JP2009098495A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナーに所定のストレスを加えた劣化後凝集度について検討し、経時的に使用をしても画像劣化を抑制可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体1Y,1M,1C,1K上に形成されたトナー像を、複数色のトナーにより記録媒体にカラー画像を転写する転写手段を有する画像形成装置であり、複数色のトナーのうち、少なくともいずれかの色のトナーは、劣化後凝集度が40以下であることを特徴とする画像形成装置を提供する。
但し、劣化後凝集度とは、当該トナー10gとキャリア20gとを50mlのスクリューバイアル中に入れ、ロッキングミルを用いて振動数400rpmにて60分間振とうさせた後、前記トナーと前記キャリアとを20μmの目開きの篩いを用いて分離した後の凝集度であるものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等、各種子写真方式を用いた画像形成装置に関するものである。
従来から、画像形成装置の分野においては、使用するトナーの凝集度についての検討がなされてきた。
例えば、下記特許文献1には、凝集度の大きい順に中間転写体にカラートナー層を形成しておき、続いて凝集度の小さい順に記録媒体上にカラートナー層を形成するようにした方法に関する技術が開示されている。
従来から画像の品質とトナーの凝集度とには相関があるとされており、凝集度の良い(小さい)トナーほど形成画像の品質が良くなるものと考えられていた。
しかしながら、実際には、初期の画像は良好でも使用を継続するに従い品質が劣化していくという現象が生じている。
このような画像劣化は、画像形成装置が稼動している時に、装置内部でトナーが攪拌されることにより、トナーの凝集性が悪化することに起因するものである。
このため、単に、複数色のトナーにおいて初期の凝集度を基準として、これらの転写順を規定したのみでは経時的に良好な画像形成を維持することはできなかった。
また、下記特許文献2には、「使用するトナーに関し、動摩擦係数が0.18〜0.30、ゆるみ見掛け密度が0.3g/cm3以上、または凝集度が30%以下の少なくとも1つの要件を満足するトナーを使用するものとし、かつ現像容器及び補給用トナー容器が室温より15〜30℃高いものとし、また、現像装置及びトナー補給装置におけるトナー温度が55℃以下であるものとしたオイルレス定着を用いる電子写真画像形成方法。」が開示されている。
また、下記特許文献3にも、トナー凝集度に着目した技術についての開示がなされており、「23℃,60%RH環境下における該トナーの凝集度をC(N)、30℃,80%RH環境下における該トナーの凝集度をC(H)とした時に、5.0≦C(N)≦40.0でかつ、0.2≦C(H)/C(N)≦2.0の関係が成り立ち、23℃,60%RH環境下において該トナーを目開き45μm(#300)の篩いで篩ったときの残存率をR(N)、30℃,80%RH環境下において該トナーを目開き45μm(#300)の篩いで篩ったときの残存率をR(H)とした時に、1.0≦R(N)≦30.0でかつ、0.5≦R(H)/R(N)≦1.5の関係が成り立つことを特徴とする非磁性一成分トナー。」が開示されている。
しかしながら、特許文献2、3に記載されている技術においても、特許文献1に記載されている技術と同様に、所定のストレスが加わった後のトナー凝集度については考慮されていないため、経時での良好な画像形成を維持することはできなかった。
特許第3743455号公報 特開2002−351126号公報 特開2003−207921号公報
そこで、本発明においては、トナーの凝集度についての更なる検討を行い、経時的な使用を行っても、画像劣化を生じない画像形成装置を提供することとした。
請求項1の発明においては、像担持体と、当該像担持体に形成された静電潜像に複数色のトナーを供給してトナー像を形成する複数の現像手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段とを有する画像形成装置であって、前記複数色のトナーのうち、少なくともいずれかの色のトナーは、劣化後凝集度が、40以下であることを特徴とする画像形成装置を提供する。
但し、前記「劣化後凝集度」とは、トナー10gとキャリア20gとを50mlのスクリューバイアル中に入れ、ロッキングミルを用いて振動数400rpmにて60分間振とうさせた後、前記トナーと前記キャリアとを20μmの目開きの篩いを用いて分離した後の凝集度であるものとする。
請求項2の発明においては、前記複数色のトナーは、少なくともイエロー、シアン、マゼンタのトナーであるものとし、少なくともイエロートナー以外のトナーの劣化後凝集度を40以下であるものに特定したことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置を提供する。
請求項3の発明においては、前記複数色のトナーのうち、作像順の早い色のトナーほど、劣化後凝集度の値が小さいものを適用したことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置を提供する。
請求項4の発明においては、前記像担持体に圧接した中間転写体と、色ごとに前記像担持体上に形成された複数のトナー像をそれぞれ順次、前記中間転写体に転写する一次転写手段と、前記中間転写体上に形成された重畳トナー像を、前記記録媒体上に二次転写する二次転写手段とを有し、前記像担持体の表面摩擦係数が、前記中間転写体の表面摩擦係数よりも低いものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置を提供する。
請求項5の発明においては、前記像担持体上に形成された複数色のトナー像を前記中間転写体に転写する際の一次転写手段における圧力を、前記複数色のうち、作像の順番が進むに従って小となるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置を提供する。
請求項6の発明においては、前記トナーの平均円形度が0.93〜0.99であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置を提供する。
請求項7の発明においては、前記トナーは、体積平均粒径が3〜8μmであり、体積平均粒径(Dv)と個数平均粒径(Dn)との比(Dv/Dn)が1.00〜1.40であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置を提供する。
請求項8の発明においては、前記トナーは、形状係数(SF−1)が100〜180であり、形状係数(SF−2)が100〜180であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置を提供する。
請求項9の発明においては、前記トナーは、重合法によって作製されたものであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置を提供する。
請求項10の発明においては、前記トナーは、粉砕法によって作製されたものであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置を提供する。
請求項1の発明によれば、上記定義による「劣化後凝集度」を40以下と特定したトナーを適用したことにより、経時における画像劣化を効果的に抑制でき、安定して質の高い画像を長期間提供できた。
請求項2の発明によれば、実用上十分に良好な画像品質を担保しながら、歩留まりの向上と低コスト化が図られた。
請求項3の発明によれば、転写ニップ通過回数の違いに起因する色ごとの画像劣化度合いのバラツキを効果的に防止でき、同一画像内における色ごとの品質をバランスよく保つことができた。
請求項4の発明によれば、像担持体の表面摩擦係数を中間転写部ベルトの表面摩擦係数よりも低く特定したことにより、中間転写体側への非静電付着力を高め、トナーの付着を促進させ、一次転写効率の低下や、中抜け、逆転写を確実に防止できた。
請求項5の発明によれば、像担持体と中間転写体とで形成される一次転写部の圧力が、色ごとの作像順が進むに従って小となるようにしたことで、画像の中抜けが防止され画像劣化を抑制できた。
請求項6の発明によれば、トナーの平均円形度を、0.93〜0.99の範囲に特定したことにより、トナー粒子表面が極めて滑らかなものとなり、トナー粒子間及びトナー粒子と像担持体との接触面積を小さくでき、転写性の向上が図られた。
請求項7の発明によれば、小粒径かつ粒径分布がシャープなトナーを適用したことにより、地肌かぶりの少ない高品位な画像を形成することができた。
請求項8の発明によれば、トナーの形状係数(SF−1、SF−2)の値を100〜180であるものと特定したことにより、トナー接触を点接触状態とでき、これにより接触物間の吸着力を弱め、転写効率の向上が図られた。
また、トナー形状を真球よりもわずかに異形化することによりクリーニング性を向上させることが可能となった。
請求項9の発明によれば、トナーが重合法により作製されたものとしたことにより、トナーの円形度が高められ、転写性の向上効果が得られた。また、トナー表面の凹凸が低減し、像担持体との非静電付着力の低下が図られ、効果的に逆転写を抑制できた。
請求項10の発明によれば、トナーが粉砕法により作製されたものとしたことにより、製造コストの低減効果が得られた。
本発明の画像形成装置は、像担持体と、この像担持体に形成された静電潜像に複数色のトナーを供給してトナー像を形成する複数の現像手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段とを有する画像形成装置である。前記複数色のトナーのうち、少なくともいずれかの色のトナーは、下記に定義する劣化後凝集度が40以下であることを特徴とする。
トナーの「劣化後凝集度」とは、トナー10gとキャリア20gとを50mlのスクリューバイアル中に入れ、ロッキングミルを用いて振動数400rpmにて60分間振とうさせた後、前記トナーと前記キャリアとを20μmの目開きの篩いを用いて分離した後の凝集度であるものとする。
図1に、本発明の画像形成装置の一例の概略構成図を示し、この画像形成装置の要部である作像部の概略構成図を図2に示す。
この画像形成装置は、装置本体(以下、プリンタ部100という)、給紙テーブル(以下、給紙部200という)、プリンタ部100上に取り付けるスキャナ(以下、スキャナ部300という)、スキャナ部300上に取り付ける原稿自動搬送装置(ADF)(以下、原稿搬送部400という)により構成されている。
図1中のプリンタ部100は、その中央に無端ベルト状の中間転写ベルト110を備えている。中間転写ベルト110は、第一支持ローラ14、第二支持ローラ15及びバックアップローラ16に掛け回されており、図1中、時計回り方向に表面移動可能となっている。
中間転写ベルト110に対向するように、表面にブラック・イエロー・マゼンタ・シアンのうちの、それぞれの色のトナー像を担持する像担持体としての、4つの感光体ドラム1K、1Y、1M、1Cが設けられており、これら感光体ドラムの表面にトナー像を形成するための現像手段(現像ユニット4K、4Y、4M、4C)が配置されている。
また、中間転写ベルト110の内側で各感光体ドラム1K、1Y、1M、1Cと中間転写ベルト110を挟んで対向する位置には、一次転写ローラ62K、62Y、62M、62Cが設けられている。
一次転写ローラ62K、62Y、62M、62Cは、中間転写ベルト110を挟んで感光体ドラム1K、1Y、1M、1Cに押し当てて設けられ、一次転写手段を形成している。
更に、感光体ドラムに中間転写ベルトが圧接する一次転写手段によって中間転写ベルトに画像転写がなされた後、感光体ドラム1K、1Y、1M、1Cは、これらの表面に残留しているトナーが、感光体クリーニング装置(図2中、17K、17Y、17M、17C)により、除去されるようになされている。
図1、図2に示すように、感光体ドラム、現像ユニット、感光体クリーニング装置により構成される4つの画像形成ユニット18K、18Y、18M、18Cが、並列配置されている、いわゆるタンデム画像形成ユニット20となっている。このタンデム画像形成ユニット20の上方には、露光装置21が設けられている。
また、記録媒体(転写紙)にトナー像を転写した後の中間転写ベルト110上に残留しているトナーを除去するベルトクリーニング装置19が設けられている。
中間転写ベルト110を挟んでタンデム画像形成ユニット20と反対の側には、転写ローラとしての二次転写ローラ23が設けられている。
二次転写ローラ23の近傍には、二次転写ローラクリーニング手段であるクリーニングブレード22が配置されている。
二次転写ローラ23は、中間転写ベルト110を介してバックアップローラ16に押し当てられており、二次転写手段としての二次転写ニップ部を形成している。
二次転写ローラ23は、駆動モータ(図示せず)によって中間転写ベルト110と同線速で駆動し、中間転写ベルト110上の画像が転写され、その後、後述する定着装置において、転写紙上に画像の転写がなされる。
二次転写ローラ23の図中の左側には、転写紙搬送ベルト24が配置されており、定着装置25まで転写紙が搬送されるようになされている。
定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト29に、加圧ローラ27を押し当てた構成となっている。
また、図1に示すように、二次転写ローラ23、用紙搬送ベルト24、及び定着装置25の下側には、タンデム画像形成ユニットと平行する、転写紙の両面に画像を記録可能とする転写紙反転機能を具備する転写紙反転装置28が設けられている。
先ず、転写紙の片面に画像が定着された後、切換爪で転写紙の進路が転写紙反転装置28側に切替えられるようになされており、反転させて再び二次転写ニップ部に搬送されるようになされている。ここでトナー像が転写された後、所定のトレイ上に排紙されるようになされる。
なお、図1のスキャナ部300においては、コンタクトガラス32上に載置された原稿の画像情報を読取センサ36で読み取り、読み取った画像情報を所定の制御部に送信する。この制御部は、スキャナ部300から受け取った画像情報に基づいて、上述したプリンタ部100の露光装置21を構成するレーザやLED等を制御し、感光体ドラム1K、1Y、1M、1Cに向けてレーザ書き込み光Lが照射されるようにする。これにより感光体ドラム表面に静電潜像が形成され、現像プロセスを経由してトナー像に現像される。
給紙部200は、ペーパーバンク43に、多段構成の給紙カセット44と、給紙カセットから転写紙を繰り出す給紙ローラ42と、繰り出した転写紙を分離して給紙路46に送り出す分離ローラ45と、プリンタ部の給紙路48に転写紙を搬送する搬送ローラ47等とを具備している。
なお、本発明の画像形成装置は、給紙部200から転写紙を供給する構成に限定されるものではなく、手差し給紙形式にも対応可能である。
この場合、例えば、手差しトレイ51及び手差しトレイ51上に載置された転写紙を、手差し給紙路53に向けて一枚ずつ分離しながら送出する分離ローラ52が装置側面に備えられた構成とすることができる。
給紙路53に送り出された転写紙は、レジストローラ49により、上述した中間転写ベルト110と二次転写装置との間の二次転写ニップ部に送られ、定着装置で画像定着が行われる。
次に、上述した画像形成装置(カラー電子写真装置)を用いて画像形成を行う工程につき、本願発明の特徴点を説明する。
先ず、原稿搬送部400の原稿台30上に原稿をセットするか、又は原稿搬送部400を開いてスキャナ部300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿搬送部400を閉じて原稿を押さえる。
続いて、原稿搬送部400に原稿をセットしたときは原稿をコンタクトガラス32上へと搬送させ、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、スキャナ部300を駆動して第一走行体33及び第二走行体34を走行させる。
第一走行体33で光源から所定の光を発射させ、原稿面からの反射光をさらに反射させて第二走行体34に向けるようにする。反射光は、さらに第二走行体34のミラーで反射され、結像レンズ35を通して読取センサ36に入射される。これにより、原稿内容が読み取られる。
スキャナ部から画像情報を受けて、レーザ書き込み、現像プロセスが実行され、感光体ドラム上にトナー像が形成され、この画像情報に応じたサイズの転写紙を給紙する。
また、上記操作に伴い、中間転写ベルト110を回転搬送し、個々の画像形成ユニット18で感光体ドラムが回転するようにし、各感光体ドラム上に、それぞれ、ブラック・イエロー・マゼンタ・シアンの単色画像を形成する。
そして、中間転写ベルト110の搬送とともに、それらの単色画像を中間転写ベルト110表面上に順次転写し、合成カラー画像を形成する。
一方、給紙部200から繰り出された転写紙は、分離ローラ45で1枚ずつ分離されて給紙路46に導入され、搬送ローラ47で搬送されるとともに、複写機本体であるプリンタ部100内の給紙路48に導かれ、レジストローラ49に突き当てられて止められる。
また、手差しトレイ51を用いる場合には、給紙ローラ50が回転され、手差しトレイ51上の転写紙が繰り出されるとともに、繰り出された転写紙は分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止めるようになされる。
なお、手差しトレイ51上の転写紙を用いる場合は、給紙ローラ50が回転され、手差しトレイ51上の転写紙が繰り出されるとともに、繰り出された転写紙は、分離ローラ52で1枚ずつ分離された後、手差し給紙路53に導入され、同様にしてレジストローラ49に突き当てられて止められる。
中間転写ベルト110上に形成された合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転するようにし、中間転写ベルト110と二次転写ローラ23との当接部である二次転写ニップ部に転写紙が送り込まれる。
ニップに形成されている転写用電界や当接圧力によりカラー画像を二次転写し、転写紙上にカラー画像が記録される。
二次転写ニップ部でカラー画像の転写を受けた後の転写紙は、用紙搬送ベルト29によって定着装置25へと送り込まれ、加圧ローラ27と定着ベルト29との間で、画像定着される。
その後、排出ローラ56により排出され、トレイ57上にスタックされる。
なお、両面に画像形成を行う場合には、カラー画像を定着後、切換爪55を切替えて転写紙反転装置28に搬送し、再び二次転写ニップ部へと送り込み、裏面に画像を記録し、その後、排出ローラ56でトレイ57上に排出する。
二次転写ニップ部で転写紙にカラー画像を転写した後の中間転写ベルト110の表面は、ベルトクリーニング装置によって残留トナーの除去が行われ、再度の画像形成に備えるようになされている。
ところで、二次転写ローラ23は中間転写ベルト110に接しているため、転写紙が載らない部分や、転写紙間では、中間転写ベルト110上の地肌汚れのトナー、およびプロセスパターンが転写し、二次転写ローラ23を汚してしまうおそれがある。
二次転写ローラ23の表面が汚れていると、転写紙の裏側に付着する裏汚れの原因となるため、その表面上の汚れをクリーニングブレード22により除去する。
また、通常転写紙には添加剤として炭酸カルシウム等が含有されているが、これが二次転写ローラの表面に付着するとフィルミングの原因となるおそれがあるため、二次転写ローラ23の表面には、ステアリン酸亜鉛を固形化させた固形潤滑剤24を塗布することが好ましい。
前記像担持体の表面摩擦係数は、前記中間転写体の表面摩擦係数よりも低くすることが好ましい。これにより、中間転写体側への非静電付着力が高まり、一次転写効率の低下や、中抜け、逆転写を確実に防止できることが確かめられた。
また、前記像担持体上に形成された複数色のトナー像を前記中間転写体に転写する際の一次転写手段における圧力は、前記複数色のうち、作像順が進むに従い小となるようにすることが好ましい。これにより、画像の中抜けが防止できることが確かめられた。
次に、本発明の画像形成装置に適用するトナーについて説明する。
〔劣化後凝集度〕
トナーの劣化後凝集度について説明する。
劣化加速凝集度とは、トナーに所定の時間ストレスを与えた後の凝集度のことを示す。
本発明におけるトナーへのストレスの付加方法は、トナー10gとキャリア20gとを50mlのスクリューバイアル中に入れ、ロッキングミルを用いて振動数400rpmにて60分間振盪させた後、前記トナーと前記キャリアとを20μmの目開きの篩いを用いて分離することにより行うものとした。
トナーの凝集度の測定方法を以下に示す。
測定装置は、ホソカワミクロン社(製)のパウダーテスターを使用し、振動台の上に、次の手順で附属部品をセットする。
(イ)バイブロシュート
(ロ)パッキン
(ハ)スペースリング
(ニ)フルイ(3種類)上>中>下
(ホ)オサエバー
次に、ノブナットで固定し、振動台を作動させる。
測定条件を下記に示す。
フルイ目開き(上):75μm
フルイ目開き(中):45μm
フルイ目開き(下):22μm
振巾目盛:1mm
試料採取量:2g
振動時間:15秒
測定後、下記に示す計算式により、トナーの凝集度を求める。
上段のフルイに残った粉体の重量%×1 …(a)
中段のフルイに残った粉体の重量%×0.6 …(b)
下段のフルイに残った粉体の重量%×0.2 …(c)
上記3つの計算値の合計をもって、劣化後凝集度(%)とする。
すなわち、凝集度(%)=(a)+(b)+(c)とする。
本発明においては、適用する複数色のトナーのうち、少なくともいずれかの色のトナーの前記劣化後凝集度が40以下であるものに特定する。
〔円形度〕
本発明の画像形成装置に使用するトナーは、円形度が0.90〜0.99であるものが好適であることを確かめた。
なおトナーの円形度は、下記式(1)より算出する。
円形度a=L0/L
但し、L0は、粒子像と同じ投影面積を有する円の周囲長さを示すものとし、Lは粒子の投影像の周囲長であるものとする。
すなわち、上記円形度とは、トナー粒子の凹凸の度合いの指標である。
トナーが完全な球形の場合1.00を示し、表面形状が複雑になるほど小さい値となる。
トナーの平均円形度が0.90〜0.99の範囲であると、優れたドット再現性が得られ、転写性も良好となり、高画質化が図られることが確かめられた。
他方、トナーの平均円形度が0.90未満であるとすると、形状が球形から離れたものとなるので、十分な転写性が得られず画質が低下するおそれがある。
上記円形度は、具体的には、フロー式粒子像分析装置(FPIA−2000;シスメックス社製)を用いて測定できる。手法としては、所定の容器に予め不純固形物を除去した水100〜150mLを入れ、分散剤として界面活性剤0.1〜0.5mLを加え、さらに測定試料0.1〜9.5g程度を加える。試料を分散した懸濁液を超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、分散液濃度を3000〜10000個/μLにしてトナーの形状及び分布を測定する。
〔粒径〕
本発明の画像形成装置に適用するトナーは、600dpi以上の微少ドットを再現するために、体積平均粒径が3〜8μmであることが好ましい。
また更には、トナーの体積平均粒径(Dv)と個数平均粒径(Dn)との比(Dv/Dn)は1.00〜1.40の範囲にあることが好ましい。前記(Dv/Dn)が1.00に近いほどトナー粒径分布がシャープとなることを示す。
上記のように、小粒径かつ粒径分布の狭いトナーを適用することにより、トナーの帯電量分布を均一化し、地肌かぶりの少ない高品質画像を形成することができ、また、静電転写方式においては転写率が高められる。
トナー粒子の粒度分布の測定方法としては、コールターカウンター法を適用することができる。
この方法による測定装置としては、コールターカウンターTA−IIやコールターマルチサイザーII(いずれもコールター社製)が挙げられる。
以下、具体的な測定方法について説明する。
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。ここで、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。得られた分布からトナーの体積平均粒径(Dv)と個数平均粒径(Dn)を求めることができる。
チャンネルとしては、2.00〜2.52μm未満;2.52〜3.17μm未満;3.17〜4.00μm未満;4.00〜5.04μm未満;5.04〜6.35μm未満;6.35〜8.00μm未満;8.00〜10.08μm未満;10.08〜12.70μm未満;12.70〜16.00μm未満;16.00〜20.20μm未満;20.20〜25.40μm未満;25.40〜32.00μm未満;32.00〜40.30μm未満の13チャンネルを使用し、粒径2.00μm以上〜40.30μm未満の粒子を対象とする。
〔形状係数〕
本発明の画像形成装置に適用するトナーは、形状係数(SF−1)が100〜180であり、形状係数(SF−2)が100〜180のであるものが好ましい。
図3に形状係数(SF−1)、図4に形状係数(SF−2)の説明図を示す。
先ず、形状係数(SF−1)は、トナー形状の丸さの割合を示すものであり、下記式(2)によって算出される。
これは、図3に示すように、トナーを2次元平面に投影し、平面投影形状の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで除して、100π/4を乗じた値である。
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4) ・・・式(2)
SF−1の値が100の場合に、トナーの形状は真球となり、SF−1の値が大きくなるほど不定形になる。
また、形状係数(SF−2)は、トナー形状の凹凸の割合を示すものであり、下記式(3)により算出されるものである。
これは、図4に示すように、トナーを2次元平面に投影し、投影形状図形の周長PERIの二乗を、図形面積AREAで除して、100/4πを乗じた値である。
SF−2={(PERI)2/AREA}×(100/4π)・・・式(3)
SF−2の値が100の場合にトナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF−2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
上述した形状係数については、具体的に、走査型電子顕微鏡(S−800:日立製作所製)でトナーを撮影し、その写真を画像解析装置(LUSEX3:ニレコ社製)に導入してトナーの粒子100個について解析し計算することにより得られる。
トナーが球形に近くなると、トナーとトナー、あるいはトナーと感光体との接触状態が点接触となるため、トナー同士の吸着力は弱くなり、これに従い流動性が高まり、また更に、トナーと感光体との吸着力も弱くなり、転写率を高くすることができる。
これら形状係数SF−1、SF−2のいずれかが180を超えると、転写率が低下することが確かめられた。
トナーは、重合法により作製すると円形度が高くなり、転写性の向上効果が得られた。また表面の凹凸の軽減され、感光体との非静電付着力が低減され、より効果的に逆転写を抑制できた。一方、トナーを粉砕法によって作製すると、製造コストの抑制効果が得られた。
(実施例1)
以下、本発明の画像形成装置について具体的な実施例を挙げて説明する。
先ず、4種類のトナーを用いて、初期凝集度と、60分間の振とうを施してストレスを付与した後の劣化後凝集度とを測定した。
下記表1に、サンプルトナーA〜Dの初期凝集度と劣化後凝集度の測定結果を示す。
Figure 2009098495
上記表1によると、トナーDは、初期凝集度が比較トナー中で中程度の値(8.5)であるが、劣化後凝集度は比較トナー中で最も悪い値(69.4)である。
対して、トナーAは、凝集度は比較トナー中で最も優れた値(8.3)であり、劣化後凝集度も比較トナー中で最も優れた値(35.3)であることが分かった。
図5に、上記サンプルトナーA〜Dをそれぞれ用い、画像形成装置に記録用紙を組み込んで通紙し、画像形成を行った場合の、通紙枚数と画像評価ランクの関係を示す。
図5により、各サンプルトナーを使用した場合における画像品質の劣化状態を比較検証する。
これによると、画像形成装置の使用開始時においては、全種において画像評価ランクは5であり、極めて良好である。
画像形成装置の使用を継続させていくと、トナーA〜Dの全てにおいて画像品質が劣化していくが、3000枚通紙時点で比較すると、トナーAは画像品質ランク3.5であり、実用上許容レベル(3.0)を上回っているのに対し、トナーDは画像品質ランク1.5と許容レベルを下回っている。
トナーA〜Dを比較すると、初期凝集度は良い順に、トナーA>トナーD>トナーC>トナーBである。劣化後凝集度は良い順にトナーA>トナーB>トナーC>トナーDである。
画像形成装置使用後3000枚での画像品質は良い順にトナーA>トナーB>トナーC>トナーDである。
これによると、画像形成装置を使用後3000枚における画像品質と、劣化後凝集度とは優劣順が一致しているが、画像形成装置を使用後3000枚における画像品質と初期凝集度とは優劣順が一致していない。
つまり、画像形成装置の使用を継続した後の画像品質は、初期凝集度とは必ずしも相関が無く、劣化後凝集度と相関があることが確かめられた。
次に、劣化後凝集度の異なる(10〜70%の範囲)様々なサンプルトナーを作製し、これらを用いて画像形成装置で画像を作製し、ベタ画像の劣化度合いを評価した。評価結果を図6に示す。これによると、劣化後凝集度が大きくなるに従い、画像が劣化していく傾向にあることが確認された。
次に、トナーAを、本発明の画像形成装置における、イエロー、マゼンタ、シアンのステーション(転写ニップ通過回数は順に3回、2回、1回となる)にそれぞれ搭載し、3000枚通紙を行い、各ステーションで作像されたベタ画像の劣化度合いを評価した。
同様に、トナーC、及びトナーDを、本発明の画像形成装置における、イエロー、マゼンタ、シアンのステーションにそれぞれ搭載し、3000枚通紙を行い、画像の劣化度合いを評価した。評価結果を図7に示す。
図7に示すように、転写ニップを通過する回数が多いほどベタ画像が劣化することが確かめられた。
また、トナー同士を比較すると、劣化後凝集度の大きいトナーほど転写ニップ通過での画像劣化が大きく、トナーC、Dではイエローステーション(ニップ通過回数3回)で形成した画像において、許容範囲を下回る結果となった。一方、劣化後加速凝集度の小さいトナーAは、いずれにおいても実用上良好な画像評価が得られた。
上述した結果から、転写ニップを通過する回数が多いトナー、すなわち先に作像されるカラーのトナーほど、劣化後凝集度の小さいものを選定し、作像順に従い、劣化後凝集度が大きくなるように選定することが実用上良好な画像を形成するために好適な手段であることが解った。
また、上記とは逆に、転写ニップを通過する回数が多いトナー、すなわち、先に作像されるトナーほど劣化後凝集度を大きい値とし、作像順に従い劣化後凝集度が小さくなるように選定し、上記と同様に3000枚の通紙を行い、画像評価を行った。
下記表2に、作像順と劣化後凝集度の組み合わせを示す。
Figure 2009098495
作像順に劣化後凝集度が大きくなるように選定した例と、作像順に劣化凝集度が小さくなるように選定した例における、画像評価結果を図8に示す。
図8から明らかなように、先に作像されるトナーほど劣化後凝集度が小さいものを配置した場合、すなわち作像順に劣化後凝集度を大きく(値が高く)なるようにした場合には、3000枚の通紙を行った後においても、作製画像は劣化せず、各色共にバランスの取れた良好な画像を維持できることがわかった。
一方、作像順に従い劣化後凝集度が小さく(値が低く)なるようにした場合には、作像順の遅いマゼンタ(ニップ通過回数1回)の画像は極めて良好であったが、作像順の早いイエロー(ニップ通過回数3回)では、画像にザラツキ感が生じてしまい、同一画像内における色ごとの劣化度合いが不均一となり、全体としてバランスの非常に悪い画像となってしまった。
上述したことから、作像順に合わせて、劣化後凝集度の異なるトナーを用いること、すなわち、先に作像される色のトナーほど劣化後凝集度を小さいものを選定することにより、同一画像内での色ごとの画像品質のバランスが高められることが解った。
次に、表1に示したトナーA、C、Dについて、作像順に初期凝集度を大きくなるようにした場合と、小さくなるようにした場合とで、3000枚の通紙を行い、画像評価を行った。
表3に、トナーの作像順と初期凝集度との組み合わせを示す。
Figure 2009098495
図9に、上記表3に示した各例においてカラー画像を作製した場合の、画像評価結果を示す。
図9に示すように、初期凝集度を作像順に大きく(値が高く)なるようにした場合も、作像順に小さく(値が低く)なるようにした場合も、二回目の作像を行うカラー画像の評価が実用上の許容レベルを下回っていることが解る。
これは、表1中のトナーDが、いずれも二回目の作像用ステーションに搭載されており、このトナーは劣化後凝集度が69.4と最も悪いためにかかる色の画像状態が悪化したためである。
上述したように、初期凝集度の値の大きさのみで判断してトナーのステーション搭載配置を決定してしまうと、劣化後凝集度の悪いトナーを作像順の早いステーションに配置してしまうおそれがあるため、結果として画像の長期的な安定性が損なわれ、全体画像の品質バランスを悪化させるおそれがある。
上述したように、各色感光体上のトナー像を中間転写体に一次転写し、この中間転写体上に色重ねされたトナー像すなわちカラー画像を形成して、このカラー画像を記録媒体に二次転写する構成の画像形成する装置において、画像形成装置の長期使用後の画像品質を許容範囲に維持するためには、作像順の早いカラーに適用するトナーほど、トナーの劣化後凝集度の小さいものを選定することが、経時的に安定して良好な画像を形成するためには好適であることが解った。
本発明の画像形成装置の概略構成図を示す。 本発明の画像形成装置の要部である作像部の概略構成図を示す。 トナーの形状係数(SF−1)の説明図を示す。 トナーの形状係数(SF−2)の説明図を示す。 通紙枚数と画像評価ランクのトナーA〜Dの比較を示す。 トナーの劣化後凝集度と形成画像評価との関係を示す。 転写ニップ通過回数と作製画像の評価の各種トナーの比較結果を示す。 作像順と劣化後凝集度の組み合わせによる画像劣化の比較結果を示す。 作像順と初期凝集度の組み合わせによる画像劣化の比較結果を示す。
符号の説明
1K、1Y、1M、1C 感光体ドラム(像担持体)
4K、4Y、4M、4C 現像ユニット(現像手段)
14 第一支持ローラ
15 第二支持ローラ
16 バックアップローラ
20 画像形成ユニット
21 露光装置
22 クリーニングブレード
23 二次転写ローラ
25 定着装置
28 転写紙反転装置
32 コンタクトガラス
36 読取センサ
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ
48 給紙路
49 レジストローラ
51 手差しトレイ
52 分離ローラ
53 手差し給紙路
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排紙トレイ
62K、62Y、62M、62C 一次転写ローラ
100 プリンタ部
110 中間転写体
200 給紙部
300 スキャナ部
400 原稿搬送部

Claims (10)

  1. 像担持体と、当該像担持体に形成された静電潜像に複数色のトナーを供給してトナー像を形成する複数の現像手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段とを有する画像形成装置であって、
    前記複数色のトナーのうち、少なくともいずれかの色のトナーは、劣化後凝集度が、40以下であることを特徴とする画像形成装置。
    但し、前記「劣化後凝集度」とは、トナー10gとキャリア20gとを50mlのスクリューバイアル中に入れ、ロッキングミルを用いて振動数400rpmにて60分間振とうさせた後、前記トナーと前記キャリアとを20μmの目開きの篩いを用いて分離した後の凝集度であるものとする。
  2. 前記複数色のトナーとしては、少なくともイエロー、シアン、マゼンタのトナーが適用されており、少なくともイエロートナー以外のトナーの劣化後凝集度が40以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数色のトナーのうち作像順の早い色のトナーほど、劣化後凝集度が小さいものを適用していることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体に圧接した中間転写体と、
    色ごとに前記像担持体上に形成された複数のトナー像をそれぞれ順次、前記中間転写体に転写する一次転写手段と、
    前記中間転写体上に形成された重畳トナー像を、前記記録媒体上に二次転写する二次転写手段とを有し、
    前記像担持体の表面摩擦係数が、前記中間転写体の表面摩擦係数よりも低いものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体上に形成された複数のトナー像を前記中間転写体に転写する際の一次転写手段における圧力は、前記複数の色のうち作像順が進むに従い小となるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記トナーの平均円形度が0.93〜0.99であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記トナーは、体積平均粒径が3〜8μmであり、体積平均粒径(Dv)と個数平均粒径(Dn)との比(Dv/Dn)が1.00〜1.40であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナーは、形状係数(SF−1)が100〜180であり、形状係数(SF−2)が100〜180であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記トナーは、重合法によって作製されたものであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記トナーは、粉砕法によって作製されたものであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013190483A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
JP2014095801A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成方法

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