JP5875241B2 - 焙煎コーヒー豆 - Google Patents

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Description

本発明は、焙煎コーヒー豆に関する。
コーヒー飲料は嗜好飲料として広く愛好されており、通常コーヒー抽出液を配合して製造されている。コーヒー飲料の風味には甘味、酸味、苦味、ボディ感、コク、雑味等があるが、これら風味はコーヒー抽出液の製造に使用する焙煎コーヒー豆等により特徴付けられる。また、コーヒー飲料の風味はコーヒー豆の生産国や焙煎方法によっても異なるため、所望の風味を得るべく、種類の異なる焙煎コーヒー豆のブレンドが行われている。
また、コーヒー抽出液のコクやボディ感等を増強すべく、コーヒー抽出液に風味改善剤を添加する方法が提案されている(特許文献1及び2)。
特開2006−067942号公報 特開2007−289006号公報
近年、消費者の嗜好の多様化等により、ボディ感及びコクが豊かで、かつ雑味が抑制され、コーヒー感がしっかりとしていて飲み応えのあるコーヒー飲料が求められている。
したがって、本発明の課題は、ボディ感及びコクが豊かで、かつ雑味が抑制されたコーヒー飲料の原料として有用な焙煎コーヒー豆及びその製造方法を提供することにある。また、本発明の課題は、当該焙煎コーヒー豆から得られたコーヒー抽出液及びソリュブルコーヒーを提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決すべく種々研究した結果、焙煎コーヒー豆に含まれる特定成分の含有量を制御することで、ボディ感及びコクが豊富で、かつ雑味が抑制されたコーヒー飲料を提供可能な焙煎コーヒー豆が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、L値が10〜20であり、(A)ハイドロキノンと、(B)ヒドロキシヒドロキノンとの含有質量比[(B)/(A)]が3.5以下であり、且つ(C)クロロゲン酸類の含有量が焙煎コーヒー豆100g当たり0.3〜1.5gである、焙煎コーヒー豆を提供するものである。
本発明はまた、上記焙煎コーヒー豆から抽出したコーヒー抽出液を乾燥して得られる、ソリュブルコーヒーを提供するものである。
本発明は更に、原料焙煎コーヒー豆を、160〜190℃の温度条件下で加熱処理する、焙煎コーヒー豆の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、ボディ感及びコクが豊かで、かつ雑味が抑制され、コーヒー感がしっかりとしていて飲み応えのあるコーヒー飲料の原料として有用な焙煎コーヒー豆及びその製造方法が提供される。したがって、本発明の焙煎コーヒー豆は、コーヒー抽出液、ソリュブルコーヒー及びコーヒー飲料の原料として有用である。
〔焙煎コーヒー豆〕
本発明の焙煎コーヒー豆のL値は10〜20であるが、ボディ感及びコクの増強、雑味の抑制の観点から、その上限は好ましくは19、より好ましくは18であり、他方下限は好ましくは12である。ここで、本明細書において「L値」とは、黒をL値0とし、また白をL値100として、焙煎コーヒー豆の明度を色差計で測定したものである。
本発明の焙煎コーヒー豆は、焙煎コーヒー豆中の(B)ヒドロキシヒドロキノンと、(A)ハイドロキノンとの含有質量比[(B)/(A)]が3.5以下であるが、ボディ感及びコクの増強、雑味の抑制の観点から、好ましくは3.3以下、より好ましくは3.1以下、更に好ましくは2.9以下であり、他方下限は好ましくは0.01、より好ましくは0.05、更に好ましくは0.1である。
また、本発明の焙煎コーヒー豆は、焙煎コーヒー豆中の(A)ハイドロキノンと、(C)クロロゲン酸類との含有質量比[(A)/(C)]の上限が好ましくは0.05、より好ましくは0.04、更に好ましくは0.03、更に好ましくは0.02であり、他方下限は好ましくは0.003、より好ましくは0.005、更に好ましくは0.008、更に好ましくは0.01である。これにより、雑味を抑制しつつ、ボディ感及びコクだけでなく、苦味をも増強して、より一層コーヒー感を高めることができる。
なお、焙煎コーヒー豆中の(A)ハイドロキノンの含有量は、ボディ感及びコクの増強、雑味の抑制の観点から、その上限が焙煎コーヒー豆1kg当たり好ましくは150mg、より好ましくは120mg、更に好ましくは100mgであり、他方下限は焙煎コーヒー豆1kg当たり好ましくは10mg、より好ましくは15mg、更に好ましくは20mgである。
本発明の焙煎コーヒー豆は、焙煎コーヒー豆中の(B)ヒドロキシヒドロキノンと、(C)クロロゲン酸類との含有質量比[(B)/(C)]が、生理効果の観点から、好ましくは0.04以下、より好ましくは0.035以下、更により好ましくは0.03以下であり、他方下限は好ましくは0.001、より好ましくは0.002、更により好ましくは0.003である。
なお、本発明の焙煎コーヒー豆中の(B)ヒドロキシヒドロキノンの含有量は、生理効果の観点から、焙煎コーヒー豆1kg当たり好ましくは150mg以下、より好ましくは10〜150mg、更に好ましくは10〜130mgである。
本発明の焙煎コーヒー豆中の(C)クロロゲン酸類の含有量は、焙煎コーヒー豆100g当たり0.3〜1.5gであるが、生理効果と風味の観点から、好ましくは0.35〜1.2g、より好ましくは0.4〜1g、更に好ましくは0.4〜0.8gである。
ここで、本明細書において「クロロゲン酸類」とは、3−カフェオイルキナ酸、4−カフェオイルキナ酸及び5−カフェオイルキナ酸の(C1)モノカフェオイルキナ酸と、3−フェルラキナ酸、4−フェルラキナ酸及び5−フェルラキナ酸の(C2)モノフェルラキナ酸と、3,4−ジカフェオイルキナ酸、3,5−ジカフェオイルキナ酸及び4,5−ジカフェオイルキナ酸の(C3)ジカフェオイルキナ酸を併せての総称であり、クロロゲン酸類量は上記9種の合計量に基づいて定義される。
また、本明細書における「焙煎コーヒー豆中のハイドロキノン含有量」、「焙煎コーヒー豆中のヒドロキシヒドロキノン含有量」及び「焙煎コーヒー豆中のクロロゲン酸類含有量」は、焙煎コーヒー豆から得られたコーヒー抽出液中のハイドロキノン含有量、ヒドロキシヒドロキノン含有量及びクロロゲン酸類含有量に基づいて下記式(1)〜(3)により求めたものである。
(1)焙煎コーヒー豆中のハイドロキノン含有量(mg/kg)=[コーヒー抽出液中のハイドロキノン含有量(mg/kg)]×[コーヒー抽出液の質量(kg)]/[焙煎コーヒー豆の質量(kg)]
(2)焙煎コーヒー豆中のヒドロキシヒドロキノン含有量(mg/kg)=[コーヒー抽出液中のヒドロキシヒドロキノン含有量(mg/kg)]×[コーヒー抽出液の質量(kg)]/[焙煎コーヒー豆の質量(kg)]
(3)焙煎コーヒー豆中のクロロゲン酸類含有量(g/100g)=[[コーヒー抽出液中のクロロゲン酸類含有量(g/g)]×[コーヒー抽出液の質量(g)]/[焙煎コーヒー豆の質量(g)]]×100
なお、コーヒー抽出液の分析条件は、次のとおりである。先ず、焙煎コーヒー豆を粉砕し、30メッシュを通過し、100メッシュを通過しない焙煎コーヒー豆粉砕物を採取する。ここで、本明細書において「メッシュ」とは、JIS Z8801−1982「標準ふるい」によるものである。次に、焙煎コーヒー豆粉砕物0.5gに、抽出用水(リン酸1gと、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸(HEDPO)0.03gをイオン交換水1Lに溶解した液)を80g加え、95℃以上に保持しながら10分間浸漬抽出を行う。次に、コーヒー抽出液の上清を採取し、それを後掲の実施例の記載の方法に供して、ハイドロキノン含有量、ヒドロキシヒドロキノン含有量及びクロロゲン酸類含有量を分析する。
次に、本発明の焙煎コーヒー豆の製造方法について説明する。
先ず、原料焙煎コーヒー豆を準備する。
原料焙煎コーヒー豆としては、生コーヒー豆を焙煎して用いても、市販品を用いてもよい。
コーヒー豆の種類は特に限定されず、例えば、アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種等が例示される。また、コーヒー豆の産地としては、例えば、ブラジル、コロンビア、タンザニア、モカ、キリマンジェロ、マンデリン、ブルーマウンテン、グァテマラ等が例示される。これらコーヒー豆は、1種でもよいし、複数種をブレンドしてもよい。
コーヒー豆の焙煎方法としては特に制限はなく、公知の方法を適宜選択することが可能である。例えば、焙煎温度は好ましくは200〜300℃、より好ましくは190〜280℃、更に好ましくは200〜280℃であり、加熱時間は所望の焙煎度が得られるように適宜設定可能である。また、焙煎装置としては、例えば、焙煎豆静置型、焙煎豆移送型、焙煎豆攪拌型等の装置が使用でき、具体的には棚式乾燥機、コンベア式乾燥機、回転ドラム型乾燥機、回転V型乾燥機等が例示される。加熱方式としては、直火式、熱風式、半熱風式、遠赤外線式、赤外線式、マイクロ波式、過熱水蒸気式等が挙げられる。
原料焙煎コーヒー豆の焙煎度としては、色差計で測定したL値として、その上限が好ましくは40、より好ましくは35、より好ましくは30、更に好ましくは25であり、他方下限は好ましくは10、更に好ましくは12である。なお、焙煎度の異なるコーヒー豆を混合して使用してもよい。また、原料焙煎コーヒー豆は、製造する焙煎コーヒー豆において所望するL値以上のL値を有する焙煎コーヒー豆を使用する。加熱温度や時間にもよるが、例えば、焙煎コーヒー豆の所望のL値が17〜20の場合、原料焙煎コーヒー豆はL値が25〜40のものを使用するのが好ましく、所望のL値が13〜17の場合、原料焙煎コーヒー豆はL値が16〜20のものを使用するのが好ましい。
原料焙煎コーヒー豆を準備した後、該原料焙煎コーヒー豆を常圧下、好ましくは160〜190℃、より好ましくは165〜190℃、更に好ましくは165〜180℃にて、L値が上記範囲内となるように加熱処理する。これにより、雑味を抑制しつつ、ボディ感及びコクを増強して、コーヒー感を高めることができる。
加熱処理時間は、風味等の観点から、0.1〜10時間、好ましくは、0.3〜8時間より好ましくは、0.3時間から6時間である。ここでいう「加熱時間」とは、予め加熱装置を所望の温度に加熱しておく場合は、加熱装置に原料焙煎コーヒー豆を投入してからの経過時間であり、また加熱装置に原料焙煎コーヒー豆を投入後に昇温を行う場合は、所望の温度に到達してからの経過時間をいう。
なお、加熱処理後の焙煎コーヒー豆のL値は、上記において説明したとおりである。
加熱処理は、空気又は窒素等の不活性ガスの存在下で行うことができ、常圧で行うのが好ましい。
加熱装置としては、原料焙煎コーヒー豆を加熱できるものであれば特に限定されるものではない。例えば、電気乾燥機や焼成炉、焙煎機なども使用することができる。具体的には、上記焙煎装置と同様のものを使用することができ、加熱方式についても、上記焙煎装置と同様のものを挙げることができる。
また、原料焙煎コーヒー豆を加熱する際に、加熱装置により容器を用いる必要がある場合には、加熱装置内に静置可能で、かつ上記加熱温度に耐え得るものであれば、特に限定されることなく適宜容器を選択することができる。具体的には、アルミホイル、るつぼ、オーブントレイなどが挙げられる。
また、原料焙煎コーヒー豆は、未粉砕のものでも、粉砕したものであってもよい。粉砕した原料焙煎コーヒー豆の大きさは適宜選択することが可能であるが、例えば、30〜100メッシュ、即ち30メッシュを通過し、100メッシュを通過しない焙煎コーヒー豆粉砕物である。
加熱処理後においては、風味の観点から、30分以内に0〜100℃、更に10〜60℃まで冷却することが好ましい。この場合、空気又は窒素等の不活性ガスの存在下で行うことができる。
このようにして、本発明の焙煎コーヒー豆を得ることができる。
〔コーヒー抽出液〕
本発明のコーヒー抽出液は、上記した本発明の焙煎コーヒー豆から得ることができる。
ここでいう「コーヒー抽出液」は、当該コーヒー抽出液100g当たり焙煎コーヒー豆を生豆換算で1g以上、好ましくは2.5g以上、更に好ましくは5g以上使用しているものである。
コーヒー抽出液は、焙煎コーヒー豆をそのまま抽出して得てもよいが、焙煎コーヒー豆を乾燥してから抽出して得てもよい。
抽出に使用する焙煎コーヒー豆の粉砕度は適宜選択することが可能であるが、例えば、極細挽き(0.250−0.500mm)、細挽き(0.300−0.650mm)、中細挽き(0.530−1.000mm)、中挽き(0.650−1.500mm)、中粗挽き、粗挽き(0.850−2.100mm)、極粗挽き(1.000−2.500mm)や、平均粒径3mm、5mm又は10mm程度のカット品が例示される。
抽出方法としては、例えば、ボイリング式、エスプレッソ式、サイフォン式、ドリップ式(ペーパー、ネル等)等の公知の方法を採用すること可能であり、またバッチ式抽出、半バッチ式抽出又は連続式抽出であってもよい。バッチ式抽出又は半バッチ式抽出の抽出時間、すなわち焙煎コーヒー豆との接触時間又は滞留時間は、風味の観点から、好ましくは10秒〜120分、更に好ましくは30秒〜30分である。
抽出器としては、ペーパードリップ、不織布ドリップ、サイフォン、ネルドリップ、エスプレッソマシン、コーヒーマシン、パーコレーター、コーヒープレス、イブリック、ウォータードリップ、ボイリング、ニーダー、ドリップ抽出器、カラム抽出器等の公知のものを使用できる。また、抽出器には、温水、蒸気又は冷水が通液可能なジャケット、電気ヒーター等の加熱又は冷却手段を備えていてもよい。
抽出溶媒としては、水、アルコール水溶液、ミルク、炭酸水などが例示される。中でも、風味の観点から、水が好ましい。抽出溶媒のpH(20℃、以下同じ)は通常4〜10であるが、風味の観点から、5〜7が好ましい。なお、抽出溶媒中に、例えば、重炭酸水素ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、L−アスコルビン酸、L−アルコルビン酸ナトリウム等のpH調整剤を含有させてpHを調整してもよい。
抽出溶媒の温度は抽出溶媒の種類により適宜選択可能であるが、好ましくは0〜100℃、より好ましくは10〜100℃、更に好ましくは80〜100℃である。
抽出溶媒量としては、焙煎コーヒー豆1質量部に対して好ましくは0.5〜50質量部、更に好ましくは0.5〜10質量部である。
本発明のコーヒー抽出液は、下記の特性i)〜iii)を具備することができる。
i)コーヒー抽出液中の(B)ヒドロキシヒドロキノンと、(A)ハイドロキノンとの含有質量比[(B)/(A)]は3.5以下であるが、ボディ感及びコクの増強、雑味の抑制の観点から、好ましくは3.3以下、より好ましくは3.1以下、更に好ましくは2.9以下であり、他方下限は好ましくは0.01、より好ましくは0.05、更に好ましくは0.1である。
ii)コーヒー抽出液中の(A)ハイドロキノンと、(C)クロロゲン酸類との含有質量比[(A)/(C)]は、ボディ感及びコクの増強、雑味の抑制の観点から、その上限が好ましくは0.05、より好ましくは0.04、更に好ましくは0.03、更に好ましくは0.02であり、他方下限は好ましくは0.003、より好ましくは0.005、更に好ましくは0.008、更に好ましくは0.01である。
iii)コーヒー抽出液中の(B)ヒドロキシヒドロキノンと、(C)クロロゲン酸類との含有質量比[(B)/(C)]は、生理効果の観点から、好ましくは0.04以下、より好ましくは0.035以下、更に好ましくは0.03以下であり、他方下限は好ましくは0.001、より好ましくは0.002、更に好ましくは0.003である。
このように、本発明のコーヒー抽出液は、通常含まれる(A)ハイドロキノン量よりも多量に含有するため、雑味を抑制しつつ、ボディ感及びコクを増強して、コーヒー感を高めることができる。
〔ソリュブルコーヒー〕
本発明においては、上記コーヒー抽出液を乾燥してソリュブルコーヒーとすることが可能である。乾燥方法としては噴霧乾燥、凍結乾燥等が例示されるが、これらに限定されない。ソリュブルコーヒーの形状としては、粉末、粒状、錠剤等が例示される。
本発明のソリュブルコーヒーは、クロロゲン酸類を好ましくは5〜25質量%、より好ましくは8〜20質量%、更に好ましくは10〜18質量%、更に好ましくは12〜16質量%含有する。
〔コーヒー飲料〕
本発明においては、得られたコーヒー抽出液を用いて、コーヒー飲料を製造してもよい。コーヒー飲料には、乳成分、甘味料、苦味抑制剤、酸化防止剤、香料、有機酸類、有機酸塩類、無機酸類、無機酸塩類、無機塩類、色素類、乳化剤、保存料、調味料、酸味料、ビタミン、アミノ酸、pH調整剤、品質安定剤等の添加剤を単独で又は併用して配合することができる。
本発明のコーヒー飲料は、クロロゲン酸類を好ましくは0.01〜1質量%、より好ましくは0.05〜0.5質量%、更に好ましくは0.1〜0.3質量%含有する。
コーヒー飲料は、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする成形容器(いわゆるPETボトル)、金属缶、金属箔やプラスチックフィルムと複合された紙容器、瓶等の通常の包装容器に充填した容器詰飲料として提供することができる。
また、容器詰飲料は、例えば、金属缶のような容器に充填後、加熱殺菌できる場合にあっては適用されるべき法規(日本にあっては食品衛生法)に定められた殺菌条件で製造できる。PETボトル、紙容器のようにレトルト殺菌できないものについては、あらかじめ上記と同等の殺菌条件、例えばプレート式熱交換器などで高温短時間殺菌後、一定の温度迄冷却して容器に充填する等の方法が採用できる。
1.クロロゲン酸類(CGA)の分析
分析機器はHPLCを使用した。装置の構成ユニットの型番は次の通りである。
UV−VIS検出器:L−2420((株)日立ハイテクノロジーズ)、
カラムオーブン:L−2300((株)日立ハイテクノロジーズ)、
ポンプ:L−2130((株)日立ハイテクノロジーズ)、
オートサンプラー:L−2200((株)日立ハイテクノロジーズ)、
カラム:Cadenza CD−C18 内径4.6mm×長さ150mm、粒子径3μm(インタクト(株))。
分析条件は次の通りである。
サンプル注入量:10μL、
流量:1.0mL/min、
UV−VIS検出器設定波長:325nm、
カラムオーブン設定温度:35℃、
溶離液A:0.05M 酢酸、0.1mM HEDPO、10mM 酢酸ナトリウム、5(V/V)%アセトニトリル溶液、
溶離液B:アセトニトリル。
濃度勾配条件
時間 溶離液A 溶離液B
0.0分 100% 0%
10.0分 100% 0%
15.0分 95% 5%
20.0分 95% 5%
22.0分 92% 8%
50.0分 92% 8%
52.0分 10% 90%
60.0分 10% 90%
60.1分 100% 0%
70.0分 100% 0%
HPLCでは、コーヒー抽出液を、メンブレンフィルター(GLクロマトディスク25A、孔径0.45μm、ジーエルサイエンス(株))にて濾過後、分析に供した。
クロロゲン酸類の保持時間(単位:分)
(C1)モノカフェオイルキナ酸:5.3、8.8、11.6の計3点
(C2)モノフェルラキナ酸:13.0、19.9、21.0の計3点
(C3)ジカフェオイルキナ酸:36.6、37.4、44.2の計3点。
ここで求めた9種のクロロゲン酸類の面積値から5−カフェオイルキナ酸を標準物質とし、コーヒー抽出液中のクロロゲン酸類含有量(g/g)を求め、前記式(3)に従って、焙煎コーヒー豆中のクロロゲン酸類含有量(g/100g)を求めた。
2.HPLC−電気化学検出器によるハイドロキノン及びヒドロキシヒドロキノンの分析方法
分析機器はHPLC−電気化学検出器(クーロメトリック型)であるクーロアレイシステム(モデル5600A、米国ESA社製)を使用した。装置の構成ユニットの名称・型番は次の通りである。
アナリティカルセル:モデル5010、クーロアレイオーガナイザー、
クーロアレイエレクトロニクスモジュール・ソフトウエア:モデル5600A、
溶媒送液モジュール:モデル582、グラジエントミキサー、
オートサンプラー:モデル542、パルスダンパー、
デガッサー:Degasys Ultimate DU3003、
カラムオーブン:505、
カラム:CAPCELL PAK C18 AQ 内径4.6mm×長さ250mm 粒子径5μm((株)資生堂)。
分析条件は次の通りである。
サンプル注入量:10μL、
流量:1.0mL/min、
電気化学検出器の印加電圧:200mV、
カラムオーブン設定温度:40℃、
溶離液C:0.1(W/V)%リン酸、0.1mM 1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、5(V/V)%メタノール溶液、
溶離液D:0.1(W/V)%リン酸、0.1mM 1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、50(V/V)%メタノール溶液。
溶離液C及びDの調製には、高速液体クロマトグラフィー用蒸留水(関東化学(株))、高速液体クロマトグラフィー用メタノール(関東化学(株))、リン酸(特級、和光純薬工業(株))、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸(60%水溶液、東京化成工業(株))を用いた。
濃度勾配条件
時間 溶離液C 溶離液D
0.0分 100% 0%
10.0分 100% 0%
10.1分 0% 100%
20.0分 0% 100%
20.1分 100% 0%
50.0分 100% 0%
コーヒー抽出液をボンドエルートSCX(固相充填量:500mg、リザーバ容量:3mL、ジーエルサイエンス(株))に通液し、初通過液約0.5mLを除いて通過液を得た。この通過液について、メンブレンフィルター(GLクロマトディスク25A、孔径0.45μm、ジーエルサイエンス(株))にて濾過し、速やかに分析に供した。
HPLC−電気化学検出器の上記の条件における分析において、ヒドロキシヒドロキノンの保持時間は6.38分であり、ハイドロキノンの保持時間は9.2分であった。
得られたピークの面積値から、ハイドロキノン(和光純薬工業(株))及びヒドロキシヒドロキノン(和光純薬工業(株))を標準物質とし、コーヒー抽出液中のハイドロキノン含有量(mg/kg)及びヒドロキシヒドロキノン含量(mg/kg)を求め、前記式(1)及び(2)に従って、焙煎コーヒー豆中のハイドロキノン含有量(mg/kg)及びヒドロキシヒドロキノン含量(mg/kg)を求めた。
3.L値の測定
試料を、色差計((株)日本電色社製 スペクトロフォトメーター SE2000)を用いて測定した。
4.風味評価
各実施例及び比較例で得られたコーヒー抽出液の甘み、酸味、苦味、ボディ感、コク及び雑味について、専門パネル5名が下記の基準に基づいて評価し、その後協議により各味覚について最終スコアを決定した。
1)甘味、酸味、苦味、ボディ感及びコクの評価基準
A:非常に感じる、
B:感じる、
C:わずかに感じる、
D:感じない。
2)雑味の評価基準
A:感じない、
B:わずかに感じる、
C:感じる、
D:非常に感じる。
そして、これら各項目の評価結果に基づいて、専門パネル5名が協議により各コーヒー抽出液を総合評価した。なお、総合評価は、A〜Dの4段階で行ったが、Aが最も優れておりアルファベット順に評価が劣ることを意味する。
実施例1
L16.5の原料焙煎コーヒー豆を、粉砕機(ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル(株)、以下同じ)にて粉砕し、篩い分けにより30メッシュを通過し、100メッシュを通過しないものを、予め160℃に加熱しておいた乾燥機(DP33、ヤマト科学(株) 、以下同じ)に投入し、空気中、常圧下、160℃で0.5時間の加熱処理を行い、L16.5の加熱処理後の焙煎コーヒー豆を得た。
次いで、加熱処理後の焙煎コーヒー豆0.5gに、抽出用水(リン酸1gと、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸(HEDPO)0.03gをイオン交換水1Lに溶解した液)を80g加え、95℃以上に保持しながら10分間浸漬抽出を行い、上清を採取し、コーヒー抽出液を得た。得られたコーヒー抽出液(X)に基づいて成分分析を行った。その結果を表1に示す。
さらに、前記加熱処理後の焙煎コーヒー豆5gに熱水(98℃以上)100gを加え、十分に攪拌し、市販コーヒー用フィルターにてろ過し、コーヒー抽出液を得た。得られたコーヒー抽出液(Y)を用い官能試験を行った。その結果を表1に示す。
実施例2
L16.5の原料焙煎コーヒー豆を、粉砕機にて粉砕し、実施例1と同様に篩い分けしたものを、予め160℃に加熱しておいた乾燥機に投入し、空気中、常圧下、160℃で2時間の加熱処理を行い、L13.4の加熱処理後の焙煎コーヒー豆を得た。
得られた加熱処理後の焙煎コーヒー豆を実施例1と同様の操作にて、成分分析と官能試験を行った。その結果を表1に示す。
実施例3
L16.6の原料焙煎コーヒー豆を、未粉砕のまま、予め180℃に加熱しておいた乾燥機に投入し、空気中、常圧下、180℃で3時間の加熱処理を行い、L15.1の加熱処理後の焙煎コーヒー豆を得た。
得られた加熱処理後の焙煎コーヒー豆を、粉砕機にて粉砕し、実施例1と同様に篩い分けしたものを実施例1と同様の操作にて、成分分析と官能試験を行った。その結果を表1に示す。
実施例4
L18.3の原料焙煎コーヒー豆を、未粉砕のまま、予め180℃に加熱しておいた乾燥機に投入し、空気中、常圧下、180℃で3時間の加熱処理を行い、L16.8の加熱処理後の焙煎コーヒー豆を得た。
得られた加熱処理後の焙煎コーヒー豆を、粉砕機にて粉砕し、実施例1と同様に篩い分けしたものを実施例1と同様の操作にて、成分分析と官能試験を行った。その結果を表1に示す。
実施例5
L38.2の原料焙煎コーヒー豆を、未粉砕のまま、予め180℃に加熱しておいた乾燥機に投入し、空気中、常圧下、180℃で6時間の加熱処理を行い、L20.2の加熱処理後の焙煎コーヒー豆を得た。
得られた加熱処理後の焙煎コーヒー豆を、粉砕機にて粉砕し、実施例1と同様に篩い分けしたものを実施例1と同様の操作にて、成分分析と官能試験を行った。その結果を表1に示す。
比較例1
L16.5の原料焙煎コーヒー豆を、粉砕機にて粉砕し、実施例1と同様に篩い分けしたものを実施例1と同様の操作にて、成分分析と官能試験を行った。その結果を表1に示す。
比較例2
L18.3の原料焙煎コーヒー豆を、粉砕機にて粉砕し、実施例1と同様に篩い分けしたものを実施例1と同様の操作にて、成分分析と官能試験を行った。その結果を表1に示す。
比較例3
L22.0の原料焙煎コーヒー豆を、粉砕機にて粉砕し、実施例1と同様に篩い分けしたものを実施例1と同様の操作にて、成分分析と官能試験を行った。その結果を表1に示す。
比較例4
L24.0の原料焙煎コーヒー豆を、粉砕機にて粉砕し、実施例1と同様に篩い分けしたものを、予め150℃に加熱しておいた乾燥機に投入し、空気中、常圧下、150℃で0.5時間の加熱処理を行い、L22.0の加熱処理後の焙煎コーヒー豆を得た。
得られた加熱処理後の焙煎コーヒー豆を実施例1と同様の操作にて、成分分析と官能試験を行った。その結果を表1に示す。
Figure 0005875241
表1から、L値と質量比(B)/(A)を一定に制御することで、ボディ感及びコクが豊かで、かつ雑味が抑制され、しかもコーヒー感がしっかりとしていて飲み応えのあるコーヒー飲料の原料として有用な焙煎コーヒー豆が得られることが確認された。

Claims (4)

  1. L値が10〜20であり、
    (A)ハイドロキノンの含有量が焙煎コーヒー豆1kg当たり46.6〜150mgであり、
    (A)ハイドロキノンと、(B)ヒドロキシヒドロキノンとの含有質量比[(B)/(A)]が3.1以下であり、
    (C)クロロゲン酸類の含有量が焙煎コーヒー豆100g当たり0.4〜1.5gであり、
    (A)ハイドロキノンと、(C)クロロゲン酸類との含有質量比[(A)/(C)]が0.008〜0.05である
    焙煎コーヒー豆。
  2. 焙煎コーヒー豆中の(A)ハイドロキノンと、(C)クロロゲン酸類との含有質量比[(A)/(C)]が0.0080.04である、請求項1記載の焙煎コーヒー豆。
  3. (A)ハイドロキノンの含有量が焙煎コーヒー豆1kg当たり46.6120mgである、請求項1又は2記載の焙煎コーヒー豆。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の焙煎コーヒー豆から抽出したコーヒー抽出液を乾燥して得られる、ソリュブルコーヒー。
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