JP5877849B2 - 壁取り付け用リモコン - Google Patents

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Description

本発明は、壁に取り付けられるリモコンに関し、特にリモコンのカバーの取り外し構造に関するものである。
従来の壁取り付け用リモコンとして、壁に取り付けられる基台部と基台部の前面部を覆うカバーとを有し、基台部に基台側係合部を設けると共に、カバーに基台側係合部に係脱自在に係合するカバー側係合部を設け、カバーの前面に、基台側係合部とカバー側係合部との係合状態を解除するための工具が挿入される挿入口を形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、工具を挿入口から差し込み、挿入口を支点として工具の持ち手側を下方に移動させ、テコの原理を利用して工具先端をカバー内部で上方に移動させてカバー側係合部を上方に押圧することにより、係合状態を解除し、カバーを取り外すようにしている。
特開2009−216348号公報(第4頁、第5頁、図1)
特許文献1の壁取り付け用リモコンでは、カバーの取り外しの方法がテコの原理を利用したものであるため、カバーを取り外す度に挿入口(テコの支点)が工具により押圧される。このため、何回もカバーの取り外しを行うと、次第に挿入口が凹んだりして傷付き、また、挿入口が凹み過ぎてしまうと支点として機能しなくなり、カバーの取り外しが行い難くなるという問題があった。
また、挿入口がカバーの前面、つまり意匠面に設けられているため、挿入口が傷付くと意匠性が損なわれるという問題もあった。また、挿入口がカバーの前面にあると、誤って何らかの物が挿入口に挿入され、意匠破損、カバー外れが生じる可能性もあった。
これらの点を考慮し、挿入口をカバーの底面に設けることも考えられる。しかし、テコの原理を利用する方法を前提として挿入口を単純にカバーの底面に移動させた場合、作業者は工具の持ち手を掴んで工具先端を挿入口から挿入し、挿入口を支点として持ち手を壁側に移動させる動作を行うことになる。この場合、工具の持ち手の操作範囲が壁によって規制され、カバーの取り外しが行い難いといった問題が生じる。
また、特許文献1では、基台側係合部とカバー側係合部との係合部分が防壁となり、工具がリモコン内部に挿入しすぎることのない構造となっている。しかし、逆に言えば、防壁となるのは係合部分のみであるため、その係合部分の係合状態を解除すると、工具をリモコン内部に挿入可能となってしまう。したがって、係合状態の解除の際に誤って工具を挿入方向に強く押し込んでしまうと、工具が内部まで侵入し、カバー内に設けた回路基板等の部品を破損してしまう可能性があるという問題があった。
また、そもそも、テコの原理を利用するカバー取り外し方法では、支点となる挿入口に工具を挿入してから係合状態を解除し、その後、工具を引き出すまでの動作の間に、挿入した工具を挿入口に当てるという動作と、挿入口から工具が外れないようにしつつ、挿入口を支点として持ち手を回転させる動作のテコの動作(持ち手を下方に押し下げる動作)との2つの動作が必要となる。つまり、この2つの動作に注意を払う必要があり、動作効率が悪いという問題があった。また、テコの原理を利用した方法では、取り外し時に力を入れすぎると、カバーが勢いよく外れて床に落として破損する可能性もあるという問題もある。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、意匠性を損なうことがなく、また、内部の部品を破損することなく、テコの原理を利用しない取り外し方法で容易にカバーの取り外しを行える壁取り付け用リモコンを提供することを目的とする。
本発明に係る壁取り付け用リモコンは、壁に固定される基台部と、基台部に着脱自在に装着され、後面が開口した箱状に形成されて基台部の前面を覆うカバーとを備え、カバーの底面には、カバーを基台部から取り外す際の押圧部材が挿入される挿入口が貫通形成されており、基台部の前面下部には、基台部の前面から前方に延出する支柱部と、支柱部の端部から下方に向かった後に後方に延出するフック部とを有するバネフックが設けられ、フック部の後方延出部分の下面には、カバーの挿入口に係合するフック突起が形成されており、挿入口から挿入された押圧部材によって挿入方向にフック突起が押圧されるだけで、フック部が上方に撓んで挿入口との係合状態が外れ、フック突起がカバーの底面における挿入口の後方部分に乗り上げて係合状態が外れた状態が維持されるものである。
本発明によれば、カバーの底面に設けた挿入口から押圧部材を挿入してフック突起を押圧するだけでフック突起と挿入口との係合状態を外すことができ、カバーを基台部から取り外すことができる。このように、テコの原理を利用せず、押圧部材の挿入動作と引き抜き動作だけでカバーの取り外しを行うことが可能であるため、カバーの取り外し作業が容易である。また、押圧部材が挿入される挿入口がカバーの底面にあるため、意匠性を損なうことがない。また、挿入口から押圧部材が誤って必要以上に強く押し込まれたとしても、バネフック自体が防壁となり押圧部材先端が内部の奥まで挿入されるのを防止できる。よって、リモコン内部の部品を破損する等の不都合を防止できる。
本発明の一実施の形態に係る壁取り付け用リモコンを示す図で、(a)は側面方向から見た断面図、(b)はカバーを取り外した状態の正面図、(c)はカバーを取り付けた状態の正面図、(d)はカバーの底面図である。 図1のバネフックの拡大図である。 図1のリモコンにおけるカバー取り外し時の動作説明図である。 図1のリモコンにおいてバネフックの係合状態を解除した状態を示す断面図である。 バネフックの応用例を示す図である。
図1は、本発明の一実施の形態に係る壁取り付け用リモコンを示す図で、(a)は側面方向から見た断面図、(b)はカバーを取り外した状態の正面図、(c)はカバーを取り付けた状態の正面図、(d)はカバーの底面図である。なお、図1及び後述の図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。更に、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。なお、以下の説明で用いる「上」「下」「左」「右」「前」「後」「手前」「奥」は、壁取り付け用リモコン(以下、略してリモコンという)を正面(前面)側から見た場合の方向を意味している。リモコン1による制御対象機器は任意であるが、ここでは空気調和機の室内機であるものとする。
リモコン1は、壁Wに取り付けられる平板状の樹脂製の基台部10と、基台部10に着脱自在に装着され、基台部10の前面全体を覆うカバー30とを備えている。基台部10は、上下2箇所にネジ穴11を有し、このネジ穴11にネジ12が挿通されて壁Wにネジ固定されている。基台部10の上部側には、電源(図示せず)に電気的に接続された端子台13が配置され、端子台13の下方には、後述の電源コード53を止めるためのコード止め14が基台部10の前面から前方に突出するように形成されている。また、基台部10の上端部には、前方に延出した後に上方に延出する係止部15が形成されている。
また、基台部10の前面下部の左右2箇所には、カバー脱着用のバネフック20が基台部10と一体に樹脂で形成されている。
図2は、図1のバネフックの拡大図である。
バネフック20は、基台部10の前面から前方に延出する支柱部21と、支柱部21の端部から下方に向かった後に後方に延出するフック部23とが一体に形成された構成を有している。支柱部21の上面と基台部10の前面との略直角の角部において支柱部21の上面の左右方向の中心部(図1(b)参照)には、支柱部21を補強する側面視略直角三角形状の補強用突起部22が支柱部21及び基台部10と一体に形成されている。また、フック部23の後方延出部分の下面には、下方に突出するフック突起24がフック部23と一体に形成されている。フック突起24は、その下面が、後方側に向かうにつれて下方に傾斜する傾斜面24aとなっている。この傾斜面24aは、後述の挿入口34から工具60(図3参照)が挿入された際に、その工具60によって押圧される押圧面となる。
図1の説明に戻る。カバー30は、前面31、上面32、底面33、右側面(図示せず)及び左側面(図示せず)を有し、後面が開口した箱状に形成されている。カバー30の前面31の表面側には、各種の操作ボタンを備えた操作部40と、後述の回路基板50に設けた表示装置51の表示をカバー30の前方から確認可能とするための窓部41とが形成されている。カバー30の前面31の裏側には、本リモコン1で操作される室内機の運転状態等を表示する表示装置51や制御回路(図示せず)が搭載された回路基板50がネジ54でネジ固定されている。
回路基板50は、表示装置51の搭載面側が前面31と対向するようにして前面31に固定されており、表示装置51と反対側の面には機能設定用のディップスイッチ52と、電源コード53とが設けられている。電源コード53は、基台部10に設けたコード止め14で一旦係止された後、端子台13に接続されており、この端子台13及び電源コード53を介して回路基板50に電源が供給されるようになっている。
カバー30の上面32の後端部には、下向きに延びる係合部32aが形成されており、係合部32aが基台部10の係止部15に上から着脱自在に係止されるようになっている。すなわち、カバー30は、その上部側が基台部10にいわば吊り掛けられた状態で係止されている。カバー30の下部側の係止については以下で説明する。
カバー30の底面33には、基台部10に設けたバネフック20のフック突起24が係合する貫通孔34が2つのバネフック20に対応して2箇所に貫通形成されている。この貫通孔34は、カバー30を基台部10から取り外す際に押圧部材としての工具60が挿入される挿入口ともなる部分であり、以下では挿入口34と呼ぶことにする。
挿入口34は、ここでは図1(d)に示すように四角形状に形成され、四面の内壁面のうち前方側の内壁面は、上方に行くに従って後方側(基台部10側)に傾斜する傾斜ガイド面34aとなっている。この傾斜ガイド面34aは、挿入口34から工具60を挿入する際のガイドとして機能し、リモコン1の前方に立った作業者が工具60を斜め上向きに挿入し易いように設けられている。なお、工具60の挿入は、必ずしも斜め上向きにすることに限定されず、真下から上向きに挿入するようにしても、もちろんよい。
また、カバー30の底面33において挿入口34の後方側には、挿入口34の位置を作業者に示すための目印となる突起35が設けられている。突起35は、リモコン1の前に立った作業者から目視可能な大きさに形成することが好ましい。
次に、以上のように構成されたリモコン1においてカバー30を取り外す際の動作について説明する。
図3は、図1のリモコンにおけるカバー取り外し時の動作説明図で、バネフックを含む要部拡大断面図を示している。図4は、図1のリモコンにおいてバネフックの係合状態を外した状態を示す断面図である。図3において実線矢印は工具60の移動方向を示している。
(1)まず、作業者は、カバー30の底面33の突起35を目印として挿入口34の位置を特定し、挿入口34に工具60を挿入してバネフック20の傾斜面24aを押圧する。このとき、作業者は、挿入口34の傾斜ガイド面34aに沿って斜め上向きに工具60を挿入する。
(2)挿入口34に挿入した工具60の先端でバネフック20の傾斜面24aを斜め上向きに押圧すると、バネフック20のフック部23が撓んで上方に押し上げられる。これにより、フック突起24と挿入口34との係合状態が外れると共に、フック突起24の下方端部24bがカバー30の底面33における挿入口34の後方部分36に乗り上げた状態となる。
(3)そして、工具60を挿入口34から引き抜くと、バネフック20は自身の弾性力で自然状態に復帰しようとするため、その復帰しようとする力によって後方部分36を前方に押しやる。ここで、フック突起24において後方部分36と接触している傾斜面24aは、手前側に行くに従って上方に傾斜しているため、バネフック20による前方に押しやる力により、後方部分36は点線矢印方向に傾斜面24aを滑って手前側に自動的に移動する。
(4)そして、カバー30は、底面33の後方部分36が傾斜面24aを手前側に滑ることにより、図4に示すようにカバー30の上部に設けた係合部32a及び係止部15による係合部分を支点として更に図4の矢印に示すように手前側に自動的に回転する。そして、バネフック20が自然状態に戻った状態においては、底面33の後方部分36がフック突起24の傾斜面24aの最上端24cよりも手前側に位置した状態となり、バネフック20が挿入口34から完全に外れた状態となる。
以上のバネフック20の係合状態を外す動作を、2箇所のバネフック20のそれぞれについて行い、カバー30を取り外す。
ここで、カバー30の底面33の後方部分36が、フック突起24の傾斜面24aの最上端24cの手前側に位置した状態(図3(4)の状態)では、カバー30の底面33を後方に押し込んで後方部分36を傾斜面24aに押し上げない限り、一旦外したフック突起24が挿入口34に再度係止されることはない。よって、一方のバネフック20のフック突起24を外している途中で、先に取り外したバネフック20のフック突起24が挿入口34に再び係止されてしまうことはない。
また、2つのバネフック20の両方を挿入口34から係合状態を外した状態では、カバー30の係合部32aが、基台部10の係止部15に吊り掛けられた状態で係止しているため、バネフック20の係合状態を外している途中でカバー30が下に落ちてカバー意匠を傷つけるといった不都合を防止できる。
また、フック突起24の傾斜面24aが工具60によって押圧された際、バネフック20のフック部23は上方に押圧されて撓み、バネフック20の支柱部21には、上向きの力が作用する。しかし、支柱部21は補強用突起部22によって補強されているため、バネフック20に対して強く工具60が押圧されて大きな上向きの力が作用しても、バネフック20自体が壊れることはない。
また、挿入口34から工具60が誤って必要以上に強く押し込まれたとしても、バネフック20自体が防壁となり工具先端が内部の奥まで挿入されるのを防止できる。よって、工具60によってリモコン1内部の部品を破損する等の不都合を防止できる。
また、回路基板50を基台部10側ではなくカバー30側に固定する構造としたため、挿入口34から工具60が誤って必要以上に強く押し込まれたとしても、回路基板50の破損を防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、カバー30の底面33に設けた挿入口34から工具60を挿入し、挿入口34内に位置しているバネフック20のフック突起24を押圧した後、工具60を挿入口34から引き抜くことで、バネフック20が自然状態に復帰する際の弾性力によってカバー30の下部側が基台部10から自動的に開いて離れるようにした。このように従来のようなテコの原理を利用せず、工具60の挿入・引き抜き動作でカバー30の取り外しを行うことが可能であるため、カバー30の取り外し作業が極めて単純であり、取り外し作業性を向上できる。
また、本実施の形態のリモコン1によれば、カバー30取り外しの作業性が向上するため、例えば、ホテルの客室など、大量のリモコンを壁に取り付けている場合において特に効果的である。例えば、空調の運用変更(表示方法の変更、制限・省エネ設定等)等のためにリモコン1の機能設定を確認したり、設定内容を変更したりする場合、カバー30を外して内部のディップスイッチ52の設定確認・変更を行う。このとき、カバー取り外し作業に時間がかかると、客室利用に多大な迷惑をかけることになる。しかし、本例のリモコン1では、カバー取り外し作業が容易であるため、作業時間を短縮することができて効果的である。
また、挿入口34をカバー30の底面33に設けたため意匠性を損なうことがない。
また、従来構造では、テコの原理を利用した取り外し方法であるため、テコの支点となる部分が次第に凹んでくる可能性があるが、本例の構造では挿入口34内の直線方向の移動であるため、工具60が挿入される挿入口34部分が凹むといった不都合を防止できる。
なお、本実施の形態では、以下の(a)〜()にまとめたように各種の特徴的な構造を全て備えた構造について説明したが、必ずしも全てを備えた構成に限定されず、少なくとも以下の(a)を備えた構造であればよい。
(a)バネフック20を有する基台部10と、基台部10に着脱自在に装着され、後面が開口した箱状に形成されて基台部10の前面を覆うカバー30とを有する。また、カバー30を基台部10から取り外す際の工具60等の押圧部材が挿入される挿入口34が、意匠性を損ねないようにカバー30の底面33に貫通形成されている。バネフック20は、基台部10の前面から前方に延出する支柱部21と、支柱部21の端部から下方に向かった後に後方に延出するフック部23とを有する。そして、フック部23の後方延出部分の下面には、カバー30の挿入口34に係合するフック突起24が形成されており、挿入口34を介してカバー30の外部からフック突起24が押圧されることにより、フック部23が上方に撓んで挿入口34との係合状態が外れる構造。
(b)基台部10の前面上部には係止部15が形成され、カバー30の上面の後端部には、基台部10の係止部15に上方から係止する係合部32aが形成されている。そして、フック突起24の挿入口34との係合状態が外された後、バネフック20が自然状態に復帰する際の弾性力によりカバー30が係合部32aを支点として前方側に回転する構造。
(c)バネフック20のフック突起24の下面が、後方側に向かうにつれて下方に傾斜する傾斜面24aとなっている構造。
(d)回路基板50をカバー30に固定した構造。
(e)カバー底面33に挿入口34の目印となる突起を設けた構造。
(f)挿入口34の前方側の内壁面が、上方に行くに従って後方側(基台部10側)に傾斜する傾斜ガイド面34aとなっている構造。
(g)バネフック20の支柱部21が補強用突起部22によって補強された構造。
また、バネフック20の応用例として、次の図5のように構成してもよい。
図5は、バネフックの応用例を示す図である。
図5では、バネフック20において支柱部21の底面に電源OFFスイッチ70を設けている。電源OFFスイッチ70は、電源コード53に接続されている。フック部23が押圧されて上方に押し上げられると、電源OFFスイッチ70が押され、回路基板50への電源供給をOFFするようにしてもよい。また、電源OFFスイッチ70を、給電OFF要求スイッチとし、給電OFF要求スイッチが押された場合は給電元の室内機に給電要求OFF信号を挿入して、室内機からの給電をOFFさせてもよい。
なお、上記では、バネフック20を樹脂製とし、またバネフック20を基台部10と一体的に形成するとしたが、材質や形成方法はこれに限定するものではない。
1 壁取り付け用リモコン、10 基台部、11 ネジ穴、12 ネジ、13 端子台、14 コード止め、15 係止部、20 バネフック、21 支柱部、22 補強用突起部、23 フック部、24 フック突起、24a 傾斜面、24b 下方端部、24c 最上端、30 カバー、31 前面、32 上面、32a 係合部、33 底面、34 挿入口(貫通孔)、34a 傾斜ガイド面、35 突起、36 後方部分、40 操作部、41 窓部、50 回路基板、51 表示装置、52 ディップスイッチ、53 電源コード、54 ネジ、60 工具、70 電源OFFスイッチ、W 壁。

Claims (8)

  1. 壁に固定される基台部と、前記基台部に着脱自在に装着され、後面が開口した箱状に形成されて前記基台部の前面を覆うカバーとを備え、
    前記カバーの底面には、前記カバーを前記基台部から取り外す際の押圧部材が挿入される挿入口が貫通形成されており、
    前記基台部の前面下部には、前記基台部の前面から前方に延出する支柱部と、前記支柱部の端部から下方に向かった後に後方に延出するフック部とを有するバネフックが設けられ、前記フック部の後方延出部分の下面には、前記カバーの前記挿入口に係合するフック突起が形成されており、
    前記挿入口から挿入された前記押圧部材によって挿入方向に前記フック突起が押圧されるだけで、前記フック部が上方に撓んで前記挿入口との係合状態が外れ、前記フック突起が前記カバーの底面における前記挿入口の後方部分に乗り上げて係合状態が外れた状態が維持されることを特徴とする壁取り付け用リモコン。
  2. 前記カバーの底面において前記挿入口の後方側に、前記挿入口の位置を示す突起を設けたことを特徴とする請求項1記載の壁取り付け用リモコン。
  3. 前記バネフックの前記支柱部の上面と前記基台部の前面との間の角部に補強用突起部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の壁取り付け用リモコン。
  4. 前記バネフックの前記フック部が押圧された際に押下されて壁取り付け用リモコンへの電源供給を遮断する電源OFFスイッチが前記バネフックに設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の壁取り付け用リモコン。
  5. 前記基台部の前面上部には係止部が形成され、前記カバーの上面の後端部には、前記基台部の前記係止部に上方から係止する係合部が形成されており、前記フック突起の前記挿入口との係合状態が外された後、前記バネフックが自然状態に復帰する際の弾性力により前記カバーが前記係合部及び前記係止部による係合部分を支点として前方側に回転することを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の壁取り付け用リモコン。
  6. 前記バネフックの前記フック突起の下面が、後方側に向かうにつれて下方に傾斜する傾斜面となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の壁取り付け用リモコン。
  7. 前記カバーの前面の裏側に、リモコンの操作及び表示に関わる回路基板を固定したことを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の壁取り付け用リモコン。
  8. 前記カバーの前記挿入口の前方側の内壁面は、上方に行くに従って後方側に傾斜する傾斜ガイド面となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の壁取り付け用リモコン。
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