JP2001212069A - 内視鏡保持装置 - Google Patents

内視鏡保持装置

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JP2001212069A
JP2001212069A JP2000025820A JP2000025820A JP2001212069A JP 2001212069 A JP2001212069 A JP 2001212069A JP 2000025820 A JP2000025820 A JP 2000025820A JP 2000025820 A JP2000025820 A JP 2000025820A JP 2001212069 A JP2001212069 A JP 2001212069A
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JP
Japan
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endoscope
hole
grip portion
support base
diameter
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JP2000025820A
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English (en)
Inventor
Hideto Kurosawa
秀人 黒澤
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡の操作部の下半部である握り部の大きさ
が相違する複数種類の内視鏡を容易に係脱することがで
きる内視鏡保持装置を提供すること。 【解決手段】支持台11に一つながりに連続して形成さ
れた握り部通過孔12,13のうち、第1の孔12が太
い握り部が通る幅で支持台11の側方に開口して形成さ
れ、第2の孔13が第1の孔12に連続してその奥側位
置に形成され、複数種類の内視鏡の操作部42,52を
各々の所定位置に位置決めをして各操作部42,52の
側方への移動を規制する位置決め部材14,15,16
が支持台11の上面に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の挿入部
を吊り下げた状態で操作部を保持するようにした内視鏡
保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡保持装置は一般に、内視鏡の操作
部の下半部である握り部が通過する握り部通過孔を支持
台に鉛直方向に形成し、その握り部通過孔に握り部を通
すことにより、操作部の上半部が支持台に載る状態にな
って、内視鏡を吊り下げて保持するようにしている。
【0003】一方、内視鏡の操作部は小型軽量に構成す
るのが操作性のうえから優れているが、太径内視鏡の操
作部には細径内視鏡の操作部に比べて多くの操作機構が
配置されるので、細径内視鏡の操作部より太くなってし
まう。したがって、単純に内視鏡保持装置を作ると、太
径内視鏡用と細径内視鏡用の二種類が必要になるが、そ
れでは内視鏡の保管、管理が非常に面倒になる。
【0004】そこで、従来の内視鏡保持装置は、例えば
図9に示されるように、ロッド3の上端部に取り付けら
れた支持台11に、太径内視鏡の握り部でも細径内視鏡
の握り部でもどちらでも通過する異形の共用通過孔19
を形成して、操作部の上半部を支持台に載せた状態にす
ることにより、太径内視鏡及び細径内視鏡のいずれでも
保持することができるようになっている。共用通過孔1
9は、支持台11の側面に開口している。
【0005】図10は、そのような従来の内視鏡保持装
置10の共用通過孔19に太径内視鏡50の握り部52
aが嵌め込まれて、操作部52が内視鏡保持装置10に
保持された状態を示し、図11は、細径内視鏡40の握
り部42aが共用通過孔19に嵌め込まれて、操作部4
2が内視鏡保持装置10に保持された状態を示してい
る。
【0006】図10及び図11に示されるように、太径
内視鏡50の握り部52aは共用通過孔19にほぼいっ
ぱいに嵌め込まれ、細径内視鏡40の握り部42aは、
共通通過孔19の半分程度の部分に嵌め込まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
た従来の内視鏡保持装置10においては、共用通過孔1
9の側面開口が握り部52a,42aより狭い幅に形成
されている。共用通過孔19の側面開口を握り部52
a,42aが通過できるようにすると、操作部52,4
2が側方へ抜け出て落下してしまう可能性があるからで
ある。
【0008】そのため、操作部52,42を支持台11
に保持する際には、太径内視鏡50の場合を示す図12
に示されるように、操作部52の下端に突設された鉗子
挿入口部54が支持台11より高い位置に来るあたりま
で操作部52を一旦持ち上げ、その高さで操作部52を
共用通過孔19の上方に移動させてから共用通過孔19
内に降ろすという動作が必要となる。
【0009】したがって、長い挿入部51を吊り下げる
ために元々高い位置にある支持台11の上方において、
さらに操作部52を高く持ち上げなければならず、管理
者にとって取り扱いが厄介であった。
【0010】そこで本発明は、内視鏡の操作部の下半部
である握り部の大きさが相違する複数種類の内視鏡を容
易に係脱することができる内視鏡保持装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡保持装置は、操作部の下半部である
握り部の太さが相違する複数種類の内視鏡の中から任意
の一つの内視鏡を保持することができるようにした内視
鏡保持装置であって、支持台に鉛直方向に形成された握
り部通過孔に握り部を通すことにより、操作部の上半部
が支持台に載る状態になって内視鏡が吊り下げ保持され
るものにおいて、握り部通過孔が、太い握り部が通過す
る大きさの第1の孔と、太い握り部が通過せず細い握り
部が通過する第2の孔とが一つながりに連続した孔とし
て形成されていて、第1の孔が太い握り部が通る幅で支
持台の側方に開口して形成され、第2の孔が第1の孔に
連続してその奥側位置に形成されると共に、複数種類の
内視鏡の操作部を各々の所定位置に位置決めをして各操
作部の側方への移動を規制する位置決め部材が、支持台
の上面に設けられているものである。
【0012】なお、位置決め部材が、各操作部から側方
に突出する部分を挟むように支持台から立設された一対
の柱状の部材であってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図3は、内視鏡や図示されていない光源装置
等を保持して自由に移動することができるように底部の
四隅に車輪2が取り付けられた内視鏡用カート1を示し
ている。
【0014】内視鏡保持装置10の支持台11は、上下
方向に伸縮自在なロッド3に上端に取り付けられてい
る。ロッド3は、締め付けネジ4を締め付けることによ
りその状態が固定される。なお、この図では、太径内視
鏡50の操作部52が支持台11に保持されている。
【0015】支持台11の下方には、操作部52から垂
れ下がる可撓性の挿入部51の先端部分が揺れ動くのを
防止するために通される挿入部先端保護枠5が配置され
ている。
【0016】図1と図2は内視鏡保持装置10を示して
おり、水平に配置された板状の支持台11には、握り部
通過孔12,13が鉛直方向に形成されている。12
は、太径内視鏡50の握り部52aが通過する大きさの
太径握り部通過孔(第1の孔)であり、その全幅が支持
台11の側方に開口している。
【0017】その開口側から見て太径握り部通過孔12
の奥側には、太径内視鏡50の握り部52aが通過せず
細径内視鏡40の握り部42aが通過する大きさの細径
握り部通過孔13(第2の孔)が、太径握り部通過孔1
2と一つながりに連続した孔として形成されている。
【0018】そして、支持台11の上面側には、太径内
視鏡50の操作部52の位置決めをして操作部52の側
方への移動を規制する太径用位置決め部材14,15
が、太径握り部通過孔12のあい対向する縁部に沿って
その両側に設けられている。
【0019】また、細径内視鏡40の操作部42の位置
決めをして操作部42の側方への移動を規制する細径用
位置決め部材16が、細径握り部通過孔13の一つの縁
部に沿って支持台11の上面側に設けられている。
【0020】この実施例における位置決め部材14,1
5,16は、各々、操作部52,42から側方に突出す
る突出部分を左右から挟むように、支持台11から上方
に向けて立設された一対の柱状部材141,151,1
61である。
【0021】図4と図5は、支持台11に太径内視鏡5
0の操作部52が保持された状態を示しており、太径内
視鏡50の握り部52aを太径握り部通過孔12に通す
ことにより、握り部52aより太い操作部52の上半部
が支持台11に載せられた状態になり、その結果、下方
に挿入部51が吊り下げられた状態になって、太径内視
鏡50が内視鏡保持装置10に保持されている。
【0022】そして、操作部52から側方へ延出する可
撓性ケーブル53の基部が一方の位置決め部材15の間
に通され、操作部52からその反対方向に突出する突出
部分がもう一つの位置決め部材14の間に通された状態
になるので、操作部52が側方へ移動してしまうことな
く、太径内視鏡50が安定した状態に保持される。
【0023】太径握り部通過孔12はその全幅が支持台
11の側方に開口していて、太径内視鏡50の握り部5
2aがその側面開口を通ることができるので、太径内視
鏡50を内視鏡保持装置10に対してこのような状態に
保持するには、図6に示されるように、操作部52を保
持状態より柱状部材141,151の高さ分だけ持ち上
げてから降ろすだけでよい。
【0024】図7と図8は支持台11に細径内視鏡40
の操作部42が保持された状態を示しており、細径内視
鏡40の握り部42aを細径握り部通過孔13に通すこ
とにより、握り部42aより太い操作部42の上半部が
支持台11に載せられた状態になり、その結果、下方に
挿入部41が吊り下げられた状態になって、細径内視鏡
40が内視鏡保持装置10に保持されている。
【0025】そして、操作部42から側方へ延出する可
撓性ケーブル43が位置決め部材16の間に通された状
態になるので、操作部42が側方へ移動してしまうこと
なく、細径内視鏡40が安定した状態に保持される。
【0026】細径握り部通過孔13はそれより幅広の太
径握り部通過孔12の奥側に連続して形成されているの
で、細径内視鏡40を内視鏡保持装置10に対してこの
ような状態に保持するには、操作部42を保持状態より
柱状部材161の高さ分だけ持ち上げてから降ろすだけ
でよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、支持台に一つながりに
連続して形成された握り部通過孔のうち、第1の孔が太
い握り部が通る幅で支持台の側方に開口して形成され、
第2の孔が第1の孔に連続してその奥側位置に形成さ
れ、複数種類の内視鏡の操作部を各々の所定位置に位置
決めをして各操作部の側方への移動を規制する位置決め
部材が支持台の上面に設けられているので、内視鏡の操
作部の下半部である握り部の大きさが相違する複数種類
の内視鏡の各操作部を、支持台から大きく持ち上げるこ
となく握り部通過孔に容易に係脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡保持装置の斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施例の内視鏡保持装置の平面図であ
る。
【図3】本発明の実施例の内視鏡保持装置が取り付けら
れたカートの斜視図である。
【図4】本発明の実施例の内視鏡保持装置に太径内視鏡
が保持された状態の斜視図である。
【図5】本発明の実施例の内視鏡保持装置に太径内視鏡
が保持された状態の正面図である。
【図6】本発明の実施例の内視鏡保持装置に太径内視鏡
が保持される際の動作を示す側面図である。
【図7】本発明の実施例の内視鏡保持装置に細径内視鏡
が保持された状態の斜視図である。
【図8】本発明の実施例の内視鏡保持装置に細径内視鏡
が保持された状態の正面図である。
【図9】従来の内視鏡保持装置の斜視図である。
【図10】従来の内視鏡保持装置に太径内視鏡が保持さ
れた状態の斜視図である。
【図11】従来の内視鏡保持装置に細径内視鏡が保持さ
れた状態の斜視図である。
【図12】従来の内視鏡保持装置に太径内視鏡が保持さ
れる際の動作を示す側面図である。
【符号の説明】
10 内視鏡保持装置 11 支持台 12 太径握り部通過孔(第1の孔) 13 細径握り部通過孔(第2の孔) 14,15,16 位置決め部材 141,151,161 柱状部材 40 細径内視鏡 42 操作部 42a 握り部 50 太径内視鏡 52 操作部 52a 握り部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部の下半部である握り部の太さが相違
    する複数種類の内視鏡の中から任意の一つの内視鏡を保
    持することができるようにした内視鏡保持装置であっ
    て、支持台に鉛直方向に形成された握り部通過孔に上記
    握り部を通すことにより、上記操作部の上半部が上記支
    持台に載る状態になって上記内視鏡が吊り下げ保持され
    るものにおいて、 上記握り部通過孔が、上記太い握り部が通過する大きさ
    の第1の孔と、上記太い握り部が通過せず上記細い握り
    部が通過する第2の孔とが一つながりに連続した孔とし
    て形成されていて、上記第1の孔が上記太い握り部が通
    る幅で上記支持台の側方に開口して形成され、上記第2
    の孔が上記第1の孔に連続してその奥側位置に形成され
    ると共に、上記複数種類の内視鏡の操作部を各々の所定
    位置に位置決めをして各操作部の側方への移動を規制す
    る位置決め部材が、上記支持台の上面に設けられている
    ことを特徴とする内視鏡保持装置。
  2. 【請求項2】上記位置決め部材が、上記各操作部から側
    方に突出する部分を挟むように上記支持台から立設され
    た一対の柱状の部材である請求項1記載の内視鏡保持装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014057676A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡保持装置、及びトロリー
WO2016140290A1 (ja) * 2015-03-02 2016-09-09 諭 粟津 内視鏡保持部材および内視鏡保持方法ならびにそれを有するカート、洗浄シンク、洗浄消毒装置、スタンドおよび内視鏡保管庫

Cited By (3)

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US11382495B2 (en) 2015-03-02 2022-07-12 Satoshi AWADU Endoscope hanger, endoscope holding method, and cart, cleaning sink, cleaning and disinfecting device, stand, and endoscope storage cabinet having said endoscope hanger

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