JP5869275B2 - ギアミーリングカッタ及び交換可能な転削インサート - Google Patents

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Description

本発明は、ギアミーリングカッタに関する。ギアミーリングカッタは、中心軸の回りを回転可能な回転対称形状を有する基体であって、基体の外周から半径方向内側に延びる二つの対向する側面を有する基体と、基体の側面に装着される複数の交換可能な転削インサートとを備える。個々の転削インサートは、すくい面と逃げ面との間に形成された切れ刃を備え、切れ刃は転削インサートの半径方向に離れた対向する一対の端部の間を延びる。一つの転削インサートは、基体の外周に沿って接線方向に間隔を開けて離れた位置にあるルートインサートであり、他のインサートは、接線方向に間隔を開けて離れ、ルートインサートの半径方向内側に位置して少なくともリング状に配置されたフランクインサートである。半径方向に間隔を開けている転削インサートの切削領域は、リング状の領域で互いに重なり、より詳細には、ルートインサートの半径方向内側端部が、隣接するフランクインサートの半径方向外側端部より基体の中心軸の近くに配置される。
また、本発明は、ギアミーリングカッタ用の転削インサートに関する。
上述した一般的なタイプの旋削インサートは、従来から特許文献1によって知られている。
ギアミーリングカッターは、第一に、種々の機械要素、例えば、ギア、歯を有する板、ラックなどに、歯形を形成する目的で、金属の粗加工に使用される。このような粗加工は、ホルダに保持された被削材がステップ状に動くことによって実施され、ミーリングカッタは回転しながら直線的に動き、被削材の一部分を通って、溝又は歯溝が切削される。この方法は、所定の数の歯が形成されるまで溝を切削するミーリングカッタに対してステップ状に動くホルダによって繰り返される。最初の粗加工では、歯の所定の正確な形状に従う歯又は“歯の素材(tooth blanks)”を作る。従って、一つ以上の仕上げ工程、例えば、仕上げ転削加工、研削加工、ホブ切り加工などで歯を仕上げることが必要となる。これに関して、寸法精度は100〜1000分の1ミリメートルが要求されている。従って、仕上げ工程では、歯溝を所定の許容誤差で作るために、10〜100分の1ミリメートルを切削する必要がある。
ギアミーリングカッタや、交換可能な硬質の転削インサートを用いる他の切り屑を除去する工具において、誤差について種々の原因は、工具の加工精度を悪くするものとなる。例えば、転削インサートの製造された製品は、理論的に計算した寸法に対し、ときには転削インサートが膨張したり、ときには収縮したりすることにおいて、変化する(誤差は±0.5%の範囲内にある)。転削インサートが装着される基体のインサート座は、正確な所望された幾何学的位置が得られるということも、必ずしも保証されない。粗加工された歯の側面に影響する他の誤差の原因には、工作機械の状態によるものや、発生する振動によるものがある。
従来のギアミーリングカッタ(例えば、特許文献1参照)の問題点は、最初の粗加工で歯の側面に生じた面の欠陥を修復することを難しくすることである。この面の欠陥は、互いに重なる転削インサートの切削領域で生じ、加工面に凸部(例えば、筋、隆起など)の形態又は凹部(例えば、溝、ピット、レベル差など)の形態で繰り返し現れる。従来のギアミーリングカッタに関して、これらの面の欠陥の性質は、予測できず、ときには、最後の仕上げ工程を難しくすることもある。凸部の形態の欠陥は、歯の許容誤差を損なうことなしに、周囲の面を研削することによって比較的除去することが容易である。しかしながら、凹部の形態の欠陥は、滑らかな正確な面が得られるまで、周囲の面を研削しなければならないため、より難しい。粗加工された側面が、予測できないパターンで互いに対して繰り返す凸部と凹部を含む場合、仕上げ加工は特に難しくなる。言い換えると、仕上げ加工では、除去できない所定の公差に関するリスクがあり、ときに、悪い場合には、被削材が廃棄されることもある。このような廃棄は、仕上げ加工された製品が非常に高い経済的な価値を有する場合には望ましくない(例えば、直径が2000mmを超えるギアリングは、10000ユーロ以上の価値を有する)。
特開平2002−144129号公報
本発明は、従来のギアミーリングカッタの上述した問題点を明らかにし、粗加工された歯の面の欠陥を予測でき、それを解決することを目的とする。したがって、本発明の第1の目的は、粗加工された歯において、予測可能な形状を有し、及び面の欠陥である凸部や凹部が規制される面、特に側面を形成するギアミーリングカッタを提供する。
なお、本発明は、仕上げ加工を排除することを述べていないというが、強調されるべきである。反対に、粗加工するギアミーリングカッタは、必然的に誤差を有しており、欠陥を生ずることなく加工することは不可能であり、仕上げ加工を必要とするということに基づいている。したがって、本発明の第1の目的は、全ての高価な被削材の歯溝の所定の公差を保持しつつ、仕上げ加工の実施を容易にすることである。
本発明によれば、第1の目的は、請求項1の特徴部分によって解決される。本発明によるギアミーリングカッタの好ましい実施形態は、従属請求項2〜8に示されている。
また、本発明はギアミーリングカッタのインサートに関する。ギアミーリングカッタのインサートの特徴は、独立請求項9に示され、好ましい実施形態は従属請求項10〜16に規定されている。
本発明によるギアミーリングカッタの斜視図である。 ディスク状の被削材を加工しているギアミーリングカッタの斜視図である。 工具の側面図である。 ギアミーリングカッタのルートインサートの斜視図である。 図4に示すルートインサートの平面図である。 ルートインサートの側面図である。 ルートインサートの一端の幾何学的形状を示す拡大図である。 ギアミーリングカッタに含まれる、本発明によるフランクインサートの斜視図である。 図8によるフランクインサートの平面図である。 フランクインサートの側面図である。 フランクインサートの一端の幾何学的形状を示す拡大図である。 本発明によるミーリングカッタの二つの互いに重なる転削インサートの幾何学的形状を示す拡大図である。 二つの転削インサートが重なる関係を示す図12に類似する拡大図である。 転削インサートの一端における幾何学特徴を示す図である。
図1〜3において、基体1と、複数の転削インサート2,3とを有する本発明のギアミーリングカッタが示されている。基体1は、中心軸Cの回りを回転可能であり、回転対称形状を有している。従って、基体は、共通の外周5から半径方向内側に延びる二つの対向する側面4を有している。この場合、側面4は、円盤状の幾何学形状を基体に与える円錐形状を有している。交換可能な転削インサート2,3は、硬質で耐摩耗性に優れる材料、例えば、超硬合金からなり、基体1は相対的に柔らかい材料、通常は鋼から作られる。
当業者によってルートインサートと称される転削インサート2は、基体の外周近傍に装着され、フランクインサートと称される転削インサート3は、基体の側面4に沿って装着される。図示された好ましい実施形態において、全ての転削インサート2,3は、反転使用可能であり、複数の交換可能に使用できる切れ刃を有している。個々の転削インサートは、ねじ6によって基体に固定される。ねじ6のねじ切りされた軸部7は部分的に円錐形状である頭部8を含んでいる。取り付けにおいて、ルートインサート2は、基体の外周5に向かって開放するインサート座9に配置される。インサート座9は、接線方向の支持面10と、ねじ6が係合するねじ孔12が開口する横方向の支持面11とを含む。この場合、半径方向の支持面13が、硬質支持板14(例えば、超硬合金の)で形成され、転削インサート2の半径方向内側で着脱可能に装着される。装着状態において、ルートインサート2は外周5からやや突出する半径方向外側の端部を有する。
個々のフランクインサート3は、平行六面体形状を有し、外周5から半径方向に間隔を開けて、インサート座15に装着される。インサート座15において、接線方向の支持面16と、転削インサート3がねじで固定される横方向の支持面17とが含まれている。
他の態様において、基体1は、貫通孔19を有するハブ部18を含み、二つのキー溝20,21が駆動スピンドルからミーリングカッタにトルクを伝えるために貫通孔19に連続する。
ミーリングカッタの回転方向Rで見たときに、基体は、転削インサート2,3の正面に配置されている切り屑排出空間22,23を含んでいる。
図2において、リング又は円盤の形態を有する被削材24を加工しているミーリングカッタが示されている。被削材24は、回転可能なホルダ(図示しない)に固定され、ミーリングカッタの加工位置まで段階的に回転する。ミーリングカッタは、隣接する歯間と共に歯26の境界を形成する溝25を転削する際に垂直方向(二つの矢印を参照)に移動可能である。歯26は、頂部27と、個々の溝25において共通の底29に向かって収束し、この場合は平面又は“直線”であるする二つの側面28とを含む。二つの溝底29に囲まれた個々の歯26の内側部分は、“ルート”として示される。この場合、ミーリングカッタの外周のルートインサート2は、個々の溝25において溝底29を形成する目的を有し、フランクインサート3は平面又は直線である歯の側面を形成する。
個々のルートインサート2の形状は、図4〜7に詳細に示されている。示されている好ましい実施形態において、転削インサート2は、二つの側面を有し、反転使用可能であり、基体1の二つの対向する側面4のどちらか一方が使用される。この理由のため、転削インサートは、平坦で、符号31で示された互いに一対の平行な面を備え、この一対の面は逃げ面をとして反転して使用可能であり、また、インサート座9の横方向の支持面11に対する底面として使用可能である。これからは、しかしながら、これらの面31は単に“逃げ面”として示す。さらに、逃げ面のように、平坦で互いに平行な二つの対向するすくい面30が含まれている。個々のすくい面30は、個々の逃げ面31に対して90゜の角度を形成する。面30,31は稜線に沿って出会い、符号32の切れ刃が形成される。転削インサートの反転を許容するために、個々のすくい面30に沿って二つのこのような切れ刃32がある。個々のすくい面30は、例において、すくい面30に対して垂直に延びる平坦面の形態で二つの対向する端部33の間を延びる。
二つの切れ刃32を互いから機能的に分けるために、図6において(他の図には示されていない)、添え字aとbがそれぞれ付けられている。さらに、二つの端部には33aと33bがそれぞれ付されている。切り屑を除去するために切れ刃32aを使用する目的で、ルートインサートを基体のインサート座9に装着すると、端部33aを半径方向外側に回転させ、端部33bを基体の中心軸の方に向かって半径方向内側に回転させる。31bで示された逃げ面はインサート座9の横方向の支持面11に対して押し付けられ、逃げ面31aはインサート座の外側に露出する。
逃げ面31の平面部分311に隣接する直線の主切れ刃321に加え、個々の切れ刃32は322,323,324,325,で示された複数の部分切れ刃を含む。部分切れ刃322は湾曲し、中程度の円弧半径r1(図7参照)を有し、部分切れ刃323は直線である。個々の溝25において丸く凹んだ溝底29の半分を形成する湾曲した部分切れ刃322は、主切れ刃321と部分切れ刃323とに接続する。直線の部分切れ刃323は、半径r2を有する通常のコーナR移行部326を介して端部33の直線稜線327に移行する。部分切れ刃322を含む切れ刃に関して、本発明による転削インサート2は従来のルートインサートとは本質的に異なっていない。
ルートインサート2について詳細に説明する前に、半径方向に離れている転削インサート2,3が異なる切削領域を有することが図3に示されている。回転方向に見たときに、ルートインサート2の後方に示される最初の切削領域はS1で示され、切削領域がリング状であることは明らかであり、ルートインサートの長さLによって定まる幅又は半径方向の延長部分を有する(図5参照)。図3において、回転方向に後続する外側のフランクインサート3の後方に、このインサートの切削領域S2が示されている。次に後続する内側のフランクインサート3の切削領域はS3で示されている。ルートインサート2の半径方向内側の端部は、後続するフランクインサート3の半径方向外側の端部より基体の中心軸の近くに配置されている。二つの切削領域S1とS2は、リング状のオーバラップ領域Z1で互いに重なる。外側と内側のフランクインサート3の切削領域S2,S3の間で、オーバラップ領域Z2が同じように存在する。このオーバラップ領域は、外側のフランクインサート3の内側端部が、内側のフランクインサート3の外側端部よりも中心軸Cにより近く配置されたことによる。
これに関して、接線方向に間隔を開けて離れた転削インサートは、時間的にずれて被削材に溝を形成する。例えば、ルートインサート2が被削材の所定の場所を通過したとき、丸みのある“樋”を堀り、その深さはミーリングカッタの送りに依存し、後続する外側のフランクインサートが、少し遅れて同じ幾何学的位置を通過し、樋と接続し、オーバラップ領域Z1にある湾曲線又は交差点に沿って最初の樋を切削する。フランクインサートの間にあるオーバラップ領域Z2においても同様に行われる。
歯の側面を仕上げることをより難しくする最初に説明した予測できない面の欠陥は、切削領域間のオーバラップ領域で生じ、切れ刃の端部がオーバラップすることによるものである。切れ刃は、従来のギアミーリングカッタのインサートにおいて、インサートの端部までずっと直線で延び、かなり鋭いシャープコーナを介してその切れ刃に接続する(コーナ領域が小さい半径を有する通常のコーナR移行部であるときでさえ)。仮に一対の協働する転削インサートが、所定の空間的位置を変え、又は形状欠陥を含むならば、歯の側面に異なる深さを掘り、種々の変形を生じるオーバラップ領域のコーナにリスクを生じる。このような変形は、予測できない方法で生じる凹部の形態の欠陥(溝、凹みなど)や、凸部の形態の欠陥(頂部、尾根など)であり、理由は不明である。言い換えると、歯の側面の粗加工された面は、予測できない、又は計算できない形状又は特徴を有するものとなる。
図4〜7に示すように、本発明による転削インサートは、主切れ刃321が端部33に沿って稜線327に移行する領域内にある通常のコーナR移行部325だけでなく、追加の部分切れ刃324を有している。部分切れ刃324の幾何学的形状は、図14において拡大した倍率で示されている。本実施形態の転削インサートにおいて、部分切れ刃324は、湾曲し、端点EP1とEP2との間を延びる円弧によって幾何学的に規定されている。円弧の半径はr3で示され、弦はCHである。部分切れ刃324の特徴は、主切れ刃321より短く、主切れ刃の延長方向にある直線の基準線RLから逸れていることである。より詳細には、部分切れ刃324は、逸脱している偏差角α(基準線RLと弦CHとの間の角度)で転削インサートの端部33の方向に逸れている。部分切れ刃324の円の仮想部分に含まれる二つの半径方向の線の一つ、すなわち半径方向の線Aは、直線の主切れ刃321に対して直角をなす。言い換えると、点EP1は、主切れ刃321と部分切れ刃324との間の接点である。
部分切れ刃324と、主切れ刃321に対して垂直の平坦な端部33との間に、半径r4を有する通常のコーナR移行部325が形成される。図14で示すように、部分切れ刃324の円弧の半径r3はコーナR移行部の半径r4より大きい。したがって、転削インサートのプロトタイプデザインにおいて、r4は1mm、r3は13mmになる。円弧部分の円弧角βは偏差角αよりも大きい。
個々のフランクインサート3の幾何学的設計は、図8〜11に詳細に示されている。ルートインサート2のように、フランクインサート3は、一対の対向するすくい面30と、一対の対向する逃げ面31と、一対の対向する端部33とを含む。個々のすくい面30に沿って、二つの切れ刃32が形成され、ルートインサート2の切れ刃のように、直線の主切れ刃321と、主切れ刃と二つの端部との間に配置された二つの部分切れ刃(図8,9参照)を含む。しかしながら、ルートインサート2の切れ刃とは対照的に、フランクインサート3の個々の切れ刃32は、他の隣接する転削インサートの類似するオーバラップする部分切れ刃と切削領域で重なる二つの同じ部分切れ刃324(以下、“オーバラップする部分切れ刃”という)を含む。言い換えると、フランクインサート3は、ルートインサート2に含まれる溝底を形成する部分切れ刃322を有さない。
ルートインサート2のように、フランクインサート3(図10参照)は、逃げ面31に対して垂直に延び、漏斗状の孔35を介して逃げ面31に開口する貫通孔34を含み、貫通孔34はリング状肩部36によって分離されている。切れ刃32とは関係なく、すなわち、インサート座の横方向の支持面11,17から外向きの逃げ面31と関係なく、ねじ6の頭部8が孔35に挿入され、肩部36に当たり締め付ける。
ルートインサート2及びフランクインサート3において、オーバラップする部分切れ刃324は、個々の切れ刃32の直線の主切れ刃321よりも短い。これは、図5及び9に最も良く示されている。図5及び9は、−簡単化のために−平面図における異なる切れ刃部分の長さを示し、正確な直線の寸法を示すものではないが、種々の長さの間の割合を良く表している。
ミーリングカッタのプロトタイプデザインにおいて、ルートインサート2は、全長Lが24mm(図5参照)、幅Wが14mm、厚さTが7mmである。この点で、直線の主切れ刃321の長さL1は15.8mmになり、オーバラップする部分切れ刃324は、長さL2が1.6mmとなる。コーナR移行部325の半径r4は1mmになる。この点で、オーバラップする部分切れ刃324(図14参照)は、長さL2が1.6mmとなる。コーナR移行部325の半径r3は、13mmになる。これは、溝底を形成する部分切れ刃322の半径r1、例における4mmと比較されるべきである。言い換えると、オーバラップする部分切れ刃324の半径r3は、溝底を形成する部分切れ刃322の半径r1よりもかなり大きい。例において、オーバラップする部分切れ刃324の長さL2は、主切れ刃321の長さL1の約1/10(10%)となる。実際に、この関係はもちろん変化することもある。しかしながら、L2はL1の少なくとも5%、多くても20%とすべきである。
さらに、プロトタイプデザインにおいて、オーバラップする部分切れ刃324の偏差角αは、約3゜(図14において角度αは明確性のために誇張して示されている)になる。また、この角度は変えることもできるが、小さくても0.5゜、大きくても10゜になる。角度αは1〜5゜の範囲内にあることが適切である。
図8〜11に関して、プロトタイプデザインの個々のフランクインサート3は、長さLが20mm、幅Wが14mm、厚さTが8mmを有することが強調されるべきである。この場合、部分切れ刃324の(突出する)長さL2は1.5mm、主切れ刃321の長さL1は16mm、コーナR移行部の半径r4は0.5mmとなる。転削インサートの全ての4つのオーバラップする部分切れ刃324は同じであり、部分切れ刃の偏差角αはこの場合約1゜になる。
上述したように、オーバラップする部分切れ刃324は、溝底を形成する部分切れ刃322の半径r1(4mm)よりも大きい半径r3(>12mm)を有する。実際に、半径r3は、r1が小さいために、転削インサートの厚さTよりも大きくすべきである(言い換えると、部分切れ刃322を規定する円弧の中心は、転削インサートの内側にあり、部分切れ刃324の円弧の中心は転削インサートの外側にある)。
ミーリングカッタの例示された好ましい実施形態において、ルートインサート2及びフランクインサート3は、逃げ面31に対して90゜をなすくい面30を形成する結果として、ネガティブの切削幾何学形状を有している。これに関して、切れ刃の形状は、逃げ面の接続部分の形状によって決定される。したがって、主切れ刃321は、平面である逃げ面31の接続部分311により直線形状を得る。一方、部分切れ刃322と324は、凸状に湾曲する形状を有する接続面部分312,314により湾曲形状(図4及び8を参照)を得る。個々の逃げ面31の平面部分311と二つの凸状の面部分312,314との間の境界線は、符号37及び38で示され、符号39は面部分312と部分切れ刃323に接続する部分面313との間の境界線を示す。同様に、面部分314は、境界線38だけでなく、境界線40によって、コーナR移行部325に接続する湾曲した面部分に対して範囲を定めれられる。
(発明の機能及び効果)
図2に示されている溝の転削加工中に、個々のルートインサート2は、部分切れ刃322によって、溝25の丸い溝底29の片側半分を転削し、同時に、直線の主切れ刃321は歯の側面28の最も深い平面部分を転削する。歯の側面28の残り部分は、半径方向に離れているフランクインサート3によって転削される。連続する歯の側面は、上述したオーバラップ領域で互いに重なる転削インサートにより形成される。このようなオーバラップ領域Z1は、図12及び13で拡大した尺度で示され、点EP1は、個々の切れ刃の直線の主切れ刃321と、湾曲した部分切れ刃324(図4及び8の境界線38参照)との境界を示し、点EP2は、部分切れ刃324よコーナR移行部325(図4及び8の境界線40参照)の境界を示す。図12及び13において、左側の転削インサートは、ルートインサート2であり、実線で輪郭を示し、右側の転削インサートは、ルートインサートに後続するフランクインサート3であり、部分的に点線で示されている。図12において、同じケースが示されており、二つの協働する切れ刃の直線の主切れ刃321は共通の平面に位置し、主切れ刃の二つの端点EP1の間で中間に仮想交点Pがある。主切れ刃は、二つの平坦な部分面41を生成し、高さHを有する頂部43において互いに出会う湾曲した部分面42に移行する。
図13による例において、転削インサート2,3が、理想的な所定の位置にない理由を示す。当業者によって、この現象は、“ミスマッチ”と称されている。したがって、この場合、二つの直線の主切れ刃321は、共通の平面に位置しない。さらに、それらは、互いに対して直線的に配置され、オーバラップする領域の幅が増加する。このミスマッチに拘わらず、面の欠陥は、オーバラップする領域にある頂部43の形態で隆起したままである。
図12及び13の尺度は、かなり拡大されていることが強調されるべきである。実際、高さH、すなわち、被削材41の頂部43と周囲の平面41との間の差は、非常に小さく、1/10〜1/1000mmの範囲内である。それにも拘わらず、頂部は、凹みよりも目立って突出している。言い換えると、オーバラップする部分切れ刃324は、転削インサートが、繰り返し信頼性のある方法で、予測される滑らかな波形状を有する面を形成し、欠陥のある面は溝や、傷や、他の凹みを有さないようにする。このようにして、歯の仕上げ加工は、とりわけ、例えば高価な被削材について所定の公差を満たすことを容易にする。
(本発明の実施可能な変更)
本発明は、図面に例示されたギアミーリングカッターのインサートの実施形態にのみ制限されるものではない。したがって、転削インサートの形状及び寸法は、以下の特許請求の範囲で変更することができる。特に、オーバラップする部分切れ刃は、曲線(r3=∞)に代えて直線に形成することもできる。また、転削インサートの非作用端部の稜線に対して、コーナR移行部を形成することなく、オーバラップする部分切れ刃を形成することもできる。言い換えると、シャープコーナは部分切れ刃324の交点Pの外側に位置するため、部分切れ刃はシャープコーナを介して稜線に移行することもできる(図12及び13)。さらに、偏差角とオーバラップする部分切れ刃の長さは、所定の送り速度と所定の仕上げ面品位に影響する限界の範囲内で変更することができる。さらに、転削インサートは、ポジティブの切削幾何学形状、すなわち、切り込み角が90゜より小さい形状に形成することができる。転削インサートは、必ずしも反転して使用可能にする必要はなく、二つ以上の切れ刃を含む必要はない。したがって、本発明の形状の特徴を有する一つの切れ刃のみを有する転削インサートを製造することも可能である。
最後に、”直線”の主切れ刃は幅広く解釈されるべきである。この用語の本来の意味における直線の代わりに、主切れ刃は僅かに反っていてもよく、例えば、1000mm以上の円弧の半径を有してもよい。

Claims (16)

  1. ギアミーリングカッタであって、
    一方において、中心軸(C)の回りを回転可能な回転対称の形状を有する基体(1)であって、基体の外周(5)から半径方向内側へ延びる二つの対向する側面(4)を有する基体と、
    他方において、複数の交換可能な転削インサート(2,3)であって、側面(4)に装着され、すくい面(30)と逃げ面(31)との間に形成され、転削インサートの対向し離れている一対の端部(33)の間に延びる切れ刃をそれぞれ有し、一つのインサートが基体の外周(5)に沿って接線方向に間隔を開けて位置しているルートインサート(2)であり、他のインサートが、接線方向に間隔を開け、ルートインサートの半径方向内側に位置する少なくとも一つのリング形態で配置されたフランクインサート(3)であり、
    半径方向に分かれている転削インサートの切削領域(S1,S2,S3)は、リング状のオーバーラップ領域(Z1,Z2)で重なり、なくともルートインサート(2)の半径方向内側の端部(33)が、半径方向内側に位置し後続するフランクインサート(3)の半径方向外側の端部よりも基体の中心軸(C)により近く配置されているギアミーリングカッタにおいて、
    個々の転削インサート(2,3)の切れ刃(32)が、
    直線の主切れ刃(321)と、
    直線の主切れ刃(321)と一つの端部(33)との間に配置され、主切れ刃(321)より短い部分切れ刃(324)であって、転削インサートの端部(33)の方向で、主切れ刃(321)の延長方向で直線の基準線から偏り、きくて10゜の偏差角(α)で偏る部分切れ刃(324)とを備え、
    ルートインサート(2)の切れ刃(32)が、部分切れ刃(324)の端点(EP1,EP2)の間に配置された交点(P)で、フランクインサート(3)の切れ刃に重なることを特徴とするギアミーリングカッタ。
  2. 偏差角(α)が少なくとも0.5゜である請求項1に記載のギアミーリングカッタ。
  3. 個々の転削インサート(2,3)が、二つの平面と、互いに平行な逃げ面(31)と、同一のすくい面(30)に沿う二つの切れ刃(32)と、を含むことによって反転使用可能である請求項1又は2に記載のギアミーリングカッタ。
  4. 個々の転削インサート(2,3)は、二つの対向するすくい面(30)と、二つのすくい面(30)のうちの一つに沿う一対の切れ刃(32)を含む請求項3に記載のギアミーリングカッタ。
  5. 個々の転削インサート(2,3)の二つの逃げ面(31)の間に延び、ねじ(6)の頭部(8)が着座する漏斗状の孔(35)を介して開口する貫通孔(34)を備える請求項3又は4に記載のギアミーリングカッタ。
  6. 個々の転削インサート(2,3)の部分切れ刃(324)が、円弧によって規定されることによって湾曲し、転削インサートの厚み(T)よりも大きい半径(r3)を有し、円弧の弦(CH)は部分切れ刃の偏差角(α)を決定する請求項1〜5の何れか1項に記載のギアミーリングカッタ。
  7. ルートインサート(2)の切れ刃(32)が、主切れ刃(321)に加えて、主切れ刃に接続し、異なる形状を有するつの部分切れ刃を有し、二つの部分切れ刃が、オーバラップする部分切れ刃(324)と、溝に底を形成し、転削インサートの厚み(T)よりも小さい円弧半径(r1)を有する湾曲した部分切れ刃(322)である請求項6に記載のギアミーリングカッタ。
  8. フランクインサート(3)の切れ刃(32)が、主切れ刃(321)に加えて、オーバラップすると共に主切れ刃に移行する二つの同一の部分切れ刃(324)を有する請求項6に記載のギアミーリングカッタ。
  9. 少なくとも一つのルートインサート(2)と少なくとも一つのフランクインサート(3)とを備え、前記ルートインサート(2)と前記フランクインサート(3)がそれぞれ切れ刃(32)を有し、該切れ刃(32)が、すくい面(30)と逃げ面(31)との間に形成され、かつ、それぞれのインサートの一対の対向する端部の間を延びるギアミーリングカッタの一組のインサートにおいて、
    前記切れ刃(32)が、直線の主切れ刃(321)に加え、直線の主切れ刃(321)と一つの端部(33)との間に配置され、主切れ刃(321)より短い部分切れ刃(324)を備え前記ルートインサート(2)と前記フランクインサート(3)の前記部分切れ刃(324)がギアミーリングカッタの半径方向でそれぞれオーバーラップし、前記部分切れ刃(324)が主切れ刃(321)の延長方向の直線の基準線(RL)から大きくて10゜の偏差角(α)で端部(33)の方向に偏ることを特徴とするギアミーリングカッタの一組のインサート。
  10. 偏差角(α)が少なくとも0.5゜である請求項9に記載のギアミーリングカッタの一組のインサート。
  11. インサートが、二つの平面と、互いに平行な逃げ面(31)と、同一のすくい面(30)に沿う二つの切れ刃(32)と、を含むことによって反転使用可能である請求項9又は10に記載のギアミーリングカッタの一組のインサート。
  12. インサートが、二つの対向するすくい面(30)と、二つのすくい面(30)のうちの一つに沿う一対の切れ刃(32)を含む請求項11に記載のギアミーリングカッタの一組のインサート。
  13. 二つの逃げ面(31)の間に延び、ねじ(6)の頭部(8)が着座する漏斗状の孔(35)を介して開口する貫通孔(34)を備える請求項11又は12に記載のギアミーリングカッタの一組のインサート。
  14. 部分切れ刃(324)が、円弧によって規定されることによって湾曲し、インサートの厚み(T)よりも大きい半径(r3)を有し、円弧の弦(CH)は部分切れ刃の偏差角(α)を決定する請求項9〜13の何れか1項に記載のギアミーリングカッタの一組のインサート。
  15. 前記ルートインサート(2)の切れ刃(32)が、主切れ刃(321)に加えて、主切れ刃に接続し、異なる形状を有するつの部分切れ刃を有し、二つの部分切れ刃が、後続する前記フランクインサートにギアミーリングカッタの半径方向でオーバラップする部分切れ刃(324)と、溝に底を形成する膨らむ部分切れ刃(322)である請求項9−14の何れか1項に記載のギアミーリングカッタの一組のインサート
  16. 前記フランクインサート(3)の切れ刃(32)が、主切れ刃(321)に加えて、主切れ刃(321)それぞれ移行する二つの同一の部分切れ刃(324)を有し、二つの同一の前記部分切れ刃(324)が前記ルートインサート及び後続する前記フランクインサートにギアミーリングカッタの半径方向でそれぞれオーバーラップする請求項9−14の何れか1項に記載のギアミーリングカッタの一組のインサート
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