される。このとき、記録媒体支持部4では、ヒーター制御基板70の制御の下にヒーター41a,42a,43aが駆動し、支持面が所定温度に加熱されている。そして、インクジェットヘッド31は、キャリッジ32に搭載され、幅方向に往復移動しながら印字を行う。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
第2実施形態は、図9に示すように、プリンター1がインクタンク(第2液体収容体)120A〜120Dを備えている点で、上述した実施形態と異なっている。また、第2実施形態は、図10に示すように、カートリッジ保持部100が第2開口108a〜108dを備えている点で、上述した実施形態と異なっている。
また、図10に示すように、カートリッジ保持部100は、スロット部104A〜104Dの外筐表面103aにおける開口と異なる位置において、ガイド溝106aによって形成される隙間と外部とを連通させる第2開口108a〜108dを有する。本実施形態の第2開口108a〜108dは、各隙間に対応する位置において、装置本体103の背面側に開口している。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
第3実施形態は、図12に示すように、インクタンク120A〜120Dが装置本体103上でなく、架台130上に設置されている点で、上述した実施形態と異なっている。
また、第3実施形態のチューブ111は、図13に示すように、インクカートリッジ110A〜110Dの端部110A1〜110D1に接続されており、インクカートリッジ110A〜110Dの突出方向において吸気口91に重なるように配線されている。この構成によれば、記録媒体支持部4に近づくチューブ111の周辺雰囲気においても空気の流れを形成し、チューブ111内のインクの温度上昇を低減させることができる。
Claims (5)
- 記録媒体に液体を噴射する記録ヘッドと、前記記録媒体を支持する支持筐体及び前記記録媒体を加熱可能な加熱部を備える記録媒体支持部と、を有する記録装置であって、
前記液体を収容する液体収容体を、装置本体の正面側の外筐表面から突出させて保持する液体収容体保持部を有し、
前記液体収容体保持部は、前記外筐表面に開口し、前記液体収容体を挿抜可能とするスロット部を有し、
前記記録媒体支持部は、
前記外筐表面から突出した前記液体収容体の側面と空間をあけて対向する前記支持筐体の側面に、前記液体収容体が突出する突出方向において、前記外筐表面に対し、前記液体収容体の前記突出方向の端部よりも離れた位置に設けられた吸気口と、
前記吸気口を介して、前記液体収容体の前記突出方向の端部の前側の空気及び前記液体収容体と前記スロット部との間の隙間の空気を、前記支持筐体内に吸引する吸引ファンと、を有する、ことを特徴とする記録装置。 - 前記液体収容体保持部は、前記液体収容体と前記スロット部との間に、前記開口と連通し前記液体収容体の挿抜方向に延在する隙間を形成する溝部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記液体収容体保持部は、前記開口と異なる位置において、前記隙間と外部とを連通させる第2開口を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記液体収容体に前記液体を供給可能に接続され、前記液体収容体の容量よりも大きな容量を有する第2液体収容体を有する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録装置。
- 前記第2液体収容体は、前記記録媒体支持部に対し、前記液体収容体よりも離れた位置に設けられている、ことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
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