JP5875960B2 - 内視鏡保持装置、及びトロリー - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡を保持する内視鏡保持装置、及び内視鏡保持装置を備えるトロリーに関する。
図10に示すように、内視鏡200は、ユニバーサルコード(以下、単に「Uコード」と記す。)201と、このUコード201に接続された操作部202とを備える。Uコード201は、操作部202のうち人体等へ挿入される挿入部側とは反対側の光源装置側に延び、ライトガイド、チューブ、配線等を内蔵する。操作部202は、上記の挿入部の動作の操作や、送気及び送水の操作などに用いられる。
このような内視鏡200において、Uコード201と操作部202との位置関係が互いに異なる図11Aに示す第1の内視鏡200−1、及び図11Bに示す第2の内視鏡200−2がある。
Uコード201は、図11Aに示す第1の内視鏡200−1では操作部202の一方(図11Aの左端)側から操作部202と垂直に突出し、図11Bに示す第2の内視鏡200−2では操作部202の他方(図11Bの右端)側から操作部202と垂直に突出する。
このような内視鏡200のUコード201及び操作部202は、内視鏡保持具により保持される(例えば、特許文献1及び2参照)。
図12及び図13は、参考技術に係る内視鏡保持具310を示す斜視図である。
図14Aは、参考技術に係る内視鏡保持具310及び第1の内視鏡200−1を示す斜視図であり、図14Bは、参考技術に係る内視鏡保持具310及び第2の内視鏡200−2を示す斜視図である。
図12及び図13に示すように、内視鏡保持具310は、断面U字状の2つの溝311a,311bが形成されたケーブル受け部311と、操作部保持面312と、2つの位置規制突起部313と、を備える。
ケーブル受け部311の溝311a,311bと操作部保持面312とは、断面略方形の内視鏡保持具310の隣り合う面で、それぞれUコード201又は操作部202を保持する。
Uコード201が掛けられるケーブル受け部311の溝311a,311bの延伸方向は、操作部保持面312と垂直に位置する。また、操作部202側に偏った内視鏡200の重量を支えるため、溝311a,311bの延伸方向は、操作部保持面312が上向きとなるよう水平ではなく傾斜している。
第1の内視鏡200−1及び第2の内視鏡200−2は、上記のとおり、Uコード201と操作部202との位置関係が互いに異なるため、図14Aに示すように第1の内視鏡200−1の操作部202が操作部保持面312により保持された状態では、第1の内視鏡200−1のUコード201は、第1の溝311aに掛けられる。
一方、図14Bに示すように第2の内視鏡200−2の操作部202が操作部保持面312により保持された状態では、第2の内視鏡200−2のUコード201は、第2の溝311bに掛けられる。
なお、位置規制突起部313は、操作部保持面312により保持される操作部202の位置を規制する。また、図14A及び図14Bに示す内視鏡保持具310は、ハンガー302に固定されている。
特開平11−113835号公報 特開2004−248833号公報
ところで、上述の参考技術に係る内視鏡保持具310では、ユーザが内視鏡200を内視鏡保持具310へ掛けようとする際、ケーブル受け部311の溝311a,311bが2つあると、どちらに掛ければ良いかが判り難い。
また、この判り難さが原因となり、うまく掛けられないあるいは間違った掛け方をしてしまい、図9B(実施の形態において後述する比較例)に示すように、例えば衝撃や移動による振動が加わった際に操作部202が操作部保持面312から浮いた状態になりやすく、Uコード201と内視鏡保持具310との接触は、ケーブル受け部311の溝311a(311b)と操作部保持面312との接合稜線における1点(支点)のみとなり、この接触点は操作部に非常に近いため保持力が弱く、ずり落ち易かった。
1つの側面では、本発明の目的は、操作部とケーブルとの位置関係が互いに異なる複数の内視鏡の掛け間違いを防いで内視鏡を確実に保持することができる内視鏡保持装置及びトロリーを提供することである。
本発明の内視鏡保持装置は、内視鏡のケーブルを掛けるための溝が1つ形成されたケーブル受け部と、前記ケーブルと該ケーブルに接続された操作部との位置関係が互いに異なる第1の内視鏡及び第2の内視鏡のうち、前記第1の内視鏡の前記ケーブルが前記溝に掛けられたときに前記第1の内視鏡の前記操作部の位置を規制する第1の規制部と、前記第2の内視鏡の前記ケーブルが前記溝に掛けられたときに前記第2の内視鏡の前記操作部の位置を規制する第2の規制部と、を備える。
本発明のトロリーは、内視鏡の周辺機器が配置されるトロリーであって、上記内視鏡保持装置を備える。
本発明によれば、操作部とケーブルとの位置関係が互いに異なる複数の内視鏡の掛け間違いを防いで内視鏡を確実に保持することができる。
実施の形態に係るトロリーを示す斜視図である。 実施の形態に係る内視鏡保持装置を示す斜視図である。 実施の形態における内視鏡保持具を示す斜視図である。 実施の形態における内視鏡保持具を示す正面図である。 実施の形態における内視鏡保持具を示す背面図である。 図5のVI−VI断面図である。 実施の形態に係る内視鏡保持装置並びに第1及び第2の内視鏡を示す斜視図である。 実施の形態における内視鏡保持具と内視鏡との保持状態を示す説明図(その1)である。 実施の形態における内視鏡保持具と内視鏡との保持状態を示す説明図(その2)である。 比較例(参考技術)における内視鏡保持具と内視鏡との保持状態を示す説明図(その1)である。 比較例(参考技術)における内視鏡保持具と内視鏡との保持状態を示す説明図(その2)である。 内視鏡のUコード及び操作部を示す正面図である。 第1の内視鏡のUコードと操作部との位置関係を示す説明図である。 第2の内視鏡のUコードと操作部との位置関係を示す説明図である。 参考技術に係る内視鏡保持具を示す斜視図(その1)である。 参考技術に係る内視鏡保持具を示す斜視図(その2)である。 参考技術に係る内視鏡保持具及び第1の内視鏡を示す斜視図である。 参考技術に係る内視鏡保持具及び第2の内視鏡を示す斜視図である。
以下、実施の形態に係る内視鏡保持装置及びトロリーについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態に係るトロリー100を示す斜視図である。
図2は、実施の形態に係る内視鏡保持装置1を示す斜視図である。
図1に示すトロリー100は、内視鏡保持装置1と、フレーム101と、複数の棚102,103,104,105と、表示部取付アーム106と、キャスター107と、を備える。
フレーム101は、正面視において逆U字状を呈し、内視鏡保持装置1及び複数の棚102,103,104,105が固定されている。
表示部取付アーム106は、フレーム101の上端に固定され、図示しない表示部が取り付けられる。
キャスター107は、トロリー100を移動可能とするべく、トロリー100の下端の4隅に設けられている。
なお、上述のトロリー100は、あくまで一例であって、本実施の形態に係るトロリーとしては、内視鏡200の何らかの周辺機器(例えば、制御装置211、光源装置212、表示部など)が配置されるものであって、内視鏡保持装置1を備えるものであればよい。
図2に示すように、内視鏡保持装置1は、例えば2つの内視鏡保持具10と、ハンガー2と、ハンガー挿入部3と、ハンガー高さ調整部4と、を備える。
ハンガー2は、ハンガー挿入部3に挿入され、ハンガー高さ調整部4によりハンガー挿入部3の上端においてハンガー挿入部3に固定される。この固定位置を変更することでハンガー2の高さを調整することができる。
内視鏡保持具10は、例えば、ハンガー2の水平部分2aに固定される。内視鏡保持具10は、内視鏡保持装置1に1つだけ配置されていてもよいし、3つ以上配置されていてもよい。
なお、上述の内視鏡保持装置1は、あくまで一例であって、本実施の形態に係る内視鏡保持装置としては、後述するケーブル受け部11と、第1の規制面13aを一例とする第1の規制部と、及び第2の規制面13bを一例とする第2の規制部とを備えるものであればよく、ハンガー2、ハンガー挿入部3、ハンガー高さ調整部4などを省略した構成を採用することも可能である。また、内視鏡保持装置1は、トロリー100に配置されず、独立して配置されるものであっても、トロリー100以外の他の装置に配置されるものであってもよい。
図3、図4、及び図5は、実施の形態における内視鏡保持具10を示す斜視図、正面図、及び背面図である。
図6は、図5のVI−VI断面図である。
図7は、内視鏡保持装置1並びに第1及び第2の内視鏡200−1,200−2を示す斜視図である。
図3〜図6に示すように、内視鏡保持具10は、ケーブル受け部11と、2つの操作部保持面12と、2つの位置規制突起部13と、2つの補助突起部14と、2つの取付位置調整部15と、2つのハンガー貫通孔16と、を備える。
ケーブル受け部11は、2つの操作部保持面12の上端から上方に突出するように、2つの操作部保持面12と一体に設けられている。ケーブル受け部11には、内視鏡200のケーブルの一例であるUコード(ユニバーサルコード)201を掛けるための延伸方向D(図3及び図6参照)断面がU字状の溝11aが1つ形成されている。
操作部保持面12は、ケーブル受け部11よりも下方に設けられ、第1の内視鏡200−1及び第2の内視鏡200−2の操作部202を保持する。操作部保持面12は、ケーブル受け部11を挟んで両側に対向するように2つ設けられている。
図6に示すように、ケーブル受け部11の溝11aの延伸方向D(2つの操作部保持面12間を結ぶ方向)は水平であり、2つの操作部保持面12の垂線は、水平方向よりも上向きである。そのため、溝11aの延伸方向Dと2つの操作部保持面12とがなす角度θは、それぞれ鈍角(90度より大きく、180度より小さい)である。
操作部保持面12は、Uコード201と操作部202との位置関係が互いに異なる図11Aに示す第1の内視鏡200−1、及び図11Bに示す第2の内視鏡200−2のうち、第1の内視鏡200−1の操作部202が配置される第1の領域12aと、第2の内視鏡200−2の操作部202が配置される第2の領域12bとを含む。
Uコード201は、図11Aに示す第1の内視鏡200−1では操作部202の一方(図11Aの左端)側から操作部202と垂直に突出し、図11Bに示す第2の内視鏡200−2では操作部202の他方(図11Bの右端)側から操作部202と垂直に突出する。
位置規制突起部13は、第1の領域12aと第2の領域12bとの間において操作部保持面12から垂直に突出している。位置規制突起部13の一方側である正面視(図4参照)及び背面視(図5参照)における右側には、第1の規制部の一例である第1の規制面13aが設けられている。位置規制突起部13の他方側である正面視及び背面視における左側には、第2の規制部の一例である第2の規制面13bが設けられている。なお、位置規制突起部13は、正面視及び背面視において、溝11aの略直下に位置するといえるが、溝11aの左右方向の中心の直下よりは少し左側に寄っている。
図7に示すように、第1の規制面13aは、第1の内視鏡200−1のUコード201がケーブル受け部11に掛けられたときに、第1の内視鏡200−1の操作部202の位置を規制する。
また、第2の規制面13bは、第2の内視鏡200−2のUコード201がケーブル受け部11に掛けられたときに第2の内視鏡200−2の操作部202の位置を規制する。
なお、第1の規制面13a及び第2の規制面13bは、保持された状態の第1又は第2の内視鏡200−1,200−2に当接しても、当接しなくてもよい。
補助突起部14は、図3〜図6に示すように、第1の内視鏡200−1の操作部202の正面視(図4参照)及び背面視(図5参照)における右側の位置を規制するべく、操作部保持面12から垂直に突出している。なお、第2の内視鏡200−2の正面視における左側の位置を規制する補助突起部は設けられていないが、設けてもよい。
操作部保持面12、位置規制突起部13、及び補助突起部14は、ケーブル受け部11を挟んだ両側のそれぞれに設けられ、ケーブル受け部11の一方側の位置規制突起部13及び補助突起部14と、他方側の位置規制突起部13及び補助突起部14とは、図4(正面図)及び図5(背面図)に示すように、鉛直軸に対する回転対称(2回対称)の形状を有する。
そのため、ケーブル受け部11の一方側に設けられた位置規制突起部13の第1の規制面13a及び第2の規制面13bと、他方側に設けられた位置規制突起部13の第1の規制面13a及び第2の規制面13bとは、鉛直軸に対する回転対称(2回対称)の位置に第1の内視鏡200−1及び第2の内視鏡200−2の操作部202の位置を規制する。
取付位置調整部15は、2つのハンガー貫通孔16を貫通する図1、図2、及び図7に示すハンガー2に対する内視鏡保持具10の取付け位置を調整するのに用いられ、例えば、ボルト等により構成される。
なお、内視鏡保持具10は、取付位置調整部15のうちボルト等の取付け用の部材を除き、例えば樹脂などの材料から一体成形することができる。
図8A及び図8Bは、内視鏡保持具10と内視鏡200との保持状態を示す説明図である。
図9A及び図9Bは、比較例における内視鏡保持具(図12〜図14Bに示す参考技術に係る内視鏡保持具310参照)と内視鏡との保持状態を示す説明図である。
図8Aに示すように内視鏡200が保持されている状態では、内視鏡200の操作部202が、溝11aの延伸方向Dと鈍角の角度θをなす操作部保持面12に面接触するのが正常状態である。
また、比較例においては、図9Aに示すように内視鏡200が保持されている状態では、内視鏡200の操作部202が、溝311aと垂直をなす操作部保持面312に面接触する状態が正常状態である。
しかし、例えば、操作部202が内視鏡保持具10に正しく掛けられなかった場合や、操作部202が内視鏡保持具10に正しく掛けられても操作部202や内視鏡保持具10などに対し、強い衝撃やトロリー100の移動による強い振動が加わった場合などには、図8Bに示すように、操作部202が操作部保持面12から浮いた状態(溝11aの延伸方向Dや操作部保持面12は一定)となりうる。この操作部202が操作部保持面12から浮いた状態において、Uコード201と溝11aとの接触点を支点と想定し、操作部202と操作部保持面12との接触点を作用点と想定した場合、内視鏡200が操作部202側へ落下しようとする力は、作用点において実線矢印のような力Fを及ぼす。
同様に、図9Bに示すように、操作部202が操作部保持面312から浮いた状態(溝311aの延伸方向や操作部保持面312は一定)において、Uコード201と溝311aとの接触点を支点と想定し、操作部202と操作部保持面312との接触点を作用点と想定した場合、内視鏡200が操作部202側へ落下しようとする力は、作用点において実線矢印のような力F´を及ぼす。
これらの力F,F´の矢印の向きは、支点と作用点とを結ぶ線に対して直角方向である。また、図8B(実施の形態)及び図9B(比較例)において、力の大きさ、すなわち矢印の長さはほぼ同じと想定できる。
この力を水平方向及び鉛直方向へ分解すると、図8B及び図9Bに示す破線矢印のようになる。
ここで支点に着目すると、上記作用点における水平方向成分に対し、大きさは同じで逆向きの力が生じていることになる。つまり、支点における摩擦力に対してこの水平方向成分が大きくなるほど、内視鏡200が操作部202側へずり落ち易いと言える。
なお、鉛直方向成分については、内視鏡保持具10,310がUコード201を下方から支える構成になっており、かつ鉛直方向の力は支点における摩擦力の大きさには影響しないため、ここでは無視する。
図8B(実施の形態)と図9B(比較例)とを比較すると、作用点に働く力F,F’はほぼ同じ大きさであるが、図8Bに示す場合が図9Bに示す場合よりも支点と操作部202との距離が遠くなることにより、力の向きが鉛直下方に近づく。このため、この力を水平方向に分解した成分を示す破線矢印は図8Bの場合の方が小さくなる。すなわち、支点に掛かる水平方向の力も同様に小さくなる。
以上のことから、操作部202が内視鏡保持具10の操作部保持面12から同じ角度浮いた状態において、実施の形態(図8B)の方が比較例(図9B)よりも内視鏡200がずり落ち難いことが示された。
以上説明した本実施の形態では、ケーブル受け部11には、内視鏡200のUコード(ケーブルの一例)201を掛けるための溝11aが1つ形成されている。第1の規制面(第1の規制部の一例)13aは、Uコード201とこのUコード201に接続された操作部202との位置関係が互いに異なる第1の内視鏡200−1及び第2の内視鏡200−2のうち、第1の内視鏡200−1のUコード201が溝11aに掛けられたときに第1の内視鏡200−1の操作部202の位置を規制する。第2の規制面(第2の規制部の一例)13bは、第2の内視鏡200−2のUコード201が溝11aに掛けられたときに第2の内視鏡200−2の操作部202の位置を規制する。
そのため、ケーブル受け部11の溝11aを1つだけ形成することで、複数の溝を形成する場合(図12〜図14Bの参考技術に係る内視鏡保持具310の溝311a,311b参照)と比較して、内視鏡200の掛け方を判り易くすることができ、ユーザビリティが向上する。また、内視鏡200の掛け間違いが発生するのを防ぐことができるため、掛け間違いに起因して上述のように操作部202が操作部保持面12から浮くのを防ぎ、内視鏡200がずり落ちるのを防ぐことができる。
よって、本実施の形態によれば、操作部202とUコード201との位置関係が互いに異なる第1の内視鏡200−1及び第2の内視鏡200−2の掛け間違いを防いで内視鏡200を確実に保持することができる。
また、本実施の形態では、操作部保持面12は、ケーブル受け部11よりも下方に設けられ、第1の内視鏡200−1及び第2の内視鏡200−2の操作部202を保持する。また、溝11aの延伸方向Dと操作部保持面12とがなす角度θは、鈍角である。そのため、上述のとおり、図8Bに示すように、支点と操作部202との距離が図9Bに示す比較例よりも遠くなることにより、力Fの向きが鉛直下方に近づく。このため、支点に掛かる水平方向の力も同様に小さくなる。そのため、内視鏡200がずり落ちるのをより確実に防ぐことができる。
また、本実施の形態では、位置規制突起部13は、操作部保持面12のうち第1の内視鏡200−1の操作部202が配置される第1の領域12aと第2の内視鏡200−2の操作部202が配置される第2の領域12bとの間に位置する。また、第1の規制面13aは、位置規制突起部13の一方側に設けられ、第2の規制面13bは、位置規制突起部13の他方側に設けられている。そのため、簡素な構成で内視鏡200の掛け間違いを防ぐことができる。
また、本実施の形態では、第1の規制面13a及び第2の規制面13bは、ケーブル受け部11を挟んだ両側のそれぞれに両方設けられている。そのため、ケーブル受け部11の両側から内視鏡200を内視鏡保持具10に掛けることができるため、ユーザビリティが向上する。
また、本実施の形態では、ケーブル受け部11の一方側に設けられた第1の規制面13a及び第2の規制面13bと、ケーブル受け部11の他方側に設けられた第1の規制面13a及び第2の規制面13bとは、鉛直軸に対する回転対称の位置に第1の内視鏡200−1及び第2の内視鏡200−2の操作部202の位置を規制する。そのため、ユーザビリティがより向上する。
また、本実施の形態では、溝11aの延伸方向Dは、水平方向である。そのため、ケーブル受け部11の両側から内視鏡200を内視鏡保持具10に掛けやすくなる。
なお、操作部保持面12としては、完全な平面である必要はなく、曲面であってもよく、また、凹凸部分を有していてもよい。更には、第1の規制面13a及び第2の規制面13bを一例とする第1の規制部及び第2の規制部の配置位置によっては操作部保持面12を省略することもできる。
また、第1の規制部及び第2の規制部は、操作部保持面12の第1の領域12aと第2の領域12bとの間の位置規制突起部13ではなく、他の位置に設けられていてもよい。
また、第1の規制部及び第2の規制部は、規制面を有さず、点状或いは線状の部分で操作部202の位置を規制するようにしてもよい、また、第1の規制部及び第2の規制部は、操作部保持面12に設けられた凹部等であってもよい。
また、操作部保持面12、位置規制突起部13、及び補助突起部14は、ケーブル受け部11の一方側のみに設けられていてもよいが、両側に設けられていることで、上記のとおりユーザビリティが向上する。
また、Uコード201と操作部202との位置関係が第1の内視鏡200−1及び第2の内視鏡200−2とは異なる第3の内視鏡などを加えた、3種類以上の内視鏡を内視鏡保持装置1(内視鏡保持具10)が保持できるようにしてもよい。その場合には、3つ以上の規制部を設けるとよい。
1 :内視鏡保持装置
2 :ハンガー
2a :水平部分
3 :ハンガー挿入部
4 :ハンガー高さ調整部
10 :内視鏡保持具
11 :ケーブル受け部
11a :溝
12 :操作部保持面
12a :第1の領域
12b :第2の領域
13 :位置規制突起部
13a :第1の規制面
13b :第2の規制面
14 :補助突起部
15 :取付位置調整部
16 :ハンガー貫通孔
100 :トロリー
101 :フレーム
102 :棚
103 :棚
104 :棚
105 :棚
106 :表示部取付アーム
107 :キャスター
200 :内視鏡
200−1:第1の内視鏡
200−2:第2の内視鏡
201 :Uコード(ユニバーサルコード)
202 :操作部
211 :制御装置
212 :光源装置
D :溝の延伸方向

Claims (6)

  1. 内視鏡のケーブルを掛けるための溝が1つ形成されたケーブル受け部と、
    前記ケーブルと該ケーブルに接続された操作部との接続位置が互いに異なる第1の内視鏡及び第2の内視鏡のうち、前記第1の内視鏡の前記ケーブルが前記溝に掛けられたときに前記第1の内視鏡の前記操作部の位置を規制する第1の規制部と、
    前記第2の内視鏡の前記ケーブルが前記溝に掛けられたときに前記第2の内視鏡の前記操作部の位置を規制する第2の規制部と、
    前記ケーブル受け部よりも下方に設けられ、前記第1の内視鏡及び前記第2の内視鏡の前記操作部を保持する操作部保持面と、
    を備え
    前記溝の延伸方向と前記操作部保持面とがなす角度は、鈍角である、
    ことを特徴とする内視鏡保持装置。
  2. 記操作部保持面のうち前記第1の内視鏡の前記操作部が配置される領域と前記第2の内視鏡の前記操作部が配置される領域との間に位置する位置規制突起部を更に備え、
    前記第1の規制部は、前記位置規制突起部の一方側に設けられ、
    前記第2の規制部は、前記位置規制突起部の他方側に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の内視鏡保持装置。
  3. 前記第1の規制部及び前記第2の規制部は、前記ケーブル受け部を挟んだ両側のそれぞれに両方設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の内視鏡保持装置。
  4. 前記ケーブル受け部の一方側に設けられた前記第1の規制部及び前記第2の規制部と、前記ケーブル受け部の他方側に設けられた前記第1の規制部及び前記第2の規制部とは、鉛直軸に対する回転対称の位置に前記第1の内視鏡及び前記第2の内視鏡の前記操作部の位置を規制することを特徴とする請求項記載の内視鏡保持装置。
  5. 前記溝の延伸方向は、水平方向であることを特徴とする請求項記載の内視鏡保持装置。
  6. 内視鏡の周辺機器が配置されるトロリーであって、
    請求項1に記載の内視鏡保持装置を備える、
    ことを特徴とするトロリー。

JP2012203609A 2012-09-14 2012-09-14 内視鏡保持装置、及びトロリー Active JP5875960B2 (ja)

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