JP5869670B2 - 移動機械トラックシュー - Google Patents

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Description

本開示は概して、移動機械の下部走行体に関し、より詳細には、移動機械のトラックシューに関する。
履帯式移動機械は、トラックシューとして知られる地面係合要素に接続される履帯を機械の両側で使用して、機械を移動する。具体的には、機械のエンジンによって駆動されるスプロケットが、履帯のリンクと係合し、距離を空けて配置されたプーリ機構の周りで履帯を移動させる。履帯がプーリ機構の周りで移動するとき、接続されたトラックシューが、機械の下の作用面と係合し、機械の所望の移動方向と反対の方向においてトルクをスプロケットから作用面に伝達し、それにより機械を推進する。
知られているトラックシューは、Connerleyに対して1989年2月21日に付与された(特許文献1)(「’968号特許」)で考察されている。(特許文献1)は、地面接触部分、実質的に平坦な本体部分、およびトラックシューの幅にわたって横方向に延在するグローサーを有する建設車両用のトラックシューを教示する。(特許文献1)は、グローサーがトラックシューに強度を与え、かつ車両の移動を補助するためにトラックシューと地面の間の牽引力を増大すると説明している。(特許文献1)で教示されているトラックシューは、トラックシューの長さに沿って本体部分を補強する複数のリブも含む。
しかしながら、そのような知られたトラックシューは、関連する移動機械の性能を妨げる様々な欠点がある。例えば、そのようなトラックシューは一般的に、標準的な低炭素量の鋼および/または他の類似材料から形成される。そのような材料は、より多くの炭素量を有する材料よりも延性である(すなわちより脆性でない)が、そのような材料はより摩耗しやすく、それによりトラックシューの耐用年数を低減し、かつ移動機械に関連する維持費を増大する場合がある。
そのような材料から作製されたトラックシューは、比較的重い場合もある。また、移動機械は多数のトラックシューを有する履帯を使用するので、トラックシューは下部走行体の全質量のかなりの割合を構成する。従って、そのような比較的高い質量のトラックシューの使用は、移動機械の燃費に悪影響を及ぼし、さらに作業費用を増大する。また、そのようなトラックシューの比較的高い質量は、そのようなトラックシューの交換および/または修理をより煩わしいものにする。
開示するトラックシューは、上記の問題の1つまたは複数を克服することを目的とする。
米国特許第4,805,968号明細書
本開示の例示的実施形態では、移動機械トラックシューは、第1グローサバーと、第1グローサバーと実質的に平行な第2グローサバーとを含む地面係合面を含む。トラックシューはさらに、地面係合面の反対側の基面を含む。基面は第1グローサバーの反対側に配置された第1除去部と、第2グローサバーの反対側に配置された第2除去部とを含む。
本開示の別の例示的実施形態では、移動機械のトラックシューは、地面係合面を含む。地面係合面は、第1および第2の実質的に平らな平坦部と、トラックシューの後縁と第1平坦部との間に配置された第1グローサバーと、第1および第2平坦部の間に配置された第2グローサバーとを含む。地面係合面はまた、第2平坦部とトラックシューの前縁との間に配置された第3グローサバーを含む。第1および第3グローサバーは、第2グローサバーから実質的に均等に距離を空けて配置される。トラックシューはまた、地面係合面の反対側の基面を含む。基面は、第1グローサバーの反対側に配置された第1除去部と、第2グローサバーの反対側に配置されかつ第1除去部と実質的に平行な第2除去部とを含む。さらに、トラックシューは、約0.3%を超える炭素量を有する鋼を含む。
本開示のさらに別の例示的実施形態では、移動機械のトラックシューは、第1グローサバーと、第1グローサバーと実質的に平行な第2グローサバーと、第2グローサバーと実質的に平行な第3グローサバーとを含む地面係合面を含む。第1、第2および第3グローサバーの少なくとも1つは、約26mm未満の高さと、約12.6mm〜約14.2mmの幅とを有する。第1、第2および第3グローサバーの合計幅は、トラックシューの全長の約4分の1を含む。トラックシューはまた、地面係合面の反対側の基面を含む。基面は、第1除去部と、第1除去部と実質的に平行な第2除去部とを含む。第1除去部は第1半径を含み、第2除去部は第1半径未満の第2半径を含む。さらに、第1グローサバーの中心線は第1除去部の中心線と同一線上にあり、第2グローサバーの中心線は第2除去部の中心線と同一線上にある。
例示的な移動機械の絵画的な図である。 例示的なトラックシューの等角図である。 図2に示される例示的なトラックシューの側面図である。
図1は、無限軌道式下部走行体12を駆動する動力源14を有する履帯式移動機械10を示す。移動機械10は、採鉱、建設、農業、または当該技術分野で知られる他のいずれかの産業などの産業に関連する作業を実行する機械であり得る。例えば、機械10はドーザ、ローダ、エキスカベータ、または他のいずれかの土工機械などの土工機械であり得る。
動力源14は、出力速度およびトルクの範囲で機械10の無限軌道式下部走行体12を駆動し得る。動力源14は、例えば、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、ガス燃料作動式エンジン、または他のいずれかの適切なエンジンなどのエンジンであり得る。動力源14はまた、例えば、燃料電池、電力貯蔵装置、または当該技術分野で知られる他のいずれかの動力源などの非燃焼式動力源であり得る。
無限軌道式下部走行体12は、スプロケット16(図1には1つだけ示される)を介して動力源14によって駆動される履帯20(図1には1つだけ示される)を含み得る。各履帯20は、トラックシュー24と呼ばれる地面制御装置が装着されたチェーン22を含み得る。各チェーン22は、ロッドアセンブリ25によって互いに接続された複数のチェーンリンク29を含み得る。スプロケット16はロッドアセンブリ25と係合してそれにトルクを伝達することにより、離間されたプーリ機構27の周りでチェーン22を移動させ得る。各チェーンリンク29は2つの反対側を有し得、各側は2つのトラックリンクを含み得る。ある例示的実施形態では、少なくとも2つのそのようなトラックリンクが各トラックシュー24と接続され得る。別の例示的実施形態では、チェーンリンク29の各反対側の2つのトラックリンク(合計4つのトラックリンク)が各トラックシュー24に接続され得る。トラックシュー24は、複数のねじ式締結具(不図示)、トラックシュー24に形成される対応貫通穴30(図3)、およびトラックリンクに形成されるねじ穴(不図示)によって、そのようなトラックリンクに結合され得る。すなわち、各トラックシュー24は、トラックシュー24に形成される各貫通穴30を通る押さえねじ式締結具、ボルト、および/または他の類似のねじ式締結具によって、トラックリンクに結合され得る。
図2に示されるように、トラックシュー24は、実質的に平坦な基面28と、基面28と反対側の地面係合面26とを含み得る。本明細書で考察する各実施形態において、基面28はトラックシュー24の第1の側に配置され得、地面係合面26は第1の側と反対側のトラックシュー24の第2の側に配置され得る。基面28は、上に記載した履帯20の1つまたは複数のトラックリンクおよび/または他の構成要素と噛み合うように構成され得る。反対側の地面係合面26は、機械10が使用される作業現場または他の環境の作用面に作用するように構成され得る。
上で考察したように、トラックシュー24は、地面係合面26から基面28まで延在する1つまたは複数の貫通穴30を含み得る。貫通穴30は、対応する締結具(不図示)を受け入れるように成形、サイズ決め、位置付けおよび/または構成され得、そのような締結具は、1つまたは複数のトラックリンクに対するトラックシュー24の結合を補助し得る。トラックシュー24は、地面係合面26から基面28まで延在する1つまたは複数の流路60も含み得る。流路60は、履帯20の作動中に通り抜ける、例えば、土、泥、石、水、および/または他の同様の作用面物質を通過させるのに有用であり得る。流路60は図2において実質的に矩形に示されているが、他の例示的実施形態では、流路60は、実質的に楕円形、実質的に円形、および/または履帯20の作動中にそのような物質の通過を促すような他のいずれかの形状、サイズ、および/または構造であってもよい。そのような流路60は、類似のサイズ、形状および/または構造のものであってもよく、または図2に示されるように、第1流路60がトラックシュー24の第2流路60と異なる形状、サイズおよび/または構造を有してもよい。例えば、第1流路60はトラックシュー24の第2流路60より大きくてもよい。各流路60はトラックシュー24の中心近くに、その縁部近くに、および/または作用面物質の通過を促す、トラックシュー24の地面係合面26に沿った他のいかなる場所に位置付けてもよい。
トラックシュー24は、その後縁38の近くに配置された1つまたは複数の切欠き58も含み得る。切欠き58は、実質的にU形状、実質的に正方形、実質的に長方形、および/または他のいずれかの類似形状であり得る。そのような切欠き58は、上で考察した作用面物質のいずれかの通過を促すように構成および/または位置付けられ得る。さらに、切欠き58は、履帯20の作動中にチェーン22(図1)の一部を受け入れるように構成され得る。切欠き58、流路60、および/またはトラックシュー24の他の要素は機械的切削、レーザー切削、けがき、フライス削り、ドリル穿孔および/または他のいずれかの公知の方法によって形成され得ることが理解される。さらなる例示的実施形態では、トラックシュー24は、鍛造または鋳造され得、そのような例示的実施形態では、切欠き58および/または流路60の1つまたは複数は、そのようなプロセスの間にトラックシュー24に形成され得る。さらに別の例示的実施形態では、所望の材料塊または材料片が、所望のトラックシュープロファイルを有する長さに圧延および/または形成され得る。そのような圧延された長さは、「特別部分」と呼ばれることもあり、そのような特別部分は、最大100ftまで、またはそれを上回る長さを有し得る。例示的実施形態では、各トラックシュー24は、圧延された特別部分から切断され得る。その後、切欠き58、流路60および/またはトラックシュー24の他の要素が、切削、ドリル穿孔、エッチング、および/または他の公知の方法によって各トラックシュー24に形成され得る。
トラックシュー24は、例えば、鋼、アルミニウム、および/またはそれらの合金など、当該技術分野で公知の任意の金属から形成され得る。例示的実施形態では、トラックシュー24全体が、単一材料から形成され得る。さらなる例示的実施形態では、トラックシュー24の1つまたは複数の部分が、第1材料から形成され得、トラックシュー24の残りの部分が第1材料と異なる第2材料から形成され得る。そのような例示的実施形態では、トラックシュー24の様々な異なる部分が、溶接、機械的結合および/または他の公知の接合方法によって相互に結合され得る。
さらなる例示的実施形態では、トラックシュー24は、例えば、SAE 15B34鋼、SAE 40BV40鋼、SAE 15B27鋼、および/または他の類似の材料など、比較的低質量で高降伏強さの材料から形成され得る。そのような材料は、さらに降伏強さを上げるために、クラッディングおよび/または他の公知の材料硬化方法によって硬化され得る。本明細書で使用する際、用語「降伏強さ」は、トラックシュー24を永久変形する前に一定負荷にかけることができる程度を意味する。より高い降伏強さを有するトラックシューは、永久変形する前、相対的に低い降伏強さを有するトラックシューよりもより撓むことができるであろう。例えばSAE 15B34、SAE 40BV40、および/またはSAE 15B27鋼は、標準的なトラックシュー鋼よりも高い炭素量を有し得、それによって相対的に高い降伏強さ、より高い硬度、および向上した摩擦抵抗性がもたらされる。例示的実施形態では、そのような高炭素量鋼は、約0.3重量%より高い炭素量を有し得るが、標準的なトラックシュー鋼は、0.3%未満の炭素量を有し得る。
図2に示されるように、地面係合面26は1つまたは複数のグローサバーを含み得る。例えば、トラックシュー24の地面係合面26は第1および第2グローサバー32、33を含み得、ある例示的実施形態では、トラックシュー24の地面係合面26は第3グローサバー34も含み得る。グローサバー32、33、34のそれぞれは、互いに実質的に平行であり得、各グローサバー32、33、34はトラックシュー24の幅D3に沿って配置され得る。別の例示的実施形態では、グローサバー32、33、34の少なくとも2つが非平行であり得る。各グローサバー32、33、34の形状、サイズおよび位置はトラックシュー24の性能を改善し得る。特に、各グローサバー32、33、34の高さ、幅および/または位置は、トラックシュー24の降伏強さを維持および/または増大し得る。グローサバー32、33、34の全体サイズが大きくなるにつれ、得られるトラックシュー24の降伏強さは増大する。そのようなグローサバー構造により、高炭素量トラックシュー24の厚さおよび/または質量を、トラックシュー24に対する様々な他の改質を介して低減することも可能になり得る。
例えば、トラックシュー24を形成するために例えばSAE 15B34、SAE 40BV40、および/またはSAE 15B27鋼などの高炭素量鋼を利用することにより、得られるトラックシュー24の降伏強さを妥協することなく、従来のグローサバーと比較して低減した高さおよび幅を有するグローサバーを使用することが可能になり得る。グローサバー32、33、34の低減した寸法が、今度は全体質量およびトラックシュー24の製造費を低減し得る。例えば、標準的な低炭素鋼から作製されかつ標準的なサイズのグローサバーを有するトラックシューは一般的に、約1205Mpa〜約1960Mpaの降伏強さを有し得、一般的に約20kgを超える質量を有し得る。しかしながら、例えばSAE 15B34、SAE 40BV40、および/またはSAE 15B27鋼などの高炭素量鋼を、本明細書で考察した低減されたグローサバー高さおよび幅と組み合わせて使用することにより、約1205Mpa〜約1960Mpaの降伏強さを維持しながら実質的に低減された質量を有するトラックシュー24がもたらされ得る。別の例示的実施形態では、そのようなトラックシュー24は、約1000Mpa〜約2000Mpaの降伏強さを有し得る。本明細書に記載した高炭素量トラックシュー24の質量は、トラックシュー24の厚さを最小化することによってさらに低減され得る。例えば、そのようなトラックシュー24は、約10kg〜約15kgの質量を有し得る。例示的実施形態では、そのようなトラックシュー24は、約12.8kg未満の質量を有し得、別の例示的実施形態では、トラックシュー24は、約11.5kg未満の質量を有し得る。本明細書に記載した高炭素量トラックシュー24の質量は、標準的なトラックシュー鋼から作製された類似トラックシューの対応する質量より約10%〜約30%低い場合がある。
上で言及したように、得られるトラックシュー24の降伏強さを妥協することなく高炭素量鋼から形成されたトラックシューのそのような低減された質量を達成するために、グローサバー32、33、34は特定高さおよび/または幅を有するように形成され得る。本開示の例示的実施形態では、グローサバー32、33、34の各高さおよび/または幅は、実質的に等しい場合があり、その一方、別の例示的実施形態では、各グローサバー32、33、34は異なる各高さおよび/または幅を有し得る。例えば、図3に示されるように、第1グローサバー32は約21.2mm〜約24.8mmの幅W1有し得る。そのような例示的実施形態では、第2グローサバー33は約14.4mm〜約17.6mmの幅W2を有し得る。さらに、そのような例示的実施形態では、第3グローサバー34は約15.8mm〜約16.2mmの幅W3を有し得る。別の例示的実施形態では、グローサバー32、33、34の少なくとも1つが、約12.6mm〜約14.2mmの幅を有し得る。さらに別の例示的実施形態では、グローサバー32、33、34の少なくとも1つが、約10mm〜約50mmの幅を有し得る。これら寸法は、高炭素量トラックシュー24の全体質量を最小化しながら、トラックシュー24の降伏強さも約1205Mpa〜約1960Mpaに維持し得る。
図2に示されるように、地面係合面26は少なくとも1つの実質的に平らな平坦部44を有し得、平坦部44はグローサバー32、33、34の少なくとも1つに隣接して配置され得る。例えば、地面係合面26は、第1および第2グローサバー32、33間に配置された第1の実質的に平らな平坦部44と、第2および第3グローサバー33、34間に配置された第2の実質的に平らな平坦部46とを有し得る。平坦部44、46の少なくとも1つはまた、トラックシュー24の幅D3に沿って配置され得る。グローサバー32、33、34のそれぞれは、各第1および第2側壁50、52を含み得、幅W1、W2、W3のそれぞれは各第1および第2側壁50、52間に延在し得る。図3に示されるように、そのような側壁50、52は、地面係合面26の少なくとも一部から上へ、およびそれと実質的に垂直に延在し得る。
そのような例示的実施形態では、各グローサバー32、33、34の高さは平坦部44、46の少なくとも1つから計測され得る。例えば、図3に示されるように、第1グローサバー32の高さH1は約18.5mm〜約21.5mmであり得、高さH1は平坦部44からグローサバー32の上面48まで延在し得る。そのような例示的実施形態では、第2グローサバー33の高さH2は約19.5mm〜約22.5mmであり得、高さH2は平坦部46から第2グローサバー33の上面48まで延在し得る。さらに、第3グローサバー34の高さH3は約20mm〜約23mmであり得、高さH3は平坦部46からグローサバー34の上面48まで延在し得る。別の例示的実施形態では、グローサバー32、33、34の少なくとも1つは、約26mm未満の高さを有し得る。さらに別の例示的実施形態では、グローサバー32、33、34の少なくとも1つは、約10mm〜約130mmの高さを有し得る。
図3に示されるように、トラックシュー24は、後縁38の反対側の前縁36も含み得る。第1グローサバー32は後縁38の近くに配置され得、第3グローサバー34は前縁36の近くに配置され得、第2グローサバー33は前縁36と後縁38との間に配置され得る。より詳細には、第1グローサバー32は後縁38と第1平坦部44との間に配置され得、第2グローサバー33は第1および第2平坦部44、46の間に配置され得、第3グローサバー34は第2平坦部46と前縁36との間に配置され得る。ある例示的実施形態では、第1および第3グローサバー32、34は第2グローサバー33から実質的に均等に距離を空けて配置され得る。さらに、第2グローサバー33は地面係合面26に沿ってほぼ中心に位置付けられ得る。例えば、トラックシュー24は、約222.5mm〜約215.5mmの全長D2を有し得、ある例示的実施形態では、全長D2は約219mmに等しい場合がある。そのような例示的実施形態では、第2グローサバー33の中心線72は前縁36から約96mm〜約92mmの距離D1に配置され得る。そのような例示的実施形態では、第2グローサバー33の中心線72は、例えば、前縁36から約94mmの距離に配置され得る。別の例示的実施形態では、第1および第3グローサバー32、34の同様の中心線70、74は、第2グローサバー33の中心線72から任意の所望の距離だけ空けて配置され得る。例えば、第1および第3グローサバー32、34の中心線70、74は、第2グローサバー33の中心線72から実質的に均等に距離を空けて配置され得る。あるいは、第1および第3グローサバー32、34は第2グローサバー33から異なる距離にそれぞれ配置され得る。そのような間隔は、例えば、本明細書に記載のトラックシュー24の追加の寸法および/または材料組成制限を考慮すると、得られるトラックシュー24の降伏強さを最大化するような有限要素解析を介して決定され得る。例えば、有限要素解析を介して、第1グローサバー32の中心線70を第2グローサバー33の中心線72から約72.5mm離し、かつ第3グローサバー34の中心線74を第2グローサバー33の中心線72から約73.7mm離すことが、本明細書で考察したグローサバー幅W1、W2、W3および高さH1、H2、H3を有する得られる高炭素量トラックシュー24の降伏強さを約1205Mpa〜約1960Mpaに維持することが決定された。
例示的実施形態では、第1平坦部44は、第1グローサバー32の第2側壁52と第2グローサバー33の第1側壁50との間に延在する幅を有し得る。さらに、第2平坦部46は、第2グローサバー33の第2側壁52と第3グローサバー34の第1側壁50との間に延在する幅を有し得る。そのような例示的実施形態では、第1および第2平坦部44、46の幅は略等しい場合がある。そのような例示的実施形態では、第1および第2平坦部44、46の少なくとも1つの幅は、トラックシュー24の全長D2の約4分の1を含み得、第1および第2平坦部44、46を合わせた幅は全長D2の約半分を含み得る。さらに、第1グローサバー32の幅W1は、第1および第2平坦部44、46の少なくとも1つの幅の約半分であり得る。さらに、第1、第2および第3グローサバー32、33、34の合わせた幅は、第1および第2平坦部44、46の少なくとも1つの幅にほぼ等しい場合がある。従って、第1、第2および第3グローサバー32、33、34の合わせた幅は、全長D2の約4分の1を含み得る。第1グローサバー32の中心線70が約72.5mmだけ第2グローサバー33の中心線72から距離を空けて配置され、かつ第3グローサバー34の中心線74が約73.7mmだけ第2グローサバー33の中心線72から距離を空けて配置される例示的実施形態では、第1平坦部44の幅は約51.3mmであり得、第2平坦部46の幅は約56.8mmであり得る。
トラックシュー24はまた、前縁36に実質的に丸い先端68を含み得る。先端68は、例えばトラックシュー24の前縁36と履帯20に結合される隣接トラックシューの後縁との間の間隙の低減を補助するように任意の所望の半径を有してもよい。トラックシュー24はまた、地面係合面26上に、先端68に隣接する実質的に水平の棚部66を含み得る。棚部66は例えば、先端68を第3グローサバー34の側壁52に接続し得る。ある例示的実施形態では、側壁52と棚部66の間の地面係合面26は、所望の半径R5を含むように丸め加工され得る。そのような半径R5はまた、例えば、使用中、隣接トラックシュー間の間隙の低減を補助し得る。
トラックシュー24の全体厚さは、掘削および/または他のトラックシュー用途に十分な降伏強さを維持しながらトラックシュー24の質量の低減を補助するように選択され得る。図3に示されるように、そのような厚さTは地面係合面26と基面28の間で計測され得る。特に、トラックシュー24は、地面係合面26の第1および第2平坦部44、46から基面28の対応する実質的に平らな平坦部62、64まで延在するそのような厚さTを含み得る。平坦部44、46、62、64の1つまたは複数が、トラックシュー24の実質的に全幅D3に沿って配置され得ることが理解される。ある例示的実施形態では、厚さTは平坦部44、46の少なくとも1つの厚さであり得、厚さTは約6.5mm〜約8.5mmであり得る。別の例示的実施形態では、厚さTは約5mm〜約30mmであり得る。さらなる例示的実施形態では、厚さTは約7.5mmであり得る。
例示的実施形態では、基面28は、その降伏強さを著しく低下することなくトラックシュー24の質量を低減するように成形、サイズ決めおよび/または配置された1つまたは複数の除去部40、42を含み得る。例えば、そのような除去部40、42は、トラックシュー24を形成するのに使用される材料の量を、降伏強さを対応して低下させることなく最小化するように基面28に成形、サイズ決めおよび/または配置され得る。トラックシュー24の降伏強さは、トラックシュー24を形成するために使用される材料、およびグローサバー32、33、34の高さ、幅および相対位置に主に依存する。他方、グローサバー32、33、34の1つまたは複数の反対側の基面28から材料を除去することによって除去部40、42を形成することは、トラックシュー24の得られる降伏強さに比較的小さい影響を有する。従って、比較的大きいグローサバーでは、対応して大きい除去部が、トラックシューの降伏強さを逆に低下することなく、グローサバーの反対側の基面28に配置され得る。例示的実施形態では、除去部40、42は、第1グローサバー32の中心線70が第1除去部40の中心線と同一線上にあり、第2グローサバー33の中心線72が第2除去部42の中心線と同一線上にあるように配置され得る。
図3に示されるように、グローサバー32、33、34のそれぞれが独自の形状および/またはサイズを有し得るのと同じように、対応する除去部40、42も独自の形状および/またはサイズを有し得る。しかしながら、除去部40、42の形状および/またはサイズは、除去部40、42がそこから形成される反対側のグローサバー32、33、34の形状および/またはサイズに対応し得る。例えば、第1除去部40は第1半径R1を有し得、第2除去部42は第1半径R1未満の第2半径R2を有し得る。第2除去部42のより小さい半径R2は、第1グローサバー32の対応する寸法と比較して第2グローサバー33のより小さい高さH2および/またはより小さい幅W2に対応し得る。例示的実施形態では、第1半径R1は約11mm〜約12mmであり得、第2半径R2は約4mm〜5mmであり得る。別の例示的実施形態では、第1半径R1は約11.3mmであり得、第2半径R2は約5mmであり得る。例示的実施形態では、除去部40、42は、実質的にトラックシュー24の全幅D3に沿って、対応するグローサバー32、33の反対側に配置され得る。
基面28は湾曲部54も含み得る。湾曲部54は第3グローサバー34の反対側に、実質的にトラックシュー24の全幅D3に沿って配置され得る。湾曲部54は任意の所望の半径R3を有し得、半径R3は、トラックシュー24と隣接トラックシュー(図3に示される)の後縁との間の間隙を低減するように選択され得る。ある例示的実施形態では、半径R3は約54mm〜約58mmであり得、別の例示的実施形態では、半径R3は約56.5mmであり得る。
同じく地面係合面26は1つまたは複数の湾曲部を含み得、ある例示的実施形態では、地面係合面26は、第1グローサバー32に隣接しかつトラックシュー24の後縁38近くの湾曲部56を含み得る。ある例示的実施形態では、地面係合面26の湾曲部56は、湾曲部54の半径R3に実質的に等しい半径R4を有し得る。そのような半径R4は、例えば、隣接トラックシュー24間の間隙の低減を補助し得る。さらに別の例示的実施形態では、湾曲部54の半径R3は、湾曲部56の半径R4と異なり得る。例えば、湾曲部54の半径R3は約56.5mmであり得、湾曲部56の半径R4は約55mmであり得る。
本開示のトラックシュー24はあらゆる履帯式移動機械に適用可能であり得る。開示したトラックシュー24は、標準的な鋼のトラックシューと比べてより高い硬度および/または降伏強さ特性を有し、それにより下部走行体12の耐久性を改善し得る。さらに、本開示のトラックシュー24は、そのようなトラックシュー24を形成するために使用する材料がより少ないことにより、移動機械10の作業費用を低減し得、かつ下部走行体質量が低減するため燃料の節約がもたらされ得る。これら利点のそれぞれは、グローサバー32、33、34および除去部40、42の独自の形状および相対位置と組み合わせて、上に記載した高炭素量鋼を使用することにより達成され得る。
例えば、SAE 15B34、SAE 40BV40、および/またはSAE 15B27鋼などの高炭素量、高降伏強さの鋼から作製されたトラックシュー24の基面28に除去部40、42を形成することは、所望の降伏強さを維持しながらトラックシュー24の得られる質量の低減を補助し得る。従って、除去部40、42は製造プロセスに幾分複雑さを加え得るが、一方で得られるトラックシューは、そのような除去部のないトラックシューより作動性が優れている場合もある。
さらに、圧延法によって本開示のトラックシュー24を形成することは、鍛造、鋳造および/または他の類似の方法によりトラックシュー24を形成するよりも費用が掛からない場合がある。そのような方法は、シリンダロッド、矩形プレート、および/または半製品鋼の他の長さを再加熱すること、および再加熱した鋼から各トラックシューを形成することを必要とする。そのような方法は、時間が掛かり、労働集約的であり、かつ比較的費用が掛かる。他方、未加工の鋼塊または鋼片を本明細書に記載したトラックシュー24のプロファイルを有する長さに圧延することは、そのような再加熱の必要性を排除する。代わりに、未加工鋼を、除去部40、42、グローサバー32、33、34、平坦部44、46、62、64および/またはトラックシュー24の他の部分を含むプロファイルを有する特別部分に圧延することにより、製造者は特別部分から個々のトラックシュー24を簡単に切断することが可能になる。従って、圧延法を介してトラックシュー24を形成することにより、半製品鋼の再加工に関連する追加の時間、労働、および費用が排除される。
さらに、鍛造および鋳造と違い、熱間圧延などの圧延プロセスにより、鋼の微細構造の細長い縦のきめが形成される。そのようなきめにより、材料の強度、延性および靱性が増大される。また、鋼および他の類似材料を熱間圧延することにより、材料中のいかなる不純物も再配向され、それにより材料の圧延面と実質的に平行に整列される「縦桁(stringers)」が形成される。そのような縦桁は破壊に高い抵抗性を示し、かつさらに材料の耐久性を増大する傾向がある。他方、鍛造または鋳造プロセスの間、そのような不純物は不規則に配向され、材料の表面と交差すると、そのような不純物は亀裂の伝播点になり得る。結果として、熱間圧延などの圧延プロセスから形成されたトラックシュー24は、他のプロセスから形成されたトラックシューよりも摩耗に抵抗性を示し、かつ一般的に長い耐用年数を有する。
例示的実施形態では、本開示のトラックシュー24は、ねじ式締結具、貫通穴30および上に記載したねじ穴の1つまたは複数を介して、下部走行体12のトラックリンクに結合され得る。次に、形成されたチェーンリンク29は、1つまたは複数の追加の同様のチェーンリンク29に結合され、完全なチェーン22を形成し得る。そのようなチェーン22は、上に記載した使用のいずれかのために、機械10の履帯20に組み込まれ得る。
開示したトラックシュー24に様々な修正および変更を加えてもよいことは当業者には明らかであろう。他の実施形態は、開示したシステムの仕様および実践を考慮することにより当業者に明らかになろう。仕様および例は例証としてのみ考慮すべきであることが意図され、真の範囲は以下の請求項およびそれらの均等物によって示される。

Claims (19)

  1. 移動機械のトラックシューであって、前縁と後縁を有し、
    実質的に平らな平坦部と、
    平坦部に対して実質的に垂直に延び前後縁に対して実質的に平行な第1グローサバーと、
    前縁に配設される第1湾曲部と、
    を含む、地面係合面と;
    第1グローサバーの反対側に配設される第1除去部
    後縁に配置される第2湾曲部と、
    基面から除去部の最も深い部分までの深さが、基面から平坦部までを計測したトラックシューの厚さより厚みの小さい第1除去部と、
    を含む、該地面係合面の反対側の基面と:
    第1グローサバーの中心線は第1除去部の中心線と同一線である、第1グローサバーと、
    を備える、移動機械のトラックシュー。
  2. 前記第1グローサバーに実質的に平行な第2グローサバーをさらに含む、請求項1に記載のトラックシュー。
  3. 前記第2グローサバーの反対側に配設される第2除去部をさらに含む、請求項2に記載のトラックシュー。
  4. 前記第2グローサバーは前記第1除去部の反対側に配設された、請求項2に記載のトラックシュー。
  5. 第3グローサバーが前記前縁の近くに、前記第1及び第2グローサバーに実質的に平行に、さらに設けられた、請求項2に記載のトラックシュー。
  6. 平坦部は、前記第1グローサバーの側壁と前記第2グローサバーの第1側壁との間に延在する幅を含む第1平坦部であって、トラックシューはさらに、前記第3グローサバーの側壁と前記第2グローサバーの第2側壁との間に延在する幅を含む実質的に平らな第2平坦部を含み、前記第1及び第2平坦部の幅は略同じである、請求項5に記載のトラックシュー。
  7. 前記第1及び第2平坦部の合計幅が、トラックシューの全体長さの約半分からなる、請求項6に記載のトラックシュー。
  8. 前記第1、第2及び第3グローサバーの合計幅が、前記第1及び第2平坦部の少なくとも一つの幅と略同じである、請求項6に記載のトラックシュー。
  9. 前記第1除去部は、前記第1グローサバーの反対側でトラックシューの全幅に沿って配置される、請求項1に記載のトラックシュー。
  10. 地面係合面から前記基面に達する1又はそれ以上の貫通穴をさらに含む、請求項1に記載のトラックシュー。
  11. 地面係合面から前記基面に達する1又はそれ以上の細長い流路をさらに含む、請求項10に記載のトラックシュー。
  12. 前記第1湾曲部が第1半径を有し、前記第2湾曲部が第1半径より小さい第2半径を有する、請求項1に記載のトラックシュー。
  13. 移動機械のトラックシューであって、前縁と後縁を有し、
    実質的に平らな平坦部と、
    平坦部に対して実質的に垂直に延び前後縁に対して実質的に平行な第1グローサバーと、
    第1グローサバーに実質的に平行に延びる第2グローサバーと、
    を含む、地面係合面と、
    第1グローサバーの反対側に配設される第1除去部であって、
    基面から除去部の最も深い部分までの深さが、基面から平坦部までを計測したトラックシューの厚さより厚みの小さい第1除去部、
    を含む、該地面係合面の反対側の基面と、
    第1グローサバーの中心線は第1除去部の中心線と同一線であって、
    トラックシューは約0.3%を超える炭素量を有する鋼を含む、
    移動機械のトラックシュー。
  14. 第3グローサバーが前記前縁の近くに、前記第1及び第2グローサバーに実質的に平行に、さらに設けられた、請求項13に記載のトラックシュー。
  15. 前記第1、第2及び第3グローサバーの合計幅が、トラックシューの全長の約四分の一である、請求項14に記載のトラックシュー。
  16. 前記前縁に第1湾曲部が設けられ、前記後縁に第2湾曲部が設けられる、請求項13に記載のトラックシュー。
  17. 前記第2グローサバーは前記第1除去部の反対側に配設された、請求項16に記載のトラックシュー。
  18. 鋼の微細構造にさらに縦のきめが形成される、請求項13に記載のトラックシュー。
  19. 移動機械のためのトラックシューであって、
    実質的に平らな平坦部を含み、
    平坦部に対して実質的に垂直に延びる第1グローサバーと、
    第1グローサバーに実質的に平行に延びる第2グローサバーと、
    第2グローサバーに実質的に平行に延びる第3グローサバーと、
    を含む地面係合面と、
    第1、第2及び第3グローサバーの合計幅が、トラックシューの全長の約四分の一であって、
    地面係合面の反対側の基面であって、基面は第1除去部と第1除去部に実質的に平行な第2除去部を含み、
    第1グローサバーの中心線は第1除去部の中心線と同一線であり、第2グローサバーの中心線は第2除去部の中心線と同一線であって、
    トラックシューは約0.3%を超える炭素量を有する鋼を含み、さらに鋼の微細構造に縦のきめが形成されている、トラックシュー。
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