JP5871893B2 - 更新部分決定装置及び方法 - Google Patents

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本発明は、更新部分決定装置及び方法に係り、特に、面的被災に対して、ケーブル等の頑健な物理媒体ネットワーク(ノードやリンク)設備に対して更新を行うためのネットワーク設計時における更新部分決定装置及び方法に関する。
これまでは、ネットワークの信頼性は、主に、独立に生じる故障を前提として、あるノード間の接続確率が一定値以上となるよう、方策を講じることによって確保されてきた。しかしながら、面的被災によるネットワーク機能の喪失は、独立な故障という前提と大きくかい離するため、このような信頼性対策では不十分となる。信頼性工学においては、相関がある故障という概念によって、既存理論を高度化する試みもあるが、面的被災のような地理的概念によって、故障が生じ得るということまでは考慮できない。
一方、積分幾何によって、直線上に被災エリアが生じた場合に、2ノード間の接続確率を求めるアルゴリズムが示されている(例えば、非特許文献1参照)。
S. Neumayer and E. Modiano, Network Reliability With Geographically Correlated Failures, INFOCOM 2010.
しかしながら、上記文献の技術は、直線上の被災だけで、地震や津波に整合する面的被災に対応しておらず、また、接続確率を求めるアルゴリズムであり、設計法についての言及はなく、面的被災を考慮したネットワークを更新することができないという問題がある。ここで言うネットワークの更新とは、ネットワーク設備や設置状況の更新等を指す。具体的には、架空ケーブルから地下ケーブルへの更新や、旧いケーブルや管路の更新である。これにより、被災時における故障確率が減少することが期待されるが、通常、コスト等の制約から、ネットワークの一部のみ更新される。また、面的被災耐力を向上させるには、どのような順でネットワークを更新すべきかについては、これまで適切な方法がない。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、面的被災によるネットワーク機能が喪失した場合に、更新するネットワーク設備(ノードやリンク)を決定することが可能な更新部分決定装置及び方法を提供することを目的とする。
一態様によれば、面的被災に対して、ネットワークの更新するノードを決定する更新部分決定装置であって、
接続性の指標に関する改善値を求める計算プログラムを格納した計算プログラム記憶手段と、
経路上の各ノード、ノード以外の線分の端点(折れ線の折れ点)(以下、「角」と記す)の位置、リンク情報としてのノードや該角の接続情報、領域|Ω|、各ノードiの稼動確率p(i)、各リンクl(i,j)の稼動確率p(i,j)を格納したネットワーク情報記憶手段と、
更新ノード候補j、更新後のp(j)の値であるp'(j)が与えられると、前記ネットワーク情報記憶手段から前記計算プログラムを実行するために必要な情報を読み込み、前記計算プログラム記憶手段に格納されている該計算プログラムを実行し、接続性の指標に関する改善値を算出し、該改善値が最も大きいノードを更新ノードとして出力する計算実行手段と、を有する更新部分決定装置が提供される。
一態様によれば、更新の効果が最も高いノード、リンクを求めることがでくため面的被災耐力を向上させることが可能となる。
被災エリアモデルである。 2つの凸形図形C1、C2が与えられた場合に構成される図形である。 本発明の第1の実施の形態における更新部分決定装置の構成例である。 本発明の第1の実施の形態における計算実行部のフローチャートである。 ツリー型ネットワークの例である。 本発明の第2の実施の形態における計算実行部のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における計算実行部のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における計算実行部のフローチャートである。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の背景となる理論を示す。なお、ある平面図形Xに対して、|X|をXの外周長、
Figure 0005871893
をXのconvex hullとする。
凸領域Ω内に光ファイバケーブルなどの物理媒体ネットワークがあり、ネットワーク内の2つのノードs,t間に単一経路r(s,t)があるとし、Ωに一部がかかる災害が生じたとする。被災エリアモデルを図1に示す。被災エリア境界は、幅wの帯状領域Bに含まれるとする。被災エリアをこの帯状領域Bと半平面RBの和集合である半平面RGで近似する。残り半平面(非被災半平面)をLGと記す。被災エリアは平面上で、角度を含めてランダムに生じるとする。
以下説明に用いる記号を定義する。
N(x):x内のノード集合、xはΩやr(s,t)。
ND(x):N(x)のうち、被災エリア内にあるノードの集合。
NS(x):N(x)のうち、被災エリア外にあるノードの集合。
l(i,j):2ノードi,j間リンク。形状は折れ線で近似できるとする。ノード以外の線分の端点、つまり、折れ線の折れ点を以下、「角」と呼ぶ。
M(x):x内の角の集合。
MD(x):M(x)のうち、被災エリア内にある角の集合。
MS(x):M(x)のうち、被災エリア外にある角の集合。
U(x): M(x)と N(x)の和集合。
Ui(x): Mi(x)と Ni(x)の和集合(i=D, S)。
p(n):ノードnが被災エリアにあっても稼働している確率(1−p(n)が、被災時故障率)。
p(i,j):l(i,j)の一部または全部が被災エリアにあっても稼働している確率(1−p(i,j)が、被災時故障率)。
Figure 0005871893
s,t間が接続不可能であること。
x:集合xのべき集合。xの要素1つずつが入る、入らない、として構成される集合を要素とする集合。たとえば、x={a,b}のときは、{空集合、{a}、{b}、{a,b}}。
SL(x|UD):UDが与えられたとき、x内のうちで故障が生じ得るリンクの集合。SL,N(x|UD)とSL,M(x|UD)の和集合。
SL,N(x|UD):UDが与えられたとき、x内のうちで端点1つ以上が被災エリアにあるリンクの集合。
SL,M(x|UD):UDが与えられたとき、x内のうちで両端点は被災エリア外にあるが、角1つ以上が被災エリアにあるリンクの集合。
PL(x|UD):SL(x|UD)内のリンクすべてが稼働している確率。
PN(x|N_D):ND(x)内の全ノードが稼働している確率。
Figure 0005871893
2つの凸図形C1、C2が与えられた場合に構成される図2の図形(internal-coverと呼ぶ)。
このとき、積分幾何の解析により、式(1)を得る。
Figure 0005871893
式(1)は、被災エリアがΩにかかる条件下で、s,t間が接続不可能である確率(接続不可率)を与えている。式(1)内の関数hは式(2)で、式(2)内の関数gは式(3)で定義される。また、式(1)中のPN(r(s,t)|ND)は式(4)で、PL(r(s,t)|UD)は式(5)で計算できる。
Figure 0005871893
Figure 0005871893
Figure 0005871893
Figure 0005871893
上記の前提のもと、以下に実施の形態を示す。
[第1の実施の形態]
本実施の形態では、s,t間の経路上にあるいずれかのノードを更新する更新ノード決定方法に関する例を示す。ノードjを更新した場合、確率p(j)が向上することで被災耐力が向上すると考えられる。
式(1)において、p(j)に依存する部分は、式(4)の部分のみであることから、式(1)は、p(j)に依存しない項aj(s,t)と、p(j)に依存する係数項wj(s,t)を用いて式(6)のように書ける。
Figure 0005871893
ここで、wj(s,t)は式(7)で与えられる。
Figure 0005871893
図3は、本発明の第1の実施の形態における更新部分決定装置の構成例である。
同図に示す更新部分決定装置10は、インタフェース部11、計算実行部12、計算プログラム記憶部13、ネットワーク情報記憶部14を有する。
インタフェース部11は、オペレータからの更新する候補ノード集合J、候補ノード集合J内の各ノードjのp(j)、及び計算実行部12で更新された値であるp'(j)の入力を受け付け、計算実行部12で算出されたp(j)及び改善値を出力する。
計算プログラム記憶部13は、各ノードを更新した場合の、接続性の指標として、接続不可率の改善値を計算するための上記の各ノードjに関する式(7)を実行するプログラムを格納する。さらに、式(7)のプログラムを実行する際に必要となる、式(2),(3),(5)のプログラムや、与えられた図形に対するconvex-hullの計算、internal-coverの計算、それらの外周長の計算プログラム、故障が生じ得るリンクの集合SLの計算プログラム、なども格納する。
ネットワーク情報記憶部14は、経路上の各ノード、各角(折れ線の折れ点)の位置、リンク情報としてノードや角の接続情報、領域|Ω|、各ノードiの稼動確率p(i)、ノードi、j間のリンクl(i,j)の稼動確率p(i,j)、end-end通信の端点集合Gを格納する。
図4は、本発明の第1の実施の形態における計算実行部のフローチャートである。
計算実行部12は、インタフェース部11を介して、候補ノードJ及び候補ノードJ内の各ノードjのp(j)を取得し、1番目の候補ノードを選択する(ステップ101)。与えられた更新ノード候補jに基づいてネットワーク情報記憶部14から上記の式(7)を実行するために必要なパラメータを読み込み(ステップ102)、式(7)のプログラムを実行し、wj(s,t)を算出する(ステップ103)。さらに、更新後のp(j)の値であるp'(j)が入力されると(ステップ104)、接続不可率の改善値
wj(s,t) (p'(j)−p(j))
を計算する(ステップ105)。
同様に他の更新ノード候補に対しても接続不可率の改善値の計算を実施して(ステップ106,No)、全更新候補ノード中の最大の接続不可率の改善値を示した更新ノード候補を更新ノードとして出力する (ステップ108)。
[第2の実施の形態]
本実施の形態では、ノードs,t間の経路上にあるいずれかのノードを更新する更新ノード決定方法に関する第2の例を説明する。
本実施の形態では、あるノードが複数の経路で利用されている場合、この点を考慮することが望ましい。図5にあるようなツリー型ネットワークで、いずれかのノードを更新する更新ノード決定方法に関する実施例を示す。
更新部分決定装置の構成は、図3と同様である。
end-end通信がノード集合N(Ω)の部分集合G内のノード間で行われる場合、接続性の指標としての被災による平均不接続数Eは、式(8)で与えられる。式(6)から平均不接続数Eは式(9)となる。
Figure 0005871893
Figure 0005871893
式(9)において、p(j)に依存する部分は、
Figure 0005871893
である。
本実施の形態の更新部分決定装置10の計算プログラム記憶部13には、
Figure 0005871893
計算プログラム、及び、これを計算するための、式(2),(3),(5),(7)のプログラムや、与えられた図形に対するconvex-hullの計算、internal-coverの計算、それらの外周長の計算プログラム、SLの計算プログラム、なども格納される。
ネットワーク情報記憶部14には、経路上の各ノード、各角の位置が保持され、リンク情報として、ノード、角の接続情報が保持される。パラメータ値として、領域|Ω|、各ノードiのp(i)、各リンクl(i,j)のp(i,j)、を保持する。end-end通信の端点集合G内も保持される。
図6は、本発明の第2の実施の形態における計算実行部のフローチャートである。
計算実行部12は、インタフェース部11を介してオペレータから候補ノードJ及び候補ノードJ内の各ノードjのp(j)を取得し、1番目の候補ノードを選択する(ステップ201)、式(7)の計算に必要となる値をネットワーク情報記憶部14から取得して(ステップ202)、式(7)の計算プログラムを実行し、
Figure 0005871893
を算出する(ステップ203)。さらに、オペレータから、更新後のp(j)の値であるp'(j)が入力されると(ステップ204)、平均不接続数Eの改善値
Figure 0005871893
の計算を実行する(ステップ205)。
さらに、計算実行部12は、同様に他の更新ノード候補に対しても、上記の平均不接続数Eの改善値の計算を実施し(ステップ206,No))、全更新候補ノード中の最大の平均不接続数Eの改善値を示した更新ノード候補を更新ノードとして出力する(ステップ208)。
[第3の実施の形態]
上記の第1、第2の実施の形態では、ノード更新について説明したが、本実施の形態では、第1の更新リンク決定方法について説明する。
更新部分決定装置の構成は、図3と同様である。
本実施の形態では、ノードs,t間の経路上にあるいずれかのリンクを更新する更新リンク決定方法に関する例を示す。リンクl(i,j)を更新した場合、稼動確率p(i,j)が向上することで被災耐力が向上すると考えられる。
式(1)において、p(i,j)に依存する部分は、式(5)の部分のみであることから、式(1)は、p(i,j)に依存しない項ai,j(s,t)と、p(i,j)に依存する項wi,j(s,t)を用いて式(10)のように書ける。ここで、wi,j(s,t)は式(11)で与えられる。
Figure 0005871893
Figure 0005871893
本実施の形態の更新部分決定装置10の計算プログラム記憶部13には、各リンクl(i,j)に関する式(11)の計算プログラムが保持されている。また、これを計算するための、式(2),(3),(4)のプログラムや、与えられた図形に対するconvex-hullの計算、internal-coverの計算、それらの外周長の計算プログラム、SLの計算プログラム、なども保持される。
ネットワーク情報記憶部14には、経路上の各ノード、各角の位置が保持され、リンク情報として、ノード、角の接続情報が保持される。パラメータ値として、領域|Ω|、各ノードiのp(i)、各リンクl(i,j)のp(i,j)、を保持する。
図7は、本発明の第3の実施の形態における計算実行部のフローチャートである。
計算実行部12は、インタフェース部11を介してオペレータから更新リンク候補l(i,j)が与えられると(ステップ301)、式(11)の計算プログラムに必要な値をネットワーク情報記憶部14から取得して(ステップ302)、式(11)の計算プログラムをを実行し、wi,j(s,t)を算出する(ステップ303)。
さらに、計算実行部12は、オペレータから更新後のp(i,j)の値であるp'(i,j)が与えられると(ステップ304)、接続不可率の改善値
wi,j(s,t) (p'(i,j)−p(i,j))
を計算する(ステップ305)。
同様に他の更新リンク候補に対しても接続不可率の改善値の計算を実施し(ステップ306,No)、全更新候補リンク中の最大の接続不可率の改善値を示した更新リンク候補を更新リンクとして出力する(ステップ308)。
[第4の実施の形態]
本実施の形態では、第2の更新リンク決定方法について説明する。
あるリンクが複数の経路で利用されている場合、この点を考慮することが望ましい。本実施の形態では、図5にあるようなツリー型ネットワークで、いずれかのリンクを更新する更新リンク決定方法に関する例を示す。
end-end通信がノード集合N(Ω)の部分集合G内のノード間で行われる場合、被災による平均不接続数Eは、式(8)で与えられる。式(10)から平均不接続数Eは式(12)となる。
Figure 0005871893
式(12)において、p(i,j)に依存する部分は、
Figure 0005871893
である。
本実施の形態の更新部分決定装置10の計算プログラム記憶部13には、
Figure 0005871893
及び、接続不可率の改善値を求める
Figure 0005871893
の計算プログラムが保持されている。さらに、これらを計算するための、式(2),(3),(4),(11)のプログラムや、与えられた図形に対するconvex-hullの計算、internal-coverの計算、それらの外周長の計算プログラム、SLの計算プログラム、なども保持されている。
ネットワーク情報記憶部14には、経路上の各ノード、各角の位置が保持され、リンク情報として、ノード、角の接続情報が保持される。また、パラメータ値として、領域|Ω|、各ノードiのp(i)、各リンクl(i,j)のp(i,j)、が保持される。
図8は、本発明の第4の実施の形態における計算実行部のフローチャートである。
計算実行部12は、インタフェース部11を介してオペレータから更新リンク候補l(i,j)が指定されると(ステップ401)、ネットワーク情報記憶部14から上記の式(12)に用いられる情報を取得し(ステップ402)、計算プログラム記憶部13に格納されている計算プログラム
Figure 0005871893
を実行する(ステップ403)。さらに、オペレータから、更新後のp(i,j)の値であるp'(i,j)が入力されると(ステップ404)、接続不可率の改善値を求める
Figure 0005871893
の計算を実行する(ステップ405)。
さらに、計算実行部12は、同様に他の更新リンク候補に対しても接続不可率の改善値の計算を実行し(ステップ406,No)、全更新候補リンク中の最大の接続不可率の改善値を示した更新リンク候補を更新リンクとして出力する(ステップ408)。
なお、上記の第1〜第4の実施の形態における計算実行部の処理をプログラムとして構築し、更新部分決定装置として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
10 更新部分決定装置
11 インタフェース部
12 計算実行部
13 計算プログラム記憶部
14 ネットワーク情報記憶部

Claims (8)

  1. 面的被災に対して、ネットワークの更新するノードを決定する更新部分決定装置であって、
    接続性の指標に関する改善値を求める計算プログラムを格納した計算プログラム記憶手段と、
    経路上の各ノード、ノード以外の線分の端点(折れ線の折れ点)(以下、「角」と記す)の位置、リンク情報としてのノードや該角の接続情報、領域|Ω|、各ノードiの稼動確率p(i)、各リンクl(i,j)の稼動確率p(i,j)を格納したネットワーク情報記憶手段と、
    更新ノード候補j、更新後のp(j)の値であるp’(j)が与えられると、前記ネットワーク情報記憶手段から前記計算プログラムを実行するために必要な情報を読み込み、前記計算プログラム記憶手段に格納されている該計算プログラムを実行し、接続性の指標に関する改善値を算出し、該改善値が最も大きいノードを更新ノードとして出力する計算実行手段と、
    を有することを特徴とする更新部分決定装置。
  2. 前記ネットワーク情報記憶手段は、前記計算プログラムがツリー型ネットワーク全体の平均不接続数の改善値の計算プログラムである場合には、エンド−エンド通信の端点集合Gを格納し、
    前記計算実行手段は、
    接続不可の改善値、あるいは、前記ツリー型ネットワーク全体の平均不接続数の改善値を求める前記計算プログラムとして、
    Figure 0005871893
    (但し、PL(r(st,t)|UD)は
    Figure 0005871893
    で求められ、hは
    Figure 0005871893
    r(s,t)はノードs−t間の経路、NDは被災エリア内にあるノードの集合、PL(r(s,t)|UD)はUDが与えられたときのr(s,t)内のリンクが稼動している確率、SL(x|UD)はUDが与えられたときのx内のうちで故障が生じ得るリンク集合)
    を実行する手段を含む
    請求項1記載の更新部分決定装置。
  3. 面的被災に対して、ネットワークの更新するリンクを決定する更新部分決定装置であって、
    接続性の指標に関する改善値を求める計算プログラムを格納した計算プログラム記憶手段と、
    経路上の各ノード、ノード以外の線分の端点(折れ線の折れ点)(以下、「角」と記す)の位置、リンク情報としてのノードや該角の接続情報、領域|Ω|、各ノードiの稼動確率p(i)、各リンクl(i,j)の稼動確率p(i,j)、ネットワーク情報記憶手段と、
    更新リンク候補l(i,j)、更新後のp(i,j)の値であるp’(i,j)が与えられると、前記ネットワーク情報記憶手段から前記計算プログラムを実行するために必要な情報を読み込み、前記計算プログラム記憶手段に格納されている該計算プログラムを実行し、接続性の指標に関する改善値を算出し、該改善値が最も大きいノードを更新ノードとして出力する計算実行手段と、
    を有することを特徴とする更新部分決定装置。
  4. 前記ネットワーク情報記憶手段は、前記計算プログラムがツリー型ネットワーク全体の平均不接続数の改善値の計算プログラムである場合には、エンド−エンド通信の端点集合Gを格納し、
    前記計算実行手段は、
    接続不可の改善値、あるいは、前記ツリー型ネットワーク全体の平均不接続数の改善値を求める前記計算プログラムとして、
    Figure 0005871893
    (但し、PN(r(s,t)|ND)は
    Figure 0005871893
    で求められ、hは
    Figure 0005871893
    r(s,t)はノードs−t間の経路、NDは被災エリア内にあるノードの集合、SL(r(s,t)|UD)はUDが与えられたときのr(s,t)内のうちで故障が生じえるリンク集合)
    を実行する手段を含む
    請求項3記載の更新部分決定装置。
  5. 面的被災に対して、ネットワークの更新するノードを決定する更新部分決定方法であって、
    接続性の指標に関する改善値を求める計算プログラムを格納した計算プログラム記憶手段と、
    経路上の各ノード、ノード以外の線分の端点(折れ線の折れ点)(以下、「角」と記す)の位置、リンク情報としてのノードや該角の接続情報、領域|Ω|、各ノードiの稼動確率p(i)、各リンクl(i,j)の稼動確率p(i,j)を格納したネットワーク情報記憶手段と、を有する装置において、
    更新ノード候補j、更新後のp(j)の値であるp’(j)が与えられると、前記ネットワーク情報記憶手段から前記計算プログラムを実行するために必要な情報を読み込み、前記計算プログラム記憶手段に格納されている該計算プログラムを実行し、接続性の指標に関する改善値を算出し、該改善値が最も大きいノードを更新ノードとして出力する、
    を有することを特徴とする更新部分決定方法。
  6. 前記ネットワーク情報記憶手段は、前記計算プログラムがツリー型ネットワーク全体の平均不接続数の改善値の計算プログラムである場合には、エンド−エンド通信の端点集合Gを格納し、
    接続不可の改善値、あるいは、前記ツリー型ネットワーク全体の平均不接続数の改善値を求める前記計算プログラムとして、
    Figure 0005871893
    (但し、PL(r(st,t)|UD)は
    Figure 0005871893
    で求められ、hは
    Figure 0005871893
    r(s,t)はノードs−t間の経路、NDは被災エリア内にあるノードの集合、PL(r(s,t)|UD)はUDが与えられたときのr(s,t)内のリンクが稼動している確率、SL(x|UD)はUDが与えられたときのx内のうちで故障が生じ得るリンク集合)
    を用いる
    請求項5記載の更新部分決定方法。
  7. 面的被災に対して、ネットワークの更新するリンクを決定する更新部分決定方法であって、
    接続性の指標に関する改善値を求める計算プログラムを格納した計算プログラム記憶手段と、
    経路上の各ノード、ノード以外の線分の端点(折れ線の折れ点)(以下、「角」と記す)の位置、リンク情報としてのノードや該角の接続情報、領域|Ω|、各ノードiの稼動確率p(i)、各リンクl(i,j)の稼動確率p(i,j)を格納したネットワーク情報記憶手段と、を有する装置において、
    更新リンク候補l(i,j)、更新後のp(i,j)の値であるp’(i,j)が与えられると、前記ネットワーク情報記憶手段から前記計算プログラムを実行するために必要な情報を読み込み、前記計算プログラム記憶手段に格納されている前記計算プログラムを実行し、接続性の指標に関する改善値を算出し、該改善値が最も大きいノードを更新ノードとして出力する、
    を有することを特徴とする更新部分決定方法。
  8. 前記ネットワーク情報記憶手段は、前記計算プログラムがツリー型ネットワーク全体の平均不接続数の改善値の計算プログラムである場合には、エンド−エンド通信の端点集合Gを格納し、
    接続不可の改善値、あるいは、前記ツリー型ネットワーク全体の平均不接続数の改善値を求める前記計算プログラムとして、
    Figure 0005871893
    (但し、PN(r(s,t)|ND)は
    Figure 0005871893
    で求められ、hは
    Figure 0005871893
    r(s,t)はノードs−t間の経路、NDは被災エリア内にあるノードの集合、SL(r(s,t)|UD)はUDが与えられたときのr(s,t)内のうちで故障が生じ得るリンク集合)
    を用いる
    請求項7記載の更新部分決定方法。
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JP4995686B2 (ja) * 2007-10-05 2012-08-08 一般財団法人電力中央研究所 災害被害想定装置、災害被害想定方法および災害被害想定プログラム

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