JP5868829B2 - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5868829B2 JP5868829B2 JP2012247227A JP2012247227A JP5868829B2 JP 5868829 B2 JP5868829 B2 JP 5868829B2 JP 2012247227 A JP2012247227 A JP 2012247227A JP 2012247227 A JP2012247227 A JP 2012247227A JP 5868829 B2 JP5868829 B2 JP 5868829B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- mass
- image
- latent image
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Color Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
イエロー、シアン、マゼンタ及び黒の各色についての静電潜像を像坦持体上に形成する潜像形成工程と、
該像坦持体上に形成された静電潜像を前記4色のそれぞれのカラートナーで現像する現像工程と、
この現像された像坦持体上のトナー像を中間転写体に転写する一次転写工程と、
該中間転写体上のトナー像を一括して転写部材に転写する二次転写工程と、
転写部材上のトナー像を定着する定着工程と、を有し、
フルカラーの再現を、イエロー、シアン及びマゼンタの3色重ねで行い、黒のみを単色で行うフルカラー画像形成方法であって、
(1)フルカラトナーが、少なくとも結着樹脂と着色材とを含有し、シアンとマゼンタのうち現像順の早いトナーをA、現像順の遅いトナーをBとしたとき、下記式(a)〜(c):
ふるい目75μmのふるいに残ったトナーの重量%×1・・・(a)
ふるい目45μmのふるいに残ったトナーの重量%×0.6・・・(b)
ふるい目22μmのふるいに残ったトナーの重量%×0.2・・・(c)
で求められる計算値の和として定義されるトナーの凝集度が5%以上30%以下であり、
該トナー凝集度がA<Bであり、
(2)前記二次転写工程において、転写バイアスが印加された転写装置を3g/cm以上で当接させてトナー像を転写部材へ転写することを特徴とする、フルカラー画像形成方法である。
前記2以上のトナー像の形成に使用される複数のトナーは、いずれも、
平均粒子径が6μm以上8μm以下であり、
下記工程1)及び2):
1)目開き45μmの篩上に目開き75μmの篩を重ねた後、目開き75μmの篩に、Tgのトナー試料を載せ、トナー試料を篩分けする、篩別工程、及び
2)篩分け後、目開き75μmの篩上に残ったトナーの質量Taと、目開き45μmの篩上に残ったトナーの質量Tbとを秤量し、TaのTに対する比率(質量%)である第一凝集度Aと、TbのTに対する比率(質量%)である第二凝集度Bと、を算出する、凝集度測定工程、
に従って測定される、第一凝集度Aと第二凝集度Bとについて、下式(i)〜(iii):
10質量%<A<30質量%・・・(i)
10質量%<B<50質量%・・・(ii)
30質量%<A+B<60質量%・・・(iii)
の関係を満たし、且つ、
下式(iv):
S=(A×B)/(A+B)
に従って算出される、流動性指数Sが5超15未満であり、
最初に転写されるトナー像が、最後に転写されるトナー像を形成するトナーよりも前記流動性指数Sが大きなトナーを用いて形成され、
先に転写されるトナー像を形成するトナーの前記流動性指数Sが、次順に重ねて転写されるトナー像を形成するトナーの前記流動性指数S以上である、画像形成方法に関する。
以下、本発明の画像形成方法と、本発明の画像形成方法に用いられるトナーついて説明する。
本発明の画像形成方法において用いる画像形成装置としては、それぞれ異なるトナーを用いて形成される2以上のトナー像を、被記録媒体に重ねて転写して画像を形成できる画像形成装置である限り特に限定されない。このような画像形成装置としては、複数色のトナーを用いるタンデム方式のカラー画像形成装置が好ましい。以下、タンデム方式のカラー画像形成装置を用いる画像形成方法について説明する。
本発明の画像形成方法に用いられるトナーは、平均粒子径が6μm以上8μm以下である。本発明の画像形成方法では、所定の工程に従って測定される第一凝集度Aと第二凝集度Bとが所定の関係を満たすトナーを用いる。本発明の画像形成方法で用いるトナーは、第一凝集度Aと第二凝集度Bとから所定の式に従って算出される流動性指数Sが、5超15未満である。
本発明の画像形成方法に用いられるトナーの第一凝集度A及び第二凝集度Bは、下記工程1)及び2)に従って測定される。
1)目開き45μmの篩上に目開き75μmの篩を重ねた後、目開き75μmの篩に、Tgのトナー試料を載せ、トナー試料を篩分けする、篩別工程、及び
2)篩分け後、目開き75μmの篩上に残ったトナーの質量Taと、目開き45μmの篩上に残ったトナーの質量Tbとを秤量し、TaのTに対する比率(質量%)である第一凝集度Aと、TbのTに対する比率(質量%)である第二凝集度Bと、を算出する、凝集度測定工程。
10質量%<A<30質量%・・・(i)
10質量%<B<50質量%・・・(ii)
30質量%<A+B<60質量%・・・(iii)
の関係を満たす。
本発明の画像形成方法で用いるトナーは、第一凝集度Aと、第二凝集度Bとから、下式(iv)に従って算出される、流動性指数Sが5超15未満である。
S=(A×B)/(A+B)・・・(iv)
本発明の画像形成方法に用いるトナーは、結着樹脂を含む。トナーに含まれる結着樹脂は、従来からトナー用の結着樹脂として用いられている樹脂であれば特に制限されない。結着樹脂の具体例としては、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレンアクリル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ビニルエーテル系樹脂、N−ビニル系樹脂、及びスチレン−ブタジエン樹脂のような熱可塑性樹脂が挙げられる。これらの樹脂の中でも、着色剤のトナー中での分散性、トナーの帯電性、トナーの用紙に対する定着性の面から、スチレンアクリル系樹脂、及びポリエステル樹脂が好ましい。以下、本実施形態で用いるスチレンアクリル系樹脂、及びポリエステル樹脂について説明する。
トナーは、必要に応じて着色剤を含んでいてもよい。トナーに含むことができる着色剤は、トナーの色に合わせて、公知の顔料や染料を用いることができる。トナーに添加可能な好適な着色剤の具体例としては、カーボンブラック、アセチレンブラック、ランプブラック、アニリンブラックのような黒色顔料;黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキ、モノアゾイエロー、ジアゾイエローのような黄色顔料;赤口黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリリアントオレンジGKのような橙色顔料;キナクリドン、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウオッチングレッドカルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B、モノアゾレッドのような赤色顔料;マンガン紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキのような紫色顔料;フタロシアニンブルー、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダスレンブルーBC、フタロシアニンブルーのような青色顔料;クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンGのような緑色顔料;亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛のような白色顔料;バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイトのような体質顔料が挙げられる。これらの着色剤は、トナーを所望の色相に調整する目的で2種以上を組み合わせて用いることもできる。
トナーは、結着樹脂中に電荷制御剤を含んでいてもよい。電荷制御剤は、トナーの帯電レベルの安定性や、トナーを所定の帯電レベルに短時間で帯電可能か否かの指標となる帯電立ち上がり特性を向上させ、耐久性や安定性に優れたトナーを得る目的で使用される。トナーを正帯電させて現像を行う場合、正帯電性の電荷制御剤が使用され、トナーを負帯電させて現像を行う場合、負帯電性の電荷制御剤が使用される。
本発明のトナーは、必要に応じて、離型剤を含んでいてもよい。離型剤は、通常、トナーの定着性や耐オフセット性を向上させる目的で使用される。離型剤の種類は、従来からトナー用の離型剤として使用されているものであれば特に限定されない。
トナーは必要に応じて、磁性粉を含んでいてもよい。磁性粉の種類は、本発明の目的を阻害しない範囲で特に限定されない。好適な磁性粉の例としては、フェライト、マグネタイトのような鉄;コバルト、ニッケルのような強磁性金属;鉄、及び/又は強磁性金属を含む合金;鉄、及び/又は強磁性金属を含む化合物;熱処理のような強磁性化処理を施された強磁性合金;二酸化クロムが挙げられる。
トナーは、所望によりその表面を、外添剤を用いて処理されていてもよい。なお、本出願の明細書では、外添処理される粒子を「トナー母粒子」と称する。トナーに使用可能な外添剤の種類は、本発明の目的を阻害しない範囲で特に限定されず、従来からトナー用に使用されている外添剤から適宜選択できる。好適な外添剤の具体例としては、シリカや、アルミナ、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウムのような金属酸化物が挙げられる。これらの外添剤は、2種以上を組み合わせて使用できる。
本発明の画像形成方法に好適に用いられるトナーは、所望のキャリアと混合して2成分現像剤として使用することもできる。2成分現像剤を調製する場合、磁性キャリアを用いるのが好ましい。
以上説明した本発明の画像形成方法に用いられるトナーの製造方法は、結着樹脂中に、着色剤、電荷制御剤、離型剤、磁性粉のような成分を良好に分散させることができれば特に限定されず、従来知られるトナーの製造方法から適宜選択できる。好適な製造方法としては、例えば、結着樹脂と、着色剤、電荷制御剤、離型剤、磁性粉のような成分とを、混合機を用いて混合した後、溶融混練し、得られた混練物を粉砕・分級することで製造できる。トナーの製造に用いる溶融混練装置は特に限定されず、熱可塑性樹脂の溶融混練に使用される装置から適宜選択できる。溶融混練装置の具体例としては、一軸又は二軸の押出機等が挙げられる。
実施例、及び比較例の画像形成方法に用いる、ブラックトナー、イエロートナー、シアントナー、及びマゼンタトナーを、以下の方法に従って調製した。
(トナー母粒子の調製)
ポリエステル樹脂(酸価:5.6mgKOH/g、融点:120℃)100質量部、カーボンブラック(MA−100(三菱化学株式会社製))5質量部、カルナバワックス(離型剤、カルナバワックス1号(加藤洋行株式会社製))5質量部、及び4級アンモニウム塩化合物(電荷制御剤、ボントロンP−51(オリヱント化学工業株式会社製))10質量部を、ヘンシェルミキサー(FM20C/I型(三井鉱山株式会社製))を用いて、回転速度2,500rpm、50℃、5分間混合した。次いで、得られた混合物を、2軸押出機(PCM−30(株式会社池貝製))を用いて、溶融混錬温度(シリンダー温度)100℃、回転数120rpm、処理速度100g/分の条件にて溶融混練した。得られた混練物を冷却後、機械式粉砕機(ターボミル(フロイント・ターボ株式会社製))を用いて粉砕した後、気流式分級機(エルボージェット(日鉄鉱業株式会社製))を用いて分級して、体積平均粒子径(D50)7.0μm、5μm以下の粒子が10個数%以下、平均円形度が0.93のトナー母粒子を得た。なお、トナー母粒子の平均円形度は、下記方法に従って測定した。
フロー式粒子像分析装置(FPIA−3000(シスメックス株式会社製))を用いてトナー母粒子の平均円形度を測定した。23℃、60%RHの環境下において、円相当径0.60μm以上400μm以下の範囲のトナー母粒子について、トナー母粒子の粒子像と同じ投影面積を持つ円の円周の長さ(L0)と、トナー母粒子の粒子投影像の外周の長さ(L)とを測定し、下式に従って円形度を求めた。測定したトナー母粒子の円形度の総和を、測定したトナー母粒子の粒子数で除した値を平均円形度とした。
(円形度算出式)
円形度a=L0/L
得られたトナー母粒子を、ハイブリダイザーNHS−1(株式会社奈良機械製作所製)を用い、表1に記載の処理条件で処理して、表1に記載の平均円形度のトナー母粒子を調製した。
次いで、平均円形度が異なるそれぞれのトナー母粒子について、トナー母粒子100質量部と、外添剤として、シリカ微粒子(RA200(日本アエロジル株式会社製))1.5質量部とを、ヘンシェルミキサー(FM20C/I型(三井三池工業株式会社製))を用いて、回転数2,800rpmの条件で、5分間混合してブラックトナーK−1〜K−5を得た。
得られたトナーは、下記工程に従って、第一凝集度Aと、第二凝集度Bとを測定した。第一凝集度A及び第二凝集度Bの測定結果を表1に記す。
1)篩別工程:
目開き45μmの篩上に目開き75μmの篩を重ねた後、目開き75μmの篩に、5g(T)のトナー試料を載せ、パウダーテスター(ホソカワミクロン株式会社製)を用いて、振幅1mm、振動時間10秒の条件で篩を振動させて、トナー試料を篩分けした。
2)凝集度測定工程:
篩分け後、目開き75μmの篩上に残ったトナーの質量Taと、目開き45μmの篩上に残ったトナーの質量Tbとを秤量し、TaのTに対する比率(質量%)である第一凝集度Aと、TbのTに対する比率(質量%)である第二凝集度Bとを算出した。
測定した第一凝集度Aと、第二凝集度Bとから、下記式(iv)に従って流動性指数Sを算出した。算出した流動性指数Sを表1に記す。
S=(A×B)/(A+B)・・・(iv)
(トナー母粒子の調製)
カーボンブラック5質量部に変えて、イエロー顔料(C.I.ピグメントイエロー74)5質量部を用いた他は、ブラックトナーと同様にしてイエロートナーY−1〜Y−5を得た。またブラックトナーと同様にして、第一凝集度A及び第二凝集度Bの測定と、流動性指数Sの算出とを行った。第一凝集度A、第二凝集度B、及び流動性指数Sを表2に記す。
(トナー母粒子の調製)
カーボンブラック5質量部に変えて、シアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3)5質量部を用いた他は、ブラックトナーと同様にしてシアントナーC−1〜C−5を得た。またブラックトナーと同様にして、第一凝集度A及び第二凝集度Bの測定と、流動性指数Sの算出とを行った。第一凝集度A、第二凝集度B、及び流動性指数Sを表3に記す。
(トナー母粒子の調製)
カーボンブラック5質量部に変えて、マゼンタ顔料(C.I.ピグメントレッド122)5質量部を用いた他は、ブラックトナーと同様にしてマゼンタトナーM−1〜M−5を得た。またブラックトナーと同様にして、第一凝集度A及び第二凝集度Bの測定と、流動性指数Sの算出とを行った。第一凝集度A、第二凝集度B、及び流動性指数Sを表4に記す。
(外添剤の添加量を変更したトナーの調製)
上記調製例1のブラックトナーの調製の際に得られた、トナー母粒子(体積平均粒子径(D50)7.0μm、5μm以下の粒子が10個数%以下、平均円形度が0.93)100質量部と、外添剤として、表5に記載の量のシリカ微粒子(RA200(日本アエロジル株式会社製))とを、ヘンシェルミキサー(FM20C/I型(三井三池工業株式会社製))を用いて、回転数2,800rpmの条件で、5分間混合して、外添剤の添加量を変更したトナーを得た。
実施例1〜3、及び比較例1〜144では、調製例1で調製したトナーと、図1に記載される画像形成ユニット7として、トナー像の転写順に、第1トナー用ユニット7a、第2トナー用ユニット7b、第3トナー用ユニット7c、第4トナー用ユニット7dを備える複合機(TASKalfa500ci(京セラドキュメントソリューションズ株式会社製)、印刷速度:40枚/分(カラー印刷時)、タッチダウン現像法)とを用いた。ユニット7a、7b、7c、及び7dに充填するトナーを、表6〜11に記載する。
実施例1〜3、及び比較例1〜144に関して、以下の方法に従って、転写性の評価を行った。評価結果を表6〜11に記す。なお、転写性の評価については、以下の調製例3に従って調製された2成分現像剤を用いて評価を行った。
〔2成分現像剤の調製〕
2成分現像剤中のトナーの含有量が10質量%となるように、トナーと、キャリア(EF96−45(パウダーテック株式会社製)、フェライトキャリア、飽和磁化:68Am2/kg、平均粒子径:45μm)とを、ロッキングミキサ(RM10−2(愛知電機株式会社製))を用いて、60rpmの条件で、30分間混合し、2成分現像剤を得た。
ユニット7a、7b、7c、及び7dに、表6〜11に記載のトナーを用いて調製した2成分現像剤をそれぞれ充填し、ユニット7a、7b、7c、及び7dの各トナーコンテナに、表6〜11に記載のトナーをそれぞれ充填した。その後、100枚の被記録媒体について、ユニット7a、7b、7c、及び7dから転写されるソリッド画像のトナー像を、重ねて被記録媒体に転写して画像形成した。100枚の被記録媒体に画像形成した後、複合機の中間転写ベルト31に、ユニット7a、7b、7c、及び7dから重ねて転写されたソリッド画像のトナー像について、トナー載り量を測定した。このように、100枚の被記録媒体に画像形成した後、中間転写ベルト31に重ねて転写したトナー像のトナー載り量の測定を10回繰り返し、トナー載り量の平均値を求めた。転写性の評価は、下記基準に従い評価した。
○:トナー載り量の平均値が0.5mg/cm2以上。
△:トナー載り量の平均値が0.4mg/cm2以上、0.5mg/cm2未満。
×:トナー載り量の平均値が0.4mg/cm2未満。
1a 機器本体
2 給紙部
3 画像形成部
31 中間転写ベルト
37 潜像担持部
38 露光部
39 帯電部
4 定着部
6 搬送ローラー
5 排紙部
7 画像形成ユニット
71 現像部
72 現像ローラー
8 クリーニング部
81 弾性ブレード
P 用紙
Claims (3)
- それぞれ異なるトナーを用いて形成される2以上のトナー像を、被記録媒体に重ねて転写して画像を形成する画像形成方法であって、
前記2以上のトナー像の形成に使用される複数のトナーは、いずれも、トナー母粒子と、前記トナー母粒子に付着する外添剤とからなり、
前記複数のトナーの平均粒子径は、いずれも、6μm以上8μm以下であり、
前記複数のトナーにおける前記外添剤の含有量は、いずれも、前記トナー母粒子の質量100に対して1.2質量%以上2.2質量%以下であり、
下記工程1)及び2):
1)目開き45μmの篩上に目開き75μmの篩を重ねた後、目開き75μmの篩に、Tgのトナー試料を載せ、トナー試料を篩分けする、篩別工程、及び
2)篩分け後、目開き75μmの篩上に残ったトナーの質量Taと、目開き45μmの篩上に残ったトナーの質量Tbとを秤量し、TaのTに対する比率(質量%)である第一凝集度Aと、TbのTに対する比率(質量%)である第二凝集度Bと、を算出する、凝集度測定工程、
に従って測定される、第一凝集度Aと第二凝集度Bとについて、下式(i)〜(iii):
10質量%<A<30質量%・・・(i)
10質量%<B<50質量%・・・(ii)
30質量%<A+B<60質量%・・・(iii)
の関係を満たし、且つ、
下式(iv):
S=(A×B)/(A+B)
に従って算出される、流動性指数Sが5超15未満であり、
最初に転写されるトナー像が、最後に転写されるトナー像を形成するトナーよりも前記流動性指数Sが大きなトナーを用いて形成され、
先に転写されるトナー像を形成するトナーの前記流動性指数Sが、次順に重ねて転写されるトナー像を形成するトナーの前記流動性指数S以上である、画像形成方法。 - 前記トナーの平均円形度が0.94以上0.96以下である、請求項1に記載の画像形成方法。
- 画像形成に使用される画像形成装置が、
潜像担持部と、
前記潜像担持部の表面を帯電させるための帯電部と、
帯電された前記潜像担持部の表面を露光して、前記潜像担持部の表面に静電潜像を形成する露光部と、
それぞれ異なるトナーが充填されている、2以上の現像部と、
前記トナー像を前記潜像担持部から被記録媒体へ転写するための転写部と、を備え、
前記現像部が、前記潜像担持部の表面に非接触の状態で、前記潜像担持部の表面にトナーを供給する現像ローラーを備え、
前記2以上のトナー像を形成するために使用されるトナーの種類の数と同数の前記現像部を用いて、前記2以上のトナー像を形成する、請求項1又は2に記載の画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012247227A JP5868829B2 (ja) | 2012-11-09 | 2012-11-09 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012247227A JP5868829B2 (ja) | 2012-11-09 | 2012-11-09 | 画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014095801A JP2014095801A (ja) | 2014-05-22 |
JP5868829B2 true JP5868829B2 (ja) | 2016-02-24 |
Family
ID=50938899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012247227A Expired - Fee Related JP5868829B2 (ja) | 2012-11-09 | 2012-11-09 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5868829B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06324525A (ja) * | 1993-05-13 | 1994-11-25 | Ricoh Co Ltd | カラー画像形成方法 |
JP3743455B2 (ja) * | 1995-04-20 | 2006-02-08 | セイコーエプソン株式会社 | カラー画像形成方法 |
JP2009098495A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2012
- 2012-11-09 JP JP2012247227A patent/JP5868829B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014095801A (ja) | 2014-05-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4606483B2 (ja) | トナー、トナーの製造方法、現像剤、現像方法および画像形成方法 | |
JP2012163634A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2007079144A (ja) | トナー、並びに現像剤、トナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5504245B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー、及び静電潜像現像用トナーの製造方法 | |
JP2011232599A (ja) | 電子写真用現像剤 | |
JP5396499B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP2011090253A (ja) | トナーセット、現像剤セット及び画像形成装置 | |
JP2013047781A (ja) | 正帯電性静電潜像現像用現像剤、及び画像形成方法 | |
JP5162543B2 (ja) | トナーセット、現像剤セット及び画像形成装置 | |
JP2013113924A (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP5364660B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP5713966B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP2013061571A (ja) | 画像形成方法、及び画像形成装置 | |
JP5629658B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー、トナーセット、及び静電潜像現像用トナーの製造方法 | |
JP5868829B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP5520895B2 (ja) | 静電潜像現像用現像剤、及び画像形成方法 | |
JP5758784B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー | |
JP5991943B2 (ja) | 静電潜像現像用トナーの製造方法、及び静電潜像現像用トナー | |
JP2011232600A (ja) | 電子写真用現像剤 | |
JP5250389B2 (ja) | 電子写真用トナー、およびこれを用いた画像形成方法 | |
JP2011043570A (ja) | トナー、及び現像剤 | |
JP2007316482A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5514750B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー、及び画像形成方法 | |
JP5544321B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー、及び画像形成方法 | |
JP4511332B2 (ja) | フルカラー画像形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141017 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150901 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5868829 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |