JP5871892B2 - 下位ノードのリング網への収容設計装置及びリング網上の機能配備位置決定装置及びバックアップの配備位置決定装置及びバックアップ要否決定装置 - Google Patents

下位ノードのリング網への収容設計装置及びリング網上の機能配備位置決定装置及びバックアップの配備位置決定装置及びバックアップ要否決定装置 Download PDF

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本発明は、下位ノードのリング網への収容設計装置及びリング網上の機能配備位置決定装置及びバックアップの配備位置決定装置及びバックアップ要否決定装置に係り、特に、面的被災に対して対応可能なネットワークの設計技術における、下位ノードのリング網への収容設計装置及びリング網上の機能配備位置決定装置及びバックアップの配備位置決定装置及びバックアップ要否決定装置に関する。
これまでは、ネットワークの信頼性は、主に、独立に生じる故障を前提として、あるノード間の接続確率が一定値以上となるよう、方策を講じることによって確保されてきた。しかしながら、面的被災によるネットワーク機能の喪失は、独立な故障という前提と大きく乖離するため、このような信頼性対策では不十分となる。信頼性工学においては、相関ある故障という概念によって、既存理論を高度化する試みもあるが、面的被災のような地理的概念によって交渉が生じ得るということまでは考慮されていない。
一方、積分幾何によって、直線上に被災エリアが生じた場合に、2ノード間の接続確率を求めるアルゴリズムがある(例えば、非特許文献1参照)。
S. Neumayer and E. Modiano, Network Reliability With Geographically Correlated Failures, INFOCOM 2010.
しかしながら、上記の非特許文献1の技術では、
(1)直線上の被災だけで、地震や津波に整合する面的被災になっていない;
(2)設計法になっていない;
といった課題がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、面的な被災に対応したモデルをもとに、平均接続可能数や全接続可能確率を式で表し、それを最適化するよう下位ノードをリング網に収容するよう設計する装置(下位ノードのリング網への収容設計装置)、及び、リング網上のサーバ等の機能配備位置の最適化する装置(リング網上の機能配備位置決定装置)、そのバックアップの配備位置の最適化する装置(バックアップの配備位置決定装置)、及びバックアップの要否を判定する装置(バックアップ要否決定装置)を提供することを目的とする。
一態様によれば、面的被災時に、リング網において収容するノードを決定する下位ノードのリング網への収容設計装置であって、
前記下位ノードiとノードk間の経路の物理的位置情報(i,k)、該ノードkをノードk'に収容変更した場合の該下位ノードと該ノードk間の計画経路の物理的位置情報(i,k')、ノードjの位置情報(nj)を格納した記憶手段と、
前記リング網内の全下位ノードが該リング網上のノードkを介してノードjと接続可能な確率を用いて定義される第1の評価尺度を前記記憶手段に格納された各位置情報を用いて算出する第1の算出手段と、
前記リング網内の全下位ノードが該リング網上のノードk'を介してノードjと接続可能な確率を用いて定義される第2の評価尺度を前記記憶手段に格納された各位置情報を用いて算出する第2の算出手段と、
前記第1の算出手段と前記第2の算出手段で得られた前記第1の評価尺度と前記第2の評価尺度を比較して、収容ノードを決定する収容ノード決定手段と、を有する下位ノードのリング網への収容設計装置が提供される。
一態様によれば、面的な被災に対応したモデルをもとに、平均接続可能数や全接続か能率を理論的背景に基づいた式で表し、それを最適化するよう下位ノードのリング網収容を設計することが可能となる。
被災エリアモデルである。 ネットワーク例(その1)である。 ネットワーク例(その2)である。 本発明の第1の実施の形態におけるネットワークの例である。 本発明の第1の実施の形態における下位ノードのリング網への収容設計装置の構成例である。 本発明の第2の実施の形態におけるネットワークの例である。 本発明の第2の実施の形態における機能配備位置決定装置の構成例である。 本発明の第3の実施の形態におけるバックアップの配備位置決定装置の構成例である。 本発明の第4の実施の形態におけるバックアップ要否決定装置の構成例である。 ネットワーク例(その3)である。 ネットワーク例(その4)である。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
上記の各構成を説明する前に、背景となる理論を示す。なお、ある平面図形Xに対して|X|をXの外周長、
Figure 0005871892
をXのconvex hullとする。
A0内に光ファイバケーブルなどの物理媒体ネットワークがあり、ネットワーク内の2つのノードi,j間に経路p(i,j)があるとし、ここに災害が生じたとする。被災エリアに含まれるネットワーク部分は、全て壊れるとする。被災エリアモデルを図1に示す。被災エリア境界は、幅wの帯状領域Bに含まれるとする。被災エリアをこの帯状領域Bと半平面RBの和集合である半平面で近似する。被災エリアはA0を含む平面上で、角度を含めてランダムに生じるとする。
図2に、あるネットワーク(その1)を示す。同図に示すネットワークにおいて、i1,i2は下位ノードで、1つの物理経路ノードと接続している。ノードkは、ノードjとともに同じリング網上にある。リング網上での2つのノード間は、時計回り、半時計回り、のいずれかの経路が稼動していれば接続できる。当該リング網上には、さらにノードk'がある。
領域A0とリングがともに凸の仮定のもとで、積分幾何の解析により、被災エリアがA0にかかる条件下での様々な尺度を表す式(1)、(2)を得る。
Figure 0005871892
但し、式(1)の
Figure 0005871892
は、i,j間が接続可能であることを表し、wは帯状領域の幅、p(i,k)はノードi−k間が接続される確率、|A0|は領域の外周長、njはノードjの位置を表す。式(1)は、i,j間が接続可能である確率を与えている。式(2)は下位ノードi1,i2,…全てがノードjと接続可能な全接続可能確率を与えている。
式(1)から、下位ノードとノードjとの平均接続可能数N(j)を与える式(3)を得ることができる。
Figure 0005871892
これは、
Figure 0005871892
から容易に導出される。
次に、図3に、あるネットワーク(その2)を示す。同図に示すネットワークにおいて、(m,1),(m,2),…は下位ノードで、1つの物理経路でノードkmと接続している(m=1,2,…)。ノードkmは、ノードj、ノードj'とともに同じリング網上にある。上記の式(1)から式(3)の導出方法と同様の方法で、式(4)を得る。式(4)は、図3のネットワークに対応する下位ノードがノードjに接続可能な平均数である平均接続可能数を与える。
Figure 0005871892
(但し、(m,i)は下位ノード)
式(2)を図3のネットワークに対応する式に書き換えると式(5)になる。
Figure 0005871892
式(5)は、下位ノード全てがノードjと接続可能な全接続可能確率を与えている。
式(6)は、積分幾何の解析により、被災エリアがA0にかかる条件下で、下位ノード(m,i)が、jまたはj'のいずれかと接続可能である確率を与えている。
Figure 0005871892
式(1)から式(3)を導出した方法と同様の方法で、式(6)から下位ノードがノードjまたはj'と接続可能な平均値、平均接続可能数N(j or j')を与える式(7)を得ることができる。
Figure 0005871892
上記の背景に基づいて、以下の各実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
本実施の形態では、収容ノードkに関する最適化(収容ノードの決定)について説明する。
図2のネットワークにおいて、下位ノードi1,i2,…は、ノードkを介してノードjと接続している。これに対して、図4(B)に示すように、i1,i2,…を、ノードkではなく、ノードk'に収容し、ノードjと接続することが考えられるとする(既存手法により、ノードk'に収容することによるコスト増等の他の条件が受け入れ可能範囲となっている)。
図5は、本発明の第1の実施の形態における下位ノードのリング網への収容設計装置の構成例を示す。
下位ノードのリング網への収容設計装置(以下、「収容設計装置」と記す)10は、入力部11、外周計算部12、記憶部13、実行処理部14、メモリ15、出力部16を有する。
収容設計装置10の記憶部13は、前述の下位ノードi1,i2,…全てがノードjと接続可能な全接続可能確率を求める式(2)あるいは、下位ノードとノードjとの平均接続可能数N(j)を求める式(3)の計算プログラムを保持しておく。さらに、記憶部13は、下位ノードi1,i2,…とノードk間の経路の物理的位置情報、下位ノードi1,i2,…をノードk’に収容変更した場合の、下位ノードi1,i2,…とノードk間の計画経路の物理位置情報、ノードの位置情報を有している。
ネットワーク設計者は、考慮する地理的範囲として、A0を入力する。入力部11がA0を取得すると、当該収容装置の外周計算部12は、一般的な計算プログラムにより、A0の外周長|A0|を計算する。
これらの記憶部13の情報をもとに、実行処理部14は、記憶部13から計算プログラムを読み出して、式(2)あるいは、式(3)の計算を実行し、メモリ15に出力する。メモリ15には、結果として、式(3)によるノードk収容時の平均接続数、あるいは、式(2)による全接続確率を得る。
次に、実行処理部14は、ノードkをノードk'に置き換えて、上記と同様に式(2)あるいは式(3)の計算プログラムを実行し、ノードk'を収容した場合の平均接続数あるいは全接続確率をメモリ15に出力する。
出力部16は、ノードk収容時の平均接続数とノードk'収容時の平均接続数の値の大きい方、あるいは、ノードk収容時の全接続確率とノードk'収容時の全接続確率の値の大きい方を収容ノードとして決定し、出力する。
[第2の実施の形態]
本実施の形態では、リング網上の機能配置位置決定方法として、サーバを配置するノード(ノードj)を決定する場合について説明する。
図3のネットワークにおいて、下位ノード(m,1),(m,2)…は、ノードkmを介して、ある機能を提供する装置(以下、「サービス提供サーバ」と記す)があるノードjと接続している。これに対して、サービス提供サーバを、図6に示すように、ノードjではなく、ノードj'に配備することが考えられるとする(既存手法により、ノードj'に収容することによるコスト増等の他の条件が受け入れ可能範囲となっている)。
図7は、本発明の第2の実施の形態における機能配備位置決定装置の構成を示す。
同図に示す機能配備位置決定装置20は、入力部21、外周計算部22、記憶部23、実行処理部24、メモリ25、出力部26を有する。
記憶部23には、下位ノードがノードjに接続可能な平均数である平均接続可能数を求める式(4)、あるいは下位ノード全てがノードjと接続可能な全接続可能確率を求める式(5)の計算プログラムを保持しておく。また、記憶部23は、帯状領域の幅wをパラメータ値として保持している。さらに、下位ノード(m,1),(m,2)…とノードkm間の経路の物理的位置情報(m=1,2,…)、ノードj、ノードj'の位置情報を有している。
ネットワーク設計者が考慮する地理的範囲としてA0を入力すると、入力部21はこれを受け付け、外周計算部22に出力する。外周計算部22は一般的な計算プログラムにより、A0の外周長|A0|を計算する。
実行処理部24は、上記の記憶部23の情報をもとに、平均接続数を求める式(4)あるいは、全接続確率を求める式(5)の計算プログラムを記憶部23から読み出して実行し、ノードj及びノードj’にサービス提供サーバを配備していた時の平均接続数あるいは全接続確率をメモリ25に出力する。メモリ25には、ノードj配備時の平均接続数とノードj’配備時の平均接続数、あるいは、ノードj配備時の全接続確率値とノードj’配備時の全接続確率値が保存される。
出力部26は、メモリ25の平均接続数、または、全接続確率値を取得し、ノードj配備時の平均接続数とノードj'配備時の平均接続数の値の大きい方のノード、あるいは、ノードj配備時の全接続確率値とノードj'配備時の全接続確率値の大きい方のノードを出力する。これにより、いずれかのノードにサービス提供サーバを配備する。
なお、前述の第1の実施の形態と当該実施の形態を組み合わせてもよい。
[第3の実施の形態]
本実施の形態では、バックアップの最適化としてバックアップ位置(ノード)を決定する場合について説明する。
図3のネットワークにおいて、下位ノード(m,1),(m,2)…は、ノードkmを介して、ある機能を提供する装置(以下、「サービス提供サーバ」と記す)があるノードjまたはノードj'と接続する必要がある。バックアップノード配備位置j'候補は、ノードjと同じリング網上のノードj1、ノードj2である(図3上では、ノードj'として1箇所のみ表記)。
上記のノードj1、ノードj2のいずれがバックノードとして相応しいかを以下のようにして決定する。
図8は、本発明の第3の実施の形態におけるバックアップ位置決定装置の構成例を示す。
同図に示すバックアップ位置決定装置30は、入力部31、外周計算部32、記憶部33、実行処理部34、メモリ35、出力部36を有する。
記憶部33に、下位ノードがノードjまたはj'と接続可能な平均値、平均接続可能数N(j or j')を求める式(7)の計算プログラムを保持しておく。さらに、記憶部33は下位ノード(m,1),(m,2)…とノードkm間の経路の物理位置情報(m=1,2,…)、ノードj、ノードj1、ノードj2の位置情報、及び帯状領域の幅wをパラメータとして保持している。
ネットワーク設計者は、考慮する地理的範囲としてA0を入力すると、入力部31はこれを受け付け、外周計算部32に出力する。外周計算部32は、一般的な計算プログラムにより、A0の外周長|A0|を計算する。
実行処理部34は、記憶部33の情報をもとに、ノードj'としてノードj1を設定し、式(7)の計算プログラムを実行し、ノードj1にもサービス提供サーバを配備した時の平均接続数を算出し、メモリ35に出力する。
次に、実行処理部34は、ノードj'としてノードj2を設定し、式(7)の計算プログラムを実行し、ノードj2にもサービス提供サーバを配備した時の平均接続数をメモリ35に出力する。出力部36は、メモリ35に格納されたj1, j2の平均接続数を読み出し、ノードj1配備時の平均接続数とノードj2'配備時の平均接続数の値の大きい方を、サービス提供サーバのバックアップ配備位置とする。
なお、バックアップ位置(ノードj'位置)のみ最適化したが、式(7)により、ノードj位置も同時に最適化することも、同様に可能である。
[第4の実施の形態]
本実施の形態では、前述の第3の実施の形態、または、別の手段により、ノードj'がバックアップ配備位置となった場合に、実際にバックアップを行うか否かを決定する場合について説明する。
図9は、本発明の第4の実施の形態におけるバックアップ要否決定装置の構成例を示す。
同図に示すバックアップ要否決定装置40は、入力部41、外周計算部42、記憶部43、実行処理部44、メモリ45、出力部46を有する。
記憶部43は、下位ノードがノードjに接続可能な平均数である平均接続可能数を求める式(4)、下位ノードがノードjまたはj'と接続可能な平均接続可能数N(j or j')を求める式(7)の計算プログラムを保持しておく。また、下位ノード(m,1),(m,2)…とノードkm間の経路の物理位置情報(m=1,2,…)、ノードj、ノードj'の位置情報、帯状領域の幅wを保持する。
ネットワーク設計者は、考慮する地理的範囲としてA0を入力すると、入力部41はこれを受け付け、外周計算部42に出力する。外周計算部42は、一般的な計算プログラムにより、A0の外周長|A0|を計算する。
実行処理部44は、記憶部43の情報をもとに、式(7)の計算プログラムを実行し、ノードj'にサービス提供サーバを配備した時の平均接続数を算出し、メモリ45に格納する。次に、実行処理部44は、式(4)の計算プログラムを実行し、ノードj'にはサービス提供サーバを配備せずに、ノードjにのみ配備した時の平均接続数を算出し、メモリ45に格納する。バックアップの効果は、前者−後者であるので、出力部46は、この差分の値が予め定められた規定値を超えた場合のみ、バックアップが必要であると判定し、その結果を出力する。
本発明は、上記の図5、図7、図8、図9に示す各装置の構成要素の処理をプログラムとして構築し、これらの各装置として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
10 下位ノードのリング網への収容設計装置
20 機能配備位置決定装置
30 バックアップの配備位置決定装置
40 バックアップ要否決定装置
50 機能配備決定装置
11,21,31,41,52 入力部
12,22,32,42 外周計算部
13,23,33,43,54 記憶部
14,24,34,44,56 実行処理部
15,25,35,45,55 メモリ
16,26,36,46,57 出力部
51 事前計算部
53 外周・面積計算部

Claims (10)

  1. 面的被災時に、リング網において収容するノードを決定する下位ノードのリング網への収容設計装置であって、
    前記下位ノードiとノードk間の経路の物理的位置情報(i,k)、該ノードkをノードk’に収容変更した場合の該下位ノードと該ノードk間の計画経路の物理的位置情報(i,k’)、ノードjの位置情報(nj)を格納した記憶手段と、
    前記リング網内の全下位ノードが該リング網上のノードkを介してノードjと接続可能な確率を用いて定義される第1の評価尺度を前記記憶手段に格納された各位置情報を用いて算出する第1の算出手段と、
    前記リング網内の全下位ノードが該リング網上のノードk’を介してノードjと接続可能な確率を用いて定義される第2の評価尺度を前記記憶手段に格納された各位置情報を用いて算出する第2の算出手段と、
    前記第1の算出手段と前記第2の算出手段で得られた前記第1の評価尺度と前記第2の評価尺度を比較して、収容ノードを決定する収容ノード決定手段と、
    を有することを特徴とする下位ノードのリング網への収容設計装置。
  2. 前記第1の算出手段は、
    前記接続可能な確率を用いて定義される第1の評価尺度を、全接続可能確率とし、
    Figure 0005871892
    (但し、|A0|は領域A0の外周長、wは帯状領域の幅)
    により求める手段を含み、
    前記第2の算出手段は、
    前記接続可能な確率を用いて定義される第2の評価尺度を、全接続可能確率とし、
    前記kをk’として、前記式(8)を用いて求める手段を含む
    請求項1記載の下位ノードのリング網への収容設計装置。
  3. 前記第1の算出手段は、
    前記接続可能な確率を用いて定義される評価尺度を、平均接続可能確率とし、
    Figure 0005871892
    により求める手段を含み、
    前記第2の算出手段は、
    前記接続可能な確率を用いて定義される評価尺度を、平均接続可能確率とし、
    前記式(9)のkをk’として求める手段を含む
    請求項1記載の下位ノードのリング網への収容設計装置。
  4. 面的被災時に、リング網において所定機能の配備位置を決定するリング網上の機能配備位置決定装置であって、
    下位ノード(m,i)と収容ノードk m 間の経路の物理位置情報((m,i),k m )、ノードjの位置情報(nj)、ノードj’の位置情報(nj’)を格納した記憶手段と、
    前記リング網内の全下位ノードが前記リング網上の収容ノードを介して前記ノードjと接続可能な確率を用いて定義される第1の評価尺度を、前記記憶手段の前記下位ノードと収容ノード間の経路の物理位置情報と前記ノードjの位置情報を用いて算出する第1の算出手段と、
    前記リング網内の全下位ノードが前記リング網上の収容ノードを介して前記ノードj’と接続可能な確率を用いて定義される第2の評価尺度を、前記記憶手段の前記下位ノードと収容ノード間の経路の物理位置情報と前記ノードj’の位置情報を用いて算出する第2の算出手段と、
    前記第1の算出手段と前記第2の算出手段で得られた前記第1の評価尺度と前記第2の評価尺度を比較して、前記所定機能の配備位置を決定する決定する収容ノード決定手段と、
    を有することを特徴とするリング網上の機能配備位置決定装置。
  5. 前記第1の算出手段は、
    前記第1の評価尺度を、全接続可能確率とし、
    Figure 0005871892
    (但し、|A0|は領域A0の外周長、wは帯状領域の幅)
    により求める手段を含み、
    前記第2の算出手段は、前記第2の評価尺度を、全接続可能確率とし、
    前記jをj’として、前記式(10)を用いて求める手段を含む
    請求項4記載のリング網上の機能配備位置決定装置。
  6. 前記第1の算出手段は、
    前記第1の評価尺度を平均接続可能数とし、
    Figure 0005871892
    により求める手段を含み、
    前記第2の算出手段は、
    前記第2の評価尺度を平均接続可能数とし、
    前記式(11)のjをj’として求める手段を含む
    請求項4記載のリング網上の機能配備位置決定装置。
  7. 面的被災時に、リング網においてバックアップの配置ノードを決定するバックアップの配備位置決定装置であって、
    下位ノード(m,i)と収容ノードk m 間の経路の物理位置情報((m,i),k m )、ノードjの位置情報(nj)、ノードj1の位置情報(nj1)、ノードj2の位置情報(nj2)を格納した記憶手段と、
    前記リング網内の全下位ノードが前記リング網上の収容ノードを介してノードjあるいはノードj1と接続可能な確率を用いて定義される第1の評価尺度を、前記記憶手段の情報を用いて算出する第1の算出手段と、
    前記リング網内の全下位ノードが前記リング網上の収容ノードを介してノードjあるいはノードj2と接続可能な確率を用いて定義される第2の評価尺度を、前記記憶手段の情報を用いて算出する第2の算出手段と、
    前記第1の評価尺度と前記第2の評価尺度を比較して、所定機能のバックアップ配置を決定するバックアップ配置決定手段と、
    を有することを特徴とするバックアップの配備位置決定装置。
  8. 前記第1の算出手段は、前記ノードj 1 をj’に設定した場合及び前記ノードj 2 をj’に設定した場合のそれぞれについて、前記第1の評価尺度を平均接続可能数とし、
    Figure 0005871892
    (但し、|A0|は領域A0の外周長、wは帯状領域の幅、km(m=m1,m2,…))
    を用いて(但し、N(j))算出する手段を含み、
    前記第2の算出手段は、前記ノードj 1 をj’に設定した場合及び前記ノードj 2 をj’に設定した場合のそれぞれについて、前記第2の評価尺度を平均接続可能数とし、N(j’)として前記式(12)を用いて算出する手段を含む
    請求項7記載のバックアップの配備位置決定装置。
  9. 面的被災時に、リング網においてバックアップを必要とするか否かを決定するバックアップ要否決定装置であって、
    下位ノード(m,i)と収容ノードk m 間の経路の物理位置情報((m,i),k m )、ノードjの位置情報(nj)、ノードj’の位置情報(nj’)を格納した記憶手段と、
    前記リング網内の全下位ノードが該リング網上の収容ノードを介してノードjと接続可能な確率を用いて定義される第1の評価尺度を、前記記憶手段の前記下位ノードと収容ノード間の経路の物理位置情報と、前記ノードjの位置情報を用いて算出する第1の算出手段と、
    前記リング網内の全下位ノードが該リング網上の収容ノードを介して前記ノードjあるいはノードj’と接続可能な確率を用いて定義される第2の評価尺度を、前記記憶手段の前記下位ノードと収容ノード間の経路の物理位置情報、前記ノードjの位置情報、及び前記ノードj’の位置情報を用いて算出する第2の算出手段と、
    前記第1の評価尺度と前記第2の評価尺度の差分が所定の値を越えた場合にバックアップが必要であると判断するバックアップ要否判定手段と、
    を有することを特徴とするバックアップ要否決定装置。
  10. 前記第1の算出手段は、前記第1の評価尺度を平均接続可能数とし、
    Figure 0005871892
    (但し、|A0|は領域A0の外周長、wは帯状領域の幅)
    を用いて算出する手段を含み、
    前記第2の算出手段は、前記第2の評価尺度平均接続可能数とし、
    Figure 0005871892
    を用いて算出する手段を含む
    請求項9記載のバックアップ要否決定装置。
JP2013261819A 2013-12-18 2013-12-18 下位ノードのリング網への収容設計装置及びリング網上の機能配備位置決定装置及びバックアップの配備位置決定装置及びバックアップ要否決定装置 Active JP5871892B2 (ja)

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