JP5878620B2 - セラミック・フィルター体の欠陥検出方法 - Google Patents

セラミック・フィルター体の欠陥検出方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国出願第12/96600号(2008年8月22日出願)の優先権を主張するものである。
本発明はセラミックを主成分とするフィルターに関し、特には、かかるフィルターの製造に用いられるセラミック・フィルター体の欠陥を検出するためのシステム及び方法に関するものである。
多孔壁によって画成されたハニカム構造を内部に有するセラミック体には幾つかの用途があり、例えば、固体粒子フィルター体や静止型熱交換器として使用されている。そのような場合、ハニカム構造における選択溝の一端又は両端をマニホールディング等により封止又は填塞する必要がある。
填塞セラミック・フィルターの作用において、加圧された汚染流体や気体が入口面に導かれ、入口面において端部が開放している溝を通してセラミック・フィルター体に入る。これ等の溝は対向(出口)面において封止されているため、汚染流体は強制的に隣接溝に向け薄い多孔壁に通される。多孔壁の開口部を通過できない流体内の大きな固体汚染物質粒子が残留することにより浄化された流体が出口溝を通してフィルターから出る。
選択した溝の開放端に填塞材料を挿入し、その填塞フィルターを乾燥することにより溝の封止が行われる。填塞ハニカム構造体を形成する従来の方法にはセラミックを主成分とする未焼成のハニカム構造体を押出成形する工程、その構造体を炉内で乾燥する工程、選択溝の開放端を填塞する工程、及びその填塞ハニカム構造体を焼成する工程が含まれている。
その填塞方法によって填塞欠陥が生じる可能性が潜在的にあり、それがフィルター漏洩の原因になっている。また、ハニカム構造体の溝は、溝壁面の崩壊あるいは余分な材料が溝内に残留することにより、セラミック・フィルター体そのものにおいて閉塞されることもある。従って、フィルターの製造工程において、最終的に形成されるフィルターの漏洩の原因となり得るセラミック・フィルター体の欠陥を素早く且つ効率的に検査できることが重要である。
本発明の1つの態様は第1端部、第2端部、及び第1端部と第2端部との間に延びる多数の縦溝を備えたハニカム構造体を有して成るセラミック・フィルター体の欠陥を検出する方法である。この方法は少なくとも1つの第1光源素子を備えた第1光源ユニット及び少なくとも1つの第1検出器素子を備えた第1検出器ユニットをそれぞれ第1及び第2端部の近傍に配置し、少なくとも1つの第1光源素子と少なくとも1つの第1検出器素子とを対応する少なくとも1つの第1溝を通して光学的に連絡させる工程を有している。また、この方法は、少なくとも1つの第1溝を通して、第1光源ユニットから第1検出器ユニットに対し少なくとも1つの第1光ビームを送出する工程も有している。更に、少なくとも1つの第1検出器素子により、少なくとも1つの第1光ビームから第1光を検出し、検出に即応して、検出した第1光を表す少なくとも1つの第1電気検出器信号を生成する工程も含んでいる。また、この方法は少なくとも1つの第1電気検出器信号を処理し、少なくとも1つの第1溝内における少なくとも1つの第1欠陥が存在するか否かを判定する工程も有している。
本発明の別の態様は第1端部、第2端部、及び第1端部と第2端部との間に延びる多数の縦溝を備えたハニカム構造体を有して成るセラミック・フィルター体の欠陥を検出するシステムである。このシステムは少なくとも1つの第1光源素子を有し、ハニカム構造体の第1端部近傍に配され、第1光ビームを生成するよう構成されて成る第1光源ユニットを有している。また、このシステムは少なくとも1つの第1検出器素子を備えた第1検出器ユニットも有している。第1検出器ユニットがハニカム構造体の第2端部近傍に配されることにより、少なくとも1つの第1光源素子と少なくとも1つの第1検出器素子とが対応する少なくとも1つの第1溝を通して光学的に連絡することができる。第1検出器ユニットは第1光ビームから第1光を検出すると第1電気検出器信号を生成するよう構成されている。また、このシステムは第1検出器ユニットに電気的に接続されたプロセッサーも有している。このプロセッサーは第1電気検出器信号を処理して少なくとも1つの第1溝内に少なくとも1つの第1欠陥があるか否かを判定するよう構成されている。
本発明の更に別の態様は第1端部、第2端部、並びに第1及び第2溝端部であって理想的には選択された溝端部が封止されるよう選択された第1及び第2溝端部に第1及び第2栓体を有する多数の縦溝を備えたセラミック・ハニカム構造体の欠陥を検出する方法である。この方法は1つ以上の第1溝を通して第1端部から第2端部に第1光を送出し、第2端部において少なくとも1つの第1欠陥を通過した第1光を検出する工程を有している。また、この方法は1つ以上の第2溝を通して第2端部から第1端部に第2光を送出し、第1端部において少なくとも1つの第2欠陥を通過した第2光を検出する工程も有している。更に、第1検出光及び第2検出光を処理して少なくとも1つの第1欠陥及び少なくとも1つの第2欠陥を検出する工程も含んでいる。
当業者にとって、以下の明細書の記載、クレーム、及び添付図面を参照することにより本発明の前記及び更なる効果について理解を深める共に正当な評価を下すことができる。
非填塞セラミック・フィルター体例の斜視図。 セラミック・フィルター体の遠位側面図及び溝の端部に交互に栓体が挿入されている様子を示すセラミック・フィルター体端部におけるY−Z拡大挿入断面図。 フィルター漏洩の原因となる可能性があるセラミック・フィルター体における5つの欠陥例を示す、図2と同様の図。 セラミック・フィルター体が動作可能に配された本発明による光学ベースの欠陥検出システムを一般化した実施の形態の概略図。 セラミック・フィルター体端部の詳細、交互に端部内に設けられた栓体、及び光を検出器ユニットにまで通す栓体欠陥を示す図4のシステムの部分拡大図。 欠陥検出システムを用いて端部が填塞されていないセラミック・フィルター体を測定してハニカム構造体内部の材料欠陥を検出する例示的実施の形態を示す、図5Aと同様の図。 検出器ユニットによって光が検出された位置を示す、コントローラにより生成され表示ユニットに表示されたセラミック・フィルター体の端部像の例示的実施の形態を示す図。 暗い背景に検出光が現れている端部像の“暗視野”形態を示す、図6Aと同様の図。 光源ユニットが1つの光源素子を備え、検出器ユニットが1つの検出器素子を備えた、本発明の欠陥検出システムの“片端型”の例示的実施の形態を示す図。 小面積光源素子を構成するための光ファイバーを含む図7のシステムに好適な光源ユニットの例示的実施の形態を示す概略側面図。 小面積光源素子を構成するための光ファイバーを含む図7のシステムに好適な光源ユニットの例示的実施の形態を示す概略側面図。 線形光源ユニット及び線形検出器ユニットを備えた本発明の欠陥検出システムの“片端型”の例示的実施の形態を示す、図7と同様の概略図。 光ビームが内部を伝搬し欠陥のない栓体によって遮断されることにより線形検出器ユニットのどの検出器素子にも光が入射しない様子を示すセラミック・フィルター体の1つの溝の拡大図。 図10Aの欠陥がない場合における、検出器ユニットによって形成された溝端部像を示す図。 栓体に欠陥があり光ビームの検出可能光部分が欠陥を通り1つ以上の検出器素子に入射し検出される場合を示す、図10Aと同様の図。 溝端部に対する検出光の位置及び分布をグレースケールで示す、図10Bと同様の図。 ファンアウト部を備えた光ケーブルの多数の光ファイバーによって構成した線形光源ユニットの例示的実施の形態を示す概略図。 円筒形発散レンズ及び収束レンズを用いてレーザー・ビームから平行光源を構成した線形光源ユニットの例示的実施の形態を示す概略図。 円筒形発散レンズのみを用いて発散ライン光源を構成した図12Bと同様の光源ユニットを示す図。 光源ユニットが伸張光源素子として管状蛍光球を備えた欠陥検出システムの例示的実施の形態を示す、図9と同様の概略図。 二次元の光源ユニットと二次元の検出器ユニットとを用いてセラミック・フィルター体の全端部域に光を照射すると共にセラミック・フィルター体の対向端部全域において光を検出する欠陥検出システムの例示的実施の形態の概略側面図。
添付図面に例を示す、現在における本発明の例示的実施の形態について詳細に説明する。図面全体を通し、同一又は同様の部品については、可能な限り同一又は同様の参照番号又は参照符号を用いている。
図1は例示的な非填塞セラミック・フィルター体10の斜視図である。セラミック・フィルター体10は軸長L及び軸(縦)方向を規定する中心軸A1を備えたハニカム構造体12を有している。参考として直交座標が示してある。
ハニカム構造体12は外壁15に囲まれた薄い交差多孔質壁14によって画成されている。壁14は対向端部16、18の間にわたって延び多数の隣接する中空路、即ち“溝”を形成している。溝は同様に対向端部16、18の間に延び対向端部16、18においてそれぞれ溝端部22、24を有している(図5A).セラミック・フィルター体10は、例えば、1平方インチ(約6.452cm)当り100〜900の溝を有することができる。例示的実施の形態において、壁14は非常に薄く形成され、例えば、厚さ2〜10ミル(約0.508〜0.254mm)、更には厚さ2〜6ミル(約0.508〜0.152mm)である。例示的実施の形態において、セラミック・フィルター体10の直径Dは3〜17インチ(約7.62〜43.18cm)である。
セラミック・フィルター体10は、例えば、コージライト、ムライト、炭化ケイ素、又はチタン酸アルミニウムの可塑化セラミック前駆体を押出金型で押出成形することにより製造される。次に、押出成形された“未焼成体”は切断され乾燥される。このような未焼成体は非常に脆弱であるため窯に移送して、その熱によって比較的軟らかく脆弱な未焼成体を硬いハニカム構造体12を有する硬化焼成体とする必要がある。
図2はセラミック・フィルター体10の遠位側面図及び端部18において溝の端部24に交互に栓体30が挿入されている様子を示すセラミック・フィルター体の端部18におけるY−Z拡大挿入断面図である。溝端部22、24は当初開放されている(図2において溝端部22は図示せず、図5B参照)。通常各溝の溝端部22又は24に交互に栓体30が設けられ、セラミック・フィルター体の各端部16、18が互いに1溝ずれた栓体の“市松”模様を成し、各溝の1端のみが填塞されている。理想的には、各溝20の1端16又は18が完全に開放され、他端が栓体30によって完全に封止されると共に、溝20が完全にクリア(即ち、完全に無閉塞)である。溝20は溝幅Wcを有している。
前記のように、溝の端部を選択的に填塞する填塞方法を含むフィルター製造工程には、填塞したセラミック・フィルター体をフィルターとして使用したとき漏洩や性能低下を招く欠陥が生じる可能性が潜在的にある。図3はフィルター漏洩の原因となるセラミック・フィルター体の5つの製造欠陥例DEFを示す、図2と同様の図である。DEF1で示す最初の欠陥は、栓体30の1つが完全に欠落している欠陥である。DEF2で示す2番目の欠陥は、栓体30が部分的にしか存在していない欠陥、即ち、栓体の軸方向の深さは正確であるが、溝20を完全に填塞するには幅が足りない欠陥である。DEF3で示す3番目の欠陥はDEF2に似ているが、軸方向の深さも基準から外れているため栓体30のほんの一部しか存在しない欠陥である。以下、これ等の欠陥を“填塞”欠陥と呼ぶ。栓体の亀裂等の別の種類の填塞欠陥も起こり得る。
引き続き図3において、DEF4で示す4番目の欠陥は、ハニカム構造体12の内部欠陥であり、壁14の一部が溝20内に崩落している欠陥である。この崩落は図示のように全体の場合も部分的である場合もある。DEF5で示す同様の種類の欠陥もハニカム構造体12の内部欠陥であり、余分な材料が溝20を部分的又は完全に塞ぐように溝の内部に存在している欠陥である。欠陥DEF4、DEF5はフィルター漏洩を招くことはないが、フィルターの流量を減らし性能を低下させる。欠陥DEF4、DEF5は非填塞のハニカム構造体12にも填塞ハニカム構造体にも生じるが、図示の容易性から填塞ハニカム構造体に示してある。栓体30に関連する“填塞”欠陥と区別するため、この種の欠陥を“材料”欠陥と呼ぶ。
DEF6で示す別の種類の欠陥は壁14に生じた開口(例えば、亀裂又は穴)欠陥である。穴型欠陥DEF6は検出可能光量を隣接溝に通すのに充分な大きさを有する可能性があり、それによって以下詳細に検討するように、溝内を伝搬する光の強度が低下する。
光学ベースの欠陥検出システム
図4はセラミック・フィルター体10が動作可能に配された本発明による光学ベースの欠陥検出システム(以下“システム”)50を一般化した実施の形態の概略図である。システム50は端部16の近傍に配された光源ユニット52及びそれに対応する端部18の近傍に配された検出器ユニット62を備えている。光源ユニット52は少なくとも1つの光源素子54を備え、検出器ユニット62は少なくとも1つの検出器素子64を備えている。光源ユニット52と検出器ユニット62とはZ方向において、少なくとも1つの光源素子54が少なくとも1つの検出器素子64と位置合せされるよう、光路OPに沿って位置合せされている。光源ユニット52と検出器ユニット62とは、欠陥のない栓体30又は前記のような光を遮断する溝欠陥DEFが存在しない場合、少なくとも1つの溝20を通して光学的に連絡している。
光源ユニット52及び検出器ユニット62の例について以下詳細に説明する。一般に、光源ユニット52は、狭い領域(例えば、1つの溝端部22)に光を発する“単一”即ち“点”光源、線状光(例えば、セラミック・フィルター体端部16を横断する光)を発する線状光源、あるいはセラミック・フィルター体端部16の全面に光を照射する二次元光源であってよい。同様に、検出器ユニット62は、狭い領域(例えば、1つの溝端部24)の光を検出する“単一検出器”、線に沿って光を検出する線状検出器、あるいはセラミック・フィルター体端部18の全面の光を検出する二次元検出器であってよい。
引き続き図4の例示的実施の形態において、少なくとも1つの溝20に欠陥のない栓体30又は光を遮断する材料欠陥DEFが存在しない場合、その少なくとも1つの溝を通して両者が光学的に連絡するよう第2光源ユニット52’が端部18の近傍に配され、第2検出器ユニット62’が端部16の近傍に配されている。一般に、一方の溝端部から他方の溝端部に伝搬する光は発散するため、通常欠陥を通過した光も発散する。このため、システム50が“両端型”である場合、検出器ユニット62、62’をセラミック・フィルター体端部16、18のできるだけ近くに配置することにより、栓体30のできるだけ近くで光を検出することができる。システム50が“片端型”である場合、光源端に存在する栓体30を照明するということは、その栓体を透過した光が検出されるまでにセラミック・フィルター体10のほぼ全長に亘り伝搬する必要があることを意味する。この光は溝20内を伝搬するにつれ発散及び拡散するため減衰し検出が困難になる。
例示的実施の形態において、それぞれの検出器素子64、64’がそれぞれのセラミック体端部18、16から1mm〜10mmの距離になるよう検出器ユニット62、62’が配置される。
2つの光源ユニット52、52’と2つの検出器ユニット62、62’とを備えた図4の両端型構成のシステム50は、セラミック・フィルター体10の調整を必要とせずに光の詳細な検出を行うことができる。1つの光源ユニット52及び1つの検出器ユニット62のみを有する片端型システム50の場合、セラミック・フィルター体端部16、18の両方において光のクローズアップ検出をするためには、Y軸を中心にセラミック・フィルター体10を180°回転させた後再度測定を行う必要がある。セラミック・フィルター体10を反転させて2回目のクローズアップ測定を行う必要があるため、欠陥検出工程に余分な時間を要し工程が複雑になると共に余分なコストがかかる。従って、システム50の一般化した実施の形態の以後の説明においては、主として2光源/2検出器、即ち、“両端型”の実施の形態について説明する。
例示的実施の形態において、光源ユニット52及び検出器ユニット62’が、第1X−Y−Zステージ70によって、セラミック・フィルター体端部16の近傍に支持される一方、光源ユニット52’及び検出器ユニット62が第2X−Y−Zステージ70’によって対向するセラミック・フィルター体端部18の近傍に支持される。これにより、2つの光源ユニットと2つの検出器ユニットとが同期して移動することができると共に、セラミック・フィルター体10及び互いに対し固定位置を維持できる。各々のステージ70、70’がZ方向に移動可能であるため、光源ユニット52、52’及び検出器ユニット62、62’をセラミック・フィルター体端部16、18の近傍に配置することができる。ステージ70、70’は個別に調整可能であり、位置の粗調整及び/又は微調整が容易であることが好ましい。
例示的実施の形態において、光源ユニット52と検出器ユニット62’との間に第1遮光体68が設置され、光源ユニット52’と検出器ユニット62との間に第2遮光体68’が設置されている。これにより、光源ユニット52からの光のみが検出器ユニット62によって検出され、光源ユニット52’からの光のみが検出器ユニット62’によって検出される。
例示的実施の形態において、光源ユニット52、52’及び検出器ユニット62、62’を越えてセラミック・フィルター体を移動するよう構成された搬送システム80によってセラミック・フィルター体10が支持搬送される。例示的実施の形態において、搬送システム80はX−Y面上、及び位任意としてZ方向に沿って、セラミック・フィルター体10を配置するためのステージ82を備えている。搬送システム80は検出器ユニット62及び光源ユニット52’が対応するユニット(それぞれ、52及び62’)と光学的に連絡するためのギャップGを有している。別の例示的実施の形態において、セラミック・フィルター体10が横、即ち、中心軸A1をY方向に向けて配置されるようシステム50が構成されている。
システム50は光源ユニット52、52’、検出器ユニット62、62’、ステージ70、70’、及び搬送システム80に動作可能に(例えば、電気的に)接続されたコントローラ100を備えている。コントローラ100はこれ等のシステム・コンポーネントの動作を制御し全体としてシステム50として動作させるよう構成されている。例示的実施の形態において、コントローラ100はプロセッサー102(例えば、デジタル・プロセッサー)及びプロセッサーに動作可能に接続され、コントローラに対し以下に詳細に説明する本発明の種々の方法の実行を指示するための命令を記憶できるコンピュータ可読媒体として機能するメモリ・ユニット104を備えている。例示的実施の形態において、コントローラ100は、アナログの検出器信号S64を受信し、それをデジタルの検出器信号に変換して、(デジタル)プロセッサー102で処理されるようにするアナログ/デジタル(A/D)変換器103を備えている。
例示的実施の形態において、コントローラ100が、デジタル論理演算、デジタル制御演算、及び/または画像処理を行うことができるプログラム可能なコンピュータを備えている。例示的実施の形態において、システム50がコントローラ100に動作可能に接続され、コントローラが収集し処理したデータをグラフ表示及び/又は可視表示するよう構成された表示ユニット120を有している。
一般的動作
説明の便宜上、ここでもシステム50は両端型システムとする。1つの光源ユニット52及び1つの検出器ユニット62を備えた実施の形態も同様に動作するが、以下に説明する点が異なる。
システム50の動作において、光源ユニット52、52’がそれぞれ関連する検出器ユニット62、62’と位置合せされると共に、セラミック・フィルター体10に対し選択された位置に配置される。光学的に連絡するための位置合せ及び配置操作を容易にするため、例示的実施の形態において、システム50からセラミック・フィルター体10が除去され、光源ユニットを始動させそれぞれ対応する検出器ユニットの指示値を読み取ることにより、光源ユニット52と検出器ユニット62との位置合せ、光源ユニット52’と検出器ユニット62’との位置合せが行われる。
光源ユニット52、52’はコントローラ100からの制御信号S52、S52’によってそれぞれ始動する。セラミック・フィルター体10がシステム50に動作可能に配置されたとき、それぞれの光源ユニット52、52’が、この制御信号S52、S52’により、それぞれの溝開放端部22、24から入射し各溝20内を伝搬するそれぞれの光ビームLB、LB’を生成する。しかし、セラミック・フィルター体10が除去されると、光ビームLB、LB’は検出器ユニット62、62’と直接光学的に連絡する。
光の検出に即応して、それぞれの検出器ユニット62、62’の検出器素子64、64’がそれぞれの電気検出器信号S64、S64’を生成し、生成された検出器信号がコントローラ100に導かれる。検出器信号S64、S64’は位置合せ(例えば、光源ユニット52、52’と検出器ユニット62、62’とを調整することにより検出器の電気信号を最大化する)及び検出器の基準指示値の取得に用いられる。
光源ユニット52、52’とそれぞれ対応する検出器ユニット62、62’とが位置合わせされ光学的に連絡すると、セラミック・フィルター体10がシステム50内に収められ、光源ユニット52、52’と検出器ユニット62、62’との間の所定の位置に移動される。欠陥検出の測定を開始する前に、ステージ70、70’により、光源ユニット52、52’と検出器ユニット62、62’との相対位置及びセラミック・フィルター体10に対するそれぞれの相対位置を調整することができる。
ステージ70、70’の動作はそれぞれコントローラ100からの制御信号S70、S70’により制御される。搬送システム80はコントローラ100からの搬送制御信号S80により制御され、セラミック・フィルター体10のシステム50内におけるZ方向及びX−Y平面配置に使用されると共に、必要に応じてセラミック・フィルター体10のシステムへの装着又は取外しに使用される。コントローラ100はステージ70、70’及び搬送システム80の動作を監視することにより、光源ユニット52、52’及び検出器ユニット62、62’に対するセラミック・フィルター体10の相対位置を把握している。
ここで、殆どのセラミック体10の溝20は比較的密であることを考慮する必要がある。例えば、1平方インチ(約6.452cm)当り625の溝を有するハニカム構造体12はリニア・インチ(2.54リニア・センチメートル)当り25の溝を有している。換言すれば、中心間距離(即ち溝幅Wc)が約0.04インチ(約1mm)になる。そのため、光源ユニット52と検出器ユニット62’とを互いに近接させてそれぞれ隣接する溝20に位置合わせすることができない。従って、光源ユニット52と検出器ユニット62’との間隔を十分取って両者間の“クロストーク”を防止することが好ましい。例示的実施の形態において、隣接する光源ユニット52と検出器ユニット62’(及び隣接する光源ユニット52’と検出器ユニット62)との距離は5〜15mmである。正確な距離は光源ユニット52と検出器ユニット62’の寸法及び光ビームLB、LB’の角拡散に依存する。
図5Aはセラミック・フィルター体端部16、18の詳細及び溝20の交互の端部22、24内に設けられた栓体30を示す図4のシステムの部分拡大図である。光源ユニット52が、セラミック・フィルター体端部16において、1つ以上の開放溝端部22に位置合わせされる一方、関連する検出器ユニット62がセラミック・フィルター体端部18において、対応する1つ以上の填塞溝端部24に位置合わせされている。同様に、光源ユニット52’が、セラミック・フィルター体端部18において、1つ以上の開放溝端部24に位置合わせされる一方、関連する検出器ユニット62’がセラミック・フィルター体端部16において、対応する1つ以上の填塞溝端部22に位置合わせされている。
図4及び5Aにおいて、光源ユニット52、52’及び関連する検出器ユニット62、62’が互いに適切に位置合わせされると共に、それぞれセラミック・フィルター体10に対し所望の位置に配されると、コントローラ100がそれぞれの制御信号S56、S56’により光源ユニットを動作させる。これにより、光源ユニット52、52’がそれぞれの光ビームLB、LB’を再度発生させ、今度はその光ビームがそれぞれの開放端部22、24に入射し、それぞれの溝内を逆方向(即ち、それぞれ+Z方向及び−Z方向)に伝搬する。選択されたそれぞれの溝端部22、24が適切に填塞されている場合には、光ビームLB、LB’の光が対応する栓体30を通してセラミック・フィルター体10から出射することはない。従って、それぞれの検出器ユニット62、62’の1つ以上の検出器素子64、64’のいずれによっても光は検出されない。
栓体30の1つに欠陥があり封止が完全ではない場合、対応する光ビームからの検出可能部分光が栓体を通過する。例えば、図5Aにおいて、光ビームLBが伝搬する溝の両端部22、24に栓が設けられていない、光源ユニット52及び検出器ユニット62に位置合わせされている溝20について検討する。この場合、対応する溝20の端部24近傍の1つ以上の検出器素子64が光ビームLBから比較的多くの光を検出する。次に、1つ以上の検出器素子64はそれぞれ検出した光量を表す検出器電気信号S64を生成する。図5Aにおいて、光源ユニット52’からの光ビームLB’は光ビームが伝搬する溝20に直接近接している溝の端部22において“良好”な栓体30によって遮断される。従って、検出器ユニット62’によって光が検出されることはない。
1つ以上の検出器素子64の位置によって欠陥栓体の位置(この場合、栓体30が欠落している溝端部24のX−Y位置)情報が得られる。この位置検出能力は、以下に詳細に説明するように、溝幅Wc当り多数の検出器素子を配置することにより更に向上する。欠陥位置情報は、例示的実施の形態において、ロボット・ツール(図示せず)を動かして特定の種類の欠陥、特に欠落した栓体30の修理に利用されるため重要である。
図5Bはシステム50を用いて溝端部22、24が填塞されていないセラミック・フィルター体10を測定して、DEF5(図3)のようなハニカム構造体12内部の欠陥を検出する例示的実施の形態を示す、図5Aと同様の図である。填塞されていないセラミック・フィルター体10に対するシステム50の動作は、溝20内における障害物やその他の欠陥によって光が完全に遮断されるか、又は光ビームLB、LB’が障害物のない溝20内を伝播する場合と比較して、検出器ユニット62、62’に到達する光量が低下するという点において、填塞されたセラミック・フィルター体10に対する動作と同様である。
光ビームLB’の検出可能部分光(強度)LBD’が、材料欠陥DEF5を通過した場合、この部分光が検出器ユニット62’によって検出され、検出された光量に対応する検出器電気信号S64’がコントローラ100に伝達される。例示的実施の形態において、填塞予定のハニカム構造体12を填塞する前の非填塞状態で測定し、欠陥DEF4〜DEF6のような内部材料欠陥の有無を調べる。これは、欠陥DEF4及びDEF5のような特定の種類の材料欠陥が、1つ以上の溝を遮断し、見掛け上1つ以上の欠陥のない栓体30を創出することがあるためである。例示的実施の形態において、材料欠陥を検出する方法が、第1又は第1及び第2電気検出器信号S64又はS64、S64’を処理して、欠陥のない溝20内を伝搬した第1及び第2光ビームLB,LB’の光強度と比較したときのこれらの光ビームのうちの少なくとも1つにおける強度低下を検出する工程を含んでいる。材料欠陥が明らかにされるか又はかかる欠陥が基本的に存在しないと断定されると、この測定済みハニカム構造体12の填塞及び栓体欠陥の試験を行うことができる。
検出器ユニット62、62’によって検出された光量の変動によって欠陥が存在する溝の位置を特定することができる。溝幅Wc当り、多数の検出器素子64、64’を検出器ユニット52、52’に設けることにより、溝端部22、24から出射する光の強度変動の分析が可能になる。このような変動により、特定の溝20内に存在する欠陥の種類及び位置を洞察することができる。
填塞又は填塞されていないセラミック・フィルター体10のすべての溝20の前記測定が終了すると、コントローラ100によってメモリ・ユニットに収集された検出器電気信号S64、S64’がプロセッサー102によって処理される。例示的実施の形態において、処理されたデータが表示ユニット120に表示される。
図6Aは検出器信号64によって供給されコントローラ100によって処理されたデータから形成された、測定を行ったセラミック・フィルター体10の端部像140の例示的実施の形態を示す図である。この端部像は検出器ユニット62によって光が検出された位置(a)〜(e)を示している。この情報に基づき、選択された位置におけるセラミック・フィルター体10のより詳細な検査及び/又はロボット操作による欠陥修理を行うことができる。検出器信号S64’によるデータに基づく同種の端部像140も表示できるため、セラミック・フィルター体10の両端部16、18において得られたデータを同時に見ることができる。
図6Bは、セラミック・フィルター体10全体の測定を行ったとき、検出器ユニット62が実際に“見た”ものにより近い端部像140の“暗視野”形態を示す、図6Aと同様の図である。図6Bは暗い背景に光が検出された位置を白い点として示している。
コントローラ100がセラミック・フィルター体10に対する光源ユニット52、52’及び検出器ユニット62、62’の相対位置を制御しているため、検出された欠陥の正確な位置の追跡及びメモリ・ユニット104への記憶が可能であると共に、任意として表示ユニット120への表示又はシステム・ユーザへの伝達が可能である。
要約すると、例示的な動作方法は、少なくとも1つの第1光源素子54を備えた第1光源ユニット52及び少なくとも1つの第1検出器素子64を備えた第1検出器ユニット62をそれぞれセラミック・フィルター体10の第1及び第2端部16、18の近傍に配置し、少なくとも1つの第1光源素子と少なくとも1つの検出器素子とを対応する少なくとも1つの第1溝を通して光学的に連絡できるようにすることにより、セラミック・フィルター体10の欠陥を検出する工程を有している。ここで、“できるようにする”という表現を用いているのは、欠陥のない栓体30又はハニカム構造体12内部の材料欠陥(例えば、DEF4及びDEF5)によって、光ビームLBが遮断され光学的な連絡が断たれる可能性があるためのである。
この方法は更に、少なくとも1つの第1溝20を通して、第1光源ユニット52から第1検出器ユニット62に少なくとも1つの第1光ビームLBを送出する工程、及び少なくとも1つの第1検出器素子64により少なくとも1つの第1光ビームから第1光(例えば、検出可能部分光LBD)を検出し、その検出に即応して、検出した第1光を表す少なくとも1つの第1電気検出器信号を生成する工程も有している。
この方法は更に、少なくとも1つの第1電気検出器信号を処理することにより少なくとも1つの溝内に少なくとも1つの第1欠陥が存在するか否かを判定する工程も有している。“両端型”の方法においては、前記と同様の動作が実行されるが、それに加え、少なくとも1つの第2溝(即ち、第1溝20と異なる溝)を通して第2光源ユニット52’と第2検出器ユニット62’との間で少なくとも1つの第2溝内に少なくとも1つの第2欠陥が存在するか否かが判定される。
システム50の両端型形態において、セラミック・フィルター体10が填塞されていない場合、検出器信号S64、S64’を用いて、光ビームLB、LB’のいずれか一方又は両方において、基準強度、即ち“無欠陥”の溝強度からの強度低下の有無が判定される。光ビームLB、LB’のいずれか一方又は両方における強度低下は、少なくとも1つの“第1”欠陥及び少なくとも1つの“第2”欠陥が、少なくとも1つの第1溝及び少なくとも1つの第2溝の一方又は両方に存在していることを意味している。
第1の例示的実施の形態
図7は光源ユニット52が1つの光源素子54を備え、検出器ユニット62が1つの検出器素子64を備えた例示的実施の形態を示す図である。例示的実施の形態において、光源素子54は溝幅Wcと略等しい幅を有している。例示的実施の形態において、溝幅Wcは約2.5mm〜約0.025mmである。
例示的実施の形態において、光源素子54は、例えば、活性領域の寸法が1mm以下の発光フォトダイオードから成っている。図8A、8Bに示す別の例示的実施の形態においては、光源ユニット52は、例えば、コア202とそれを囲むクラッド204とを備え、コアの直径が略10マイクロメータ(シングルモード・ファイバー)から数百マイクロメートルのマルチモード・ファイバーから成る光ファイバー200を有している。光ファイバー200は入射端部210と出射端部212とを備えている。光源ユニット52は、LED又はレーザーのような光源220を備えている。光源220は、例えば、レンズ230を介して光ファイバーの入射端部210に光学的に接続されている。光ファイバーの出射端部212は、発散光ビームLBを発する比較的小さな(即ち、コア202と略等しい)“活性領域”を有する有効な光源素子54として機能する。
図8Bの拡大図に示す例示的実施の形態において、光ファイバー200の出射端部212の一部がコネクタ240の内部に保持されることにより、セラミック・フィルター体10及びその内部の溝20に対する光ファイバー出射端部の所定位置における支持及び所定位置への移動を容易にしている。例示的実施の形態において、図8Aに示すように、コネクタ240はステージ70によって支持されている。
図7に示すシステム50の実施の形態においては光源ユニット52と検出器ユニット62とが協調して移動する必要がある。各々が1つの光源素子を備えた2つの光源ユニット52、52’及び各々が1つの検出器素子を備えた2つの検出器ユニット62、62’を使用して本システム50の例示的実施の両端型システムを構成できる。システム50の本例示実施の形態による片端型及び両端型システムは比較的複雑であり測定に時間を要するため、例えば1つの溝の検査が必要な場合やセラミック・フィルター体10の選択領域を正確に検査する必要がある場合など、特別な検査を行う場合に特に適している。
第2の例示的実施の形態
図9は線形配列の光源素子54を備えた“線形”光源ユニット52及び線形配列の検出器素子64を備えた“線形”検出器ユニット62を有するシステム50の“片端型”の例示的実施の形態を示す、図7と同様の概略図である。例示的実施の形態において、検出器ユニット62が、約125μm〜約10μmの検出器素子(ピクセル)サイズに相当する、200〜2400ドット/インチ(dpi)(約79〜約945ドット/cm)の密度で検出器素子64を備えたセンサーアレイを有している。例示的実施の形態において、検出器ユニット62は、スキャナー、複写機、ファックス等に使用されているような種類の少なくとも1つの密着イメージ・センサーを備えている。例示的実施の形態において、多数の密着センサー・ユニットの端と端とを合わせて配列することにより長尺の線形検出器ユニット62を形成できる。
幅が約125μm以下の検出器素子64を多数用いて所定の溝端部24(図9には表示せず、図5B参照のこと)を出射する光を検出することができる。例示的実施の形態において、溝幅Wc当りNI個の検出器素子64が存在し、特定の実施の形態において2≦NI≦25である。これにより、検出器ユニット62はセラミック・フィルター体10における小さな欠陥を解明し位置を特定できる。
例示的実施の形態において、線形光源ユニット52及び線形検出器ユニット62がそれぞれの端部16、18上を走査される。別の例示的実施の形態において、セラミック・フィルター体10が搬送システム80によって線形光源ユニット52及び線形検出器ユニット62を越えて搬送される。例示的実施の形態において、2つの線形光源ユニット52、52’及び2つの線形検出器ユニット62、62’を用いて図4に示すような“両端型”システム50が構成される。例示的実施の形態において、セラミック・フィルター体10全体を走査しセラミック・フィルター体端部16、18の両方からデータを得るまでに要する時間が約5秒である。
走査型の1つの例示的実施の形態において、線形光源ユニット52が静止して溝20の選択行に光を照射する一方、線形検出器ユニット62が対応する溝端部24上を走査する。次に、線形光源ユニット52が溝20の次の行に移動され、次の対応する溝端部24が線形検出器ユニット62によって走査される。セラミック・フィルター体10のすべての溝20の検査が終了するまで、この“ステップ・アンド・スキャン”工程が繰り返される。光パルス毎に検出器素子64が検出器素子幅(ピクセル幅)だけ走査方向に移動するようなタイミングで光源ユニット52にパルスを与えるか又は光源ユニットを変調すると共に線形検出器ユニット62を連続的に移動させるようこの工程を修正することができる。
別の例示的実施の形態において、線形検出器ユニット62が溝20のX及びY方向の全幅Wcをカバーするのに充分な検出器素子行を有している。本発明において、この特別な配列の検出器ユニット62は、一度に溝20の1つの行、即ち“ライン”を検出するため、“線形検出器”と見なされる。
図10Aは光ビームLBが内部を伝搬して欠陥のない栓体30によって遮断される様子を示す1つのセラミック・フィルター体溝20の拡大図である。栓体30に欠陥がないため、セラミック・フィルター体端部16における溝端部22から入射した光ビームLBのかなりの部分は検出器素子64に到達せず、従って検出器信号S64が生成されない。あるいは、検出光が“ゼロ”であることを表す基準検出器信号(破線で示す)が生成される。
図10Bは特定の溝端部24を通過した光を検出するよう配置された検出器素子64の特定の組に基づき、コントローラ100によって形成された溝端部像138である。光が全く検出されないため、溝端部像138は真黒である。図10Aにおいて、溝幅Wc当り4個の検出器素子64が存在し、溝端部24当り16個の検出器素子64が存在している。
図11Aは光ビームLBの検出可能部分光LBDを通過させる欠陥DEF2が栓体30にあることを示す、図10Aと同様の図である。検出可能部分光LBDは、特定の溝端部24を通過した光を検出するよう配置された、検出器素子64のサブセットによって検出される。これにより検出可能部分光LBDの情報を含む対応する検出器信号S64が生成される。
図11Bは部分光LBDによって活性化されたそれぞれの検出器素子に対応するグレースケール部分139A〜139Dで示す検出された部分光LBDに基づいてコントローラ100によって形成され、栓体30の欠陥DEF2の相対位置及び寸法を示すグレースケールの溝端部像138を示す、図10Bと同様の図である。
セラミック・フィルター体10が填塞されていない場合、内部材料欠陥が検出器ユニット62から遠い位置にあればあるほど、光ビームLBの検出可能部分光LBDが検出器ユニットに到達したとき、より拡散している傾向にある。従って、材料欠陥によっては光ビームLB全体の強度が低下すると共に、所定の溝20における多数の検出器素子64が各々略同一の光強度を検出する。検出器ユニット62近傍の材料欠陥の場合には、光が発散及び拡散するための距離が短いため、一般に強度変化がより急峻になる。従って、所定の溝20に関連した全体の強度低下及び強度変化から収集された情報により、セラミック・フィルター体10の材料欠陥の位置及び種類を洞察することができる。
線形光源ユニット52は様々な形態を成すことができる。図12Aは光ファイバー・ケーブル201が複数の光ファイバー200を担持していることを除き、図8Aと同様の線形光源ユニット52の第1の例示的実施の形態の概略図である。ケーブル201の一端が光源220に接続されていると共に、ファイバー端部212が光源素子54の列となるよう構成されたファンアウト部203を備えている。
図12Bは光源がレーザーから成り、レンズ230が円筒形発散レンズ231及び平行線形光ビームLBを形成する円筒形収束レンズ232を含んで成る光源ユニット52の別の例示的実施の形態の概略図である。
図12Cはレンズ230に円筒形発散レンズ231のみを使用し発散線形光ビームLBを形成する光源ユニット52の更に別の例示的実施の形態を示す、図12Bと同様の概略図である。
図13は線形光源ユニット52が管状蛍光管250の形態を成す伸張光源素子54を備えた例示的実施の形態を示す、図9と同様の概略図である。例示的実施の形態において、蛍光管250は比較的大量の光を出射する細長い開口部を備えたアパチャー蛍光ランプである。蛍光管250によりセラミック・フィルター体端部16の大きな線形部分に光を照射することができる一方、線形検出器ユニット62による光の検出は溝20の選択されたライン(行)に限定される。蛍光管250による発散光により、ハニカム構造体12おいて生じ得る溝位置合わせ補正の許容誤差を大きくすることができる。
第3の例示的実施の形態
図14は光源ユニット52がセラミック・フィルター体10の端部16全体又は略全体に光を照射するよう構成され、検出器ユニット62がセラミック・フィルター体の端部18全体から出射する光を検出するよう構成された図9と同様のシステム50の例示的実施の形態の概略図である。本例示的実施の形態において、光源ユニット52は、例えば、多数の蛍光管又は多数のLEDから成っている。
検出器ユニット62は、例えば、多数の密着イメージ・センサーから成る多数の線形検出器によってセラミック・フィルター体端部18の全体又は略全体をカバーする二次元の検出器アレイを構成している。別の方法として、多数の小さな二次元検出器によって大きな二次元検出器ユニットを構成することができる。
セラミック体10は約3インチ〜17インチ(約7.6cm〜約43.2cm)の直径を有することができるため、セラミック・フィルター体の径全体又は略全体をカバーする二次元の検出器ユニット及び二次元の光源ユニットを構成すると比較的高価になる。また、光源ユニット52がセラミック・フィルター体端部16全体をカバーし、検出器ユニット62がセラミック・フィルター体端部18全体をカバーすると、セラミック・フィルター体10の両端近傍において同時に光を検出することができず、安価で簡単なシステム50の望ましい“両端型”実施の形態を構成することが基本的に不可能になる。
第4の例示的実施の形態
前記のように、ハニカム構造体12の壁14は、隣接溝20に光ビームLBの検出可能部分LBDを通す大きさの開口(例えば、亀裂又は穴)を成す欠陥DEF6(図3)を有する場合がある。この検出可能部分光LBDは隣接溝の端部24において検出器素子64によって検出される。同様に、光ビームLBの一部の光が隣接溝へ移動すると光ビームLBの強度が低下する。光源ユニット52’、検出器ユニット62’、及び検出可能部分光LBD’による反対方向においてもこれと同様の現象が生じ得る。従って、(本来の溝の検出器ユニットの電気信号から推測される)光ビームLB及び/又はLB’の強度低下を伴う、光ビームLB及び/又はLB’が伝搬する本来の溝の隣接溝における電気検出器信号S64及び/又はS64’の生成はハニカム構造体12に開口型の欠陥DEF6が存在していることを示している。
添付クレームによって規定される本発明の精神及び範囲を逸脱せずに、本明細書で説明した本発明の例示的実施の形態に対し各種修正が可能であることは当業者にとって自明である。従って、添付クレーム及びその均等物の範囲において、本発明はかかる修正及び変更も含むものである。
10 セラミック・フィルター体
12 ハニカム構造体
14 壁
16、18 セラミック・フィルター体端部
20 溝
22、24 溝端部
30 栓体
50 欠陥検出システム
52、52’ 光源ユニット
54、54’ 光源素子
62、62’ 検出器ユニット
64、64’ 検出器素子
70、70’ X−Y−Zステージ
80 搬送システム
100 コントローラ
102 プロセッサー
103 A/D変換器
104 メモリ・ユニット
120 表示ユニット

Claims (1)

  1. 第1端部、第2端部、及び該第1端部と該第2端部との間に延びる多数の縦溝を備えたハニカム構造体を有して成るセラミック・フィルター体であって、前記多数の縦溝の前記第1および前記第2の端部には交互に栓体が設けられ、前記セラミック・フィルター体の両端部が互いに1溝ずつずれた前記栓体の市松模様をなすセラミック・フィルター体における漏洩の原因となる欠陥を検出する方法であって、
    1つの第1光源素子を備えた第1光源ユニット及び1つの第1検出器素子を備えた第1検出器ユニットを、それぞれ前記第1及び第2端部の近傍に位置合わせする工程と、
    位置合わせされた前記第1光源ユニット及び前記第1検出器ユニットを、前記1つの第1光源素子と前記1つの第1検出器素子とを対応する1つの第1溝を通して光学的に連絡させるように配置する工程と、
    前記1つの第1溝を通して、前記第1光源ユニットから前記第1検出器ユニットに対し第1光ビームを送出する工程と、
    前記1つの第1検出器素子により、前記第1光ビームからの前記第1溝において製造上の欠陥により前記栓体が欠落している場合における第1光を検出し、該検出に即応して、該検出した第1光を表す第1電気検出器信号を生成する工程と、
    前記第1電気検出器信号を処理し、前記1つの第1溝内における前記欠陥を検出する工程と、
    1つの第2光源素子を備えた第2光源ユニット及び1つの第2検出器素子を備えた第2検出器ユニットを、それぞれ前記第2及び第1端部の近傍に位置合わせする工程と、
    位置合わせされた前記第2光源ユニット及び前記第2検出器ユニットを、前記1つの第2光源素子と前記1つの第2検出器素子とを対応する1つの第2溝を通して光学的に連絡させるように配置する工程と、
    前記1つの第2溝を通して、前記第2光源ユニットから前記第2検出器ユニットに対し第2光ビームを送出する工程と、
    前記1つの第2検出器素子により、前記第2光ビームからの前記第2溝において前記栓体が欠落している場合における第2光を検出し、該検出に即応して、該検出した第2光を表す第2電気検出器信号を生成する工程と、
    前記第2電気検出器信号を処理し、前記1つの第2溝内における前記欠陥を検出する工程と、
    前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットと、前記第1検出器ユニットおよび前記第2検出器ユニットとに対し、前記セラミック・フィルター体を相対移動し、前記セラミック・フィルター体の略全体にわたり前記欠陥を検出する工程と、
    コントローラにより、前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットと、前記第1検出器ユニットおよび前記第2検出器ユニットとに対する前記セラミック・フィルター体の相対位置を制御および監視する工程と、
    を有して成ることを特徴とする方法。
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