JP5869103B2 - 水蒸気遮断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水蒸気遮断装置に関するものであって、より詳細には、デスケーラ部から噴射された洗浄水が蒸発して生成された水蒸気が幅測定部に流入するのを遮断し、素材の幅測定精度を向上させることができる水蒸気遮断装置に関するものである。
一般的な鉄鋼製造は、溶銑を生産する製銑工程、溶銑から不純物を除去する製鋼工程、液体状態の鉄が固体になる連鋳工程、鉄を鋼板や線材として作る圧延工程からなる。
圧延工程は、連鋳工程で生産されたスラブ、ブルームなどの中間素材を回転する複数のローラの間を通過させ、連続的な力を加えて伸ばしたり薄くする過程をいい、大別して熱間圧延と冷間圧延に分けられる。
前記技術構成は、本発明の理解のための背景技術であり、本発明の属する技術分野において広く知られた従来技術を意味するものではない。
本発明は、デスケーラ部から噴射された洗浄水が蒸発して生成された水蒸気が幅測定部に流入するのを遮断し、素材の幅測定精度を向上させることができる水蒸気遮断装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる水蒸気遮断装置は、素材を圧延する圧延部と、前記圧延部の後方に配置され、前記圧延部から送出される前記素材を移送させる移送ローラ部と、前記移送ローラ部の上方に配置され、前記移送ローラ部に向けて洗浄水を噴射するデスケーラ部と、前記デスケーラ部の後方に配置され、前記素材の幅を測定する幅測定部と、前記デスケーラ部と前記幅測定部との間に配置され、洗浄水が蒸発して生成された水蒸気が前記幅測定部に流入するのを遮断する遮蔽部とを含む。
好ましくは、前記遮蔽部は、外部装置に固定される本体部と、前記本体部に回動可能に結合される回動部とを含む。
より好ましくは、前記遮蔽部は、前記回動部の下側に具備され、前記移送ローラ部に向けて流体を噴射する流体噴射部をさらに含む。
より好ましくは、前記流体噴射部は、外部供給源と連通して流体が供給される連結管と、前記連結管から分岐される分岐管と、前記分岐管に具備され、前記移送ローラ部に向けて流体を噴射するノズルとを含む。
好ましくは、前記遮蔽部と結合され、前記遮蔽部を昇降させる昇降部と、前記昇降部の作動を制御する制御部とをさらに含む。
より好ましくは、前記昇降部は、外部装置に固定される駆動モータと、前記駆動モータに連結され、前記駆動モータの駆動によって回転する回転ギヤと、前記回転ギヤと噛み合い、前記回転ギヤの回転によって昇降するラックギヤと、一側が前記ラックギヤと結合され、他側が前記遮蔽部と結合される連結板とを含む。
より好ましくは、前記連結板に設けられ、前記素材との距離を感知する変位センサをさらに含み、前記制御部は、前記変位センサによって測定された前記素材との距離に基づいて前記駆動モータの作動を制御する。
本発明の他の態様にかかる水蒸気遮断装置は、素材を圧延する圧延部と、前記圧延部の後方に配置され、前記圧延部から送出される前記素材を移送させる移送ローラ部と、前記移送ローラ部の上方に配置され、前記移送ローラ部に向けて洗浄水を噴射するデスケーラ部と、前記デスケーラ部の後方に配置され、前記素材の幅を測定する幅測定部と、前記デスケーラ部と前記幅測定部との間に配置され、洗浄水が蒸発して生成された水蒸気が前記幅測定部に流入するのを遮断するように、前記幅測定部側の空気を吸入して前記移送ローラ部に向けて噴射する遮蔽部とを含む。
好ましくは、前記遮蔽部は、外部装置に固定される本体部と、前記本体部の下端部に回動可能に結合され、前記幅測定部側の空気を吸入して前記移送ローラ部に向けて噴射するエアカーテン部とを含む。
より好ましくは、前記エアカーテン部は、前記幅測定部と対面する側に吸入口が形成され、前記移送ローラ部と対面する側に排出口が形成されるケースと、前記ケースの内部に回転可能に設けられるファンと、前記ケースの内部に配置され、前記ファンを回転させるファンモータとを含む。
好ましくは、前記遮蔽部と結合され、前記遮蔽部を昇降させる昇降部と、前記昇降部の作動を制御する制御部とをさらに含む。
より好ましくは、前記昇降部は、外部装置に固定される駆動モータと、前記駆動モータに連結され、前記駆動モータの駆動によって回転する回転ギヤと、前記回転ギヤと噛み合い、前記回転ギヤの回転によって昇降するラックギヤと、一側が前記ラックギヤと結合され、他側が前記遮蔽部と結合される連結板とを含む。
より好ましくは、前記連結板に設けられ、前記素材との距離を感知する変位センサをさらに含み、前記制御部は、前記変位センサによって測定された前記素材との距離に基づいて前記駆動モータの作動を制御する。
より好ましくは、前記遮蔽部は、前記連結板に固定される本体部と、前記本体部の下端部に回動可能に結合され、前記幅測定部側の空気を吸入して前記移送ローラ部に向けて噴射するエアカーテン部とを含む。
本発明によれば、デスケーラ部から噴射された洗浄水が蒸発して生成された水蒸気が幅測定部に流入するのを遮断するため、素材の幅を正確に測定することができる。
また、本発明によれば、回動部が本体部に対して回動可能に結合されるため、素材と回動部との衝突時に衝撃を低減させることができる。
さらに、本発明によれば、遮蔽部の高さを調節可能なため、素材と遮蔽部との衝突を防止するだけでなく、遮蔽部を素材に近接して位置させることが可能なため、遮蔽部と素材との間隙を介した水蒸気の移動を最小化することができる。
本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置の遮蔽部を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置の流体噴射部を示した断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置の流体噴射部を示した底面図である。 本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、回動部が右側に回動する状態を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、回動部が左側に回動する状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置の遮蔽部を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置のエアカーテン部を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置を示した側面図である。 素材の先端部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図である。 素材の中央部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図である。 素材の未端部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図である。 本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、エアカーテン部が右側に回動する状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、エアカーテン部が左側に回動する状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置の制御の流れを示したブロック図である。 本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置を示した斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の遮蔽部を示した斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の流体噴射部を示した断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の流体噴射部を示した底面図である。 本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置を示した側面図である。 素材の先端部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図である。 素材の中央部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図である。 素材の未端部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図である。 本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、流体噴射部が右側に回動する状態を示した斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、流体噴射部が左側に回動する状態を示した斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の制御の流れを示したブロック図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明にかかる水蒸気遮断装置の実施形態を説明する。説明の便宜のために、図面に示された線の厚さや構成要素の大きさなどは、説明の明瞭性と便宜上誇張されて示されることがある。
また、後述する用語は、本発明における機能を考慮して定義された用語であり、これは、使用者、運用者の意図または慣例によって異なることがある。そのため、このような用語に関する定義は、本明細書全般にわたる内容に基づいて行われなければならない。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置を示した斜視図であり、図2は、本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置の遮蔽部を示した斜視図である。図3は、本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置の流体噴射部を示した断面図であり、図4は、本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置の流体噴射部を示した底面図である。図5は、本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、回動部が右側に回動する状態を示した斜視図であり、図6は、本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、回動部が左側に回動する状態を示した斜視図である。
図7は、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置を示した斜視図であり、図8は、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置の遮蔽部を示した斜視図である。図9は、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置のエアカーテン部を示した斜視図であり、図10は、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置を示した側面図である。図11は、素材の先端部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図であり、図12は、素材の中央部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図であり、図13は、素材の未端部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図である。図14は、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、エアカーテン部が右側に回動する状態を示した斜視図であり、図15は、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、エアカーテン部が左側に回動する状態を示した斜視図であり、図16は、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置の制御の流れを示したブロック図である。
図17は、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置を示した斜視図であり、図18は、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の遮蔽部を示した斜視図である。図19は、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の流体噴射部を示した断面図であり、図20は、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の流体噴射部を示した底面図であり、図21は、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置を示した側面図である。図22は、素材の先端部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図であり、図23は、素材の中央部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図であり、図24は、素材の未端部が遮蔽部を通過する場合、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の作動状態を示した図である。図25は、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、流体噴射部が右側に回動する状態を示した斜視図であり、図26は、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置において、流体噴射部が左側に回動する状態を示した斜視図であり、図27は、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置の制御の流れを示したブロック図である。
図1ないし図4を参照すれば、本発明の第1実施形態にかかる水蒸気遮断装置は、圧延部10と、移送ローラ部20と、デスケーラ部30と、幅測定部40と、遮蔽部50とを含んで構成される。
圧延部10は、素材Sが仕上げ圧延工程で仕上げ圧延が容易となるように、素材Sを目標の厚さおよび幅に圧延する。圧延部10は、上側に配置される上部ワークロール(符号省略)と、下側に配置される下部ワークロール(符号省略)とを含む。
素材Sは、上部ワークロールと下部ワークロールとの間に移送されながら、上部ワークロールおよび下部ワークロールによって圧延される。圧延部10から圧延されて送出される素材Sは、移送ローラ部20によって後工程へ移送される。
移送ローラ部20は、圧延部10の後方に配置される。移送ローラ部20は、素材Sを後工程へ移送する移送ローラ(符号省略)と、移送ローラの両端部を回転可能に支持するローラ支持台(図示せず)とを含んで構成される。
デスケーラ部30は、移送ローラ部20の上方に配置される。デスケーラ部30は、移送ローラ部20に向けて高圧の洗浄水を噴射して、移送ローラ部20によって移送される素材Sの表面に形成されたスケールを除去する。
デスケーラ部30は、幅測定部40の前方(図1基準)に配置される。したがって、素材Sは、幅測定部40を通過する前に、表面に形成されるスケールがデスケーラ部30によって除去されるため、素材Sを取り囲むスケールによって幅測定部40の測定精度が低下するのを遮断する。
幅測定部40は、移送ローラ部20の上方に配置される。幅測定部40は、移送ローラ部20によって移送される素材Sの幅を測定する。幅測定部40は、レーザ変位センサからなり得る。
レーザ変位センサは、素材Sの移送経路をなす移送ローラ部20の上方に配置され、移送ローラ部20に向けてレーザを照射する。レーザの照射される地点を素材Sが通過する場合、素材Sの表面から反射するレーザは再びレーザ変位センサに受信され、これを活用してレーザ変位センサは素材Sの幅を測定する。
幅測定部40は、素材Sの幅を測定した場合、これを制御部(図示せず)に送信する。制御部は、受信された素材Sの幅情報に基づいて後の圧延工程を制御する。
遮蔽部50は、移送ローラ部20の上方に配置される。遮蔽部50は、デスケーラ部30と幅測定部40との間に配置され、幅測定部40の測定精度を低下させ得る水蒸気が幅測定部40側に流入するのを遮断する。
デスケーラ部30から噴射された洗浄水は、高温の素材Sと接触した後、蒸発して水蒸気に相変化するが、遮蔽部50は、このような水蒸気が幅測定部40側に流入するのを防止する。
遮蔽部50は、本体部51と、回動部52と、流体噴射部54とを含む。
本体部51は、外部装置Fに固定される。ここで、外部装置Fは、圧延部10のフレームをなす圧延フレームまたはローラテーブルであり得、その他、本体部51を移送ローラ部20の上方に配置可能な構成であればいかなるものでもかまわない。
回動部52は、本体部51に回動可能にヒンジ結合される。回動部52の上端部(図2基準)は、ヒンジ部53によって本体部51の下端部とヒンジ結合される。このため、回動部52は、本体部51に対して回動自在となる。
素材Sが正方向に移送される過程で、または逆方向に移送される過程で上側に飛ぶ場合、回動部52が本体部51に対して回動可能に結合されるため、素材Sとの衝突時に衝撃を低減させることができる。
図5は、素材Sの正方向への移送時、素材Sとの衝突によって回動部52が右側に回動する状態を示したものであり、図6は、素材Sの逆方向への移送時、素材Sとの衝突によって回動部52が左側に回動する状態を示したものである。このように素材Sと衝突する場合、回動部52は、素材Sの進行方向に回動が行われるため、衝突による衝撃を最小化することができる。
流体噴射部54は、回動部52の下側に具備される。流体噴射部54は、移送ローラ部20、すなわち移送ローラ部20によって移送される素材Sに向けて高圧の流体を噴射することによって、流体噴射部54と移送ローラ部20との間の間隙を介して水蒸気が幅測定部40に移動するのを遮断する。本実施形態において、流体は、空気である。このように流体噴射部54から噴射される流体によって幅測定部40に水蒸気が流入するのを遮断可能なため、幅測定部40を介して素材Sの幅を正確に測定することができる。
流体噴射部54は、連結管55と、分岐管56と、ノズル57と、ハウジング58とを含む。連結管55は、外部供給源と連通して外部供給源から流体が供給され、これを分岐管56に案内する。
分岐管56は、連結管55から複数個が分岐されてなり、素材Sの幅方向に複数個が一列に配置される。したがって、水蒸気が幅測定部40に流入する経路を広範囲に遮断する。
ノズル57は、分岐管56の一端部に具備され、移送ローラ部20、具体的には移送ローラ部20によって移送される素材Sに向けて高圧の流体を噴射する。したがって、流体噴射部54と素材Sとの間にはエアカーテンが形成され、これを介して水蒸気が幅測定部40に進入するのを遮断する。
ハウジング58は、連結管55、分岐管56、ノズル57をカバーする構成であり、連結管55、分岐管56、ノズル57が素材Sとの衝突時に破損するのを防止し、高温環境で劣化損傷するのを抑制する。
図7ないし図10を参照すれば、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置は、圧延部110と、移送ローラ部120と、デスケーラ部130と、幅測定部140と、遮蔽部150と、制御部180とを含んで構成される。
圧延部110は、素材Sが仕上げ圧延工程で仕上げ圧延が容易となるように、素材Sを目標の厚さおよび幅に圧延する。圧延部110は、上側に配置される上部ワークロール(符号省略)と、下側に配置される下部ワークロール(符号省略)とを含む。
素材Sは、上部ワークロールと下部ワークロールとの間に移送されながら、上部ワークロールおよび下部ワークロールによって圧延される。圧延部110から圧延されて送出される素材Sは、移送ローラ部120によって後工程へ移送される。
移送ローラ部120は、圧延部110の後方に配置される。移送ローラ部120は、素材Sを後工程へ移送する移送ローラ(符号省略)と、移送ローラの両端部を回転可能に支持するローラ支持台(図示せず)とを含んで構成される。
デスケーラ部130は、移送ローラ部120の上方に配置される。デスケーラ部130は、移送ローラ部120に向けて高圧の洗浄水を噴射して、移送ローラ部120によって移送される素材Sの表面に形成されたスケールを除去する。
デスケーラ部130は、幅測定部140の前方(図7基準)に配置される。したがって、素材Sは、幅測定部140を通過する前に、表面に形成されるスケールがデスケーラ部130によって除去されるため、素材Sを取り囲むスケールによって幅測定部140の測定精度が低下するのを遮断する。
幅測定部140は、移送ローラ部120の上方に配置される。幅測定部140は、移送ローラ部120によって移送される素材Sの幅を測定する。幅測定部140は、レーザ変位センサからなり得る。
レーザ変位センサは、素材Sの移送経路をなす移送ローラ部120の上方に配置され、移送ローラ部120に向けてレーザを照射する。レーザの照射される地点を素材Sが通過する場合、素材Sの表面から反射するレーザは再びレーザ変位センサに受信され、これを活用してレーザ変位センサは素材Sの幅を測定する。
幅測定部140は、素材Sの幅を測定した場合、これを制御部180に送信する。制御部は、受信された素材Sの幅情報に基づいて後の圧延工程を制御する。
遮蔽部150は、移送ローラ部120の上方に配置される。遮蔽部150は、デスケーラ部130と幅測定部140との間に配置され、幅測定部140の測定精度を低下させ得る水蒸気が幅測定部140側に流入するのを遮断する。
デスケーラ部130から噴射された洗浄水は、高温の素材Sと接触した後、蒸発して水蒸気に相変化するが、遮蔽部150は、このような水蒸気が幅測定部140側に流入するのを防止する。
遮蔽部150は、本体部151と、エアカーテン部152とを含む。
本体部151は、外部装置Fまたは昇降部160に結合されながら固定される。ここで、外部装置Fは、圧延部110のフレームをなす圧延フレームまたはローラテーブルであり得、その他、本体部151を移送ローラ部120の上方に配置可能な構成であればいかなるものでもかまわない。本体部151が外部装置Fに固定される場合、遮蔽部150は上下移動せず、本体部151が昇降部160に結合される場合、遮蔽部150は上下移動することができる。
エアカーテン部152は、本体部151に回動可能にヒンジ結合される。エアカーテン部152の上端部(図8基準)は、ヒンジ部153によって本体部151の下端部とヒンジ結合される。このため、エアカーテン部152は、本体部151に対して回動自在となる。
素材Sが正方向に移送される過程で、または逆方向に移送される過程で上側に飛ぶ場合、エアカーテン部152が本体部151に対して回動可能に結合されるため、素材Sとの衝突時に衝撃を低減させることができる。
図14は、素材Sの正方向への移送時、素材Sとの衝突によってエアカーテン部152が右側に回動する状態を示したものであり、図15は、素材Sの逆方向への移送時、素材Sとの衝突によってエアカーテン部152が左側に回動する状態を示したものである。このように素材Sと衝突する場合、エアカーテン部152は、素材Sの進行方向に回動が行われるため、衝突による衝撃を最小化することができる。
エアカーテン部152は、移送ローラ部120、すなわち移送ローラ部120によって移送される素材Sに向けて空気を噴射することによって、エアカーテン部152と素材Sとの間の間隙を介して水蒸気が幅測定部140に移動するのを遮断する。このようにエアカーテン部152から噴射される空気によって幅測定部140に水蒸気が流入するのを遮断可能なため、幅測定部140を介して素材Sの幅を正確に測定することができる。
エアカーテン部152は、幅測定部140側の空気を吸入して移送ローラ部120に向けて噴射する。このため、外部から別途に空気を供給する必要がなく、設備の単純化および費用の節減を実現することができる。
エアカーテン部152は、ケース155と、ファン156と、ファンモータ157とを含んで構成される。ケース155は、本体部151とヒンジ結合され、エアカーテン部152の外形をなす。ケース155には、幅測定部140と対面する側に吸入口155aが形成され、移送ローラ部120と対面する側に排出口155bが形成される。
ファン156は、ケース155の内部に回転可能に設けられ、ファンモータ157は、ケース155の内部に配置され、動力を生成してファン156を回転させる。制御部180の指示によってファンモータ157が駆動されると、ファン156が回転する。ファン156が回転すると、幅測定部140側の空気は、吸入口155aを介してケース155の内部に吸入され、さらに排出口155bを介して移送ローラ部120に向けて排出される。
排出口155bを介して排出される空気によってエアカーテン部152と素材Sとの間にはエアカーテン(Air Curtain)が形成されるため、エアカーテン部152と素材Sとの間の間隙を介して水蒸気が幅測定部140に移動するのを遮断する。
図10ないし図13、図16を参照すれば、本発明の第2実施形態にかかる水蒸気遮断装置は、昇降部160と、変位センサ170とをさらに含んで構成できる。
昇降部160は、遮蔽部150と結合され、遮蔽部150を昇降させる。昇降部160は、駆動モータ161と、回転ギヤ162と、ラックギヤ163と、連結板164とを含む。昇降部160が追加的に具備される水蒸気遮断装置の場合、本体部151は、外部装置Fでない、連結板164に結合される。
駆動モータ161は、動力を生成し、外部装置Fに固定される。ここで、外部装置Fは、圧延部110のフレームをなす圧延フレームまたはローラテーブルであり得、その他、駆動モータ161を固定可能な構成であればいかなるものでもかまわない。
回転ギヤ162は、駆動モータ161に連結され、駆動モータ161の駆動時、駆動モータ161から動力を受けて回転する。ラックギヤ163は、回転ギヤ162と噛み合い、回転ギヤ162の回転によって上昇または下降する。連結板164は、一側がラックギヤ163と結合され、他側が遮蔽部150の本体部151と結合される。したがって、駆動モータ161の作動によってラックギヤ163が上昇したり下降する場合、遮蔽部150は、ラックギヤ163と同じ方向に上昇したり下降する。すなわち、制御部180を介した駆動モータ161の作動制御によって遮蔽部150の上昇または下降を調節することができる。
変位センサ170は、連結板164に設けられ、素材Sとの距離を感知する。素材Sが遮蔽部150の下方より変位センサ170の下方を先に通過するように、変位センサ170は、遮蔽部150よりも圧延部110により近接して配置される。
変位センサ170は、測定された素材Sとの距離を制御部180に伝送し、制御部180は、これに基づいて駆動モータ161の作動を制御する。遮蔽部150と素材Sとの間の間隙を介した水蒸気の移動を防止するためには、エアカーテン部152の作動と共に、遮蔽部150と素材Sとの間の間隙を最小化しなければならない。この場合、素材Sに近接して遮蔽部150が位置する場合、素材Sの上向きなどによって遮蔽部150と素材Sとが衝突し、遮蔽部150が損傷することがある。これを防止するために、変位センサ170は、設定された基準値に基づいて基準値より素材Sとの距離が小さく測定された場合、これを制御部180に知らせて、駆動モータ161を介して遮蔽部150を上昇するように誘導する(図11、図13)。また、変位センサ170は、設定された基準値より素材Sとの距離が大きく測定された場合、これを制御部180に知らせて、駆動モータ161を介して遮蔽部150を下降するように誘導する(図12)。この時、遮蔽部150の上昇は、駆動モータ161の一方向の回転によって回転ギヤ162が一方向に回転し、回転ギヤ162と噛み合ったラックギヤ163が上側に移動しながら行われる。すなわち、ラックギヤ163の上側移動によって遮蔽部150が上昇する。逆に、遮蔽部150の下降は、駆動モータ161の他方向の回転によって回転ギヤ162が他方向に回転し、回転ギヤ162と噛み合ったラックギヤ163が下側に移動しながら行われる。すなわち、ラックギヤ163の下側移動によって遮蔽部150が下降する。
図17ないし図21を参照すれば、本発明の第3実施形態にかかる水蒸気遮断装置は、圧延部210と、移送ローラ部220と、デスケーラ部230と、幅測定部240と、遮蔽部250と、昇降部260と、変位センサ270と、制御部280とを含んで構成される。
圧延部210は、素材Sが仕上げ圧延工程で仕上げ圧延が容易となるように、素材Sを目標の厚さおよび幅に圧延する。圧延部210は、上側に配置される上部ワークロール(符号省略)と、下側に配置される下部ワークロール(符号省略)とを含む。
素材Sは、上部ワークロールと下部ワークロールとの間に移送されながら、上部ワークロールおよび下部ワークロールによって圧延される。圧延部210から圧延されて送出される素材Sは、移送ローラ部220によって後工程へ移送される。
移送ローラ部220は、圧延部210の後方に配置される。移送ローラ部220は、素材Sを後工程へ移送する移送ローラ(符号省略)と、移送ローラの両端部を回転可能に支持するローラ支持台(図示せず)とを含んで構成される。
デスケーラ部230は、移送ローラ部220の上方に配置される。デスケーラ部230は、移送ローラ部220に向けて高圧の洗浄水を噴射して、移送ローラ部220によって移送される素材Sの表面に形成されたスケールを除去する。
デスケーラ部230は、幅測定部240の前方(図17基準)に配置される。したがって、素材Sは、幅測定部240を通過する前に、表面に形成されるスケールがデスケーラ部230によって除去されるため、素材Sを取り囲むスケールによって幅測定部240の測定精度が低下するのを遮断する。
幅測定部240は、移送ローラ部220の上方に配置される。幅測定部240は、移送ローラ部220によって移送される素材Sの幅を測定する。幅測定部240は、レーザ変位センサからなり得る。
レーザ変位センサは、素材Sの移送経路をなす移送ローラ部220の上方に配置され、移送ローラ部220に向けてレーザを照射する。レーザの照射される地点を素材Sが通過する場合、素材Sの表面から反射するレーザは再びレーザ変位センサに受信され、これを活用してレーザ変位センサは素材Sの幅を測定する。
幅測定部240は、素材Sの幅を測定した場合、これを制御部280に送信する。制御部は、受信された素材Sの幅情報に基づいて後の圧延工程を制御する。
遮蔽部250は、移送ローラ部220の上方に配置される。遮蔽部250は、デスケーラ部230と幅測定部240との間に配置され、幅測定部240の測定精度を低下させ得る水蒸気が幅測定部240側に流入するのを遮断する。
デスケーラ部230から噴射された洗浄水は、高温の素材Sと接触した後、蒸発して水蒸気に相変化するが、遮蔽部250は、このような水蒸気が幅測定部240側に流入するのを防止する。
遮蔽部250は、本体部251と、流体噴射部252とを含む。本体部251は、昇降部260に結合される。流体噴射部252は、本体部251に回動可能にヒンジ結合される。流体噴射部252の上端部(図18基準)は、ヒンジ部253によって本体部251の下端部とヒンジ結合される。このため、流体噴射部252は、本体部251に対して回動自在となる。
素材Sが正方向に移送される過程で、または逆方向に移送される過程で上側に飛ぶ場合、流体噴射部252が本体部251に対して回動可能に結合されるため、素材Sとの衝突時に衝撃を低減させることができる。
図25は、素材Sの正方向への移送時、素材Sとの衝突によって流体噴射部252が右側に回動する状態を示したものであり、図26は、素材Sの逆方向への移送時、素材Sとの衝突によって流体噴射部252が左側に回動する状態を示したものである。このように素材Sと衝突する場合、流体噴射部252は、素材Sの進行方向に回動が行われるため、衝突による衝撃を最小化することができる。
流体噴射部252は、移送ローラ部220、すなわち移送ローラ部220によって移送される素材Sに向けて高圧の流体を噴射することによって、流体噴射部252と移送ローラ部220との間の間隙を介して水蒸気が幅測定部240に移動するのを遮断する。本実施形態において、流体は、空気である。このように流体噴射部252から噴射される流体によって幅測定部240に水蒸気が流入するのを遮断可能なため、幅測定部240を介して素材Sの幅を正確に測定することができる。
流体噴射部252は、連結管255と、分岐管256と、ノズル257と、ハウジング258とを含む。連結管255は、外部供給源と連通して外部供給源から流体が供給され、これを分岐管256に案内する。
分岐管256は、連結管255から複数個が分岐されてなり、素材Sの幅方向に複数個が一列に配置される。したがって、水蒸気が幅測定部240に流入する経路を広範囲に遮断する。
ノズル257は、分岐管256の一端部に具備され、移送ローラ部220、具体的には移送ローラ部220によって移送される素材Sに向けて高圧の流体を噴射する。したがって、流体噴射部252と素材Sとの間にはエアカーテンが形成され、これを介して水蒸気が幅測定部240に進入するのを遮断する。
ハウジング258は、連結管255、分岐管256、ノズル257をカバーする構成であり、連結管255、分岐管256、ノズル257が素材Sとの衝突時に破損するのを防止し、高温環境で劣化損傷するのを抑制する。
昇降部260は、遮蔽部250と結合され、遮蔽部250を昇降させる。昇降部260は、駆動モータ261と、回転ギヤ262と、ラックギヤ263と、連結板264とを含む。
駆動モータ261は、動力を生成し、外部装置Fに固定される。ここで、外部装置Fは、圧延部210のフレームをなす圧延フレームまたはローラテーブルであり得、その他、駆動モータ261を固定可能な構成であればいかなるものでもかまわない。
回転ギヤ262は、駆動モータ261に連結され、駆動モータ261の駆動時、駆動モータ261から動力を受けて回転する。ラックギヤ263は、回転ギヤ262と噛み合い、回転ギヤ262の回転によって上昇または下降する。連結板264は、一側がラックギヤ263と結合され、他側が遮蔽部250の本体部251と結合される。したがって、駆動モータ261の作動によってラックギヤ263が上昇したり下降する場合、遮蔽部250は、ラックギヤ263と同じ方向に上昇したり下降する。すなわち、制御部280を介した駆動モータ261の作動制御によって遮蔽部250の上昇または下降を調節することができる。
図21ないし図24、図27を参照すれば、変位センサ270は、連結板264に設けられ、素材Sとの距離を感知する。素材Sが遮蔽部250の下方より変位センサ270の下方を先に通過するように、変位センサ270は、遮蔽部250よりも圧延部210により近接して配置される。
変位センサ270は、測定された素材Sとの距離を制御部280に伝送し、制御部280は、これに基づいて駆動モータ261の作動を制御する。遮蔽部250と素材Sとの間の間隙を介した水蒸気の移動を防止するためには、遮蔽部250と素材Sとの間の間隙を最小化しなければならない。この場合、素材Sに近接して遮蔽部250が位置する場合、素材Sの上向きなどによって遮蔽部250と素材Sとが衝突し、遮蔽部250が損傷することがある。これを防止するために、変位センサ270は、設定された基準値に基づいて基準値より素材Sとの距離が小さく測定された場合、これを制御部280に知らせて、駆動モータ261を介して遮蔽部250を上昇するように誘導する(図22、図24)。また、変位センサ270は、設定された基準値より素材Sとの距離が大きく測定された場合、これを制御部280に知らせて、駆動モータ261を介して遮蔽部250を下降するように誘導する(図23)。この時、遮蔽部250の上昇は、駆動モータ261の一方向の回転によって回転ギヤ262が一方向に回転し、回転ギヤ262と噛み合ったラックギヤ263が上側に移動しながら行われる。すなわち、ラックギヤ263の上側移動によって遮蔽部250が上昇する。逆に、遮蔽部250の下降は、駆動モータ261の他方向の回転によって回転ギヤ262が他方向に回転し、回転ギヤ262と噛み合ったラックギヤ263が下側に移動しながら行われる。すなわち、ラックギヤ263の下側移動によって遮蔽部250が下降する。
本発明は、図面に示された実施形態を参照して説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当該技術の属する分野における通常の知識を有する者であれば、これより多様な変形および均等な他の実施形態が可能である点を理解することができる。
したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、下記の特許請求の範囲によって定められなければならない。

Claims (13)

  1. 素材を圧延する圧延部と、
    前記圧延部の後方に配置され、前記圧延部から送出される前記素材を移送させる移送ローラ部と、
    前記移送ローラ部の上方に配置され、前記移送ローラ部に向けて洗浄水を噴射するデスケーラ部と、
    前記デスケーラ部の後方に配置され、前記素材の幅を測定する幅測定部と、
    前記デスケーラ部と前記幅測定部との間に配置され、洗浄水が蒸発して生成された水蒸気が前記幅測定部に流入するのを遮断する遮蔽部と、を含み、
    前記遮蔽部は、外部装置に固定される本体部と、前記本体部の下側に回動可能に結合される回動部と、を含み、
    前記回動部は、その下端部が素材の移動方向に移動し得るよう、本体部に対して回動可能であることを特徴とする水蒸気遮断装置。
  2. 前記遮蔽部は、前記回動部の下側に具備され、前記移送ローラ部に向けて流体を噴射する流体噴射部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の水蒸気遮断装置。
  3. 前記流体噴射部は、
    外部供給源と連通して流体が供給される連結管と、
    前記連結管から分岐した分岐管と、
    前記分岐管に具備され、前記移送ローラ部に向けて流体を噴射するノズルと、を含むことを特徴とする請求項2に記載の水蒸気遮断装置。
  4. 前記遮蔽部と結合され、前記遮蔽部を昇降させる昇降部と、
    前記昇降部の作動を制御する制御部と、をさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の水蒸気遮断装置。
  5. 前記昇降部は、
    外部装置に固定される駆動モータと、
    前記駆動モータに連結され、前記駆動モータの駆動によって回転する回転ギヤと、
    前記回転ギヤと噛み合い、前記回転ギヤの回転によって昇降するラックギヤと、
    一側が前記ラックギヤと結合され、他側が前記遮蔽部と結合される連結板と、を含むことを特徴とする請求項4に記載の水蒸気遮断装置。
  6. 前記連結板に設けられ前記素材との距離を感知する変位センサをさらに含み、
    前記制御部は、前記変位センサによって測定された前記素材との距離に基づいて前記駆動モータの作動を制御することを特徴とする請求項5に記載の水蒸気遮断装置。
  7. 素材を圧延する圧延部と、
    前記圧延部の後方に配置され、前記圧延部から送出される前記素材を移送させる移送ローラ部と、
    前記移送ローラ部の上方に配置され、前記移送ローラ部に向けて洗浄水を噴射するデスケーラ部と、
    前記デスケーラ部の後方に配置され、前記素材の幅を測定する幅測定部と、
    前記デスケーラ部と前記幅測定部との間に配置され、洗浄水が蒸発して生成された水蒸気が前記幅測定部に流入するのを遮断するように、前記幅測定部側の空気を吸入して前記移送ローラ部に向けて噴射する遮蔽部と、を含み、
    前記遮蔽部は、前記幅測定部側の空気を吸入して前記移送ローラ部に向けて噴射するエアカーテン部を含み、前記エアカーテン部は、前記水蒸気が前記幅測定部に流入するのを遮断することを特徴とする水蒸気遮断装置
  8. 前記遮蔽部は、外部装置に固定される本体部をさらに有し、
    前記エアカーテン部は、素材の移動方向に移動し得るよう、前記本体部の下端部に回動可能に結合されていることを特徴とする請求項7に記載の水蒸気遮断装置。
  9. 前記エアカーテン部は、
    前記幅測定部と対面する側に吸入口が形成され、前記移送ローラ部と対面する側に排出口が形成されるケースと、
    前記ケースの内部に回転可能に設けられるファンと、
    前記ケースの内部に配置され、前記ファンを回転させるファンモータと、を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の水蒸気遮断装置。
  10. 前記遮蔽部と結合され、前記遮蔽部を昇降させる昇降部と、
    前記昇降部の作動を制御する制御部と、をさらに含むことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の水蒸気遮断装置。
  11. 前記昇降部は、外部装置に固定される駆動モータと、
    前記駆動モータに連結され、前記駆動モータの駆動によって回転する回転ギヤと、
    前記回転ギヤと噛み合い、前記回転ギヤの回転によって昇降するラックギヤと、
    一側が前記ラックギヤと結合され、他側が前記遮蔽部と結合される連結板と、を含むことを特徴とする請求項10に記載の水蒸気遮断装置。
  12. 前記連結板に設けられ、前記素材との距離を感知する変位センサをさらに含み、
    前記制御部は、前記変位センサによって測定された前記素材との距離に基づいて前記駆動モータの作動を制御することを特徴とする請求項11に記載の水蒸気遮断装置。
  13. 前記遮蔽部は、
    前記連結板に固定される本体部と、
    前記本体部の下端部に回動可能に結合され、前記幅測定部側の空気を吸入して前記移送ローラ部に向けて噴射するエアカーテン部と、を含むことを特徴とする請求項12に記載の水蒸気遮断装置。
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